JP6534805B2 - ハンドルの誤動作防止装置および開き窓 - Google Patents
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Description
ここで、前記カム部は、前記ハンドル軸と共に回動するカム部材であっても良い。
また、本発明に係る別のハンドルの誤動作防止装置は、開口枠に対し開閉可能に取付けられた障子にハンドル軸を介し回動可能に取付けられたハンドルの誤動作防止装置であって、前記障子先端の框に設けられ、前記ハンドル軸が貫通する装置ケース内に、前記障子が前記開口枠に閉められた場合、前記開口枠の被当接部に当接部が当接することにより弾性部材の弾性力に対抗して係合部を前記ハンドル軸から離れる方向に移動させ、前記ハンドル軸の回動を許可する一方、前記障子が前記開口枠から開けられた場合、前記開口枠の被当接部から前記当接部が離れ、前記弾性部材の弾性力によって前記係合部を前記ハンドル軸の方へ移動させ前記ハンドル軸の回動を禁止するハンドル軸回動制御部を設け、前記ハンドル軸回動制御部は、先端側に前記当接部を有する一方、後端側に前記係合部を有し、前記本体ケース内で揺動する揺動フックと、前記揺動フックの前記当接部を前記開口枠の被当接部に向けて付勢する前記弾性部材とから構成され、前記開口枠の被当接部に前記当接部が当接することにより前記弾性部材の弾性力に対抗して後端側の前記係合部を前記ハンドル軸から離れさせ、前記ハンドル軸の回動を許可する一方、前記障子が前記開口枠から開けられた場合、前記開口枠の被当接部から前記当接部が離れ、前記弾性部材の弾性力によって後端側の前記係合部を前記ハンドル軸に係合して前記ハンドル軸の回動を禁止するように構成しても良い。
また、本発明に係る開き窓は、上述のように構成されたハンドルの誤動作防止装置を備えた開き窓であることを特徴とする。
また、装置ケース内にハンドル軸回動制御部を設けてハンドルの誤動作防止装置を構成したため、ハンドルの誤動作防止装置に加工誤差があったり、経年変化が発生した場合には、ハンドルと共に装置ケースを取外してその中のハンドル軸回動制御部を修理したり、装置ケース毎交換することで対応可能となるので、加工誤差や経年変化に容易に対応することができる。
また、障子が開いた状態ではハンドルを回動できないため、障子を閉める際にハンドルが回動してしまい、ハンドルを持った手が開口枠等に当たって怪我する虞がない、安全な開き窓を提供することができる。
例えば、本発明に係るハンドルの誤動作防止装置は、横軸で回転する窓のみに設けるものではなく、縦軸で回転する窓(縦軸回転窓、すべり出し窓等)に設けることもできる。
実施の形態1のハンドルの誤動作防止装置1は、図1に示すように住宅の壁等に設けられた開口枠2に対し開閉可能に取付けられた片開き窓、たてすべり出し窓や片開きドア等に取付けるものであって、図2に示すように、障子3の先端の縦框31に設けられた装置ケース10内にハンドル軸12aの回動を許可または禁止するハンドル軸回動制御部11を備えて構成される。
まずは、障子3が開口枠2に閉められた状態から説明する。
次に、障子3が開口枠2から開けられた状態を説明する。
上記の実施の形態1の説明では、ハンドル軸回動制御部11を、弾性部材である圧縮バネ11aや、X方向に進退動する第1進退部材11b、およびX方向とは直交するY方向に進退動する第2進退部材11cから構成して説明したが、本発明ではこの構造に限定するものでは無く、実施の形態2のように構成しても良い。
10 装置ケース
10a ネジ孔
10b 丸孔
10c 凸部
10d X方向ガイド部
10e Y方向ガイド孔
10f 開口部
11 ハンドル軸回動制御部
11a 圧縮バネ(弾性部材)
11b 第1進退部材
11b1 バネ先端収容部
11b2 第2進退部材遊嵌部
11b3 方向変換ピン
11b4 先端当接部
11c 第2進退部材
11c1 Y方向ガイドピン
11c2 方向変換斜溝
11c3 先端係合部
11d 揺動フック
11d1 先端当接部
11d2 後端係合部
11e ねじりバネ(弾性部材)
12 ハンドル
12a ハンドル軸
12b カム部材
2 開口枠
21 被当接部材
21a 位置調整ネジ
21b 台座金具
21b1 ネジ孔
21c 被当接金具
21c1 被当接部
21c2 位置調整用斜行長孔
21d ビス
3 障子
31 縦框
31a 連動部材
Claims (4)
- 開口枠に対し開閉可能に取付けられた障子にハンドル軸を介し回動可能に取付けられたハンドルの誤動作防止装置であって、
前記障子先端の框に設けられ、前記ハンドル軸が貫通する装置ケース内に、前記障子が前記開口枠に閉められた場合、前記開口枠の被当接部に当接部が当接することにより弾性部材の弾性力に対抗して係合部を前記ハンドル軸から離れる方向に移動させ、前記ハンドル軸の回動を許可する一方、前記障子が前記開口枠から開けられた場合、前記開口枠の被当接部から前記当接部が離れ、前記弾性部材の弾性力によって前記係合部を前記ハンドル軸の方へ移動させ前記ハンドル軸の回動を禁止するハンドル軸回動制御部を設け、
前記ハンドル軸には、カム部が設けられる一方、
前記ハンドル軸回動制御部は、
前記開口枠の被当接部に向かって進退動可能に前記装置ケースに設けられた第1進退部材と、
前記第1進退部材を付勢する前記弾性部材と、
前記第1進退部材の進退方向とは交差する方向であって、前記カム部に向かう方向に進退動可能に前記装置ケースに設けられた第2進退部材とを備え、
前記第1進退部材には、前記第1進退部材の進退動を前記第2進退部材の進退動に変換するための方向変換斜行溝またはその方向変換斜行溝に案内される方向変換ピンを設ける一方、前記第2進退部材には、前記第1進退部材に設けられた前記方向変換斜行溝または前記方向変換ピンに係合する方向変換ピンまたは方向変換斜行溝を設け、
前記開口枠の被当接部に前記第1進退部材の先端側の当接部が当接することにより前記弾性部材の弾性力に対抗して前記第1進退部材が退行し、前記第1進退部材の退行により前記第2進退部材が前記ハンドル軸から退行して前記第2進退部材の先端側の前記係合部を前記カム部から離れさせ、前記ハンドル軸の回動を許可する一方、前記障子が前記開口枠から開けられた場合、前記開口枠の被当接部から前記第1進退部材の先端側の前記当接部が離れ、前記弾性部材の弾性力によって前記第1進退部材が進行し、前記第1進退部材の進行により前記第2進退部材が前記ハンドル軸へ向かって進行して前記第2進退部材の先端側の前記係合部が前記カム部に係合して前記ハンドル軸の回動を禁止することを特徴とするハンドルの誤動作防止装置。 - 請求項1記載のハンドルの誤動作防止装置において、
前記カム部は、前記ハンドル軸と共に回動するカム部材であることを特徴とするハンドルの誤動作防止装置。 - 開口枠に対し開閉可能に取付けられた障子にハンドル軸を介し回動可能に取付けられたハンドルの誤動作防止装置であって、
前記障子先端の框に設けられ、前記ハンドル軸が貫通する装置ケース内に、前記障子が前記開口枠に閉められた場合、前記開口枠の被当接部に当接部が当接することにより弾性部材の弾性力に対抗して係合部を前記ハンドル軸から離れる方向に移動させ、前記ハンドル軸の回動を許可する一方、前記障子が前記開口枠から開けられた場合、前記開口枠の被当接部から前記当接部が離れ、前記弾性部材の弾性力によって前記係合部を前記ハンドル軸の方へ移動させ前記ハンドル軸の回動を禁止するハンドル軸回動制御部を設け、
前記ハンドル軸回動制御部は、
先端側に前記当接部を有する一方、後端側に前記係合部を有し、前記本体ケース内で揺動する揺動フックと、
前記揺動フックの前記当接部を前記開口枠の被当接部に向けて付勢する前記弾性部材とから構成され、
前記開口枠の被当接部に前記当接部が当接することにより前記弾性部材の弾性力に対抗して後端側の前記係合部を前記ハンドル軸から離れさせ、前記ハンドル軸の回動を許可する一方、前記障子が前記開口枠から開けられた場合、前記開口枠の被当接部から前記当接部が離れ、前記弾性部材の弾性力によって後端側の前記係合部を前記ハンドル軸に係合して前記ハンドル軸の回動を禁止することを特徴とするハンドルの誤動作防止装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のハンドルの誤動作防止装置を備えたことを特徴とする開き窓。
Priority Applications (1)
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JP2014224795A JP6534805B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | ハンドルの誤動作防止装置および開き窓 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014224795A JP6534805B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | ハンドルの誤動作防止装置および開き窓 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018213483A Division JP6711888B2 (ja) | 2018-11-14 | 2018-11-14 | ハンドルの誤動作防止装置および開き窓 |
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JP6534805B2 true JP6534805B2 (ja) | 2019-06-26 |
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Family Applications (1)
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JP2014224795A Active JP6534805B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | ハンドルの誤動作防止装置および開き窓 |
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JP (1) | JP6534805B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
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2014
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