JP6542338B2 - Ship maneuvering method using high mobility propulsion device - Google Patents
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Description
本発明は、港湾作業船等の、高度に操船性能を求められる比較的小型で、低速高機動推進装置を利用する操船方法に関する。 The present invention relates to a boat maneuvering method using a low speed, high mobility propulsion device, such as a harbor working vessel, which requires a high degree of maneuverability.
ポンプに水を吐出させ推力とする装置としては、ウォータージェット推進器が開発され、製品化されている。ウォータジェット推進器は、吐出させた水の反作用により前進推力を得て前進し、ベクタードノズルとスラストリバーサーを用いて、操船を行う装置となっている。
ウォータージェット推進艇に関する技術として、特開平10−236389号公報に記載のものが知られている。
A water jet propelling device has been developed and commercialized as a device for discharging water to a pump and using it as a thrust. The water jet propulsor obtains a forward thrust by the reaction of the discharged water and moves forward, and is a device for maneuvering a ship using a vectored nozzle and a thrust reverser.
As a technique regarding a water jet propulsion boat, the thing of Unexamined-Japanese-Patent No. 10-236389 is known.
特開平10−236389号公報の開示は、発明名称「ウォータージェットを推進動力とするタグボート」に係り、「立軸に取付けた円板に数個のプロペラを付け、これらのプロペラの向きを変えるようにしたものや、ノズル内にプロペラを設けて、ノズルと一緒にプロペラの向きを変えるもの等の従来のタグボート推進装置が、何れも水中に位置する推進装置(プロペラ)の向きを変えるものであり、船体に一基設けるのが普通で、被操作船を四方八方方向に操作するには不便である。また、何れも構造が複雑であって、特にノズルプロペラの場合は、ノズルがプロペラの性能を害する」等の従来技術上の課題を解決するために(同公報明細書段落番号0002及び0003参照)、「船体1の底部にウォータージェット水の吸引口を設け、その吸引口に連通する吸引ダクト3内にウォータージェットポンプ4を設置し、その吸引ダクト3の他端を開閉弁7を介して甲板上に設けた複数個の噴射ノズル2に連結したことを特長とする」構成とすることにより(同公報特許請求の範囲の請求項1の記載等参照)、「・・・タグボートを所望の方向に作動させることができるもので、吸引ポンプで吸引したウォータージェット水が持つエネルギーを全推力として利用できるとともに、ウォータージェット水の吸引ポンプと噴射ノズルとその回路に設けた開閉弁とよりなる簡単な構造で安価に製作可能であり、さらに、タグボートとして作動させるため操作も極めて簡単であり、従来装置に比較して卓効を有する」等の効果を奏するものである(同公報明細書段落番号0013参照)。
The disclosure of Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-236389 relates to an invention entitled "Tugboat powered by a water jet", and "Affixing several propellers to a disk attached to a vertical shaft, and changing the direction of these propellers. The conventional tugboat propulsion devices, such as the ones provided with a propeller in the nozzle and the direction of the propeller together with the nozzle, all change the direction of the propulsion device (propeller) located in the water, It is usually inconvenient to operate the controlled vessel in all directions, and it is inconvenient to operate the vessel in all directions, and the structure is complicated, and in the case of a nozzle propeller, in particular, the nozzle has the propeller performance. In order to solve the problems of the prior art such as “harm” (see the same specification, paragraphs 0002 and 0003), “the bottom of the
しかしながら、特開平10−236389号公報に開示のタグボートは,本来的に大型の船舶の舷側を押して接岸させるためのものであり、高度な操船性能に問題があった。すなわち、特開平10−236389号公報に開示のタグボート等は、比較的大出力であり、小回りがきかず、例えば、パイロットが本船に乗込むためのパイロットボートのような高度に操船性能を求められる比較的小型低速の船舶には不向きであった。 However, the tugboat disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-236389 is originally for pushing the shore side of a large ship to berth, and there is a problem with high maneuvering performance. That is, the tugboat etc. which are disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-236389 have a relatively large output and can not be turned small, for example, a comparison where the maneuvering performance is required at high altitude such as a pilot boat for a pilot to board the ship It was unsuitable for small and low speed ships.
そこで、特開平10−236389号公報に開示のタグボート等が、高度な操船性能に問題があったことに鑑み、港湾作業船等の高度に操船性能を求められる比較的小型で、低速のパイロットボート等の高機動推進装置を利用する操船方法を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the problem in the advanced maneuvering performance of the tugboat disclosed in JP-A-10-236389, a relatively small, low-speed pilot boat for which maneuvering performance is required at high altitudes such as harbor work vessels etc. Etc. It is an object of the present invention to provide a maneuvering method using a high mobility propulsion device such as
上記課題を解決するために、本願請求項1に係る発明は、船首にそれぞれ2基の船首ノズル及び船首流量調整弁、左舷側及び右舷側にそれぞれ各3基の舷側ノズル及び舷側流量調整弁、船尾にそれぞれ3基の船尾ノズル及び船尾流量調整弁とからなるジェット水流推進機と、船底に配置される取水口及び前記ジェット水流推進機に水流を供給するポンプ及び配管と、前記ジェット水流推進機への供給水量及び吐出方向を制御する制御装置と、を有する船舶の高機動推進装置による船舶操船方法であって、船舶「前進」の際には、船尾に配置される船尾ノズルからのみ水流を船尾方向に吐出させて船舶を船首方向に前進させ、船舶「後進」の際には、船首に配置される前記船首ノズルのみから水流を船首方向に吐出させて船舶を船尾方向に後進させ、船舶「微速調整」の際には、2基の前記船首ノズルから水流を吐出させると共に2基の前記船尾から水流を吐出させて船舶をその場に留まらせる細かな操船とし、船舶「右旋回」の際には、3基の前記船尾ノズルから水流を吐出させると共に左舷側に配置される船首側の前記左舷側ノズルから水流を吐出させて船舶を右方向に旋回させ、船舶「左旋回」の際には、3基の前記船尾ノズルから水流を吐出させると共に右舷側の船首側に配置される前記右舷側ノズルから水流を吐出させて船舶を左方向に旋回させ、船舶「その場回頭」の際には、左舷側船尾側に配置される前記左舷側と共に右舷側船首側に配置される前記右舷側ノズルから水流を吐出させて船舶をその場で旋回させ、船舶「定点維持」の際には、2基の前記船首ノズル及び2基の船尾両端側の前記船尾ノズルに加え、左舷側両端に配置の2基の前記左舷側ノズル及び右舷側両端に配置の前記右舷側ノズルから水流を吐出させて船舶をその場から動かないように操船し、船舶「横移動」の際には、3基の前記左舷側ノズルから水流を吐出させて船舶を左舷の横方向に並行に移動させ、船舶「横滑り前進」の際には、3基の前記左舷側ノズル及び3基の前記船尾ノズルから水流吐出を行う船舶の操船方法。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
(1)水の反作用を利用して推力を得ることは、ウォータージェット推進器と同様であるが、船舶の四周に複数配置したノズルにより、次のような従来の船では困難な高機動操船が可能という効果がある。
(2)定点維持、その場回頭、横移動、微速維持・調整、ドリフト時のヘディング維持等が可能となる。
(3)また、船外にプロペラ等の駆動装置を持たないため、係船ロープ等の巻き込み事故の恐れが無い。さらに、溺者救助等も安全に行える。
(4)船外にプロペラ状の推進器を持たないことにより、極端な浅喫水の船舶をデザインすることが可能であり、港湾に加えて、河川・湖沼・環礁等を航行する船舶に利用できる。
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
(1) It is similar to a water jet propulsor to obtain thrust using reaction of water, but the high maneuvering maneuvering which is difficult with the following conventional vessels is realized by the nozzles arranged on the four circumferences of the vessel. It has the effect of being possible.
(2) It becomes possible to maintain a fixed point, turn in place, move laterally, maintain and adjust speed, maintain heading during drift, etc.
(3) In addition, since there is no driving device such as a propeller on the outboard, there is no risk of a catching accident such as a mooring rope. In addition, it is possible to safely rescue the victims.
(4) By not having propeller-like propellers, it is possible to design vessels with extremely shallow drafts, which can be used for vessels navigating rivers, lakes, atolls, etc. in addition to ports. .
本発明に係る船舶の高機動推進装置を実施するための形態として一実施例を図面に基づき詳細に説明する。 An embodiment will be described in detail based on the drawings as an embodiment for implementing a high mobility propulsion device for a ship according to the present invention.
図1は、本発明に係る船舶の高機動推進装置を実施するための船舶の高機動推進装置の実施例1の概略を示す図であり、図1において、符号1は、高機動推進装置を搭載する船舶、2a、2bは、船首ノズル、3a、3b、3cは、左舷側ノズル、4a、4b、4cは、右舷側ノズル、5a、5b、5cは、船尾ノズル、6a、6bは、船首流量調整弁、7a、7b、7cは、左舷側流量調整弁、8a、8b、8cは、右舷側流量調整弁、9a、9b、9cは、船尾流量調整弁、10は、取水口、11は、ポンプ、12は、取水管、13は、船首尾配管、14は、舷側配管、15は、制御装置、16は、制御信号ラインである。
FIG. 1 is a view showing an outline of a first embodiment of a high mobility propulsion device for a vessel for carrying out a high mobility propulsion device for a boat according to the present invention, and in FIG. Ships 2a and 2b:
本実施例1に係る船舶の高機動推進装置が搭載される前記船舶1は、前述するように、港湾作業船等の高度に操船性能を求められる比較的小型で、低速のパイロットボートや溺者の迅速な救助等に用いられる小型ボート等、細かに自体に損傷を与えるなどのことがない比較的小型の船舶を前提とする。
The
図1から明らかなように、本実施例1に係る船舶の高機動推進装置は、前記船舶1の周囲に配置される各ノズル2a、2b、3a、3b・・・・・5a、5b、5cと、前記流量調整弁6a、6b・・・9a、9b、9cとからなり、本実施例1に係る船舶の高機動推進装置では、これらの前記各ノズル2a、2b、3a、3b・・・・・5a、5b、5c及び前記各流量調整弁6a、6b・・・9a、9b、9cとが、それぞれが一組としてそれぞれジェット水流式推進機を構成し、それぞれ接続される前記配管13、14からの前記ポンプ11の出力を調整して各ノズル2a〜5cからの水流が吐出されるように構成される。また、前記船首ノズル2a、2bは、船舶1の船首部の船首左右に配置され、前記左舷側ノズル3a、3b、3c及び前記右舷側ノズル4a、4b、4cは、それぞれ船首から順に左舷ノズル3a、3b、3c、右舷ノズル4a、4b、4cに配置され、さらに、前記船尾ノズル5a、5b、5cはそれぞれ左舷側、右舷側及び船尾中央に各3基ずつ、それぞれの中央部とその両側に所定の間隔で配置され、かつ、各ノズル2a〜5cは、自在に所定の角度に方向が向けられるように設置される。
また、これらのノズル2a〜5cは、船側船上に配置され、ノズルからの吐出水流が喫水面に噴射され、推力となるように配置される。
As is clear from FIG. 1, the high mobility propulsion device for a ship according to the first embodiment includes the
Moreover, these
なお、前記ポンプ11も流出量を調整でき、さらに、前記ノズル2a〜5cから吐出される流量は、前記流量調整弁6a〜9cにより細かく調整される。この結果、各ノズル2a〜5cから吐出される水流は、その方向並びに水流速が自在に調整できるように構成される。
そして、これらの各ノズル2a〜5cの方向並びに水流速の制御は、前記制御装置15から前記制御信号ライン16から前記配管13、14に沿ってそれぞれ各ノズル2a〜5c及び各水流調整弁6a〜9cに送られ、前記ノズル2a〜5c及び前記流量調整弁6a〜9cの水流速及び方向を制御する。
The
And control of the direction and water flow velocity of each of these
すなわち、前記船舶1の四周に複数のノズル2a〜5cが配置される構造とし、そして、船底に設けた前記取水口10より、前記ポンプ11を使用して取水し、前記配管12〜14によりそれぞれ連結された各ノズル2a〜5cに導き吐出させることにより、船舶推進力及び旋回力、後退力を得るように構成される。
なお、図1に示した本実施例1に係る船舶の高機動推進装置は、前記ポンプ11は1台のみを配置しているが、これは、複数台のポンプ(図示外)を搭載しても良く,搭載されるポンプの使用台数やそれらのポンプ能力によるポンプの吐出量を制御することにより、推進力、旋回力、後退力を調整するように構成される。すなわち、前記ノズル2a〜5cは、前記流量調整弁6a〜9cを介して前記配管13、14に連結されており、さらには、これらの配管13、14に沿って敷設される前記制御装置15からの制御信号1を前記制御信号ライン16から各ノズル2a〜5cの吐出量(推力)の調整や有無を制御可能としている。
That is, a plurality of
In the high mobility propulsion device for a ship according to the first embodiment shown in FIG. 1, only one
(実施例1に係る船舶の高機動推進装置を利用する船舶操船方法)
図2(a)〜(i)は、本実施例1に係る船舶の高機動推進装置を利用する船舶操船方法の概略を示す図であり、図2(a)は、船舶の「前進」の際の操船方法を,図2(b)は、同「後進」の際の操船方法を、図2(c)は、「微速調整」の際の操船方法、図2(d)は、「右旋回」の際の操船方法、図2(e)は、「左旋回」の際の操船方法、図2(f)は、「その場回頭」の際の操船方法、図2(g)は、「定点維持」の際の操船方法、図2(h)は、「横移動」の際の操船方法、図2(i)は、「横滑り前進」の際の操船方法を示す概略図である。
(Ship maneuvering method using the high mobility propulsion device for a vessel according to the first embodiment)
Fig.2 (a)-(i) is a figure which shows the outline of the ship maneuvering method using the high mobility propulsion apparatus of the ship based on the present Example 1, and Fig.2 (a) is "advancement" of a ship. Figure 2 (b) shows the maneuvering method for “reverse”, Figure 2 (c) shows the maneuvering method for “slow speed adjustment”, and Figure 2 (d) shows “right 2 (e) is the maneuvering method for “turn left”, FIG. 2 (f) is the maneuvering method for “situ turnaround”, FIG. 2 (g) is the maneuvering method for “turning”. 2 (h) is a schematic diagram showing the marine vessel maneuvering method in the case of "lateral movement", and FIG. 2 (i) is a schematic diagram showing the marine vessel maneuvering method in the case of "side slip advance". .
図2(a)〜(i)において、2a〜5cは、図1に示す前記船舶1の周囲に配置される各ノズルであり、図2(a)〜(i)の船舶1の中央に示す矢印は、当該船舶1の操船方向を示す。
In FIG. 2 (a)-(i), 2a-5c are each nozzle arrange | positioned around the said
図2(a)〜(i)に示すように、例えば、図2(a)に示す船舶の「前進」の際の操船方法では、船尾に配置される3基の前記船尾ノズル5a、5b、5cから水流を船尾方向に吐出させて船舶1を船首方向に前進させ、図2(b)に示す「後進」の際の操船方法では、船首に配置される2基の前記船首ノズル2a、2bから水流を船首方向に吐出させて船舶1を船尾方向に後進させ、図2(c)の「微速調整」の際の操船方法では、2基の前記船首ノズル2a、2bから水流を吐出させると共に2基の前記船尾ノズル5a、5cから水流を吐出させて船舶1をその場に留まらせる等の細かな操船を可能とし、図2(d)に示す「右旋回」の際の操船方法では、3基の前記船尾ノズル5a、5b、5cから水流を吐出させると共に前記左舷側ノズル3aから水流を吐出させて船舶1を右方向に旋回させ、図2(e)に示す「左旋回」の際の操船方法では、3基の前記船尾ノズル5a、5b、5cから水流を吐出させると共に前記右舷側ノズル4aから水流を吐出させて船舶1を左方向に旋回させ、図2(f)に示す「その場回頭」の際の操船方法では、前記左舷側ノズル3cと共に前記右舷側ノズル4aから水流を吐出させて船舶1をその場で旋回させ、図2(g)に示す「定点維持」の際の操船方法では、2基の前記船首ノズル2a、2b、2基の前記船尾ノズル5a、5cに加え、2基の前記左舷側ノズル3a、3cに2基の右舷側ノズル4a、4cから水流を吐出させて船舶1をその場から動かないようにさせ、図2(h)に示す「横移動」の際の操船方法では、3基の前記左舷側ノズル3a、3b、3cから水流を吐出させて船舶1を左舷の横方向に並行に移動させ、図2(i)に示す「横滑り前進」の際の操船方法では、3基の前記左舷側ノズル3a、3b、3c及び3基の前記船尾ノズル5a、5b、5cから水流吐出を行うことにより、船舶1を斜め右方向に移動させる等、それぞれの操船を可能とするものである。
As shown in FIGS. 2 (a) to 2 (i), for example, in the marine vessel maneuvering method at the time of “forward” of the ship shown in FIG. 2 (a), the three
なお、図2(a)から(i)に示す操船方法は、全ての操船方法を示すものではなく、適宜のノズル2aから5cから水流を吐出させて、その余の「逆回り旋回」や「横滑り後進」等の操船を可能とするものである。
また、図2(a)から(i)に示す操船方法は、前記制御装置15において、これらのノズル2a〜5c及び水流調整弁6a〜9cを制御することにより操船可能としたものであるが、それらのノズル2a〜5c等について、一つ一つを調整することなく、予め組み込まれた操船コンピュータ(図示外)及び操船プログラム(図示外)により、選択された操船ステップを実行することにより、上記操船等を行うことができるようにしても良いことは当然である。
The marine vessel maneuvering method shown in FIGS. 2 (a) to 2 (i) does not show all the marine vessel maneuvering methods, but the
The marine vessel maneuvering method shown in FIGS. 2 (a) to 2 (i) enables marine vessel maneuvering by controlling the
さらに、当該制御装置15について、GPS衛星(Global Positioning Satellite)からの位置情報を得るいわゆるGPS(Global Positioning System)を利用できる制御装置15としても良く、そのように構成することにより、例えば、溺れている人や漂流している人スマートホン等のGPS位置情報から前記ノズル2a〜5c等を制御することにより、迅速な人命救助を行うことが可能となる等の効果を期待できる。特に、このような人命救助の際の小型ボートとして利用することは、従来のスクリュ-等プロペラによる被救助者を損傷する恐れが軽減され、安全性が確保されることとなる。
Furthermore, the
本発明は、比較的小型低速のパイロットボートや溺者救助の際の小型ボートに搭載して利用される。 The present invention is used by being mounted on a relatively small low speed pilot boat or a small boat for rescue of a person.
1 高機動推進装置を搭載する船舶
2a、2b 船首ノズル
3a、3b、3c 左舷側ノズル
4a、4b、4c 右舷側ノズル
5a、5b、5c 船尾ノズル
6a、6b 船首流量調整弁
7a、7b、7c 左舷側流量調整弁
8a、8b、8c 右舷側流量調整弁
9a、9b、9c 船尾流量調整弁
10 取水口
11 ポンプ
12 取水管
13 船首尾配管
14 舷側配管
15 制御装置
16 制御信号ライン
1 Ship equipped with high
Claims (1)
船舶「前進」の際には、船尾に配置される船尾ノズルからのみ水流を船尾方向に吐出させて船舶を船首方向に前進させ、船舶「後進」の際には、船首に配置される前記船首ノズルのみから水流を船首方向に吐出させて船舶を船尾方向に後進させ、船舶「微速調整」の際には、2基の前記船首ノズルから水流を吐出させると共に2基の前記船尾から水流を吐出させて船舶をその場に留まらせる細かな操船とし、船舶「右旋回」の際には、3基の前記船尾ノズルから水流を吐出させると共に左舷側に配置される船首側の前記左舷側ノズルから水流を吐出させて船舶を右方向に旋回させ、船舶「左旋回」の際には、3基の前記船尾ノズルから水流を吐出させると共に右舷側の船首側に配置される前記右舷側ノズルから水流を吐出させて船舶を左方向に旋回させ、船舶「その場回頭」の際には、左舷側船尾側に配置される前記左舷側と共に右舷側船首側に配置される前記右舷側ノズルから水流を吐出させて船舶をその場で旋回させ、船舶「定点維持」の際には、2基の前記船首ノズル及び2基の船尾両端側の前記船尾ノズルに加え、左舷側両端に配置の2基の前記左舷側ノズル及び右舷側両端に配置の前記右舷側ノズルから水流を吐出させて船舶をその場から動かないように操船し、船舶「横移動」の際には、3基の前記左舷側ノズルから水流を吐出させて船舶を左舷の横方向に並行に移動させ、船舶「横滑り前進」の際には、3基の前記左舷側ノズル及び3基の前記船尾ノズルから水流吐出を行う船舶の操船方法。 Each bow 2 groups bow nozzle and the bow flow regulating valve, the jet comprising the port side and the 3 groups broadside nozzles and broadside flow control valve each on the starboard side, aft nozzle and aft flow control valve of each of the stern 3 group A ship having a water flow propelled device , an intake port disposed on the bottom of a ship, a pump and piping for supplying a water flow to the jet water flow propelled device, and a control device for controlling the amount of water supplied to the jet water flow propelled device and the discharge direction. A ship maneuvering method using the high mobility propulsion device of
At the time of ship "advance", the water flow is discharged in the stern direction only from the stern nozzle arranged at the stern to advance the ship forward, and at the time of ship "reverse", the bow arranged at the bow The water flow is discharged from the nozzle only in the bow direction to reverse the ship in the stern direction, and in the case of the vessel "fine speed adjustment", the water flow is discharged from the two bow nozzles and the water flow is discharged from the two sterns. The ship is kept in place and the ship is kept in place. When the ship "turns right", the stern nozzle discharges water from the three stern nozzles and the port side nozzle on the bow side disposed on the port side The water flow is discharged from the nozzle to turn the ship to the right, and when the ship "turns left", the water flow is discharged from the three stern nozzles and the starboard side nozzle disposed on the bow side of the starboard side Discharge the water flow to the left of the ship In the case of the vessel "in-place turnaround", the vessel is made to turn on the spot by discharging the water flow from the starboard side nozzle disposed on the starboard side bow side with the portside located on the portside stern side. In addition to the two bow nozzles and the two stern nozzles at the two stern ends, in the case of the vessel “fixed point maintenance”, the two stern nozzles arranged at the port side both ends and the starboard sides The jet stream is discharged from the right-hand side nozzle of the arrangement to maneuver the ship so as not to move from the place, and in the case of the ship “transverse movement”, the jet flow is delivered from the left-hand side three nozzles to port the ship The boat maneuvering method of the boat, wherein the boat is moved in parallel in the lateral direction of the vessel and the water discharge is performed from the three port side nozzles and the three stern nozzles at the time of the vessel "slippage forward".
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