JP6561468B2 - システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、システム及びプログラムに関する。
特許文献1には、複数のユーザがデータを共有するための技術が記載されている。この技術では、まず、撮影済みのフィルムを店舗に持ち込んだグループ代表者の情報を店員がサーバに入力し、そのサーバによってグループID、閲覧/注文用ID及び閲覧/注文用パスワードが発行される。グループ代表者は、閲覧/注文用ID、閲覧/注文用パスワード及び店舗のURL(Uniform Resource Locator)をグループの他のメンバに伝える。メンバは、伝えられたURLに携帯電話機でアクセスして閲覧/注文用ID及び閲覧/注文用パスワードを入力することで、フィルムをスキャンして生成された画像データを表示させる。
特開2002−41910号公報
ここで、共有するデータへのアクセスに用いる情報(閲覧/注文用ID等)とそのデータを共有するユーザ(他のメンバ)との結び付けが、グループ代表者や管理者等による他のメンバへの伝達によって行われる場合、それらグループ代表者や管理者等にとって煩雑となる。
本発明は、複数のユーザがデータを共有する際に、携帯型の記録媒体を用いてのユーザ識別情報の入手とそのユーザ識別情報及びアクセス情報の対応付けとを行うことを目的とする。
本発明の請求項1に係るシステムは、ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報であって、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段と、前記ユーザ識別情報を読み取るための画面を表示する表示手段であって、当該画面の表示中に前記ユーザ識別情報が前記記録媒体から新たに読み取られた場合に、当該ユーザ識別情報に対応付けられた前記格納先に格納されたデータを表示する画面に遷移させる表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るシステムは、請求項1に記載の構成において、前記出力手段は、前記複数のユーザ識別情報のグループ毎に前記アクセス情報を出力し、前記表示手段は、新たに読み取られた前記ユーザ識別情報が複数のグループに属している場合、当該複数のグループについて出力される複数のアクセス情報を用いてアクセスされる複数の前記格納先に格納されたデータを表示する画面に遷移させることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るシステムは、ユーザを識別するユーザ識別情報と、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報の出力先であり且つ当該ユーザ識別情報に対応付けられた出力先を表す出力先情報とを携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報及び前記出力先情報がそれぞれ読み取られた場合に、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を、読み取られた前記出力先情報が表す出力先に対して出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るシステムは、請求項に記載の構成において、前記出力手段は、前記格納先にデータが格納された場合に、読み取られた複数の前記出力先情報が表す出力先のうち、当該データを格納したユーザのユーザ識別情報に対応付けられた出力先を除いた出力先に対して前記アクセス情報を出力することを特徴とする。
本発明の請求項5に係るシステムは、ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報の入力を受け付ける受付手段と、複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、当該複数のユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報をユーザに提示する提示手段と、前記グループ識別情報がユーザに提示された場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いられ且つ当該グループ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段であって、提示された前記グループ識別情報の入力の受け付けと共に前記複数のユーザ識別情報とは別のユーザ識別情報の読み取りが後から行われた場合に、当該別のユーザ識別情報をさらに対応付けた前記グループ識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報であって、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段と、前記ユーザ識別情報を読み取るための画面を表示する表示手段であって、当該画面の表示中に前記ユーザ識別情報が前記記録媒体から新たに読み取られた場合に、当該ユーザ識別情報に対応付けられた前記格納先に格納されたデータを表示する画面に遷移させる表示手段として機能させることを特徴とする。
本発明の請求項7に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザを識別するユーザ識別情報と、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報の出力先であり且つ当該ユーザ識別情報に対応付けられた出力先を表す出力先情報とを携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報及び前記出力先情報がそれぞれ読み取られた場合に、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を、読み取られた前記出力先情報が表す出力先に対して出力する出力手段として機能させることを特徴とする。
本発明の請求項8に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報の入力を受け付ける受付手段と、複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、当該複数のユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報をユーザに提示する提示手段と、前記グループ識別情報がユーザに提示された場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いられ且つ当該グループ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段であって、提示された前記グループ識別情報の入力の受け付けと共に前記複数のユーザ識別情報とは別のユーザ識別情報の読み取りが後から行われた場合に、当該別のユーザ識別情報をさらに対応付けた前記グループ識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を出力する出力手段として機能させることを特徴とする。
請求項1〜8に係る発明によれば、複数のユーザがデータを共有する際に、携帯型の記録媒体を用いてのユーザ識別情報の入手とそのユーザ識別情報及びアクセス情報の対応付けとを行うことができる。
請求項1、2に係る発明によれば、アクセス情報でのアクセスしかされない場合に比べて、異なる組のユーザ同士でデータを共有しているユーザによる共有可能なデータへのアクセスを容易にすることができる。
請求項3、7に係る発明によれば、出力先情報が表す出力先に出力された情報を参照可能な装置による格納先へのアクセスを、その出力先へのアクセス情報の出力が行われない場合に比べて容易にすることができる。
請求項に係る発明によれば、ユーザが格納先に画像データを格納したときに、そのデータを共有する他のユーザがそのことに気付かないということを防ぐことができる。
情報処理システムの全体構成を表す図 画像処理装置のハードウェア構成を表す図 画像格納装置のハードウェア構成を表す図 ユーザ装置のハードウェア構成を表す図 情報処理システムで実現される機能構成を表す図 ICカードに記録されている情報の一例を表す図 制御テーブルの一例を表す図 画像データが格納されるまでに表示される画像の例を表す図 画像データに対する処理が行われるまでに表示される画像の例を表す図 ユーザ識別情報を用いたアクセスが行われる場合に表示される画像の例を表す図 URLを用いたアクセスが行われる場合に表示される画像の例を表す図 画像データが格納されるまでの動作の手順の一例を表す図 変形例の制御テーブルの一例を表す図 変形例で実現される機能構成の例を表す図
[1]実施形態
[1−1]構成
図1は情報処理システム1の全体構成を表す。情報処理システム1は、グループに属する複数のユーザによるデータの共有を支援するシステムである。情報処理システム1は、画像処理装置10−1及び10−2(区別しない場合は「画像処理装置10」という)と、画像格納装置20と、ユーザ装置30と、これらの装置が接続された通信回線2と、IC(Integrated Circuit)カード3と、デジタルカメラ4とを備える。
通信回線2は、インターネット及び移動体通信網等を含むシステムであり、自システムに接続する装置同士のデータのやり取りを仲介する。ICカード3は、カードリーダ等の読取手段により読み取り可能な情報が記録されている携帯型の記録媒体であり、カードの形をしているためユーザが財布などに入れて持ち運べるようになっている。ICカード3には、例えば電子決済に用いられる情報が記録されている。デジタルカメラ4は、写真を撮影する撮影手段であり、撮影した写真を表す画像データを外部に出力することができる。この出力は、ケーブルを用いた有線で行われてもよいし、Bluetooth(登録商標)等の無線通信により行われてもよい。また、図示せぬメモリーキーなどを介して行われてもよい。
画像処理装置10は、画像データを用いた処理を行う装置である。画像処理装置10は、例えば画像データが表す画像を表示したり、その画像を用紙等に形成したりする処理を行う。画像処理装置10は、例えばコンビニエンスストアなどのユーザが訪問可能な施設に設置されており、その施設を訪れたユーザによって利用される。画像処理装置10は、前述した読取手段を備えており、ユーザがICカード3を読取手段にかざすことで、そのICカード3に記録されている情報を読み取る。また、画像処理装置10は、例えばデジタルカメラ4から出力された画像データを受け取り、受け取った画像データを画像格納装置20に送信する。
画像格納装置20は、画像処理装置10から送信されてきた画像データを自装置の記憶領域に格納する装置である。この記憶領域は、いわゆるクラウドコンピューティングの形態で提供される。つまり、画像格納装置20は、クラウドコンピューティングサービスを提供するシステムが備える装置のうちの1つである。画像格納装置20は、画像データの格納先である自装置の記憶領域に外部装置がアクセスしてくると、その外部装置から送信されてくる画像データをその記憶領域に格納したり、格納した画像データを読み出して外部装置に送信したりする。格納先にアクセスする外部装置とは、例えば画像処理装置10やユーザ装置30である。
ユーザ装置30は、ユーザが利用する装置であり、例えばパーソナルコンピュータやタブレット端末などである。ユーザ装置30は、例えばユーザの操作に基づいて画像格納装置20の格納先にアクセスし、格納先に格納された画像データが表す画像を表示する。
或るユーザがデジタルカメラ4で撮影した写真を表す画像データを画像格納装置20に画像処理装置10を介して格納すると、他のユーザは画像処理装置10やユーザ装置30を操作して、格納先に格納されている画像データが表す写真を表示させたりその画像データを用紙等に形成させたりする。情報処理システム1においてはそのようにして画像データが共有される。
図2は画像処理装置10のハードウェア構成を表す。画像処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15と、画像形成部16と、カードリーダ部17と、I/F(Interface:インターフェース)部18とを有するコンピュータである。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を有する。制御部11は、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを実行することで、各部の動作を制御する。記憶部12は、不揮発メモリであり、各種プログラムやデータを記憶する。通信部13は、通信回線2を介してデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。
表示部14は、文字列や画像を表示するディスプレイ装置を備えている。操作部15は、画像処理装置10を操作するための操作子等を有する。画像形成部16は、用紙等に画像を形成する手段であり、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナーを用いて電子写真方式で用紙等に画像を形成する。カードリーダ部17は、NFC(Near field communication)の無線通信を行う機能を有し、この無線通信が可能な距離まで近づいたICカード3と無線通信を行う。カードリーダ部17は、この無線通信によりICカード3が記憶している情報を読み取り、読み取った情報を制御部11に供給する。I/F部18は、デジタルカメラ4とデータをやり取りするためのインターフェースである。
図3は画像格納装置20のハードウェア構成を表す。画像格納装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備えるコンピュータである。これらは、図2に示す同名の各部と共通のハードウェアである。
図4はユーザ装置30のハードウェア構成を表す。ユーザ装置30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、操作部35とを備えるコンピュータである。これらは、図2に示す同名の各部と共通のハードウェアである。
上記各装置の制御部が自装置の記憶部に記憶されているプログラムをそれぞれ実行することで、図5に示す機能が実現される。
図5は情報処理システム1で実現される機能構成を表す。画像処理装置10は、読取手段101と、要求手段102と、提示手段103と、アクセス手段104とを備える。画像格納装置20は、決定手段201と、出力手段202と、アクセス制御手段203とを備える。ユーザ装置30は、提示手段301と、アクセス手段302とを備える。
読取手段101は、ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る手段である。本実施形態ではICカード3が携帯型の記録媒体として用いられる。
図6はICカード3に記録されている情報の一例を表す。図6の例では、ICカード3にカードIDが記録されている。カードIDは、ICカード3を識別するための情報であり、例えば十数ケタの数字で表される。ただし、以下では説明を分かり易くするため、カードIDを図6に表す「C001」のように簡単に表すものとする。カードIDは、例えばカード会社等によってユーザ個人に対応付けて発行されるので、ユーザを識別するユーザ識別情報として用いられる。読取手段101は、図2に表すカードリーダ部17にICカード3がかざされることで、ICカード3に記録されているカードIDをユーザ識別情報として読み取る。
ICカード3には、カードIDの他に、カードIDに対応付けられたユーザの氏名及びメールアドレスが記録されている。このメールアドレスは、後述する出力手段202が情報を出力する相手、すなわち出力先を表す情報(以下「出力先情報」という)として用いられる。読取手段101は、図6に表す各情報を読み取ることで、ユーザ識別情報であるカードIDとともに、それに対応付けられた出力先情報であるメールアドレスを読み取る。読取手段101は、読み取ったカードID及びメールアドレスを要求手段102に供給し、カードIDをアクセス手段104に供給する。
要求手段102は、画像データを格納するための格納先を決定するように画像格納装置20に対して要求する手段である。要求手段102は、複数のICカード3からユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、それらの複数のユーザ識別情報に対応付けられた格納先を決定するように要求を行う。要求手段102は、読取手段101から複数のカードID及びそれらに対応する複数のメールアドレスが供給されると、それらの情報と、複数のカードIDに対応付けられた格納先の決定を要求することとを表す要求データを画像格納装置20に対して送信する。この要求データは、画像格納装置20の決定手段201に供給される。
決定手段201は、複数のユーザ識別情報に対応付けられた格納先を決定する手段である。決定手段201は、上記の要求データが供給されると、自装置の記憶部22に新たなフォルダを生成し、生成したフォルダを、この要求データが表す複数のカードIDに対応付けられた格納先として決定する。決定手段201は、こうして格納先として決定したフォルダへのパス(フォルダの所在を表す文字列)を表すパス情報と、要求データが表す複数のカードID及び複数のメールアドレスとを出力手段202に供給する。
出力手段202は、画像データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いる情報(以下「アクセス情報」という)を出力する手段である。出力手段202は、読取手段101によって読み取られた複数のユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する。出力手段202は、本実施形態では、前述した複数のカードID(この場合のユーザ識別情報)に対応付けられたパス情報と、このパス情報が表すフォルダにアクセスするためのURLとをアクセス情報として出力する。
また、出力手段202は、アクセス情報に加え、複数のカードIDにより識別される複数のユーザのグループを識別するグループ識別情報を出力する。出力手段202は、決定手段201から複数のカードIDが供給されると、それら複数のカードIDに対応するグループ識別情報を生成する。グループ識別情報としては、例えば通し番号を含むグループIDが用いられる。出力手段202は、生成済みのグループIDに含まれる通し番号のうちの最大のものに1を加えた番号を含むグループIDをグループ識別情報として生成する。
出力手段202は、上記のアクセス情報及びグループ識別情報を、例えば後述するアクセス制御手段203が記憶する制御テーブルに対して出力する。
図7は制御テーブルの一例を表す。この制御テーブルには、グループID、カードID、パス情報及びURLが互いに対応付けて格納されている。例えば「G001」というグループIDには「C001」、「C002」、「C003」という3つのカードIDと、パス情報及びURLが1つずつ対応付けられている。また、「G002」というグループIDには「C001」、「C004」という2つのカードIDと、パス情報及びURLが1つずつ対応付けられている。
出力手段202は、上記のとおり生成したグループID(つまりグループ識別情報)と、そのグループIDに対応する複数のカードID(つまり複数のユーザ識別情報)と、それらのカードIDに対応するパス情報及びURL(つまりアクセス情報)とをこの制御テーブルに対して出力する。出力手段202が複数のカードIDも出力するのは、アクセス情報がこれらのカードIDに対応付けられていることが制御テーブルで表されるようにするためである。
他にも、出力手段202は、画像処理装置10に対してグループ識別情報であるグループIDを出力する。また、出力手段202は、決定手段201から供給された複数のメールアドレス、すなわち読取手段101により読み取られた複数の出力先情報が表す出力先に対しては、アクセス情報であるURLを電子メールに含めて出力する。
画像処理装置10に対して出力されたグループIDは、提示手段103に供給される。提示手段103は、出力されてきたグループ識別情報をユーザに提示する手段である。提示手段103は、供給されたグループIDを表示部14に表示させることでユーザに提示する。なお、提示手段103は、供給されたグループIDを画像形成部16で用紙に形成させることでユーザに提示してもよい。
出力先情報が表す出力先に対して出力されたグループIDは、例えばユーザがユーザ装置30のメールソフトを起動させることで、提示手段301に供給される。提示手段301も、出力されてきたグループ識別情報をユーザに提示する手段である。提示手段301は、出力先となったメールアドレスで受信されたメールを表示することで、グループIDをユーザに提示する。
アクセス手段104は、上記のとおり決定された格納先にアクセスする手段である。このアクセスについて、表示される画像を参照しながら説明する。
図8は画像データが格納されるまでに表示される画像の例を表す。図8(a)では、ユーザがICカード3をかざすときに表示される画像が表されている。画像A1は、情報が読み取られたICカード3の枚数を表している。画像A2は、グループに属するユーザ全員のICカード3の読み取りが終わったことを確定するための操作子を表している。ユーザがこの画像A2を操作すると、要求手段102による要求、決定手段201による格納先の決定及び出力手段202によるグループIDの出力が行われる。
そして、提示手段103が、図8(b)に表すようにグループID(この例では「G001」)を表す画像A3を表示してグループIDをユーザに提示する。図8(b)では、「画像データを格納しますか?」という文字列と、「はい」を表す画像A4と、「いいえ」を表す画像A5も表示されている。ユーザが画像A5を選択すると画像データが格納されることなくユーザの操作が終了する。一方、ユーザが画像A4を選択すると、提示手段103はグループIDをアクセス手段104に供給する。
そのあと、例えば図2に表すI/F部18を介してデジタルカメラ4が画像処理装置10に接続されると、図8(c)に表すようにデジタルカメラ4に記憶されている写真の一覧が表示され、ユーザに格納する写真を選択させる画像が表示される。ユーザが格納したい写真を選択し、図8(c)に表す「格納する」という文字列を表す画像A6を操作すると、アクセス手段104は、選択された写真を表す画像データと、提示手段103から供給されたグループIDとを画像格納装置20に対して送信する。そのあと、画像処理装置10は、図8(d)に表すように画像データが格納されたことを表す画像を表示する。
画像格納装置20が受信した画像データ及びグループIDはアクセス制御手段203に供給される。アクセス制御手段203は、画像データを格納するために確保された格納先へのアクセスを制御する手段である。アクセス制御手段203は、上述したように出力手段202から出力されたグループID、複数のカードID、パス情報及びURLを、その出力先である制御テーブルに反映する。アクセス制御手段203は、アクセス手段104から送信されてきたグループIDが制御テーブルに含まれている場合には、そのグループIDに制御テーブルで対応付けられているパス情報が表すフォルダに、ともに送信されてきた画像データを格納する。図8(d)に表す画像は、この格納が完了したことをアクセス制御手段203が画像処理装置10に通知することで表示される。
アクセス手段104は、以上のとおり格納先にアクセスして画像データを格納させる。この例では、グループIDを用いてアクセスが行われており、このグループIDは図8(b)の画像A4を選択するユーザの操作によって指定されている。このように、アクセス手段104は、ユーザの操作によりグループ識別情報が指定された場合に、そのグループ識別情報を用いて格納先にアクセスする。図8の例では画像データを格納するためのアクセス手段104が格納先にアクセスしたが、格納された画像データに対する処理を行うためのアクセスも行われる。
図9は画像データに対する処理が行われるまでに表示される画像の例を表す。図9(a)では、グループIDを指定する操作を行ったときに表示される画像A11が表されている。この例では「G002」というグループIDが指定されている。アクセス手段104は、指定されたグループIDに対応する格納先に格納された画像データの送信を要求する要求データを画像格納装置20に送信する。この要求データはアクセス制御手段203に供給され、アクセス制御手段203は、供給された要求データが表すグループIDが制御テーブルに含まれている場合には、そのグループIDに制御テーブルで対応付けられているパス情報が表すフォルダに格納されている画像データを画像処理装置10に対して送信する。
図9(b)では、そうして送信されてきた画像データが表す写真の一覧と、「印刷する」という文字列を表す画像A12が表示されている。ユーザが写真を選択して画像A12を操作すると、選択された写真が用紙等に形成される。なお、この例では画像データに対して用紙等に画像を形成する処理が行われたが、他にも、画像処理装置10に接続したメモリーキーなどの記憶手段に記憶させる処理が行われてもよいし、指定されたメールアドレスに画像データを添付したメールを送信する処理が行われてもよい。アクセス手段104は、この場合も、ユーザの操作により指定されたグループ識別情報を用いて格納先にアクセスする。
また、グループ識別情報ではなく、ユーザ識別情報を用いたアクセスも行われる。この場合、アクセス手段104は、例えば、携帯型の記憶媒体からユーザ識別情報が新たに読み取られた場合に、そのユーザ識別情報に対応付けられた格納先にアクセスする。
図10はユーザ識別情報を用いたアクセスが行われる場合に表示される画像の例を表す。図10(a)では、「ICカードをかざしてください」という文字列と、その結果読み取られたカードID(この例では「C001」)を表す画像A21とが表示されている。アクセス手段104は、こうして読み取られたカードIDに対応する格納先に格納された画像データの送信を要求する要求データを画像格納装置20に送信する。
アクセス制御手段203は、供給された要求データが表すカードIDが制御テーブルに含まれている場合には、そのカードIDに制御テーブルで対応付けられているパス情報が表すフォルダに格納されている画像データを画像処理装置10に対して送信する。図8に表す制御テーブルが用いられた場合、「C001」というカードIDには2つのパス情報が対応付けられているので、それらによって表される2つのフォルダに格納されている画像データが送信される。図10(b)ではこうして送信されてきた画像データが表す写真の一覧が表示されている。この一覧は、G001及びG002の2つのグループIDに対応する写真を合わせたものになっている。
また、URLを用いたアクセスも行われる。このアクセスは、例えばユーザ装置30のアクセス手段302によって行われる。
図11はURLを用いたアクセスが行われる場合に表示される画像の例を表す。図11(a)では、メールソフトの受信ボックスに届いた電子メールの画像が表示されている。これは、上述した出力手段202が出力先情報であるメールアドレスに対して出力したURLを含む電子メールである。この電子メールには、格納先のURLへのハイパーリンクが張られた画像A31が含まれている。ユーザが画像A31を操作すると、アクセス手段302は、ブラウザを起動し、画像A31に対応付けられたURLを宛先としてHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを送信する。
このHTTPリクエストはアクセス制御手段203に供給され、アクセス制御手段203は、供給されたHTTPリクエストに含まれるURLが表すフォルダに格納されている画像データを含むHTTPレスポンスを画像処理装置10に対して送信する。その結果、ユーザ装置30のブラウザには、図11(b)に表すように「G001」というグループIDに対応する画像データが表す写真の一覧が表示される。以上のとおり、格納先へのアクセスは、グループ識別情報、ユーザ識別情報及びアクセス情報という3つの情報のいずれか1つを用いて行われる。アクセス手段104及びアクセス手段302は、いずれも、これら3つの情報を用いたアクセスを行う。
[1−2]動作
情報処理システム1が備える各装置は、画像データを複数のユーザが共有するための共有処理を行う。この共有処理において各装置が行う動作の手順について説明する。
図12は画像データが格納されるまでの動作の手順の一例を表す。この手順は、画像処理装置10に対してユーザがグループの登録を開始する操作を行うことを契機に開始される。まず、画像処理装置10は、例えば図8(a)に表すグループの登録用の画像を表示する(ステップS11)。
この例では、3人のユーザが所持するICカード3であるICカードA、B及びCがそれぞれ画像処理装置10のカードリーダ部17にかざされ、各ICカード3からカードID及びメールアドレスが画像処理装置10に送信される(ステップS12、S13及びS14)。次に、ユーザがICカードからの読み取りを終了させる操作(例えば図8(a)の画像A2を選択する操作)を行うと、画像処理装置10は、その操作を受け付け(ステップS15)、ステップS12からS14までで受信したカードIDと、格納先の決定の要求とを表す要求データを画像格納装置20に送信する(ステップS16)。ステップS11からS14までの動作は読取手段101が行い、ステップS15及びS16の動作は要求手段102が行う。
画像格納装置20は、ステップS16で要求データを受信すると、その要求データが表す複数のカードIDに対応する格納先を決定する(ステップS21)。次に、画像格納装置20は、複数のカードIDに対応するグループIDを生成する(ステップS22)。続いて、画像格納装置20は、それらのID及び決定した格納先へのアクセスに用いるアクセス情報を例えば図7に表す制御テーブルに対して出力し(ステップS23)、出力した各情報を制御テーブルに反映させる(ステップS24)。また、画像格納装置20は、生成したグループIDを画像処理装置10に対して出力する(ステップS25)。ステップS21の動作は決定手段201が行い、ステップS22、S23、S25の動作は出力手段202が行う。また、ステップS24の動作はアクセス制御手段203が行う。
画像処理装置10は、ステップS25でグループIDを受け取ると、そのグループIDをユーザに提示する(ステップS31)。提示されたグループIDを指定する操作をユーザが行うと、画像処理装置10はその操作を受け付け(ステップS32)、この例ではデジタルカメラ4からI/F部18を介して供給される画像データを受け取る(ステップS33)。画像処理装置10は、受け取った画像データと指定されたグループIDとを画像格納装置20に送信する(ステップS34)。ステップS31及びS32の動作は提示手段103が行い、ステップS33及びS34の動作はアクセス手段104が行う。
画像格納装置20は、ステップS34で画像データ及びグループIDを受信すると、そのグループIDに制御テーブルで対応付けられているアクセス情報が表す格納先に画像データを格納し(ステップS35)、格納が完了した旨を画像処理装置10に対して通知する(ステップS36)。画像処理装置10は、この通知を受け取ると、例えば図8(d)に表す画像を表示して、画像データの格納が完了したことをユーザに提示する(ステップS37)。ステップS35及びS36の動作はアクセス制御手段203が行いステップS37の動作はアクセス手段104が行う。
例えば複数のユーザがデータを共有する場合に、共有するデータの格納先を決めてその格納先のURL等を各ユーザに電子メール等で連絡する方法がある。その際、格納先にアクセスするユーザのユーザIDやメールアドレスを登録することで、データを共有するユーザと格納先とを対応付けるといったことも行われているが、登録する情報を手で入力すると手間がかかる。本実施形態では、上述したように、複数のユーザがデータを共有する際に、携帯型の記録媒体(本実施形態ではICカード)を用いてのユーザ識別情報の入手とそのユーザ識別情報及びアクセス情報の対応付けとが行われる。このICカードからユーザ識別情報を読み取らせるので、ユーザと格納先との対応付けにICカードを用いない場合(例えば手入力する場合)に比べて、複数のユーザがデータを共有する際の手間が少なくなる。
また、本実施形態では、携帯型の記録媒体を用いるので、例えばユーザが自宅や勤務先で利用する装置に記憶させている情報をユーザ識別情報として用いる場合に比べて、複数のユーザが一緒に行動している間に全員のユーザ識別情報の読み取りが行える可能性が高くなっている。
また、本実施形態では、ユーザ識別情報に対応付けられた格納先へのアクセスが行われるので、アクセス情報でのアクセスしかされない場合に比べて、異なる組のユーザ同士でデータを共有しているユーザによる共有可能なデータへのアクセスが容易になっている。
また、本実施形態では、出力されたグループ識別情報を指定することによる格納先へのアクセスが行われるので、例えば携帯型の記録媒体を持っていないときでも、グループ識別情報を覚えてさえいれば、格納先へのアクセスが可能となっている。
また、本実施形態では、出力先情報であるメールアドレスが表す出力先にアクセス情報が出力されるので、出力されたアクセス情報を参照可能な装置(例えばユーザ装置30)による格納先へのアクセスが、その出力先へのアクセス情報の出力が行われない場合に比べて容易になっている。
[2]変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じてそれぞれ組み合わせて実施してもよい。
[2−1]出力の時期
出力手段202は、実施形態では格納先が決定されたときにアクセス情報等を出力したが、これに限らない。出力手段202は、例えば、格納先に画像データが格納された場合に、上述した出力先情報が表す出力先に対してアクセス情報を出力する。この場合、出力手段202は、グループIDを制御テーブルに出力する際、メールアドレス、すなわち読取手段101によって読み取られた出力先情報も制御テーブルに出力する。
図13は本変形例の制御テーブルの一例を表す。この制御テーブルには、グループID、カードID、パス情報、URL及びメールアドレスが互いに対応付けて格納されている。アクセス制御手段203は、画像データを格納先に格納すると、その格納先に対応するURLを出力手段202に供給する。出力手段202は、アクセス制御手段203からURLが供給されると、制御テーブルを参照し、供給されたURLに対応付けられているメールアドレスに対して、そのURLを電子メールに含めて出力する。本変形例では、ユーザが画像データを格納したときにURLを含む電子メールが出力されてくるので、ユーザが格納先に画像データを格納したときに、そのデータを共有する他のユーザがそのことに気付かないということが防がれる。
なお、上記の例ではグループに属するユーザ全員に電子メールが出力されたが、画像データの格納がユーザ識別情報を用いて行われた場合に、画像データを格納したユーザに対してはこの電子メールが出力されないようにしてもよい。その場合、アクセス制御手段203は画像データを格納したユーザのカードIDをURLとともに出力手段202に供給する。出力手段202は、URLに対応付けられたメールアドレスのうち、ともに供給されたカードIDに対応付けられているものを除いたメールアドレスに対して上記の電子メールを出力する。これにより、画像データを格納したユーザ本人に対してはその旨を知らせる電子メールが送信されなくなる。
[2−2]各機能を実現する装置
図5に示す各手段は実施形態とは異なる装置によって実現されてもよい。
図14は本変形例で実現される機能構成の例を表す。図14(a)では、図5に表す読取手段101と、提示手段103と、アクセス手段104と、決定手段201と、出力手段202と、アクセス制御手段203とを備える画像処理装置10aが表されている。画像処理装置10aは、情報処理システム1aが備える装置のうちの1つであり、ここでは他の装置は図示していない。この場合、画像処理装置10aが自身の記憶領域を格納先として画像データを格納する。また、画像処理装置10aは、他の画像処理装置10aやユーザ装置30からの格納先へのアクセスを制御する。なお、画像処理装置10aだけをユーザが利用するようにしてもよく、その場合は、画像処理装置10aが図14に表す各手段を実現する1つのシステムとしてみなされる。
図14(b)では、読取手段101と、提示手段103と、アクセス手段104と、決定手段201と、出力手段202とを備える画像処理装置10bと、アクセス制御手段203を備える画像格納装置20bとが表されている。これらの装置は、情報処理システム1bが備える装置である。この場合、画像データの格納先は画像格納装置20bの記憶領域であるが、その格納先の決定やアクセス情報等の出力は画像処理装置10bが行う。以上のように、情報処理システムが実現する各手段は、様々な装置によって実現されてもよい。
[2−3]携帯型の記録媒体
携帯型の記録媒体はICカードに限らず、磁気カードであってもよいし、NFCの通信を行う機能を有するスマートフォン等であってもよい。また、QR(Quick Response)コード(登録商標)やバーコードが印刷されたカードであってもよい。その場合、図2に表すカードリーダ部17には、QRコードやバーコードを読み取る機能を有するものが用いられる。また、記録媒体に印刷された文字列を撮影した画像に対してOCR(Optical Character Reader)の処理を行い、認識された文字列をユーザ識別情報として読み取ってもよい。要するに、携帯型の記録媒体は、読み取り可能なユーザ識別情報が記録されており、且つ、ユーザが携帯して持ち歩ける大きさ及び重さのものであればよい。
[2−4]後からのユーザ識別情報の読み取り
例えばICカード3を忘れたユーザやまだICカード3を持っていないユーザ(これからICカード3を取得する予定のユーザ)がいた場合に、それらのユーザは後からICカード3を用いてユーザ識別情報を読み取らせてもよい。そのユーザは、提示されるグループIDを覚えておき、画像処理装置10に対してグループIDを手で入力し、ICカード3をカードリーダ部17にかざす。画像処理装置10の要求手段102は、読取手段101により読み取られたカードIDを、入力されたグループIDに対応付けるように要求する要求データを画像格納装置20に送信する。
この要求データは画像格納装置20の出力手段202に供給され、出力手段202は、要求データが表すグループID及びカードIDを制御テーブルに対して出力する。アクセス制御手段203は、出力されてきたグループIDに対応付けられるように、ともに出力されてきたカードIDを制御テーブルに反映する。これにより、後からユーザ識別情報を読み取らせたユーザによる自身のICカード3を用いた格納先へのアクセスが行われる。
[2−5]共有するデータ
情報処理システムにおいて共有されるデータは写真を表す画像データに限らない。例えば動画を表す動画データであってもよいし、外出先で録音した音声を表す音声データであってもよい。要するに、グループで行動する複数のユーザが共有したいデータであれば、どのようなデータが共有されてもよい。
[2−6]発明のカテゴリ
本発明は、画像処理装置、画像格納装置及びユーザ装置等の情報処理装置や、これらの情報処理装置を備えるシステム(情報処理システム1がその一例)として捉えられる。また、本発明は、各情報処理装置が実施する処理を実現するための情報処理方法や、コンピュータであるこれらの情報処理装置を、上述した各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態や、インターネット等の通信回線を介してコンピュータにダウンロード及びインストールさせて利用可能にするなどの形態で提供される。
1…情報処理システム、2…通信回線、3…ICカード、4…デジタルカメラ、10…画像処理装置、20…情報格納装置、30…ユーザ装置、11、21、31…制御部、12、22、32…記憶部、13、23、33…通信部、14、34…表示部、15、35…操作部、16…画像形成部、17…カードリーダ部、18…I/F部、101…読取手段、102…要求手段、103、301…提示手段、104、302…アクセス手段、201…決定手段、202…出力手段、203…アクセス制御手段。

Claims (8)

  1. ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、
    複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報であって、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段と
    前記ユーザ識別情報を読み取るための画面を表示する表示手段であって、当該画面の表示中に前記ユーザ識別情報が前記記録媒体から新たに読み取られた場合に、当該ユーザ識別情報に対応付けられた前記格納先に格納されたデータを表示する画面に遷移させる表示手段と
    を備えるシステム。
  2. 前記出力手段は、前記複数のユーザ識別情報のグループ毎に前記アクセス情報を出力し、
    前記表示手段は、新たに読み取られた前記ユーザ識別情報が複数のグループに属している場合、当該複数のグループについて出力される複数のアクセス情報を用いてアクセスされる複数の前記格納先に格納されたデータを表示する画面に遷移させる
    請求項1に記載のシステム。
  3. ユーザを識別するユーザ識別情報と、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報の出力先であり且つ当該ユーザ識別情報に対応付けられた出力先を表す出力先情報とを携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、
    複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報及び前記出力先情報がそれぞれ読み取られた場合に、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を、読み取られた前記出力先情報が表す出力先に対して出力する出力手段と
    を備えるシステム。
  4. 前記出力手段は、前記格納先にデータが格納された場合に、読み取られた複数の前記出力先情報が表す出力先のうち、当該データを格納したユーザのユーザ識別情報に対応付けられた出力先を除いた出力先に対して前記アクセス情報を出力する
    請求項に記載のシステム。
  5. ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、
    複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
    複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、当該複数のユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報をユーザに提示する提示手段と、
    前記グループ識別情報がユーザに提示された場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いられ且つ当該グループ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段であって、提示された前記グループ識別情報の入力の受け付けと共に前記複数のユーザ識別情報とは別のユーザ識別情報の読み取りが後から行われた場合に、当該別のユーザ識別情報をさらに対応付けた前記グループ識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を出力する出力手段
    を備えるシステム。
  6. コンピュータを、
    ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、
    複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報であって、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段と
    前記ユーザ識別情報を読み取るための画面を表示する表示手段であって、当該画面の表示中に前記ユーザ識別情報が前記記録媒体から新たに読み取られた場合に、当該ユーザ識別情報に対応付けられた前記格納先に格納されたデータを表示する画面に遷移させる表示手段
    として機能させるためのプログラム。
  7. コンピュータを、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いるアクセス情報の出力先であり且つ当該ユーザ識別情報に対応付けられた出力先を表す出力先情報とを携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、
    複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報及び前記出力先情報がそれぞれ読み取られた場合に、読み取られた複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられたアクセス情報を、読み取られた前記出力先情報が表す出力先に対して出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータを、
    ユーザを識別するユーザ識別情報を携帯型の記録媒体から読み取る読取手段と、
    複数の前記ユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
    複数の前記記録媒体から前記ユーザ識別情報がそれぞれ読み取られた場合に、当該複数のユーザ識別情報に対応付けられるグループ識別情報をユーザに提示する提示手段と、
    前記グループ識別情報がユーザに提示された場合に、データを格納するために確保される格納先へのアクセスに用いられ且つ当該グループ識別情報に対応付けられたアクセス情報を出力する出力手段であって、提示された前記グループ識別情報の入力の受け付けと共に前記複数のユーザ識別情報とは別のユーザ識別情報の読み取りが後から行われた場合に、当該別のユーザ識別情報をさらに対応付けた前記グループ識別情報に対応付けられた前記アクセス情報を出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
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