JP6547918B2 - 劣化判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電線を被覆する絶縁被覆体の劣化判定装置に関する。
例えば、家屋に引き込まれる単相3線式の引込線は、絶縁被覆された3本の電線を撚ることによって一体に形成されている。しかし、引込線は屋外の自然環境下(例えば太陽光からの紫外線)に曝されるため、絶縁被覆は徐々に劣化し、絶縁被覆の厚みは徐々に薄くなる。このため、引込線の事故を未然に防ぐために、既設の引込線を新たな引込線に交換する作業が必要になる。
引込線の絶縁被覆の劣化状態を判定するために、点検者が現地に出向く保守点検が行われている。保守点検の方法としては、例えば、点検者が地上から引込線の絶縁被覆を目視する方法や、長尺の操作棒の先端に取り付けたCCDカメラを通して引込線の絶縁被覆を確認する方法が挙げられる(例えば特許文献1)。
特開2002−291125号公報
ここで、前者の場合は点検者が引込線の絶縁被覆を直接的に目視し、後者の場合は点検者がCCDカメラによる引込線の絶縁被覆の撮影映像を確認(引込線を間接的に目視)することから、両者の保守点検の方法は異なる。しかし、両者の保守点検ともに、点検者自身の判断が必要になるため、点検者の熟練度に応じて引込線の劣化の度合を判定するための基準がばらついて、引込線の劣化の度合を客観的に判定できなくなる虞があった。
そこで、本発明は、電線(例えば引込線)の絶縁被覆体の劣化の度合を客観的に判定することが可能な劣化判定装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、電線を被覆する絶縁被覆体の劣化の度合を判定する劣化判定装置であって、前記絶縁被覆体の第1領域に当接する第1板部材と、前記第1板部材に対して一体となるように設けられ、前記第1領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第1センサと、前記第1板部材を支持する支持部材と、前記第1板部材における前記電線の長手方向に沿う方向に軸支されるとともに、前記第1板部材における前記絶縁被覆体と対向する面に向かって弾性付勢され、前記絶縁被覆体の第2領域に当接する第2板部材と、前記第2板部材に対して一体となるように設けられ、前記第2領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第2センサと、を備える。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、電線(例えば引込線)を被覆する絶縁被覆体の劣化の度合を客観的に判定することが可能になる。
家屋に引き込まれる引込線を含む配電設備の架設例を示す斜視図である。 家屋に引き込まれる引込線の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を示す斜視図である。 本実施形態に係る劣化判定装置が引込線に当接している様子を示す斜視図である。 本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化される前の第1板部材、第2板部材、第3板部材の裏面を示す平面図である。 本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化される前の第1板部材、第2板部材、第3板部材の側面を示す平面図である。 本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化される前の第1板部材、第2板部材、第3板部材の側面を示す他の平面図である。 本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化された後の第1板部材、第2板部材、第3板部材の側面を示す平面図である。 本実施形態に係る劣化判定装置に用いられる第1〜第3センサの機能の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を引込線に当接させた様子を示す図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を引込線に当接させた他の様子を示す図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を引込線に当接させた他の様子を示す図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を引込線に当接させた他の様子を示す図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を水平な引込線に当接させた様子を示す図である。 本実施形態に係る劣化判定装置を傾斜した引込線に当接させた様子を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===配電設備の架設例===
図1は、家屋に引き込まれる引込線を含む配電設備の一例を説明するための概略図である。尚、配電線は例えば単相3線式であるが、説明の便宜上、配電線、分岐線、引込線を1本の電線で示すこととする。
図1において、電柱101に架設された配電線102から分岐する引下線103は、所定の電圧まで降圧された後に、引込分岐端子箱104を介して引込線105と接続され、引込線105は家屋106に引き込まれている。このようにして、家屋106には引込線105を通して商用電源が供給されている。
===引込線===
図2は、家屋に引き込まれる引込線の一例を示す斜視図である。
単相3線式の引込線105を構成する3本の電線105Aは、それぞれ、絶縁材料からなる絶縁被覆体105Bを用いて被覆されている。そして、絶縁被覆体105Bを用いて被覆された3本の電線105Aは、それぞれ、撚られた状態のまま一体に形成されている。
===劣化判定装置の構成例===
図3は、本実施形態に係る劣化判定装置を示す斜視図である。図4は、本実施形態に係る劣化判定装置が引込線に当接している様子を示す斜視図である。尚、図3及び図4に劣化判定装置とともに記されている座標軸において、Z軸は後述する操作棒の長手方向に沿う軸であり、X軸はZ軸に直交する軸であり、Y軸はX軸及びZ軸に直交する軸であることとする。
劣化判定装置200は、引込線105の劣化の度合を判定するために、引込線105における3本の電線105Aをそれぞれ被覆する絶縁被覆体105Bの厚みを検出し、少なくとも何れか1本の電線105Aの絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下になっていると、引込線105の交換時期であることを点検者に知らせる装置である。尚、所定の厚みとは、引込線105に起因する事故を未然に防ぐために事前に設定された厚みである。
ここで、引込線105の断面は実質的には三角形状を呈しているため、劣化判定装置200としては、3本の電線105Aの電線被覆体105Bの厚みを同時に検出可能な構造を呈していることが望ましい。
そこで、劣化判定装置200は、3本の電線105Aの電線被覆体105Bの厚みを同時に検出することができるように、第1板部材201、第1センサ202、第2板部材203、第2センサ204、第3板部材205、第3センサ206、操作棒207、自在継手208を含んで構成されている。
詳細については後述するが、第1板部材201、第2板部材203、第3板部材205は、3本の電線105Aの電線被覆体105Bの厚みを同時に検出することができるように一体に形成されている。
操作棒207は、地上に居る点検者が把持した際に先端が引込線105に届く程度の長尺形状を呈する棒部材である。尚、柱上変圧器101と家屋との間において地上から引込線105までの高さは場所によって変化することがあるため、操作棒207は伸縮自在であることが望ましい。
自在継手208は、第1板部材201、第2板部材203、第3板部材205が操作棒207に対して自在に動くことができるように、第1板部材201と操作棒207の先端との間に結合されている。
第1板部材201は、四角形状を呈する平板部材であって、表面201A(+Z側)には自在継手208が結合され、裏面201B(−Z側)には絶縁被覆体105Bが当接する。第1センサ202は、裏面201Bが絶縁被覆体105Bに当接した状態(このときの当接領域を第1領域とする)において、絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下であるか否かを検出することができるように、第1板部材201に埋設されている。尚、説明の便宜上、表面201A及び裏面201Bは、初期状態として、X軸及びY軸で形成されるXY平面に沿った状態になっていることとする。
第2板部材203は、四角形状を呈する平板部材であって、表面203A(+X側)とは反対側の裏面203B(−X側)には絶縁被覆体105Bが当接する。第2センサ204は、裏面203Bが絶縁被覆体105Bに当接した状態(このときの当接領域を第2領域とする)において、絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下であるか否かを検出することができるように、第2板部材203に埋設されている。第2板部材203は、第1板部材201の第1辺(Y軸に沿う+X側の辺)に回動自在に軸支されている。劣化判定装置200が引込線105に当接しているとき、第2板部材203の回動軸は、引込線105の長手方向に沿う方向の軸となる。又、第2板部材203の裏面203Bが第1板部材201の裏面201Bに近づくように、第2板部材203は第1板部材201に対して弾性付勢されている。又、第2板部材203が弾性力に抗して回動したとき、第1板部材201の裏面201Bと第2板部材203の裏面203Bとの間の角度が例えば最大120度程度となるように、第2板部材203の回動範囲は規制されている。
第3板部材205は、四角形状を呈する平板部材であって、表面205A(−X側)とは反対側の裏面205B(+X側)には絶縁被覆体105Bが当接する。第3センサ206は、裏面205Bが絶縁被覆体105Bに当接した状態(このときの当接領域を第3領域とする)において、絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下であるか否かを検出することができるように、第3板部材205に埋設されている。第3板部材205は、第1板部201の裏面201Bと第3板部材205の裏面205Bとの間の角度が120度程度に固定された状態で、第2板部材203の回動軸とは直交する方向(X軸に沿う方向)にスライドするように、第1板部材201に連結されている。劣化判定装置200が引込線105に当接しているとき、第3板部材205のスライド方向は、引込線105の長手方向とは直交する方向となる。又、第3板部材205の裏面205Bが第2板部材203の裏面203Bに近づくように、第3板部材203は第1板部材201に対して弾性付勢されている。又、第3板部材205が弾性力に抗してスライドしたとき、第3板部材205が第1板部材201の反対側の第2辺(Y軸に沿う−X側の辺)の近傍で停止するように、第1板部材201に対する第3板部材205のスライド範囲は規制されている。
図5は、本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化される前の第1板部材、第2板部材、第3板部材の裏面を示す平面図である。図6は、本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化される前の第1板部材、第2板部材、第3板部材の側面を示す平面図である。図7は、本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化される前の第1板部材、第2板部材、第3板部材の側面を示す他の平面図である。図8は、本実施形態に係る劣化判定装置において、一体化された後の第1板部材、第2板部材、第3板部材の側面を示す平面図である。
第1板部材201は、溝201C〜201Gと孔201H,201Iを含んで構成されている。
溝201Cは、第2板部材203が第1板部材201に対して回動自在に軸支されるように、第1板部材201の第1辺(図3におけるY軸に沿う+X側の辺)に沿って裏面201Bに形成されている。溝201Cは、第1板部材201の厚み方向に沿う面201C1と、裏面201Bに沿う面201C2と、溝201Cにおける長手方向の一端において面201C1,201C2と交差する面201C3と、溝201Cにおける長手方向の他端において面201C1,201C2と交差する面201C4と、に囲まれるように形成されている。つまり、溝201Cは、第1板部材201の裏面201Bの側から四角柱を刳り抜いた形状を呈している。
溝201D,201Eは、第2板部材203が第1板部材201に対して弾性付勢されるように、溝201Cの長手方向に沿って溝201Cの面201C1に設けられている。
孔201Hは、第2板部材203が第1板部材201に対して回動自在に軸支されるように、面201C3を貫通して溝201Cに連通する孔として形成されている。孔201Iは、第2板部材203が第1板部材201に対して回動自在に軸支されるように、面201C4を貫通して溝201Cに連通する孔として形成されている。尚、孔201H,201Iは、溝201Cの長手方向に沿って同軸となるように形成されている。
溝201Fは、第3板部材205が第1板部材201に対してスライドするように、第1板部材201の第3辺(図3におけるX軸に沿う−Y側の辺)に沿って裏面201Bに形成されている。溝201Fは、2段の連続する溝であって、浅い溝は第1幅D1で形成され、深い溝は第1幅D1よりも広い第2幅D2で形成されている。更に、溝201Fのうち、第1辺に近い側の浅い溝の幅は第2幅D2で形成されている。このように、溝201Fにおいて、浅い溝の幅を深い溝の幅よりも広くすることによって、後述する第3板部材205の脚205Cは溝201Fから抜け難くなる。
溝201Gは、第3板部材205が第1板部材201に対してスライドするように、第1板部材201の第4辺(図3におけるX軸に沿う+Y側の辺)に沿って裏面201Bに形成されている。溝201Gは、2段の連続する溝であって、浅い溝は第1幅D1で形成され、深い溝は第1幅D1よりも広い第2幅D2で形成されている。更に、溝201Gのうち、第1辺に近い側の浅い溝の幅は第2幅D2で形成されている。このように、溝201Gにおいて、浅い溝の幅を深い溝の幅よりも広くすることによって、後述する第3板部材205の脚205Dは溝201Gから抜け難くなる。
第1センサ202は、第1板部材201における溝201C,201F,201Gで囲まれた領域に埋設されている。本実施形態の場合、例えば、4個の第1センサ202が、溝201Cの長手方向及び溝201F,201Gの長手方向に沿って2行2列に整列するように、第1板部材201に埋設されていることとする。
第2板部材203は、巻回軸203Cとコイルバネ203Dと孔203E,203Fを含んで構成されている。
巻回軸203Cは、第2板部材203の一辺(図3におけるY軸に沿う−X側の辺)に沿って形成されている。巻回軸203Cは、第1板部材201の裏面201Bと第2板部材203の裏面203Bとの間の角度が120度を超えないように、第2板部材203の回動範囲を規制する規制面203C1を有している。規制面203C1は、第1板部材201の裏面201Bと第2板部材203の裏面203Bとの間の角度が120度まで広がると、溝201Cの面201C2に当接し、第2板部材203の弾性力に抗した方向への回動を規制する。
孔203Eは、第2板部材203の巻回軸203Cが第1板部材201の溝201Cに嵌入されたときに第1板部材201の孔201Hと連通するように、巻回軸203Cの一端に設けられている。
孔203Fは、第2板部材203の巻回軸203Cが第1板部材201の溝201Cに嵌入されたときに第1板部材201の孔201Iと連通するように、巻回軸203Cの他端に設けられている。
第2センサ204は、第2板部材203における巻回軸203Cと隣り合う領域に埋設されている。本実施形態の場合、例えば、4個の第2センサ204が、巻回軸203Cの長手方向及び巻回軸203Cの長手方向とは直交する方向に沿って2行2列に整列するように、第2板部材203に埋設されていることとする。
コイルバネ203Dは、巻回軸203Cに巻回される。更に、第2板部材203が第1板部材201に対して弾性付勢されるように、コイルバネ203Dの一端は第1板部材201の溝201Dに係止され、コイルバネ203Dの他端は第1板部材201の溝201Eに係止される。
そして、孔201H,203Eにピン301を嵌入するとともに孔201I,203Fにピン302を嵌入することによって、第1板部材201と第2板部材203は連結されて一体となって、第2板部材203は、第2板部材203の裏面203Bが第1板部材201の裏面201Bに近づくように弾性付勢された状態で、孔201H,201I,203E,203Fの軸を回動軸として回動することとなる。
第3板部材205は、脚205C,205Dとコイルバネ205E,205Fを含んで構成されている。
脚205Cは、溝201Fに嵌入されるように、第3板部材205の一辺(図3におけるY軸に沿う+X側の辺)の一端(−Y側)から突出して形成されている。脚205Cは、第1幅D1の連結部205C1と第2幅D2の先端部205C2とを有している。
脚205Dは、溝201Gに嵌入されるように、第3板部材205の一辺(図3におけるY軸に沿う+X側の辺)の一端(+Y側)から突出して形成されている。脚205Dは、第1幅D1の連結部205D1と第2幅D2の先端部205D2とを有している。
第3センサ206は、第3板部材205における脚205C,205Dと隣り合う領域に埋設されている。本実施形態の場合、例えば、4個の第3センサ206が、第3板部材205を囲む4つの辺に沿って2行2列に整列するように、第3板部材205に埋設されていることとする。
コイルバネ205Eは、第3板部材205が第2板部材203に近づく方向に弾性付勢されるように、一端が先端部205C2に係止されるとともに他端が溝201Fにおける浅い溝の第2幅D2の位置の近傍に係止される。
コイルバネ205Fは、第3板部材205が第2板部材203に近づく方向に弾性付勢されるように、一端が先端部205D2に係止されるとともに他端が溝201Gにおける浅い溝の第2幅D2の位置の近傍に係止される。
そして、図7に示すように、第1板部材201の裏面201Bと第3板部材205の裏面205Bとの間の角度が120度となるように、第1板部材201に対して第3板部材205を傾けた状態で、先端部205C2を溝201Fにおける浅い溝の第2幅D2の位置から挿入して脚205Cを溝201Fに嵌入するとともに、先端部205D2を溝201Gにおける浅い溝の第2幅D2の位置から挿入して脚205Dを溝201Gに嵌入することによって、第1板部材201と第3板部材205は連結されて一体となって、第3板部材205は、第3板部材205の裏面205Bが第2板部材203の裏面203Bに近づくように弾性付勢された状態で、溝201F,201Gの長手方向に沿ってスライドすることとなる。
尚、第3板部材205の裏面205Bが第2板部材203の裏面203Bから離れるように、第3板部材205が弾性力に抗してスライドし続けると、脚205C,205Dがそれぞれ溝201F,201Gの端部に当接し、第3板部材205の弾性力に抗した方向へのスライドは規制される。
===第1〜第3センサ===
図9は、本実施形態に係る劣化判定装置に用いられる第1〜第3センサの機能の一例を示すブロック図である。
第1センサ202、第2センサ204、第3センサ206は、例えば、周知の誘導型近接センサを用いて構成されている。尚、第1センサ202、第2センサ204、第3センサ206の構成は同一であるため、第1センサ202について説明する。
第1センサ202は、検出コイル401、発振回路402、発振状態検出回路403、出力回路404を含んで構成されている。
検出コイル401は、発振回路402と接続されることによって高周波磁界を発生する。検出コイル401が検出対象である金属物体に近接すると、金属物体には、電磁誘導現象によって誘導電流が流れて熱損失が発生する。この熱損失は発振回路402によって引き起こされるものであるため、熱損失が発生すると、発振回路402は所期の発振状態を維持することができず、発振回路402の発振は減衰又は停止することとなる。発振状態検出回路403は、発振回路402が減衰又は停止した状態であることを検出する。出力回路404は、発振状態検出回路403の検出出力に従って、発振回路402の発振が減衰又は停止したことを示す信号を出力する。
本実施形態の場合、金属物体は、絶縁被覆体105Bで被覆された電線105Aが該当する。そして、第1板部材201が絶縁被覆体105Bの第1領域に当接した状態において、絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下である場合に、電線105Aに熱損失が発生するように、第1センサ202を構成する素子の値が設定されている。第2センサ204及び第3センサ206の場合も同様である。
===劣化判定装置の使用例===
図10Aは、本実施形態に係る劣化判定装置を引込線に当接させた様子を示す図である。図10B〜図10Dは、本実施形態に係る劣化判定装置を引込線に当接させた他の様子を示す図である。尚、説明の便宜上、図10A〜図10Dの引込線105を断面として示すこととする。引込線105は撚られて形成されているため、絶縁被覆体105Bの劣化を判定する位置によって、引込線105の断面は、三角形状(図10A)、図10Aの位置から時計方向又は反時計方向に傾斜した三角形状(図10B)、逆三角形状(図10C)となっている場合がある。更に、引込線105の断面は、経年劣化によって、3本の電線105Aのうち何れかの電線105Aを被覆する絶縁被覆体105Bの厚みが他の絶縁被覆体105Bの厚みよりも薄くなっている場合がある(図10D)。
先ず、引込線105の断面が図10Aに示すような三角形状となっている位置において絶縁被覆体105Bの劣化の度合を判定する場合について説明する。
点検者は操作棒207を把持し、第1板部材201、第2板部材203、第3板部材205が引込線105を取り囲んだ状態となるように劣化判定装置200を移動させる。
第1板部材201の裏面201Bが図10Aにおける上側の絶縁被覆体105Bに当接すると、第2板部材203は弾性力に抗して回動し、第2板部材203の裏面203Bは図10Aにおける上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ右側の絶縁被覆体105Bに当接した状態で安定し、一方、第3板部材205は弾性力に抗してスライドし、第3板部材205の裏面205Bは図10Aにおける上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ左側の絶縁被覆体105Bに当接した状態で安定する。つまり、第1板部材201に埋設された4個の第1センサ202のうち少なくとも1個の第1センサ202は図10Aにおける上側の絶縁被覆体105Bに対向し、第2板部材203に埋設された4個の第2センサ204のうち少なくとも1個の第2センサ204は図10Aにおける上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ右側の絶縁被覆体105Bに対向し、第3板部材205に埋設された4個の第3センサ206のうち少なくとも1個の第3センサ206は図10Aにおける上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ左側の絶縁被覆体105Bに対向することとなる。従って、絶縁被覆体105Bにおける合計5箇所の厚みが所定の厚み以下であるか否かを同時に判定することが可能になる。
そして、引込線105における3本の電線105Aのうち、少なくとも何れか1本の電線105Aに被覆されている絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下であると、第1センサ202、第2センサ204、第3センサ206のうち何れかのセンサから、既設の引込線105を新たな引込線105に交換する時期であることを示す情報が得られる。例えば、出力回路404から発振回路402の発振が減衰又は停止したことを示す信号が得られた場合、換言すると、出力回路404から絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下であることを示す信号が得られた場合、制御装置(不図示)によって点検者のために警告灯(不図示)を点灯させるようにしてもよい。
次に、引込線105の断面が図10Bに示すような三角形状となっている位置において絶縁被覆体105Bの劣化の度合を判定する場合について説明する。
引込線105は撚られて形成されているため、絶縁被覆体105Bの劣化を判定する位置によって、引込線105の断面は、図10Aの位置から時計方向又は反時計方向に傾斜している場合がある。このような場合であっても、第1板部材201が自在継手208と結合されていることによって、第1板部材201、第2板部材203、第3板部材205は、図10Aと同様に絶縁被覆体105Bに当接するため、絶縁被覆体105Bにおける合計5箇所の厚みが所定の厚み以下であるか否かを同時に判定することが可能になる。
次に、引込線105の断面が図10Cに示すような逆三角形状となっている位置において絶縁被覆体105Bの劣化の度合を判定する場合について説明する。
点検者は操作棒207を把持し、第1板部材201、第2板部材203、第3板部材205が引込線105を取り囲んだ状態となるように劣化判定装置200を移動させる。
第1板部材201の裏面201Bが図10Cにおける上側且つ右側の絶縁被覆体105Bに当接するとともに上側且つ左側の絶縁被覆体105Bにも当接すると、第2板部材203は弾性力に抗して回動し、第2板部材203の裏面203Bは図10Cにおける上側且つ右側の絶縁被覆体105Bに当接した状態で安定し、一方、第3板部材205は弾性力に抗してスライドし、第3板部材205の裏面205Bは図10Cにおける上側且つ左側の絶縁被覆体105Bに当接した状態で安定する。つまり、第1板部材201に埋設された4個の第1センサ202のうち少なくとも1個の第1センサ202は図10Cにおける上側双方の絶縁被覆体105Bと対向し、第2板部材203に埋設された4個の第2センサ204のうち少なくとも1個の第2センサ204は図10Cにおける上側且つ右側の絶縁被覆体105Bと対向し、第3板部材205に埋設された4個の第3センサ206のうち少なくとも1個の第3センサ206は図10Cにおける上側且つ左側の絶縁被覆体105Bと対向することとなる。
そして、引込線105における上側2本の電線105Aのうち、少なくとも何れか1本の電線105Aに被覆されている絶縁被覆体105Bの厚みが所定の厚み以下であると、第1センサ202、第2センサ204、第3センサ206のうち何れかのセンサから、既設の引込線105を新たな引込線105に交換する時期であることを示す情報が得られる。
次に、引込線105の断面が、図10Dに示すように、経年劣化によって、上側の絶縁被覆体105Bの厚みが下側且つ右側の絶縁被覆体105Bと下側且つ左側の絶縁被覆体105Bの厚みよりも薄くなっている位置において、絶縁被覆体105Bの劣化の度合を判定する場合について説明する。
この場合、第2板部材203は、上側の絶縁被覆体105Bの厚みが薄くなっている分だけ、弾性力に抗して図10Aの位置よりも更に反時計方向に回動し、第2板部材203の裏面203Bは、上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ右側の絶縁被覆体105Bに当接した状態で安定する。又、第3板部材205は、上側の絶縁被覆体105Bの厚みが薄くなっている分だけ、弾性力に抗して図10Aの位置よりも更に第2板部材203の側へスライドし、第3板部材205の裏面205Bは、上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ左側の絶縁被覆体105Bに当接した状態で安定する。つまり、第1板部材201に埋設された4個の第1センサ202のうち少なくとも1個の第1センサ202は図10Dにおける上側の絶縁被覆体105Bに対向し、第2板部材203に埋設された4個の第2センサ204のうち少なくとも1個の第2センサ204は図10Dにおける上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ右側の絶縁被覆体105Bに対向し、第3板部材205に埋設された4個の第3センサ206のうち少なくとも1個の第3センサ206は図10Dにおける上側の絶縁被覆体105Bと下側且つ左側の絶縁被覆体105Bに対向することとなる。従って、絶縁被覆体105Bにおける合計5箇所の厚みが所定の厚み以下であるか否かを同時に判定することが可能になる。
このように、劣化判定装置200によれば、引込線105の断面における三角形の形状に関わらず、絶縁被覆体105Bの劣化の度合を確実に判定することが可能となる。
図11は、本実施形態に係る劣化判定装置を水平な引込線に当接させた様子を示す図である。図12は、本実施形態に係る劣化判定装置を傾斜した引込線に当接させた様子を示す図である。
家屋106に引込線105を引き込む場合、家屋106の立地条件に応じて、引込線105は、様々な角度で傾斜する場合がある。
操作棒207は自在継手208を介して第1板部材201と結合されていることから、水平な引込線105と傾斜した引込線105の何れに対しても、点検者は操作棒207を垂直に把持するだけで、第1板部材201、第2板部材203、第3板部材205は引込線105の長手方向に沿って絶縁被覆体105Bに当接することとなる。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る劣化判定装置200は、電線105Aを被覆する絶縁被覆体105Bの劣化の度合を判定する装置であって、絶縁被覆体105Bの第1領域に当接する第1板部材201と、第1板部材201に対して一体となるように設けられ、第1領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第1センサ202と、第1板部材201を支持する支持部材207,208と、を備えている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、絶縁被覆体105Bの劣化の度合を客観的に判定することが可能になる。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200は、第1板部材201における引込線105の長手方向に沿う方向に軸支されるとともに、第1板部材201の裏面201Bに向かって弾性付勢され、絶縁被覆体105Bの第2領域に当接する第2板部材203と、第2板部材203に対して一体となるように設けられ、第2領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第2センサ204と、を更に備えている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、2本の電線105Aに被覆されている絶縁被覆体105Bの劣化の度合を同時に客観的に判定することが可能になる。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200は、第1板部材201に対して第2板部材203が弾性力に抗して回動する範囲を規制する第1規制部材(巻回軸203C、規制面203C1)を更に備えている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、第2板部材203を絶縁被覆体105Bの第2領域に確実に当接させることが可能になる。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200は、第1板部材201の裏面201Bに沿って第2板部材203における軸支方向と直交する方向にスライドするとともに、第2板部材203の裏面203Bに向かって弾性付勢され、絶縁被覆体105Bの第3領域に当接する第3板部材205と、第3板部材205に対して一体となるように設けられ、第3領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第3センサ206と、を更に備えている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、3本の電線105Aに被覆されている絶縁被覆体105Bの劣化の度合を同時に客観的に判定することが可能になる。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200は、第1板部材201に対して第3板部材205が弾性力に抗してスライドする範囲を規制する第2規制部材(溝201F,201G,脚205C,205D)を更に備えている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、第3板部材203を絶縁被覆体105Bの第3領域に確実に当接させることが可能になる。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200において、第1センサ202は第1板部材201に埋設され、第2センサ204は第2板部材203に埋設され、第3センサ206は第3板部材205に埋設されている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、裏面201B、203B、205Bは凸凹せずにフラットになるため、第1〜第3板部材201,203,205が絶縁被覆体105Bと当接したときの、第1〜第3センサ202,204,206と絶縁被覆体105Bの表面との間の距離が一定となって、判定誤差を小さくすることが可能になる。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200において、第1センサ201は、誘導型近接センサであって、電線105Aに近づいたときに電線105Aに誘導電流が流れることによって第1領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出し、第2センサ203は、誘導型近接センサであって、電線105Aに近づいたときに電線105Aに誘導電流が流れることによって第2領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出し、第3センサ205は、誘導型近接センサであって、電線105Aに近づいたときに電線105Aに誘導電流が流れることによって第3領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する。
又、本実施形態に係る劣化判定装置200は、第1板部材201と操作棒207との間に結合される自在継手208を更に備えている。そして、本実施形態に係る劣化判定装置200を採用することによって、引込線105の傾斜の有無に関わらず、絶縁被覆体105Bの劣化の度合を客観的に判定することが可能になる。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
200 劣化判定装置
201 第1板部材
201A 表面
201B 裏面
201C〜201G 溝
202 第1センサ
203 第2板部材
203A 表面
203B 裏面
203C 巻回軸
203D コイルバネ
203E,203F 溝
204 第2センサ
205 第3板部材
205A 表面
205B 裏面
205C,205D 脚
206 第3センサ
207 操作棒
208 自在継手





Claims (9)

  1. 電線を被覆する絶縁被覆体の劣化の度合を判定する劣化判定装置であって、
    前記絶縁被覆体の第1領域に当接する第1板部材と、
    前記第1板部材に対して一体となるように設けられ、前記第1領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第1センサと、
    前記第1板部材を支持する支持部材と、
    前記第1板部材における前記電線の長手方向に沿う方向に軸支されるとともに、前記第1板部材における前記絶縁被覆体と対向する面に向かって弾性付勢され、前記絶縁被覆体の第2領域に当接する第2板部材と、
    前記第2板部材に対して一体となるように設けられ、前記第2領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第2センサと、
    を備えたことを特徴とする劣化判定装置。
  2. 前記第1板部材に対して前記第2板部材が弾性力に抗して回動する範囲を規制する第1規制部材
    を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の劣化判定装置。
  3. 前記第1部材における前記絶縁被覆体と対向する面に沿って前記第2板部材における軸支方向と直交する方向にスライドするとともに、前記第2板部材における前記絶縁被覆体と対向する面に向かって弾性付勢され、前記絶縁被覆体の第3領域に当接する第3板部材と、
    前記第3板部材に対して一体となるように設けられ、前記第3領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する第3センサと、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の劣化判定装置。
  4. 前記第1板部材に対して前記第3板部材が弾性力に抗してスライドする範囲を規制する第2規制部材
    を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の劣化判定装置。
  5. 前記第1センサは前記第1板部材に埋設され、
    前記第2センサは前記第2板部材に埋設され、
    前記第3センサは前記第3板部材に埋設される
    ことを特徴とする請求項3又は請求項に記載の劣化判定装置。
  6. 前記第1センサは、誘導型近接センサであって、前記電線に近づいたときに前記電線に誘導電流が流れることによって前記第1領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出し、
    前記第2センサは、誘導型近接センサであって、前記電線に近づいたときに前記電線に誘導電流が流れることによって前記第2領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出し、
    前記第3センサは、誘導型近接センサであって、前記電線に近づいたときに前記電線に誘導電流が流れることによって前記第3領域の厚みが所定の厚み以下であることを検出する
    ことを特徴とする請求項に記載の劣化判定装置。
  7. 前記第1板部材と前記支持部材との間に結合される自在継手
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の劣化判定装置。
  8. 前記電線は、柱上変圧器から需要家宅に引き込まれる引込線である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の劣化判定装置。
  9. 前記引込線は、単相3線式の3本の電線がそれぞれ絶縁被覆されるとともに撚られて形成される
    ことを特徴とする請求項に記載の劣化判定装置。
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