JP6562785B2 - 駆動装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

駆動装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、駆動装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、圧電素子を用いた駆動装置に関する。
一般に、駆動装置において、電圧を印加すると伸縮変位が発生する圧電素子を用いて、当該伸縮変異を繰り返し行うことによって所定の方向に振動する振動部を備えるものがある。この駆動装置では、振動部の振動方向において駆動部には駆動軸の一端が固定され、駆動軸に被駆動部を押圧接触させる。そして、圧電素子に緩やかな立ち上がり部分と急速な立下り部分とを有する駆動パルスの電圧を印加する。これによって、緩やかな立ち上がり部分において、駆動軸と押圧接触した被駆動部は駆動軸とともに軸方向の一方に駆動される。一方、急速な立下り部分において、駆動軸は急速に変位するため、駆動軸は被駆動部に対してすべり駆動となる。この結果、被駆動部は停止し、駆動軸のみ軸方向の他方に駆動される。そして、このような駆動を繰り返すことによって、被駆動部を一方向に駆動することができる。
さらに、被駆動部の移動量を検出する移動量検出部を備え、移動量検出部で検出された移動量に応じて、圧電素子に入力する駆動パルスの数を変更するようにした駆動装置がある(特許文献1参照)。つまり、特許文献1においては、移動量検出部によるフィードバック制御によって被駆動部を制御するようにしている。このような移動量検出部を備えることによって、目標位置まで駆動制御するとともに被駆動部を速度制御することができる。
特開平11−356070号公報
ところが、特許文献1に記載の駆動装置には、駆動軸の振動部からの距離に応じて振動特性が変化してしまう。このため、フィードバック制御を行うため、頻繁に移動量の検出を行う必要があり、移動量の検出によって消費電力が増加するばかりでなく、演算負荷が増大してしまう。
さらに、高速に駆動した場合には、フィードバック制御が間に合わなくなって、駆動目標位置に対する駆動位置がオーバーすることがある。駆動位置がオーバーすれば、駆動軸を逆方向に駆動しなければならず、安定して駆動制御を行うことができない。一方、駆動位置のオーバーを防止するため、頻繁に移動量の検出を行うとなると、駆動に要する時間が増加して、高速駆動ができなくなってしまう。
従って、本発明の目的は、安定的にかつ高速に被駆動部の駆動制御を行うことのできる駆動装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による駆動装置は、圧電素子の伸縮変位に応じて所定の方向に振動する振動部と、一端が前記振動部に固定され、前記振動部の振動によって振動する駆動軸と、前記駆動軸の表面に押圧接触され、前記駆動軸の振動によって前記駆動軸に沿って移動する被駆動部と、前記駆動軸における前記被駆動部の位置を検出する検出手段と、前記圧電素子を駆動するための駆動パラメータを、前記検出手段で検出された前記被駆動部の位置に応じて変更して前記駆動パラメータに基づいて前記圧電素子を駆動制御する駆動制御手段と、を有し、前記振動部は、弾性部材と、該弾性部材を挟んで対向して配置された第1の圧電素子および第2の圧電素子とを有し、前記駆動制御手段は、前記駆動パラメータとして、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に印加するパルス状電圧、当該パルス状電圧が負となる時間と正となる時間の比率、および前記パルス状電圧の周波数のうち少なくとも1つを変更することを特徴とする。
本発明による制御方法は、弾性部材と該弾性部材を挟んで対向して配置された第1の圧電素子および第2の圧電素子とを有し該第1及び第2の圧電素子の伸縮変位に応じて所定の方向に振動する振動部と、一端が前記振動部に固定され、前記振動部の振動によって振動する駆動軸と、前記駆動軸の表面に押圧接触され、前記駆動軸の振動によって前記駆動軸に沿って移動する被駆動部とを有する駆動装置の制御方法であって、前記駆動軸における前記被駆動部の位置を検出する検出ステップと、前記第1及び第2の圧電素子を駆動するための駆動パラメータとして、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に印加するパルス状電圧、当該パルス状電圧が負となる時間と正となる時間の比率、および前記パルス状電圧の周波数のうち少なくとも1つを、前記検出ステップで検出された前記被駆動部の位置に応じて変更して前記駆動パラメータに基づいて前記第1及び第2の圧電素子を駆動制御する駆動制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、弾性部材と該弾性部材を挟んで対向して配置された第1の圧電素子および第2の圧電素子とを有し該第1及び第2の圧電素子の伸縮変位に応じて所定の方向に振動する振動部と、一端が前記振動部に固定され、前記振動部の振動によって振動する駆動軸と、前記駆動軸の表面に押圧接触され、前記駆動軸の振動によって前記駆動軸に沿って移動する被駆動部とを有する駆動装置で用いられる制御プログラムであって、前記駆動装置が備えるコンピュータに、前記駆動軸における前記被駆動部の位置を検出する検出ステップと、前記第1及び第2の圧電素子を駆動するための駆動パラメータとして、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に印加するパルス状電圧、当該パルス状電圧が負となる時間と正となる時間の比率、および前記パルス状電圧の周波数のうち少なくとも1つを、前記検出ステップで検出された前記被駆動部の位置に応じて変更して前記駆動パラメータに基づいて前記第1及び第2の圧電素子を駆動制御する駆動制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、駆動パラメータを被駆動部の位置に応じて変更するようにしたので、安定的にかつ高速に被駆動部の駆動制御を行うことができる。
本発明の実施の形態による駆動装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す駆動装置における被駆動部の押圧接触状態を説明するための図であり、(A)および(B)は、図1に示す振動部、駆動軸、および被駆動部を駆動軸の方向から見た側面図である。 図1に示す駆動制御部によって圧電素子に印加されるパルス状電圧よる駆動軸の変位を説明するための図であり、(A)はパルス状電圧の一例を示す図、(B)はパルス状電圧の他の例を示す図、(C)は駆動軸の軸方向の変位を示す図である。 図1に示す駆動装置による駆動制御を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による駆動装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による駆動装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の駆動装置は薄板状の圧電素子101aおよび101bを備えており、弾性部材101cを挟んで対向して互いに配置されている。図示の圧電素子101aおよび101bと弾性部材101cとによる積層構造によって振動部101が構成される。振動部101において圧電素子101a側には円柱状の駆動軸103の一端が固定され、駆動軸103の表面(外周面)には被駆動部104が押圧接触された状態で保持されている。
2つの圧電素子101aおよび101bに電圧を印加すると、振動部101は面(表面)方向に伸縮駆動する。そして、この伸縮駆動を繰り返して行うことによって被駆動部104を駆動軸103上で駆動することができる。
駆動軸103は、例えば、カーボングラファイトなどの耐摩耗性および自己潤滑性を有する材料によって円柱形状に形成される。そして、駆動軸103はその一端面で圧電素子101aは接着剤などによって固定される。
被駆動部104に対向して位置検出部105が配置されており、位置検出部105は、駆動軸103上における被駆動部104の位置を検出して位置情報を出力する。図示の位置検出部105は、振動部101と被駆動部104との相対的な位置を検出する必要があるので、被駆動部104の絶対位置を検出可能な構成を有している。
位置検出部105として、例えば、スリット板と投受光素子を備える光学位置検出部が用いられる。さらには、位置検出部105として、例えば、磁気部材と磁気センサを備える磁気位置検出部が用いられる。
なお、相対的な位置のみを検出する構成の場合には、駆動軸103上に駆動端を設けて、電源投入の際にリセット動作として被駆動部104をその駆動端に突き当てた後、位置検出部105による位置検出が行われる。そして、駆動端からの駆動量をインクリメントして継続的に検出を行えば、絶対位置を検出することができる。
駆動制御部106は、圧電素子101aおよび101bに電圧を印加して、被駆動部104を駆動する。この際、駆動制御部106は駆動パラメータと位置検出部105で得られた位置情報に基づいて被駆動部104を駆動制御する。なお、駆動制御部105は記憶部107を有しており、この記憶部107に駆動パラメータが予め記録されている。
図2は、図1に示す駆動装置における被駆動部の押圧接触状態を説明するための図である。そして、図2(A)および図2(B)は、図1に示す振動部、駆動軸、および被駆動部を駆動軸の方向から見た側面図である。
図2(A)において、被駆動部104は、駆動軸103を係合させるV溝部を有する上側のV溝部材104aと駆動軸103をV溝部材104aに押圧する押圧部材104bとを備えている。また、被駆動部104は、V溝部材104aと押圧部材104bとを回転可能に保持するヒンジ軸104cおよびV溝部材104aと押圧部材104bとに加圧力を印加するバネ部材104dを有している。
これによって、被駆動部104は、駆動軸103に対してV溝部材104aの2点と押圧部材104bの1点との計3点が接触した状態で押圧接触する。なお、被駆動部104は、図2(A)において紙面の奥行方向に広がりがある形状であるので、実際には3点接触ではなく3線で接触した状態で押圧接触する。
図2(B)には、被駆動部104を駆動軸103に取り付ける過程が示されている。被駆動部104を駆動軸103に取り付ける際には、V溝部材104aに対して、ヒンジ軸104cによって回転可能に構成された押圧部材104bを開いた状態で取り付ける。その後、押圧部材104bを時計回りに回転させて、バネ部材104dを介して挟み込むことによって、図2(A)に示すように被駆動部104を押圧接触状態とすることができる。
図3は、図1に示す駆動制御部によって圧電素子に印加されるパルス状電圧よる駆動軸の変位を説明するための図である。そして、図3(A)はパルス状電圧の一例を示す図であり、図3(B)はパルス状電圧の他の例を示す図である。また、図3(C)は駆動軸の軸方向の変位を示す図である。
図3(A)および図3(B)において、縦軸は電圧を示し、横軸は時間を示す。駆動制御部106は、図3(A)に示すパルス状電圧(以下パルス波という)201aを圧電素子101aに印加する。パルス波201aは第1の電圧時間T1と第2の電圧時間T2が繰り返される波形を有している。パルス波201aは第1の電圧時間T1で負の電圧となり、第2の電圧時間T2で正の電圧となる。そして、第1の電圧時間T1と第2の電圧時間T2とは異なっている。ここでは、T1<T2である。圧電素子101aは負の電圧が印加されると短縮(収縮)し、正の電圧が印加されると伸長する。
一方、駆動制御部106は、図3(B)に示すパルス波201bを圧電素子101bに印加する。パルス波201bは、パルス波201aと比べて電圧の正負が逆の波形を有している。つまり、パルス波201aは第1の電圧時間T1で正の電圧となり、第2の電圧時間T2で負の電圧となる。
駆動制御部106はパルス波201aおよび201bを、数十KHzの超音波領域の周波数で圧電素子101aおよび101bに印加して振動部101を振動させる。振動部101が振動すると、駆動軸103は振動部101に固定されているので、振動部101の振動に合わせて振動する。
図3(C)において、横軸は時間を示し、縦軸は駆動軸103の軸方向における変位を示す。図示のように、駆動軸103の変位はノコギリ歯状の形状で変化する。いま、変位が増加方向に変化する第1の変位時間をT3とし、減少方向に変化する第2の時間をT4とする。第1の変位時間T3と第2の変位時間T4とは異なり、T3<T4となる。
第1の変位時間T3においては、駆動軸103が急速に変位するので、駆動軸103は被駆動部104に対してすべり駆動となって、被駆動部104は停止し、駆動軸103のみが軸方向に移動する。一方、第2の変位時間T4においては、駆動軸103がゆるやかに変位するので、駆動軸103は駆動部104に対して摩擦駆動となって、駆動軸103と被駆動部104とは一体的に駆動軸の方向に移動する。そして、上述のような変位が繰り返し行われると被駆動部104が駆動されることになる。
ところで、圧電素子101aおよび101bに印加する電圧値、第1の電圧時間T1と第2の電圧時間T2との比率、そして、パルス波201aおよび201bの周波数が主な複数の駆動パラメータである。そして、これらの駆動パラメータを変化させることによって、被駆動部104の速度および移動量の制御を行うことができる。
なお、駆動パラメータは上記の3つに限定されることはなく、その他の駆動パラメータを用いるようにしてもよい。例えば、多相駆動可能な圧電素子を用いた場合には、相間の位相を変えることによって、被駆動部104の制御を行うことができる。
図4は、図1に示す駆動装置による駆動制御を説明するためのフローチャートである。
駆動制御部106は、まず、ユーザーによる駆動指示があったか否かを判定する(ステップS301)。なお、駆動指示においては、目標位置および目標位置に駆動するための駆動量が設定される。
駆動指示がないと(ステップS301において、NO)、駆動制御部106は待機する。一方、駆動指示があると(ステップS301において、YES)、駆動制御部106は位置検出部105によって振動部101に対する被駆動部104の相対的な位置を検出して位置情報を得る(ステップS302)。
続いて、駆動制御部106は位置情報とステップS301で設定された駆動量とに基づいて駆動パラメータを決定する(ステップS303)。なお、振動部101に対する被駆動部104の相対位置に対応する駆動パラメータが予め記憶部107に格納されている。駆動パラメータは、駆動装置に拘わらず同一としてもよく、また、生産工程などにおける実駆動に基づいて駆動装置個体毎に決定するようにしてもよい。
続いて、駆動制御部106は、ステップS303で決定した駆動パラメータとステップS301で設定された駆動量とに基づいて、現在位置から目標位置まで被駆動部104を駆動するために必要な圧電素子101aおよび101bに印加するパルス波201aおよび201bを求める(ステップS304)。そして、駆動制御部106は、ステップS304で求めたパルス波201aおよび201bを駆動部101に印加して被駆動部104を駆動する(ステップS305)。
次に、駆動制御部106は、位置検出部105によって現在の被駆動部104の位置情報を得る(ステップS306)。ここの現在の位置情報は、駆動前の被駆動部104の位置に対する現在の相対的な位置を示している。そして、駆動制御部106は、ステップS301で設定された駆動量に応じた目標位置と現在の位置情報が示す被駆動部104の位置との差が所定の閾値以下であるか否かを判定する。つまり、駆動制御部106は被駆動部104が目標位置に達したか否かを判定する(ステップS307)。
被駆動部104が目標位置に達しないと(ステップS307において、NO)、駆動制御部106はステップS303の処理に戻って、新たに駆動パラメータを決定する。一方、被駆動部104が目標位置に達すると(ステップS307において、YES)、駆動制御部106は駆動制御を終了する。
このように、本発明の実施の形態では、被駆動部104の位置に応じて駆動パラメータを決定して、当該駆動パラメータによって圧電素子を制御するようにしたので、安定して被駆動部の高速駆動制御することができる。つまり、被駆動部の位置に応じて駆動パラメータを変化させないと、1回の駆動量を小さくしなければならず、しかも頻繁に位置検出を行いつつ目標位置に駆動する必要がある。そのため、目標位置に高速駆動することが困難であるが、被駆動部の位置に応じて駆動パラメータを決定すれば、安定して高速駆動制御を行うことができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を駆動装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを駆動装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 振動部
101a,101b 圧電素子
103 駆動軸
104 被駆動部
105 位置検出部
106 駆動制御部
107 記憶部

Claims (5)

  1. 電素子の伸縮変位に応じて所定の方向に振動する振動部と、
    一端が前記振動部に固定され、前記振動部の振動によって振動する駆動軸と、
    前記駆動軸の表面に押圧接触され、前記駆動軸の振動によって前記駆動軸に沿って移動する被駆動部と、
    前記駆動軸における前記被駆動部の位置を検出する検出手段と、
    前記圧電素子を駆動するための駆動パラメータを、前記検出手段で検出された前記被駆動部の位置に応じて変更して前記駆動パラメータに基づいて前記圧電素子を駆動制御する駆動制御手段と、を有し、
    前記振動部は、弾性部材と、該弾性部材を挟んで対向して配置された第1の圧電素子および第2の圧電素子とを有し、
    前記駆動制御手段は、前記駆動パラメータとして、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に印加するパルス状電圧、当該パルス状電圧が負となる時間と正となる時間の比率、および前記パルス状電圧の周波数のうち少なくとも1つを変更することを特徴とする駆動装置。
  2. 前記駆動パラメータは前記被駆動部の位置に応じて設定され、前記駆動制御手段は、前記検出手段で検出された前記被駆動部の位置に対応する駆動パラメータに基づいて前記圧電素子を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記検出手段は、前記振動部と前記被駆動部との相対的な位置を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 弾性部材と該弾性部材を挟んで対向して配置された第1の圧電素子および第2の圧電素子とを有し該第1及び第2の圧電素子の伸縮変位に応じて所定の方向に振動する振動部と、一端が前記振動部に固定され、前記振動部の振動によって振動する駆動軸と、前記駆動軸の表面に押圧接触され、前記駆動軸の振動によって前記駆動軸に沿って移動する被駆動部とを有する駆動装置の制御方法であって、
    前記駆動軸における前記被駆動部の位置を検出する検出ステップと、
    前記第1及び第2の圧電素子を駆動するための駆動パラメータとして、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に印加するパルス状電圧、当該パルス状電圧が負となる時間と正となる時間の比率、および前記パルス状電圧の周波数のうち少なくとも1つを、前記検出ステップで検出された前記被駆動部の位置に応じて変更して前記駆動パラメータに基づいて前記第1及び第2の圧電素子を駆動制御する駆動制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  5. 弾性部材と該弾性部材を挟んで対向して配置された第1の圧電素子および第2の圧電素子とを有し該第1及び第2の圧電素子の伸縮変位に応じて所定の方向に振動する振動部と、一端が前記振動部に固定され、前記振動部の振動によって振動する駆動軸と、前記駆動軸の表面に押圧接触され、前記駆動軸の振動によって前記駆動軸に沿って移動する被駆動部とを有する駆動装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記駆動装置が備えるコンピュータに、
    前記駆動軸における前記被駆動部の位置を検出する検出ステップと、
    前記第1及び第2の圧電素子を駆動するための駆動パラメータとして、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に印加するパルス状電圧、当該パルス状電圧が負となる時間と正となる時間の比率、および前記パルス状電圧の周波数のうち少なくとも1つを、前記検出ステップで検出された前記被駆動部の位置に応じて変更して前記駆動パラメータに基づいて前記第1及び第2の圧電素子を駆動制御する駆動制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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