JP6555290B2 - ストレージ装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム - Google Patents
ストレージ装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム Download PDFInfo
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Description
複数のボリュームのそれぞれにおける性能要件の下限値の設定を管理する性能要件管理情報と、
前記複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理するブロック管理情報と、
を記憶する記憶部と、
前記性能要件管理情報及び前記ブロック管理情報を参照し、最上位階層及び前記性能要件の下限値が未設定のボリュームに関連付けられた第1のデータブロックと、下位階層及び前記性能要件の下限値が設定されたボリュームに関連付けられた第2のデータブロックとの入れ替えを行うブロック再配置部と、
を備える。
複数のボリュームのそれぞれにおける性能要件の下限値の設定を管理する性能要件管理情報、及び、前記複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理するブロック管理情報を参照し、
最上位階層及び前記性能要件の下限値が未設定のボリュームに関連付けられた第1のデータブロックと、下位階層及び前記性能要件の下限値が設定されたボリュームに関連付けられた第2のデータブロックとの入れ替えを行う。
複数のボリュームのそれぞれにおける性能要件の下限値の設定を管理する性能要件管理情報、及び、前記複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理するブロック管理情報を参照する処理と
最上位階層及び前記性能要件の下限値が未設定のボリュームに関連付けられた第1のデータブロックと、下位階層及び前記性能要件の下限値が設定されたボリュームに関連付けられた第2のデータブロックとの入れ替えを行う処理と、
をコンピュータに実行させる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるストレージ装置1000の構成を示すブロック図である。ストレージ装置1000は、記憶部1100と、ブロック再配置部1200と、を備える。記憶部1100は、性能要件管理情報1110と、ブロック管理情報1120とを記憶する。性能要件管理情報1110は、複数のボリューム(論理ディスク)のそれぞれにおける性能要件の上限値や下限値などの設定を管理する情報である。性能要件とは例えば、ストレージ装置1000のIOPS(Input/Output Per Second)やレスポンスタイム等である。ブロック管理情報1120は、複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理する情報である。
本実施の形態2は、上述した実施の形態1の一実施例である。
ここで、本実施の形態で解決しようとする課題について説明する。まず、上述したように、ストレージのデータ最適配置(ストレージ階層化、又は、筐体内ILM(Information Lifecycle Management)とも呼ぶ。)機能を利用したボリュームのブロック再配置をQoS(Quality of Service)(I/O流量制御とも呼ぶ。)機能と組み合わせて利用する場合、高性能が要求されるボリュームを、高性能なプールに配置して処理遅延を防ぐ技術が知られている(例えば、特許文献1)。
(1)データ最適配置機能の階層間のブロック再配置は、ボリューム単位のアクセス頻度の分析結果に応じて実施するため、高頻度にアクセスされるブロックが最上位階層の高速デバイスに配置されるまで、分析期間に依存して一定の期間を要する(例えば、数日〜1週間など)。これは、ボリュームの新規作成直後の場合、過去のアクセス頻度データが存在しないため特に顕著である。
QoS機能によるボリュームのIOPS下限値の設定時、当該ボリュームのブロックを即座に最上位階層のブロックに割り当てる(または、割り当て済みの最上位階層のブロックとの再配置を行う)オプションを用意する。本オプション指定時は、アクセス頻度分析とは独立して以下を実施する。
・最上位階層に空きがあれば、当該ボリュームの下位階層のブロックから最上位階層のブロックへ再配置(移動)を行う。
・最上位階層に空きが無ければ、最上位階層の各ブロックが属するボリュームの内、IOPS下限値が設定されていないボリュームのブロックを対象に、下位階層の当該ボリュームのブロックと入れ替えて再配置を行う。
まず、管理コンソール500内のストレージ管理クライアントプログラム501は、データ最適配置機能を利用した階層プール上に構築されたボリュームに対して、QoS機能によるIOPS上限値及び下限値設定を行う。その際、利用者は、図10のストレージ管理クライアントプログラム GUIイメージのようなユーザインタフェースを介して、ストレージ装置10に対して、QoS設定要求を送信する。ここで、要求内容には、ボリューム名、IOPS上限値、IOPS下限値、「Tier0に即座にブロックを割り当てる」フラグ、「Tier0に固定的にブロックを割り当てる」フラグ、の各情報が含まれる。尚、「Tier0に即座にブロックを割り当てる」フラグがONの場合のQoS設定要求は、データブロックに対する再配置の即時要求の一例である。また、「Tier0に即座にブロックを割り当てる」フラグは、最上位階層に固定するか否かを示すフラグの一例である。
まず、性能監視手段130は、性能ログ21からアクセス頻度管理テーブル360を更新する(S61)。すなわち、性能監視手段130は、性能ログ21に蓄積したストレージ装置10の過去の一定期間(例:1週間)における性能情報から、分析対象の階層プールにおけるブロック単位のアクセス頻度を、平均IOPS値の高い順にアクセス頻度管理テーブル360に保存する。
本発明によれば、ボリューム単位のIOPS上限値/下限値制御によるQoS機能と、ブロック単位のデータ最適配置機能の両方を有するストレージ装置やストレージ管理ソフトウェアの用途に適用できる。
1100 記憶部
1110 性能要件管理情報
1120 ブロック管理情報
1200 ブロック再配置部
1 ストレージ管理システム
10 ストレージ装置
11 メモリ
12 データ最適配置work領域
100 ストレージ管理プログラム
110 QoS管理手段
120 データ最適配置管理手段
130 性能監視手段
21 性能ログ
310 階層プール管理テーブル
320 プール管理テーブル
330 ボリューム管理テーブル
340 QoS管理テーブル
350 データ最適配置管理テーブル
360 アクセス頻度管理テーブル
LD1 ボリューム
LD2 ボリューム
LD3 ボリューム
LD4 ボリューム
T0 階層プール
T1 階層プール
T2 階層プール
S1 SSD
H1 HDD
N1 ストレージエリアネットワーク
N2 ローカルエリアネットワーク
500 管理コンソール
501 ストレージ管理クライアントプログラム
510 ホスト計算機
520 ホスト計算機
Claims (7)
- 複数のボリュームのそれぞれにおける性能要件の下限値の設定を管理する性能要件管理情報と、
前記複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理するブロック管理情報と、
を記憶する記憶部と、
前記性能要件管理情報及び前記ブロック管理情報を参照し、最上位階層及び前記性能要件の下限値が未設定のボリュームに関連付けられた第1のデータブロックと、下位階層及び前記性能要件の下限値が設定されたボリュームに関連付けられた第2のデータブロックとの入れ替えを行うブロック再配置部と、
を備えるストレージ装置。 - 前記第2のデータブロックに対する再配置の即時要求を受け付ける受付部をさらに備え、
前記ブロック再配置部は、前記即時要求に応じて、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとの入れ替えを行う
請求項1に記載のストレージ装置。 - 前記ブロック管理情報は、データが格納されているアドレス情報と、当該データが格納されている前記データブロックとをさらに関連付けて管理しており、
前記ブロック再配置部は、
前記ブロック管理情報を参照し、前記最上位階層に関連付けられ、かつ、データが格納されていないデータブロックである空きブロックが存在するか否かを判定し、
前記空きブロックが存在すると判定した場合、当該空きブロックに前記第2のデータブロックを割り当て、
前記空きブロックが存在しないと判定した場合、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとの入れ替えを行う
請求項1又は2に記載のストレージ装置。 - 前記記憶部は、前記複数のボリュームのデータブロック単位のアクセス頻度を管理するアクセス頻度管理情報をさらに記憶し、
前記性能要件管理情報は、各ボリュームのそれぞれについて最上位階層に固定するか否かを示すフラグをさらに対応付け、
前記ブロック再配置部は、
前記アクセス頻度管理情報に基づいて前記複数のボリュームの各データブロックの再配置を行う際に、前記アクセス頻度が低く、前記フラグが最上位階層に固定しないことを示すボリューム及び前記最上位階層に関連付けられた第3のデータブロックと、前記フラグが最上位階層に固定することを示すボリューム及び前記下位階層に関連付けられた第4のデータブロックとの入れ替えを行う
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のストレージ装置。 - 前記性能要件は、IOPS(Input/Output Per Second)を含む
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のストレージ装置。 - ストレージ装置が、
複数のボリュームのそれぞれにおける性能要件の下限値の設定を管理する性能要件管理情報、及び、前記複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理するブロック管理情報を参照し、
前記参照した性能要件管理情報及びブロック管理情報に基づいて、最上位階層及び前記性能要件の下限値が未設定のボリュームに関連付けられた第1のデータブロックと、下位階層及び前記性能要件の下限値が設定されたボリュームに関連付けられた第2のデータブロックとの入れ替えを行う
ストレージ管理方法。 - 複数のボリュームのそれぞれにおける性能要件の下限値の設定を管理する性能要件管理情報、及び、前記複数のボリュームの各データブロックについて、階層プールにおける階層と、所属するボリュームとを関連付けて管理するブロック管理情報を参照する処理と、
前記参照した性能要件管理情報及びブロック管理情報に基づいて、最上位階層及び前記性能要件の下限値が未設定のボリュームに関連付けられた第1のデータブロックと、下位階層及び前記性能要件の下限値が設定されたボリュームに関連付けられた第2のデータブロックとの入れ替えを行う処理と、
をコンピュータに実行させるストレージ管理プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2017065546A JP6555290B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | ストレージ装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017065546A JP6555290B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | ストレージ装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018169728A JP2018169728A (ja) | 2018-11-01 |
JP6555290B2 true JP6555290B2 (ja) | 2019-08-07 |
Family
ID=64018773
Family Applications (1)
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JP2017065546A Active JP6555290B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | ストレージ装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム |
Country Status (1)
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US10282291B2 (en) * | 2012-04-20 | 2019-05-07 | Enmotus, Inc. | Storage system with data management mechanism and method of operation thereof |
WO2015065322A1 (en) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | Hitachi, Ltd. | De-duplication and host based qos in tiered storage |
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-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017065546A patent/JP6555290B2/ja active Active
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