JP6555408B1 - レンダリング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
対象物に対して所定の間隔で撮影され、各画素に信号値が付与された複数の2次元の断層画像に基づいて、視線方向を通過する各画素の信号値を基に算出された代表信号値で構成される2次元投影画像を生成するためのレンダリング装置であって、
前記2次元投影画像を生成する領域である生成領域をN個の分割生成領域に分割し、前記分割生成領域を構成する各画素より、前記視線方向に仮想光線を照射し、
前記複数の2次元の断層画像を構成する各画素を対応させたボクセル画像と各仮想光線が交差する前記ボクセル画像のボクセルを複数抽出し、抽出された複数のボクセルの信号値を基に単一の代表信号値を算出し、算出された代表信号値を当該仮想光線が照射された前記分割生成領域の画素の画素値として与えることにより、各分割生成領域に対応する分割画像を生成する2次元投影画像生成手段を有し、
前記2次元投影画像生成手段は、前記N個に分割された分割生成領域に対して分割画像を生成する処理を並行して実行し前記2次元投影画像を生成する。
対象物に対して所定の間隔で撮影され、各画素に信号値が付与された複数の2次元の断層画像に基づいて、視線方向を通過する各画素の信号値を基に算出された代表信号値で構成されるモノクロ画像を生成するため、
コンピュータを、
前記モノクロ画像の生成領域をN個の分割生成領域に分割し、前記複数の2次元の断層画像と各画素を対応させたボクセル画像に対して、前記分割生成領域の各画素より視線方向に仮想光線を照射し、各仮想光線が交差する前記ボクセル画像のボクセルを複数抽出し、抽出された複数のボクセルの信号値を基に単一の代表信号値を算出し、算出された代表信号値を当該仮想光線が照射された前記分割生成領域の画素の画素値として与えることにより、各分割生成領域に対して、分割画像を生成するモノクロ画像生成手段として機能させ、
前記モノクロ画像生成手段は、前記N個に分割された分割生成領域に対して分割画像を生成する処理を並行して実行し、得られた分割画像を統合して前記モノクロ画像を生成するプログラムを提供する。
本開示は、複数の断層画像に基づいて、所定の値をもつ2次元投影画像であるMIP画像を生成するものである。図1は、複数の断層画像と、生成される2次元投影画像であるMIP画像を示す図である。図1(a)は複数の断層画像、図1(b)は1枚の断層画像、図1(c)は2次元投影画像である。図1(a)(b)に示す断層画像は、DICOM形式のものを示している。図1(a)は、370枚の断層画像群であり、図1(b)は、そのうちの1枚を拡大したものである。後述する実施形態のレンダリング装置では、図1(a)に示したような複数の断層画像に対してレンダリング処理を実行して、図1(c)に示したような1枚の2次元投影画像を生成する。図1(c)に示した2次元投影画像は、広義のMIP画像と呼ばれ、各画素が単一の信号値を有している。広義のMIP画像は、単一の信号値として最大値を記録した「狭義のMIP」、単一の信号値として最小値を記録したMinIP、単一の信号値として平均値を記録したRaySumを含んでいる。以降、本明細書では、何らかの単一の信号値を記録した2次元投影画像である広義のMIP画像を、単にMIP画像と呼ぶことにする。なお、本実施形態で生成する2次元投影画像はモノクロのMIP画像であるが、モノクロ画像以外の2次元投影画像を生成することもできる。また、本開示におけるレンダリング装置におけるレンダリング処理は、「狭義のMIP」、「MinIP」、「RaySum」等に限定されず、レイキャスティング等、他のレンダリング処理にも適用される。
図2は、本開示の一実施形態に係るレンダリング装置100のハードウェア構成図である。本実施形態に係るレンダリング装置100は、汎用のコンピュータで実現することができ、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータのメインメモリであるRAM(Random Access Memory)2と、CPU1が実行するプログラムやデータを記憶するためのハードディスク、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の大容量の記憶装置3と、キーボード、マウス等の指示入力I/F(インターフェース)4と、データ記憶媒体等の外部装置とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インターフェース)5と、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである表示部6と、グラフィックスに特化した演算処理部であるGPU(Graphics Processing Unit)7と、表示部6に表示する画像を保持するフレームメモリ8と、を備え、互いにバスを介して接続されている。GPU7による演算結果はフレームメモリ8に書き込まれるため、GPU7とフレームメモリ8は、表示部6へのインタフェースを備えたビデオカードに搭載されて汎用のコンピュータにバス経由で装着されていることが多い。
次に、図2、図3に示したレンダリング装置の処理動作について説明する。図4は、本実施形態に係るレンダリング装置の処理動作を示すフローチャートである。まず、断層画像読込手段10が、複数の断層画像を読み込む。複数の断層画像は、図1(a)に示したような態様のものである。本実施形態では、DICOM形式の断層画像群Do(x,y,z)(−32768≦Do(x,y,z)≦32767,0≦x≦Sx−1,0≦y≦Sy−1,0≦z≦Sz−1; 解像度:Rxy,Rz)を読み込むものとする。断層画像群Do(x,y,z)は1画素が16ビットで記録されるため、−32768〜32767の信号値Do(x,y,z)が記録されている。断層画像群Do(x,y,z)は、x座標のサイズ(画素数)がSx、y座標のサイズ(画素数)がSyの断層画像が、Sz枚積層されたものである。図1(b)における1枚の断層画像の左右方向がx軸、上下方向がy軸に対応し、図1(a)に示した複数の断層画像を重ねた場合の積層方向がz軸に対応する。
・xyz軸方向のオフセット値:Xoff、Yoff、Zoff(単位:ボクセル)
・拡大又は縮小倍率:Scale(xyz各軸について同じ値を用いる。)
・z軸方向変倍率:Scz=Rxy/Rz(xy軸方向の解像度Rxyとz軸方向の解像度Rzの間の比率)
・仮想光線のサブサンプリング倍率:Sray(通常は1以上の整数、値が大きいと粗くなる、1未満の実数も指定可)
xx=x−Size/2+Xoff
yy=y−Size/2+Yoff
zz=z・Sray−Size/2+Zoff
xx´=R11・xx+R12・yy+R13・zz
yy´=R21・xx+R22・yy+R23・zz
zz´=R31・xx+R32・yy+R33・zz
xr=xx/Scale+Sx/2
yr=yy/Scale+Sy/2
zr=zz/(Scale・Scz)+Sz/2
xi=INT[xr+0.5]
yi=INT[yr+0.5]
zi=INT[zr+0.5]
Mask(xi,yi,zi)=0(マスクされる箇所)、または、xi<Xsまたはxi>Xeまたはyi<Ysまたはyi>Yeまたはzi<Zsまたはzi>Ze(ROIの外)の場合(すなわち有効領域でない場合):Vs=−99999(無効値)
上記以外の場合(すなわち有効領域である場合):Vs=V(xi,yi,zi)
1)Mask(xia,yia,zia)=0(マスクされる箇所)、または、xia<Xsまたはxia>Xeまたはyia<Ysまたはyia>Yeまたはzia<Zsまたはzia>Ze(ROI範囲外)の場合:Vs=−99999(無効値)
2)上記1)を満たさず、xia+1>Xeまたはyia+1>Yeまたはzia+1>Zeの場合、補間処理を実行せずにVs=V(xia,yia,zia)
3)上記1)2)を満たさない場合、以下の補間処理を実行
Vs=(1−wz)(1−wy)(1−wx)・V(xia,yia,zia)
+(1−wz)(1−wy)・wx・V(xia+1,yia,zia)
+(1−wz)・wy・(1−wx)・V(xia,yia+1,zia)
+(1−wz)・wy・wx・V(xia+1,yia+1,zia)
+wz・(1−wy)(1−wx)・V(xia,yia,zia+1)
+wz・(1−wy)・wx・V(xia+1,yia,zia+1)
+wz・wy・(1−wx)・V(xia,yia+1,zia+1)
+wz・wy・wx・V(xia+1,yia+1,zia+1)
mode=0(MIPmode):Vs>VmならばVm=Vs
mode=1(MinIPmode):Vs<VmならばVm=Vs
mode=2(RaySummode):Vm←Vm+Vs,cnt←cnt+1
Image´(x,y)=(Image(x,y)−Lmin)・255/(Lmax−Lmin)
Image´(x,y)>255の場合:Image´(x,y)=255、Image´(x,y)<0の場合:Image´(x,y)=0
次に、本実施形態に係るレンダリング装置を用いて、プログレッシブレンダリングを行う処理について説明する。図13は、プログレッシブレンダリングの処理手順を示すフローチャートである。まず、指示入力機器であるマウスボタンのプレス操作に基づいて、マウス座標およびxy回転角の初期設定を行う(ステップS810)。具体的には、所定の位置にマウス座標を設定し、xy回転角(x軸中心の回転角およびy軸中心の回転角、z軸中心の回転角は直接指定できないがxy回転操作を繰り返すことで変更可)を所定角度に設定し、3次元座標系における回転を定義した3×3行列を生成する。そして、生成された3×3行列に基づいて座標変換パラメータを設定し、x軸方向、y軸方向それぞれに1/4ずつ間引いてMIP画像を生成し、表示部6に表示出力する(ステップS820)。すなわち、x軸方向、y軸方向それぞれに1/4間引かれたMIP画像が初期画像として表示されることになる。ステップS820においては、図5のフローチャートに従った処理を実行して、MIP画像を生成する。ただし、全ての画素に対して実行するのではなく、x軸方向、y軸方向それぞれに1/4、全体としては1/16の画素に対して、レンダリングによる画素値の算出処理を行い。残りの15/16の画素に対しては、レンダリングにより得られた画素を補間することにより画素値を求める。図5のフローチャートに従った処理を実行する際には、ステップS810で初期設定されたxy回転角をステップS520において取得し、3次元座標系における回転を定義した3×3行列を生成した上で、座標変換パラメータを設定する。
上記実施形態では、各画素が16ビットの信号値を記録した断層画像をそのまま用いてボクセル画像を作成するようにしたが、断層画像を8ビットに階調変換して階調低下画像を作成した後、ボクセル画像を作成するようにしてもよい。断層画像を8ビットに階調変換することにより、各画素の処理における負荷を削減することができ、MIP画像の高速な生成に寄与する。
下限値Lmin=(Dmax−Dmin)・γ+Dmin
上限値Lmax=(Dmax−Dmin)・(1−γ)+Dmin
D8(x,y,z)=(Do(x,y,z)−Lmin)・255/(Lmax−Lmin)
D8(x,y,z)>255の場合:D8(x,y,z)=255、D8(x,y,z)<0の場合:D8(x,y,z)=0
2・・・RAM(Random Access Memory)
3・・・記憶装置
4・・・指示入力I/F
5・・・データ入出力I/F
6・・・表示部
7・・・GPU
8・・・フレームメモリ
10・・・断層画像読込手段
15・・・座標変換パラメータ入力手段
20・・・ROIクリッピング設定手段
25・・・マスク設定手段
30・・・ボクセル画像作成手段
70・・・2次元投影画像生成手段
77・・・起点座標探索手段
80・・・画像出力手段
100・・・レンダリング装置
Claims (16)
- 所定の対象物について所定の間隔で撮影された複数の2次元の断層画像を、所定の視線方向から観察した状態を表す2次元投影画像を生成するためのレンダリング装置であって、
前記2次元投影画像を生成する領域である生成領域をN個の分割生成領域に分割して前記視線方向と交差する領域として視点座標系に定義し、
前記分割生成領域を構成する各画素より、前記視線方向に仮想光線を照射し、
前記視点座標系において、前記分割生成領域の各画素より、前記視線方向において所定の参照間隔で、前記複数の2次元の断層画像を構成する各画素を対応させたボクセル画像の対応する複数のボクセルの信号値を抽出し、抽出された複数のボクセルの信号値を基に単一の代表信号値を算出し、算出された代表信号値を当該仮想光線が照射された前記分割生成領域を構成する各画素の画素値として与えることにより、各分割生成領域に対応する分割画像を生成する2次元投影画像生成手段を有し、
前記2次元投影画像生成手段は、
前記分割生成領域の所定の画素において、前記視線方向の座標値が上限値である座標を探索開始座標として、信号値が有効範囲に含まれる座標の中で前記視線方向のうち座標値が最大となる座標を探索し探索結果の座標を起点座標とする起点座標探索手段を備え、前記起点座標探索手段により探索された起点座標より座標値が下限値である座標に向けて所定数m2で前記視線方向における座標を減じながら、視点座標系の3次元座標ごとにボクセル座標系への座標変換を行って前記ボクセル画像の対応するボクセルの信号値を算出するようにしており、
前記2次元投影画像生成手段は、前記N個に分割された分割生成領域に対応する分割画像を生成する処理を並行して実行し、前記2次元投影画像を生成するレンダリング装置。 - 前記生成領域を一方の軸と他方の軸が互いに直交する2次元の領域とした場合、
前記N個の分割生成領域は、前記一方の軸方向のみまたは前記他方の軸方向のみに分割されたものであり、
各分割生成領域は、1つの連続した領域である請求項1に記載のレンダリング装置。 - 所定の対象物について所定の間隔で撮影された複数の2次元の断層画像を、所定の視線方向から観察した状態を表す2次元投影画像を生成するためのレンダリング装置であって、
前記2次元投影画像を生成する領域であって一方の軸と他方の軸が互いに直交する2次元の領域である生成領域を、各分割生成領域が互いに連続しない複数のブロックで構成される、N個の分割生成領域に分割し、
前記分割生成領域を構成する各画素より、前記視線方向に仮想光線を照射し、
前記複数の2次元の断層画像を構成する各画素を対応させたボクセル画像と前記仮想光線が交差する前記ボクセル画像のボクセルを複数抽出し、抽出された複数のボクセルの信号値を基に単一の代表信号値を算出し、算出された代表信号値を当該仮想光線が照射された前記分割生成領域を構成する各画素の画素値として与えることにより、各分割生成領域に対応する分割画像を生成する2次元投影画像生成手段を有し、
前記2次元投影画像生成手段は、前記N個に分割された分割生成領域に対応する分割画像を生成する処理を並行して実行し、前記2次元投影画像を生成するレンダリング装置。 - 前記2次元投影画像生成手段は、前記代表信号値として前記抽出された複数のボクセルの信号値の最大値、最小値または平均値のいずれかを算出するようにしている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のレンダリング装置。
- 前記2次元投影画像生成手段は、
前記分割生成領域の所定の画素に対して、前記視線方向の座標において算出されたボクセルの信号値が前記有効範囲に含まれ、前記所定数m2を減じた後の前記視線方向の座標において算出されたボクセルの信号値が前記有効範囲に含まれない場合、
前記起点座標探索手段は、前記所定数m2を減じた後の前記視線方向の座標を探索開始座標として、前記有効範囲に含まれる起点座標を探索するようにしている請求項1または請求項2に記載のレンダリング装置。 - 前記起点座標探索手段は、
前記視線方向の座標を所定の上限値より所定の下限値の範囲で前記所定数m2で減算させて、各3次元座標に対して、前記座標変換を行ってボクセルの信号値を算出し、
前記所定数m2の減算後の前記視線方向の座標におけるボクセルの信号値が前記有効範囲に含まれる場合は、前記減算後の前記視線方向の座標より前記所定数m2より小さい所定数m1(m2>m1)を増加させて各3次元座標に対して、前記座標変換を行ってボクセルの信号値を算出する請求項1、2、5のいずれか一項に記載のレンダリング装置。 - 前記所定数m1の増加後の前記視線方向の座標における3次元座標に対応するボクセルの信号値が前記有効範囲に含まれない場合は、前記所定数m1の増加後の前記視線方向の座標からm1だけ減算した値を前記起点座標として与えるようにする請求項6に記載のレンダリング装置。
- 前記所定数m2の減算後の前記視線方向の座標におけるボクセルの信号値のいずれもが前記有効範囲に含まれない場合は、前記起点座標として前記視線方向の座標の下限値より小さい値を与えるようにしている請求項6または請求項7に記載のレンダリング装置。
- 前記起点座標探索手段は、
前記座標変換を行って実数値のボクセル座標を算出し、算出された実数値のボクセル座標の各値を四捨五入して整数値のボクセル座標を取得し、
前記取得した整数値のボクセル座標が所定の有効領域に含まれる場合、前記整数値のボクセル座標に対応する前記ボクセル画像の画素値を前記3次元座標に対応するボクセルの信号値として与え、
前記整数値のボクセル座標が前記有効領域に含まれない場合は、前記3次元座標に対応するボクセルの信号値として、前記有効範囲に含まれない値を与える請求項8に記載のレンダリング装置。 - 前記2次元投影画像生成手段は、
前記座標変換を行って実数値のボクセル座標を算出し、算出された実数値のボクセル座標の近傍に位置する整数値のボクセル座標を複数個取得し、
取得された複数の整数値のボクセル座標の中で、所定の有効領域に含まれる整数値のボクセル座標に対応する前記ボクセル画像の複数のボクセルを特定し、特定した複数のボクセルの各信号値に所定の重みを掛けながら加算した値を、前記3次元座標に対応するボクセルの信号値として与えるようにしている請求項1、2、5から9のいずれか一項に記載のレンダリング装置。 - 前記ボクセル画像は3次元座標系に第1の軸と第2の軸が互いに直交する2次元の断層画像が第3の軸方向に複数枚配置されているとき、前記断層画像における第1の軸方向の一端に対応する座標をXso、前記断層画像における第1の軸方向の他端に対応する座標をXeo、前記断層画像における第2の軸方向の一端に対応する座標をYso、前記断層画像における第2の軸方向の他端に対応する座標をYeo、第3の軸方向において断層画像が配置される一端に対応する座標をZso、第3の軸方向において断層画像が配置される他端に対応する座標をZeoとすると、Xso≦Xs<Xe≦Xeo、Yso≦Ys<Ye≦Yeo、Zso≦Zs<Ze≦Zeoを満たす、6つの座標Xs,Xe,Ys,Ye,Zs,Zeが定義されている場合、
前記有効領域は、前記6つの座標Xs,Xe,Ys,Ye,Zs,Zeに囲まれた領域である請求項9または請求項10に記載のレンダリング装置。 - 前記ボクセル画像に対応して、0(表示しない)または1(表示する)の値をもつマスクデータMaskがあらかじめ定義されている場合、前記有効領域は、Mask=1である請求項9から請求項11のいずれか一項に記載のレンダリング装置。
- 前記座標変換のパラメータを入力する座標変換パラメータ入力手段と、前記2次元投影画像生成手段により生成される2次元投影画像を表示出力する画像出力手段を更に備え、
外部より回転角の変更指示が行われている場合には、
前記座標変換パラメータ入力手段により、座標変換パラメータの入力を行い、
所定の間隔で間引きながら、前記2次元投影画像の画素に対して、前記2次元投影画像生成手段を実行し、残りの画素に対しては、前記2次元投影画像生成手段が実行された画素を基に補間するようにして生成された2次元投影画像を、前記画像出力手段は表示するようにし、
前記回転角の確定指示がなされた場合には、
前記座標変換パラメータ入力手段により、座標変換パラメータの入力を行い、
前記2次元投影画像の全ての画素に対して、前記2次元投影画像生成手段が実行され生成された2次元投影画像を、前記画像出力手段は表示するようにしている請求項9から請求項12のいずれか一項に記載のレンダリング装置。 - 前記2次元投影画像生成手段により生成された2次元投影画像の各画素値が8ビットを超える階調をもつ場合に、あらかじめ定義された階調の下限値Lminと階調の上限値Lmaxを用い、
前記画素値Image(x,y)がLmin≦Image(x,y)≦Lmaxの場合、前記画素値を(Image(x,y)´=(Image(x,y)−Lmin)・255/(Lmax−Lmin)とし、
前記画素値Image(x,y)がImage(x,y)>Lmaxの場合、前記画素値をImage´(x,y)=255とし、
前記画素値Image(x,y)がImage(x,y)<Lminの場合、前記画素値をImage´(x,y)=0として、
前記各画素値を8ビットの階調に変換して表示するようにしている請求項13に記載のレンダリング装置。 - 所定の対象物について所定の間隔で撮影された複数の2次元の断層画像を、所定の視線方向から観察した状態を表す2次元投影画像を生成するため、
コンピュータを、
前記2次元投影画像を生成する領域である生成領域をN個の分割生成領域に分割して前記視線方向と交差する領域として視点座標系に定義し、前記分割生成領域の各画素より前記視線方向に仮想光線を照射し、前記視点座標系において、前記分割生成領域の各画素より、前記視線方向において所定の参照間隔で、前記複数の2次元の断層画像を構成する各画素を対応させたボクセル画像の対応する複数のボクセルの信号値を取得し、取得された複数のボクセルの信号値を基に単一の代表信号値を算出し、算出された代表信号値を当該仮想光線が照射された前記分割生成領域を構成する各画素の画素値として与えることにより、各分割生成領域に対応する分割画像を生成する2次元投影画像生成手段として機能させ、
前記2次元投影画像生成手段は、
前記分割生成領域の所定の画素において、前記視線方向の座標値が上限値である座標を探索開始座標として、信号値が有効範囲に含まれる座標の中で前記視線方向のうち座標値が最大となる座標を探索し探索結果の座標を起点座標とする起点座標探索手段を備え、前記起点座標探索手段により探索された起点座標より座標値が下限値である座標に向けて所定数m2で前記視線方向における座標を減じながら、視点座標系の3次元座標ごとにボクセル座標系への座標変換を行って前記ボクセル画像の対応するボクセルの信号値を算出するようにしており、
前記2次元投影画像生成手段は、前記N個に分割された分割生成領域に対応する分割画像を生成する処理を並行して実行し前記2次元投影画像を生成するプログラム。 - 所定の対象物について所定の間隔で撮影された複数の2次元の断層画像を、所定の視線方向から観察した状態を表す2次元投影画像を生成するため、
コンピュータを、
前記2次元投影画像を生成する領域であって一方の軸と他方の軸が互いに直交する2次元の領域である生成領域を、各分割生成領域が互いに連続しない複数のブロックで構成される、N個の分割生成領域に分割し、
前記分割生成領域を構成する各画素より、前記視線方向に仮想光線を照射し、
前記複数の2次元の断層画像を構成する各画素を対応させたボクセル画像と前記仮想光線が交差する前記ボクセル画像のボクセルを複数抽出し、抽出された複数のボクセルの信号値を基に単一の代表信号値を算出し、算出された代表信号値を当該仮想光線が照射された前記分割生成領域を構成する各画素の画素値として与えることにより、各分割生成領域に対応する分割画像を生成する2次元投影画像生成手段として機能させ、
前記2次元投影画像生成手段は、前記N個に分割された分割生成領域に対応する分割画像を生成する処理を並行して実行し、前記2次元投影画像を生成するプログラム。
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