JP6566300B2 - 試験用燃料、燃料噴霧特性解析システム及び燃料噴霧特性解析方法 - Google Patents
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更に、本発明者らが行った実験によれば、DMNを試験用燃料として用いた場合には、LAS法による解析によって得られる燃料噴射量の精度が確保されないことがわかった。具体的には、DMNを用いた場合には、LAS法による解析によって得られる燃料噴射量、特に燃料の蒸気量が、実際の燃料噴射量よりも小さくなる場合があることがわかった。これは、噴霧されたDMNが紫外光を大きく吸収することで、このDMNを透過した紫外光の輝度が、LAS法において紫外光画像を取得するために用いるカメラ(CCDカメラ)の感度域を下回ってしまったからであると考えられる。
なお、上記したDMNを試験用燃料として用いた場合の問題点については、詳細は後述することとする。
このように構成された本発明によれば、試験用燃料が、軽油に類似した物性を有する第1の物質に対して、紫外光に対する高い吸光性(吸光度)を有する第2の物質が混合されたものとなっているので、紫外光に対する吸光性を確保しつつ、軽油の噴霧挙動の模擬性を向上させることができる。また、二波長レーザ吸収散乱法(LAS法)において使用するカメラの感度に応じた比率を、第1の物質に対する第2の物質の混合比率として適用するので、試験用燃料が適当な吸光度を有するものとなる。そのため、試験用燃料が紫外光を吸収し過ぎて、試験用燃料を透過した紫外光の輝度がカメラの感度域を下回ってしまうことを抑制することができる。よって、LAS法による燃料噴射量(特に燃料蒸気量)などの計測精度を向上させることが可能となる。
特に、本発明では、二波長レーザ吸収散乱法において噴霧された試験用燃料の撮影に実際に使用するカメラの感度に応じて、第1の物質に対する第2の物質の混合比率が調整され、それにより、二波長レーザ吸収散乱法において紫外光を試験用燃料に照射したときに、当該試験用燃料によって減衰された紫外光の輝度をカメラの感度域に収めるようになっている。これにより、試験用燃料が紫外光を吸収し過ぎて試験用燃料を透過した紫外光の輝度がカメラの感度域を下回ってしまうことを確実に抑制することができ、LAS法による燃料噴射量などの計測精度を効果的に向上させることが可能となる。
また、本発明では、沸点、密度及び動粘度の少なくとも一以上が1,3-ジメチルナフタレン(DMN)よりも軽油に近い値を有する物質を、第1の物質として用いるので、1,3-ジメチルナフタレンよりも高い軽油の噴霧挙動の模擬性を適切に実現することができる。
また、本発明では、第1の物質として、n−トリデカン、n−テトラデカン、n−ペンタデカン及びn−ヘキサデカンのいずれかを用いるので、試験用燃料による紫外光の吸光度を適切に低下させることができると共に(例えば1,3-ジメチルナフタレンのような大き過ぎる吸光度ではなくなる)、軽油の噴霧挙動の模擬性を適切に向上させることができる。更に、本発明では、第2の物質としてα-メチルナフタレンを用いるので、このα-メチルナフタレンを適当な比率で混合することにより、試験用燃料による適切な紫外光の吸光度を実現することが可能となる。
このように構成された本発明によれば、試験用燃料の蒸気相の濃度が高い場合には、蒸気相によって紫外光が吸収(減衰)される度合いが大きくなるものとして、試験用燃料による紫外光の吸光度を低下させるべく、小さな混合比率を試験用燃料に対して適切に適用することができる。
このように構成された本発明によれば、カメラの感度が低くなる場合、つまりカメラの感度域が狭くなる場合には、そのような感度域に試験用燃料を透過した紫外光の輝度が適切に収まるように、試験用燃料による紫外光の吸光度を低下させるべく、小さな混合比率を試験用燃料に対して適切に適用することができる。
このように構成された本発明によれば、軽油の噴霧挙動の模擬性を確実に向上させることができると共に、LAS法による燃料噴射量(特に燃料蒸気量)などの計測精度を効果的に向上させることができる。
このように構成された本発明によれば、軽油の噴霧挙動の模擬性が高く、且つ、適当な紫外光の吸光度を有する試験用燃料を用いることで、LAS法によって試験用燃料の蒸気相(燃料蒸気量など)を精度良く計測することができ、軽油の噴霧特性をより詳細に解明することが可能となる。
このように構成された本発明によっても、軽油の噴霧挙動の模擬性が高く、且つ、適当な紫外光の吸光度を有する試験用燃料を用いることで、LAS法によって試験用燃料の蒸気相(燃料蒸気量など)を精度良く計測することができ、軽油の噴霧特性をより詳細に解明することが可能となる。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態による燃料噴霧特性解析システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施形態による燃料噴霧特性解析システム1の概略構成図である。この燃料噴霧特性解析システム1は、二波長レーザ吸収散乱法(LAS法)を用いて、軽油を模擬した試験用燃料の噴霧を解析するためのシステムである。
なお、実際には、カメラ22aには、減衰率が大きい部分については暗い光が入射され、減衰率が小さい部分については明るい光が入射されることとなる。そのため、カメラ22aによって実際に撮影される画像は、図2(a)に示した可視光画像の白黒を反転させたような画像となる(後述する紫外光画像についても同様である)。
次に、図3及び図4を参照して、LAS法において試験用燃料として一般的に用いられているDMN(1,3-ジメチルナフタレン)の問題点について具体的に説明する。
次に、本発明の実施形態による試験用燃料について説明する。本実施形態では、軽油の噴霧特性をより詳細に解明するべく、上述したDMNよりも、軽油の噴霧挙動の模擬性を向上させることができると共に、LAS法による燃料蒸気量の計測精度を向上させることができる物質を試験用燃料として適用する。
なお、トレーサ燃料に含まれるn−トリデカンは、本発明における「第1の物質」の一例に相当し、トレーサ燃料に含まれるα-メチルナフタレンは、本発明における「第2の物質」の一例に相当する。また、トレーサ燃料の「トレーサ」の文言は、α-メチルナフタレンが十分な紫外光吸収性を以って、蒸気相濃度などを可視化するトレーサのような役割を果たすことから用いている。
・噴射条件(1)は、n−トリデカンを97.5%含み、α-メチルナフタレンを2.5%含むトレーサ燃料を、自由噴霧させるという条件である。自由噴霧とは、インジェクタ14の前方に噴霧を遮る物体が無い状況で行う噴霧を意味する(以下同様とする)。噴射条件(1)では、当該トレーサ燃料を3mg噴射させ(1つの噴孔から噴射させる)、燃料を噴射してから1.0ms経過したときの透過光減衰輝度範囲を得る。
・噴射条件(2)は、n−トリデカンを97.5%含み、α-メチルナフタレンを2.5%含むトレーサ燃料を、インジェクタ14に対向する水平面を有する壁に衝突させるように噴霧を行うという条件である。噴射条件(2)では、当該トレーサ燃料を3mg噴射させ(1つの噴孔から噴射させる)、燃料を噴射してから1.0ms経過したときの透過光減衰輝度範囲を得る。この噴射条件(2)では、インジェクタ14前方の水平面を有する壁に衝突させるように噴霧を行うことで、噴射条件(1)よりも濃度の高い蒸気相の形成を図っている。
・噴射条件(3)は、n−トリデカンを99.0%含み、α-メチルナフタレンを1.0%含むトレーサ燃料を、インジェクタ14に対して凹んだ断面U字形状を有する壁に衝突させるように噴霧を行うという条件である。噴射条件(3)では、当該トレーサ燃料を25mg噴射させ(5つの噴孔から噴射させる)、燃料を噴射してから3.3ms経過したときの透過光減衰輝度範囲を得る。この噴射条件(3)では、インジェクタ14前方の断面U字形状を有する壁に衝突させるように噴霧を行うことで、噴射条件(2)よりも更に濃度の高い蒸気相の形成を図っている。
・噴射条件(4)では、DMNのみから成る燃料を、自由噴霧させるという条件である。噴射条件(4)では、DMNを3mg噴射させ(1つの噴孔から噴射させる)、燃料を噴射してから1.0ms経過したときの透過光減衰輝度範囲を得る。
なお、下側サチュレーション領域R51を規定する境界線L21は、カメラ22bの感度が低下すると、図11の左側にシフトすることで、下側サチュレーション領域R52の範囲が広がることとなる。そのため、感度が低いカメラ22bを適用する場合には、α-メチルナフタレンの混合比率を小さくするのがよい。
なお、低S/N領域R52を規定する境界線L22は、温度や、圧力や、カメラ22bの特性や、容器12の特性などの種々の環境条件により変化するものである。
好適な例では、図11より、α-メチルナフタレンの混合比率を20%以下に設定するのがよい。
上記した実施形態では、LAS法に適用する試験用燃料として、n−トリデカン及びα-メチルナフタレンを含むトレーサ燃料を示したが、このようなトレーサ燃料を用いることに限定はされない。他の例では、n−トリデカンの代わりに、n−テトラデカン、n−ペンタデカン及びn−ヘキサデカン(セタン)のいずれかを適用し、それにα-メチルナフタレンを混合した燃料をトレーサ燃料として用いてもよい。
2 Nd:YAGレーザ
4 ダイクロイックミラー
8 ハーモニックセパレータ
12 容器
14 インジェクタ
16 ハーモニックセパレータ
22a、22b カメラ
24 PC(パーソナルコンピュータ)
R11、R21 カメラの感度域
Claims (6)
- 軽油を模擬した試験用燃料の噴霧特性を解析するための二波長レーザ吸収散乱法に使用され、
この試験用燃料は、沸点、密度及び動粘度の少なくとも一以上が1,3-ジメチルナフタレンよりも軽油に近い値を有する第1の物質と、この第1の物質よりも紫外光に対する高い吸光性を有し、且つ第1の物質に対する相溶性を有する第2の物質とが混合されたものであり、
上記二波長レーザ吸収散乱法において噴霧された上記試験用燃料の撮影に実際に使用するカメラの感度に応じて、上記第1の物質に対する上記第2の物質の混合比率が調整され、それにより、当該混合比率は、上記二波長レーザ吸収散乱法において紫外光を上記試験用燃料に照射したときに、当該試験用燃料によって減衰された紫外光の輝度を上記カメラの感度域に収めるようになっており、
第1の物質は、n−トリデカン、n−テトラデカン、n−ペンタデカン及びn−ヘキサデカンのいずれかであり、第2の物質は、α-メチルナフタレンである、
ことを特徴とする試験用燃料。 - 上記二波長レーザ吸収散乱法において容器内に噴霧された上記試験用燃料によって形成される蒸気相の濃度に応じて、上記第1の物質に対する上記第2の物質の混合比率が更に調整され、この混合比率は、上記蒸気相の濃度が高くなるほど、小さくなるよう調整されている、請求項1に記載の試験用燃料。
- 上記混合比率は、上記カメラの感度が低くなるほど、小さくなるよう調整されている、請求項1又は2に記載の試験用燃料。
- 軽油を模擬した試験用燃料の噴霧特性を解析するための二波長レーザ吸収散乱法に使用され、
この試験用燃料は、
n−トリデカンを97.5%含み、且つ、α-メチルナフタレンを2.5%含む、
ことを特徴とする試験用燃料。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の試験用燃料の噴霧特性を、二波長レーザ吸収散乱法を用いて解析するための燃料噴霧特性解析システムであって、
上記試験用燃料を所定の容器内に噴霧するインジェクタと、
上記インジェクタによって噴霧された上記試験用燃料に照射するための可視光と紫外光とを含むレーザ光を出射するレーザ発振器と、
上記インジェクタによって噴霧された上記試験用燃料に上記レーザ光を照射したときに、噴霧された上記試験用燃料を透過後のレーザ光に含まれる可視光によって形成される第1の画像と、噴霧された上記試験用燃料を透過後のレーザ光に含まれる紫外光によって形成される第2の画像と、を取得するカメラと、
上記カメラによって取得された上記第1及び第2の画像に基づき、事前に求められた上記試験用燃料の紫外光に対する吸光特性を用いて、噴霧された上記試験用燃料によって形成された蒸気相を解析する解析装置と、
を有することを特徴とする燃料噴霧特性解析システム。 - 二波長レーザ吸収散乱法を用いて試験用燃料の噴霧特性を解析するための燃料噴霧特性解析方法であって、
沸点、密度及び動粘度の少なくとも一以上が1,3-ジメチルナフタレンよりも軽油に近い値を有する物質であるn−トリデカン、n−テトラデカン、n−ペンタデカン及びn−ヘキサデカンから選択された第1の物質と、この第1の物質よりも紫外光に対する高い吸光性を有し、且つ当該第1の物質に対する相溶性を有する第2の物質としてのα-メチルナフタレンとを混合し、上記二波長レーザ吸収散乱法において噴霧された上記試験用燃料の撮影に実際に使用するカメラの感度に応じて、上記二波長レーザ吸収散乱法において紫外光を上記試験用燃料に照射したときに、当該試験用燃料によって減衰された紫外光の輝度が上記カメラの感度域に収まるように、上記第1の物質に対する上記第2の物質の混合比率を調整する工程と、
上記試験用燃料を所定の容器内に噴霧する工程と、
噴霧された上記試験用燃料に照射するための可視光と紫外光とを含むレーザ光を出射する工程と、
噴霧された上記試験用燃料に上記レーザ光を照射したときに、噴霧された上記試験用燃料を透過後のレーザ光に含まれる可視光によって形成される第1の画像と、噴霧された上記試験用燃料を透過後のレーザ光に含まれる紫外光によって形成される第2の画像と、を取得する工程と、
取得された上記第1及び第2の画像に基づき、事前に求められた上記試験用燃料の紫外光に対する吸光特性を用いて、噴霧された上記試験用燃料によって形成された蒸気相を解析する工程と、
を有することを特徴とする燃料噴霧特性解析方法。
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