JP6529345B2 - 画像合成装置及び画像合成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像合成装置及び画像合成方法に関し、具体的には、複数のカメラで撮像した手術画像を合成する画像装置及び画像方法に関する。
手術映像を記録して残すことは、病院の資産として、学会発表の資料として、また、後進育成の資料としてなど、様々な場面での活用が期待される。さらに、手術中に医師、看護師が情報共有する上で、重要な役割を担っている。
特許文献1には、手術中の術部の画像情報を取得し、取得した情報を画像処理することにより、手術時の動画から患部に関する情報を得ることを可能とした医療画像記録装置が開示されている。
特開2011−036371号公報
上記特許文献1には撮像するためのカメラの配置について詳細な記載がないが、いかなる位置に配置したとしても、手術中は医師や看護師が動くため被写体である患部とカメラとの間に遮蔽物(医師の頭等)が介在する場合がある。
このように患部とカメラとの間に遮蔽物が入ると撮像した画像の一部が見えなくなるので、複数のカメラで患部を撮像することが考えられる。
しかしながら、複数のカメラで撮像した複数の画像を同時に表示しても、どのタイミングでどの画像のどの部分が見えなくなるかは予測困難であるため、資料としての画像の使い勝手が悪くなる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のカメラで撮像した複数の画像をより見やすく合成することができる画像合成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像合成装置は、複数のカメラが撮像した被写体の画像を合成して一の画像を出力する画像合成装置であって、第1カメラが出力する第1画像及び第2カメラが出力する第2画像が入力される画像入力部と、前記第1画像及び前記第2画像に基づいて合成画像を生成する画像統合部と、を備え、前記画像統合部は、前記第1カメラと前記被写体との間に介在する遮蔽物によって前記第1画像に遮蔽領域が発生しているか否かを判断し、前記第1画像に前記遮蔽領域が発生している場合には、前記第2画像によって前記遮蔽領域を補完して合成画像を生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、第1カメラと被写体との間に介在する遮蔽物によって第1カメラが出力する第1画像に遮蔽領域が発生している場合に、第2カメラが出力する第2画像によって遮蔽領域を補完することで、遮蔽領域のない手術映像を提供することができる。遮蔽領域のない手術映像により、医師や看護師は、手術中、最良の手術映像を共有しながら手術を行うことができる。また、煩雑な確認・編集作業を必要としない、使い勝手の良い資料として活用することができる。
本発明によれば、複数のカメラで撮像した複数の画像をより見やすく合成することができる。
本発明の実施形態に係る画像合成装置を有する手術映像記録システムの概略図である。 本実施形態における画像合成の概念図である。 本実施形態における画像合成の概念図である。 本発明の実施形態に係る画像合成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像合成処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像合成装置を有する手術映像記録システムの概略図である。図1では、手術映像記録システムを設置した手術室内の状況を模式的に示している。
画像合成装置10は、被写体の画像を撮像する複数のカメラC0、C1、C2と通信可能に接続される。複数のカメラC0、C1、C2は、各カメラが有するレンズの光軸が重ならないように、手術室内のライトLに取り付けられ、撮像した画像を画像合成装置10に出力する。術者の視点からの画像を撮像するカメラC0を、基準カメラと称する。本実施形態では、カメラC0が本発明の「第1カメラ」に相当し、カメラC1,C2が本発明の「第2カメラ」に相当する。
前述したように、被写体とカメラC0との間には遮蔽物として医師または看護師を含む人Mが介在する場合がある。画像合成装置10は、カメラC0と被写体との間に介在する人MによってカメラC0が出力する画像に遮蔽領域が発生している場合に、他のカメラC1,C2が出力する画像によって遮蔽領域を補完して合成画像を生成する。
画像合成装置10が生成した合成画像は、画像表示装置30に出力される。画像表示装置30は、ディスプレイ301を有している。画像合成装置10から出力された合成画像は、ディスプレイ301に表示される。
図2及び図3は、本実施形態における画像合成の概念図である。図2においては、被写体B1とカメラC0との間に、遮蔽物B2が介在している。カメラC0が撮像した画像M0においては、被写体B1の一部が遮蔽物B2によって遮られていて遮蔽領域となっている。一方、カメラC1及びカメラC2が撮像した画像M1及び画像M2においては、被写体B1は遮蔽されずに撮像されている。
図2においては、空間上の点Pは、画像M0においては点p として映っており、画像M1においては点p として映っており、画像M2においては点p として写っている。本実施形態では、点p 及び点p を点p の位置に変換することで合成画像を生成している。
図3の(A)に示される画像M1及び図3の(C)に示される画像M2を変換し、図3の(B)に示される画像M0を補完することで、図3の(D)に示される合成画像MXが生成される。合成画像MXにおいては、遮蔽物B2は画像から消えており、被写体B1の全体を映すことができる。
図4は、本発明の実施形態に係る画像合成装置10の構成を示すブロック図である。画像合成装置10は、カメラ画像入力部101と、最適カメラチャンネル判断部102と、画像補正・統合部103と、合成画像出力部104と、を備えている。
カメラ画像入力部101は、カメラC0、C1、C2から出力される画像M0、画像M1、画像M2を受け付ける。
カメラ画像入力部101から出力された画像データは、最適カメラチャンネル判断部102に入力される。最適カメラチャンネル判断部102は、最適カメラがどのカメラなのかを判断する。最適カメラチャンネル判断部102は、画像M0、画像M1、画像M2の遮蔽領域を検出する。次に、最適カメラチャンネル判断部102は、検出した遮蔽領域に基づく遮蔽率と中心偏移率とに基づいて、各カメラについて画像の適合率を算出する。
ここで、中心偏移率とは、遮蔽領域が画像Mの中心部にあるか端部にあるかに関する指標であり、例えば、画面対角距離の1/2を画素数でRとし、画像中心から遮蔽領域の重心までの距離を画素数でCとしたとき、中心偏移率=C/R(0〜1までの値をとり、0のときに中心偏移率なし。)と定義することができる。
また、適合率については、例えば、適合率=1−(遮蔽率×(1−中心偏移率))(0〜1までの値をとり、1のときに適合率が最良。)と定義することができる。
最後に、最適カメラチャンネル判断部102は、算出した適合率に基づいて、最適カメラを決定する。遮蔽率に加えて中心偏移率を考慮することで、画像の中心に撮像されると想定される被写体に関する遮蔽に対して、遮蔽率の重みづけをすることができる。
最適カメラチャンネル判断部102から出力された画像データは、画像補正・統合部103に入力される。画像補正・統合部103は、それらの画像データに基づいて合成画像を生成する。具体的には、最適カメラが基準カメラでない場合、画像補正・統合部103は、最適カメラの画像を基準カメラの視点に変換する。さらに、画像補正・統合部103は、最適カメラの画像に遮蔽領域が発生しているか否かを判断し、遮蔽領域が発生している場合には、最適カメラ以外の他カメラの画像を基準カメラの視点に変換して、変換した他カメラの画像によって最適カメラの遮蔽領域を補完して合成画像MXを生成する。
画像補正・統合部103から出力された合成画像MXの画像データは、合成画像出力部104に入力される。合成画像出力部104は、合成画像MXの画像データを画像表示装置30に出力する。
(画像合成処理)
続いて、図5を参照して、本発明の実施形態に係る画像合成処理を詳細に説明する。
ステップS301において、画像合成装置10のカメラ画像入力部101が、カメラC0、C1、C2から出力される画像M0、画像M1、画像M2を受け付ける。
ステップS301に続くステップS302において、最適カメラチャンネル判断部102が、画像M0、画像M1、画像M2の遮蔽領域を検出する。遮蔽領域は、頭及び手とすることもできるし、手については手技を確認するための必要な画像であるとして、頭のみを遮蔽領域と定義することもできる。また、遮蔽領域の検出手法としては、手術用キャップ、及び手術用手袋の特性(色、形等)を用いることも考えられるし、他の手法を用いて遮蔽領域を検出することもできる。
ステップS302に続くステップS303において、最適カメラチャンネル判断部102は、検出した遮蔽領域に基づく遮蔽率と中心偏移率とに基づいて、各カメラについて画像の適合率を算出する。
ステップS304に続くステップS304において、最適カメラチャンネル判断部102は、算出した適合率に基づいて、最適カメラを決定する。適合率が最大のカメラを最適カメラとして決定する。尚、ステップS303及びステップS304を省略し、予め定められた基準カメラを最適カメラとみなして画像合成を実行してもよい。
ステップS304に続くステップS305において、画像補正・統合部103は、後述する座標変換処理によって、最適カメラ以外のカメラが撮像した画像を、基準カメラの視点に変換する。最適カメラが基準カメラでない場合、最適カメラの画像を基準カメラの視点に変換する。
ステップS305に続くステップS306においては、画像補正・統合部103が、ステップS302において検出した遮蔽領域が無くなるように、ステップS305において変換した画像を合成する。
ステップS306に続くステップS307において、合成画像出力部104は、画像補正・統合部103が生成した合成画像を出力する。
(事前処理)
本発明の実施形態に係る画像合成処理を行う前に、画像補正・統合部103は、カメラC1の画像M1から基準カメラであるカメラC0の画像M0へ変換する射影パラメータH、及びカメラC2の画像M2からカメラC0の画像M0へ変換する射影パラメータHを算出するために、各カメラCのカメラ特性を表すカメラパラメータを決定する。
レンズの焦点距離、レンズ歪み、画像中心(光軸と画像面の交点)の座標等を含むカメラパラメータは、カメラCで撮像した画像の特徴点と、3次元座標系内の特徴点の位置の対応関係から、計算によって求めることができる。例えば、画像補正・統合部103は、キャリブレーションパターンを撮像したカメラCの画像から格子点の位置を検出して、検出した格子点の位置と3次元座標系の格子点の位置との対応関係から、カメラパラメータを計算することができる。
次に、画像補正・統合部103は、計算した各カメラCのカメラパラメータに基づいて、射影パラメータH、及び射影パラメータHを算出する。最後に、画像補正・統合部103は、算出した射影パラメータH、及び射影パラメータHを用いて、カメラC1の画像M1、及びカメラC2の画像M2をカメラC0の視点に変換し、変換した画像をカメラC0の画像M0に重ねて、重畳した画像のずれが所定の閾値以内であるか否かを判断する。画像のずれが所定の閾値以内である場合には、画像補正・統合部103は、カメラパラメータ及び射影パラメータHを記憶部(図示せず)に格納して事前処理を終了する。
(射影パラメータHの算出方法)
図4に3次元空間上の点Pi(i:点の番号)と対応するカメラCk(k=0、1、2)の画像の2次元点p の関係を示す。3次元空間上の点Piと画像上の点p の間の関係について同次座標を用いてベクトル式で記述すると式(f01)となる。
Figure 0006529345
ここで、行列M 、行列M はそれぞれカメラCkの内部及び外部パラメータを示し、λkは奥行情報を示す不定値である。
式(f01)を要素に転換すると、式(f02)となる。
Figure 0006529345
ここで、f、fは焦点距離、c、cは光軸の画像中心からのずれを示す座標値、R、tは3次元座標系からカメラ座標系への回転行列と平行移動ベクトルとをそれぞれ示す。
(射影パラメータHの算出方法1:全ての対象点が平面上にある場合(弱透視投影))
このとき、弱透視投影による制限から点PiのZ値はZi=0となり、式(f02)は式(f03)のように簡略化される。
Figure 0006529345
両辺をλkで割り、左辺のx /λ及びy kを簡単のため再度x 及びy と表記し、右辺の1/λkは行列M の中に入れ全体を射影変換行列Hkとまとめると、式(f04)となり、最終的に式(f05)となる。
Figure 0006529345
Figure 0006529345
また、カメラCm(k≠m)に関しては、式(f06)より、カメラCmの画像とカメラCkの画像の画像間の対応は、式(f07)となる。
Figure 0006529345
Figure 0006529345
行列Hmは3行3列のマトリクスであるのでdetHm≠0であれば逆行列が存在する。これが、カメラCmの画像からカメラCkの画像へ変換する射影変換行列Hm2kである。
内部パラメータ、外部パラメータとの関係で射影変換行列Hm2kを記述すると、式(f08)となる。
Figure 0006529345
すなわち、カメラCkとカメラCmの内部パラメータと外部パラメータとが既知であれば、各カメラ画像間の射影変換行列を算出することができる。
(射影パラメータHの算出方法2:一般の場合(すなわち制限のない透視投影))
Figure 0006529345
両辺をλkで割り、左辺のx /λ及びy kを簡単のため再度x 及びy と表記し、右辺の1/λkは[r1,r2,r3,t]の中に入れ全体を射影変換行列Hkとまとめると、式(f10)となり、最終的に式(f11)となる。
Figure 0006529345
Figure 0006529345
また、カメラCm(k≠m)に関しては、式(f12)となる。
Figure 0006529345
しかし、この場合、行列Hmは4行3列のマトリクスであるので、通常の逆行列の存在が保証されない。したがって、一般化逆行列である式(f13)を用いる。
Figure 0006529345
これにより、カメラCmの画像とカメラCkの画像の画像間の対応は、式(f14)となる。
Figure 0006529345
これが、カメラCmの画像からカメラCkの画像へ変換する射影変換行列Hm2kである。
内部パラメータ、外部パラメータとの関係で射影変換行列Hm2kを記述すると、式(f15)となる。
Figure 0006529345
すなわち、カメラCkとカメラCmの内部パラメータと外部パラメータならびに不定項λk が既知であれば、各カメラ画像間の射影変換行列を算出することができる。
(座標変換処理)
画像補正・統合部103は、前述した合成画像を生成するために、カメラC1の画像M1、及びカメラC2の画像M2をカメラC0の視点に変換する。具体的には、オフライン時に記憶部に格納した射影パラメータH、及びカメラ画像入力部101からの画像を用いて、式(f16)、式(f17)に基づいてカメラC1(またはカメラC2)の画像M1(または画像M2)上の点(p,q)をカメラC0の視点上の点(p’,q’)に座標変換する。
Figure 0006529345
Figure 0006529345
ここで、式(f16)、式(f17)に記載の記号zは、座標系のz成分を示すものではなく、不定項λkの逆数をzと便宜上表記したものである。なお、この不定項λkはそれぞれの画素(p,q)に付随するものであり、空間上でのカメラ中心点と画素(p,q)を結ぶ直線を延長したとき最初に交差する物体までの実距離を示す。
さらに、画像補正・統合部103は、点(p’,q’)に座標変換される点(p,q)のRGB値(r,g,b)、及び画像の重なり情報αを用いて、式(f18)、式(f19)、式(f20)に基づいて、座標変換後の点(p’,q’)におけるRGB値(r’,g’,b’)を算出する。ここで、最適カメラの遮蔽領域を補完する他カメラが1つである場合、αは1となり、補完する他カメラが2つである場合、αは1/2となる。
Figure 0006529345
Figure 0006529345
Figure 0006529345
本発明によれば、第1カメラと被写体との間に介在する遮蔽物によって第1カメラが出力する第1画像に遮蔽領域が発生している場合に、第2カメラが出力する第2画像によって遮蔽領域を補完することで、遮蔽領域のない手術映像を提供することができる。遮蔽領域のない手術映像により、医師や看護師は、手術中、最良の手術映像を共有しながら手術を行うことができる。また、煩雑な確認・編集作業を必要としない、使い勝手の良い資料として活用することができる。
C0、C1、C2:カメラ
L:ライト
M:人
10:画像合成装置
101:カメラ画像入力部
102:最適カメラチャンネル判断部
103:画像補正・統合部
104:合成画像出力部
30:画像表示装置
301:ディスプレイ
B1:被写体
B2:遮蔽物
M0、M1、M2:画像
MX:合成画像

Claims (5)

  1. 手術中に複数のカメラが撮像した被写体の画像を合成して一の画像を出力する画像合成装置であって、
    第1カメラが出力する第1画像及び第2カメラが出力する第2画像が入力される画像入力部と、
    前記第1カメラ及び前記第2カメラの中から最適カメラを決定する最適カメラ決定部と、
    前記第1画像及び前記第2画像に基づいて合成画像を生成する画像統合部と、を備え、
    前記最適カメラ決定部は、
    各画像について、人の頭又は手を含む遮蔽物によって前記被写体が遮られている遮蔽領域を、前記頭又は手に着用されている物の特性を用いて検出し、
    各画像における前記遮蔽領域による遮蔽率を算出し、
    前記第1カメラ及び前記第2カメラのうち、より低い遮蔽率を有する画像を出力したカメラを最適カメラとして決定し、
    前記画像統合部は、
    前記最適カメラが出力した画像に遮蔽領域が発生しているか否かを判断し、
    前記最適カメラが出力した画像に前記遮蔽領域が発生している場合には、前記最適カメラとは異なる他のカメラが出力した画像によって前記遮蔽領域を補完して合成画像を生成する、ことを特徴とする画像合成装置。
  2. 最適カメラ決定部は、各画像における前記遮蔽領域の中心偏移率をさらに算出し、前記画像統合部は、前記遮蔽率と前記中心偏移率とに基づいて前記最適カメラを決定する、請求項1に記載の画像合成装置。
  3. 前記画像統合部は、前記最適カメラが出力した画像を、前記最適カメラの視点とは異なる他の視点に変換する、請求項1又は2に記載の画像合成装置。
  4. 前記第1カメラが有する第1レンズの第1光軸と、前記第2カメラが有する第2レンズの第2光軸とが重ならないように、前記第1カメラ及び前記第2カメラが配置されており、
    前記画像統合部は、
    前記第2画像の各画素が、対応する前記第1画像の各画素に重なるように座標変換を実行する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像合成装置。
  5. 手術中に複数のカメラが撮像した被写体の画像を合成して一の画像を出力する画像合成方法であって、
    第1カメラが出力する第1画像及び第2カメラが出力する第2画像を受け付けるステップと、
    各画像について、人の頭又は手を含む遮蔽物によって前記被写体が遮られている遮蔽領域を、前記頭又は手に着用されている物の特性を用いて検出するステップと、
    各画像における前記遮蔽領域による遮蔽率を算出するステップと、
    前記第1カメラ及び前記第2カメラのうち、より低い遮蔽率を有する画像を出力したカメラを最適カメラとして決定するステップと、
    前記最適カメラが出力した画像に遮蔽領域が発生しているか否かを判断するステップと
    前記最適カメラが出力した画像に前記遮蔽領域が発生している場合には、前記最適カメラとは異なる他のカメラが出力した画像によって前記遮蔽領域を補完して合成画像を生成するステップと
    を含むことを特徴とする画像合成方法。
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