JP6552926B2 - Icカード及び携帯可能電子装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係る携帯可能電子装置としてのICカード2と、ICカード2と通信を行う外部装置としてのICカード処理装置1とを備えるICカード処理システム10の構成例について説明するためのブロック図である。
ICカード2は、ICカード処理装置1などの外部装置から電力などの供給を受けて活性化される(動作可能な状態になる)ようになっている。例えば、ICカード2が接触型の通信によりICカード処理装置1と接続される場合、つまり、ICカード2が接触型のICカードで構成される場合、ICカード2は、通信インターフェースとしてのコンタクト部を介してICカード処理装置1からの動作電源及び動作クロックの供給を受けて活性化される。
図2は、実施形態に係るICカード2の構成例を概略的に示すブロック図である。
ICカード2は、プラスチックなどで形成されたカード状の本体Cを有する。ICカード2は、本体C内にモジュールMが内蔵される。モジュールMは、1つまたは複数のICチップCaと通信部としての外部インターフェース(通信インターフェース)とが接続された状態で一体的に形成され、ICカード2の本体C内に埋設される。
図3は、記憶領域24aが格納するデータの構成例を示す。
図3が示すように、記憶領域24aは、複数のデータブロック31(311、312、…、31N)と、各データブロック31の第1のEDC32(321、322、…、32N)、及び、各データブロック31の第2のEDC33(331、332、…、33N)などを備える。
各第1のEDC321、322、…、32Nは、それぞれデータブロック311、312、…、31Nに対応する。なお、各第1のEDC321、322、…、32Nは、同様の構成であるため、第1のEDC321について説明する。
CPU21は、自己診断処理において、データブロック31毎に破損又は改ざんがないか第1の検査手法又は第2の検査手法で検査する。たとえば、CPU21は、各データブロック31を所定の順序でチェックする。
検査済み情報は、第1の検査手法を用いて検査されたデータブロック31(検査済みのデータブロック)を示す。即ち、検査済み情報は、直前の自己診断が終了した時点において、第1の検査手法を用いて検査されたデータブロック31を示す。
図4は、CPU21が自己診断処理の第1の動作例について説明するためのフローチャートである。
第1の検査手法を設定すると、CPU21は、他のデータブロックに第2の検査手法を設定する(S14)。第2の検査手法を設定すると、CPU21は、iをリセットする(i=0にする)(S15)
iをリセットすると、CPU21は、iをインクリメントする(i=i+1とする)(S16)。iをインクリメントすると、CPU21は、i個目のデータブロック31を、当該データブロック31に設定された検査手法に従って検査する(S17)
当該データブロック31に破損又は改ざんがないと判定すると(S18、NO)、CPU21は、すべてのデータブロック31を検査したか(即ち、i=Nであるか)判定する(S19)。
図5は、CPU21による自己診断処理の第2の動作例について説明するためのフローチャートである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
複数個のデータブロックを格納する第1の記憶部と、
第1の検査手法により検査済みのデータブロックを示す検査済み情報を格納する第2の記憶部と、
前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法により検査されていないデータブロックの少なくとも1つに前記第1の検査手法を設定し、それ以外のデータブロックの少なくとも1つに第1の検査手法とは異なる第2の検査手法を設定する設定部と、
前記設定部により各データブロックに設定された検査手法を用いて各データブロックを検査する検査部と、
を備えるICカード。
[C2]
前記設定部は、前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法による前記検査済みのデータブロックに前記第2の検査手法を設定する、
前記C1に記載のICカード。
[C3]
前記第1の検査手法は、前記第2の検査手法よりも処理時間が長い、
前記C1又は2に記載のICカード。
[C4]
前記第1の検査手法は、巡回冗長検査を演算して検査する手法である、
前記C3に記載のICカード。
[C5]
前記第2の検査手法は、排他的論理和を演算して検査する手法である、
前記C3又は4の何れかに記載のICカード。
[C6]
前記検査済み情報は、最後の検査済みのデータブロックを示し、
前記設定部は、前記最後の検査済みのデータブロックの次のデータブロックから所定の個数のデータブロックに前記第1の検査手法を設定する、
前記C1乃至5の何れか1項に記載のICカード。
[C7]
前記検査済み情報は、データブロックごとに、前記第1の検査手法で検査されたかを示し、
前記設定部は、前記第1の検査手法による検査されていない前記データブロックから選択された所定の個数のデータブロックに前記第1の検査手法を設定する、
前記C1乃至5の何れか1項に記載のICカード。
[C8]
さらに、前記各データブロックに対応する前記第1の検査手法による検査に用いるEDCを格納する第3の記憶部を有し、
前記検査部は、前記データブロックのデータに対して前記第1の検査手法を用いて演算するEDCと、前記第3の記憶部が格納する前記EDCとを比較して、前記データブロックを検査する、
前記C1乃至7の何れか1項に記載のICカード。
[C9]
複数個のデータブロックを格納する第1の記憶部と、第1の検査手法により検査済みのデータブロックを示す検査済み情報を格納する第2の記憶部と、前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法により検査されていないデータブロックの少なくとも1つに前記第1の検査手法を設定し、それ以外のデータブロックの少なくとも1つに第1の検査手法とは異なる第2の検査手法を設定する設定部と、前記設定部により各データブロックに設定された検査手法を用いて各データブロックを検査する検査部と、を備えるモジュールと、
前記モジュールを内蔵した本体と、
を備えるICカード。
[C10]
複数個のデータブロックを格納する第1の記憶部と、
第1の検査手法により検査済みのデータブロックを示す検査済み情報を格納する第2の記憶部と、
前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法により検査されていないデータブロックの少なくとも1つに前記第1の検査手法を設定し、それ以外のデータブロックの少なくとも1つに第1の検査手法とは異なる第2の検査手法を設定する設定部と、
前記設定部により各データブロックに設定された検査手法を用いて各データブロックを検査する検査部と、
を備える携帯可能電子装置。
Claims (10)
- 複数個のデータブロックを格納する第1の記憶部と、
第1の検査手法により検査済みのデータブロックを示す検査済み情報を格納する第2の記憶部と、
前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法により検査されていないデータブロックの少なくとも1つに前記第1の検査手法を設定し、それ以外のデータブロックの少なくとも1つに第1の検査手法とは異なる第2の検査手法を設定する設定部と、
前記設定部により各データブロックに設定された検査手法を用いて各データブロックを検査する検査部と、
を備えるICカード。 - 前記設定部は、前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法による前記検査済みのデータブロックに前記第2の検査手法を設定する、
前記請求項1に記載のICカード。 - 前記第1の検査手法は、前記第2の検査手法よりも処理時間が長い、
前記請求項1又は2に記載のICカード。 - 前記第1の検査手法は、巡回冗長検査を演算して検査する手法である、
前記請求項3に記載のICカード。 - 前記第2の検査手法は、排他的論理和を演算して検査する手法である、
前記請求項3又は4の何れかに記載のICカード。 - 前記検査済み情報は、最後の検査済みのデータブロックを示し、
前記設定部は、前記最後の検査済みのデータブロックの次のデータブロックから所定の個数のデータブロックに前記第1の検査手法を設定する、
前記請求項1乃至5の何れか1項に記載のICカード。 - 前記検査済み情報は、データブロックごとに、前記第1の検査手法で検査されたかを示し、
前記設定部は、前記第1の検査手法により検査されていない前記データブロックから選択された所定の個数のデータブロックに前記第1の検査手法を設定する、
前記請求項1乃至5の何れか1項に記載のICカード。 - さらに、前記各データブロックに対応する前記第1の検査手法による検査に用いるエラー検出コードを格納する第3の記憶部を有し、
前記検査部は、前記データブロックのデータに対して前記第1の検査手法を用いて演算するエラー検出コードと、前記第3の記憶部が格納する前記エラー検出コードとを比較して、前記データブロックを検査する、
前記請求項1乃至7の何れか1項に記載のICカード。 - 複数個のデータブロックを格納する第1の記憶部と、第1の検査手法により検査済みのデータブロックを示す検査済み情報を格納する第2の記憶部と、前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法により検査されていないデータブロックの少なくとも1つに前記第1の検査手法を設定し、それ以外のデータブロックの少なくとも1つに第1の検査手法とは異なる第2の検査手法を設定する設定部と、前記設定部により各データブロックに設定された検査手法を用いて各データブロックを検査する検査部と、を備えるモジュールと、
前記モジュールを内蔵した本体と、
を備えるICカード。 - 複数個のデータブロックを格納する第1の記憶部と、
第1の検査手法により検査済みのデータブロックを示す検査済み情報を格納する第2の記憶部と、
前記検査済み情報に基づいて、前記第1の検査手法により検査されていないデータブロックの少なくとも1つに前記第1の検査手法を設定し、それ以外のデータブロックの少なくとも1つに第1の検査手法とは異なる第2の検査手法を設定する設定部と、
前記設定部により各データブロックに設定された検査手法を用いて各データブロックを検査する検査部と、
を備える携帯可能電子装置。
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JP2015176417A JP6552926B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | Icカード及び携帯可能電子装置 |
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JP2017054223A JP2017054223A (ja) | 2017-03-16 |
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Family Applications (1)
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JP2015176417A Active JP6552926B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | Icカード及び携帯可能電子装置 |
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- 2015-09-08 JP JP2015176417A patent/JP6552926B2/ja active Active
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