JP6534956B2 - 無線端末、サーバ、制御方法及び通信システム - Google Patents
無線端末、サーバ、制御方法及び通信システム Download PDFInfo
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Description
[通信システムSの概要]
図1は、第1の実施形態の通信システムSの構成を示す図である。通信システムSは、無線端末1と、サーバ2とを有する。無線端末1とサーバ2とは、無線通信回線W及びネットワークNを介してデータを送受信することができる。
図2は、無線端末1の構成を示す図である。無線端末1は、通信部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。制御部15は、品質推定部151と、送信部152と、受信部153と、操作受付部154と、表示制御部155と、実行部156と、切替制御部157とを有する。
表示部13は、情報を表示するディスプレイである。操作部12及び表示部13は、一体となったタッチスクリーンであってもよい。
図4は、サーバ2の構成を示す図である。サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。通信部21は、ネットワークNを介して無線端末1との間でデータを送受信するための通信ユニットであり、例えばLANコントローラを有する。
送信部232は、ネットワークNを介して、無線端末1にデータを送信する。送信部232は、例えば、サーバ2で実行中の仮想化環境を転送する指示を受信部231が受けたことに応じて、無線端末1に対して仮想化環境を送信する。
図5は、RSSIとアプリケーションソフトウェアの実行状態との関係について説明するための図である。図5(a)は、サーバ2の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアが実行されている状態において通信品質が悪化した場合の状態遷移を示している。RSSIが第2閾値以上においては、サーバ2の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアが実行されている。その後、通信品質が悪化してRSSIが第2閾値未満になると、サーバ2の仮想化環境が無線端末1に転送される。そして、RSSIが第1閾値未満になると、無線端末1に転送された仮想化環境においてアプリケーションソフトウェアが実行される。なお、第1閾値を設けず、通信品質が第2閾値未満になった時点で、サーバ2の仮想化環境が無線端末1に転送されるとともに、無線端末1に転送された仮想化環境においてアプリケーションソフトウェアが実行されるようにしてもよい。
図6は、無線端末1とサーバ2との間の通信シーケンスを示す図である。図6は、サーバ2が仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行している定常状態から開始している(S21)。この間、サーバ2から無線端末1に画面データが転送され、無線端末1は、サーバ2から受信した画面データを表示部13に表示する(S11)。
以上の説明においては、切替制御部157が、RSSIを所定の閾値と比較することにより、仮想化環境を切り替えるタイミングを判定したが、切替制御部157が仮想化環境を切り替えるタイミングを判定する方法は、これに限らない。切替制御部157は、サーバ2の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行中に、品質推定部151が過去の所定時間内に推定した通信品質の変化パターンが所定の条件を満たす場合に、サーバ2の仮想化環境を無線端末1に転送させるようにしてもよい。
上記の説明においては、切替制御部157が、通信品質が第1閾値未満になった時点で実行部156にアプリケーションソフトウェアの実行を開始させる例について説明したが、切替制御部157は、通信品質が第1閾値以上であり、データの送受信が可能な間に、実行部156にアプリケーションソフトウェアの実行を開始させてもよい。この場合、切替制御部157は、仮想化環境の転送と、アプリケーションソフトウェアの実行場所の切り替えを同時に行ってもよい。また、切替制御部157は、アプリケーションソフトウェアの実行を開始させる閾値を、アプリケーションソフトウェアの種類によって変更してもよい。切替制御部157は、例えば、高い頻度で出力結果が切り替わるようなアプリケーションソフトウェアを実行中には、仮想化環境を切り替える直前の仮想化環境を確実に取得できるように、通信品質が比較的良好な間に、無線端末1がアプリケーションソフトウェアの実行を開始するようにすることができる。
以上説明したように、本実施形態の無線端末1は、品質推定部151が推定した通信品質に基づいて、切替制御部157が、サーバ2の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するか、無線端末1の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するかを切り替える。このようにすることで、無線端末1は、無線通信回線Wの通信品質が悪化した場合であっても、表示部13には、アプリケーションソフトウェアの実行結果を継続的に表示することができる。したがって、無線端末1は、通信品質が高い間は、サーバ2から受信した画面データを表示させることで電池の消耗を抑制しつつ、通信品質が低下した場合にアプリケーションソフトウェアの実行が止まってしまうことを防止することができる。
第1の実施形態においては、無線端末1が仮想化環境を切り替えるタイミングを制御したが、サーバ2が、仮想化環境を切り替えるタイミングを制御してもよい。例えば、受信部231が、無線端末1からRSSIを受信することにより、無線通信回線Wの通信品質を示す情報(以下、通信品質情報という)を取得する品質情報取得部として動作し、実行部233が、受信部231が取得した通信品質情報に基づいて、サーバ2の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するか、無線端末1の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するかを切り替えてもよい。
2 サーバ
11 通信部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 制御部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
151 品質推定部
152 送信部
153 受信部
154 操作受付部
155 表示制御部
156 実行部
157 切替制御部
231 受信部
232 送信部
233 実行部
N ネットワーク
S 通信システム
W 無線通信回線
Claims (10)
- 無線通信回線を介して、仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するサーバにアクセスする無線端末であって、
前記無線通信回線の通信品質を推定する品質推定部と、
前記品質推定部が推定した前記通信品質に基づいて、前記サーバの仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するか、前記サーバの仮想化環境を前記無線端末に転送させ、前記無線端末に転送された仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するかを切り替える切替制御部と、
を有する無線端末。 - 前記切替制御部は、前記品質推定部が推定した前記通信品質が第1閾値以上である場合に前記サーバの仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行し、前記通信品質が前記第1閾値未満になったことを契機として、前記無線端末の仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するように切り替える、
請求項1に記載の無線端末。 - 前記切替制御部は、前記品質推定部が推定した前記通信品質が前記第1閾値よりも大きい第2閾値未満になったことを契機として、前記サーバの仮想化環境を前記無線端末に転送させる、
請求項2に記載の無線端末。 - 前記切替制御部は、前記品質推定部が推定した前記通信品質が前記第1閾値よりも大きい第3閾値以上になったことを契機として、前記無線端末の仮想化環境を前記サーバに転送する、
請求項2又は3に記載の無線端末。 - 前記切替制御部は、前記無線端末の仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行中に、前記品質推定部が推定した前記通信品質が前記第3閾値よりも大きい第4閾値以上になったことを契機として、前記サーバの仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するように切り替える、
請求項4に記載の無線端末。 - 前記切替制御部は、前記サーバの仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行中に、前記品質推定部が過去の所定時間内に推定した前記通信品質の変化パターンが所定の条件を満たす場合に、前記サーバの仮想化環境を前記無線端末に転送させる、
請求項1から5のいずれか1項に記載の無線端末。 - 前記切替制御部は、前記無線端末の仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行中に、前記品質推定部が過去の所定時間内に推定した前記通信品質の変化パターンが所定の条件を満たす場合に、前記無線端末の仮想化環境を前記サーバに転送する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の無線端末。 - 仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行し、無線通信回線を介して無線端末と通信するサーバであって、
前記無線通信回線の通信品質を示す情報を取得する品質情報取得部と、
前記品質情報取得部が取得した前記通信品質を示す情報に基づいて、前記サーバの仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するか、前記サーバの仮想化環境を前記無線端末に転送し、前記無線端末に転送された仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するかを切り替える切替制御部と、
を有するサーバ。 - コンピュータが実行する制御方法であって、
仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するサーバに無線端末がアクセスするために用いる無線通信回線の通信品質を推定するステップと、
推定した前記通信品質に基づいて、前記サーバの仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するか、前記サーバの仮想化環境を前記無線端末に転送し、前記無線端末に転送された仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するかを切り替えるステップと、
を有する制御方法。 - 仮想化環境でアプリケーションソフトウェアを実行するサーバと、無線通信回線を介して前記サーバにアクセスする無線端末と、を備える通信システムであって、
前記無線端末が、
前記無線通信回線の通信品質を推定する品質推定部と、
前記品質推定部が推定した前記通信品質に基づいて、前記サーバの仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するか、前記サーバの仮想化環境を前記無線端末に転送させ、前記無線端末に転送された仮想化環境で前記アプリケーションソフトウェアを実行するかを切り替える切替制御部と、
を有する通信システム。
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JP2016056787A JP6534956B2 (ja) | 2016-03-22 | 2016-03-22 | 無線端末、サーバ、制御方法及び通信システム |
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JP2017173963A JP2017173963A (ja) | 2017-09-28 |
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