JP6545882B2 - 下顎前方固定および中間舌拘束のための口腔用デバイス - Google Patents

下顎前方固定および中間舌拘束のための口腔用デバイス Download PDF

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Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2013年3月1日に出願された米国特許出願第13/781,996号(代理人Docket No.41506−711.201)の利益を主張し、米国特許出願第13/781,996号は、2012年2月3日に出願された米国特許出願第13/365,791号(代理人Docket No.41506−703.401)の一部継続であり、米国特許出願第13/365,791号は、2008年11月12日に出願された米国特許出願第12/269,683号(特許番号8122889(代理人Docket No.41506−703.201))の分割であり、米国特許出願第12/269,683号は、2007年11月13日に出願された仮米国出願第60/987,707号(代理人Docket No.41506−703.101)の利益を主張する。上記文献らの全ての開示は、参照することによって本願明細書において援用される。
(発明の分野)
本発明は、概して、医療デバイスおよび方法に関する。具体的には、本発明は、閉塞型睡眠時無呼吸症またはいびきの発生率を低減するように患者の口の中で保持されてもよい、口腔用デバイスに関する。
(発明の背景)
閉塞型睡眠時無呼吸症(OSA)は、患者が睡眠する際に発生する、一時的な気道閉塞に起因する重篤な病状である。気道閉塞は、通常、軟口蓋および/または舌の奥と咽頭との間で発生する。患者が呼吸すると、上気道中の縮小した面積が、いびき、より深刻には、OSAを引き起こし得る。OSAによって引き起こされる睡眠障害は、重度の日中の眠気、慢性疲労、頭痛、うつ、事故、怪我を引き起こし得、特に懸念されることには、OSAは、肺に進入する酸素の量を低減して、低酸素症を引き起こし得る。順に、低酸素症は、肺高血圧症、心臓疾患、および脳卒中につながり得る。
多数の侵襲的および低侵襲的治療が、OSAに提案されてきた。本発明にとって特に興味深いことには、「持続的気道陽圧法」(CPAP)が、個人の上気道に、直接、圧搾空気の連続流を送達する。陽圧は、気道の開存性を維持し、OSAと関連する気道虚脱を阻止する。概して効果的であるものの、CPAPは、高レベルのノンコンプライアンスにつながってきた、多数の欠点を抱えている。患者は、不快となり得る、かさばる顔面マスクを着用しなければならず、システムは、寝付きにくくなり得る雑音を発する。CPAPはまた、マスクが空気漏出を回避するために慎重な取り付けと、顔面の不快感とを必要とするため、および睡眠中にマスクが容易に取り外され得るため、使用しにくい。また、喉の痛み、喉および目の乾き、頭痛、およびマスクによる皮膚発疹等の多数の不快な副作用が頻繁に発生する。これらの問題は、CPAP療法の高レベルのノンコンプライアンスをもたらしてきた。
CPAPの代替として、多くの場合、下顎スプリントまたは下顎前方固定スプリントと称される、下顎前方固定デバイスの使用が、提案されている。下顎前方固定デバイスは、上および下歯にわたって口の中に装着される、口腔用器具である。本デバイスは、下顎を若干前方に移動させ、上気道の軟組織および筋肉を締め付け、睡眠中、気道の障害物を阻止することによって、いびきおよび睡眠時無呼吸を治療する。デバイスによってもたらされる締め付けはまた、空気がそれらにわたって通過するにつれて、高音いびきの最も一般的原因である、上気道の軟組織の振動を抑制し得る。多くの場合、効果的であるが、そのような下顎前方固定デバイスは、有意な顎不快感を生じさせ、かつ歯を経時的に偏移させ、有意な歯科問題につながり得る。
睡眠時無呼吸の治療における最近の有意な改良は、米国特許第8,074,656号、第8,074,656号、および第8,122,889号、米国特許公開第2012/0017917号、および同時係属中の出願第13/593,137号に説明されており、それぞれ、本願の譲受人に譲渡されており、その全開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。これらの特許および出願は、舌の中間領域を横断して、側方要素を係合し、舌の上方に隙間を生成することを説明している。真空を口腔内に引くことによって、軟口蓋が、前方に引かれ、気道を広げることができる。多くの患者において非常に成功を収めているが、治療は、一部の患者では、完全に効果的ではない。
これらの理由により、閉塞型睡眠時無呼吸症およびいびきを治療するための代替的で改良型の方法および装置を提供することが望ましいであろう。方法およびデバイスは、非侵襲的であり、いずれの手術または永久埋込型構成要素も必要とするべきではない。加えて、方法およびデバイスは、患者の睡眠障害が最小限化されるように快適かつ静かな構成要素により、低侵入的となるべきである。方法およびデバイスは、下顎前方固定または他の原因と関連付けられるいかなる歯の変位のリスクも低減させるべきである。さらに、方法およびデバイスは、咽頭反射を誘起する口腔の部分に接触することを回避するべきである。方法およびシステムはまた、睡眠時無呼吸症に罹患する広範な患者人口において、実施しやすく、睡眠中の患者の気道の開存性を有意に改善するのに効果的となるべきである。これらの目的のうちの少なくともいくつかは、以降で説明される本発明によって達成される。
(2.背景技術の説明)
米国特許第8,074,656号、8,122,889号、および第8,122,890号、米国特許公開第2012/007917号、ならびに同時係属中の出願第13/593,137号(それぞれ、本願の譲受人に譲渡されている)が、前述されている。米国特許公開第2005/0028826号、第2007/0074729号、第2010/0043805号、および第2011/000495号(その全開示は、参照することによって本明細書において援用される)は、種々の下顎前方固定デバイスについて説明している。
米国特許第8,074,656号明細書 米国特許第8,122,889号明細書 米国特許出願公開第2012/0017917号明細書 米国特許第8,122,890号明細書 米国特許出願公開第2005/0028826号明細書 米国特許出願公開第2007/0074729号明細書 米国特許出願公開第2010/0043805号明細書 米国特許出願公開第2011/000495号明細書
本発明は、真空を口腔内に印加しながら、同時に、患者の下顎を前進させ、患者の舌の中間領域を押下することによって、患者の気道内に開存性(開放性)を維持するための方法およびデバイスを提供する。下顎前方固定と称される、下顎を前進させることは、真空を印加しながら、舌を前方に引き、同時に、軟口蓋を前方に引くことになる。ともに、これらの移動は、いずれかの作用が単独で一貫して達成し得るものより確実かつより多くの患者にとって、気道を広げる。さらに、2つの作用をともに適用することによって、いずれかの作用が行われなければならない程度が、低減されることができる。特に、下顎前進に敏感な患者の場合、顎が前進させられなければならない程度は、圧力の印加を用いて低減され、そうでなければ損失され得る、いかなる治療上の利点も回復させることができる。代替として、真空印加に敏感な患者の場合、真空のレベルは、いかなる治療上の利点も補償するために、顎前進に依拠しながら、低減されることができる。他の場合には、当然ながら、顎前進および圧力療法は両方とも、いずれかが単独で達成し得るものより優れ得る、治療上の利点を提供するために、その完全治療レベルまたは近傍で適用されることができる。
本発明の第1の側面では、患者の口腔内への一時的留置のための口腔用デバイスは、上顎ブレースと、下顎ブレースとを備える。舌係合部材が、上および下顎ブレースのうちの少なくとも1つ、通常、上顎ブレースに結合され、上顎ブレースが上顎上に位置付けられるとき、舌の中間領域に係合するように配置される。上および下顎ブレースは、上および下顎ブレースがともに閉鎖されるとき、下顎ブレースが上顎ブレースに対して前方方向に前進させられるように接続される。
上および下顎ブレースは、種々の形態をとってもよい。例示的顎ブレースは、通常、患者の歯列全体(上または下顎における全歯)にわたって位置付けられるように構成される、U−形状咬合プレートを備えるであろうが、ブレースは、上および下顎ブレースの相対的位置の操作が、所望の距離だけ、典型的には、少なくとも4mm、通常、4mm〜12mmの範囲内、典型的には、5mm〜10mmの範囲内において、下顎を前進させ得るように、十分なひっかかりを伴って、患者の上または下歯あるいは顎に可撤性に取着されることができる、任意のアセンブリまたは構造であり得る。他の例示的顎ブレースは、典型的には、歯の石膏型または他の鋳型から真空成形することによって、歯にわたって精密に嵌合するネガ型空洞を有するように形成される、歯用リテーナ構造を含む。下顎前方固定デバイスにおいて使用されるタイプの他の顎ブレースもまた、使用されることができる。例えば、そのようなデバイスは、軟化のために加熱され、次いで、患者の歯列に対して成形され得る、エチレンビニルアルコール(EVA)から形成されることができる。
上および下顎ブレースは、種々の方法において、相互に取着されてもよい。最も単純には、上および下顎ブレースは、相互に恒久的に添着されることができ、下顎ブレースは、上顎ブレースに対して固定距離だけ前進させられる。しかしながら、多くの場合、調節可能性を提供することが望ましく、これは、例えば、ブレースの外側に2つの剛性連結部を有する、「Herbst型」デバイスを使用して達成され得る。連結部は、調節可能長を有することができる。さらに、連結部を両ブレースに枢動可能に取着することによって、患者はまた、その顎を開閉するためのある程度の自由度を有することができる。他の場合には、上および下ブレースは、ブレース上のアンカに取着される弾性バンドを使用して取着されることができ、バンドおよびアンカは、下顎を前方に引っ張るように配列される。
これらの具体的実施形態では、真空源は、典型的には、舌係合部材を介して、口腔用デバイスに接続可能である。真空源は、1cmHO〜100cmHO、好ましくは、25cmHO〜50cmHOの範囲内で真空を引くように適合される。舌係合部材は、典型的には、口腔内に部分真空を維持しながら、舌係合部材を通して連続気流を提供するために、真空源に接続する、真空ポートおよび抜取ポートを有するであろう。具体的実施形態では、舌係合部材は、前方表面および後方表面を有し、前方表面は、患者の顎の平面に対して前方に傾斜され、上顎ブレースが上顎上にあるとき、舌の中間領域に係合するように配置される。通常、舌係合部材は、真空源に接続可能な一体型プレナムを有し、一体型プレナムに開放される、後方表面上に配置される少なくとも1つのポートを有する。典型的には、舌係合部材は、後方表面にわたって分散される複数のポートを有するであろう。舌係合部材の前方および後方表面は、通常、上顎上に位置付けられると、上顎ブレースの平面に対して45°〜60°の範囲内の角度で前方に傾斜される。舌係合部材の前方表面は、通常、後方表面と略平行であるであろう。
本発明の第2の側面では、軟口蓋を患者の口腔内で安定化させるための方法は、患者の舌の中間領域に対して部材を係合し、中間領域と患者の口蓋との間に隙間を提供するステップを含む。真空が、隙間内に印加され、軟口蓋および舌の後方領域をともに引き、患者の下顎が、真空を印加する間、上顎に対して前進させられる。同時に、図面によって下顎を前方に引き(下顎前方固定)、真空を印加し、軟口蓋を前方に引く(口腔圧療法)ことによって、潜在的により多くの患者に対して改良された療法が、提供される。特に、下顎前方固定または口腔圧療法のいずれかが適用される必要がある程度が、低減されることができる、またはその完全治療用レベルにおいて、下顎前方固定および口腔圧療法の両方を適用することによって、組み合わせられた療法の有効性は、いずれかの療法のみと比較して、増加されることができる。
下顎を上顎に対して前進させることは、典型的には、上顎を上顎ブレース内に捕捉し、下顎を下顎ブレース内に捕捉することを備える。ブレースは、顎がともに閉鎖されると、下顎ブレースが上顎ブレースに対して前方方向に移動するように接続される。そのような療法は、典型的には、4mm〜12mm、通常、5mm〜10mmの距離および範囲だけ、下顎を上顎に対して前進させる。
上および下顎ブレースをともに取着するための具体的手段が、前述された。同様に、真空を患者の口腔内に印加するための具体的技法もまた、前述された。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
患者の口腔内への一時的留置のための口腔用デバイスであって、前記デバイスは、
上顎ブレースと、
下顎ブレースと、
前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースのうちの少なくとも1つに結合されている舌係合部材であって、前記舌係合部材は、前記上顎ブレースが上顎に位置付けられているとき、舌の中間領域に係合するように配置されている、舌係合部材と
を備え、
前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースは、前記下顎ブレースが前記上顎ブレースに対して前方方向に前進されるように接続されている、口腔用デバイス。
(項目2)
前記上および下顎ブレースはそれぞれ、歯列全体に位置付けられるように構成されているU形状咬合プレートを備える、項目1に記載の口腔用デバイス。
(項目3)
前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースは、一対の剛性連結部によって接続され、各連結部は、一端において前記上ブレースに枢動可能に取着され、別端において前記下ブレースに枢動可能に取着されていることにより、前記ブレースが開閉することを可能にする、項目1に記載の口腔用デバイス。
(項目4)
前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースは、前記ブレース上に形成された支柱にわたって固着されている一対の弾性バンドによって接続されている、項目1に記載の口腔用デバイス。
(項目5)
前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースは、相互に固定して取着されている、項目1に記載の口腔用デバイス。
(項目6)
前記下顎ブレースは、前記上および下顎ブレースがともに閉鎖されるとき、4mm〜12mmの範囲内の距離だけ、前記上顎ブレースに対して前進される、項目1に記載の口腔用デバイス。
(項目7)
前記口腔用デバイスに接続可能な真空源をさらに備える、項目1に記載の口腔用デバイス。
(項目8)
前記真空源は、前記口腔用デバイスを通して、1cmH O〜100cmH Oの範囲内で真空を引くように適合されている、項目7に記載の口腔用デバイス。
(項目9)
前記舌係合部材は、真空ポートおよび抜取ポートを有し、前記真空ポートおよび前記抜取ポートは、前記口腔内に部分真空を維持しながら、前記舌係合部材を通る連続気流を可能にする、項目7に記載の口腔用デバイス。
(項目10)
前記舌係合部材は、前方表面および後方表面を有し、前記前方表面は、前記患者の顎の平面に対して前方に傾斜され、前記上顎ブレースが前記上顎上にあるときに前記舌の中間領域に係合するように配置されている、項目7に記載の口腔用デバイス。
(項目11)
前記舌係合部材は、少なくとも1つのポートを用いて、前記真空源に接続可能な一体型プレナムを有し、前記少なくとも1つのポートは、前記舌係合部材の後方表面上に配置され、前記一体型プレナムに開放する、項目10に記載の口腔用デバイス。
(項目12)
前記舌係合部材は、前記舌係合部材の後方表面にわたって分散されている複数のポートを有する、項目11に記載の口腔用デバイス。
(項目13)
前記舌係合部材の前方表面および後方表面は、前記上顎上に位置付けられているとき、前記上顎ブレースの平面に対して45度〜60度の範囲内の角度で前方に傾斜されている、項目12に記載の口腔用デバイス。
(項目14)
前記舌係合部材の前方表面は、前記舌係合部材の後方表面と略平行である、項目13に記載の口腔用デバイス。
図1は、鼻腔および口腔の関連生体構造を図示する。 図2は、本発明の口腔用デバイスを定位置に伴う、鼻腔および口腔の関連生体構造を図示する。 図3Aおよび3Bは、本発明の原理に従って構築された口腔用デバイスの実施形態を図示し、図3Aは、前方から後方への斜視図を提供し、図3Bは、後方から前方への斜視図を示す。 図4Aおよび4Bは、上および下顎ブレースがともに閉鎖されて示される、図3Aおよび3Bの口腔用デバイスの概略側面図であり、図3Aでは、下ブレースは、上ブレースに対して前方方向に前進させられており、図3Bでは、上および下ブレースは、開放されている。 図5は、相互に恒久的に添着された上および下顎ブレースを有する、本発明の口腔用デバイスの代替実施形態の側面図である。
図1を参照して、閉塞型睡眠時無呼吸症(OSA)に関連する口腔および鼻腔の生体構造と、本発明のデバイスの設置を説明する。患者の上歯UTは、硬口蓋HPの中で固着され、下歯LTは、下顎または下顎骨LJの中で固着される。軟口蓋SPは、硬口蓋から後方または後方向かつ下方向に延在し、硬口蓋および軟口蓋はともに、鼻気道NAと口腔OCを分割する。口腔の下方範囲は、この図では、大部分は舌Tの上面によって画定され、軟口蓋SPおよび舌の両方が、図1の実線および破線で示された位置の間で移動が可能な可動性構造であることが理解されるであろう。鼻気道NAは、概して、軟口蓋SPおよび舌Tの後ろで気道を画定する、咽頭Pの中へ下方に延在する。太い鎖線で示された、舌および軟口蓋上の領域は、咽頭反射GRに関与している部位である。
閉塞型睡眠時無呼吸症は、軟口蓋、舌、または両方が、咽頭Pの裏面または後面に接触するように後方向に移動すると発生する。軟口蓋および/または舌の後方運動はまた、咽頭Pに接触せずに気道のサイズを低減し、部分閉塞を引き起こす場合もある。軟口蓋および舌の後ろの気道の一時的閉塞は、OSAの特徴を示し、通常はいびきと関連付けられる、乱れた呼吸パターンを引き起こすであろう。
本明細書で使用されるような、「上方」とは、口腔の最上部(または頭頂部)に向かった方向を指し、「下方」とは、上方向とは反対の方向を指し、「前方」は、口腔または唇の正面に向かった方向を指し、および「後方」は、前方向とは反対の、口腔および気道の奥に向かった方向を指す。「開存性」および「気道」という用語は、鼻腔から、軟口蓋および舌の後部の概して後ろに位置する気管の中へ通じる、気道の開放または開通を指す。気道開存性を改善するために、気道は、通常の睡眠周期である期間にわたって、断続的または一時的に、完全または部分的に閉塞されてもよいが、気道は、患者の未治療状態であるよりも、開いているか、または部分的に開いている。「軟口蓋の上部分」とは、硬口蓋に接続する端から、軟口蓋の遊離下方先端に向かって約1/3〜1/2の点まで、下方に延在する軟口蓋の上部分を指す。舌の「内側領域」または「内側面」という語句は、患者の舌の前部先端から実質的に後方に、および咽頭反射を開始する領域の直前または前方に離間している、舌の上面を指す。患者によって異なる場合があるが、内側領域は、概して、舌の前部先端と舌の後端(後端は、口腔内の最後部である舌の上の場所である)との間に延在する、舌の上面の中央3分の1となり、すなわち、内側面は、通常、舌の前部先端から舌の後端までの距離の少なくとも約1/3、より好ましくは、少なくとも約1/2である、舌の面積を含む。好ましくは、内側領域は、硬口蓋の前端と後端との間の中間より後方にある舌の上の面積を含む。「確保領域」という語句は、本発明の方法およびデバイスによって確保される、舌の上方および/または後方の空間または体積を指す。確保は、通常、同時に、舌を前方方向に前進させ、舌を後方方向に押圧し、確保領域を開放または維持し、陰圧をもたらし、軟口蓋を舌に対して牽引するように、典型的には、舌に係合し、口腔内に係留される、部材または要素を使用して、ブレースが、上下歯間に位置付けられると、舌の上表面に対して、ブレースの平面に対して前面に傾斜される、表面に係合することによって、達成されるであろう。「真空」という用語および「陰圧」という語句はそれぞれ、典型的には、制御された吸引によって確保領域の中で維持される、完全または部分真空を指し、その場合、圧力は、主に局所大気圧以下で5cmHO〜150cmHOの範囲で維持される。「咬合面」は、患者が上下の歯を咬み合わせると上下の歯が接触する、平面である。
ここで図2を参照すると、本発明の方法を実施する際の、上顎ブレース12、下顎ブレース14、および舌係合部材16を備える、口腔用デバイス10の使用が、概して、説明される。口腔用デバイス10は、患者によって、患者の口腔OC内に留置される。上顎ブレース12は、上歯UTにわたって留置され、下ブレースは、下歯LTにわたって留置される。患者の顎が、概して、ともに閉鎖されると、上顎ブレース12および下顎ブレース14は、ブレースの咬合表面が、概して、相互に直接接触し、舌係合部材16が、舌の中間領域にわたって位置付けられ、口腔OC内で舌を隆起させるのを支援し、舌を患者の気道から前方に押動させるように、合体されるであろう。同時に、典型的には、舌係合部材上に形成される(但し、随意に、口腔用デバイス10上の他の場所に形成される)ポートを通して、真空を口腔内に印加することによって、患者の軟口蓋SPは、図2の矢印Aによって示されるように、前方方向に前方に引かれ、患者の気道をさらに広げるであろう。
ここで図3Aおよび3Bを参照すると、例示的口腔用デバイス10の上顎ブレース12および下顎ブレース14は、デバイスの各側に1つずつの連結部18Aおよび18Bによって、ともに継合されることができる。連結部は、剛性であり、例えば、図3Aおよび3Bに図示されるように、ねじによって、上顎ブレース12および下顎ブレース14に固定して固着されてもよい。そのような固定された連結部の長さは、調節可能であることができ、例えば、所望の治療位置に係止されることができる、伸縮自在構造として形成される。加えて、連結部18は、それぞれ、枢動取着部によって、上および下顎ブレースに取着されてもよい。取着部が、枢動すると、患者は、顎ブレースを歯上に維持しながら、少なくとも部分的に、その顎を開閉させることが可能となるであろう。しかしながら、顎のそのような移動は、連結部18Aおよび18Bもまた、伸長可能であり、顎が開閉するために必要な自由度を提供しない限り、困難であろう。上および下顎ブレースが固定される場合、当然ながら、患者は、ブレースを装着しながら、その顎を開閉させることが不可能であろう。
舌係合部材16は、典型的には、その後方表面上に形成される、1つまたはそれを上回る真空ポート20を有するであろう。これらの真空ポート20は、一対の真空ライン24によって、真空源22に接続される。部分真空は、真空源22を使用して、患者の口腔内に維持されてもよい。通常、真空ライン24Aは、空気が抜き取られる間、ライン24Bによって、舌係合部材に接続される。それぞれ、ライン24Aおよび24Bを通して提供される真空および空気抜取を制御することによって、真空源は、標的真空を口腔内に前述の範囲内で維持することができる。好適な真空制御システムは、前述で参照することによって本明細書に組み込まれる共同所有特許および係属中の特許出願に説明されている。
口腔用デバイス10の側面図が、図4Aおよび4Bに示される。4Aでは、上顎ブレース12は、デバイス10が、概して、いびきおよび睡眠時無呼吸を阻止するために装着される構成では、下顎ブレース14に対して下向きに閉鎖される。しかしながら、デバイス10の構造の特定の利点は、患者がその口を開放する必要がある場合、連結部18Aおよび18B(18Aのみ図4Aおよび4Bに示される)が、患者が、ブレースをその歯から外すことなく、その口を開放することを可能にするように枢動および延在することができることである。しかしながら、閉鎖されると、上ブレースは、再び、図4Aに示されるように、下ブレースに対して前方に延在するであろう。
代替構成では、図5に示されるように、上顎ブレース12および下顎ブレース14は、相互に対して開閉されることができないように、恒久的に添着されてもよい。例えば、構成要素は、統合型またはモノリシック構造として成形または形成されてもよい。代替として、顎ブレースは、糊着、熱シール、または別様に、例えば、恒久的ねじを使用して、ともに取着されてもよい。
本発明の好ましい実施形態が、本明細書に図示および説明されたが、そのような実施形態が一例として提供されるにすぎないことは、当業者に明白となるであろう。ここで、多数の変形例、変更、および代用が、本発明から逸脱することなく、当業者に想起されるであろう。本明細書に説明される本発明の実施形態の種々の代替が、本発明を実践する際に採用されてもよいことを理解されたい。以下の請求項は、本発明の範囲を定義し、これらの請求項およびその均等物の範囲内の方法および構造は、それによって網羅されることが意図される。

Claims (11)

  1. 患者の口腔内への一時的留置のための口腔用デバイスであって、前記デバイスは、
    上顎ブレースと、
    下顎ブレースと、
    前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースのうちの少なくとも1つに結合されている舌係合部材であって、前記舌係合部材は、前記上顎ブレースが上顎に位置付けられているとき、舌の中間領域に係合するように配置されている、舌係合部材と
    を備え、
    前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースは、前記下顎ブレースが前記上顎ブレースに対して前方方向に前進されるように接続されており、
    前記上顎ブレースおよび前記下顎ブレースは、一対の剛性連結部によって接続され、各連結部は、一端において前記上ブレースに枢動可能に取着され、別端において前記下ブレースに枢動可能に取着されていることにより、前記ブレースが開閉することを可能にする、口腔用デバイス。
  2. 前記上および下顎ブレースはそれぞれ、歯列全体に位置付けられるように構成されているU形状咬合プレートを備える、請求項1に記載の口腔用デバイス。
  3. 前記下顎ブレースは、前記上および下顎ブレースがともに閉鎖されるとき、4mm〜12mmの範囲内の距離だけ、前記上顎ブレースに対して前進される、請求項1に記載の口腔用デバイス。
  4. 前記口腔用デバイスに接続可能な真空源をさらに備える、請求項1に記載の口腔用デバイス。
  5. 前記真空源は、前記口腔用デバイスを通して、1cmHO〜100cmHOの範囲内で真空を引くように適合されている、請求項に記載の口腔用デバイス。
  6. 前記舌係合部材は、真空ポートおよび抜取ポートを有し、前記真空ポートおよび前記抜取ポートは、前記口腔内に部分真空を維持しながら、前記舌係合部材を通る連続気流を可能にする、請求項に記載の口腔用デバイス。
  7. 前記舌係合部材は、前方表面および後方表面を有し、前記前方表面は、前記患者の顎の平面に対して前方に傾斜され、前記上顎ブレースが前記上顎上にあるときに前記舌の中間領域に係合するように配置されている、請求項に記載の口腔用デバイス。
  8. 前記舌係合部材は、少なくとも1つのポートを用いて、前記真空源に接続可能な一体型プレナムを有し、前記少なくとも1つのポートは、前記舌係合部材の後方表面上に配置され、前記一体型プレナムに開放する、請求項に記載の口腔用デバイス。
  9. 前記舌係合部材は、前記舌係合部材の後方表面にわたって分散されている複数のポートを有する、請求項に記載の口腔用デバイス。
  10. 前記舌係合部材の前方表面および後方表面は、前記上顎上に位置付けられているとき、前記上顎ブレースの平面に対して45度〜60度の範囲内の角度で前方に傾斜されている、請求項に記載の口腔用デバイス。
  11. 前記舌係合部材の前方表面は、前記舌係合部材の後方表面と略平行である、請求項10に記載の口腔用デバイス。
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