JP6548284B2 - 事例検索装置、事例検索方法、及びプログラム - Google Patents

事例検索装置、事例検索方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、各種の事例を検索するための、事例検索装置、事例検索方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
従来から、農産物の生産は、生産者の経験と、経験に裏打ちされた勘とに基づいて行なわれており、経験の浅い生産者が、安定的に農産物を生産することは困難である。一方、我国では、経験豊富な生産者の高齢化が進んでいることから、経験の少ない生産者が短期間で安定的に農産物を生産できるようになることが求められている。
このため、近年、農業分野においては、IT技術を活用することによって、生産者を支援する試みが行なわれている。その試みの一つが、類似事例を検索する事例検索システムの導入である。このような事例検索システムが導入できれば、経験の少ない生産者を適切に支援できると考えられる。
既存の事例検索システムとして、例えば、特許文献1は、自動販売機の故障診断を行なうための事例検索システムを開示している。特許文献1に開示された事例検索システムでは、不良現象が入力されると対応する事例が出力される。また、特許文献2は、ヘルプデスクのオペレータを支援する事例検索システムを開示している。特許文献2に開示された事例検索システムでは、製品名、キーワードといったクエリが入力されると、予め登録されている質問と回答との組合せの中から、クエリに関連する質問と回答との組合せが特定され、これが出力される。
これら既存の事例検索システムは、農作物に発生している現象(例えば、茎が細い、葉が薄い等)と、現象に対して行なわれた対処(肥料を与える、散水する等)との組合せを格納したデータベースを用いることによって、農業分野にも容易に適用できる。そして、この場合、生産者は、自身の圃場にある農産物に発生している現象を入力することで、適切な対処を知ることができるので、安定的に農産物を生産することができると考えられる。
特開平7−44526号公報 特開2000−172700号公報
しかしながら、上述の既存の事例検索システムでは、たとえ、農業分野に適用できるようにデータベースを構築していたとしても、次の点で、生産者が適切な対処をとれない場合がある。
例えば、データベースでは、事象と対処との組が登録されているだけなので、入力した事象に対して、複数の対処が検索された場合に、絞り込みができず、生産者において混乱が生じる可能性がある。また、生産者が、農産物に生じている全ての事象に気付くことができなかった場合に、とるべき対処をとることができないという問題もある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、入力された事象から原因を分析することによって、より適切な対処を特定し得る、事例検索装置、事例検索方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における事例検索装置は、
検索クエリを受付ける、検索クエリ受付部と、
複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、検索処理部と、
抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、質問提示部と、
提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、原因推定部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における事例検索方法は、
(a)検索クエリを受付ける、ステップと、
(b)複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、ステップと、
(c)抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、ステップと、
(d)提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、ステップと、
を有していることを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)検索クエリを受付ける、ステップと、
(b)複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、ステップと、
(c)抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、ステップと、
(d)提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、入力された事象から原因を分析することによって、より適切な対処を特定することができる。
図1は、本発明の実施における事例検索装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1における事例検索装置の具体的構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態1で用いられるデータベースに登録されている情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態1における事例検索装置の動作を示すフロー図である。 図5は、本発明の実施の形態2で用いられるデータベースに登録されている情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態2における事例検索装置の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態1及び2における事例検索装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における、事例検索装置、事例検索方法、及びプログラムについて、図1〜図4を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本実施の形態1における事例検索装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施における事例検索装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態1における事例検索装置10は、データベース20に対して、農産物の事象を検索クエリとして用いて検索を行なう装置である。データベース20は、複数の事象それぞれを、各事象に対する対処、各事象の原因、及び対処の結果と関連付けて登録している。
図1に示すように、事例検索装置10は、検索クエリ受付部11と、検索処理部12と、質問提示部13と、原因推定部14とを備えている。
検索クエリ受付部11は、検索クエリを受付ける。検索処理部12は、データベース20から、検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する。
質問提示部13は、抽出された原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する。原因推定部14は、提示された質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された原因候補に基づいて、検索クエリの原因を推定する。
このように、本実施の形態1では、事象(例えば「元気がない」)を検索クエリとして、原因候補(例えば、「温度」、「肥料」、「水」等)が絞り込まれる。そして、原因候補を元に「他にこんな事象(例えば「茎が細い」、「葉が萎れ」等)は発生してないか」が質問され、その回答結果を元に原因が推定される。このため、本実施の形態1によれば、入力された事象から原因を分析することができるので、この結果、農産物に対するより適切な対処を特定することが可能となる。
続いて、図2及び図3を用いて、本実施の形態1における事例検索装置10の具体的構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1における事例検索装置の具体的構成を示すブロック図である。図3は、本発明の実施の形態1で用いられるデータベースに登録されている情報の一例を示す図である。
まず、本実施の形態1は、農業分野に適用されている。図2に示すように、本実施の形態1では、事例検索装置10は、ネットワーク40を介して、農産物の生産者の端末装置30に接続されている。また、本実施の形態1では、検索クエリは、端末装置30上で生産者によって入力され、その後、端末装置30から送信される。検索クエリ受付部11は、本実施の形態1では、端末装置30から送信されてきた検索クエリを受付ける。
データベース20は、本実施の形態1では、事例検索装置10に接続されている。図3に示すように、本実施の形態1では、データベース20は、生産者によって入力された事象毎に、日時、事象に対して生産者が行なった対処、事象の原因、及び対象の結果を関連付けて登録している。
検索処理部12は、例えば、検索クエリが「元気がない」であったとすると、図3に示すように、データベース20から、この検索クエリと一致する事象、即ち、12/1〜12/3付けで登録されている事象「元気がない」を特定する。そして、図3に示すように、この特定した事象に関連づけられている原因は、「温度」、「肥料」、「水」であるので、検索処理部12は、これらの原因を原因候補として抽出する。
また、図3に示すように、抽出された原因候補と同一の原因に関連付けられている事象として、「茎が細い」、「葉が萎れている」が存在し、これらの事象は検索クエリと一致又は類似していない。従って、本実施の形態1では、質問提示部13は、事象として、「茎が細い」、及び「葉が萎れている」が発生しているかどうかを問い合わせる質問を作成する。
また、本実施の形態1では、質問提示部13は、作成した質問を、ネットワーク40を介して、検索クエリを入力したユーザの端末装置30に送信する。これにより、検索クエリを入力した生産者の端末装置30の画面には、質問が表示される。そして、表示された質問に対して、生産者が回答を入力し、端末装置30が回答を送信すると、原因推定部14は、送信されてきた回答を受け取る。
原因推定部14は、例えば、「事象として、「茎が細い」、及び「葉が萎れている」も発生している」との回答を受け取った場合は、先に抽出された原因候補(「温度」、「肥料」、「水」)を、検索クエリの原因と推定する。
また、図2に示すように、本実施の形態1では、事例検索装置10は、対処決定部15を、更に備えている。対処決定部15は、推定された検索クエリの原因に関連付けられている対処を、検索クエリに対応する対処とする。上述の例であれば、対処決定部15は、「温度下げる」、「肥料を与える」、「水を与える」を、検索クエリの原因に対する対処とする。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態1における事例検索装置10の動作について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1における事例検索装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1を参酌する。また、本実施の形態1では、事例検索装置10を動作させることによって、事例検索方法が実施される。よって、本実施の形態1における事例検索方法の説明は、以下の事例検索装置10の動作説明に代える。
最初に、図4に示すように、検索クエリ受付部11は、端末装置30から送信されてきた検索クエリを受付ける(ステップA1)。また、検索クエリ受付部11は、受付けた検索クエリを検索処理部12に入力する。
次に、検索処理部12は、データベース20から、検索クエリと一致又は類似する事象を特定する(ステップA2)。具体的には、検索処理部12は、検索クエリと、データベース20に登録されている各事象との類似判定を実行し、検索クエリとの類似度が一定以上の事象を特定する。なお、類似判定は既存の技術を用いて行うことができる。
次に、検索処理部12は、ステップA2で、検索クエリと一致又は類似する事象を特定できたかどうかを判定する(ステップA3)。ステップA3の判定の結果、事象を特定できていない場合は、事例検索装置10における処理は終了する。その際、事例検索装置10は、端末装置30の画面上に、例えば、「検索クエリに関連する事象は存在しなかった」等と表示する。
一方、ステップA3の判定の結果、事象を特定できている場合は、検索処理部12は、データベース20に登録されている原因の中から、ステップA2で特定した事象に関連付けられている原因を抽出し、抽出した原因を原因候補とする(ステップA4)。
次に、質問提示部13は、ステップA2で特定できた事象が発生しているかどうかを問いかける質問を作成し、作成した質問を、検索クエリの送信元の端末装置30に送信する(ステップA5)。ステップA5により、端末装置30は画面上に質問を表示し、生産者に質問が提示される。また、これにより、生産者が質問に対する回答を作成し、作成した回答を端末装置30に入力する。端末装置30は、入力された回答を、事例検索装置10に送信する。
端末装置30から回答が送信されてくると、原因推定部14は、回答が質問に対して肯定であるかどうかを判定する(ステップA6)。ステップA6の判定の結果、回答が質問に対して肯定でない場合は、事例検索装置10における処理は終了する。その際、事例検索装置10は、端末装置30の画面上に、例えば、「検索クエリに対応する対処が存在しなかった」等と表示する。
一方、ステップA6の判定の結果、回答が質問に対して肯定である場合は、原因推定部14は、ステップA3で抽出された原因候補を、検索クエリの原因として推定する(ステップA7)。また、原因推定部14は、推定した原因を対処決定部15に入力する。
次に、対処決定部15は、データベース20から、推定された検索クエリの原因に関連付けられている対処を抽出し、抽出した対処を検索クエリに対応する対処に決定する(ステップA8)。また、対処決定部15は、決定した対処を、検索クエリの送信元の端末装置30に送信する。これにより、端末装置30は画面上に対処を表示し、生産者に対処が提示される。
ステップA8の実行後、事例検索装置10における処理は終了する。また、ステップA1〜A8は、生産者が検索クエリを入力する度に実行される。
[実施の形態1による効果]
以上のように、本実施の形態1によれば、検索クエリとして入力された事象に対応する適切な原因が推定されると共に、推定された原因に対する対処が決定される。このため、生産者は、適切な対処を知ることができるので、安定的に農産物を生産することができる。また、本実施の形態1は、農業分野以外にも、プラントシステムの運用、鉄鋼炉の制御、各種機械のメンテナンス等のノウハウが必要な各種の分野に有用である。
[プログラム]
本実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、図4に示すステップA1〜A8を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における事例検索装置10と事例検索方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、検索クエリ受付部11、検索処理部12、質問提示部13、原因推定部14、及び対処決定部15として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態1におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、検索クエリ受付部11、検索処理部12、質問提示部13、原因推定部14、及び対処決定部15のいずれかとして機能しても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における、事例検索装置、事例検索方法、及びプログラムについて、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5は、本発明の実施の形態2で用いられるデータベースに登録されている情報の一例を示す図である。図6は、本発明の実施の形態2における事例検索装置の動作を示すフロー図である。
まず、本実施の形態2において、事例検索装置は、図2に示した実施の形態1における事例検索装置10と同様の構成を備えている。よって、以下の説明においては、図2を適宜参酌すると共に、図2で用いた符号も使用する。但し、本実施の形態2は、データベース20に登録されている情報と、質問提示部13及び原因推定部14における処理とにおいて、実施の形態1と異なっている。以下、実施野形態1との相違点を中心に説明する。
図5に示すように、本実施の形態2においても、データベース20は、実施の形態1と同様に、事象毎に、日時、事象に対して生産者が行なった対処、事象の原因、及び対象の結果を関連付けて登録している。但し、本実施の形態2では、データベース20は、更に、数値データと、アラートを出力する際の設定条件(以下「アラート条件」と表記する。)も登録している。また、データベース20において、数値データ及びアラート条件は、それぞれの番号によって、それぞれが関連している原因に関連付けられている。
そして、検索処理部12によって、数値データと関連している原因が原因候補として抽出されたとする。この場合、質問提示部13が、抽出された原因候補に関連している数値データを提示する。具体的には、質問提示部13は、検索クエリから特定された事象が、この数値データに関連しているかどうかを問い合わせる質問を、端末装置30に送信する。
更に、この後、原因推定部14は、受付けた回答が、特定された事象に数値データが関連していると認めている場合、即ち、質問を肯定している場合に、数値データと関連している原因候補に基づいて検索クエリの原因を推定する。具体的には、原因推定部14は、例えば、農作物に元気がないのは降水量が少なかったことに関連している旨の回答を得た場合は、降水量データと関連している「水」を原因として推定する。
また、検索処理部12によって、数値データ及びアラート条件に関連している原因が原因候補として抽出されているとする。この場合、質問提示部13は、原因候補に関連している数値データ及びアラート条件を提示する。具体的には、質問提示部13は、この数値データがアラート条件を満たしているかどうかを問い合わせる質問を、端末装置30に送信する。
更に、この後、原因推定部14は、受付けた回答が、数値データがアラート条件を満たしていると認めている場合、即ち、質問を肯定している場合に、数値データ及びアラート条件に関連している原因候補に基づいて検索クエリの原因を推定する。具体的には、原因推定部14は、例えば、気温の変化がアラート条件を満たしている旨の回答を得た場合は、気温データ及びアラート条件と関連している「温度」を原因として推定する。
次に、本発明の実施の形態2における事例検索装置10の動作について図6を用いて説明する。また、本実施の形態2においても、事例検索装置10を動作させることによって、事例検索方法が実施される。よって、本実施の形態2における事例検索方法の説明も、以下の事例検索装置10の動作説明に代える。
最初に、図6に示すように、検索クエリ受付部11は、端末装置30から送信されてきた検索クエリを受付ける(ステップB1)。ステップB1は、図4に示したステップA1と同様のステップである。
次に、検索処理部12は、データベース20から、検索クエリと一致又は類似する事象を特定する(ステップB2)。ステップB2は、図4に示したステップA2と同様のステップである。
次に、検索処理部12は、ステップB2で、検索クエリと一致又は類似する事象を特定できたかどうかを判定する(ステップB3)。ステップB3は、図4に示したステップA3と同様のステップである。ステップB3の判定の結果、事象を特定できていない場合は、事例検索装置10における処理は終了する。その際、事例検索装置10は、端末装置30の画面上に、例えば、「検索クエリに関連する事象は存在しなかった」等と表示する。
一方、ステップB3の判定の結果、事象を特定できている場合は、検索処理部12は、データベース20に登録されている原因の中から、ステップB2で特定した事象に関連付けられている原因を抽出し、抽出した原因を原因候補とする(ステップB4)。ステップB4は、図4に示したステップA4と同様のステップである。
次に、質問提示部13は、抽出された原因候補の一つを選択し(ステップB5)、データベース20にアクセスして、選択した原因候補が数値データに関連しているかどうかを判定する(ステップB6)。
ステップB6の判定の結果、選択した原因候補が数値データに関連していない場合は、質問提示部13は、ステップB2で特定できた事象が発生しているかどうかを問いかける質問を作成し、作成した質問を、検索クエリの送信元の端末装置30に送信する(ステップB7)。ステップB7は、図4に示したステップA5と同様のステップである。
一方、ステップB6の判定の結果、選択した原因候補が数値データに関連している場合は、質問提示部13は、更に、選択した原因候補がアラート条件と関連しているかどうかを判定する(ステップB8)。
ステップB8の判定の結果、選択した原因候補がアラート条件と関連していない場合は、質問提示部13は、抽出された原因候補に関連している数値データを提示する(ステップB9)。具体的には、質問提示部13は、検索クエリから特定された事象が、この数値データに関連しているかどうかを問い合わせる質問を、端末装置30に送信する。
一方、ステップB8の判定の結果、選択した原因候補がアラート条件と関連している場合は、質問提示部13は、抽出された原因候補に関連している数値データ及びアラーム条件を提示する(ステップB10)。具体的には、質問提示部13は、この数値データがアラート条件を満たしているかどうかを問い合わせる質問を、端末装置30に送信する。
ステップB7、ステップB9、又はステップB10の実行後、端末装置30から回答が送信されてくると、原因推定部14は、回答が質問に対して肯定であるかどうかを判定する(ステップB11)。ステップB11の判定の結果、回答が質問に対して肯定でない場合は、ステップB13が実行される。
一方、ステップB11の判定の結果、回答が質問に対して肯定である場合は、原因推定部14は、ステップB5で選択された原因候補を、検索クエリの原因の一つとして推定する(ステップB12)。
次に、原因推定部14は、ステップB4で抽出された全ての原因候補について、ステップB6〜B12までの処理が終了しているかどうかを判定する(ステップB13)。ステップB13の判定の結果、全ての原因候補について、ステップB6〜B12までの処理が終了してない場合は、原因推定部14は、質問提示部13に再度ステップB5を実行させる。
一方、ステップB13の判定の結果、全ての原因候補について、ステップB6〜B12までの処理が終了している場合は、原因推定部14は、推定した全ての原因を対処決定部15に入力する。これにより、対処決定部15は、データベース20から、推定された検索クエリの原因に関連付けられている対処を抽出し、抽出した対処を検索クエリに対応する対処に決定する(ステップB14)。ステップB14は、図4に示したステップA8と同様のステップである。
ステップB14の実行後、事例検索装置10における処理は終了する。また、ステップB1〜B14は、生産者が検索クエリを入力する度に実行される。
以上のように、本実施の形態2によれば、データベースに数値データ及びアラート条件が登録されている場合に、これらのデータを用いて原因を特定できる。本実施の形態2によれば、原因の特定がより適切なものとなる。本実施の形態2も、実施の形態1と同様に、農業分野以外にも、プラントシステムの運用、鉄鋼炉の制御、各種機械のメンテナンス等のノウハウが必要な各種の分野に有用である。
(物理構成)
ここで、実施の形態1及び2におけるプログラムを実行することによって、事例検索装置を実現するコンピュータについて図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態1及び2における事例検索装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図7に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記録デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における事例検索装置は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、事例検索装置は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
検索クエリを受付ける、検索クエリ受付部と、
複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、検索処理部と、
抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、質問提示部と、
提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、原因推定部と、
を備えていることを特徴する事例検索装置。
(付記2)
前記データベースが、いずれか又は全部の前記原因に関連する数値データを登録しており、且つ、前記検索処理部によって、前記数値データと関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
前記質問提示部が、前記原因候補に関連している前記数値データを提示し、
前記原因推定部は、受付けた回答が、特定された前記事象に前記数値データが関連していると認めている場合に、前記数値データと関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
付記1に記載の事例検索装置。
(付記3)
前記データベースが、更に、いずれか又は全部の前記原因に関連してアラートを出力する際の設定条件も登録しており、且つ、前記検索処理部によって、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
前記質問提示部が、前記原因候補に関連している前記数値データ及び前記設定条件を提示し、
前記原因推定部が、前記数値データが前記設定条件を満たす旨の回答を受付けた場合に、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
付記2に記載の事例検索装置。
(付記4)
推定された前記検索クエリの原因に関連付けられている対処を、前記検索クエリに対応する対処とする、対処決定部を、更に備えている、
付記1〜3のいずれかに記載の事例検索装置。
(付記5)
(a)検索クエリを受付ける、ステップと、
(b)複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、ステップと、
(c)抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、ステップと、
(d)提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、ステップと、
を有していることを特徴とする事例検索方法。
(付記6)
前記データベースが、いずれか又は全部の前記原因に関連する数値データを登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データと関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データを提示し、
前記(d)のステップにおいて、受付けた回答が、特定された前記事象に前記数値データが関連していると認めている場合に、前記数値データと関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
付記5に記載の事例検索方法。
(付記7)
前記データベースが、更に、いずれか又は全部の前記原因に関連してアラートを出力する際の設定条件も登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データ及び前記設定条件を提示し、
前記(d)のステップにおいて、前記数値データが前記設定条件を満たす旨の回答を受付けた場合に、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
付記6に記載の事例検索方法。
(付記8)
(e)推定された前記検索クエリの原因に関連付けられている対処を、前記検索クエリに対応する対処とする、ステップを、更に有している、
付記5〜7のいずれかに記載の事例検索方法。
(付記9)
コンピュータに、
(a)検索クエリを受付ける、ステップと、
(b)複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、ステップと、
(c)抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、ステップと、
(d)提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、ステップと、
を実行させるプログラム。
(付記10)
前記データベースが、いずれか又は全部の前記原因に関連する数値データを登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データと関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データを提示し、
前記(d)のステップにおいて、受付けた回答が、特定された前記事象に前記数値データが関連していると認めている場合に、前記数値データと関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
付記9に記載のプログラム
(付記11)
前記データベースが、更に、いずれか又は全部の前記原因に関連してアラートを出力する際の設定条件も登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データ及び前記設定条件を提示し、
前記(d)のステップにおいて、前記数値データが前記設定条件を満たす旨の回答を受付けた場合に、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
付記10に記載のプログラム
(付記12)
記コンピュータに、
(e)推定された前記検索クエリの原因に関連付けられている対処を、前記検索クエリに対応する対処とする、ステップを、更に実行させる、
付記9〜11のいずれかに記載のプログラム
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2016年3月28日に出願された日本出願特願2016−064210を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように、本発明によれば、入力された事象から原因を分析することによって、より適切な対処を特定することができる。本発明は、事例検索が必要な各主分野に有用である。
10 事例検索装置
11 検索クエリ受付部
12 検索処理部
13 質問提示部
14 原因推定部
15 対処決定部
20 データベース
30 端末装置
40 ネットワーク
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (12)

  1. 検索クエリを受付ける、検索クエリ受付部と、
    複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、検索処理部と、
    抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、質問提示部と、
    提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、原因推定部と、
    を備えていることを特徴する事例検索装置。
  2. 前記データベースが、いずれか又は全部の前記原因に関連する数値データを登録しており、且つ、前記検索処理部によって、前記数値データと関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
    前記質問提示部が、前記原因候補に関連している前記数値データを提示し、
    前記原因推定部は、受付けた回答が、特定された前記事象に前記数値データが関連していると認めている場合に、前記数値データと関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
    請求項1に記載の事例検索装置。
  3. 前記データベースが、更に、いずれか又は全部の前記原因に関連してアラートを出力する際の設定条件も登録しており、且つ、前記検索処理部によって、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
    前記質問提示部が、前記原因候補に関連している前記数値データ及び前記設定条件を提示し、
    前記原因推定部が、前記数値データが前記設定条件を満たす旨の回答を受付けた場合に、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
    請求項2に記載の事例検索装置。
  4. 推定された前記検索クエリの原因に関連付けられている対処を、前記検索クエリに対応する対処とする、対処決定部を、更に備えている、
    請求項1〜3のいずれかに記載の事例検索装置。
  5. (a)検索クエリを受付ける、ステップと、
    (b)複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、ステップと、
    (c)抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、ステップと、
    (d)提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、ステップと、
    を有していることを特徴とする事例検索方法。
  6. 前記データベースが、いずれか又は全部の前記原因に関連する数値データを登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データと関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
    前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データを提示し、
    前記(d)のステップにおいて、受付けた回答が、特定された前記事象に前記数値データが関連していると認めている場合に、前記数値データと関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
    請求項5に記載の事例検索方法。
  7. 前記データベースが、更に、いずれか又は全部の前記原因に関連してアラートを出力する際の設定条件も登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
    前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データ及び前記設定条件を提示し、
    前記(d)のステップにおいて、前記数値データが前記設定条件を満たす旨の回答を受付けた場合に、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
    請求項6に記載の事例検索方法。
  8. (e)推定された前記検索クエリの原因に関連付けられている対処を、前記検索クエリに対応する対処とする、ステップを、更に有している、
    請求項5〜7のいずれかに記載の事例検索方法。
  9. コンピュータに、
    (a)検索クエリを受付ける、ステップと、
    (b)複数の事象それぞれを、当該事象に対する対処、当該事象の原因、及び前記対処の結果と関連付けて登録するデータベースから、前記検索クエリと一致又は類似する事象を特定し、特定した事象に関連付けられている原因を原因候補として抽出する、ステップと、
    (c)抽出された前記原因候補と同一の原因に関連付けられ、且つ、前記検索クエリと一致又は類似していない、事象が存在している場合に、この存在している事象が発生しているかどうかを問いかける質問を提示する、ステップと、
    (d)提示された前記質問に対する回答を受付け、受付けた回答が肯定である場合に、抽出された前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、ステップと、
    を実行させるプログラム。
  10. 前記データベースが、いずれか又は全部の前記原因に関連する数値データを登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データと関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
    前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データを提示し、
    前記(d)のステップにおいて、受付けた回答が、特定された前記事象に前記数値データが関連していると認めている場合に、前記数値データと関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
    請求項9に記載のプログラム
  11. 前記データベースが、更に、いずれか又は全部の前記原因に関連してアラートを出力する際の設定条件も登録しており、且つ、前記(b)のステップにおいて、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因が前記原因候補として抽出された場合に、
    前記(c)のステップにおいて、前記原因候補に関連している前記数値データ及び前記設定条件を提示し、
    前記(d)のステップにおいて、前記数値データが前記設定条件を満たす旨の回答を受付けた場合に、前記数値データ及び前記設定条件に関連している前記原因候補に基づいて前記検索クエリの原因を推定する、
    請求項10に記載のプログラム
  12. 記コンピュータに、
    (e)推定された前記検索クエリの原因に関連付けられている対処を、前記検索クエリに対応する対処とする、ステップを、更に実行させる、
    請求項9〜11のいずれかに記載のプログラム
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