JP6541881B2 - Air conditioner, air conditioner and refrigeration cycle device - Google Patents
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Description
この発明は、空気調和機、当該空気調和機を備えた空気調和装置および冷凍サイクル装置に関する。 The present invention relates to an air conditioner, an air conditioner provided with the air conditioner, and a refrigeration cycle apparatus.
従来、空気調和機、および当該空気調和機を備えた空気調和装置に備えられる室内機が知られている。たとえば特開2010−117110号公報(特許文献1)には、送風部の吹出口から熱交換器に隣接する位置までの渦型ケーシングの部分を、高さ方向および幅方向に拡大させたディフューザ部を有する室内機が開示されている。 BACKGROUND Conventionally, an air conditioner and an indoor unit provided in an air conditioner provided with the air conditioner are known. For example, according to Japanese Patent Application Laid-Open No. 2010-117110 (Patent Document 1), a diffuser portion in which a portion of a vortex type casing from a blower outlet of a blower portion to a position adjacent to a heat exchanger is enlarged in height and width directions. An indoor unit is disclosed.
従来の天井埋め込み型の空気調和機においては、送風部の吹出口の幅に対し、熱交換器の幅が大きいため、熱交換器を通過する風速分布が幅方向に不均一となっていた。このため熱交換器における圧力損失が増大し、ファンの駆動効率低下と騒音増大の原因となっていた。 In the conventional ceiling-embedded air conditioner, the width of the heat exchanger is larger than the width of the outlet of the air blowing unit, so the wind speed distribution passing through the heat exchanger is uneven in the width direction. For this reason, the pressure loss in the heat exchanger is increased, which causes the decrease in the driving efficiency of the fan and the increase in noise.
しかし特許文献1に開示された室内機においては、渦型ケーシングが熱交換器側に向けて幅方向の寸法が大きくなっている。このため送風部の吹出口の幅方向の寸法と熱交換器の幅方向の寸法との差が小さくなる。しかしディフューザ部が熱交換器側に向けて拡大する部分で急激に風路が拡大するため、風路壁面に沿って気流が広がりにくい。ディフューザ部にガイドを設けることにより気流が拡大しやすくなるが、ガイドにより圧力損失が発生するためディフューザ部の拡大による気流の改善の効果を十分に得ることが困難である。
However, in the indoor unit disclosed in
また1対の渦型ケーシングに挟まれた領域においては気流が乱れて渦が発生しやすい。このことも圧力損失の原因となる。 In the region between the pair of vortex casings, the air flow is disturbed and vortices are easily generated. This also causes pressure loss.
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガイドを設けることなくディフューザ部すなわちケーシング吹出口部に沿って気流を拡大することで、高効率で低騒音の空気調和機、空気調和装置および冷凍サイクル装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is a high efficiency and low noise air conditioner by expanding an air flow along a diffuser portion, that is, a casing outlet port portion without providing a guide. An air conditioning apparatus and a refrigeration cycle apparatus.
本発明の空気調和機は、ケースと、送風部と、熱交換器とを備える。送風部は、第1および第2ケーシングを含む。第1および第2ケーシングのそれぞれはケーシング吹出口部を含む。ケース内には、熱交換器が位置する第1領域と、送風部が位置する第2領域およびケーシング吹出口部の間の第3領域とを区画する仕切り部材を備える。第3領域の少なくとも一部には中空箱が配置されている。中空箱は、第1および第2ケーシングのケーシング吹出口部に面する部分の少なくとも一部に、ケーシング吹出口部の内部と中空箱の内部とを連通する開口部を有する。
本発明の空気調和機は、ケースと、送風部と、熱交換器とを備える。送風部は、第1および第2ケーシングを含む。第1および第2ケーシングのそれぞれはケーシング吹出口部を含む。第1および第2ケーシングにおけるケーシング吹出口部の間隔が、ケース吹出口に近づくほど狭くなるように、第1および第2ケーシングが並ぶ幅方向におけるケーシング吹出口部の幅はケース吹出口に近づくほど広くなる。ケース内には、熱交換器が位置する第1領域と、送風部が位置する第2領域およびケーシング吹出口部の間の第3領域とを区画する仕切り部材を備える。
The air conditioner of the present invention comprises a case, a blower, and a heat exchanger. The blower includes first and second casings. Each of the first and second casings includes a casing outlet. In the case, a partition member is provided which divides a first area in which the heat exchanger is located, and a second area in which the air blower is located and a third area between the casing outlet and the air outlet. A hollow box is disposed in at least a part of the third region. The hollow box has at least a part of the part facing the casing outlet of the first and second casings, and an opening communicating the inside of the casing outlet with the inside of the hollow box.
The air conditioner of the present invention comprises a case, a blower, and a heat exchanger. The blower includes first and second casings. Each of the first and second casings includes a casing outlet. The width of the casing outlet in the width direction in which the first and second casings are arranged is closer to the case outlet so that the distance between the casing outlets in the first and second casings becomes smaller toward the case outlet. Become wider. In the case, a partition member is provided which divides a first area in which the heat exchanger is located, and a second area in which the air blower is located and a third area between the casing outlet and the air outlet.
本発明によれば、熱交換器における風速分布が均一化され、高効率化と低騒音化とを図ることができる。 According to the present invention, the wind speed distribution in the heat exchanger is made uniform, and high efficiency and low noise can be achieved.
以下、本実施の形態について図に基づいて説明する。なお図中、同一符号は同一または対応部分を示すものとする。 Hereinafter, the present embodiment will be described based on the drawings. In the drawings, the same reference numerals indicate the same or corresponding parts.
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る多翼遠心型のファンを搭載する空気調和機としての室内機の斜視模式図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機としての室内機の内部構成を示す模式図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の内部構成を空気調和機の側面から見た模式図である。
FIG. 1 is a schematic perspective view of an indoor unit as an air conditioner equipped with a multi-blade centrifugal fan according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2: is a schematic diagram which shows the internal structure of the indoor unit as an air
図1および図2に示すように、空気調和機としての室内機は、空調対象の空間の天井裏に設置されたケース1を備えている。なお、ケース1の形状は任意の形状を採用できる。たとえば一例として、ケース1は直方体状に形成されている。ケース1は、上面部1aと、下面部1bと、側面部1cとを含む。
As shown to FIG. 1 and FIG. 2, the indoor unit as an air conditioner is equipped with
ケース1の側面部1cの内、1面にケース吹出口2が設けられている。ケース吹出口2の形状は任意の形状を採用し得る。ケース吹出口2の形状はたとえば矩形状である。また、ケース1の側面部1cのうち、ケース吹出口2が形成された面と反対側の面に、ケース吸込口8が形成されている。ケース吸込口8の形状は任意の形状を採用し得る。ケース吸込口8の形状はたとえば矩形状である。ケース吸込口8には、空気を除塵するフィルタが設けられていてもよい。ケース吸込口8は空気を吸い込み、これに対向するケース吹出口2は空気を吹き出す。
A
ケース1の内部には送風部が備えられている。送風部は、ケース1内に吸い込まれた空気をケース吸込口8からケース吹出口2まで送り込むために設けられている。またケース1の内部には、送風部とケース吹出口2との間に設けられた熱交換器6を備えている。その他ケース1の内部には、ファンモータ4と仕切り部材10,12(図5参照)とを備えている。なお仕切り部材10,12については後述する。
Inside the
送風部は、多翼遠心型のファン3と、たとえば渦型形状を有するケーシングとしての渦型ケーシング7とを含んでいる。渦型ケーシング7としてはケース1内に1対、第1ケーシング71および第2ケーシング72を、互いに間隔をあけて有している。ファン3は、複数すなわちたとえば1対の渦型ケーシング7のそれぞれの内部に配置されている。渦型ケーシング7にベルマウス5が形成されている。当該ベルマウス5により規定される開口部(渦型ケーシング吸込口9)に面するように、ファン3が配置されている。
The blower section includes a multi-blade
ファンモータ4は、たとえばケース1の上面部1aに固定されたモータサポート4aにより支持されている。ファンモータ4は回転軸X(図3参照)を有する。回転軸Xは、側面部1cのうちケース吸込口8が形成された面およびケース吹出口2が形成された面に対して平行に伸びるように配置されている。回転軸Xには、多翼遠心型のファン3が少なくとも1つ取り付けられている。図2に示した室内機では、2つのファン3が回転軸Xに取り付けられている。ファン3は、ケース吸込口8からケース1内に吸込まれケース吹出口2から対象空間へと吹出される空気の流れを作る。
The
熱交換器6は、ケース1の内部において空気の流動路中に配置される。具体的には、熱交換器6は、図3に示すように送風部の吹出口7eとケース吹出口2との間に配置される。熱交換器6は空気の温度を調整する。なお、熱交換器6の構成や態様は特に限定されるものではなく、本実施の形態1では周知のものが用いられている。
The
このような構成において、ファン3が回転すると、空調対象の部屋の空気は、ケース吸込口8に吸い込まれる。ケース1の内部に吸い込まれた空気は、ベルマウス5によって案内されて、ファン3に吸い込まれる。さらに、ファン3では、吸い込まれた空気が、ファン3の径方向の外側に吹き出される。ファン3から吹き出された空気は、渦型ケーシング7の内部の風路を通過後、渦型ケーシング7の吹出口7e(図3参照)から吹出され、熱交換器6に供給される。熱交換器6に供給された空気は、熱交換器6を通過する際に、熱交換および湿度調整される。その後、空気はケース吹出口2から部屋に吹き出される。
In such a configuration, when the
図4は、図3の線分A−Aにおける部分断面模式図である。図4に示すように、ファン3は、主板3aと、側板3cと、複数の翼3dとを備える。主板3aは、円盤状であり、中心部にボス部3bを有する。ボス部3bの中央には、ファンモータ4の出力軸が接続される。ファン3は出力軸を介してファンモータ4の駆動力によって回転される。側板3cは、主板3aに対向し設けられる。側板3cはリング状に形成される。複数の翼3dは、主板3aから側板3cに向かって回転軸Xを囲むように設けられている。複数の翼3dは、相互に同一形状で設けられる。それぞれの翼3dは、内周側の翼前縁より外周側の翼後縁が、ファン3の回転方向に前進して位置した前向き羽根で形成されている。
FIG. 4 is a schematic partial sectional view taken along line A-A in FIG. As shown in FIG. 4, the
図5は、実施の形態1における図2のケース1の内部を上方から見た概略平面図である。図5に示すように、渦型ケーシング7は、ファン3を囲うように設けられる。図3および図5を参照して、渦型ケーシング7は、ファン3の外周端に沿って延在する周壁7aを備える。また、渦型ケーシング7では、周壁7aの一か所に舌部7bを有する。渦型ケーシング7は、ファン3から吹出された空気を整流する。渦型ケーシング7の側壁7cには少なくとも1つの渦型ケーシング吸込口9(図2参照)が設けられ、渦型ケーシング吸込口9に気流を案内するベルマウス5が配置されている。ベルマウス5は渦型ケーシング吸込口9を囲むように形成されている。異なる観点から言えば、ベルマウス5はファン3の吸込口に対向する位置に配置されている。ベルマウス5はファン3に流入する気流を整流する。ベルマウス5は、気流の流れ方向の下流に向かって、徐々に内径が小さくなっている。
FIG. 5 is a schematic plan view of the inside of the
第1ケーシング71および第2ケーシング72のそれぞれは、ケーシング吹出口部7dを有している。ケーシング吹出口部7dは、熱交換器6に面する位置に、すなわち図5の渦型ケーシング7全体の中では比較的熱交換器6側(図の左側)の領域に、配置されている。ケーシング吹出口部7dのうち最も熱交換器6側の端部が吹出口7eであり、ここから空気が熱交換器6に向けて吹出される。
Each of the
ケーシング吹出口部7dは、第1ケーシング71および第2ケーシング72が並ぶ図5の上下方向に関して、互いに対向するように1対、配置されている。第1ケーシング71および第2ケーシング72のそれぞれのケーシング吹出口部7dは、それらの間隔が、ケース吹出口2に近づくにつれて、すなわち図5の左側に向かうにつれて狭くなっている。すなわち第1ケーシング71および第2ケーシング72が並ぶ幅方向(図5の上下方向)における1対のケーシング吹出口部7dそのものの幅は、ケース吹出口2に近づくにつれて、すなわち図5の左側に向かうにつれて広くなっている。そして吹出口7eにおいて、ケーシング吹出口部7dの幅方向の寸法が最大になり、1対のケーシング吹出口部7dの幅方向の間隔が最小となる。
The
ケース1は、熱交換器6が位置する第1領域を有している。またケース1は、送風部が位置する第2領域を有している。さらにケース1は、1対のケーシング吹出口部7dに挟まれた空間11としての第3領域を有している。つまりケース1内の空間は、第1領域と第2領域と第3領域とに区分される。概ね第1領域は図5の左側半分の領域であり、第2領域は図5の右側半分の領域である。また第3領域は、概ね図5の1対のケーシング吹出口部7d同士が互いに対向する、図5の上下方向の中央部の、1対の対向側面7gに挟まれた領域である。
上記のように1対のケーシング吹出口部7dは、第3領域と対向する側の側面である対向側面7gを有している。この対向側面7gは、ケース1の側面部1cに対して斜め方向に延びている。また1対のケーシング吹出口部7dは、第3領域と対向する側と反対側の側面である非対向側面7fを有している。この非対向側面7fは、図5の1対のケーシング吹出口部7dにおいて最もケース1の側面部1c寄りの側面である。非対向側面7fは、ケース1の側面部1cに沿うように、すなわちケース1の側面部1cにほぼ平行に拡がるように延びている。
As described above, the pair of casing blow-out
ケース1内には、第1領域と、第2領域および第3領域とを区画する仕切り部材10,12が配置されている。すなわちケース1内には、第1領域と第2領域とを区画するように図5の上下方向に延びる仕切り部材10と、第1領域と第3領域とを区画するように図5の上下方向に延びかつケーシング吹出口部7dの1対の対向側面7gに沿って対向するように延びる仕切り部材12とを有している。
In the
仕切り部材12は、第1領域と第3領域とを区画するように図5の上下方向に延びる第1の部分12pを有する。仕切り部材12はケーシング吹出口部7dの1対の対向側面7gに沿って対向するように図5の斜め方向に延びる第2の部分12qを有する。また仕切り部材12は、第2領域と第3領域とを区画する第3の部分12rを有している。この第2領域と第3領域とを区画する第3の部分12rと、上記第1および第2の部分12p,12qとにより、仕切り部材12は第3領域である空間11を取り囲んでいる。
The
また仕切り部材10は、図5の渦型ケーシング7とケース1の側面部1cとの間の領域において、第1領域と第2領域とを区画する第1の部分10pを有する。また仕切り部材10は、上記仕切り部材12の第2領域側に配置される第2の部分10qを有している。以上の仕切り部材12の第3の部分12r、および仕切り部材10の第2の部分10qは、第2領域と第3領域とを区画する、他の仕切り部材として配置されている。
Further, the
他の仕切り部材である仕切り部材12の第3の部分12rおよび仕切り部材10の第2の部分10qは、第1領域と第2領域とを区画する仕切り部材10の第1の部分10pと、図5の左右方向に関して同じ位置に配置されている。これは上記他の仕切り部材は第2領域と第3領域とを区画するためである。しかし他の仕切り部材はたとえば上記の位置よりも図の右側すなわちケース吸込口8側に配置されてもよい。この場合は、1対のケーシング吹出口部7dおよび第3領域が、図5の左右方向に関して、第1領域と第2領域とを跨ぐように配置されることになる。
The
図6は図5の変形例を示している。図6に示すように、渦型ケーシング7の対向側面7gそのものを仕切り部材12の一部すなわち仕切り部材12の第2の部分12qとして用いてもよい。図6においては、仕切り部材12aが上記仕切り部材12の対向側面7gに沿う第2の部分12qに相当する部分を占めるように構成されている。ただし図6においても、仕切り部材12の第1の部分12pおよび第3の部分12rについては図5と同様に、図の上下方向に延びるように配置されている。
FIG. 6 shows a modification of FIG. As shown in FIG. 6, the opposite side surface 7 g of the
仕切り部材10,12は、一般公知の板状部材により形成されてもよいが、たとえば中実の発泡スチロールにより形成されてもよい。
The
仕切り部材10,12により仕切られた第1〜第3領域の空間の、図3の上下方向の寸法(高さの寸法)は、渦型ケーシング7の吹出口7eの高さ寸法以上であり、仕切り部材10,12の高さとほぼ等しいことが好ましい。
The dimension (height dimension) in the vertical direction of FIG. 3 of the space of the first to third regions partitioned by the
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の空気調和機は、複数の渦型ケーシング7のうち互いに隣り合う1対の渦型ケーシング7におけるケーシング吹出口部7dの間の距離(間隔)が、ケース吹出口2に近づくほど狭くなる。つまり1対の渦型ケーシング7が並ぶ幅方向における1対のケーシング吹出口部7dそのものの幅が、ケース吹出口2に近づくにつれて広くなっている。このため、上記幅方向に関するケーシング吹出口部7dの幅と熱交換器6の幅との差を小さくすることができる。このため熱交換器6の幅方向に関する広い部分がケーシング吹出口部7dと対向し、ケーシング吹出口部7dからの空気の供給を受けることになる。つまり熱交換器6の幅方向に関してケーシング吹出口部7dからの空気の供給を受けない領域が少なくなる。このため、ケーシング吹出口部7d側から熱交換器6に流入する風速分布を均一化することができる。Next, the operation and effect of the present embodiment will be described.
In the air conditioner according to the present embodiment, the distance (spacing) between the
また第3領域はケース吹出口2に近づくほど狭くなる。第2領域から第3領域へ流れ込む空気を少なくすることができる。したがって第3領域に流れ込む空気の量が少なくなる分だけ、たとえ仕切り部材10の第2の部分10qおよび仕切り部材12の第3の部分12rが存在しなかったとしても、本来流れるべき方向である第2領域から第1領域への空気の量を多くすることができる。
Also, the third region becomes narrower as it approaches the
また上記空気調和機では、熱交換器6が位置する第1領域と送風部が位置する第2領域とを区画する仕切り部材10が備えられているとともに、1対のケーシング吹出口部7dの間に挟まれた第3領域と上記第1領域を区画する仕切り部材12が備えられている。このため、第1領域から第2領域への空気の流入、および第1領域から第3領域への空気の流入を抑制することができ、気流の乱れや渦の発生を抑制することができる。気流の乱れや渦の発生を抑制することにより、騒音および圧力損失を抑制することができる。
Further, in the air conditioner, the
さらに第2領域と第3領域とを区画する他の仕切り部材10,12を有することにより、第2領域から第3領域への空気の流入を抑制することができ、気流の乱れや渦の発生を抑制することができる。
Furthermore, the flow of air from the second area to the third area can be suppressed by having the
以上のように、本実施の形態によれば、ガイドを設けることなく、熱交換器6からケース吹出口2側への気流を拡大することができ、熱交換器6に供給される空気の通過風速を均一化することができる。また熱交換器6への気流の乱れおよび渦による圧力損失および騒音が低減され、ファン3の駆動の高効率化と低騒音化とを図ることができる。
As described above, according to the present embodiment, the air flow from the
実施の形態2.
図7は、実施の形態2における空気調和機のケース1の内部を上方から見た概略平面図である。図7に示すように、本実施の形態の空気調和機は、基本的に実施の形態1の空気調和機と同様の構成を有している。しかし本実施の形態においては、第3領域としての空間11の少なくとも一部(図7においてはほぼ全体)に中空箱13が配置されている。中空箱13は、その壁面を構成する平板状の箱壁部材13aにより形成されている。Second Embodiment
FIG. 7 is a schematic plan view of the inside of the
図7の箱壁部材13aは、図5における仕切り部材12と同様の位置に、図5と同様に配置されている。すなわち箱壁部材13aは、仕切り部材12の第1の部分12pと同様に第1領域と第3領域とを区画するように図7の上下方向に延びる第1の部分13pと、ケーシング吹出口部7dの1対の対向側面7gに沿って対向するように図7の斜め方向に延びる第2の部分13qとを有している。さらに箱壁部材13aは、第2領域と第3領域とを区画する第3の部分13rを有している。
The
箱壁部材13aの第2の部分13qは、第1ケーシング71および第2ケーシング72のそれぞれの対向側面7gに接している。そして箱壁部材13aは、対向側面7gに接する第2の部分13qの少なくとも一部に開口部13bを有している。開口部13bは箱壁部材13aが接触する対向側面7gの一部にも形成されている。箱壁部材13aの開口部13bと対向側面7gの開口部とは連通している。中空箱13の箱壁部材13aに囲まれた部分すなわち内部は中空14となっており、中空14は空間11と重なる位置に配置される。このため開口部13bは、1対のケーシング吹出口部7dのそれぞれの内部と中空箱13の内部すなわち中空14とを連通している。
The
以上の他は図7に開示された空気調和機の構成は図5に示した構成と同様であるため、同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を繰り返さない。 Since the configuration of the air conditioner disclosed in FIG. 7 is the same as the configuration shown in FIG. 5 other than the above, the same components will be denoted by the same reference numerals and the description thereof will not be repeated.
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、中空箱13が、箱壁部材13aに開口部13bを有し、これにより、ケーシング吹出口部7dの内部と中空箱13の内部の中空14とが連通される。このためファン3から一方のケーシング吹出口部7dの内部に達した空気は、そこから2つの開口部13bのうち一方を通って中空14内に流れることができる。これにより中空箱13を共鳴箱として機能させ、騒音の発生を抑制することができる。Next, the operation and effect of the present embodiment will be described.
In the present embodiment, the
実施の形態3.
図8は、実施の形態3における空気調和機のケース1の内部を上方から見た概略平面図である。図8に示すように、本実施の形態の空気調和機は、基本的に実施の形態1の空気調和機と同様の構成を有している。しかし本実施の形態においては、第1ケーシング71および第2ケーシング72におけるケーシング吹出口部7dの、互いに対向しておりその間隔がケース吹出口2に近づくほど狭くなる部分は、第3領域と面する側の表面が曲面形状を有している。すなわち本実施の形態においては、1対の渦型ケーシング7のそれぞれの、第3領域と対向する側の面であり実施の形態1の対向側面7gに相当する対向曲面7hが曲面形状を有している。この点において本実施の形態は、対向側面7gが平面形状を有している実施の形態1,2と構成上異なっている。Third Embodiment
FIG. 8 is a schematic plan view of the inside of the
以上の他は図8に開示された空気調和機の構成は図5に示した構成と同様であるため、同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を繰り返さない。 Since the configuration of the air conditioner disclosed in FIG. 8 is the same as the configuration shown in FIG. 5 other than the above, the same components will be denoted by the same reference numerals and the description thereof will not be repeated.
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、対向曲面7hが曲面形状を有しているため、1対の渦型ケーシング7が並ぶ幅方向に関する、渦型ケーシング7の内部の寸法は、ケース吸込口8側からケース吹出口2側に向けて、滑らかに増加する。このため渦型ケーシング7の内部において風路の急拡大が生じない。したがって、渦型ケーシング7の内部の風路の内壁面での気流の剥離が抑制され、剥離による圧力損失を低減できる。さらに対向曲面7hが渦型ケーシング7の幅方向の寸法をケース吹出口2側に向けて拡大するため、吹出気流を渦型ケーシング7の吹出口7eで十分に拡大でき、実施の形態1と同様に供給される空気の通過風速を均一化することができる。Next, the operation and effect of the present embodiment will be described.
In the present embodiment, since the facing
以上より、本実施の形態は実施の形態1と同様に、ガイドを設けることなく、熱交換器6からケース吹出口2側への気流を拡大することができ、熱交換器6に供給される空気の通過風速を均一化することができる。また熱交換器6への気流の乱れおよび渦による渦型ケーシング7の内部での圧力損失および騒音が低減され、ファン3の駆動の高効率化と低騒音化とを図ることができる。
As described above, in the present embodiment, as in the first embodiment, the air flow from the
実施の形態4.
図9は、実施の形態4における空気調和機のケース1の内部を上方から見た概略平面図である。図9に示すように、本実施の形態の空気調和機は、基本的に実施の形態1の空気調和機と同様の構成を有している。しかし本実施の形態においては、第2領域と第3領域とを区画する他の仕切り部材を有さず、第2領域と第3領域とは連通している。すなわち仕切り部材10は第1の部分10pのみを有し、仕切り部材12は第1の部分12pと第2の部分12qとのみを有している。なお図9においては図8と同様に1対の渦型ケーシング7は対向曲面7hを有するが、対向曲面7hの代わりに対向側面7g(図5参照)を有する構成であってもよい。Fourth Embodiment
FIG. 9 is a schematic plan view of the inside of the
以上の他は図9の構成は図5の構成と同様であるため、同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を繰り返さない。 Since the configuration of FIG. 9 is the same as the configuration of FIG. 5 other than the above, the same components will be assigned the same reference numerals and the description thereof will not be repeated.
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態のように第3領域を第2領域と連通させることにより、1対の渦型ケーシング7に挟まれた空間11の部分を、第3領域から第2領域まで一続きの領域として拡大させることができる。Next, the operation and effect of the present embodiment will be described.
By communicating the third region with the second region as in the present embodiment, the portion of the
上記のように基本的にはケース吸込口8側からベルマウス5を介してファン3に空気が流れるが、実際には一部の空気は空間11側から、ベルマウス5を介してファン3に流れ込む。このとき、仮に第2領域と第3領域とが仕切り部材10,12により区画されていると、空間11側からベルマウス5への気流の流入量が減少し、ベルマウス5に流れる気流に偏りが生じる。これはベルマウス5と、第2領域と第3領域とを区画する仕切り部材10,12との距離が相対的に短い分だけ、空間11側からベルマウス5への気流の流入量が、ケース吸込口8側からベルマウス5への気流の流入量に比べて少なくなるためである。
As described above, basically, air flows from the
そこで本実施の形態のように第2領域と第3領域とを区画する仕切り部材10,12を除去し、空間11を第2領域とつなげる態様とすることにより、第1領域と第3領域とを区画する仕切り部材12の第1の部分12pからベルマウス5までの領域、すなわち空間11側からベルマウス5への空気流入が可能な領域の大きさを、上記の仮の場合に比べて大きくすることができる。このため空間11側からベルマウス5へ気流が流れる量が多くなり、ベルマウス5に流れる気流の分布をより均一にすることができる。したがってファン3への気流の流入分布を改善させることができる。
Therefore, as in the present embodiment, the
以上より、本実施の形態は実施の形態1と同様に、ガイドを設けることなく、熱交換器6からケース吹出口2側への気流を拡大することができ、熱交換器6に供給される空気の通過風速を均一化することができる。さらにファン3における圧力損失が低減され、ファン3の駆動の高効率化と低騒音化とを図ることができる。
As described above, in the present embodiment, as in the first embodiment, the air flow from the
実施の形態5.
図10は、実施の形態5に係る空気調和装置の構成図である。本実施の形態では、上述した送風部などを備える室内機200を有する冷凍サイクル装置としての空気調和装置について説明する。図10に示した空気調和装置は、室外機100と室内機200とを備える。これらの室外機100と室内機200とは冷媒配管で連結され、冷媒回路を構成している。冷媒回路中では冷媒を循環させている。冷媒配管のうち、気体の冷媒(ガス冷媒)が流れる配管をガス配管300とする。また、液体を含む冷媒(液冷媒、あるいは気液二相冷媒の場合も含む)が流れる配管を液配管400とする。
FIG. 10 is a block diagram of the air conditioning apparatus according to the fifth embodiment. In the present embodiment, an air conditioning apparatus as a refrigeration cycle apparatus having an
室外機100は、本実施形態においては、圧縮機101、四方弁102、室外側熱交換器103、室外側送風機104、絞り装置(膨張弁)105を含む。
In the present embodiment, the
圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機101は、インバータ装置等を備え、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機101の容量(単位時間当たりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができる。四方弁102は、制御装置(図示せず)からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流路を切り換える。
The
また、室外側熱交換器103は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行なう。たとえば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、液配管400から流入した低圧の冷媒と空気との熱交換を行なう。この場合、室外側熱交換器103では、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時において室外側熱交換器103は凝縮器として機能する。この場合、圧縮機101において圧縮された冷媒が四方弁102側から室外側熱交換器103に流入する。室外側熱交換器103では、冷媒と空気との熱交換を行ない、冷媒を凝縮して液化させる。室外側熱交換器103では、通常のプロペラファンを室外側送風機104として用いてもよいが、冷媒と空気との熱交換を効率よく行なうため、上述の実施の形態1〜4で説明した送風部である室外側送風機104が設けられてもよい。室外側送風機104についても、インバータ装置によりファンモータの運転周波数を任意に変化させて送風ファンとしてのファン3の回転速度を細かく変化させてもよい。絞り装置105は、開度を変化させることで、冷媒の圧力等を調整するために設けられる。
In addition, the
一方、室内機200は、負荷側熱交換器201および負荷側送風機202で構成される。負荷側熱交換器201は冷媒と空気との熱交換を行なう。たとえば、暖房運転時においては凝縮器として機能する。この場合、負荷側熱交換器201では、ガス配管300から流入した冷媒と空気との熱交換を行ない、冷媒を凝縮させて液化(または気液二相化)させる。この結果、負荷側熱交換器201から液配管400側に液化した冷媒が流出する。一方、冷房運転時においては負荷側熱交換器201は蒸発器として機能する。たとえば、負荷側熱交換器201では、絞り装置105により低圧状態にされた冷媒と空気との熱交換を行なう。この場合、負荷側熱交換器201では、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させることにより冷媒を気化させる。負荷側熱交換器201から気化した冷媒がガス配管300側に流出する。また、室内機200には、熱交換を行なう空気の流れを調整するための負荷側送風機202が設けられている。この負荷側送風機202の運転速度は、たとえば利用者の設定により決定される。特に限定するものではないが、負荷側送風機202にも実施の形態1〜4で説明した送風部を用いることができる。
On the other hand, the
以上のように実施の形態5の空気調和装置では、実施の形態1〜4において説明した送風部を室外機100、さらには室内機200に用いることで、高効率化、低騒音化等を実現することができる。
As described above, in the air conditioning apparatus according to the fifth embodiment, by using the air blowers described in the first to fourth embodiments for the
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想および教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。たとえば、本発明の活用例としては、冷凍サイクル装置を構成する室内機、たとえば空気調和装置の室内機はもちろん、その他、遠心送風機が設置される各種装置や設備などに広く利用することができる。 While the contents of the present invention have been specifically described with reference to the preferred embodiments, various modifications can be made by those skilled in the art based on the basic technical concept and teaching of the present invention. It is self-explanatory. For example, as an application example of the present invention, the present invention can be widely used in an indoor unit constituting a refrigeration cycle apparatus, for example, an indoor unit of an air conditioner as well as various apparatuses and facilities in which a centrifugal fan is installed.
以上に述べた各実施の形態(に含まれる各例)に記載した特徴を、技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせるように適用してもよい。 The features described in the above-described embodiments (each example included in the embodiments) may be applied as appropriate in a technically consistent range.
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 It should be understood that the embodiments disclosed herein are illustrative and non-restrictive in every respect. The scope of the present invention is shown not by the above description but by the scope of claims, and is intended to include all modifications within the scope and meaning equivalent to the scope of claims.
1 ケース、1a 上面部、1b 下面部、1c 側面部、2 ケース吹出口、3 ファン、3a 主板、3b ボス部、3c 側板、3d 翼、4 ファンモータ、4a モータサポート、5 ベルマウス、6 熱交換器、7 渦型ケーシング、7a 周壁、7b 舌部、7c 側壁、7d ケーシング吹出口部、7e 吹出口、7f 非対向側面、7g 対向側面、7h 対向曲面、8 ケース吸込口、9 渦型ケーシング吸込口、10,12,12a 仕切り部材、11 空間、13 中空箱、13a 箱壁部材、13b 開口部、14 中空、71 第1ケーシング、72 第2ケーシング、100 室外機、101 圧縮機、102 四方弁、103 室外側熱交換器、104 室外側送風機、105 絞り装置、200 室内機、201 負荷側熱交換器、202 負荷側送風機、300 ガス配管、400 液配管。 1 case, 1a upper surface portion, 1b lower surface portion, 1c side surface portion, 2 case outlet, 3 fans, 3a main plate, 3b boss portion, 3c side plate, 3d wing, 4 fan motor, 4a motor support, 5 bellmouth, 6 heat Exchanger, 7 vortex casing, 7a peripheral wall, 7b tongue, 7c sidewall, 7d casing outlet, 7e outlet, 7f non-facing side, 7g opposing side, 7h opposing curved surface, 8 case suction port, 9 vortex casing Suction port, 10, 12, 12a partition member, 11 space, 13 hollow box, 13a box wall member, 13b opening, 14 hollow, 71 first casing, 72 second casing, 100 outdoor unit, 101 compressor, 102 four-way Valve, 103 outdoor heat exchanger, 104 outdoor fan, 105 throttle device, 200 indoor unit, 201 load side heat exchanger, 2 02 Load side blower, 300 gas piping, 400 liquid piping.
Claims (7)
前記ケース内に配置され、前記ケース吸込口から前記ケース内に吸い込まれた空気を前記ケース吹出口まで送り込むように構成された送風部と、
前記送風部と前記ケース吹出口との間に設けられた熱交換器とを備え、
前記送風部は、互いに間隔をあけて配置された第1および第2ケーシングを含み、
前記第1および第2ケーシングのそれぞれは前記熱交換器に面する位置にケーシング吹出口部を含み、
前記ケース内には、前記熱交換器が位置する第1領域と、前記送風部が位置する第2領域および前記ケーシング吹出口部の間の第3領域とを区画する仕切り部材を備え、
前記第3領域の少なくとも一部には中空箱が配置されており、
前記中空箱は、前記第1および第2ケーシングの前記ケーシング吹出口部に面する部分の少なくとも一部に、前記ケーシング吹出口部の内部と前記中空箱の内部とを連通する開口部を有する、空気調和機。 A case including a case suction port for drawing air and a case outlet for blowing air;
A blower disposed in the case and configured to feed air sucked into the case from the case suction port to the case blow-out port;
A heat exchanger provided between the blower and the case outlet;
The blower includes first and second casings spaced apart from each other,
Each of the first and second casing viewed contains a casing discharge port at a position facing the heat exchanger,
The case includes a partition member that divides a first region in which the heat exchanger is located, a second region in which the air blower is located, and a third region between the casing outlet and outlet .
A hollow box is disposed in at least a part of the third region,
The hollow box has an opening for communicating the inside of the casing outlet with the inside of the hollow box in at least a part of a portion of the first and second casings facing the casing outlet . Air conditioner.
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