JP6547063B2 - 装置間通信方法、装置、及びシステム - Google Patents

装置間通信方法、装置、及びシステム

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Description

本発明は、無線通信技術に、特に、装置間通信(device to device、D2D)通信方法、装置、及びシステムに関する。
D2D通信(又は端末間通信として参照されることもある)は、装置間の直接通信を実施する技術である。D2D通信技術を用いる車両インターネットが一例として使用される。車両安全に関する情報は、車両インターネット内の地理的に隣接する車両間で送信される必要がある。したがって、車両及び該車両の周りに居る別の車両が同じキャリアネットワークに属するか否かに拘わらず、車両安全を保証するために、情報が2台の車両間で送信される必要がある。
D2D通信を実行する必要のある2つの端末が異なるキャリアホームネットワーク、例えばキャリアネットワークA及びキャリアネットワークBに属するとき、キャリアネットワークAは、キャリアネットワークBとのD2D通信のために使用されるタイムスロットを構成するために、キャリアネットワークB内でD2D通信のために使用されるリソース位置情報を取得する必要がある。
従来技術では、キャリアネットワークB内の端末へ情報を送信するために使用されたリソースを取得した後に、その都度、キャリアネットワークAに属する各端末は、キャリアネットワークB内のD2D通信のために使用されるリソース位置情報を、キャリアネットワークAに積極的に報告する。これは、不要なシグナリングオーバヘッドを生じる。
本発明は、D2D通信におけるシグナリングオーバヘッドが有意に削減され得るように、D2D通信方法、装置、及びシステムを提供する。
本発明の実施形態の第1の態様は、D2D通信方法であって、前記方法は、第1ネットワーク内の基地局により、第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットが構成される必要のあることを決定するステップであって、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、ステップと、前記基地局により、前記第1ネットワークの第3端末へリソース要求を送信するステップであって、前記リソース要求は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用される、ステップと、前記基地局により、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信するステップであって、前記リソース要求応答は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記第3端末により前記第2ネットワークから取得された前記情報を含む、ステップと、を含む方法を提供する。
本発明の実施形態の第2の態様は、D2D通信方法であって、前記方法は、第1ネットワーク内の第3端末により、第1ネットワーク内の基地局により送信されたリソース要求を受信するステップであって、前記リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、前記D2D通信タイムスロットは前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、ステップと、前記第3端末により、前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得するステップと、前記第3端末により、前記基地局へリソース要求応答を送信するステップであって、前記リソース要求応答は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記第3端末により前記第2ネットワークから取得された前記情報を含む、ステップと、を含む方法を提供する。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策によると、ローカルネットワーク内の端末と別のネットワーク内の端末との間のD2D通信のためにタイムスロットが構成される必要があることを決定すると、基地局は、ローカルネットワーク内のタイムスロットを構成するために使用される情報を取得するために、特定端末へリソース要求を送信するようトリガされる。ローカルネットワーク及び別のネットワークは異なるホームネットワークである。従来技術と比べて、本発明の本実施形態における技術的解決策は、端末が別のネットワークに関連する情報を頻繁に報告するために引き起こされるシグナリングオーバヘッドを有意に削減する。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記リソース要求は、情報取得タイムスロットを含み、前記情報取得タイムスロットは、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を前記第2ネットワークから取得するために前記第3端末により使用される。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記基地局により、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信する前記ステップの後に、前記方法は、前記基地局により、前記第1端末について、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記リソース要求応答に含まれる前記情報に従い、前記第2端末との前記D2D通信のために使用される前記D2D通信タイムスロットを構成するステップ、を更に含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置、又は時間ドメイン較正情報、又は前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報を含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記基地局はタイマを設定し、前記タイマが終了すると、前記基地局は、前記第1ネットワーク内の前記D2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定する。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記基地局が前記第3端末により送信された前記リソース要求応答を受信した後に、前記基地局は前記タイマをリセットする。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記基地局は前記第2ネットワークから通知を受信し、前記通知は、前記第1ネットワーク内の前記D2D通信タイムスロットを構成するよう前記基地局に指示するために使用される。前記基地局は、前記第2ネットワークからの前記通知に従い、前記第1ネットワーク内の前記D2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定する。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記第2ネットワークからの前記通知は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置が変化することを示す情報を含み、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含む。代替で、前記通知は、前記時間ドメイン較正情報が変化することを示す情報を含み、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報は、前記時間ドメイン較正情報を含む。代替で、前記通知は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置が変化することを示す情報及び前記時間ドメイン較正情報が変化することを示す情報を含み、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置及び前記時間ドメイン較正情報を含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、前記リソース要求は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を報告するよう前記第3端末に指示するために使用されるビットを含む。代替で、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記時間ドメイン較正情報を含み、前記リソース要求は、前記時間ドメイン較正情報を報告するよう前記第3端末に指示するために使用されるビットを含む。代替で、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置及び前記時間ドメイン較正情報を含み、前記リソース要求は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を報告するよう前記第3端末に指示するために使用されるビット及び前記時間ドメイン較正情報を報告するよう前記第3端末に指示するために使用されるビットを含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記時間ドメイン較正情報は、前記第2ネットワークのサブフレームの標準時間情報、又は前記第1ネットワークに対する前記第2ネットワークのサブフレームオフセットである。
本発明の実施形態の第1の態様又は第2の態様の実装において、前記第3端末及び前記第1端末は同じ端末である。
本発明の実施形態の第3の態様は、第1ネットワーク内の基地局であって、前記基地局は、前記第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットが構成される必要のあることを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、処理ユニットと、前記第1ネットワーク内の第3端末へリソース要求を送信し、前記リソース要求は前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用される、よう構成される通信機ユニットと、を含む基地局を提供する。前記通信機ユニットは、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信し、前記リソース要求応答は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記第2ネットワークから前記第3端末により取得された前記情報を含む、よう更に構成される。
本発明の実施形態の第4の態様は、第1ネットワーク内の端末であって、前記端末は、前記第1ネットワーク内の基地局により送信されたリソース要求を受信するよう構成される通信機ユニットであって、前記リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、前記D2D通信タイムスロットは前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、通信機ユニットと、前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得するよう構成される処理ユニットと、を含む、端末を提供する。前記通信機ユニットは、前記基地局へリソース要求応答を送信し、前記リソース要求応答は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記第2ネットワークから前記第3端末の前記処理ユニットにより取得された前記情報を含む、よう更に構成される。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策によると、ローカルネットワーク内の端末と別のネットワーク内の端末との間のD2D通信のためにタイムスロットが構成される必要があることを決定すると、基地局は、ローカルネットワーク内のタイムスロットを構成するために使用される情報を取得するために、特定端末へリソース要求を送信するようトリガされる。ローカルネットワーク及び別のネットワークは異なるホームネットワークである。従来技術と比べて、本発明の本実施形態における技術的解決策は、端末が別のネットワークに関連する情報を頻繁に報告するために引き起こされるシグナリングオーバヘッドを有意に削減する。
本発明の実施形態の第3の態様において提供される基地局、及本発明の実施形態の第4の態様において提供される端末は、本発明の実施形態の第1の態様及び第2の態様の任意の実装における方法を実施でき、詳細はここに再び記載されない。
本発明の実施形態の第5の態様は、通信システムを更に提供し、前記通信システムは、前述の端末及び前述の基地局を含んで良い。
本発明の実施形態の第6の態様は、コンピュータに、第1の態様、第2の態様、又は第1の態様と第2の態様の実装のうちのいずれか1つによる方法を実行させるために使用され得るコンピュータプログラムを更に提供する。
本発明の実施形態の第7の態様は、装置間D2D通信方法であって、前記方法は、第2ネットワーク内の第2基地局により、第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報が変化することを決定するステップであって、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、ステップと、前記第2基地局により、前記第1ネットワーク内の第1基地局へ通知を送信するステップと、を含む方法を提供する。
本発明の実施形態の第8の態様は、D2D通信方法であって、前記方法は、第1ネットワーク内の第1基地局により、第2ネットワーク内の第2基地局により送信された通知を受信するステップであって、前記通知は、前記第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を含み、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と前記第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、ステップと、前記第1基地局により、前記通知に従い、前記第1ネットワーク内の前記D2D通信タイムスロットを構成するステップと、を含む方法を提供する。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策によると、第1ネットワーク内の端末と第2ネットワーク内の端末との間のD2D通信のために使用されるタイムスロットを構成するために使用される情報が第2ネットワーク内で変化するとき、タイムスロット構成を実行するよう第1ネットワーク内の基地局を制御するために、第2ネットワーク内の基地局は、変化した内容を第1ネットワーク内の前記基地局に積極的に通知するよう制御される。従来技術と比べて、本発明の本実施形態における技術的解決策は、端末が第2ネットワークに関する情報を頻繁に且つ積極的に報告するために引き起こされるシグナリングオーバヘッドを有意に削減する。
本発明の実施形態の第7の態様又は第8の態様の実装において、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置、又は時間ドメイン較正情報、又は前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報を含む。前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置が変化するとき、前記通知は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含む。代替で、前記時間ドメイン較正情報が変化するとき、前記通知は、前記時間ドメイン較正情報を含む。代替で、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置及び前記時間ドメイン較正情報が変化するとき、前記通知は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置及び前記時間ドメイン較正情報を含む。
本発明の実施形態の第7の態様又は第8の態様の実装において、前記時間ドメイン較正情報は、前記通知の送信に対応するサブフレームの番号、又は第1サブフレームの標準時間情報を含む。
本発明の実施形態の第9の態様は、第2ネットワーク内の第2基地局であって、前記第2基地局は、第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報が変化することを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と前記第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、処理ユニットと、前記第1ネットワーク内の第1基地局へ通知を送信するよう構成される通信機ユニットと、を含む第2基地局を提供する。
本発明の実施形態の第10の態様は、第1ネットワーク内の第1基地局であって、前記第基地局は、第2ネットワーク内の第2基地局により送信された通知を受信するよう構成される通信機ユニットであって、前記通知は、前記第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を含み、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と前記第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なるホームネットワークである、通信機ユニットと、前記通知に従い、前記第1ネットワーク内の前記D2D通信タイムスロットを構成するよう構成される処理ユニットと、を含む第1基地局を提供する。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策によると、第1ネットワーク内の端末と第2ネットワーク内の端末との間のD2D通信のために使用されるタイムスロットを構成するために使用される情報が第2ネットワーク内で変化するとき、タイムスロット構成を実行するよう第1ネットワーク内の基地局を制御するために、第2ネットワーク内の基地局は、変化した内容を第1ネットワーク内の基地局に積極的に通知する。従来技術と比べて、本発明の本実施形態における技術的解決策は、端末が第2ネットワークに関する情報を頻繁に且つ積極的に報告するために引き起こされるシグナリングオーバヘッドを有意に削減する。
本発明の実施形態の第9の態様において提供される第2基地局、及本発明の実施形態の第10の態様において提供される第1基地局は、本発明の実施形態の第7の態様及び第8の態様の任意の実装における方法を実施でき、詳細はここに再び記載されない。
本発明の実施形態の第11の態様は、通信システムを更に提供し、前記通信システムは、前述の第1基地局及び前述の第2基地局を含んで良い。
本発明の実施形態の第12の態様は、コンピュータに、第7の態様、第8の態様、又は第7の態様と第8の態様の実装のうちのいずれか1つによる方法を実行させるために使用され得るコンピュータプログラムを更に提供する。
本発明の実施形態の又は従来技術の技術的ソリューションをより明確に説明するために、以下に実施形態又は従来技術の説明に必要な添付の図面を記載する。明らかなことに、以下の説明中の添付の図面は、本発明のほんの一部の実施形態であり、これらの図面に従って当業者により創造的労力を有しないで他の図面も得られる。
本発明の一実施形態によるネットワーク適用シナリオの概略図である。 本発明の一実施形態によるD2D通信の概略図である。 本発明の一実施形態による基地局の概略構造図である。 本発明の一実施形態による端末の概略構造図である。 本発明の一実施形態による別の基地局の概略構造図である。 本発明の実施形態によるD2D通信方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による別のD2D通信方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による通信装置である。
本発明の特定の技術的解決策及び目的を一層明らかにするために、以下に、特定の実施形態及び添付の図面を参照して本発明を更に明確且つ完全に記載する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
D2D通信は、専用無線インタフェース技術を用いることにより、端末間の直接データ通信をサポートする技術である。この場合、基地局は、端末間の直接データ通信を支援するために、通信リソース構成、スケジューリング、調整、等を実行する。D2D通信技術を使用する車両インターネットシステムでは、車両は、別の車両との直接データ通信を実施するために、端末の一形態として使用されて良い。
図1は、本発明の一実施形態によるネットワーク適用シナリオの概略図である。本発明の本実施形態は、主にD2D通信に適用されて良く、例えば、D2D通信を使用する車両インターネットシステムに適用されて良く、又はD2D通信をサポートするセルラネットワークに適用されて良い。
図1に示すように、本適用シナリオにおいて、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20が存在する。第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20は、異なるホームネットワークである。つまり、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20は、それぞれ、2つの異なるキャリアにより維持され、互いにD2D通信に関連する情報を知ることができない。しかしながら、該情報は、2つのネットワークにそれぞれ属する端末間の相互D2D通信に不可欠である。例えば、該情報は、D2D通信を実行するために使用される、リソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報であって良い。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策では、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20は、同じ無線アクセス技術(radio access technology、RAT)をサポートして良い。もちろん、技術的解決策は、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20が異なるRATをサポートするシナリオにも適用されて良い。これはここで限定されない。
基地局110は、第1ネットワーク内の基地局である。第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20のカバレッジ内の端末120は、第1ネットワークに属する。基地局130は、第2ネットワーク20内の基地局である。適用アーキテクチャは、複数の端末を更に含んで良い。しかしながら、図1は、第1ネットワーク10に属する端末140及び端末160、並びに第2ネットワーク20に属する端末180だけを示す。端末140は、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20のカバレッジ内に存在し、端末160は第1ネットワーク10のカバレッジ内に存在する。端末180は、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20のカバレッジ内に存在する。
基地局110又は基地局130は、マクロ基地局又はスモールセルであって良い。例えば、LTEシステムでは、基地局110又は基地局130は、進化型NodeB(evolved node B、eNodeB)であって良く、又はホームeNodeB(home eNodeB、HeNB)、アクセスポイント(access point、AP)、マイクロ基地局(micro base station)若しくはピコセル基地局(pico base station)のようなスモールセルであって良い。ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(universal mobile telecommunication system、UMTS)では、基地局110又は基地局130は、NodeB(Node B)及び無線ネットワーク制御部(RNC、Radio Network Controller)を含んで良い。グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communication、GSM)では、基地局120又は基地局130は、基地局制御部(base station controller、BSC)、基地通信局(base transceiver station、BTS)、等を含んで良い。図3は、本発明の一実施形態による基地局110を示す。基地局110は、処理ユニット112及び通信機ユニット114を含んで良い。図5は、本発明の一実施形態による基地局130を示す。基地局130は、処理ユニット132及び通信機ユニット134を含んで良い。
端末120は、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station)、加入者ユニット(subscriber unit))、セルラ電話機(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、無線データカード、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド(handheld)装置、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話機(cordless phone)、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、等として参照されて良い。特に、車両インターネットでは、端末120は車両であって良い。図4は、本発明の一実施形態による端末120を示す。端末120は、通信機ユニット122及び処理ユニット124を含んで良い。
本発明の本実施形態では、基地局110は、処理ユニット112及び通信機ユニット114を含み、端末120は、処理ユニット124及び通信機ユニット122を含み、基地局130は、処理ユニット132及び通信機ユニット134を含む。したがって、処理ユニット112又は通信機ユニット114により実行される動作は、基地局110の動作として考えられて良く、処理ユニット124又は通信機ユニット122により実行される動作は、端末120の動作として考えられて良く、処理ユニット132又は通信機ユニット134により実行される動作は、基地局130の動作として考えられて良い。本発明の本実施形態では、基地局110内の処理ユニット112は基地局110内のプロセッサにより実装されて良く、通信機114は基地局110内の通信機により実装されて良く、端末120内の処理ユニット124は端末120内のプロセッサにより実装されて良く、通信機ユニット122は端末120内の通信機により実装されて良く、基地局130内の処理ユニット132は基地局130内のプロセッサにより実装されて良く、通信機ユニット134は基地局130内の通信機により実装されて良い。
本発明の本実施形態では、D2D通信のために、各ホームネットワークは、D2Dサービスを作動させるための通信リソースを保有し、D2Dサービスを作動させるための通信リソースは、1又は複数のリソースプールに分けられて良い。各リソースプールは、周波数ドメイン位置及び時間ドメイン位置を有する。各リソースプールは、時間ドメインにおいて周期的に現れて良い。D2D通信では、情報は、リソースプールを用いることにより異なるネットワーク内の端末間で送信される。サブフレームは、ネットワーク内のデータ送信の時間単位である。つまり、サブフレームは、時間の次元で、データ送信を記述する。異なるホームネットワークは、時間の次元において揃えられていなくて良い。その結果、異なるホームネットワークにおいて同じ番号を有するサブフレーム間で、時間ドメインにおけるオフセットが生成される。該オフセットに関する情報は、時間ドメインにおいて異なるホームネットワークの調整を実施するために、時間ドメイン較正情報を用いることにより通知されて良い。
図1に示される第1ネットワーク10内の端末と第2ネットワーク内の端末との間でD2D通信を実施するために、第1ネットワーク10は、少なくとも、第2ネットワーク20内のリソースプール位置について、第2ネットワーク20内のリソースプール時間ドメイン位置を知る必要がある。第1ネットワーク10は、時間ドメイン較正情報を更に知る必要がある。第2ネットワーク20におけるリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報に従い、第1ネットワーク10内の基地局は、第1ネットワーク10内の端末と第2ネットワーク20内の端末との間のD2D通信のために使用されるタイムスロットを構成して良い。該タイムスロット中に、第1ネットワーク10内の端末は、第2ネットワーク20内の端末が情報を取得できるように第2ネットワーク20のリソースプールの中で情報を送信するために、又は第2ネットワーク20のリソースプールの中で第2ネットワーク20内の端末により送信された情報を受信するために、第1ネットワークから切断し、第2ネットワーク20に接続する。
例えば、図2を参照すると、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20は、公衆地上モバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)であって良い。PLMNは、例えば地上の車両又は歩行者に向けられる傾向のある無線通信システムである。異なるキャリアにより異なるPLMNが通常維持される。したがって多量の情報は相互に共有できない。第1ネットワーク及び第2ネットワークは、同じ無線アクセス技術RATの通信システム、例えばロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムを使用する。
図2に示すように、第1ネットワーク10に属する端末140は、第2ネットワーク20内の端末180とのD2D通信の実行に備える。第2ネットワーク20内の端末180とのD2D通信を実施するよう端末140のためにタイムスロットを構成するために、第1ネットワーク10内の基地局110は、第2ネットワーク20により使用されるリソースプール時間ドメイン位置、例えば図2のサブフレーム2〜6を知る必要があるだけでなく、第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20の調整を実施するために使用される時間ドメイン較正情報、例えば第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセット(offset)も知る必要がある。ここで、サブフレームオフセットは1サブフレームである。このように、第1ネットワーク10内の基地局110がタイムスロットを構成した後に、タイムスロットは、時間ドメインにおいて第2ネットワークのリソースプール位置と調整される。つまり、第1ネットワーク10内の基地局110は、先ず第1ネットワーク10内のサブフレーム2〜6を見付け、次に時間ドメイン較正情報に従いオフセット時間期間だけサブフレーム2〜6を遅延させて、構成されるタイムスロットがサブフレーム3〜7になるようにする。端末140は、タイムスロット内で、端末180とD2D通信を実行して良い。例えば、端末140は、端末180により送信された情報を受信して良く、又は端末140が端末180へ情報を送信する。もちろん、端末140は、タイムスロット内で、第2ネットワーク20内の端末へブロードキャストメッセージを送信しても良い。これはここで限定されない。
従来技術では、膨大な数の端末が第1ネットワーク10内に存在し得る。さらに、D2D通信の方法で第2ネットワーク20内の端末へ情報を送信する度に、全ての端末が、第2ネットワーク20内のD2D通信のための送信リソースの位置、及び第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットを、第1ネットワーク10に積極的に報告する。
しかしながら、実際には、第2ネットワーク20内の端末がD2D通信を実行するリソースプール位置は、高い確実性で固定され、ネットワークサブフレームレベルで通常ゆっくりとドリフトする。結果として、膨大なシグナリングオーバヘッドが引き起こされる。さらに、D2D通信が実行される必要のある度に、膨大な数の端末が、先ずD2D通信のための送信リソースの位置及び第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットを取得するために第2ネットワーク20に接続し、送信リソースの位置及びサブフレームオフセットを第1ネットワーク10に報告する。結果として、長いD2D通信遅延が引き起こされる。本発明の一実施形態で提供される方法は、D2D通信における膨大なシグナリングオーバヘッド及び通信遅延の問題を解決できる。
図6は、本発明の一実施形態によるD2D通信方法のフローチャートである。方法は、図1に示されるネットワーク適用シナリオに適用されて良く、図3の本発明の実施形態における基地局110と図4の本発明の実施形態における端末120との間の協働により実施される。方法は以下のステップを有する。
S601。基地局110は、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットが構成される必要のあることを決定する。ここで、D2D通信タイムスロットは、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間のD2D通信のために使用される。
第1ネットワーク10内の第1端末が第2ネットワーク20内の第2端末とD2D通信を実行する必要のあるとき、第1ネットワーク10内の第1端末に第2ネットワーク20のリソースプール位置を正確に見付けさせるために、基地局110は、第1ネットワーク10内の第1端末のためにD2D通信タイムスロットを構成する必要がある。D2D通信タイムスロット中に、第1ネットワーク10内の第1端末は、第2ネットワーク20内の第2端末が情報を取得できるように第2ネットワーク20のリソースプールの中で情報を送信するために、又は第2ネットワーク20のリソースプールの中で第2ネットワーク20内の第2端末により送信された情報を受信するために、第2ネットワーク20に接続して良い。任意で、D2D通信タイムスロットはギャップ(gap)位置である。
第1端末は、図1のネットワーク適用シナリオにおける端末140又は端末120であって良い。第2端末は、図1に示すネットワーク適用シナリオにおける端末180であって良い。この場合、端末140及び端末180はD2D通信をサポートする必要がある。
第1ネットワーク10内でD2D通信タイムスロットを構成するために、基地局110は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する必要がある。
第1ネットワーク10がD2D通信タイムスロットを構成する必要があるとき、第1ネットワーク10は、時間ドメイン較正情報を知っている場合があるが、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置を取得しない。或いは、第1ネットワーク10は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置を知っているが、時間ドメイン較正情報を取得しない。或いは、第1ネットワーク10は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置、又は時間ドメイン較正情報のいずれも取得しない。
したがって、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置、又は第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報、又は第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報を含んで良い。前述の情報が取得された後に、基地局110は、D2D通信タイムスロットが時間ドメインにおいて第2ネットワーク20のリソースプール位置と揃えられるように、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報に従い、D2D通信タイムスロットを構成する。
第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置は、時間の次元におけるリソースプール位置の記述であり、第2ネットワーク20のリソースプールが現れる特定の時間を含んで良く、又は第2ネットワークのリソースプールが現れる期間を確実に含んで良い。
時間ドメイン較正情報は、第2ネットワーク20のサブフレームの標準時間情報、例えば、第2ネットワーク20のサブフレームの番号及び該サブフレームに対応する標準時間であって良い。標準時間は、グリニッジ標準時、又は第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20が合意している基準時間であって良い。代替で、時間ドメイン較正情報は、第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20の相対サブフレーム位置であって良く、つまり、第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットであって良い。オフセットは、サブフレーム数の単位であって良い。例えば、LTEシステムでは、サブフレーム数は、0〜2047に及んで良い。さらに、オフセットは、前方オフセット又は後方オフセットであって良い。オフセットが前方オフセットであるとき、基地局110はD2D通信タイムスロットを構成するとき、時間ドメインにおいて該オフセットの長さだけD2D通信タイムスロットを遅延して良いことを示す。或いは、オフセットが後方オフセットであるとき、D2D通信タイムスロットを構成するとき、時間ドメインにおいて該オフセットの長さだけD2D通信タイムスロットを進めて良いことを示す。
時間ドメイン較正情報が第2ネットワーク20のサブフレームの標準時間情報である場合を説明するために、ここで特定の例が使用される。端末120は、第2ネットワーク20におけるサブフレーム番号7及び対応するグリニッジ標準時、例えば03:10:25:12を取得し、次にサブフレーム番号7及び対応するグリニッジ標準時を基地局110に報告して良い。第1ネットワーク10においてサブフレーム番号7に対応するグリニッジ標準時03:10:25:24を参照すると、基地局110は、計算により、2つのネットワーク内で時間ドメインにおいて12ミリ秒後方の狂いを取得できる。
基地局110は、先ず、D2D通信タイムスロットが構成される必要があるか否かを決定して良い。第1ネットワーク10が第2ネットワーク20とのD2D通信のために使用されるタイムスロットを構成している場合、D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ第2ネットワーク20のものである情報は、短時間の内に変化し得ない。したがって、基地局110は、空きタイムスロットを再構成する必要がない、つまり、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する必要がない。第1ネットワーク10内のタイムスロットが構成される必要があると決定するときだけ、基地局110は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を報告するよう端末120をトリガする必要がある。したがって、基地局110は、D2D通信タイムスロットが構成される必要があるか否かを決定する。したがって、端末がD2D通信タイムスロットを構成するために使用された情報を頻繁に報告するという従来技術の問題が解決できる。
例えば、基地局110は、以下の2つのシナリオを用いて、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定して良い。
(1)基地局110が第1タイマを設定する。
基地局110は、計時を開始するよう第1タイマをトリガする。第1タイマが終了すると、基地局110は、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットが構成される必要があると決定する。
基地局110は、専用タイマを設定し、計時を開始するようタイマを制御し、計時を監視する。第1タイマが終了すると、基地局110は、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットが構成される必要があると決定する。タイマの時間は、任意に設定されて良く、例えば、第2ネットワーク20のリソースプール位置が変化した又は第2ネットワーク20のサブフレームがドリフトした前の時間間隔に従い設定されて良い。これはここで限定されない。
(2)基地局110が第2ネットワーク20から通知を受信する。
第2ネットワーク20からの通知は、第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットを構成するよう基地局に指示するために使用される。
第2ネットワーク20からの通知は、ビットを用いて、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報が変化することを示して良い。例えば、通知は、それぞれ1ビットを用いて、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置が変化すること、及び第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報が変化することを示して良い。
通知は、第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置が変化することを示す情報を含み、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置を含む。代替で、通知は、時間ドメイン較正情報が変化することを示す情報を含み、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報は、時間ドメイン較正情報を含む。代替で、通知は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置が変化することを示す情報及び時間ドメイン較正情報が変化することを示す情報を含み、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報を含む。
つまり、基地局110は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報が変化するときに第2ネットワーク20により提供される積極的通知を用いて、D2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定して良い。積極的通知は、第2ネットワーク20内の基地局130により実行されて良い。通知は、PLMN間リソース変更指示(inter−PLMN resource modification indication)メッセージの中で伝達されて良い。メッセージは、LTEシステムにおけるX2アプリケーション層メッセージ、第1ネットワーク10内の基地局110と第2ネットワーク20内の基地局130との間で確立されるデータリンクで送信されるメッセージ、第1ネットワーク10内の基地局110と第2ネットワーク20内の基地局130との間の無線情報メッセージ(radio information message、RIM)、又は動作管理及び保守(operation administration and maintenance、OAM)装置を使用することにより第2ネットワーク20内の基地局130により第1ネットワーク10内の基地局110へ転送されるメッセージであって良い。
もちろん、前述の2つのシナリオは、単に、本発明の本実施形態における技術的解決策の一例として用いられ、限定として考えられない。例えば、基地局110に対して端末により開始され且つD2D通信タイムスロットを構成することを基地局110に要求するために使用される情報を含むD2D通信要求に基づき、基地局110は、D2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定して良い。要するに、当業者により実施され得る別の等価な変形が含まれる。
S602。基地局110は、端末120へリソース要求を送信する。ここで、リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を基地局110に報告するよう端末120に指示するために使用される。
基地局110は、D2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定した後に、S602を実行する。基地局110は、端末120へリソース要求を送信し、端末120が、第2ネットワーク20から、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得することを期待する。
S602を実行するとき、基地局110は、先ず、リソース要求が送信される対象、端末120を決定する必要がある。留意すべきことに、第1ネットワーク10に属し及びD2D通信の機能をサポートすることに加えて、端末120は、さらに、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する必要があって良く、つまり、第2ネットワーク20から情報を取得する又は第2ネットワーク20内で特徴測定を実行できる。
例えば、基地局110は、以下の方法で、端末120がD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得できることを決定して良い。
基地局110が、端末120がS602の前にD2D通信特徴に関連する情報を報告したことを知った場合、端末120がD2D通信をサポート可能であることが示される。例えば、S602の前に、基地局110は、端末120により送信されたD2D通信要求を受信している。代替で、S602の前に、基地局110は、端末120により送信されたD2D通信能力指示情報を受信している。D2D通信能力指示情報は、端末120がD2D通信を実行できることを示すために使用される。例えば、LTEシステムでは、D2D通信能力指示情報は、サイドリンクUE情報(side link UE information)である。
他方で、基地局110が、リソース要求が送信される対象、端末120を選択する方法は、次の通りであって良い。基地局110は、アクティブ状態(端末が基地局110により制御され得る状態)にある任意の端末を端末120として選択し、又はD2D通信タイムスロットが構成される必要があると決定した後に、基地局110は、最初にD2D通信要求を開始する被検出端末を端末120として選択し、又は基地局の現在制御領域内に端末が存在しない場合、基地局110は、最初に制御領域に入る被検出端末を端末120として選択する。
リソース要求を送信する対象、端末120を選択するとき、基地局110は、端末120として参照され得る複数の端末を見付ける。任意で、基地局110は、第2ネットワーク20に以前属していた端末を優先的に選択する、つまり、第2ネットワーク20のカバレッジから移動する端末を端末120として選択する。基地局110は、ハンドオーバ手順等を用いて、第2ネットワーク20に以前属していた端末を知ることができる。
任意で、リソース要求は、PLMN間リソース要求(inter−PLMN resource request)メッセージの形式で送信されて良い。
任意で、リソース要求は、具体的に以下の内容を含んで良い:
第2ネットワーク20のアイデンティティ、ここで、
具体的に、第2ネットワーク20のアイデンティティは、第2ネットワーク20を表すPLMNアイデンティティ(PLMN identity、PLMN ID)であって良い;
第2ネットワーク20内のセルアイデンティティ、ここで、
具体的に、第2ネットワーク20内のセルアイデンティティは、少なくとも1つのセルのアイデンティティ、又は複数のセルがあるときにはセルアイデンティティリスト;
第2ネットワーク20の周波数、ここで、
第2ネットワーク20の周波数は、端末120が第2ネットワーク20と素早く同期すること、及びD2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ基地局110により要求された情報を読み出すことを助ける;
情報取得タイムスロット、ここで、情報取得タイムスロットは、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を第2ネットワーク20から取得するために、端末120により使用され、
第1ネットワーク10に属する端末120は、基地局110のリソース要求に従い、第2ネットワーク20から、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する必要がある。基地局110は、先ず端末120のための情報取得タイムスロットを構成して良く、情報取得タイムスロット中に、端末120は第1ネットワーク10から一時的に切断し、第2ネットワーク20にアクセスし、第2ネットワーク20からD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する。例えば、端末120は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ基地局130によりブロードキャスト方法又は専用シグナリング方法で送信された情報を受信する。D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を端末120により取得する際の遅延が大幅に削減されるように、基地局110により端末120へ積極的に送信されたリソース要求は、情報取得タイムスロットを含む;
第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置を報告するよう指示するために使用される情報、ここで、
具体的に、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置が報告される必要があるか否かを示すために、1ビットが使用されて良い;
第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報を報告するよう指示するために使用される情報、ここで、
具体的に、時間ドメイン較正情報が報告される必要があるか否かを示すために、1ビットが使用されて良い。
もちろん、リソース要求は、D2D通信処理において後に使用するために、第2ネットワーク20のリソースプール周波数ドメイン位置を報告するよう指示するために使用される情報も含んで良い。これはここで限定されない。
代替として、S602を実行した後に、基地局は、端末120がリソース要求に応答するか否かを決定するために、第2タイマを設定して良い。第2タイマが終了した後に、基地局110が端末120から応答を受信しない場合、基地局110は、端末120へリソース要求を再送信して良く、又は前述の条件を満たす端末を再選択し、再選択した端末へリソース要求を送信して良い。
基地局110の処理ユニット112は、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定するよう構成される。ここで、D2D通信タイムスロットは、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間のD2D通信のために使用される。
基地局110の通信機ユニット114は、端末120へリソース要求を送信するよう構成される。ここで、リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を基地局110に報告するよう端末120に指示するために使用される。
任意で、基地局110の処理ユニット112は、第1タイマを設定し、計時を開始するよう第1タイマをトリガし、第1タイマが終了することを決定するよう更に構成される。
任意で、基地局110の通信機ユニット114は、第2ネットワーク20から通知メッセージを受信するよう更に構成される。
任意で、基地局110の処理ユニット112は、端末がD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得できることを決定するよう更に構成される。
任意で、端末120の通信機ユニット122は、基地局110により送信されたリソース要求を受信するよう構成される。
S603。端末120は、第2ネットワーク20から、リソース要求に従い、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する。
基地局110により送信されたリソース要求を受信した後に、端末120は、第2ネットワーク20から、リソース要求内の情報に従い、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する。
任意で、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置、又は時間ドメイン較正情報、又は第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報を含む。
端末120が、第2ネットワーク20から、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する方法は、第2ネットワーク20から、第2ネットワーク20内の基地局130により送信されたシステムブロードキャストシグナリングを読み取ることであって良い。LTEシステムにおけるシステムブロードキャストシグナリングは、D2D通信情報ブロードキャストのために使用されるシステム情報ブロック(system information block、SIB)18である。代替で、端末120が、第2ネットワーク20から、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する方法は、端末120と第2ネットワーク20内の基地局130との間の専用シグナリングを用いて、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を受信することであって良い。
任意で、時間ドメイン較正情報が取得される必要がある場合、端末120は、先ず、第2ネットワーク20のサブフレームの標準時間情報、例えば、第2ネットワーク20のサブフレームの番号及び該サブフレームに対応する標準時間を取得して良い。標準時間は、グリニッジ標準時、又は第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20が合意している基準時間であって良い。代替で、時間ドメイン較正情報は、第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20の相対サブフレーム位置であって良く、つまり、第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットであって良い。オフセットは、サブフレーム数の単位であって良い。例えば、LTEシステムでは、サブフレーム数は、0〜2047に及んで良い。さらに、オフセットは、前方オフセット又は後方オフセットであって良い。
任意で、時間ドメイン較正情報が第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットであるとき、例えば、端末120、端末120は、最初に、第2ネットワーク20からサブフレームの標準時間情報を取得し、次に、第1ネットワーク10の対応するサブフレームの標準時間情報に従い、計算により、標準時間情報を第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットに変換して良い。(特定のアルゴリズムでは、時間ドメイン較正情報が、S601で時間ドメイン較正情報を記述するために使用される、第2ネットワーク20の絶対サブフレーム位置である場合を一例として参照すると、ここで、動作は、基地局110の代わりに端末120により実行される)。このように、後続のS604を実行するとき、端末120は、時間ドメイン較正情報として、基地局110へサブフレームオフセットを送信して良い。
端末120の処理ユニット124は、第2ネットワーク20から、リソース要求に従い、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得するよう構成されて良い。
S604。端末120は、基地局110へリソース要求応答を送信する。ここで、リソース要求応答は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を含む。
端末120は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つS603で取得された情報を、リソース要求応答を用いて基地局110へ送信する。任意で、リソース要求応答は、PLMN間リソース応答(inter−PLMN resource response)の形式で送信されて良い。
任意で、基地局が、S601における第1タイマによる計時により、D2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定した場合、基地局110は、端末120により送信されたリソース要求応答を受信した後に、第1タイマをリセットして良い。
端末120の通信機ユニット122は、基地局110へリソース要求応答を送信するよう構成される。
基地局110の通信機ユニット114は、基地局120により送信されたリソース要求応答を受信するよう構成される。
任意で、基地局110の処理ユニット112は、第1タイマをリセットするよう構成される。
リソース要求応答の中でD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得した後に、基地局110は、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間でD2D通信を実施するために、第1ネットワーク10内の第1端末のためにD2D通信タイムスロットを構成して良い。
基地局110は、前に取得した第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置に従い、端末120による報告により、時間ドメイン較正情報を取得して良い。代替で、基地局110は、前に取得した第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報に従い、端末120による報告により、リソースプール時間ドメイン位置を取得して良い。代替で、基地局は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を予め知らず、端末120による報告により、時間ドメイン較正情報及びリソースプール時間ドメイン位置を取得する。要するに、第1ネットワーク10内でD2D通信タイムスロットを構成する前に、基地局110は、時間ドメイン較正情報及びリソースプール時間ドメイン位置を取得している。後に、基地局110は、最初に、第1ネットワーク10内の且つ第2ネットワーク20内のリソースプール時間ドメイン位置に対応する、時間ドメイン位置を見付ける。例えば、第2ネットワーク20内のリソースプール時間ドメイン位置が、第2ネットワーク20内のサブフレーム2〜6である場合、基地局110は、先ず、第1ネットワーク10内で、第1ネットワーク10内のサブフレーム2〜6を見付け、次に、時間ドメイン較正情報に従い、例えば時間ドメイン較正情報が絶対サブフレーム位置であるとき、基地局は、S601で言及した方法における計算により、第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のオフセットを取得して良く、或いは、基地局は、時間ドメイン較正情報が相対サブフレーム位置、つまり第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のサブフレームオフセットであるとき、第1ネットワーク10に対する第2ネットワーク20のオフセットを直接取得して良く、基地局110は、第2ネットワーク内のサブフレーム2〜6に前方オフセットを追加し又は後方オフセットを減算する。最終的に、取得された時間ドメイン位置が、構成される必要のあるD2D通信タイムスロットである。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策によると、ローカルネットワーク内の端末と別のネットワーク内の端末との間のD2D通信のためにタイムスロットが構成される必要があることを決定すると、基地局は、ローカルネットワーク内のタイムスロットを構成するために使用される情報を取得するために、特定端末へリソース要求を送信するようトリガされる。ローカルネットワーク及び別のネットワークは異なるホームネットワークである。従来技術と比べて、本発明の本実施形態における技術的解決策は、端末が別のネットワークに関連する情報を頻繁に報告するために引き起こされるシグナリングオーバヘッドを有意に削減する。
前述の本発明の実施形態によると、端末120は、第2ネットワーク20から、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を取得する。実際に、第2ネットワーク20内の基地局130は、また、第1ネットワーク10内の基地局に、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を積極的に通知して良い。
図7は、本発明の一実施形態による別のD2D通信方法のフローチャートである。方法は、図2に示される前述の適用アーキテクチャに適用されて良く、図3の本発明の実施形態における基地局110と図5の本発明の実施形態における基地局130との間の協働により実施される。方法は以下のステップを有する。
S701。基地局130は、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される第2ネットワーク20内の情報が変化することを決定する。ここで、D2D通信タイムスロットは、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間のD2D通信のために使用される。
S702。基地局130は、基地局110へ通知を送信する。
S703。基地局110は、通知に従い、第1ネットワーク10においてD2D通信タイムスロットを構成する。
基地局110及び基地局130は、事前構成等により、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間のD2D通信が実施される必要があることを決定して良い。さらに、基地局130が、内部メカニズムを用いて、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報が変化することを発見すると、基地局130は、S702を実行するようトリガされる。したがって、基地局110は、第2ネットワーク20内の第2端末とのD2D通信を実施するために、第1ネットワーク10内の第1端末により使用されるタイムスロットを構成できる。
もちろん、代替として、S702における通知は、必ずしも、基地局130が第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報が変化することを決定するときだけ、基地局110へ送信されるものではない。基地局130は、第2ネットワーク20内の第3タイマも設定して良い。第3タイマが終了すると、基地局130は、第2ネットワーク20内で、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報が変化するか否かに拘わらず、S702を実行する。
第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報は、第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置、又は時間ドメイン較正情報、又は第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報を含む。
任意で、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置が変化するとき、通知は第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置を含み、時間ドメイン較正情報が変化するとき、通知は時間ドメイン較正情報を含み、又は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報が変化するとき、通知は第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報を含む。
つまり、基地局130は、第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置及び時間ドメイン較正情報のうちの少なくとも1つを基地局110に直接通知する。
基地局110は、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間でD2D通信を実施するために、受信した通知の中の情報に従い、正しいD2D通信タイムスロットを構成して良い。
第2ネットワーク20のリソースプール時間ドメイン位置は、時間の次元におけるリソースプール位置の記述であり、第2ネットワーク20のリソースプールが現れる特定の時間を含んで良く、又は第2ネットワークのリソースプールが現れる期間を確実に含んで良い。
代替として、基地局130は、リソースプール周波数ドメイン位置に関する情報が後のD2D通信において使用できるように、第2ネットワーク20のリソースプール周波数ドメイン位置を基地局110に更に通知して良い。
任意で、第2ネットワーク20の時間ドメイン較正情報は、通知の送信に対応するサブフレームの標準時間情報、例えば通知の送信に対応するサブフレームの番号であって良く、又は、第1サブフレームの標準時間情報、例えば第1サブフレームの番号及び第1サブフレームの標準時間であって良い。標準時間は、グリニッジ標準時、又は第1ネットワーク10及び第2ネットワーク20が合意している基準時間であって良い。
基地局130の処理ユニット132は、第1ネットワーク10内のD2D通信タイムスロットを構成するために使用される第2ネットワーク20内の情報が変化することを決定するよう構成され、D2D通信タイムスロットは、第1ネットワーク10内の第1端末と第2ネットワーク20内の第2端末との間のD2D通信のために使用される。基地局130の通信機ユニット134は、基地局110へ通知を送信するよう構成される。
基地局110の通信機ユニット114は、基地局130により送信された通知を受信するよう構成される。基地局110の処理ユニット112は、通知に従い、第1ネットワーク10においてD2D通信タイムスロットを構成するよう構成される。
本発明の本実施形態で提供される技術的解決策によると、第1ネットワーク10内の端末と第2ネットワーク20内の端末との間のD2D通信のために使用されるタイムスロットを構成するために使用される情報が第2ネットワーク20内で変化するとき、タイムスロット構成を実行するよう第1ネットワーク10内の基地局を制御するために、第2ネットワーク20内の基地局は、変化した内容を基地局に積極的に通知するよう制御される。従来技術と比べて、本発明の本実施形態における技術的解決策は、端末が第2ネットワーク20に関する情報を頻繁に且つ積極的に報告するために引き起こされるシグナリングオーバヘッドを有意に削減する。
留意すべきことに、本発明の本実施形態における第1端末と第2端末との間のD2D通信は、実際は、ユニキャストD2D通信又はブロードキャストD2D通信であって良い。
図8は、本発明の実施形態による通信装置8を示す。通信装置8は、プロセッサ81及びメモリ82を含む。プロセッサ81及びメモリ82は、バスシステム83を用いて接続される。通信装置8は、本発明の実施形態における基地局110であって良く、又は本発明の実施形態における端末120であって良く、又は本発明の実施形態における基地局130であって良い。
通信装置8が基地局110であるとき、メモリ82は、プロセッサ81が図6及び図7中の基地局110により実行される全ての方法を実行できるようにする命令を格納するよう構成される。
通信装置8が端末120であるとき、メモリ82は、プロセッサ81が図6及び図7中の端末120により実行される全ての方法を実行できるようにする命令を格納するよう構成される。
通信装置8が基地局130であるとき、メモリ82は、プロセッサ81が図6及び図7中の基地局130により実行される全ての方法を実行できるようにする命令を格納するよう構成される。
さらに、通信装置8は、送信機回路84、受信機回路85、アンテナ86、等を更に含んで良い。プロセッサ81は、通信装置8の動作を制御する。プロセッサ81は、CPU(Central Processing Unit、中央処理ユニット)として参照されても良い。メモリ82は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ81に命令及びデータを提供して良い。メモリ82の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を更に含んで良い。特定の適用では、送信機回路84及び受信機回路85は、アンテナ86に結合されて良い。通信装置8のコンポーネントは、バスシステム83を用いることにより一緒に結合される。データバスに加えて、バスシステム83は、電力バス、制御バス、状態信号バス、等を更に有して良い。しかしながら、説明の明確さのために、種々のバスは、図中、バスシステム83として記される。
本発明の前述の実施形態において開示された方法は、プロセッサ81に適用され又はプロセッサ81により実施されて良い。プロセッサ81は、集積回路チップであって良く、信号処理能力を有する。実装過程で、前述の方法のステップは、プロセッサ81の中のハードウェアの集積論理回路、又はソフトウェアの形式の命令を用いて達成されて良い。前述のプロセッサ81は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は別のプログラマブル論理コンポーネント、個別ゲート又はトランジスタ論理装置、又は個別ハードウェアコンポーネントであって良い。
当業者は、本発明の実施形態において列挙される種々の説明的論理ブロック(illustrative logic block)及びステップ(step)が電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はそれらの組合せを用いて実施されて良いことを更に理解できる。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性(interchangeability)を明確に示すために、前述の種々の説明的コンポーネント(illustrative components)及びステップの機能は、一般的に記載されている。機能がハードウェア又はソフトウェアを用いて実装されるかは、特定の適用及びシステム全体の設計要件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために種々の方法を使用できるが、実装が本発明の実施形態の保護範囲を超えると理解されるべきではない。
本発明の実施形態に記載された種々の説明的論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号処理ユニット、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は別のプログラマブル論理装置、個別ゲート又はトランジスタ論理装置、個別ハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の組合せの設計を用いることにより記載の機能を実装し又は動作して良い。汎用処理ユニットは、マイクロ処理ユニットであって良い。任意で、汎用処理ユニットは、任意の伝統的処理ユニット、制御部、マイクロコントローラ、又は状態機械であって良い。処理ユニットは、デジタル信号処理ユニット及びマイクロ処理ユニット、複数のマイクロ処理ユニット、デジタル信号処理ユニットコアを備える1又は複数のマイクロ処理ユニット、又は任意の他の同様の構成のようなコンピューティング装置の組合せにより実装されて良い。
本発明の実施形態に記載された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、処理ユニットにより実行されるソフトウェアモジュール、又はそれらの組合せに直接埋め込まれて良い。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能磁気ディスク、CD−ROM、又は従来の任意の他の形式の記憶媒体に格納されて良い。例えば、処理ユニットが記憶媒体から情報を読み出し記憶媒体に情報を書き込めるように、記憶媒体は、処理ユニットに接続して良い。代替で、記憶媒体は、さらに、処理ユニットに統合されて良い。処理ユニット及び記憶媒体は、ASIC内に配置されて良く、ASICはユーザ端末内に配置されて良い。代替で、処理ユニット及び記憶媒体は、ユーザ端末の異なるコンポーネント内に配置されて良い。
設計の1又は複数の例では、本発明の実施形態で記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組合せを用いて実装されて良い。本発明がソフトウェアにより実装されるとき、これらの機能は、コンピュータ可読媒体に格納され、又はコンピュータ可読媒体へ1又は複数の命令又はコードとして送信されて良い。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体又はコンピュータプログラムをある場所から別の場所へ移動させる通信媒体である。記憶媒体は、任意の汎用又は専用コンピュータによりアクセスされ得る利用可能媒体であって良い。例えば、このようなコンピュータ可読媒体は、限定ではないが、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、又は別の光ディスク記憶装置、ディスク記憶装置、又は別の磁気記憶装置、又はプログラムコードを運び又は格納するために使用され得る任意の他の媒体を含んで良い。ここで、プログラムコードは、命令又はデータ構造の形式であり、又は汎用若しくは専用コンピュータにより又は汎用若しくは専用処理ユニットにより読み取り可能な形式である。さらに、任意の接続は、コンピュータ可読媒体として適切に定められて良い。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバコンピュータ、より線対、デジタル加入者線(DSL)又は赤外、無線、若しくはマイクロ波のような無線方法で、ウェブサイト、サーバ、又は別のリモートリソースから送信される場合、ソフトウェアは、定められたコンピュータ可読媒体に含まれる。ディスク(disc)及びディスク(disk)は、圧縮ディスク、レーザディスク、光ディスク、DVD、フロッピーディスク、及びブルーレイディスクを含む。ディスクは、通常、機械的手段によりデータを複製し、ディスクは、通常、レーザ手段により光学的にデータを複製する。前述の組合せも、コンピュータ可読媒体に含まれ得る。
本発明における本願明細書の前述の記載に従い、従来技術が、本発明の内容を使用し又は実施して良い。開示の内容に基づく任意の変更は、当業界において明らかであると考えられるべきである。本発明において記載された基本原理は、本発明の基本及び範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されて良い。したがって、本発明において開示された内容は、記載の実施形態及び設計に限定されず、本発明の原理及び開示された新たな特徴と調和する最大範囲までも拡張されて良い。

Claims (30)

  1. 装置間(D2D)通信方法であって、前記方法は、
    第1ネットワーク内の基地局により、第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットが構成される必要のあることを決定するステップであって、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なる公衆地上モバイルネットワーク(PLMN)である、ステップと、
    前記基地局により、前記第1ネットワーク内の第3端末へリソース要求を送信するステップであって、前記リソース要求は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、前記情報は前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置を含む、ステップと、
    前記基地局により、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信するステップであって、前記リソース要求応答は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、且つ前記第3端末により前記第2ネットワークから取得され、ステップと、
    を含む方法。
  2. 前記基地局により、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記基地局により、前記第1端末について、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記リソース要求応答に含まれる前記情報に従い、前記第2端末との前記D2D通信のために使用される前記D2D通信タイムスロットを構成するステップ、
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークのリソースプール間ドメイン較正情報を更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークのリソースプール周波数ドメイン位置を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために更に使用される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークの周波数情報を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第3端末及び前記第1端末は同じ端末である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 装置間(D2D)通信方法であって、前記方法は、
    第1ネットワーク内の第3端末により、前記第1ネットワーク内の基地局により送信されたリソース要求を受信するステップであって、前記リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、前記情報は第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置を含み、前記D2D通信タイムスロットは前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なる公衆地上モバイルネットワーク(PLMN)である、ステップと、
    前記第3端末により、前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得するステップと、
    前記第3端末により、前記基地局へリソース要求応答を送信するステップであって、前記リソース要求応答は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、且つ前記第3端末により前記第2ネットワークから取得され、ステップと、
    を含む方法。
  8. 前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークのリソースプール間ドメイン較正情報を更に含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークのリソースプール周波数ドメイン位置を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために更に使用される、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークの周波数情報を含む、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第3端末により、前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得する前記ステップは、
    前記第3端末により、前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記第2ネットワーク内の基地局により送信されたシステムブロードキャストシグナリングを読み取ることにより、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得するステップ、
    を含む、請求項7乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第3端末は、前記第2ネットワークから、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得することができる、請求項7乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第3端末及び前記第1端末は同じ端末である、請求項7乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 基地局であって、前記基地局は第1ネットワークに属し、前記基地局は、
    前記第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットが構成される必要のあることを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なる公衆地上モバイルネットワーク(PLMN)である、処理ユニットと、
    前記第1ネットワーク内の第3端末へリソース要求を送信し、前記リソース要求は前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、、前記情報は前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置を含み、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信し、前記リソース要求応答は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、且つ前記第3端末により前記第2ネットワークから取得され、よう構成される通信機ユニットと、
    を含む基地局。
  15. 前記通信機ユニットが、前記第3端末により送信された前記リソース要求応答を受信した後に、前記処理ユニットは、前記第1端末について、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用され且つ前記リソース要求応答に含まれる前記情報に従い、前記第2端末との前記D2D通信のために使用される前記D2D通信タイムスロットを構成するよう更に構成される、請求項14に記載の基地局。
  16. 前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークのリソースプール間ドメイン較正情報を更に含む、請求項14又は15に記載の基地局。
  17. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークのリソースプール周波数ドメイン位置を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために更に使用される、請求項14乃至16のいずれか一項に記載の基地局。
  18. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークの周波数情報を含む、請求項14乃至17のいずれか一項に記載の基地局。
  19. 前記第3端末及び前記第1端末は同じ端末である、請求項14乃至18のいずれか一項に記載の基地局。
  20. 端末であって、前記端末は第1ネットワークに属する第3端末であり、前記端末は、
    前記第1ネットワーク内の基地局により送信されたリソース要求を受信するよう構成される通信機ユニットであって、前記リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、前記情報は第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置を含み、前記D2D通信タイムスロットは前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なる公衆地上モバイルネットワーク(PLMN)である、通信機ユニットと、
    前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得するよう構成される処理ユニットと、
    を含み、
    前記通信機ユニットは、前記基地局へリソース要求応答を送信するよう更に構成され、前記リソース要求応答は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、且つ前記処理ユニットにより前記第2ネットワークから取得され
    端末。
  21. 前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報は、前記第2ネットワークのリソースプール間ドメイン較正情報を更に含む、請求項20に記載の端末。
  22. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークのリソースプール周波数ドメイン位置を前記基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために更に使用される、請求項20又は21に記載の端末。
  23. 前記リソース要求は、前記第2ネットワークの周波数情報を含む、請求項20乃至22のいずれか一項に記載の端末。
  24. 前記処理ユニットは、前記第2ネットワークから、前記リソース要求に従い、前記第2ネットワーク内の基地局により送信されたシステムブロードキャストシグナリングを読み取ることにより、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得するよう構成される、請求項20乃至23のいずれか一項に記載の端末。
  25. 前記第3端末は、前記第2ネットワークから、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得することができる、請求項20乃至24のいずれか一項に記載の端末。
  26. 前記第3端末及び前記第1端末は同じ端末である、請求項20乃至25のいずれか一項に記載の端末。
  27. 記録されたプログラムを有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、コンピュータに、請求項1乃至6のいずれかに記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  28. 記録されたプログラムを有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムは、コンピュータに、請求項7乃至13のいずれかに記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  29. 装置であって、前記装置は第1ネットワークに属し、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体に結合されるプロセッサを含み、前記非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、前記プロセッサによる実行のためのプログラミング命令を格納し、前記プログラミング命令は、前記プロセッサに、
    前記第1ネットワーク内のD2D通信タイムスロットが構成される必要があることを決定し、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なる公衆地上モバイルネットワーク(PLMN)であり、
    通信機を利用して、前記第1ネットワーク内の第3端末へリソース要求を送信し、前記リソース要求は、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を基地局に報告するよう前記第3端末に指示するために使用され、前記情報は前記第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置を含み、
    前記通信機を利用して、前記第3端末により送信されたリソース要求応答を受信し、前記リソース要求応答は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、且つ前記第3端末により前記第2ネットワークから取得され
    よう指示する、装置。
  30. 装置であって、前記装置は第1ネットワークに属し、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体に結合されるプロセッサを含み、前記非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、前記プロセッサによる実行のためのプログラミング命令を格納し、前記プログラミング命令は、前記プロセッサに、
    通信機を利用して、前記第1ネットワーク内の基地局により送信されたリソース要求を受信し、前記リソース要求は、D2D通信タイムスロットを構成するために使用される情報を前記基地局に報告するよう前記装置に指示するために使用され、前記情報は第2ネットワークのリソースプール時間ドメイン位置を含み、前記D2D通信タイムスロットは、前記第1ネットワーク内の第1端末と第2ネットワーク内の第2端末との間のD2D通信のために使用され、前記第1ネットワーク及び前記第2ネットワークは異なる公衆地上モバイルネットワーク(PLMN)であり、
    前記通信機を利用して、前記第2ネットワークから前記リソース要求に従い、前記D2D通信タイムスロットを構成するために使用される前記情報を取得し、
    前記通信機を利用して、前記基地局へリソース要求応答を送信し、前記リソース要求応答は、前記第2ネットワークの前記リソースプール時間ドメイン位置を含み、且つ前記装置により前記第2ネットワークから取得され
    よう指示する、装置。
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