JP6564712B2 - 内視鏡用撮像装置及び内視鏡 - Google Patents

内視鏡用撮像装置及び内視鏡 Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡用撮像装置及び内視鏡に関する。
内視鏡の挿入部の先端部に搭載される撮像装置として、撮像光学系にプリズムを含み、撮像光学系を通過した光を光電変換する撮像素子が挿入部の長手軸と略平行に配置される内視鏡用撮像装置が知られている(例えば、特許文献1から特許文献4参照)。
特許文献1及び特許文献2にそれぞれ記載された内視鏡用撮像装置では、プリズムは、撮像光学系のレンズを収納したレンズ保持枠及びこのレンズ保持枠を保持するプリズム保持枠の外側に配置され、プリズム保持枠の出射側の端面に接合されている。
特許文献3に記載された内視鏡用撮像装置では、撮像光学系のレンズを収納したレンズホルダ及びレンズホルダを保持する撮像ホルダが円筒状にそれぞれ形成されており、プリズムは円柱状部材を用いて形成されている。レンズホルダの出射側端部は撮像ホルダのレンズ側開口部に挿し込まれて撮像ホルダに嵌合しており、プリズムの入射側端部もまた撮像ホルダのプリズム側開口部に挿し込まれて撮像ホルダに嵌合している。
特許文献4に記載された内視鏡用撮像装置では、プリズムは、撮像光学系のレンズを収納したレンズ保持枠及びこのレンズ保持枠を保持するプリズム保持枠の外側に配置され、四角柱状の光学的ローパスフィルタを介してプリズム保持枠の出射側の端面に接合されている。
特開平08−106055号公報 国際公開2011/092901号 特開2013−99477号公報 特開平03−141921号公報
内視鏡の挿入部の細径化が求められ、挿入部の細径化の求めに応じて挿入部の先端部に搭載される撮像装置にも小型化が求められるが、撮像装置の小型化に伴い、撮像装置を構成する要素間の位置決め精度及び接合強度の確保が困難となる。
特許文献1及び特許文献2にそれぞれ記載された内視鏡用撮像装置では、撮像装置の小型化に伴い、プリズム保持枠の端面に接合されるプリズムのプリズム保持枠に対する位置決め精度の低下が懸念され、また、プリズム保持枠の端面の面積の減少に起因してプリズムのプリズム保持枠に対する接合強度の低下が懸念される。
特許文献3に記載された内視鏡用撮像装置では、レンズホルダの及びプリズムが撮像ホルダにそれぞれ嵌合することにより、プリズムの撮像ホルダに対する位置決め精度及び撮像ホルダに保持されたレンズホルダの光軸中心に対する位置決め精度の向上が望め、また、互いに嵌合するプリズムの外周面と撮像ホルダの内周面との接触により、プリズムの撮像ホルダに対する接合強度の向上も望める。
しかし、プリズムに撮像ホルダとの嵌合部を設けることに起因して、プリズムの反射面が嵌合部の厚みだけレンズホルダの光軸方向に後退し、撮像光学系のバックフォーカスが延長される。そして、特許文献4に記載された内視鏡用撮像装置のように、撮像ホルダとプリズムとの間に、光学的ローパスフィルタのようなプリズムとは光学特性が異なる光学部材を配置した場合に、バックフォーカスがさらに延長される。そして、バックフォーカスが延長されると、撮像光学系の収差が悪化する虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、プリズムのホルダに対する位置決め精度及び接合強度を高めることができ、且つ収差の悪化を抑制して撮像光学系の光学性能を高め又は撮像光学系に新たな光学機能を付加できる内視鏡用撮像装置及び内視鏡を提供することを目的としている。
本発明の一態様の内視鏡用撮像装置は、一つ以上のレンズと、上記レンズを通過した光が入射し、入射した光を入射方向とは異なる方向に出射するプリズムと、を有する撮像光学系と、上記プリズムから出射された光を光電変換する撮像素子と、上記撮像光学系を保持するホルダと、上記ホルダに前記プリズムを固定する固定部材と、を備え、上記プリズムは、入射面を底面として上記入射面に対して垂直に延びる柱体部分を有し、上記柱体部分の一部であって上記入射面を含む入射側端部の屈折率は、入射側端部を除いた上記プリズムの残余部分の屈折率より大きく、上記ホルダは、上記入射側端部及び上記残余部分をいずれも含む上記柱体部分の少なくとも一部が挿嵌される筒状に形成された嵌合部を有し、上記プリズムの入射面の輪郭は、同一円における一つ以上の弧及び一つ以上の弦を含み、上記ホルダの上記嵌合部の内周面は、上記レンズの光軸と同軸の円筒面に形成されており、上記固定部材は、上記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に上記嵌合部に支持され、上記嵌合部の内周面の中心軸と平行な平面であって上記プリズムの上記入射面の輪郭に含まれる上記弦を一辺とした上記柱体部分の側面に当接する当接面を有する
また、本発明の一態様の内視鏡用撮像装置は、一つ以上のレンズと、上記レンズを通過した光が入射し、入射した光を入射方向とは異なる方向に出射するプリズムと、を有する撮像光学系と、上記プリズムから出射された光を光電変換する撮像素子と、上記撮像光学系を保持するホルダと、上記ホルダに前記プリズムを固定する固定部材と、を備え、上記プリズムは、入射面を底面として上記入射面に対して垂直に延びる柱体部分を有し、上記柱体部分の一部であって上記入射面を含む入射側端部の分光透過率は、入射側端部を除いた上記プリズムの残余部分の分光透過率と異なり、上記プリズムに入射する光の一部の波長域に対する上記入射側端部の透過率は上記残余部分の透過率に比べて小さく、上記ホルダは、上記入射側端部及び上記残余部分をいずれも含む上記柱体部分の少なくとも一部が挿嵌される筒状に形成された嵌合部を有し、上記プリズムの入射面の輪郭は、同一円における一つ以上の弧及び一つ以上の弦を含み、上記ホルダの上記嵌合部の内周面は、上記レンズの光軸と同軸の円筒面に形成されており、上記固定部材は、上記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に上記嵌合部に支持され、上記嵌合部の内周面の中心軸と平行な平面であって上記プリズムの上記入射面の輪郭に含まれる上記弦を一辺とした上記柱体部分の側面に当接する当接面を有する。
また、本発明の一態様の内視鏡は、上記内視鏡用撮像装置を挿入部の先端部に備える。
本発明によれば、プリズムのホルダに対する位置決め精度及び接合強度を高めることができ、且つ収差の悪化を抑制して撮像光学系の光学性能を高め又は撮像光学系に新たな光学機能を付加できる内視鏡用撮像装置及び内視鏡を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、内視鏡システムの一例の構成図である。 図1の内視鏡の挿入部の先端部に搭載される内視鏡用撮像装置の斜視図である。 図2の内視鏡用撮像装置の断面図である。 図2の内視鏡用撮像装置のプリズムの斜視図である。 図4のプリズムの正面図である。 図4のプリズムの側面図である。 図2の内視鏡用撮像装置のホルダの斜視図である。 図7のホルダの縦断面図である。 図7のホルダの横断面図である。 図2の内視鏡用撮像装置の固定部材の機能を示す模式図である。 図4のプリズムの変形例の斜視図である。 図11のプリズムの側面図である。 図4のプリズムの機能を示す模式図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡システムの一例を示す。
内視鏡システム1は、内視鏡2と、光源ユニット3と、プロセッサユニット4とを備える。内視鏡2は、被検体内に挿入される挿入部6と、挿入部6に連なる操作部7と、操作部7から延びるユニバーサルコード8とを有し、挿入部6は、先端部10と、先端部10に連なる湾曲部11と、湾曲部11と操作部7とを繋ぐ軟性部12とで構成されている。
先端部10には、観察部位を照明するための照明光を出射する照明光学系と、撮像光学系及び撮像素子を含む撮像装置が設けられている。湾曲部11は挿入部6の長手軸と直交する方向に湾曲可能に構成されており、湾曲部11の湾曲動作は操作部7にて操作される。また、軟性部12は、挿入部6の挿入経路の形状に倣って変形可能な程に比較的柔軟に構成されている。
操作部7には、先端部10に搭載される撮像装置の撮像動作を操作するボタン、及び湾曲部11の湾曲動作を操作する回転ノブが設けられている。また、操作部7には、電気メスなどの処置具が挿入される処置具挿入口13も設けられており、挿入部6の内部には、処置具が挿通される処置具チャンネル14が処置具挿入口13から先端部10に亘って設けられている。
挿入部6及び操作部7並びにユニバーサルコード8の内部にはライトガイド及び電線群が設けられ、ユニバーサルコード8の末端にはコネクタ9が設けられている。内視鏡2は、コネクタ9を介して、光源ユニット3及びプロセッサユニット4と接続される。
光源ユニット3によって生成される照明光は、上記ライトガイドを介して先端部10の照明光学系に導光され、照明光学系から出射される。また、先端部10の撮像装置の電力及び撮像装置から出力される映像信号は、上記電線群を介してプロセッサユニット4と撮像装置との間で伝送される。プロセッサユニット4は、入力された映像信号を処理して観察部位の映像データを生成し、生成した映像データをモニタ5に表示させ、また記録する。
図2及び図3は、挿入部6の先端部10に搭載された撮像装置の構成を示す。
先端部10に搭載された撮像装置20は、撮像光学系21と、撮像素子22と、ホルダ23と、固定部材24とを備える。
撮像光学系21は、一つ以上のレンズ30と、プリズム31とを有する。
レンズ30それぞれの光軸は互いに揃えられ、撮像装置20が挿入部6の先端部10に搭載された状態において、レンズ30の光軸は挿入部6の長手軸と平行に配置される。
プリズム31は、レンズ30を通過した光が入射する入射面40と、入射面40に入射した光を入射面40への入射方向とは異なる方向に反射する反射面41と、反射面41によって反射された光を出射する出射面42とを有する。
入射面40はレンズ30の光軸と垂直に配置され、反射面41は光軸に対して傾斜して配置されており、図示の例では45°の角度で傾斜して配置されている。レンズ30の光軸に沿って入射面40に入射した光は、光軸と直交する方向に反射面41によって反射される。出射面42は、レンズ30の光軸に沿って入射面40に入射し且つ反射面41によって反射された光の進行方向に対して垂直に配置されており、図示の例ではレンズ30の光軸と平行に配置されている。
なお、反射面41は、レンズ30の光軸に対して傾斜していればよく、反射面41の光軸に対する傾斜角度は45°に限られない。出射面42もまた、反射面41の光軸に対する傾斜角度に応じて適宜設定でき、光軸と平行なものに限定されない。
撮像素子22は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementaly Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。撮像素子22の受像面は接着剤を介してプリズム31の出射面42に接合されており、出射面42と同じくレンズ30の光軸と平行に配置されている。撮像素子22は、プリズム31の出射面42から出射された光を光電変換して映像信号を生成する。
ホルダ23は、撮像光学系21のレンズ30を保持する鏡筒50と、鏡筒50及びプリズム31を保持する保持枠51とを有する。
鏡筒50は筒状の部材であり、レンズ30は、レンズ30それぞれの光軸が互いに揃えられた状態で、鏡筒50の内部に収納されている。鏡筒50の出射側端部52は、レンズ30の光軸と同軸の円筒状に形成されている。
保持枠51は、鏡筒50を保持する鏡筒保持部53と、プリズム31を保持するプリズム保持部54とを有する。
鏡筒保持部53は、内周面が円筒面である筒状に形成されており、鏡筒50の出射側端部52が挿嵌される。出射側端部52が鏡筒保持部53に挿嵌された鏡筒50は、レンズ30の光軸に沿って移動可能に保持枠51に保持される。
プリズム保持部54は、鏡筒保持部53の軸方向に鏡筒保持部53と隣り合って設けられており、プリズム31は、入射面40を鏡筒保持部53側に向けてプリズム保持部54に保持されている。
鏡筒50がレンズ30の光軸に沿って移動されることにより、プリズム保持部54に保持されたプリズム31及びプリズム31の出射面42に接合された撮像素子22に対するレンズ30の位置が調整される。鏡筒50は、レンズ30の位置決めがなされた後に、例えば接着剤などによって保持枠51に固定される。
なお、本例では、レンズ30を保持する鏡筒50と、鏡筒50及びプリズム31を保持する保持枠51との二つの部材によってホルダ23が構成されているが、鏡筒50及び保持枠51を一体に形成してなる一つの部材によってホルダ23を構成することもできる。
固定部材24は、保持枠51のプリズム保持部54に設けられており、プリズム保持部54に保持されたプリズム31を保持枠51に固定している。
図4から図6は、プリズム31の構成を示す。
プリズム31の入射面40の輪郭は、同一円における二つの弧40a及び弧40bと、弧40a及び弧40bそれぞれの端点を接続する互いに平行な二つの弦40c及び弦40dとで構成されている。
そして、プリズム31は、入射面40を底面として入射面40に対して垂直に延びる柱体において入射面40側の端部とは反対側の端部が柱体の軸と斜交する平面に沿って除去された形状に形成されており、この傾斜面に例えばアルミニウムなどからなる反射膜が成膜され、この傾斜面が反射面41とされている。
プリズム31の入射面40側の端部は、入射面40を底面として入射面40に対して垂直に延びる柱体部分43となっており、柱体部分43の側面は、入射面40の輪郭に含まれる弧40a及び弧40bそれぞれを一辺とした二つの曲面と、一方の弦40cを一辺とした平面44と、他方の弦40dを一辺とした平面とで形成されている。弦40dを一辺とした平面は軸方向に柱体部分43を越えて延びており、プリズム31の一つの側面を形成している。
図示の例では、反射面41が弦40c及び弦40dと平行となっており、弦40dを一辺とした平面は反射面41と向かい合っており、弦40dを一辺とした平面が出射面42とされている。弦40cと弦40dとが互いに平行であることから、弦40cを一辺とした平面44と弦40dを一辺とした平面である出射面42もまた互いに平行である。
プリズム31は、柱体部分43の一部であって入射面40を含む入射側端部と、入射側端部を除いた残余部分との間で互いに光学特性が異なっており、本例では、入射側端部と残余部分との間で互いに屈折率が異なり、入射側端部の屈折率が残余部分の屈折率よりも大きくなっている。
このようなプリズム31は、例えば図示の例のように、入射側端部を第1プリズム部材32によって形成し、残余部分を第1プリズム部材32とは異なる光学材料からなる第2プリズム部材33によって形成し、第1プリズム部材32と第2プリズム部材33とを一体化して作製することができる。
第1プリズム部材32及び第2プリズム部材33がいずれもガラス材料からなる場合に、入射側端部を形成する第1プリズム部材32の屈折率を相対的に高くするには、第1プリズム部材32を形成するガラス材料に鉛、バリウム、ランタン、等の添加剤を添加し、又は第2プリズム部材33を形成するガラス材料にフッ素、チタン、等の添加剤を添加すればよい。
そして、プリズム31は、第1プリズム部材32の素材としての円柱状のプリズム素材と、第2プリズム部材33の素材としての円柱状のプリズム素材とを用意し、二つのプリズム素材を例えば接着又は溶着によって一体化し、一体化された二つのプリズム素材に平面研磨又はレーザーカットを施して各平面(反射面41、出射面42、平面44)を形成して作製することができる。
図7から図9は、保持枠51の構成を示す。
上記のとおり、鏡筒50の出射側端部52はレンズ30の光軸と同軸の円筒状に形成されており、鏡筒50を保持する保持枠51の鏡筒保持部53は、内周面が円筒面である筒状に形成されており、鏡筒50の出射側端部52が挿嵌される。
保持枠51のプリズム保持部54は、プリズム31の上記入射側端部を形成している第1プリズム部材32及び上記残余部分を形成している第2プリズム部材33をいずれも含む柱体部分43の少なくとも一部が挿嵌される嵌合部55を有する。嵌合部55は、内周面が鏡筒保持部53と同軸の円筒面である筒状に形成されている。
プリズム31の柱体部分43が嵌合部55に挿嵌された状態で、柱体部分43の側面をそれぞれ形成している弧40aを一辺とした曲面45及び弧40bを一辺とした曲面46が嵌合部55の内周面にそれぞれ整合している。これにより、プリズム31は、出射側端部52が鏡筒保持部53に挿嵌された鏡筒50のレンズ30の光軸に対して、光軸まわりの回転を除いて位置決めされる。そして、プリズム31の光軸まわりの回転は、プリズム保持部54に設けられた固定部材24によって阻止される。
固定部材24は、嵌合部55の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に嵌合部55に支持されている。図示の例では、固定部材24はボルトであり、嵌合部55には固定部材24が挿通されるねじ孔60が設けられており、固定部材24の外周面の雄ねじ部61とねじ孔60の内周面の雌ねじ部62とが螺合することによって、固定部材24は嵌合部55の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に嵌合部55に支持されている。なお、固定部材24は、ボルトに替えて位置決めピンとすることもでき、固定部材24を位置決めピンとする場合に、嵌合部55には、ねじ孔60に替えて嵌合孔が設けられる。
そして、嵌合部55の内周面の中心軸に向けられた固定部材24の先端には、嵌合部55の内周面の中心軸と平行な平面である当接面63が設けられている。なお、図示の例では、当接面63は固定部材24の変位方向に対して垂直となっているが、嵌合部55の内周面の中心軸と平行である限りにおいて、当接面63は固定部材24の変位方向に対して傾斜していてもよい。
図10は、固定部材24の機能を示す。
固定部材24の当接面63とプリズム31の柱体部分43の平面44とが対向しており、固定部材24が嵌合部55の内周面の中心軸に向けて、つまりは柱体部分43の中心軸に向けて変位されるのに伴い、固定部材24の当接面63が柱体部分43の平面44に当接する。
柱体部分43の平面44が固定部材24の変位方向に対して傾斜している場合に、平面44が当接面63によって押圧されることによってプリズム31が回転され、平面44が当接面63と平行に配置される。そして、平面44が当接面63と平行に配置された状態を保って、プリズム31が固定部材24によって保持枠51に固定され、プリズム31の光軸まわりの回転が阻止される。
プリズム31の柱体部分43が保持枠51の嵌合部55に挿嵌され、柱体部分43の側面をそれぞれ形成している弧40aを一辺とした曲面45及び弧40bを一辺とした曲面46が嵌合部55の内周面にそれぞれ整合していることから、柱体部分43の底面を形成している入射面40のみが保持枠51の端面に接合される場合に比べて、プリズム31の保持枠51に対する接合強度を高めることができる。
さらに、第1プリズム部材32及び第2プリズム部材33をいずれも含む柱体部分43の少なくとも一部が嵌合部55に挿嵌されることにより、第1プリズム部材32及び第2プリズム部材33のいずれもが保持枠51に保持される。これにより、第1プリズム部材32と第2プリズム部材33とが一体化されてなるプリズム31を保持枠51によって補強することができる。
なお、プリズム31の柱体部分43を保持枠51の嵌合部55に挿嵌してプリズム31の保持枠51に対する位置決め精度及び接合強度の向上を図るうえでは、例えば柱体部分43を角柱に形成し、この柱体部分43が挿嵌される嵌合部55を角筒に形成してもよいが、嵌合部55の内周面を突出部及び凹部のない純然たる円筒面とすることが好ましい。嵌合部55の内周面を純然たる円筒面とすることにより、単純な穴加工によって嵌合部55を高精度に形成することができる。これにより、プリズム31の保持枠51に対する位置決め精度を高め、ひいては保持枠51に保持される鏡筒50のレンズ30の光軸に対する位置決め精度を一層高めることができる。
また、内周面が円筒面に形成された嵌合部55に挿嵌される柱体部分43については、柱体部分43の底面となる入射面40の輪郭に同一円における一つ以上の弧及び一つ以上の弦を含み、入射面40を底面として入射面40に対して垂直に延びる柱体部分43の側面に上記弦を一辺とした平面が形成されていればよい。
例えば、図11及び図12に示すプリズム31の変形例では、入射面40の輪郭が一つの弧40eと一つの弦40fとで構成され、入射面40を底面として入射面40に対して垂直に延びる柱体部分43の側面に弦40fを一辺とした平面44が形成されている。反射面41及び出射面42は、入射面40とは反対側の端部であって柱体部分43を除く部分に適宜形成されている。
柱体部分43が上記の保持枠51の嵌合部55に挿嵌されることにより、本変形例のプリズム31もまた、鏡筒50のレンズ30の光軸に対して、光軸まわりの回転を除いて位置決めされ、そして、柱体部分43の平面44が上記の固定部材24の当接面63によって押圧されることにより、光軸まわりの回転を阻止される。
プリズム31が固定部材24によって保持枠51に固定された後、プリズム31の柱体部分43の側面と保持枠51の嵌合部55の内周面とを接着してもよい。例えば、嵌合部55の内周面と柱体部分43の平面44及び出射面42それぞれとの間には隙間があいており、これらの隙間に接着剤を充填するようにすれば、小型の撮像装置にあっても十分な量の接着剤を柱体部分43の側面と保持枠51の嵌合部55の内周面との間に介在させることができる。
固定部材24によって押圧されるプリズム31の柱体部分43の平面44と、撮像素子22が接合されるプリズム31の出射面42とは、図示の例のように、互いに平行であることが好ましい。撮像素子22は、プリズム31を介して保持枠51及び保持枠51に保持された鏡筒50のレンズ30に対して位置決めされ、プリズム31は、上記のとおり、柱体部分43の平面44を利用して保持枠51に位置決めされる。平面44と撮像素子22が接合される出射面42とが互いに平行となっていれば、撮像素子22の位置決めの管理が容易となる。
撮像素子22は、プリズム31が固定部材24によって保持枠51に固定される前にプリズム31の出射面42に予め接合されてもよい。この場合、撮像素子22の受像面と出射面42との間に介在する接着剤の厚みや撮像素子22の受像面と出射面42との平行度の管理が容易となる。
なお、撮像素子22は、プリズム31が固定部材24によって保持枠51に固定された後にプリズム31の出射面42に接合されてもよい。この場合には、保持枠51及び保持枠51に保持された鏡筒50を保持してプリズム31を取り扱うことができ、プリズム31単体に比べてプリズム31の取り扱いが容易となる。
図13は、入射側端部の屈折率が相対的に大きくされたプリズム31の機能を示す。
上述したとおり、プリズム31では、柱体部分43の一部であって入射面40を含む入射側端部を形成している第1プリズム部材32の屈折率が、残余部分を形成している第2プリズム部材33の屈折率よりも大きくされている。第1プリズム部材32の屈折率を第2プリズム部材33の屈折率と同じとした場合のレンズ30のバックフォーカス(レンズの最後端から焦点面までの距離)L1に比べて、第1プリズム部材32の屈折率を相対的に大きくすることにより、第1プリズム部材32における屈折に基づき、レンズ30のバックフォーカスL2を短縮することができ、撮像光学系21の収差を小さくすることができる。
ここまで、プリズム31の柱体部分43の一部であって入射面40を含む入射側端部(第1プリズム部材32)と残余部分(第2プリズム部材33)との間で屈折率が異ななるものとして説明したが、入射側端部と残余部分との間で分光透過率を異ならせて、撮像光学系21に新たな光学機能を付加するようにしてもよい。
例えば近赤外(700nm)以上の波長域に対する入射側端部の透過率を残余部分の透過率に比べて小さくし、入射側端部において赤外光を減衰させてもよい。入射側端部を形成する第1プリズム部材32のガラス材料にインジウム錫酸化物、アンチモン錫酸化物、等の添加剤を添加することにより、近赤外以上の波長域に対する入射側端部の透過率を相対的に小さくすることができる。
以上説明したように、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、一つ以上のレンズと、上記レンズを通過した光が入射し、入射した光を入射方向とは異なる方向に出射するプリズムと、を有する撮像光学系と、上記プリズムから出射された光を光電変換する撮像素子と、上記撮像光学系を保持するホルダと、を備え、上記プリズムは、入射面を底面として上記入射面に対して垂直に延びる柱体部分を有し、上記柱体部分の一部であって上記入射面を含む入射側端部の光学特性は、入射側端部を除いた上記プリズムの残余部分の光学特性と異なっており、上記ホルダは、上記入射側端部を含む上記柱体部分の少なくとも一部が挿嵌される筒状に形成された嵌合部を有する。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記光学特性は屈折率であり、上記入射側端部の屈折率は上記残余部分の屈折率より大きい。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記光学特性は分光透過率であり、上記プリズムに入射する光の一部の波長域における上記入射側端部の透過率は上記残余部分の透過率に比べて小さい。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記プリズムは、上記入射側端部を構成する第1プリズム部材と、上記残余部分を構成する第2プリズム部材とが一体化されたものであり、上記第1プリズム部材及び上記第2プリズム部材は、互いに異なる光学材料からなる。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記プリズムの入射面の輪郭は、同一円における一つ以上の弧及び一つ以上の弦を含み、上記ホルダの上記嵌合部の内周面は、上記レンズの光軸と同軸の円筒面に形成されている。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記ホルダに上記プリズムを固定する固定部材をさらに備え、上記固定部材は、上記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に上記嵌合部に支持され、上記嵌合部の内周面の中心軸と平行な平面であって上記プリズムの上記入射面の輪郭に含まれる上記弦を一辺とした上記柱体部分の側面に当接する当接面を有する。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記プリズムの出射面は、上記固定部材が当接する上記プリズムの上記柱体部分の上記側面と平行である。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記プリズムの上記入射面の輪郭は、同一円における二つの弧及び弧それぞれの端点間に跨る互いに平行な二つの弦からなり、上記プリズムは、上記入射面を底面として上記入射面に対して垂直に延びる柱体において上記入射面とは反対側の底面部分が柱体の軸と交差し且つ上記入射面の輪郭に含まれる上記弦と平行な切断面にて除去されてなる切頭柱体であって、上記入射面の輪郭に含まれる一方の上記弦を一辺とした上記プリズムの側面が上記出射面とされている。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記固定部材及び上記ホルダの上記嵌合部には、ねじ部がそれぞれ形成されており、ねじ部の螺合によって上記固定部材は上記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に上記嵌合部に支持されている。
また、本明細書に開示された内視鏡用撮像装置は、上記プリズムの上記柱体部分の側面と上記嵌合部の内周面とは接着されている。
また、本明細書に開示された内視鏡は、上記内視鏡用撮像装置を挿入部の先端部に備える。
1 内視鏡システム
2 内視鏡
3 光源ユニット
4 プロセッサユニット
5 モニタ
6 挿入部
7 操作部
8 ユニバーサルコード
9 コネクタ
10 先端部
11 湾曲部
12 軟性部
13 処置具挿入口
14 処置具チャンネル
20 撮像装置
21 撮像光学系
22 撮像素子
23 ホルダ
24 固定部材
30 レンズ
30 レンズ
31 プリズム
32 第1プリズム部材
33 第2プリズム部材
40 入射面
40a 弧
40b 弧
40c 弦
40d 弦
40e 弧
40f 弦
41 反射面
42 出射面
43 柱体部分
44 柱体部分の側面
45 曲面
46 曲面
50 鏡筒
51 保持枠
52 出射側端部
53 鏡筒保持部
54 プリズム保持部
55 嵌合部
60 ねじ孔
61 雄ねじ部
62 雌ねじ部
63 当接面
L1 バックフォーカス
L2 バックフォーカス

Claims (8)

  1. 一つ以上のレンズと、前記レンズを通過した光が入射し、入射した光を入射方向とは異なる方向に出射するプリズムと、を有する撮像光学系と、
    前記プリズムから出射された光を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像光学系を保持するホルダと、
    前記ホルダに前記プリズムを固定する固定部材と、
    を備え、
    前記プリズムは、入射面を底面として前記入射面に対して垂直に延びる柱体部分を有し、
    前記柱体部分の一部であって前記入射面を含む入射側端部の屈折率は、当該入射側端部を除いた前記プリズムの残余部分の屈折率より大きく
    前記ホルダは、前記入射側端部及び前記残余部分をいずれも含む前記柱体部分の少なくとも一部が挿嵌される筒状に形成された嵌合部を有し、
    前記プリズムの入射面の輪郭は、同一円における一つ以上の弧及び一つ以上の弦を含み、
    前記ホルダの前記嵌合部の内周面は、前記レンズの光軸と同軸の円筒面に形成されており、
    前記固定部材は、前記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に前記嵌合部に支持され、前記嵌合部の内周面の中心軸と平行な平面であって前記プリズムの前記入射面の輪郭に含まれる前記弦を一辺とした前記柱体部分の側面に当接する当接面を有する内視鏡用撮像装置。
  2. 一つ以上のレンズと、前記レンズを通過した光が入射し、入射した光を入射方向とは異なる方向に出射するプリズムと、を有する撮像光学系と、
    前記プリズムから出射された光を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像光学系を保持するホルダと、
    前記ホルダに前記プリズムを固定する固定部材と、
    を備え、
    前記プリズムは、入射面を底面として前記入射面に対して垂直に延びる柱体部分を有し、
    前記柱体部分の一部であって前記入射面を含む入射側端部の分光透過率は、当該入射側端部を除いた前記プリズムの残余部分の分光透過率と異なり、前記プリズムに入射する光の一部の波長域に対する前記入射側端部の透過率は前記残余部分の透過率に比べて小さく、
    前記ホルダは、前記入射側端部及び前記残余部分をいずれも含む前記柱体部分の少なくとも一部が挿嵌される筒状に形成された嵌合部を有し、
    前記プリズムの入射面の輪郭は、同一円における一つ以上の弧及び一つ以上の弦を含み、
    前記ホルダの前記嵌合部の内周面は、前記レンズの光軸と同軸の円筒面に形成されており、
    前記固定部材は、前記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に前記嵌合部に支持され、前記嵌合部の内周面の中心軸と平行な平面であって前記プリズムの前記入射面の輪郭に含まれる前記弦を一辺とした前記柱体部分の側面に当接する当接面を有する内視鏡用撮像装置。
  3. 請求項1又は2記載の内視鏡用撮像装置であって、
    前記プリズムは、前記入射側端部を構成する第1プリズム部材と、前記残余部分を構成する第2プリズム部材とが一体化されたものであり、
    前記第1プリズム部材及び前記第2プリズム部材は、互いに異なる光学材料からなる内視鏡用撮像装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項記載の内視鏡用撮像装置であって、
    前記プリズムの出射面は、前記固定部材が当接する前記プリズムの前記柱体部分の前記側面と平行である内視鏡用撮像装置。
  5. 請求項4記載の内視鏡用撮像装置であって、
    前記プリズムの前記入射面の輪郭は、同一円における二つの弧及び該弧それぞれの端点間に跨る互いに平行な二つの弦からなり、
    前記プリズムは、前記入射面を底面として前記入射面に対して垂直に延びる柱体において前記入射面とは反対側の底面部分が当該柱体の軸と交差し且つ前記入射面の輪郭に含まれる前記弦と平行な切断面にて除去されてなる切頭柱体であって、
    前記入射面の輪郭に含まれる一方の前記弦を一辺とした前記プリズムの側面が前記出射面とされている内視鏡用撮像装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項記載の内視鏡用撮像装置であって、
    前記固定部材及び前記ホルダの前記嵌合部には、ねじ部がそれぞれ形成されており、当該ねじ部の螺合によって前記固定部材は前記嵌合部の内周面の中心軸と直交する方向に変位可能に前記嵌合部に支持されている内視鏡用撮像装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項記載の内視鏡用撮像装置であって、
    前記プリズムの前記柱体部分の側面と前記嵌合部の内周面とは接着されている内視鏡用撮像装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項記載の内視鏡用撮像装置を挿入部の先端部に備えた内視鏡。
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