JP6557570B2 - 流体フィルター - Google Patents
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Description
本発明の流体フィルターによれば、内側筐体の外周面と外側筐体の内周面との間隙を通って外部へリークするのを防止して、フィルタリング効果を向上できる。
これにより、上記リークをより確実に防止して、フィルタリング効果をさらに向上できる。
これにより、流体フィルターの低コスト化や長寿命化が可能となる。
ただし、第2フィルター材50及び蓋60は、省略してもよい。
本明細書では、流路の中心軸線を「流路軸線O」とする。また、流路軸線Oに沿う方向を「軸線方向」といい、流路軸線Oに対して直交する方向を「軸直方向」という。また、流路軸線Oに対して直交する仮想平面内で、流路軸線Oに近い側を「内周側」といい、流路軸線Oから遠い側を「外周側」という。また、軸線方向において、入口10a側を「上流側」(本例における軸線方向の一方側)といい、出口10b側を「下流側」(本例における軸線方向の他方側)という。
図1のA−A線は、流路軸線Oの一部分に沿っている。
図の例では、流路が、途中で略直角に折れ曲がったL字形をなしているが、流路は、一直線状のI字形や、途中で滑らかに湾曲したJ字形など、任意の形状をなしてよい。
ただし、外側筐体10の流路軸線Oに対して直交する仮想平面内における断面形状は、本例に限らず、任意の環形状が可能であり、例えば、流路における入口10aから略直角の折れ曲がり箇所までに対応する部分で、外周面及び内周面の4隅がアールの無い、角張った四角環状でもよいし、あるいは、円環状や三角環状などとしてもよい。
なお、後述するように、本例では、第1フィルター材30が、流通抵抗の高い材料からなるが、その場合、流体は、第1フィルター材30内を流れにくくなる分、第1フィルター材30の外周側へと流れようとする。そこで、本例では、内側筐体20内に第1フィルター材30を収容することによって、仮に第1フィルター材30を直接外側筐体10内に収容した場合に比べて、より確実に、第1フィルター材30の形状や位置を維持するとともに、第1フィルター材30よりも外周側へと流体がリークしないよう、流体密性を担保できる。
本実施形態では、弾性シール部材40によって、外側筐体10の段差面11と内側筐体20の対向面21との間隙が流体密に維持される。これにより、入口10aから流入した流体は、内側筐体20の外周面と外側筐体10の内周面との間隙に流入した分についてはその間隙から外部へリークすることなくそこで留まるので、入口10aから流入した流体のほぼ全部が、内側筐体20内を通って第1フィルター材30によってフィルタリングされてから出口10aから外部へ出るので、フィルタリング効果を向上できる。
なお、外側筐体10の係合部12を凸状に構成し、内側筐体20の被係合部22を凹状に構成してもよい。
ただし、蓋60は、外側筐体10に対して一体形成又は固定されてもよい。
この点、本例による弾性シール部材40によれば、内側筐体20の外周面と外側筐体10の内周面との間隙の形状に依らず、上記リークを確実に防止できるので、低コスト化及び長寿命化とリークの防止とを良好に両立できる。
ここで、内側筐体20の対向面21の内径D2と、弾性シール部材40の内径D3と、外側筐体10の段差面11の内径D4とは、図の例では互いに同一であるが、互いに異なっていてもよい。
このフィルター基材に担持される活性炭としては、例えば椰子殻活性炭、木質活性炭、石油ピッチ系活性炭、石炭系造粒炭、その他の成型活性炭などが例示され、中でも石炭系造粒炭が好ましく用いられる。
不織布31は、帯電処理された繊維からなり、例えば、帯電処理された繊維からなる、スパンポンド不織布、メルトブロー不織布、ニードルパンチ加工された不織布、エンボス加工された不織布などが好ましく用いられる。不織布31の形状は、本例のプリーツ形状以外に、ハニカム形状、フラット形状等、種々の形状のものを用いることができる。また、帯電処理された繊維の種類としては、特に制限されるものではないが、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の有機繊維が好ましく用いられ、中でもポリプロピレンが補修効率の点で特に好ましく用いられる。また、不織布や織布の目付としては、特に制限はないが、除塵性能及び流通抵抗の面から15〜500g/m2、特に50〜200g/m2であることが好ましい。
Claims (3)
- 流体の入口から出口までの流路を内周側に有する内周面に、内周側へ延在するとともに前記流路の軸線方向の一方側を向く環状の段差面が形成された、管状の外側筐体と、
前記外側筐体の内周面の内周側で、前記段差面よりも前記軸線方向の一方側に配置され、前記軸線方向の他方側を向くとともに前記段差面に対向する環状の対向面を有する、管状の内側筐体と、
前記外側筐体の内周面と前記内側筐体の外周面との間に設けられた間隙と、
前記内側筐体内に収容された第1フィルター材と、
前記段差面と前記対向面とによって流体密に挟まれた、環状の弾性シール部材と、
を備え、
前記入口から流入し前記間隙に流入した流体は、前記弾性シール部材によって、該間隙に溜まるように構成したことを特徴とする、流体フィルター。 - 前記外側筐体の前記内周面には、係合部が設けられ、
前記内側筐体の外周面には、前記係合部と係合する被係合部が設けられ、
前記弾性シール部材は、前記段差面と前記対向面との間で圧縮されている、請求項1に記載の流体フィルター。 - 前記流路内で、前記内側筐体よりも上流側に配置された、第2フィルター材をさらに備え、
前記流路の流路軸線に直交する断面における、前記外側筐体の内周面のうち、少なくとも、前記弾性シール部材、前記内側筐体、及び前記第2フィルター材のそれぞれと対向する部分の断面形状と、前記流路の流路軸線に直交する断面における、前記弾性シール部材、前記内側筐体、及び前記第2フィルター材のそれぞれの外形とが、それぞれ略四角形状である、請求項1又は2に記載の流体フィルター。
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JP2015197086A JP6557570B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 流体フィルター |
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JP2015197086A Active JP6557570B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 流体フィルター |
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- 2015-10-02 JP JP2015197086A patent/JP6557570B2/ja active Active
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