JP6545563B2 - 印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置 - Google Patents

印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6545563B2
JP6545563B2 JP2015155189A JP2015155189A JP6545563B2 JP 6545563 B2 JP6545563 B2 JP 6545563B2 JP 2015155189 A JP2015155189 A JP 2015155189A JP 2015155189 A JP2015155189 A JP 2015155189A JP 6545563 B2 JP6545563 B2 JP 6545563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
kanji
collation
mark
registration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015155189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017033449A (ja
Inventor
真宣 青木
真宣 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2015155189A priority Critical patent/JP6545563B2/ja
Publication of JP2017033449A publication Critical patent/JP2017033449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6545563B2 publication Critical patent/JP6545563B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、金融機関における印鑑照合のための印鑑照合技術に関する。
金融機関において印鑑を照合する際、登録印と照合印の印影画像(印鑑イメージ)を重ね合わせ、ドットの位置やドットの数の比較を行い、照合結果に基づいて類似印か相違印かの判定を行っている。このような印鑑照合の技術が下記の特許文献1に開示されている。
特開2002−92617号公報
ここで、例えば、「水」と「氷」のように相違点が少ない漢字が使用された登録印と照合印の照合を従来の手法で行った場合、相違点が少ないため、高い照合率が算出される。この場合の登録印と照合印は本来相違するものであるため、相違印であると判定されなければならないが、高い照合率により、オペレータは類似印であると誤った判定をしてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、相違点が少ない漢字を使用した印鑑の照合であっても、正確な判断をさせ、照合精度を向上させることができる印鑑照合プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印鑑照合プログラムは、登録印と照合印の印鑑照合を行うための印鑑照合プログラムであって、前記登録印の登録時の署名に基づいて、前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に基づいて、前記照合印で使用されている漢字を特定するステップと、漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を示す特異点範囲情報に基づいて、特定された前記漢字の前記特異点範囲を特定するステップと、前記登録印の印影画像と前記照合印の印影画像の重ね合わせを行い、照合率を算出するとともに、特定された前記特異点範囲における特異点照合率を算出するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明の印鑑照合プログラムにおいて、前記漢字を特定するステップにおいて、前記登録印の登録時の署名にOCR(Optical Character Reader)を適用して得られる漢字コードによって前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に前記OCRを適用して得られる漢字コードによって前記照合印で使用されている漢字を特定することは、好ましい態様である。
また、本発明の印鑑照合プログラムにおいて、算出された前記照合率と前記特異点照合率に対して重み付けを行い、重み付けされた前記照合率と前記特異点照合率に基づいて、総合照合率を算出するステップを更に有することは、好ましい態様である。
また、本発明の印鑑照合方法は、登録印と照合印の印鑑照合を行う印鑑照合装置による印鑑照合方法であって、前記登録印の登録時の署名に基づいて、前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に基づいて、前記照合印で使用されている漢字を特定するステップと、漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を示す特異点範囲情報に基づいて、特定された前記漢字の前記特異点範囲を特定するステップと、前記登録印の印影画像と前記照合印の印影画像の重ね合わせを行い、照合率を算出するとともに、特定された前記特異点範囲における特異点照合率を算出するステップとを有する。
また、本発明の印鑑照合方法において、前記漢字を特定するステップにおいて、前記登録印の登録時の署名にOCRを適用して得られる漢字コードによって前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に前記OCRを適用して得られる漢字コードによって前記照合印で使用されている漢字を特定することは、好ましい態様である。
また、本発明の印鑑照合方法において、算出された前記照合率と前記特異点照合率に対して重み付けを行い、重み付けされた前記照合率と前記特異点照合率に基づいて、総合照合率を算出するステップを更に有することは、好ましい態様である。
また、本発明の印鑑照合装置は、登録印と照合印の印鑑照合を行う印鑑照合装置であって、前記登録印の登録時の署名に基づいて、前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に基づいて、前記照合印で使用されている漢字を特定する第1特定部と、漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を示す特異点範囲情報を格納する格納部と、前記特異点範囲情報に基づいて、特定された前記漢字の前記特異点範囲を特定する第2特定部と、前記登録印の印影画像と前記照合印の印影画像の重ね合わせを行い、照合率を算出するとともに、特定された前記特異点範囲における特異点照合率を算出する算出部とを備える。上記第1特定部は、後述する漢字特定部23に相当する。上記第2特定部は、後述する特異点特定部24に相当する。上記算出部は、後述する照合部25に相当する。
本発明によれば、相違点が少ない漢字を使用した印鑑の照合であっても、正確な判断をさせ、照合精度を向上させることができる。
実施の形態に係る印鑑照合装置を含む印鑑照合システムの一例を示す構成図である。 実施の形態における口座テーブルの一例を示す図である。 実施の形態における口座テーブルに格納された各顧客に関する情報を模式的に示した図である。 実施の形態における印鑑照合システムの印鑑登録の処理フローの一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る印鑑照合装置の機能ブロックの一例を示す機能ブロック図である。 実施の形態における漢字データテーブルの一例を示す図である。 実施の形態における漢字データテーブルに格納された各漢字に関する情報を模式的に示した図である。 実施の形態における類似漢字テーブルの一例を示す図である。 実施の形態における類似漢字テーブルに格納された類似漢字グループ番号に対応する特異点範囲を模式的に示した図である。 実施の形態における照合結果の表示例を示す図である。 実施の形態に係る印鑑照合装置を実現するためのハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。 実施の形態に係る印鑑照合装置の印影照合処理フローの一例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る印鑑照合装置を含む印鑑照合システムの一例を示す図である。図1に示すように、印鑑照合システム1は、印鑑照合装置2、画像読取装置3、印影データベース4から構成されており、印鑑照合装置2は、画像読取装置3及び印影データベース4と、無線又は有線のネットワークにより通信可能に接続されている。
印鑑照合装置2は、印影照合(以下、印鑑照合とも言う)を行う際に、金融機関の職員(オペレータ)によって使用される装置であって、登録印と照合印の印影データの照合を行い、照合結果を表示する。
画像読取装置3は、振込、出金、口座振替などの目的で顧客から提出される帳票(専用帳票とも言う)や、口座開設用帳票(自署名済、押印済)を読み取る装置であって、例えばスキャナなどである。画像読取装置3は、例えば、専用帳票を読み取ることで、読取データ(照合データ)、すなわち、照合顧客番号、照合本支店番号、照合口座番号、照合印影データ(照合印の印影画像とも言う)を取得する。
印影データベース4は、顧客の登録印の印影データなどを管理するものであって、例えば、図2Aに示すような、登録顧客番号、登録本支店番号、登録口座番号、登録印影データ(登録印の印影画像とも言う)、登録署名データ、登録署名漢字個数、登録署名漢字コードから構成される口座テーブルなどを記憶している。これらの情報は、印鑑の登録処理が行われることにより、口座テーブルに格納される。
ここで、印鑑の登録処理フローの一例について図3を用いて説明する。画像読取装置3は、顧客から提出された口座開設用帳票を読み取る(ステップS301)。印鑑照合装置2は、読み取られたデータを印影データベース4の口座テーブルに格納する(ステップS302)。口座開設用帳票から読み取られるデータは、登録顧客番号、登録本支店番号、登録口座番号、登録印影データ、登録署名データである。印鑑照合装置2は、読み取られた登録署名データを、不図示のOCRにかけ(適用し)、出力されるデータ、すなわち、署名された漢字の個数である登録署名漢字個数と、署名された漢字に対応した漢字コードを口座テーブルに格納する(ステップS303)。
OCRは、手書き文字や印字された文字を光学的に読み取り、前もって記憶されたパターンとの照合により文字を特定するものである。また、漢字コードは、各漢字に対して割り振られるコードであって、例えば、JISコードやシフトJISコードなどである。
図2Bは、図2Aに示す口座テーブルに格納された各顧客に関する情報を模式的に示したものである。
次に、実施の形態に係る印鑑照合装置の機能ブロックの一例について図4を用いて説明する。印鑑照合装置2は、照合印影データ取得部21、登録印影データ検索部22、漢字特定部23、特異点特定部24、照合部25、表示部26、記憶部27から構成されている。印鑑照合装置2の構成要素は、これらに限定されるものではなく、他の構成要素を含むものであってもよく、また1つの構成要素が複数の構成要素の役割を担うように構成されたものであってもよい。
照合印影データ取得部21は、画像読取装置3によって読み取られた照合印影データ及び照合顧客番号を取得する。
登録印影データ検索部22は、照合印影データ取得部21によって取得された照合顧客番号をキーとして、印影データベース4の口座テーブルを探索し、該当する登録顧客番号に関連付けられた登録印影データを取得する。
漢字特定部23(第1特定部とも言う)は、登録印や照合印で使用されている漢字を特定する。以下で漢字の具体的な特定方法について説明する。
漢字特定部23は、登録印影データ検索部22によって取得された登録印影データを格納する口座テーブルから、登録印影データに関連付けられて記憶された登録署名漢字コード(図2Aに示す口座テーブルでは、4つの漢字コード)を取得し、それぞれの漢字コードに対応する漢字を漢字データテーブルから探索して漢字を特定する。漢字データテーブルは、例えば、記憶部27に記憶されるテーブルであって、図5Aに示すテーブルである。
漢字データテーブルは、漢字コード、漢字データイメージ、類似漢字グループ番号から構成されている。漢字コードは、上述したように、各漢字に対して割り振られるコードである。漢字データイメージは、漢字コードに対応する漢字のイメージであり、例えばバイナリデータとして記憶されている。類似漢字グループ番号は、漢字コードに対応する漢字が属する、類似する漢字のグループの番号である。なお、類似漢字グループ番号が漢字データテーブルの構成要素でなくてもよい。この場合、後述する図6A及び図6Bの類似漢字グループ番号は漢字コードとなる。
図5Aの漢字データテーブルでは、漢字コードがそれぞれ異なるが、類似漢字グループ番号が同一であるものが示されていることから、それぞれの漢字は、異なる漢字であるが類似していることを示している。図5Bは、図5Aの漢字データテーブルの各漢字に関する情報を模式的に示した図である。
漢字データテーブルは、類似する漢字をあらかじめ関連付けて記憶しているが、印鑑照合を行う過程で類似すると思われる漢字があった場合には、オペレータがその都度、その漢字を関連付けて漢字データテーブルに登録するようにしてもよい。
なお、上述した例では、漢字を特定する際、登録印の口座テーブルの登録署名漢字コードを用いて漢字を特定しているが、この方法に限定されるものではない。例えば、専用帳票に記載された署名がスキャナで読み取られ、読み取られた署名データをOCRにかけ、出力される漢字コードから漢字を特定してもよい。また、漢字の特定方法は、署名データをOCRにかけるものに限定されるものではなく、他の方法によって漢字を特定してもよい。
特異点特定部24(第2特定部とも言う)は、特定された漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を特定する。以下で特異点範囲の具体的な特定方法について説明する。なお、この例では、特異点範囲はすべての漢字に存在するものとしているが、特異点範囲がない漢字が存在してもよく、その場合には、後述する特異点範囲に絞った照合は行われず、印影データ全体の照合(通常照合)のみが行われる。
特異点特定部24は、漢字特定部23によって特定された漢字に関連付けられた類似漢字グループ番号を漢字データテーブルから取得し、取得された類似漢字グループ番号をキーとして、類似漢字テーブルから該当する類似漢字グループ番号を探索し、探索された類似漢字グループ番号に関連付けられた特異点範囲情報を取得し、特異点範囲を特定する。類似漢字テーブルは、例えば、記憶部27に記憶されるテーブルであって、図6Aに示すテーブルである。なお、上述した漢字データテーブルと類似漢字テーブルを類似漢字データベースとして記憶部27に記憶してもよい。
類似漢字テーブルは、類似漢字グループ番号と特異点範囲情報から構成されている。特異点範囲情報は、類似漢字グループ番号のグループに属する漢字の特異点の範囲を示す。この例では、特異点範囲情報は、4つの座標情報によって示されており、これらの座標によって囲まれた範囲を特異点範囲としている。特異点範囲情報によって特定される特異点範囲を模式的に示したものを図6Bに示す。図6Bに示される特異点範囲は、類似漢字グループ番号「00001」のグループに属する漢字の特異点範囲である。なお、座標の原点については、漢字部分を含む切り出し領域の範囲内であればどこであってもよい。
照合部25(算出部とも言う)は、登録印影データと照合印影データを重ね合わせ、通常照合による照合率を算出するとともに、特異点範囲に絞った照合(重点照合)による照合率(特異点照合率)を算出する。通常照合による照合率以外に、特異点範囲に絞った特異点照合率が算出されることにより、相違点が少ない漢字を使用した印鑑の照合の場合でも、算出される特異点照合率に反映されるため、正確な照合判断をさせることができる。特異点照合率の算出では、登録署名漢字個数分の特異点照合率が算出される。なお、この例では、特異点範囲に絞った照合を行っているが、これに限られるものではなく、特異点範囲を含む漢字全体に絞った照合を行うようにしてもよい。
また、照合部25は、算出した通常照合による照合率や特異点照合率などの照合結果をディスプレイなどの表示部26に表示する。表示部26に表示される照合結果の表示例を図7に示す。この表示例では、照合印と、登録印と、照合印と登録印を照合した(重ね合わせた)照合結果の印が示されており、さらに、照合結果として、通常照合の照合率と、各重点照合(重点照合1から4)の照合率(特異点照合率)とが示されている。各重点照合の照合率は、4つの漢字それぞれの照合率を示している。
この例では、「己」と「巳」の重点照合の照合率が85%であり、他の漢字の照合率に比べて低い。すなわち、特異点範囲において、相違点が存在することを示している。図7の表示例では、「己」と「巳」を重ね合わせたものが、重点照合結果重点照合4として表示されており、オペレータは、この表示を見ることにより、相違部分を確認することができる。なお、他の漢字の重点照合の結果を見たい場合には、重点照合結果切替のアイコンを押下することにより、他の漢字の重点照合結果が表示される。
また、照合部25は、通常照合の照合率と各重点照合の照合率に対して、重要度などに応じた重み付けを行い、重み付けされた通常照合の照合率と各重点照合の照合率を足し合わせて総合照合率を算出し、算出した総合照合率を表示するようにしてもよい。
また、照合部25は、各漢字の特異点範囲と、類似する漢字データイメージを表示するようにしてもよい。また、照合部25は、次回以降に行われる照合の際で利用できるように、特定された特異点範囲と重点照合の結果を記憶部27に記憶するようにしてもよい。これにより、照合の精度向上に繋がる。
次に、実施の形態に係る印鑑照合装置を実現するためのハードウェア構成の一例について図8を用いて説明する。図8に示すように、ハードウェア構成は、例えば、CPU(Central Processing Unit)81、HDD(Hard Disk Drive)82、ROM(Read Only Memory)83、RAM(Random Access Memory)84、通信インタフェース(I/F)85、入力装置86、出力装置87、バス88を備えている。CPU81、HDD82、ROM83、RAM84、通信インタフェース(I/F)85、入力装置86、出力装置87は、例えば、バス88を介して互いに接続されている。
CPU81は、バス88を介して、HDD82などに格納される印鑑照合装置2の各種処理を行うためのプログラムを読み込み、読み込んだプログラムをRAM84に一時的に格納し、そのプログラムにしたがって各種処理を行うものであり、主として上述した漢字特定部23、特異点特定部24、照合部25として機能する。
HDD82には、印鑑照合装置2の各種処理を行うためのアプリケーションプログラムや、印鑑照合装置2の処理に必要なデータ(上述した漢字データテーブルや類似漢字テーブル)などが格納され、主として上述した記憶部27として機能する。
ROM83は、不揮発性メモリであって、ブートプログラムやBIOSなどのプログラムを記憶する。
RAM84は、揮発性メモリであって、CPU81に実行させるためのOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの一部が一時的に格納される。また、RAM84には、CPU81による処理に必要な各種データが格納される。
通信インタフェース(I/F)85は、外部(画像読取装置3や印影データベース4)とデータの送受信を行う。
入力装置86は、各種情報を入力するものであり、例えば、印鑑照合装置2を操作するために必要な情報(ID番号及びパスワード)などの入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。
出力装置87は、印鑑照合装置2(照合部25)で生成された照合結果などをディスプレイなどに表示するものであり、主として上述した表示部26として機能する。
バス88は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
次に、実施の形態に係る印鑑照合装置の印影照合処理フローの一例について図9を用いて説明する。照合印影データ取得部21は、画像読取装置3によって読み取られた照合印影データ及び照合顧客番号を取得する(ステップS901)。登録印影データ検索部22は、照合印影データ取得部21によって取得された照合顧客番号をキーとして、印影データベース4の口座テーブルを探索し、該当する登録顧客番号に関連付けられた登録印影データを取得する(ステップS902)。漢字特定部23は、取得された登録印影データを格納する口座テーブルから、登録印影データに関連付けられて記憶された登録署名漢字コードを取得し、それぞれの漢字コードに対応する漢字を漢字データテーブルから探索して漢字を特定する(ステップS903)。
特異点特定部24は、特定された漢字に関連付けられた類似漢字グループ番号を漢字データテーブルから取得し、取得された類似漢字グループ番号をキーとして、類似漢字テーブルから該当する類似漢字グループ番号を探索し、探索された類似漢字グループ番号に関連付けられた特異点範囲情報を取得し、特異点範囲を特定する(ステップS904)。
照合部25は、登録印影データと照合印影データを重ね合わせ、通常照合の照合率を算出するとともに、特定された特異点範囲に基づいて特異点照合率を算出する(ステップS905)。照合部25は、登録署名漢字個数分の特異点照合率を算出したか否かを判断し(ステップS906)、算出していない場合(ステップS906でNOの場合)、ステップS905に戻り、次の漢字の特異点照合率の算出を行う。一方、算出している場合(ステップS906でYESの場合)、照合部25は、算出された通常照合の照合率と特異点照合率を表示部26に表示する(ステップS907)。
なお、ステップS906において、照合部25が、登録署名漢字個数分の特異点照合率を算出したと判断した際に、上述した総合照合率を算出し、ステップS907において、算出された通常照合の照合率と特異点照合率とともに、総合照合率を表示するようにしてもよい。
上述したような印鑑照合装置、印鑑照合プログラム、印鑑照合方法によれば、相違点が少ない漢字を使用した印鑑の照合であっても、正確な判断をさせ、照合精度を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態では、印鑑照合装置の主な処理をCPUによるソフトウェア処理によって実行するものとして説明したが、この処理の全部又は一部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態は、上述したものに限定されるものではなく、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
1 印鑑照合システム
2 印鑑照合装置
3 画像読取装置
4 印影ベータベース
21 照合印影データ取得部
22 登録印影データ検索部
23 漢字特定部
24 特異点特定部
25 照合部
26 表示部
27 記憶部
81 CPU
82 HDD
83 ROM
84 RAM
85 I/F
86 入力装置
87 出力装置
88 バス

Claims (7)

  1. 登録印と照合印の印鑑照合を行うための印鑑照合プログラムであって、
    前記登録印の登録時の署名に基づいて、前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に基づいて、前記照合印で使用されている漢字を特定するステップと、
    漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を示す特異点範囲情報に基づいて、特定された前記漢字の前記特異点範囲を特定するステップと、
    前記登録印の印影画像と前記照合印の印影画像の重ね合わせを行い、照合率を算出するとともに、特定された前記特異点範囲における特異点照合率を算出するステップとを、
    コンピュータに実行させることを特徴とする印鑑照合プログラム。
  2. 前記漢字を特定するステップ、前記登録印の登録時の署名にOCRを適用して得られる漢字コードによって前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に前記OCRを適用して得られる漢字コードによって前記照合印で使用されている漢字を特定することを含むことを特徴とする請求項1に記載の印鑑照合プログラム。
  3. 算出された前記照合率と前記特異点照合率に対して重み付けを行い、重み付けされた前記照合率と前記特異点照合率に基づいて、総合照合率を算出するステップを更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印鑑照合プログラム。
  4. 登録印と照合印の印鑑照合を行う印鑑照合装置による印鑑照合方法であって、
    前記登録印の登録時の署名に基づいて、前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に基づいて、前記照合印で使用されている漢字を特定するステップと、
    漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を示す特異点範囲情報に基づいて、特定された前記漢字の前記特異点範囲を特定するステップと、
    前記登録印の印影画像と前記照合印の印影画像の重ね合わせを行い、照合率を算出するとともに、特定された前記特異点範囲における特異点照合率を算出するステップとを、
    有することを特徴とする印鑑照合方法。
  5. 前記漢字を特定するステップ、前記登録印の登録時の署名にOCRを適用して得られる漢字コードによって前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に前記OCRを適用して得られる漢字コードによって前記照合印で使用されている漢字を特定することを含むことを特徴とする請求項4に記載の印鑑照合方法。
  6. 算出された前記照合率と前記特異点照合率に対して重み付けを行い、重み付けされた前記照合率と前記特異点照合率に基づいて、総合照合率を算出するステップを更に有することを特徴とする請求項4又は5に記載の印鑑照合方法。
  7. 登録印と照合印の印鑑照合を行う印鑑照合装置であって、
    前記登録印の登録時の署名に基づいて、前記登録印で使用されている漢字を特定する、又は前記照合印の照合時の署名に基づいて、前記照合印で使用されている漢字を特定する第1特定部と、
    漢字における外観上の特徴部分である特異点範囲を示す特異点範囲情報を格納する格納部と、
    前記特異点範囲情報に基づいて、特定された前記漢字の前記特異点範囲を特定する第2特定部と、
    前記登録印の印影画像と前記照合印の印影画像の重ね合わせを行い、照合率を算出するとともに、特定された前記特異点範囲における特異点照合率を算出する算出部とを、
    備えることを特徴とする印鑑照合装置。
JP2015155189A 2015-08-05 2015-08-05 印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置 Expired - Fee Related JP6545563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015155189A JP6545563B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015155189A JP6545563B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017033449A JP2017033449A (ja) 2017-02-09
JP6545563B2 true JP6545563B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=57988283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015155189A Expired - Fee Related JP6545563B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6545563B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949630B2 (ja) * 1977-03-28 1984-12-04 株式会社日立製作所 パタ−ン認識装置
JP2898970B1 (ja) * 1998-07-10 1999-06-02 株式会社つくばソフト研究所 三次元印鑑登録・照合装置
JP2002042138A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Glory Ltd 画像照合装置、画像照合方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5190312B2 (ja) * 2008-07-22 2013-04-24 富士通フロンテック株式会社 印鑑照合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017033449A (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106415570A (zh) 动态键盘和触摸屏生物标识
US10929639B2 (en) Method and system for encoding fingerprint of things
US9082053B2 (en) Code pattern comprising information deciphered by digital device and operating system for same
WO2021212658A1 (zh) Ocr图像样本生成、印刷体验证方法、装置、设备及介质
JP2007109118A (ja) 入力指示処理装置および入力指示処理プログラム
JP6859977B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム
WO2019194028A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを記憶する記憶媒体
SE519014C2 (sv) Metod och anordning för igenkänning av ett handskrivet mönster
WO2018100669A1 (ja) 個体識別装置
JP2019191913A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2007328637A (ja) 帳票処理システム、帳票処理方法、プログラム、および光学読み取り帳票
JP6349817B2 (ja) 位置合わせ装置、位置合わせ方法及び位置合わせ用コンピュータプログラム
US10001890B2 (en) Touch tag recognizable through capacitive touch panel, information recognition method thereof and information providing method using same
JP6545563B2 (ja) 印鑑照合プログラム、印鑑照合方法、印鑑照合装置
KR20150024807A (ko) 지문 정보의 코딩 및 인식 시스템, 그리고 그 구동 방법
JP2009048655A (ja) 手書き入力装置、プログラムおよび手書き入力方法システム
JP2019175317A (ja) 文字認識装置、文字認識方法およびプログラム
JP6582464B2 (ja) 情報入力装置、およびプログラム
US20050249389A1 (en) Rjen fingerprint decoder
JP2014186659A (ja) 画像照合装置、画像照合方法、画像照合プログラム
JP6276890B1 (ja) 署名照合システム
US20220067339A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP2012234345A (ja) 帳票読取装置、角印検出方法、および、角印検出プログラム
Vibert et al. Comparative study of minutiae selection algorithms for iso fingerprint templates
JP2020190816A (ja) 文字読取装置及び文字読取装置用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6545563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees