JP6557541B2 - 空気維持タイヤ用の、バルブステムに位置する制御調節器 - Google Patents

空気維持タイヤ用の、バルブステムに位置する制御調節器 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、空気維持タイヤに関し、特に、空気維持タイヤにおいて使用される制御および空気ポンプシステムに関する。
通常の空気拡散により、時間とともにタイヤ圧は減少する。タイヤの通常の状態は、膨張した状態である。したがって、ドライバーは、タイヤ圧を維持するために繰り返し作業を行う必要があり、さもなければ、燃費およびタイヤ寿命の低下と、自動車のブレーキ性能およびハンドリング性能の低下に直面することになる。タイヤ圧が著しく低いときにドライバーに警告するタイヤ圧監視システムが提案されている。
米国特許第8113254号明細書 米国特許第8042586号明細書
しかしながら、そのようなシステムは、推奨圧力までタイヤを再膨張させるように警告が発せられたときに、ドライバーによる救済措置に依然として依存している。したがって、ドライバーの介入を必要とせずに経時的なタイヤ圧のいかなる減少も補償するために、タイヤ圧を自動で維持する空気維持機能をタイヤ内に組み込むことが望まれている。
本発明の一態様では、制御バルブ組立体は、タイヤバルブステムに近接して配置され、外部加圧空気源と、タイヤサイドウォール内に設置されたタイヤに設置された追加の加圧空気源と、のいずれかからタイヤステムを通る加圧空気の流れを制御する。制御組立体は、複数の空気の経路を有する双方向空気分配ブロックを含み、各空気の経路は、タイヤに取り付けられた空気ポンプチューブと接続された各導管と接続されている。複数の経路は、地面に対するタイヤの回転方向に応じて、周囲の非加圧空気の空気ポンプチューブへの供給を交互に伝達する。
他の態様では、空気経路の各々は、空気分配ブロックと直列に接続された複数のチェックバルブを有し、各経路内のチェックバルブは、地面に対するタイヤの回転方向に応じて、選択的に開閉する。
他の態様によれば、圧力制御組立体は、空気の経路から双方向ブロックを通じて加圧空気を放出するために配置された解放バルブを含む。解放バルブは、タイヤキャビティ内の空気圧が予め設定された最適の膨張レベル以上のときに開いて加圧空気を放出し、タイヤキャビティ内の空気圧が該予め設定された最適の膨張レベルより低いときに閉じる動作を行う。
他の態様では、圧力制御組立体は、タイヤキャビティ内の検出された空気圧に応じて、タイヤに取り付けられたチューブへの周囲の非加圧空気の流れを制御することによって、ポンプチューブからの加圧空気の流れを制御する。
他の態様によれば、バルブステムは、リム本体と双方向空気分配ブロックを貫通するサイズに構成されている。圧力制御組立体は、バルブステムと近接関係の制御位置でリム本体の表面に取り付けられている。
他の態様において、空気ポンプチューブは、タイヤウォールの曲げ領域内に取り付けられ、タイヤウォールの曲げ領域がタイヤフットプリントの回転と反対に回転するにつれてタイヤ曲げ領域から引き起こされる力に応じて、セグメントごとに閉開する。
(定義)
タイヤの「アスペクト比」は、タイヤの断面幅(SW)に対する断面高さ(SH)の比を意味し、百分率で表現するために100を乗じたものを意味する。
「非対称トレッド」は、タイヤの中心面つまり赤道面EPに関して対称ではないトレッドパターンを有するトレッドを意味する。
「軸方向の」および「軸方向に」は、タイヤの回転軸に平行なラインまたは方向を意味する。
「チェーファー」は、タイヤビードの外側周囲に配置され、リムに対する摩耗および切断からコードプライを保護し、リム上方のたわみを分散させる、幅の狭い材料ストリップである。
「周方向」は、軸方向に垂直な環状のトレッドの表面の周囲に沿って延びるラインまたは方向を意味する。
「ダックバルブ」は、ゴムまたは合成エラストマーから製造されたチェックバルブであり、アヒルのくちばしのような形状を有する。バルブの一端は、供給ラインの出口の上に広がり、そのラインの形状に適合している。他端「ダックビル」は、自然な平らな形状を保っている。加圧空気が供給ラインからダックビルを通して注入されると、平らな端部が開いて加圧空気が通過可能になる。圧力が無くなると、ダックビル端部は平らな形状に戻り逆流を防止する。
「赤道中心面(CP)」は、タイヤの回転軸に垂直でトレッドの中心を通る平面を意味する。
「フットプリント」は、速度がゼロで、標準荷重および標準圧において、平坦な面と接触するタイヤトレッドの接地面または接地エリアを意味する。
「溝」は、トレッドの周囲を周方向または横方向に、直線状、曲線状、またはジグザグ状に延びているであろうトレッド内の細長い空隙エリアを意味する。周方向および横方向に延びる溝は、共通部分を有する場合もある。「溝の幅」は、その幅が問題となっている、溝または溝部分によって占められる表面積を、この溝または溝部分の長さで割ったものに等しく、したがって、溝の幅は、溝の全長での平均幅である。溝は、タイヤ内で様々な深さを有していてよい。溝の深さは、トレッドの円周にわたって変化していてもよく、あるいは、ある溝の深さが、一定であるが、タイヤ内の別の溝の深さとは異なっていてもよい。そのような幅狭または幅広の溝は、相互に連結する幅広の周方向溝と比べて、実質的に小さい深さを有する場合、関連するトレッド領域でリブのような性質を保持する傾向がある「タイバー」を形成すると見なされる。
「車内側」は、タイヤがホイールに取り付けられ、そのホイールが車両に取り付けられたときの、タイヤの車両に最も近い側を意味する。
「内側へ」は、方向的に、タイヤキャビティの方へ、を意味する。
「横方向」は、軸方向を意味する。
「横方向縁部」は、赤道中心面に平行なラインであって、標準荷重および標準タイヤ圧において測定された、軸方向の最も外側のトレッドの接地面つまりフットプリントの接線を意味する。
「正味接地面積」は、トレッド全周にわたる横方向縁部同士の間の接地トレッド要素の全面積を、横方向縁部同士の間のトレッド全体の総面積で割ったものを意味する。
「非方向性トレッド」は、好適な前進方向を有していないトレッドであって、トレッドバターンが好適な走行方向に揃うようにする特定のホイールポジションで車両に配置する必要のないトレッドを意味する。逆に、方向性トレッドパターンは、特定のホイールポジションを必要とする好適な走行方向を有している。
「車外側」は、タイヤがホイールに取り付けられ、そのホイールが車両に取り付けられたときの、タイヤの車両から最も遠い側を意味する。
「外側へ」は、方向的に、タイヤキャビティから離れる方向を意味する。
「ぜん動」は、空気などの内包物質を管状流路に沿って推進させる波状収縮による動作を意味する。
「半径方向の」および「半径方向に」は、タイヤの回転軸に向かって放射状に延びる方向、または回転軸から離れるように放射状に延びる方向を意味する。
「リブ」は、少なくとも1つの周方向溝と、同等の第2の溝または横方向縁部のいずれかとによって規定された、トレッド上を周方向に延びるゴムのストリップであって、完全な深さの溝によって横方向に分割されていないゴムのストリップを意味する。
「サイプ」は、トレッド面を細分し、トラクションを改善する、タイヤのトレッド要素内に成形された小さいスロットを意味し、サイプは、一般に幅が狭く、タイヤのフットプリント内で開いたままである溝とは対照的に、タイヤのフットプリント内で閉じている。
「トレッド要素」または「トラクション要素」は、溝に隣接する形状を有することにより規定された、リブ要素またはブロック要素を意味する。
「トレッドアーク幅」は、トレッドの横方向縁部同士の間で測定された、トレッドの円弧長を意味する。
バルブステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムを有するタイヤの斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムを有するタイヤの分解斜視図である。 バルブステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムを有するタイヤの側面図である。 空気の流れを引き起こす道路との接触によって閉じたポンプチューブを表す、バルブステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムを有するタイヤの側面図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの第1実施形態の図3に基づく部分断面斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの斜視図である。 圧力制御システムの反対サイドの斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの他の角度の斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの反対サイドの斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの第1実施形態の分解斜視図である。 圧力制御システムの他の第2実施形態の分解斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの第1実施形態のある角度の斜視図である。 AMT圧力制御システムの第2実施形態のある角度の斜視図である。 ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの第1実施形態の、図9Aとは反対の角度の分解斜視図である。 圧力制御システムの第2実施形態の、図9Bとは反対の角度の分解斜視図である。 タイヤキャビティ圧力が設定圧力より高く空気が通れない、第1の低設定膨張制御調節器の実施形態の断面図である。 タイヤキャビティ圧力が設定圧力より低く空気が通れる、第1の低設定膨張制御調節器の実施形態の断面図である。 タイヤキャビティ圧力が設定圧力より高く空気が通れない、第2の低設定膨張制御調節器の実施形態の断面図である。 タイヤキャビティ圧力が設定圧力より低く空気が通れる、第2の低設定膨張制御調節器の実施形態の断面図である。 タイヤキャビティ圧力が設定圧力より高く空気が通れない、第3の低設定膨張制御調節器の実施形態の断面図である。 タイヤキャビティ圧力が設定圧力より低く空気が通れる、第3の低設定膨張制御調節器の実施形態の断面図である。 双方向ブロックの部分断面斜視図である。 制御調節器からダックバルブ組立体を通り、ダックバルブ組立体の周囲を通り、フィッティング組立体を通り、ポンプチューブ30へ出て行く空気(第1の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 ポンプチューブからフィッティング組立体に中に入りダックバルブ組立体を通って溝の中に入る空気(第1の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 タイヤキャビティが低い圧力の状態において、溝からダックバルブ組立体を通ってバルブステムの中へ入りタイヤキャビティの中へ続く空気(第1の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 タイヤキャビティが所望の圧力以上の状態において、溝から排出バルブへと続く空気(第1の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 双方向ブロックの部分断面斜視図である。 制御調節器からダックバルブ組立体を通り、ダックバルブ組立体の周囲を通り、フィッティング組立体を通ってポンプチューブへ出て行く空気(第2の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 ポンプチューブからフィッティング組立体の中に入り、ダックバルブ組立体を通って溝の中に入る空気(第2の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 タイヤキャビティが低い圧力の状態において、溝からダックバルブ組立体を通ってバルブステムの中へ入りタイヤキャビティの中へ続く空気(第2の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 タイヤキャビティが所望の圧力以上の状態において、溝から排出バルブへ続く空気(第2の流れ方向)を示す双方向ブロックの部分断面斜視図である。 組み立てられた調節器および双方向ブロックの断面図である。 閉位置の調節バルブを示した、組み立てられた調節器および双方向ブロックの断面図である。 開位置の調節バルブを示した、組み立てられた調節器および双方向ブロックの断面図である。 調節器カバープレートの上部斜視図である。 調節器カバープレートの調節バルブハウジングコンポーネントの底部斜視部である。 調節バルブハウジングが除かれた調節器カバープレートの上部斜視図である。
図1、図2、図3および図4を参照すると、タイヤ組立体10は、タイヤ12と、ぜん動ポンプ組立体15を制御する制御システム14と、タイヤリム本体16とを含む。タイヤは、従来の方法でリム本体16に取り付けられている。タイヤは、従来構造を有し、対向するビード領域22、24(ビード領域22のみ示されている)からクラウンつまりタイヤトレッド領域26まで延びる一対のサイドウォール18、20(サイドウォール18のみ示されている)を有している。タイヤとリムが、タイヤキャビティ28を包囲している(図5参照)。
図2および図3に見られるように、ぜん動ポンプ組立体15は、環状通路32を包囲する環状空気チューブ30を含んでいる。チューブ30は、プラスチックやゴム化合物のような弾性および可撓性を有する材料であって、繰り返しの変形サイクルに耐えることができる材料で形成されている。チューブは、そのように構成されているので、タイヤ内で、外力を受けて平らな状態に変形し、そのような力が取り除かれると、元の断面形状に戻ることができる。示された実施形態では、圧力のかかっていない状態でのチューブの断面は大体環状であるが、必要に応じて他の代わりのチューブの形状が用いられてもよい。チューブは、タイヤキャビティ28内に空気を入れてタイヤ12を好適な膨張圧力に維持する目的のために十分な空気の必要量を通過させるのに十分な直径を有している。
タイヤ内に変形可能な空気チューブを組み入れるぜん動の原理は、特許文献1に記載されており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。その特許システムでは、チューブは、タイヤビード領域に近接するタイヤ内に形成された環状のタイヤ通路内に組み込まれている。タイヤが回転するとタイヤの外側から空気がチューブの中に送り込まれ、タイヤが回転するにつれてタイヤ内で進行するチューブの押しつぶれによって該空気が空気チューブに沿って送り込まれる。このように、空気は、流出口バルブの中に強制的に入れられ、そこからタイヤキャビティの中に入ってタイヤキャビティ内の空気圧を所望の圧力レベルに維持する。図4は、タイヤが地面上で回転したときに、チューブに沿った空気の流れを作り出す空気チューブの一般的な動作原理を示している。
チューブ30は、タイヤ内の溝の内部にきっちりと取り付けられており、タイヤが回転するにつれて連続的に平らになる。タイヤが回転したときのチューブのセグメントごとの平たん化によって、空気は、空気通路32に沿って押し込まれ、その後、空気はタイヤキャビティ28の中に入って空気圧を維持する。サイドウォール溝の中のチューブを使うぜん動ポンプシステムは、特許文献2に示されており、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
図2、図4および図5を参照すると、ポンプチューブ30は、概ね環状であり、ビード領域22に近接するタイヤサイドウォール18の下部領域を取り囲む。しかしながら、本発明から逸脱しなければ、空気チューブの他の形状が案出されてもよい。チューブ30の両端は、直列に並んだコネクタブロック34の中に接続している。導管36および38は、コネクタブロック34およびポンプチューブの各端部と接続されている。導管36および38は、リムフランジ42の周りの所定の経路に沿って進み、リム本体16の底面44に取り付けられている空気流れ双方向ブロック40に続いている。導管36、38は、空気ポンプチューブ30へのまたは空気ポンプチューブ30からの空気流入/流出経路となる。ポンプモード(タイヤの前方への回転)では、一方の導管が空気をポンプチューブに送り、他方の導管がポンプチューブによって加圧された空気を双方向ブロック40へ導く。タイヤの反対の回転方向では、導管36、38の機能は逆になる。
図5、図6A、図7、図8、図9A、図10Aおよび図11Aは、組み立てられた制御調節器/双方向ブロックの第1実施形態を示す。制御バルブ調節器は、流入口の低設定膨張制御(cold set inflation control)を使って空気を空気チューブ30の中にいれる。そのようなシステムでは、空気チューブは、制御システムバルブがオフすなわち閉位置(空気がチューブの中に入らない)のとき空気を注入せず、制御バルブがオンすなわち開状態(空気がチューブの中に流れる)のときだけ空気を注入する動作を行う。低設定制御調節器では、圧力検出能力を有する、バネで調節されたアクチュエータが、チューブ30への空気の流れを開閉(オンオフ)するために使用される。キャビティ圧力が設定圧力(低膨張設定圧力)より低いと、調節バルブが開いて空気がチューブ30の中に入ることができる。キャビティ圧力が設定圧力(低膨張設定圧力)より高いと、調節バルブが閉じて空気がチューブ30の中に流れることができなくなる。低設定調節バルブの3つのデザインが図12Aから図14Bに示されている。
組み立てられた制御調節器/ブロックの他の第2実施形態が、図6B、図9B、図10Bおよび図11Bに示されている。第2実施形態の制御調節器のアプローチでは、ポンプチューブからの流出加圧空気は、空気流入口制御調節バルブシステムではなく、バネで調節された圧力解放バルブによって制御される。解放バルブの設定は、ポンプ空気チューブ30からタイヤキャビティ28の中への空気の流れを制御する。キャビティ圧力が設定圧力(最高膨張設定圧力)より低いと、ポンプチューブ内で作られた空気圧がタイヤキャビティ内の圧力より高いときに、バルブが開いて、空気がタイヤキャビティの中に入ることができる。キャビティ圧力が設定圧力(最高膨張設定圧力)より高いと、注入された空気は、解放バルブから放出され、そして、ポンプの中に戻るか大気中に放出される。
第1および第2の制御調節器/ブロックの組み立てられた構成の両方では、チューブ30からタイヤキャビティまでの空気の注入は、タイヤが前方と反対のどちらの方向に回転しているときに生じることができる。空気をチューブ30から注入する際の双方向性は、二重の空気流路を含む空気流れ双方向ブロック40によって可能になり、各経路は、接続された一対のチェックバルブによって規定される。二重の並列の空気の流れの経路の内部の4つのチェックバルブは、外部制御用の第5チェックバルブによって増加されてもよい。このように、本発明で用いられる制御システム14は、流入口制御調節器を使う流入口空気制御システムまたは流出口加圧空気制御システムとして構成されてもよいし、双方向空気分配ブロック40を使う流入口システムおよび流出口システムの両方として構成されてもよい。
図5、図6A、図7、図8、図9A、図10A、図11A、図25、図26、図27を参照すると、空気流れ方向ブロック40は、概ね、サイドウォール46、48、50、52と、ボトムウォール54と、トップサイド56によって形成された立方体ボディである。トップカバープレート58は、立方体ボディのトップサイド56および制御調節器68の上に取り付けられている。細長い円筒形の制御調節器バルブハウジング60は、トップカバープレート58の外側の面に適切な手段で取り付けられ、ハウジング60は、軸方向の貫通穴62を有している。カバープレート58は、以下に説明するように、突き出たタイヤバルブステムを受け入れるためのサイズを有する円形の貫通穴64を持つように形成されている。4つの角部の組立体穴66は、トップパネルを貫通している。図26および図27に示すように、制御組立体流出空気通路154、155の一部を形成している変形は、ハウジング60のアンダーサイドに沿って延びている。相補的な変形は、トップカバープレート58の上面内に形成され、該上面に沿って延びている。それらが結合されたとき、それらの変形は、包囲された流出口空気通路154、155を形成する。カバープレート58に対するハウジング60の取り付けは、通路154、155の形成を完成させ、それによって、ハウジング60内に収容された制御組立体から双方向分配ブロック40までの並列の流出口空気通路が備えられる。
この文書に記載された3つの異なる実施形態の各々において、制御バルブ組立体68は、この文書で「制御調節器」としても呼ばれ、円筒形の制御調節器ハウジング60内の穴62の内部に収容されている。凹部70は、ブロック40の立方体ボディのトップサイド56の内部に設けられている。トップサイド56は、さらに、4つの角部組立体ソケット72と、トップサイド56を貫通しタイヤバルブステム100を受けるためのサイズにされた貫通穴74と、を備えるように形成されている。一対のダックバルブ着座ソケット76、78が、空気収集室70の対向する角部においてトップサイド56の中に延びている。
4つの組立体ピン80は、穴66を通ってソケット72の中に延び、カバープレート58をブロック40のトップサイド56に固定し、それによって、空気収集室70を包囲する。バルブステムアタッチメントナット82は、タイヤバルブステム100をブロック40に固定するために設けられている。一対のダックバルブソケット84、86(バルブ86は図9Aに示されていない)は、それぞれ、ブロックサイド48、52を貫通している。一対の空気流入口/流出口ソケット88、90は、ブロックサイド46を貫通し、示されたように一定の離れた関係の間隔で位置している。ダックすなわち「チェック」バルブ92、94、96、98は、市販タイプであり、この文書では「チェック」バルブとも呼ぶ。ダックバルブコンポーネント92、94は、双方向ブロック40の中を横に延び、それぞれ、ソケット84、86の中に配置され、ダックバルブコンポーネント96、98は、ブロック40の中を縦に延び、それぞれ、ソケット76、78の中に配置される。バルブコンポーネント92、98とバルブコンポーネント94、96は、ペアになって、ブロック40を貫通する2つの並列の空気流れ経路を形成し、それぞれ、制御調節器68から流入口/流出口ソケット90、88までの二重の経路を形成する。バルブは、空気圧の入力に応じて開閉する細長い膜を含むダックビルバルブのような公知の構成である。チェックバルブの他の公知のタイプが、必要に応じて使用されてもよい。ダックバルブ96、98の外側の端部99は、一対の形成された流出口導管154、155によって、制御バルブ組立体68に接続されて、制御バルブ組立体68から双方向ブロック40へ空気を導く2つの並列の空気流れ経路を形成する。
タイヤのバルブステム100は、内部において改良されて、基準端部で、内部加圧空気収集室174を備える。バルブステムの内部空気収集室174は、バルブステムを貫通している横断流入口通路170と連通可能である。バルブステム100は、ブロック40の貫通穴64に収容されつつ突き出ている。バルブステム100は、従来構成のバルブコンポーネント101を収容している、軸方向の外側にねじ山が付けられた端部を有する。端部101内のバルブコンポーネントは、外部空気の入口から供給された加圧空気を、バルブステムを通じてタイヤキャビティの中へ入れるために使用される。ここで使用されるように、バルブステム100の端部101内に収容されたバルブ(不図示)は、「主要入力バルブ」として呼ばれる。主要入力バルブは、加圧空気を従来の形式で主要加圧空気外部源(不図示)から空気収集室174の中に送り込む。主要加圧空気外部源からの加圧空気は、空気収集室174から、タイヤ空気キャビティ28の中に導かれてキャビティを再び加圧する。
このため、本発明による加圧空気のタイヤキャビティへの送り込みは、二重のソース(source)からもたらされてもよい。バルブステムの端部101内の主要な入力バルブは、従来のように、主要外部空気源から加圧空気を送り込む。更なる補足においては、空気ポンプチューブ30は、必要とされるタイヤの地面上での回転に基づく調節器68の制御下で、キャビティ28を加圧する。
カップリングナット82は、バルブステム100の突き出た端部101の外側のねじ山と噛み合ってバルブステムをブロック40に固定する。ねじ込みプラグ102と密封オーリング104は、バルブソケット86の中に挿入されてバルブ94を適所に固定する。同様に、ねじ込みプラグ106と密封オーリング180は、ソケット84の中に挿入されてバルブ92をブロック40の中に固定する。空気流入/流出導管36、38は、それぞれ、ブロック40の流入/流出ソケット88、90の中のコネクタ114、116に接続する端部フィッティング(器具)110、112を含む。そのように接続されているので、流入/流出導管の両方は、空気をブロック40から空気チューブ30まで導き、加圧空気を空気チューブ30からブロックに戻すことができる。流入と流出の機能は、タイヤの回転方向によって決定されるように、導管36、38の間で切り替わる。このように、ポンプチューブ30は、加圧空気を、ブロック40を通じて、前進と反対の方向のいずれかに回転しているタイヤ12内のタイヤキャビティに送ることができる。内側にねじ山がある入口開口122は、空気収集室70の底面を貫通し、ブロック40の組立体で使われる。組立体が完成すると、ネジ120が、入口開口122の中にあるねじ山と噛み合い、意図する空気分配動作のためにブロック40の内部を密封する。
図11Aは、反対の角度からの上述した図9Aの組立体を表し、図10Aは、組み立てられた制御組立体双方向ブロック40を表す。図12Aと図12Bと図24Aと図24Bは、それぞれ、閉位置と開位置における制御調節器68の断面図である。図23は、組み立てられた制御バルブ組立体68と双方向ブロック40の断面図を表す。図24Aは、閉位置における図23の制御調節器68の拡大図を示す。図24Bは、開位置における制御調節器68の拡大図を示す。図9A、図12A、図12B、図23、図24Aおよび図24Bの実施形態は、ここに開示された、ステムに取り付けられた双方向AMT圧力制御システムの3つの異なる実施形態の第1実施形態を表す。ブロック40に取り付けられた制御バルブ組立体68は、ブロック40およびそこから空気チューブ30の中への空気の流れを制御する(図5)。低設定膨張レベルが組立体68に適用されてバルブ組立体の開閉が制御され、それによって、空気ポンプチューブへの空気の流れが制御される。制御バルブ組立体68の3つの異なる構成が図12〜14に示され、以下に記載される。
図9A、図12A、図12B、図23、図24A、図24Bを参照すると、第1低設定膨張制御調節器の実施形態68が、制御調節器ハウジング60の水平穴62の中への組立体として適切に示されている。図24A、図24Bの制御調節器は、その組立体内のフィルタエレメント69を含み、一方、図12A、図12Bの簡略化された組立体はフィルタエレメント69を含んでいない。
<バルブ閉位置>
図12Aおよび図24Aに示したように、調節器は、タイヤキャビティ圧力が設定圧力より高い場合に閉位置となり、空気の通過が禁止される。組立体68は、前方の端部128に球形の先端126を有する細長いアクチュエータピストン124を含む。環状のばね停止フランジ134は、中心穴62の中を穴62の前方端部に向けて延びている。コイルばね136は、ピストン124を包囲し、環状フランジ130と停止フランジ134との間に位置している。環状の仕切りプラグ138は、ハウジング穴の後方領域内のピストン124の後方端部分を収容する貫通口を有する。プラグ138は、ピストン124の軸方向への行き来の動きのガイドとして機能する。一般的に円形のしなやかな仕切りコンポーネント140が、穴60内のガイドプラグ138の後方に配置されている。仕切りコンポーネント140は、外側の面に対して圧力を受けたときに変形可能であり、その圧力が無くなるまたは減少したときに元の形状に回復可能な、弾性を有するゴム状の材料で形成されている。仕切りコンポーネント140は、ピストン124の中に捕らえられて固定された突出物202を含む。示されたように、仕切りコンポーネント140の変形によって、ピストン124は、軸方向に移動して、閉じ位置つまり着座位置に達する。ねじ山が設けられた挿入部142は、ハウジング60の後方端部の内部にねじで固定され、穴62内に組立体を収める。挿入部142は、仕切り部コンポーネント140の外側の面に隣接する位置に配置された、中央に配置された圧力検出キャビティ143を有する。管状の導管144は、キャビティ143を、ブロック40を貫通する通路145と接続する。通路145は、タイヤキャビティと連通し、タイヤキャビティ圧力を、仕切りコンポーネント140の外側の面の反対に位置するキャビティ143に伝える。
ハウジング60の前側の端部では、設定圧力調整可能な、ねじ山が設けられたフィルタ挿入部146が、ハウジングの中に通され、穴62を閉じている。ねじ146がねじ込まれる程度によって、コイルばね136の圧縮力が決定される。挿入部146は、ピストン124の球形端部126の向かいに位置する座部つまりポケット148を形成するように構成されている。ピストン124の球形端部126は、封止目的のためのゴム状材料構造で形成されたカバー150に大きさが合わせられている。ねじ146は、その中に、座部148と繋がる前方端部から延びている軸方向の空気流入通路152を有する。図24Aおよび図24Bの構成では、フィルタエレメント69は、空気流入通路152の中に配置されている。空間を隔てて配置された一対の空気流出口154、155(断面図ではその一方が示されている)は、本体60からの流出口として配置され、ピストン124が開すなわち座部に当接していない位置のとき、流入通路152から空気の流れが伝わる方向に延びている。
ピストン124が制御調節器本体60内で軸方向に行き来する動きをすることは言うまでもない。図12Aおよび図24Aで示された、前方の「バルブ閉じ」位置では、ロッド124の球形端部126が座部148に着座し、空気流入通路152から本体穴62の中への空気の流れを遮断する。このため、空気は、一対の空気流出口154、155から双方向ブロック40まで遮断される。調整可能ねじ146の内部へまたは外部へのねじ調整によって、ばねによって及ぼされる圧縮力が設定され、それによって、この予め設定されたばね付勢に打ち勝つために必要な仕切りコンポーネント140の外側の面への空気圧が決定される。
<バルブ開位置>
通路144によって提供される高いタイヤキャビティ圧力レベルによって、仕切り部140は、ばね付勢力に打ち勝つ十分な力でピストンロッド124を押して、ピストンを着座位置すなわち閉位置に維持する。ピストン142は、タイヤキャビティ内の空気圧が、決定された圧力レベル以上であるときはいつでも、座部148に対して押圧される。図12Bおよび図24Bに示すように、キャビティ内の低い圧力によって、仕切り部コンポーネントの変形が減少し、ばね136の影響によってピストンが後方に移動して開位置となることができる。球形端部126は、その座部148から離れて「開」ロッド位置となり、空気の流れがバルブの中へ入りそしてバルブを通過することが可能になる。開バルブ位置では、空気は、流入通路152から穴62の中に送り込まれ、流出口ポート通路154から双方向ブロック40へ導かれる。以下で説明するように、双方向ブロック40は、空気を、制御調節器から、2つの並列の空気流れ経路の一方に沿って、タイヤ12に取り付けられた空気ポンプチューブ30に指向性を持って送る。地面上でのタイヤ12の回転は、チューブ30内の空気を加圧し、加圧空気を双方向ブロックを通して戻しタイヤキャビティの中に入る。それによって、タイヤキャビティ28内の空気圧は、決定されたつまり推奨された空気圧レベルまで回復する。
図12Bおよび図24Bは、制御調節器ピストンが開つまり着座していない状況にあるときの仕切り部132の外側の変形を示す。フィルタ層69からの空気は、流出通路154、155への出口となる、ピストン124の着座していない球形端部126のそばを通り過ぎて、双方向ブロック40に導かれる。アクチュエータガイド138は、ピストン124が穴62内の開位置および閉位置の間の位置で軸方向に行き来する移動の間、ピストン124を中央に置く。制御調節バルブ組立体68からの制御下では、空気チューブ30は、空気が双方向ブロック40に流れることができるときのみ、空気を受け入れて加圧することは言うまでもない。空気の流れがバルブ組立体68によって遮断されたとき、双方向ブロック40およびポンプチューブ30への空気の流れは終了する。空気チューブ30の注入動作をタイヤ圧が低いときの期間だけに制限することによって、動作疲労に起因する空気維持システムのコンポーネント部品の周期的な故障が回避される。タイヤキャビティ内の空気圧が低いとき、ポンプチューブ30への空気の流れが始まり、双方向ブロック40が空気をポンプ空気チューブ30に送り、そして、加圧空気をポンプ空気チューブ30から受けることができる。
例えば、図9A、図10A、図11A、図12A、図24Aの制御調節器は、初期のタイヤキャビティ圧力が90psiである状況で、ばね136の圧縮力の適切な調整によって、100psiの圧力に設定されることができる。所望のタイヤキャビティ圧よりも低いことは、キャビティ144から通路を通じて仕切り部140の外側に伝達可能である。図12Bおよび図24Bに示したように、ばね136の圧縮設定によって、ばねを緩めて、ピストンを軸方向で後ろに進めてバルブを開くことができる。バルブおよび通路154、155を通る空気の流れは、双方向ブロックへ導かれ、そのブロックから空気ポンプチューブ30へ導かれる。チューブ30は、空気を90psiより高い圧力に加圧し、その加圧空気をブロック40に戻し、そしてブロック40を通じてタイヤキャビティに導く。タイヤキャビティが所望圧力100psiに達したとき、仕切り部140は、図12Aおよび図24Aの状態に圧力が戻され、ピストン124を前進させて着座「閉」位置に押し出す。それによって、制御調節器から双方向ブロック40への空気の流れは、タイヤキャビティの低い圧力によって必要とされるまで遮断される。
図13Aおよび図13Bは、それぞれ、閉位置と開位置における他の構成の制御調節バルブ156を示す。バルブを通る流入口158は、設定圧力調整可能ねじ146ではなく調節器本体60を通る位置に設けられている。必要に応じて、69のようなフィルタエレメント(不図示)が流入通路の中に内蔵されてもよい。動作的には、バルブの第2実施形態は、第1実施形態に関して上述したように機能する。図13Bに示したように、タイヤキャビティ内が所望空気圧より低くなると、ピストン124が軸方向で後方に動き、ロッドの前方端部126が着座しなくなり、空気が流入口158を通じてバルブの中に流れることが可能になる。双方向ブロックと空気ポンプへの空気の流れは、所望のタイヤキャビティ空気圧が達成されるまで継続可能である。予め設定されたタイヤキャビティ圧に到達すると、図13Aに示すようにピストン124が前方に動いて閉位置となる。
図14Aと図14Bは、閉位置(図14A)と開位置(図14B)における第3の他の制御調節バルブ156を示す。必要に応じて、69のようなフィルタエレメント(不図示)が流入通路の中に内蔵されてもよい。示された実施形態では、ハウジング60は、フィルタ69からハウジングの中に空気を送るための流入開口162を持つように構成されている。仕切り封止部つまり中心配置ガイド138は、設定圧力調整環部168が取り付けられているねじ山付き支柱を有するように構成されている。環部168の回転により、ばね136の圧縮が調整され、上述したように、バルブを開閉する閾値圧力が作られる。ピストン124のための座部148は、調節器ハウジング60によって形成される。図14Aの閉位置でのバルブでは、着座したピストン124は、空気がフィルタ69から調節器ハウジング内に流れることを防止する。仕切り部140は、タイヤキャビティ圧力によって押され、ピストン124を閉位置つまり着座位置に維持する。空気圧がタイヤ内の所望レベルより下がったとき、図14Bに示したように、バルブが開く。ピストン124は、ばね付勢下で、軸方向で着座148から離れる方向に動き、空気が通路162を通ってハウジングの中に入ることが可能になる。空気は、示されたように、調節器ハウジングの中を通過して、空気ポンプチューブ30への供給のための双方向ブロックへ通路164から出力される。
図15、図16および図19を参照すると、双方向ブロック40の内部構成が破断面斜視図に示されている。図15は、基本的な双方向ブロックの内部構成の部分断面斜視図である。図16は、上述した図9Aの制御調節器から来る空気を表す(第1の流れ方向)双方向ブロックの部分断面斜視図である。図15および上述したように、流入/流出導管36、38は、空気ポンプチューブ30へおよび空気ポンプチューブ30から流れる空気の並列な通路を表す。導管36、38は、ブロック40の中に接続し空気チューブ30(不図示)へおよび空気チューブ30から空気をやり取りするコネクタ114、116を有する。チェックバルブ92、94、96、98は、ブロック40内のソケット内に取り付けられ、空気チューブへおよび空気チューブから空気を双方向に導くように設計された空気流れ機構を形成する。チェックバルブ98、92は、互いに垂直に取り付けられ、そしてコネクタ116と垂直に取り付けられている。バルブ98、92とコネクタ116は、「第1」ブロック空気通路としてここで言及されているものの一部を形成する。バルブ96、94とコネクタ114は、同様に垂直に取り付けられ、「第2」ブロック空気通路としてここで言及されているものの一部を形成する。第1および第2ブロック空気通路は、ブロック40の両サイドに位置している。チェックバルブ96、98は、ブロック40から制御バルブ調節器68(不図示)の流出空気通路154、155までを外部的に接続する。
バルブステム100は、ブロック40の底面から貫通穴74の中に挿入され、ブロック40のトップサイドで、バルブステム100のねじ山が形成されている端部101が、貫通口74から突き出ている。バルブステム100は空気流入通路170を含み、空気流入通路170は、内部バルブステム室174(図22A参照)と空気の流れを伝達するバルブステムを、横に貫通している。圧力解放バルブ172は、そのブロックの中に取り付けられ、タイヤキャビティが十分な空気圧になったときブロック40から加圧空気を放出する動作を行うことができる。
図16は、第1の空気流れ方向で調節器からブロック40を通って流れる空気を示す。空気は、制御調節器からチェックバルブ98を通ってブロック40に入り、プラグ106内の内部軸室176を通り、チェックバルブをバイパスする。プラグ室176から、空気はコネクタフィッティング部116を通って導管38の中に入りポンプチューブ30へ流れる。空気は、ポンプチューブに入ると、タイヤが地面に沿って回転するにつれて加圧される。
制御調節器からの空気は、バルブ98を通ってチェックバルブ92の周囲を通り、ねじ106内の空洞の空気キャビティ176を通ってコネクタ116の軸方向の通路の中に入り、最後に、流出導管38の中に送られる。空気は、流出導管38を通って、タイヤサイドウォールの中に取り付けられた空気チューブ30(不図示)に出力される。既に説明したように、制御調節器からの空気は、タイヤキャビティ内の空気圧が好適レベルより低いときだけ、制御調節器から分配ブロック40のチェックバルブ98の中に入力可能である。決定された以上のキャビティ圧力によって、調節器は、ブロック40への空気の流れを遮断できる。
図17、図18Aおよび図22Aは、ポンプチューブ30からブロック40の中への加圧空気の戻りを示す。ポンプチューブからの加圧空気は、同類の曲線をなす経路に続いてブロック40を通って最後にバルブステム100に入り、バルブステムからタイヤキャビティに入る。図17は、図16の反対サイドからの内部ブロックの部分断面斜視図である。図17、図18Aおよび図22Aに示したように、ポンプチューブ30からの加圧空気は、導管36からブロック40の中に入り、そしてコネクタフィッティング部114を通り、組立体ねじ102の先端部に位置する空気室178を通って流れる。加圧空気は、チェックバルブ94を開け、チャックバルブ94を通り、形成された包囲されたブロック通路180に沿って、解放バルブ172から前方に配置された空気室182の中に続く。第5のチェックバルブ184は、空気室182とバルブステム100の位置の間のブロック40内に位置している。ブロック40の中に形成された空気通路186は、空気の流れを、チェックバルブ184から、バルブステム100を貫通する横向きの空気通路170へつなげる。このため、加圧空気は、チェックバルブ184を開けてチャックバルブ184を通り、空気通路186を通り、経路170を経由してバルブステム空気収集室174に入る。空気収集室174から、加圧空気はタイヤキャビティに導かれ、キャビティ内の空気圧を所望のレベルまで上げる。
図18Aは、空気ポンプチューブ30(不図示)からブロック40を通ってバルブステム100の中への加圧空気の戻りを示す(第1流れ方向)双方向ブロック40の部分断面斜視図である。図22Aは、ブロック40を通ってタイヤキャビティへの加圧空気の流れを表す、反対の角度からの同様の断面斜視図である。ここに記載された複数の空気の流れの経路が、分配ブロック40内に形成された内部通路を通って分配ブロック40まで導かれることはいうまでもない。内部通路を形成する部分を含むブロック40の部分の除去は、説明の目的のために描かれている。加圧空気は、チェックバルブ184を出て通路186に入り、バルブステム100の入口170を通って、バルブステムの基端内の内部空気収集室174に入る。収集室174から、加圧空気はタイヤキャビティに導かれてキャビティ圧を好適なレベルに戻す。
図18Bは、解放バルブ172の内部構成をより詳細に示す(第1流れ方向)、双方向ブロック40の部分断面斜視図である。タイヤキャビティが所望圧力以上であると、空気ポンプチューブ30からの加圧空気は、タイヤキャビティに到達できず、その代わりに、解放バルブ172を通して大気中に排出される。解放バルブは、示されたような調整可能なチェックバルブのように構成されるが、必要に応じて他の解放バルブ構成が使用されてもよい。図18Bに示すように、加圧空気は、解放バルブ172の流入口188に入る。内部チェックバルブ189は、軸方向の空気室192内に配置されている。コイルばね196は、室192内に設けられ、ボール198にばね力を及ぼしている。ボール198は、閉位置で着座して空気の流れを遮断する。チェックバルブの前方端部の空気圧が、ばね196の予め設定された圧縮力を超えたとき、ボール198は着座状態でなくなり、空気の流れが、バルブから流出通路194を通り、ねじ山が形成されたばね圧力調整キャップ190の中に進むことが可能となる。キャップ190は、キャップ190を貫いて延びる排出流出口192を有する。キャップは、ばね196の圧縮力を調整するためのねじ山200を有する。ブロック40を通る加圧空気の流れが溝180によって解放バルブの前方端部に導かれることはいうまでもない。タイヤキャビティ内の空気圧が溝180を通る空気の流れの圧力より高いと、空気は、チェックバルブ184を通って流れることはできない。空気の流れの圧力は、解放バルブを開くことができ、バルブを通して放出可能である。
図17および図18Bは、タイヤ12に取り付けられた空気チューブ30(不図示)から出力された加圧空気を受けるブロック40を示す。ポンプチューブからの加圧空気は、流入/流出導管36を通ってブロック40に送られ、接続コネクタ114を通って、ねじ102の空洞の軸方向の中心室178を通る曲がった経路に行く。タイヤキャビティ圧が特定レベル以上であると、ねじ102の中で着座しているダックバルブ94は、開いて空気の流れを解放バルブ172に導く。解放バルブ172は、キャビティ圧が所望の設定圧力以上のとき、加圧空気を排出する動作を行う。キャビティ圧が設定圧力より低いと、ポンプチューブからの加圧空気は、チェックバルブ184を通じてバルブステム100の通路170の中に導かれ、バルブステムの中央空気収集室174の中に導かれる。そこから、加圧空気は、タイヤキャビティに送られて、キャビティ空気圧を所望レベルまで引き上げる。既に説明したように、ブロック40への空気は、制御調節器が開いているときにのみ発生する。ブロック40を通じてバルブステム100まで、そしてそこからタイヤキャビティまでの加圧空気は、解放バルブ172が閉じた状態のままの場合にのみ発生する。タイヤキャビティ内の空気圧が十分高い場合、解放バルブ172は開いてブロック40を通過する加圧空気を放出できる。
図20は、制御調節器からダックバルブ組立体96を通り、ダックバルブ組立体94の周囲を通り、フィッティング組立体114を通り、導管36を経由してポンプチューブ30へ出て行く空気を示す双方向ブロック(第2の流れ方向)の部分断面斜視図である。ブロック40は、第1および第2の空気通路がチェックつまりダックバルブの対称な鏡像配置によって形成されるように構成されている。このため、第1の通路に沿ってブロックを通る空気の伝わりについての上記記載は、第2の空気通路に沿ってブロック40を通る空気の伝わりの間の動作に同様に適用されることを理解させるであろう。
図21は、ポンプチューブからフィッティング組立体96を通り、ダックバルブ組立体92を通り、内部ブロック空気通路を通ってチェックバルブ184へ行く空気を示す双方向ブロック(第2の流れ方向)の部分断面斜視図である。それによって、加圧空気は、第2の空気流れ経路を介してバルブステムの中に送られる。
図22Bは、タイヤキャビティが所望圧力以上の状態において、溝から排出バルブを通って続く空気を示す双方向ブロック(第2の流れ方向)の部分断面斜視図である。
図23を参照すると、組み立てられた調節器プレート58と双方向分配ブロック40が示されている。調節器カバープレート58は、ブロック40の上に組み立てられ、ブロック40の中での流出空気通路154、155の形成を完成させている。調節器制御組立体68の通路144は、ブロックを通る通路145との空気の流れの伝達を確立する。通路145は、横開口170を通じてバルブステムの内部室174と連通する通路186と繋がっている。室174はタイヤキャビティと接続し、キャビティの空気圧が、ブロック通路145と調節器通路144を通って、仕切り部コンポーネントの外側のサイドに伝わる。このため、調節器は、キャビティ空気圧の変化に応じて開閉を行うことができる。調節器68は、キャビティ空気圧が低いときはいつでも開状態となってブロック40を通じてポンプチューブ30(不図示)に空気を送り、キャビティ空気圧が所望レベル以上のときはいつでも閉状態となってチューブ30への空気の伝達を不可能にする。キャビティ空気圧が上側閾値を超えた場合、加圧空気は、解放バルブを通じて大気中に放出されてもよい。
図23から、バルブステム100の端部101内に収容された従来の主要入力バルブが動いて従来の手法で空気を外部の主要加圧空気源(不図示)からバルブステム空気室174の中に空気を送り込んでもよいことは、さらに言うまでもない。このため、主要外部空気源が、バルブステム100内の空気室174を、ポンプチューブ加圧空気源と共用する。そのようなシステム冗長は、所望のタイヤ膨張圧を引き起こし維持する点において、より高い信頼性を与える。
主要制御バルブ組立体58は、必要に応じて、図9B、図11Bに示すように本発明の単純な他の実施形態において省略されてもよい。上述したように、キャビティ空気圧が、決定された圧力以上のときはいつでも、調節器58は、周囲の非加圧空気のポンプチューブへの送り込みを遮断することによってポンプチューブの動作を制限する。この特徴は、ポンプチューブが常に動作することつまり常に加圧空気動作モードであることを抑制でき、システムの疲労を低減する。ポンプチューブに周囲の空気が供給されないときはいつでも、ポンプチューブは、活動的でない非ポンプ状態に入る。しかしながら、必要に応じて、システムを再構成して制御バルブ調節器68を省略することによって、ポンプチューブへの空気の供給がコンスタントに行われてもよい。示されたように、双方向ブロック40は、並列の空気経路を使ってブロックを通じてポンプチューブへおよびポンプチューブから空気を送る点においては依然として同じである。カバープレート58は、調節器68の省略によって変更されている。空気流入開口206は、カバープレート58を貫通し、コンスタントな空気の流れを分配ブロック凹部70に送る。フィルタパッドつまり層204が、カバープレート58の底部に取り付けられて、ブロックの中に送られる空気を浄化してもよい。入力された空気は、ブロックの上部の凹部70の中に集められる。タイヤの回転方向に依存して、集められた入力空気は、ポンプチューブ30によって、一方または他方の空気の流れの経路に沿って、ブロック40を通って、加圧のためのポンプチューブの中へ追い出される。このように、簡略化された構成は、ポンプチューブ30を継続的な加圧動作モードに維持する。
上述から、本発明が、サービスステーションポンプのような従来の外部加圧空気源からタイヤキャビティの中への加圧空気の流れを動作制御するための、タイヤバルブステム100内に取り付けられた従来のバルブ組立体を備えることは言うまでもない。このように、タイヤキャビティ内の空気圧は、従来の手法において手動で回復されてもよい。さらに、タイヤ空気圧の手動の回復に対する追加物においては、タイヤに取り付けられた空気ポンプチューブ30がタイヤサイドウォールの中に取り付けられ、タイヤキャビティ28の中への追加の加圧維持空気の供給が行われて空気圧を維持する。タイヤキャビティの中への二重の加圧空気源は、タイヤを適切な膨張に保持する冗長手段を提供する。制御調節器68と双方向空気分配ブロック40を組み合わせた制御組立体14は、バルブステム100と近接関係にある制御位置に配置され、バルブステム100は、タイヤキャビティ28内の検出された空気圧レベルに応じて、タイヤに取り付けられた空気ポンプチューブ30からのタイヤで生成された加圧空気の流れを動作制御する。
圧力制御調節器68は、タイヤに取り付けられたチューブへの周囲の非加圧空気の流れを制御することによって、ポンプチューブからの加圧空気の流れを動作制御する。タイヤ空気圧を増加する必要のないときはいつでも、周囲の空気の流れは調節器68によって遮断される。
バルブステム100はリム本体16を貫通し制御システム14を貫通するようにサイズが決定されて構成されていることを、さらに言及することができる。制御組立体を形成しているブロック40と調節器68を通るバルブステムの統合された収納は、システムをバルブステムに機械的に統合し、外部とタイヤベースのポンプシステムが内部通路とバルブステム100の空気収集室174を共用することを可能にする。圧力制御組立体(調節器68とブロック40)は、バルブステム100と近接関係にある制御位置でリム本体の表面に取り付けられ、それを通してバルブステムを収容している。このため、調節器68とブロック40の容積および幾何学的サイズは、ポンプチューブ30への流入口および流出口に関してタイヤによって影響されない。タイヤの使用中、調節器と分配ブロックをタイヤに取り付けて維持する問題は、それによって避けられる。調節器68とブロック40とをバルブステム100と近接関係になるように直接リム14に取り付ける位置は、構成上の統合を促進し、タイヤの使用中にそのようなコンポーネントの不慮の分離を最小化する。さらに、コンポーネント68、40とフィルタエレメント69は、タイヤ動作の間に必要となったとき、点検、修理および/または交換されてもよい。
空気ポンプチューブ30は、記載されたように、タイヤサイドウォールの曲げ領域内に取り付けられている。チューブ30は、そのように配置されているので、タイヤウォールの曲げ領域がタイヤフットプリントの回転と反対に回転するにつれて、タイヤ曲げ領域から引き起こされる力に反応してセグメントごとに閉開する。空気ポンプチューブの環状構成と双方向空気分配ブロック40の動作によって、地面に対するタイヤの回転の前方方向および反対方向の両方において、空気がタイヤキャビティへ供給される。このため、空気圧維持は回転方向に関係なく続く。
本発明の効果は、タイヤバルブステム100が、標準の外部装置を使用してタイヤの中を空気で満たすために作られたものとして機能するということである。バルブステムの底の空気通路174は、注入された空気がバルブステム空気通路の中に入り、その後にタイヤキャビティの中に入ることを可能にし、また、調節器68による入口空気圧検出部を備える。設定圧力は、タイヤを取り外すことなく、制御調節器68に対するねじ調整によって容易に調整される。必要に応じて、フィルタ69と調節器68は、その全体において、簡単に交換可能である。さらに、ポンプチューブ30を圧力調節組立体14に相互接続するためのタイヤサイドウォール上の通路穴が必要とならない。
本明細書に記載された本発明の説明を考慮すると、本発明の変形例が可能である。対象発明を説明する目的で、特定の代表的な実施形態および詳細が示されているが、対象発明の範囲から逸脱することなくさまざまな変更および修正が可能であることが、当業者には明らかであろう。したがって、記載された特定の実施形態において、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の対象となる全範囲内で行う変更が可能であることを理解されたい。

Claims (20)

  1. タイヤトレッド領域に延びる第1および第2サイドウォールによって境界が特定されたタイヤキャビティを有するタイヤと、
    加圧空気を前記タイヤキャビティに注入して前記タイヤキャビティ内の空気圧を好適な圧力レベルに維持する、タイヤに設置された空気ポンプ手段と、
    前記タイヤキャビティから外側に突き出た縦長のバルブステムであって前記タイヤキャビティと連通する内部バルブステム空気通路を有し前記バルブステム空気通路から前記キャビティの中に加圧空気を導く動作を行うバルブステムを有するタイヤと、
    前記バルブステムと近接関係にある制御位置に配置され、前記タイヤキャビティ内の検出された空気圧レベルに応じて、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段から前記タイヤキャビティの中への加圧空気の流れを選択的に制御する動作を行う圧力制御組立体と、を有し、
    前記圧力制御組立体は、複数の空気経路を有する双方向空気分配ブロックを有し、各空気経路は、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段と接続されたそれぞれの導管に接続され、流入と流出の機能は、タイヤの回転方向によって決定されるように、複数の前記導管の間で切り替わり、複数の前記導管は、地面に対するタイヤの前方への回転に応じて前記複数の空気経路のうちの第1の空気経路に沿って周囲の非加圧空気を前記空気ポンプ手段へ送る動作と、地面に対するタイヤの反対方向への回転に応じて前記複数の空気経路のうちの第2の空気経路に沿って周囲の非加圧空気を前記空気ポンプ手段へ送る動作とを行うことを特徴とする空気維持タイヤ組立体。
  2. 前記複数の空気経路の各々は、前記ブロックに取り付けられた複数の直列のチェックバルブを有し、各経路のチェックバルブは、地面に対するタイヤの回転方向に応じて、選択的に開閉する、請求項1に記載の空気維持タイヤ組立体。
  3. 前記圧力制御組立体は、前記複数の空気経路から前記双方向空気分配ブロックを通して加圧空気を放出するために取り付けられた解放バルブをさらに有し、前記解放バルブは、前記タイヤキャビティ内の空気圧が所定の最適膨張レベル以上のときに開いて加圧空気を放出し、また、前記解放バルブは、前記タイヤキャビティ内の空気圧が前記所定の最適膨張レベルより低いときに閉じる、請求項2に記載の空気維持タイヤ組立体。
  4. 前記圧力制御組立体は、前記制御位置から、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段の中への非加圧の周囲の空気の流れを制御する動作を行い、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段から前記バルブステム空気通路を通って前記タイヤキャビティへの加圧空気の流れを制御する、請求項1に記載の空気維持タイヤ組立体。
  5. 前記タイヤを支えるリム本体を有し、前記バルブステムは、前記タイヤから、前記タイヤを支えるリム本体を貫通する開口を通り前記双方向空気分配ブロックを通るサイズで構成され、前記圧力制御組立体は、前記バルブステムと近接関係にある前記制御位置で前記リム本体の外側の面に取り付けられている、請求項4に記載の空気維持タイヤ組立体。
  6. 前記バルブステムは、前記バルブステム空気通路の外側の領域内に、外部加圧空気源から前記バルブステム空気通路の中への加圧空気の流入を制御するための、ステムベースの制御バルブ組立体を収納し、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段は、前記外部加圧空気源に対する追加の、タイヤに設置された加圧空気源を有する、請求項5に記載の空気維持タイヤ組立体。
  7. 前記バルブステム空気通路は、前記複数の空気路から前記双方向空気分配ブロックを通じて、および、前記タイヤキャビティへの送り込みのための前記ステムベースの制御バルブ組立体から、加圧空気を収集する動作をするために接続された空気収集室を基礎位置に有する、請求項6に記載の空気維持タイヤ組立体。
  8. 前記空気収集室は、前記ステムベースの制御バルブ組立体と軸方向に並んで前記バルブステム空気通路内に配置されている、請求項7に記載の空気維持タイヤ組立体。
  9. 前記空気ポンプ手段は、タイヤサイドウォールの曲げ領域内に閉じ込められた少なくとも1つの縦長の管状空気通路を有し、前記管状空気通路は、前記管状空気通路の中に空気を送り込む動作をする空気流入口と、前記管状空気通路から加圧空気を回収する動作をし前記流入口から離れて配置された空気流出口と、を有し、前記管状空気通路は、前記タイヤサイドウォールの曲げ領域がタイヤットプリントの回転と反対に回転するときに前記タイヤサイドウォールの曲げ領域から引き起こされる力に反応してセグメントごとに閉じる、請求項8に記載の空気維持タイヤ組立体。
  10. 前記管状空気通路は、地面に対する前記タイヤの回転方向に対して反対方向に加圧空気を押し出す、請求項9に記載の空気維持タイヤ組立体。
  11. タイヤトレッド領域に延びる第1および第2サイドウォールによって境界が特定されたタイヤキャビティを有するタイヤと、
    タイヤで生成された加圧空気を前記タイヤキャビティの中に注入して前記タイヤキャビティ内の空気圧を好適な圧力レベルに維持する、タイヤに設置された空気ポンプ手段と、
    前記タイヤキャビティから外側に突き出た縦長のバルブステムであって前記タイヤキャビティと連通する内部の軸方向のバルブステム空気通路を有し前記バルブステム空気通路から前記キャビティの中に加圧空気を導く動作を行うバルブステムを有するタイヤと、
    外部加圧空気源から前記バルブステム空気通路の中への加圧空気の流れを制御する動作を行うための、ステムベースの制御バルブ組立体と、
    前記バルブステムと近接関係にある制御位置に配置され、前記タイヤキャビティ内の検出された空気圧レベルに応じて、前記タイヤに配置された空気ポンプ手段から前記バルブステム空気通路を通って前記タイヤキャビティの中への、前記タイヤで生成された加圧空気の流れを制御する動作を行う圧力制御組立体と、を有し、
    前記圧力制御組立体は、複数の空気経路を有する双方向空気分配ブロックを有し、各空気経路は、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段と接続されたそれぞれの導管に接続され、流入と流出の機能は、タイヤの回転方向によって決定されるように、複数の前記導管の間で切り替わり、複数の前記導管は、地面に対するタイヤの前方への回転に応じて前記複数の空気経路のうちの第1の空気経路に沿って周囲の非加圧空気を前記空気ポンプ手段へ送る動作と、地面に対するタイヤの反対方向への回転に応じて前記複数の空気経路のうちの第2の空気経路に沿って周囲の非加圧空気を前記空気ポンプ手段へ送る動作とを行うことを特徴とする空気維持タイヤ組立体。
  12. 前記複数の空気経路の各々は、前記ブロックに取り付けられた複数の直列のチェックバルブを有し、各経路のチェックバルブは、地面に対するタイヤの回転方向に応じて、選択的に開閉する、請求項11に記載の空気維持タイヤ組立体。
  13. 前記圧力制御組立体は、前記複数の空気経路から前記双方向空気分配ブロックを通して加圧空気を放出するために取り付けられた解放バルブをさらに有し、前記解放バルブは、前記タイヤキャビティ内の空気圧が所定の最適膨張レベル以上のときに開いて加圧空気を放出し、また、前記解放バルブは、前記タイヤキャビティ内の空気圧が前記所定の最適膨張レベルより低いときに閉じる、請求項12に記載の空気維持タイヤ組立体。
  14. 前記圧力制御組立体は、前記制御位置から、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段の中への非加圧の周囲の空気の流れを制御する動作を行い、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段から前記バルブステム空気通路を通って前記タイヤキャビティへの加圧空気の流れを制御する、請求項11に記載の空気維持タイヤ組立体。
  15. 前記タイヤを支えるリム本体を有し、前記バルブステムは、前記タイヤから、前記タイヤを支えるリム本体を貫通する開口を通り前記双方向空気分配ブロックを通るサイズで構成され、前記圧力制御組立体は、前記バルブステムと近接関係にある前記制御位置で前記リム本体の外側の面に取り付けられている、請求項14に記載の空気維持タイヤ組立体。
  16. 前記バルブステムは、前記バルブステム空気通路の外側の領域内に、外部加圧空気源から前記空気通路の中への加圧空気の流入を制御するための、ステムベースの制御バルブ組立体を収納し、前記タイヤに設置された空気ポンプ手段は、前記外部加圧空気源に対する追加の、タイヤに設置された加圧空気源を有する、請求項15に記載の空気維持タイヤ組立体。
  17. 前記バルブステム空気通路は、前記複数の空気路から前記双方向空気分配ブロックを通じて、および、前記タイヤキャビティへの送り込みのための前記ステムベースの制御バルブ組立体から、加圧空気を収集する動作をするために接続された空気収集室を基礎位置に有する、請求項16に記載の空気維持タイヤ組立体。
  18. 前記空気収集室は、前記ステムベースの制御バルブ組立体と軸方向に並んで前記バルブステム空気通路内に配置されている、請求項17に記載の空気維持タイヤ組立体。
  19. 前記空気ポンプ手段は、タイヤサイドウォールの曲げ領域内に包囲された少なくとも1つの縦長の管状空気通路を有し、前記管状空気通路は、前記管状空気通路の中に空気を送り込む動作をする空気流入口と、前記管状空気通路から加圧空気を回収する動作をし前記流入口から離れて配置された空気流出口と、を有し、前記管状空気通路は、前記タイヤサイドウォールの曲げ領域がタイヤットプリントの回転と反対に回転するときに前記タイヤサイドウォールの曲げ領域から引き起こされる力に反応してセグメントごとに閉じる、請求項18に記載の空気維持タイヤ組立体。
  20. 前記管状空気通路は、地面に対する前記タイヤの回転の反対の回転方向に応じて、反対方向に加圧空気を押し出す、請求項19に記載の空気維持タイヤ組立体。
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