JP6545725B2 - チューンアウェイ中のharq失敗時の高速rlc再送信 - Google Patents
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Description
[0001]本出願は、その全体がともに参照により本明細書に組み込まれる、2014年6月23日に出願された米国仮特許出願第62/015,946号、および2015年6月22日に出願された米国特許出願第14/746,533号の利益を主張する。
例示的なワイヤレス通信システム
[0027]図1は、本開示の態様が実施され得るLTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。たとえば、ユーザ機器(UE)102は、第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用してeNB106とのハイブリッド自動再送要求(HARQ)通信を実施し得る。UE102は、HARQ通信を実施しながら、第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの無線構成要素のチューンアウェイを検出し得、チューンアウェイの完了時に、UE102は、eNB106へチューンアウェイにより、送信されることに失敗したeNB106への再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールし得る。
チューンアウェイ中のHARQ失敗時の例示的な高速RLC再送信
[0058]無線チューンアウェイは、ワイヤレス通信システムにおいてますます一般的になっている特徴である。無線チューンアウェイは、無線周波数(RF)構成要素におけるより高い機能性と低減されたコストとを可能にし得る。無線チューンアウェイは、デュアル加入者識別モジュール(SIM:Subscriber Identity Module)デュアルスタンバイ(DSDS:Dual SIM Dual Standby)、デュアルSIMデュアルアクセス(DSDA:Dual SIM Dual Access)、または単一無線LTE(SRLTE:Single Radio LTE)をサポートするデバイスにおいて使用され得る。ユーザ機器(UE)(たとえば、UE102など)は、第1のRFから、異なるエアインターフェース技術、異なるRF、または異なるSIMに関係するエアインターフェースなどを含み得る、通信の異なる手段にチューンアウェイし得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法であって、
第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用して基地局(BS)との通信を実施することと、
前記通信を実施しながら、前記第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの前記無線構成要素のチューンアウェイを検出することと、
前記チューンアウェイの完了時に、前記BSへの再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールすることと、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットが、前記チューンアウェイにより、送信されることに失敗した1つまたは複数のパケットである、を備える、方法。
[C2]
前記第1のエアインターフェースが前記UEの第1の加入者識別モジュール(SIM)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが前記UEの第2のSIMに関連付けられる、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のエアインターフェースが第1の無線アクセス技術(RAT)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが第2のRATに関連付けられる、C1に記載の方法。
[C4]
前記1つまたは複数のパケットは、
前記チューンアウェイによりそれの送信が失敗したと仮定されるトランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)
を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記通信がハイブリッド自動再送要求(HARQ)通信を備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットがHARQパケットを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数のパケットが、無線リンク制御(RLC)レイヤにおける再送信のためにスケジュールされる、C1に記載の方法。
[C7]
非確認応答モード(UM)無線ベアラ上で前記1つまたは複数のスケジュールされたパケットを前記BSに再送信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記UEと前記BSとの間のリンクの品質を決定するために使用される再送信カウンタを維持することと、
前記1つまたは複数のパケットの前記スケジュールされた再送信について前記再送信カウンタを増分しないことと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記1つまたは複数のパケットの前記スケジュールされた再送信の後の時間期間内に前記BSから無線リンク制御(RLC)否定応答(NACK)を受信することと、
前記RLC NACKが前記1つまたは複数のパケットのうちのパケットに対応すると決定することと、
前記決定に基づいて、前記RLC NACKへの応答を生成しないと決定することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて、トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)を追跡すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のPDUを追跡することは、
前記1つまたは複数のPDUの論理チャネルID(LC_ID)、および前記1つまたは複数のPDUがデータPDUを備えるのか制御PDUを備えるのか、のうちの少なくとも1つを追跡すること
を備える、C10に記載の方法。
[C12]
トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のPDUを追跡することが、
データPDUのシーケンス番号、セグメントオフセット、およびペイロードサイズのうちの少なくとも1つを追跡すること
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用して基地局(BS)との通信を実施するための手段と、
前記通信を実施しながら、前記第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの前記無線構成要素のチューンアウェイを検出するための手段と、
前記チューンアウェイの完了時に、前記BSへの再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールするための手段と、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットが、前記チューンアウェイにより、送信されることに失敗した1つまたは複数のパケットである、
を備える、装置。
[C14]
前記第1のエアインターフェースが前記UEの第1の加入者識別モジュール(SIM)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが前記UEの第2のSIMに関連付けられる、C13に記載の装置。
[C15]
前記第1のエアインターフェースが第1の無線アクセス技術(RAT)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが第2のRATに関連付けられる、C13に記載の装置。
[C16]
前記1つまたは複数のパケットは、
前記チューンアウェイによりそれの送信が失敗したと仮定されるトランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)
を備える、C13に記載の装置。
[C17]
前記通信がハイブリッド自動再送要求(HARQ)通信を備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットがHARQパケットを備える、C13に記載の装置。
[C18]
前記1つまたは複数のパケットが、無線リンク制御(RLC)レイヤにおける送信のためにスケジュールされる、C13に記載の装置。
[C19]
非確認応答モード(UM)無線ベアラ上で前記1つまたは複数のスケジュールされたパケットを前記BSに再送信するための手段
をさらに備える、C13に記載の装置。
[C20]
前記UEと前記BSとの間のリンクの品質を決定するために使用される再送信カウンタを維持するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記再送信カウンタを維持する手段が、前記1つまたは複数のパケットの前記スケジュールされた再送信について前記再送信カウンタを増分しない、
C13に記載の装置。
[C21]
前記1つまたは複数のパケットの前記スケジュールされた再送信の後の時間期間内に前記BSから無線リンク制御(RLC)否定応答(NACK)を受信するための手段と、
前記RLC NACKが前記1つまたは複数のパケットのうちのパケットに対応すると決定するための手段と、
前記決定に基づいて、前記RLC NACKへの応答を生成しないと決定するための手段と
をさらに備える、C13に記載の装置。
[C22]
無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて、トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)を追跡するための手段をさらに備える、C13に記載の装置。
[C23]
トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のPDUを追跡することは、
前記1つまたは複数のPDUの論理チャネルID(LC_ID)、および前記1つまたは複数のPDUがデータPDUを備えるのか制御PDUを備えるのか、のうちの少なくとも1つを追跡すること
を備える、C22に記載の装置。
[C24]
トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のPDUを追跡することが、
データPDUのシーケンス番号、セグメントオフセット、およびペイロードサイズのうちの少なくとも1つを追跡すること
をさらに備える、C23に記載の装置。
[C25]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用して基地局(BS)との通信を実施することと、
前記通信を実施しながら、前記第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの前記無線構成要素のチューンアウェイを検出することと、
前記チューンアウェイの完了時に、前記BSへの再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールすることと、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットが、前記チューンアウェイにより、送信されることに失敗した1つまたは複数のパケットである、
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える、装置。
[C26]
前記第1のエアインターフェースが第1の無線アクセス技術(RAT)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが第2のRATに関連付けられる、C25に記載の装置。
[C27]
前記1つまたは複数のパケットは、
前記チューンアウェイによりそれの送信が失敗したと仮定されるトランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)
を備える、C25に記載の装置。
[C28]
前記通信がハイブリッド自動再送要求(HARQ)通信を備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットがHARQパケットを備える、C25に記載の装置。
[C29]
前記1つまたは複数のパケットが、無線リンク制御(RLC)レイヤにおける送信のためにスケジュールされる、C25に記載の装置。
[C30]
第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用して基地局(BS)との通信を実施することと、
前記通信を実施しながら、前記第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの前記無線構成要素のチューンアウェイを検出することと、
前記チューンアウェイの完了時に、前記BSへの再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールすることと、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットが、前記チューンアウェイにより、送信されることに失敗した1つまたは複数のパケットである、を行うためのコンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体。
Claims (14)
- ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法であって、
第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用して基地局(BS)との通信を実施することと、
前記通信を実施しながら、前記第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの前記無線構成要素のチューンアウェイを検出することと、
前記チューンアウェイの完了時に、前記BSへの自律再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールすることと、ここにおいて、前記チューンアウェイの完了時は、前記チューンアウェイの検出が完了した時、または前記検出されたチューンアウェイが完了した時である、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットが、前記チューンアウェイにより、送信されることに失敗した、または失敗したと仮定される1つまたは複数のパケットであり、ここにおいて、前記自律再送信は、前記BSから要求またはフィードバックを最初に受信することなしに実施される、
を備える、方法。 - 前記第1のエアインターフェースが前記UEの第1の加入者識別モジュール(SIM)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが前記UEの第2のSIMに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のエアインターフェースが第1の無線アクセス技術(RAT)に関連付けられ、前記第2のエアインターフェースが第2のRATに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のパケットは、
前記チューンアウェイによりそれの送信が失敗したと仮定されるトランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記通信がハイブリッド自動再送要求(HARQ)通信を備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットがHARQパケットを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のパケットが、無線リンク制御(RLC)レイヤにおける再送信のためにスケジュールされる、請求項1に記載の方法。
- 非確認応答モード(UM)無線ベアラ上で前記1つまたは複数のスケジュールされたパケットを前記BSに再送信すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記UEと前記BSとの間のリンクの品質を決定するために使用される再送信カウンタを維持することと、
前記1つまたは複数のパケットの前記スケジュールされた再送信について前記再送信カウンタを増分しないことと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記1つまたは複数のパケットの前記スケジュールされた再送信の後の時間期間内に前記BSから無線リンク制御(RLC)否定応答(NACK)を受信することと、
前記RLC NACKが前記1つまたは複数のパケットのうちの1つのパケットに対応すると決定することと、
前記決定に基づいて、前記RLC NACKへの応答を生成しないと決定することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて、トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のプロトコルデータユニット(PDU)を追跡すること
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のPDUを追跡することは、
前記1つまたは複数のPDUの論理チャネルID(LC_ID)、および前記1つまたは複数のPDUがデータPDUを備えるのか制御PDUを備えるのか、のうちの少なくとも1つを追跡すること
を備える、請求項10に記載の方法。 - トランスポートブロック上で搬送された1つまたは複数のPDUを追跡することが、
データPDUのシーケンス番号、セグメントオフセット、およびペイロードサイズのうちの少なくとも1つを追跡すること
をさらに備える、請求項11に記載の方法。 - ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
第1のエアインターフェースにチューニングされた無線構成要素を使用して基地局(BS)との通信を実施するための手段と、
前記通信を実施しながら、前記第1のエアインターフェースから第2のエアインターフェースへの前記無線構成要素のチューンアウェイを検出するための手段と、
前記チューンアウェイの完了時に、前記BSへの自律再送信のために1つまたは複数のパケットをスケジュールするための手段と、ここにおいて、前記チューンアウェイの完了時は、前記チューンアウェイの検出が完了した時、または前記検出されたチューンアウェイが完了した時である、ここにおいて、前記1つまたは複数のパケットが、前記チューンアウェイにより、送信されることに失敗した、または失敗したと仮定される1つまたは複数のパケットであり、ここにおいて、前記自律再送信は、前記BSから要求またはフィードバックを最初に受信することなしに実施される、
を備える、装置。 - コンピュータに、請求項1から12のうちのいずれかに記載の方法を実施させるためのコンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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