JP6570366B2 - 電力消費の妥当性監視による乾燥のセンサレス機能監視 - Google Patents

電力消費の妥当性監視による乾燥のセンサレス機能監視 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット(inkjet)印刷システムにおいて乾燥を監視するための装置と、当該装置に対応する方法とに関する。
インクジェット印刷システムは、記録媒体(たとえば紙等)に印刷するために用いることができる。この印刷に際しては、記録媒体上にインク滴を噴射、発射または遠心力噴射して所望の印刷画像を当該記録媒体上に生成するために、1つまたは複数のノズルを用いることができる。
インクジェット印刷システムは、印刷画像を印刷した後に記録媒体を乾燥させて、当該記録媒体上に付着したインクを固定させるため、1つまたは複数の乾燥ユニットを含むことができる(米国特許出願公開第2013/0235138号明細書に記載)。記録媒体の乾燥が不十分である場合、印刷画像が後続の処理ステップによって潰れてしまい、および/または、乾燥が不十分なインクによってインクジェット印刷システムの構成要素が汚染してしまう原因となることがある。
米国特許出願公開第2013/0235138号明細書
本願の開示内容は、インクジェット印刷システムの乾燥ユニットの状態、ないしは、乾燥ユニットの出力側における記録媒体の状態を効率的に監視することを課題とする。その際にはとりわけ、記録媒体の乾燥が十分に行われたか否かを効率的に検出しなければならない。
前記課題は、独立請求項によって解決される。有利な実施形態は、特に従属請求項に記載されている。
インクジェット印刷システムの一例のブロック図である。 乾燥ユニットの構成要素例を示す図である。 乾燥ユニットの電力消費の時間的推移の一例を示す図である。 記録媒体の状態を検出する方法の一例を示すフローチャートである。
本発明は、インクジェット印刷システムにおける(特に、インクジェット印刷システムの乾燥ユニットにおける)記録媒体の状態を検出する方法を対象とする。当該方法は、記録媒体が乾燥のために近傍を通過するサドル型ヒータの電力消費を表す指標を求めるステップを含む。このサドル型ヒータの電力消費は当該サドル型ヒータの目標温度に依存する。本方法はさらに、当該電力消費を表す指標に基づいて記録媒体の状態を判定するステップも含む。
本発明はさらに、ソフトウェア(SW)プログラムも対象とする。このSWプログラムは、プロセッサを実行させて、本願発明の方法を実行するために構成することができる。
本発明はさらに、記憶媒体も対象とする。当該記憶媒体は、プロセッサ上で実行される、本願発明の方法を実行するために構成されたSWプログラムを含むことができる。
本発明はまた、インクジェット印刷システムの乾燥ユニットを制御するための制御ユニットも対象としており、当該乾燥ユニットは、目標温度まで加熱することが可能な表面を有するサドル型ヒータを有する。乾燥のために記録媒体が前記サドル型ヒータの表面近傍を通過する間に、前記制御ユニットは当該サドル型ヒータの電力消費を表す指標を求めるように構成することができる。このサドル型ヒータの電力消費は、当該サドル型ヒータの前記目標温度に依存する。前記制御ユニットはさらに、前記電力消費を表す指標に基づいて前記記録媒体の状態を判定するように構成することもできる。
本発明はさらに、乾燥ユニットを備えたインクジェット印刷システムも対象としており、当該インクジェット印刷システムは、本願発明の制御ユニットを包含する。
以下、概略的な図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
冒頭にて述べたように、本願発明は、インクジェット印刷システムの乾燥ユニットの効率的な監視の実現を課題としている。その際には特に、乾燥ユニットにおいて乾燥される記録媒体の乾燥状態を検出しなければならない。
図1は、インクジェット印刷システム100の一例のブロック図である。図1に示した印刷システム100は連続印刷用に、つまり、巻取形の記録媒体120上に印刷するために構成されている(「連続給紙型」(continuous feed)とも称される)。記録媒体120は典型的にはローラ(繰出しローラ)によって繰り出されて、印刷システム100の印刷ユニットへ供給される。この印刷ユニットによって印刷画像が記録媒体120上に印刷され、印刷された記録媒体120は、当該印刷画像の固定/乾燥後に再び、別のローラ(巻取りローラ)に巻き取られるか、または枚葉紙に切断される。図1では、記録媒体120の移動方向を矢印によって示している。記録媒体120は、紙、ボール紙、段ボール紙、金属、プラスチック、および/または、印刷可能である他の適した材料から成ることができる。
図中の実施例では、印刷システム100の印刷ユニットは4つの印刷ヘッド配列体102(「プリントバー」とも称する)を含む。これらの異なる印刷ヘッド配列体は、複数の異なる色のインクで印刷するために(たとえば黒、シアン、マゼンタおよび/または黄色)用いることができる。印刷ユニットは、更に他の色で印刷するために更に他の印刷ヘッド配列体102を含むこともできる。
1つの印刷ヘッド配列体102は、1つまたは複数の印刷ヘッド103を含む。図中の実施例では、各1つの印刷ヘッド配列体102に含まれる印刷ヘッド103は5つである。各印刷ヘッド配列体102における各印刷ヘッド103の取付位置/向きは、当該印刷ヘッド103のタイプに依存することができる。各印刷ヘッド103はそれぞれ1つまたは複数のノズルを有し、各ノズルはそれぞれ、記録媒体120上にインク滴を発射または噴射するように構成されている。たとえば1つの印刷ヘッド103は、有効に使用されるノズルを2558個含むことができ、これらのノズルは、記録媒体120の移動方向に対して横方向に1列または複数列(たとえば16列)に配置される。各列のノズルは、相互にずらして配置することができる。各1つの印刷ヘッド103のノズルによって印刷される、記録媒体120上の前記移動方向に対して横方向の行(走査線)は、それぞれ1行とすることができる。(横方向にずれた)ノズルを複数列用いることにより、解像度を向上させることができる。図1に示された印刷ヘッド配列体102全体では、記録媒体120上に1つの横方向走査線に噴射されるインク滴数は、12790個とすることができる。このようにして、各印刷ヘッド配列体100が特定の時点において、1つの横方向走査線の特定の色を記録媒体120上に印刷するように構成することができる。
印刷システム100はさらに、制御ユニット101(たとえばドライバハードウェアおよび/またはいわゆる「バードライブボード」)も有する。この制御ユニット101は、印刷データに依存して印刷画像を記録媒体120上に印刷するために各印刷ヘッド103の各ノズルを駆動制御するように構成されているか、ないしは適したものである。
印刷システム100はさらに乾燥ユニット130も有している。この乾燥ユニット130は、1つまたは複数の印刷ヘッド配列体102によるインクの付着後に、記録媒体120を乾燥して、当該記録媒体120上に印刷した印刷画像を固定するように構成されている。乾燥ユニット130は前記制御ユニット101と通信することができ、場合によっては、当該乾燥ユニット130を制御ユニット101によって制御することも可能である。たとえば、付着したインク量に応じて乾燥を行うことができる。
図2は、乾燥ユニット130の構成要素例を示す図である。記録媒体120は、多数のガイドローラ201を用いて乾燥ユニット130内部を移動方向230(記録媒体120上の矢印によって示されている)に案内される。とりわけ、記録媒体120はサドル型ヒータ202近傍を通過する。このサドル型ヒータ202は、記録媒体120を加熱するように構成されている。このサドル型ヒータ202により蒸発した水分は、排気ファン212を用いて空気流214(棒状の矢印によって示されている)によって記録媒体120から離れていく方向に輸送される。この排気ファン212によって、空気が空気流路211を通ってサドル型ヒータ202近傍を通過する。この空気流路211は、乾燥ユニット130の周辺から当該空気流路211内へフレッシュエアを吸入できるようにするための1つまたは複数の開口部213を有する。
さらに、加熱された記録媒体120を冷却モジュール215の近傍において通過させることもできる。この冷却モジュール215は、記録媒体120を冷却してたとえば周辺温度に戻すように構成されている。このようにして、後続の処理工程(たとえば、記録媒体120の裏面に印刷するための後続の印刷ユニット)のために、記録媒体120を規定の状態になることを保証することができる。
サドル型ヒータ202は平坦な表面を有することができる。この場合、サドル型ヒータ表面には、溝203が設けられているのが典型的であり、この溝203には、サドル裏面から貫通孔を介して負圧が供給される。この加えられた負圧によって記録媒体120とサドル型ヒータ202との接触が確実に行われ、記録媒体120は負圧に依存して、多かれ少なかれサドル型ヒータ202に強く引きつけられる。負圧が無いと、記録媒体120と空気流路211との間に流れる比較的大きな排気流214により、紙をサドル型ヒータ202から浮かせて離すことができる。図2には、浮上した記録媒体の経路220の一例を示している(破線)。
記録媒体120の浮上は、記録媒体120の乾燥を中断するのに利用することができる。これによってたとえば、記録媒体120が静止した場合、または記録媒体120の移動速度が減速した場合、記録媒体120の過剰乾燥を防止することができる。こうするためには、必要に応じて、サドル型ヒータ202の平坦な表面から記録媒体120を離すため、サドル型ヒータ202に加わる負圧を遮断することができる。典型的には、表面が湾曲(凸面)しているサドル型ヒータ202の場合、記録媒体120を上述のように浮上させることができない。というのもこの場合には、記録媒体120は既に、移動方向230における当該記録媒体120の張力と、上記湾曲形状に起因する巻き付きとによって、サドル型ヒータ202の表面上に保持されてしまうからである。
記録媒体120を規定通りに浮上させることは、過剰乾燥を回避するという観点で有利であるが、意図しない浮上が生じると、記録媒体120の所望の乾燥を実現する観点で欠点となることがある。また、記録媒体120が乾燥しなかったり、ないしは記録媒体120の乾燥が不十分であると、印刷システム100の汚染の原因および/または印刷画像が損なわれる原因となる。
記録媒体120の意図しない浮上が生じる原因はたとえば、サドル型ヒータ202の表面(とりわけ溝203内)の負圧が気づかないうちに低下することである。使用される記録媒体120の種類および/または品質(たとえば紙)によっては、負圧溝203が紙の粉塵および/またはインクの削りかすにより汚染することがある。溝203が過度に汚染していると、記録媒体120とサドル型ヒータ202の表面との間に負圧が形成されなくなってしまう。この場合に空気流214が与えられると、紙がサドル型ヒータ202の表面から浮上して離れてしまう。よって、このことはとりわけ、空気流路211内に空気流214が(典型的には、体積が比較的大きい空気流214が)加わることによって、サドル型ヒータ202の表面における負圧と拮抗する負圧が生成されるという事例である。サドル型ヒータ202の表面における負圧が気づかないうちに低下することにより、空気流214によって生じる負圧が、サドル型ヒータ202の表面における低下した負圧を上回り、これにより、空気流214に起因する負圧が、記録媒体120をサドル型ヒータ202の表面から浮上させてしまう。
記録媒体120のこのような浮上は、専用の接触監視部(たとえばビデオ監視部)によって検出することができるが、このような専用の接触監視部は、コスト増大に繋がる。これに代えて択一的に、またはこれと併用して、乾燥ユニット130の排出部/出力部に設置された非接触式のウェブ温度センサを用いて、当該乾燥ユニット130の乾燥機能を行うことができる。しかし、これもコスト増大に繋がるものであり、かつ、センサ系の洗浄にかかる保守コストにも繋がる。
本願では、記録媒体120の浮上状態および/または乾燥状態を検出するための高コストパフォーマンスの方法を開示する。本願の方法では、コスト増大や保守コストに繋がる他のハードウェア構成要素は不要である。
記録媒体120の所望の乾燥を実現するためには、乾燥ユニット130の1つまたは複数のサドル型ヒータ202の温度を閉ループ制御するのが典型的である。こうするためには、1つまたは複数の温度センサ204(「熱電素子」とも称される)を用いて前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202の温度を測定し、当該1つまたは複数のサドル型ヒータ202における温度を、予め定められた目標温度に制御するように、当該1つまたは複数のサドル型ヒータ202への電力出力を電流供給モジュール205によって適合調整する。所定の期間内で前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202によって消費される電気エネルギーは、記録媒体120へ放出された熱エネルギーと相関関係にある。
前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202へのエネルギー供給は、当該1つまたは複数のサドル型ヒータ202内に配置された加熱カートリッジを介して行われるのが典型的である。温度の前記閉ループ制御はたとえば、前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202の熱損失を相殺するように、記録媒体120の移動速度および/または使用される記録媒体120および/またはインク付着量に依存して、規則的な間隔で加熱カートリッジをスイッチオンないしは作動させるように行うことができる。
上述のような閉ループ制御の一例を、図3aに示す。図3aは、温度センサ204において測定された温度推移320を、時間t軸上に示している。図3aにはさらに、目標温度321と、上限温度閾値323と、下限温度閾値322とを示している。図3aにはさらに、対応する電力推移310を時間t軸上に示している。この電力推移310は、「電力消費無し」レベルないしは「オフ」レベルと、「フル電力消費」レベルないしは「オン」レベルとの間で変動している。時点tにおける上昇エッジ302では、サドル型ヒータ202を加熱するために加熱カートリッジがスイッチオンないしは作動される。このことは、測定された温度が下限温度閾値322に達するかまたは下回る場合に行われる。時点t(電力推移310の下降エッジ)303において、加熱カートリッジがスイッチオフないしは作動停止されて、電力消費が遮断される。このことは、測定された温度が上限温度閾値323に達するかまたは上回る場合に行われる。
この電力推移310は、1つまたは複数のサドル型ヒータ202へ出力された電力の時間的推移を表している。前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202により消費される電力は、当該1つまたは複数のサドル型ヒータ202から(とりわけ記録媒体120へ)放出される熱出力に相当する。つまり具体的には、所定の期間で前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202により消費された電気エネルギーは、当該所定の期間で当該1つまたは複数のサドル型ヒータ202から放出された熱エネルギーに相当する(場合によってはタイムラグを伴う)。
前記記録媒体120が前記1つまたは複数のサドル型ヒータ202から浮上すると、典型的には、当該1つまたは複数のサドル202から取り出される熱出力が低減する。これに応じて、サドル型ヒータ202を目標温度321に維持するためにサドル型ヒータ202の加熱カートリッジへ供給すべき電力も低下する。このことの一例を、図3bに示している。同図から、記録媒体120の浮上時には、電力推移310が「オン」レベルをとる頻度/期間は、記録媒体120が1つまたは複数のサドル型ヒータ202の表面と接触している場合よりも格段に低減/短縮することが分かる。
1つまたは複数のサドル型ヒータ202の電力消費が減少および/または無くなると、ないしは、電力推移310のスイッチングサイクル数ないしはオン/オフサイクル数が変化すると、このことは、記録媒体120が1つまたは複数のサドル型ヒータ202の表面から浮上したことを示す指標であると判断することができる。たとえば、印刷モード中に、サドル型ヒータ202の表面を加熱するために、1つのサドル型ヒータ202が特定の期間にわたって(たとえば数秒にわたって)スイッチオンされない場合、このことは、記録媒体120がサドル型ヒータ202に接触しなくなったことを示す高信頼性のサインとなる。
図4は、インクジェット印刷システム100において、特にインクジェット印刷システム100の乾燥ユニット130において、記録媒体120の状態を検出する方法400の一例を示すフローチャートである。当該方法400は、記録媒体120が乾燥のために近傍を通過するサドル型ヒータ202の電力消費を表す指標を求めるステップ401を含む。この電力消費を表す指標は、特に、予め定められた期間においてサドル型ヒータ202が消費した電気エネルギーを表す指標を含むことができる。具体的には、前記電力消費を表す指標は、サドル型ヒータ202によって消費した電気エネルギー量に依存することができる。とりわけ、前記指標は、サドル型ヒータ202が消費した電力の時間的推移310に依存することができる。
このサドル型ヒータ202の電力消費は、サドル型ヒータ202の目標温度321に依存する。とりわけ、サドル型ヒータ202の温度Tを目標温度321に閉ループ制御することができる。時間tにおけるサドル型ヒータ202の温度がほぼ目標温度321になるように、サドル型ヒータ202(とりわけ、サドル型ヒータ202内に設けられた加熱カートリッジ)へ電力ないしは電気エネルギーを供給するのが典型的である。
したがって典型的には、前記電力消費を表す指標は目標温度に依存することとなる。特に、目標温度が上昇すると、前記電力消費を表す指標は上昇することができる。また、目標温度が下降すると、前記電力消費を表す指標は下降することもできる。
一例では、目標温度321の制御は、サドル型ヒータ202の温度が、前記目標温度321より低い下限温度閾値322に達するかまたは下回った場合に、当該サドル型ヒータ202の電気加熱を作動させるように行うことができる。さらに、サドル型ヒータ202の温度が、前記目標温度321より高い上限温度閾値323に達するかまたは上回る場合に、当該サドル型ヒータ202の電気加熱を作動停止することも可能である。したがって、サドル型ヒータ202による電気エネルギーないしは電力の消費は、サドル型ヒータ202の加熱が作動および作動停止するパルス波形となり得る。
その際には、前記電力消費を表す指標はたとえば、サドル型ヒータ202の電気加熱の作動頻度/作動回数を含むことができる。すなわち、作動パルスの頻度/周波数を含むことができる。これに代えて択一的に、またはこれと併用して、前記電力消費を表す指標は、予め定められた期間中の作動回数/パルス数を含むことも可能である。これに代えて択一的に、またはこれと併用して、前記電力消費を表す指標は、サドル型ヒータ202の電気加熱の時間長を、すなわちパルス幅を含むことも可能である。これに代えて択一的に、またはこれと併用して、前記電力消費を表す指標は、サドル型ヒータ202が加熱時に消費する単位時間あたりの電気エネルギー量を含むかないしは考慮したものとすることができる。
本方法400はさらに、当該電力消費を表す指標に基づいて記録媒体120の状態を判定するステップ402も含む。この状態の一例として、記録媒体120がサドル型ヒータ202の表面に接触した状態がある。このことによって典型的には、サドル型ヒータ202から相当量の熱エネルギーが記録媒体120へ移動する。また、上記状態の一例として、記録媒体120がサドル型ヒータ202の表面に直に接触していない状態もある。接触が無いと、典型的には、サドル型ヒータ202から記録媒体120への熱エネルギーの移動が格段に減少することとなる。さらに、上記状態の他の一例として、記録媒体120がサドル型ヒータ202の近傍を通過した後、記録媒体120の含水率が、予め定められた含水率閾値以上となる状態もある。含水率が前記含水率閾値を下回ったときには印刷画像が十分に乾燥/固定しているように、および/または、含水率が当該含水率閾値を上回ったときには印刷画像が十分に乾燥/固定していないように、当該含水率閾値を設定することができる。
典型的には、記録媒体120が確実に加熱して乾燥するのを保証するため、記録媒体120はサドル型ヒータ202に直に接触する。しかし、サドル型ヒータ202の誤機能が生じると(たとえば、負圧溝203の詰まりが生じると)、サドル型ヒータ202の表面と記録媒体120とが直に接触しなくなるという事態が生じうる。この場合、典型的には、記録媒体120の乾燥が確実に行われることはない。既に上記で述べたように、サドル型ヒータ202による電気エネルギーの消費量は、当該サドル型ヒータ202から放出される熱エネルギー量を表す高信頼性の指標となる。したがって、電気エネルギーの消費量の減少により、記録媒体120とサドル型ヒータ202とが接触していないので、サドル型ヒータ202の近傍を通過した後の記録媒体120の含水率が過度に高くなっていることが分かる。したがって、印刷システム100の乾燥ユニット130のサドル型ヒータ202の電力消費量の推移310に基づき、記録媒体120がサドル型ヒータ202の表面に接触しているか否かを判定することができる。
本願発明の方法400により、乾燥部の排出部に設置される専用の温度センサを用いることなく、記録媒体120の状態(および、とりわけ記録媒体120の浮上)を、高信頼性かつ高コストパフォーマンスで判定することができる。
本方法400はさらに、前記電力消費を表す指標と、予め定められた電力閾値とを比較するステップを含むこともできる。たとえば、作動パルスの頻度と頻度閾値とを比較することができる。その際には、前記電力消費を表す指標が前記予め定められた電力閾値より大きいかまたは小さいかに依存して、前記記録媒体120の状態を判定することができる。たとえば、作動パルスの実際の頻度が、予め定められた頻度閾値より少ない場合、記録媒体120が浮上していると判断することができる。このようにして、記録媒体120の状態を比較処理によって高効率で判定することができる。
前記方法はさらに、記録媒体120をサドル型ヒータ202の表面に引きつけるために当該サドル型ヒータ202に負圧がかかっていることを検出するステップを含むこともできる。さらに、前記電力消費を表す指標に基づいて、記録媒体120がサドル型ヒータ202の表面に直に接触していないことを判定することもできる。このようにして、記録媒体120の意図しない浮上を判定することができる。
記録媒体120がサドル型ヒータ202の表面に直に接触していないと判定された場合、インクジェット印刷システム100の印刷プロセスを中断させることができる。このようにして、乾燥不良に起因する刷り損じ量を抑えること、および/または、乾燥が不十分なインクによりインクジェット印刷システム100の部品が汚染するのを回避することを保証することができる。
上記で述べたように、典型的には、記録媒体120が浮上すると、有意な熱移動が行われることが無くなる。このことは、印刷システム100が実際には乾燥無しで動作していることを意味する。しかし、水分量が高い被印刷記録媒体120を乾燥させなければならない理由は、印刷される記録媒体120が乾燥していない状態であると、記録媒体120は耐摩耗性を有さないかまたはほとんど有さず、印刷システム100でも後処理時でも、ローラないしはウェブ移送部材と接触したときに潰れてしまうからである。さらに、乾燥していない状態の印刷画像により、ローラやウェブ移送部材が汚染してしまうことにもなる。ローラが汚染すると、インクが当該記録媒体120のその後の区画に転写戻りする原因となり、このことによっても刷り損じが生じてしまう。乾燥部の適切な機能監視を行わないと、乾燥不足によって生成される、印刷画像ダメージにより使用できない刷り損じ(廃棄)が多くなる。そのようなダメージは、後処理時に初めて気づくのが典型的である。本願発明の電力消費の監視により、刷り損じと、インクによる印刷システム100の汚染との双方を防止することができる。
100 印刷システム
101 印刷システム100の制御ユニット
102 印刷ヘッド配列体
103 印刷ヘッド
120 記録媒体
130 乾燥ユニット
201 ガイドローラ
202 サドル型ヒータ
203 溝
204 温度センサ
205 電流供給モジュール
211 空気流路
212 ファン
213 開口部
214 空気流
215 冷却モジュール
220 浮上した記録媒体120
230 記録媒体120の移動方向
302 スイッチオン時点
303 スイッチオフ時点
310 電力推移
320 温度推移
321 目標温度
322 下限温度閾値
323 上限温度閾値
400 記録媒体の状態を検出する方法
401,402 方法の各ステップ

Claims (10)

  1. インクジェット印刷システム(100)のサドル型ヒータ(202)の表面近傍を乾燥のために通過する記録媒体(120)の、当該サドル型ヒータ(202)の表面からの浮上状態を検出する方法において、
    前記方法(400)は、
    ・前記サドル型ヒータ(202)の電力消費を表す指標を求めるステップ(401)と、
    ・前記電力消費を表す指標に基づき、前記記録媒体(120)の浮上状態を判定するステップ(402)と
    を有し、
    前記電力消費を表す指標を求めるステップ(401)は、前記サドル型ヒータ(202)により消費された電力の時間的推移(310)を求めることを含み、
    前記サドル型ヒータ(202)の電力消費は、当該サドル型ヒータ(202)の目標温度(321)に依存する
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記浮上状態には、
    ・前記記録媒体(120)が前記サドル型ヒータ(202)の表面に接触している状態、
    ・前記記録媒体(120)が前記サドル型ヒータ(202)の表面に直に接触していない場合、および/または、
    ・前記サドル型ヒータ(202)近傍の通過後の前記記録媒体(120)の含水率が所定の含水率閾値以上である状態
    のうち1つまたは複数の状態が含まれる、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記電力消費を表す指標は、前記サドル型ヒータ(202)が所定の時間内に消費した電気エネルギーを表す指標を含む、
    請求項1または2記載の方法。
  4. ・前記電力消費を表す指標は前記目標温度(321)に依存し、
    ・前記目標温度(321)が上昇すると、前記電力消費を表す指標は上昇し、
    ・前記目標温度(321)が下降すると、前記電力消費を表す指標は下降する、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 前記サドル型ヒータ(202)の温度は、前記目標温度(321)を基準として制御される、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. ・前記サドル型ヒータ(202)の温度が、前記目標温度(321)より低い下限温度閾値(322)に達するかまたは下回る場合、前記サドル型ヒータ(202)の電気加熱を作動させ、
    ・前記サドル型ヒータ(202)の温度が、前記目標温度(321)より高い上限温度閾値(323)に達するかまたは上回る場合、前記サドル型ヒータ(202)の電気加熱を作動停止する、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記電力消費を表す指標は、
    ・前記サドル型ヒータ(202)の電気加熱の作動頻度、
    ・前記サドル型ヒータ(202)の電気加熱の2つの連続する作動の間の時間間隔、
    ・前記サドル型ヒータ(202)の電気加熱の時間長、および/または、
    ・加熱時に前記サドル型ヒータ(202)が消費した単位時間あたりの電気エネルギー
    のうち1つまたは複数を含む、
    請求項6記載の方法。
  8. 前記方法はさらに、
    ・前記電力消費を表す指標と、所定の電力閾値とを比較するステップと、
    ・前記電力消費を表す指標が前記所定の電力閾値より大きいかまたは小さいかに依存して、前記記録媒体(120)の浮上状態を判定するステップ(402)と
    を含む、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記方法はさらに、
    ・前記記録媒体(120)を前記サドル型ヒータ(202)の表面に引きつけるために当該サドル型ヒータ(202)に負圧がかかっているか否かを検出するステップと、
    ・前記電力消費を表す指標に基づき、前記記録媒体(120)が前記サドル型ヒータ(202)の表面に直に接触していないか否かの判定を行うステップ(402)と、
    ・前記判定に基づき、前記インクジェット印刷システム(100)の印刷プロセスを中断させるステップと
    を有する、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. インクジェット印刷システム(100)の乾燥ユニット(130)用の制御ユニットであって、
    前記乾燥ユニット(130)は、目標温度(321)まで加熱可能な表面を有するサドル型ヒータ(202)を有し、
    前記制御ユニット(101)は、
    ・記録媒体(120)が乾燥のために前記サドル型ヒータ(202)の表面近傍を通過している間、前記サドル型ヒータ(202)の電力消費を表す指標を求め、
    ・前記電力消費を表す指標に基づき、前記サドル型ヒータ(202)の表面からの前記記録媒体(120)の浮上状態を判定する
    ように構成されており、
    前記電力消費を表す指標を求めることは、前記サドル型ヒータ(202)により消費された電力の時間的推移(310)を求めることを含み、
    前記サドル型ヒータ(202)の電力消費は、当該サドル型ヒータの目標温度(321)に依存する
    ことを特徴とする制御ユニット。
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