JP6529105B1 - 頸掛式ウェアラブルコンピュータ - Google Patents

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Abstract

【要 約】【課 題】大画面のディスプレイユニット及びヘッドホンを備え、拡張現実(AR)及び仮想現実(VR)生成機能をも併せ持つ、人間活動全般を高度に支援するための頸掛式ウェアラブルコンピュータを提供する。【解決手段】本発明のウェアラブルコンピュータは、上下二重構造の首輪状の頸部装着アームと、前記頸部装着アームの所定位置に取り付けられたヘッドホンと、ディスプレイユニットと、通信機能付き情報処理端末装置と、を以て本体の基本部分が構成され、更に本発明を直観的かつ容易に操作するため、本発明の所定位置にマイク又はカメラ又はライト又は視線検知センサー又は測位システム用受信部又はジャイロセンサー又は加速度センサー又は操作部がそれぞれ基本部分に設置されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、人間活動全般を高度に支援することを目的とするモバイルコンピューティングを実現するための、頸掛式ウェアラブルコンピュータに関する。
近年、携帯型のコンピュータとしてハンドヘルドを前提としたスマートフォン型端末機器及びタブレット型端末機器が普及する一方、ハンズフリーを前提としたヘッドマウントディスプレイ等のいわゆるウェアラブルコンピュータの開発が行われているところである。
W02015/137165号公報 特開2018−82371号公報
情報化社会の進展に伴い、コンピュータには人間活動全般に亘って常時支援する役割が求められるようになり、多量の情報を一括して容易に把握し利用することが可能な大画面かつ高機能のウェアラブルコンピュータを提供することが望まれている。
従来より携帯型コンピュータは、表示画面の大きさにより携行時の利便性と視認性においてそれらの利益が相反していた。現行の主流はハンドへルド型であり、そのうちタブレット型の端末は大画面により視認性は良いが携帯性は劣り、スマートフォン型の端末は携帯性に優れるが画面サイズが比較的小型となるため視認性は劣るといった、画面の大小に関わる視認性と携帯性の便益がトレードオフの関係にあった。またそれらの端末は共に保持及び操作に片手又は両手を用いる必要があるため、使用者は他の作業を同時に行うことが困難であった。
他方、現行のヘッドマウントディスプレイについて、前記特許文献1のようないわゆるゴーグル型においては、頭部に固定して使用するため着脱に時間を要するほか、着脱時の擦過及び固定時の圧迫により使用者に不快感を感じさせ、また髪型や化粧の乱れが生じてしまう等、使用にあたり相当の煩雑さを伴うことが避けられない。また前記特許文献2のような眼鏡型においては、着脱は比較的容易であり髪型や化粧の乱れも少ないが、ハーフミラーを用いたホログラム投影や電子ビューファインダー等により映像を生成するため、画面サイズの大型化が困難であるほか外光の影響も受けやすい等、視認性に難があった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の諸課題を解消するために、頸掛式ウェアラブルコンピュータを提供することにある。
上記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、自在ジョイントにより結合された上側頸部装着アーム及び下側頸部装着アームから成る上下二重構造の首輪状の頸部装着アームと、前記上下二重構造の首輪状の頸部装着アームの所定位置にそれぞれ取り付けられるヘッドホン、ディスプレイユニット及び通信機能付き情報処理端末装置と、により本体が構成され、頸部装着時に前記上側頸部装着アームを押し上げることで前記上側頸部装着アームに取り付けられた前記ヘッドホン及び前記ディスプレイユニット使用者のそれぞれ耳部及び顔面付近へ配置さるとともに、前記下側頸部装着アームを押し下げ使用者の頸部付け根付近又は胸部付近に密着させることで前記上側頸部装着アームを支持しつつ頭部の動きに追従させることを特徴とする、頸掛式ウェアラブルコンピュータである。
請求項2記載の発明は、前記ヘッドホン及び前記ディスプレイユニットをそれぞれ使用者の耳部及び顔面付近へ配置することが可能な前記上側頸部装着アームと、前記上側頸部装着アームの荷重を支え使用者の頸部付け根付近又は胸部付近に当該荷重を分散させる前記下側頸部装着アームと、前記両頸部装着アームを水平方向に対して左右へ分離開口させて着脱を可能とする結合部の機能を有するほか、付勢用のバネ構造を採用するラチェット機構及び回転機構により前記上側頸部装着アームの荷重を相殺し頭部の動きに追従させるとともに前記下側頸部装着アームを押し下げて頸部付け根付近又は胸部付近に固定させる機能を有する自在ジョイントと、前記自在ジョイント内の結合機構又はラチェット機構を解除するために前記両頸部装着アームの所定位置へ設置されるリリーススイッチと、装着時の位置調整又は鞄等への折畳み収納を可能とするために前記両頸部装着アームの所定位置へ設置される屈曲構造又は伸縮構造を有する関節部と、前記上側頸部装着アームの所定位置へ取り付けられる前記ヘッドホンと、前記ヘッドホンの所定位置へ設置される耳掛け部と、前記上側頸部装着アームの所定位置へ取り付けられる前記ディスプレイユニットと、前記下側頸部装着アーム又は前記上側頸部装着アームの所定位置に取り付けられる前記通信機能付き情報処理端末装置と、操作部と、を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータである。
請求項3記載の発明は、前記本体の所定位置に、マイク又はカメラ又はライト又は視線検知センサー又は測位システム用受信部又はジャイロセンサー又は加速度センサー又は無線式リモコン用受信部又は操作部を設置して、人工知能に基づく支援制御を伴うハンズフリー操作又は手動操作又は遠隔操作により本発明の操作を可能とする機能を備える前記通信機能付き情報処理端末装置により構成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータである。
請求項4記載の発明は、前記本体の所定位置に設置された前記マイク又は前記カメラ又は前記視線検知センサー又は前記測位システム用受信部又は前記ジャイロセンサー又は前記加速度センサーから得られたデータに対して、他のリソースから得られたデータを重畳合成し又は加工を施したデータを、前記ディスプレイユニット又は前記ヘッドホンへ出力し、又は当該データを他者又は他の装置へ提供することにより、情報の収集又は共有又は照合又は意思決定又はコンピュータのコマンドを実行することが可能であり、また前記ディスプレイユニット及び前記ヘッドホンにより生成される仮想現実又は拡張現実において映像音響の鑑賞又は作業又は遠隔操作を行うことを可能とする前記通信機能付き情報処理端末装置により構成されることを特徴とする、請求項3に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータである。
請求項5記載の発明は、箱状に形成された前記ディスプレイユニットの筐体内に一又は複数の画像表示デバイスを設置して表示した画像から、前記画像表示デバイスの表示面前方に配置した一又は複数の棒状のレンズを通して、焦点が遠方となる虚像又は視差を伴い焦点が遠方となる虚像を生成し、視度補正又は深度補正処理を行った上で、当該虚像をリフレクターで反射又は拡大させて顔面側へ照射することにより、使用者の目から前記ディスプレイユニットまでの距離と焦点に係る制約を受けずに映像の視認を可能にすることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータである。
請求項6記載の発明は、使用者が掌で握り使用するタブレット形状の無線式リモコンにより前記通信機能付き情報処理端末装置を操作することが可能であり、前記の無線式リモコンには平坦面に押込スイッチ機能が付加されたタッチパッドと、一又は複数の押込スイッチボタンと、が設置され、また端部にはスクロールホイールが設置されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータである。
本発明によれば、頸掛式のウェアラブルコンピュータであることから、使用者は手で機器を保持する必要がなく、視線及び発声によるハンズフリー操作も可能であるほか、携帯及び着脱が容易であり髪型や化粧が乱されることもなく快適に使用することが可能である。またディスプレイユニットを眼前へ配置することができるため、使用者は大画面かつ明瞭な映像を視認できるほか、ディスプレイユニットを上下させることで画面と目視による視界の切替えを素早く行うことが可能であり、多量の視聴覚情報を得ながら使用時の安全性をも確保できる。更にモバイルコンピューティング用端末として使用するだけでなく、拡張現実(AR)生成装置及び仮想現実(VR)生成装置として使用することも可能である。
本発明の一実施形態の例における頸掛式ウェアラブルコンピュータの概略構成に係る外観斜視図である。 本発明の一実施形態の例における頸掛式ウェアラブルコンピュータの概略構成に係る外観正面図である。 本発明の一実施形態の例における頸掛式ウェアラブルコンピュータの概略構成に係る外観側面図である。 本発明の一実施形態の例における頸掛式ウェアラブルコンピュータを着脱する際の頸部装着アームを分離開口させた状態の概略を示した外観上面図である。 本発明の一実施形態の例における頸掛式ウェアラブルコンピュータの概略構成に係る折畳状態の、(a)は外観上面図であり、(b)は外観側面図である。 本発明の頸掛式ウェアラブルコンピュータを構成する頸部装着アームを分離又は結合又は回動させる自在ジョイントの、(a)は延長方向に対して平行に切断した場合の構造の概略を示した断面図であり、また(b)は延長方向に対して垂直に切断した場合の構造の概略を示した断面図である。 本発明の頸掛式ウェアラブルコンピュータを構成するディスプレイユニットの側面センサー部を取り外した状態における、内部構造及び映像光線の光路に係る概略を示した分解側面図である。 本発明の頸掛式ウェアラブルコンピュータを操作する無線式リモコンの概略構成に係る外観正面図(a)及び外観側面図(b)である。 本発明の一実施形態の例における頸掛式ウェアラブルコンピュータを使用者に装着した状態の、(a)は使用時の概略を示した図であり、(b)は未使用時の概略を示した図である。
以下、本発明の一実施形態につき図面を参照しながら説明する。以下は本発明の一実施形態を示すものであって、本発明を限定するものではない。
図1及び図2に示すように、本発明の頸掛式ウェアラブルコンピュータは、首輪状の上側頸部装着アーム1及び下側頸部装着アーム2と、上側頸部装着アーム1及び下側頸部装着アーム2を結合する自在ジョイント3と、両頸部装着アームの所定位置に設置され自在ジョイント3内の頸部装着アームの結合又はラチェット機構を解除するリリーススイッチ4と、両頸部装着アームの所定位置に設置される関節部5と、上側頸部装着アーム1の所定位置に設置されるヘッドホン7と、ヘッドホン7の所定位置に設置される耳掛け部8と、上側頸部装着アーム1の所定位置に取り付けられるディスプレイユニット9と、ディスプレイユニット9に設置されるマイク10又はカメラ11又はライト12又は視線検知センサー13又は測位システム用受信部14又は無線式リモコン用受信部15又はジャイロセンサー16又は加速度センサー17と、下側頸部装着アーム2の所定位置に取り付けられる通信機能付き情報処理端末装置18と、通信機能付き情報処理端末装置18の所定位置に取り付けられる操作部19と、を備えて構成される。カメラ11が視線検知機能を有する場合は、視線検知センサー13は不要である。また前記の装置とセンサー類への電源供給及び信号通信のため、両頸部装着アームの内部に電源・通信線28を配置してもよい。
なお、通信機能付き情報処理端末装置18はディスプレイユニット9に内に設置してもよく、その際は通信機能付き情報処理端末装置18に代えて操作部19のみを下側頸部装着アーム2の所定位置に取り付けてもよい。また、マイク10又は測位システム用受信部14又は無線式リモコン用受信部15又はジャイロセンサー16又は加速度センサー17は、ヘッドホン7又は通信機能付き情報処理端末装置18又は操作部19の所定位置に設置してもよい。
以上の構成において、使用者の頸部へ装着するために、まず上側頸部装着アーム1と下側頸部装着アーム2を重ね合わせ、両頸部装着アームのそれぞれの所定位置に設置されたリリーススイッチ4を操作して、両頸部装着アームの左右を結合している自在ジョイント3内の連結シャフト25を引き抜くことによりその結合を解除する。
続いて両頸部装着アームを水平面に対し左右に展開して開口部を設け、使用者の頸部を挟み込んだ後、両頸部装着アームの開口部の端部を自在ジョイント3へ挿し入れて、再び両頸部装着アームの左右を結合する。
なお、本発明が不意に頸部から脱落するのを防ぐため、リリーススイッチ4を操作した場合でも左右に展開しない限り両頸部装着アームの結合が解除されないようにするほか、使用者に傷害が発生する恐れのある引張力が本発明に働いた場合には両頸部装着アームの左右の結合が自動的に解除されるようにするため、両頸部装着アームを結合する自在ジョイント3に設置される連結用磁石20の磁力又は嵌合部のパッキン等の摩擦材21が適度に調整された構造を有するものとする。また、両頸部装着アームの開口部の端部付近に召合せ用磁石6を設置し、結合時に両端部が自然に揃うようにすることで、自在ジョイント3へ挿し入れ易くするものとする。
本発明を頸部に装着した後、両頸部装着アームの所定位置に設置されたリリーススイッチ4を操作し、自在ジョイント3内の連結シャフト25を引き抜き両頸部装着アームの上下方向の回動を固定しているラチェット機構のロックを解除した上で、下側頸部装着アーム2を押し下げ頸部付け根付近又は胸部付近に密着固定させる。続いて上側頸部装着アーム1を頭部側へ押し上げてヘッドホン7を耳へ配置し、上側頸部装着アーム1の関節部5を屈曲させて、ディスプレイユニット9を眼前へ配置する。
本発明の使用時は、ヘッドホン7及びディスプレイユニット9を常に使用者のそれぞれ耳及び眼前へ配置させるため、自在ジョイント3内のラチェットのバネ23の作用で上昇方向へ付勢された自在構造により荷重を相殺しつつ、上側頸部装着アーム1を頭部の上下左右方向の動きに追従させるものとする。
なお、両頸部装着アームの関節部5に伸縮機構を使用して、ヘッドホン7、 ディスプレイユニット9及び通信機能付き情報処理端末装置18の配置位置を 調整できるようにしてもよい。また、頭部の動きに対するヘッドホン7及びディスプレイユニット9の追従性を向上させるため、ヘッドホン7に設置した耳掛け部8を耳の上端裏側へ回動させて使用者の耳を挟持してもよい。
また、ディスプレイユニット9で生成された映像を目視する際に、手動又は自動で視度調整又は映像の深度調整を行うことができる機能を有するものとする。
更に、ディスプレイユニット9の筐体の縁部に格納式又は折畳み方式の遮光幕を設置し、拡張現実又は仮想現実を生成する際に顔面まで遮光幕を伸展することで、映像表示部透明カバー33から使用者の目の周囲までの空間が閉鎖され、映像に対する没入感を高めることもできるものとする。
本発明を頸部から取り外す際は、上側頸部装着アーム1の所定位置に設置されているリリーススイッチ4を操作して自在ジョイント3内の連結シャフト25を引き抜きラチェット機構のロックを解除して、上側頸部装着アーム1を押し下げ下側頸部装着アーム2と重ね合わせる。
続いて両頸部装着アームの所定位置に設置されているリリーススイッチ4を同時に操作し、両頸部装着アームの左右を結合している自在ジョイント3内の連結シャフト25を引き抜くことによりその結合を解除し、両頸部装着アームを水平面に対し左右方向へ展開して開口させる。
本発明の首掛式ウェアラブルコンピュータを装着しない場合は、上側頸部装着アーム1と下側頸部装着アーム2を重ね合わせ、ヘッドホン7及びディスプレイユニット9を両頸部装着アームの円周方向に対して平行かつ内向きになるように折り畳んだ後、両頸部装着アームの関節部5を屈曲させ、また伸縮機構により両頸部装着アームを伸縮させて、図5のとおり鞄等に収納できるようコンパクトに折畳むことができる。なお、折畳み状態であっても、据置又は手持ちにより本発明を使用することができるものとする。またその際に直感的な操作が可能となるよう、ディスプレイユニット9の映像表示部透明カバー33にタッチパネル機能を付加してもよい。
次に、ディスプレイユニット9の構造上の特徴につき図7を用いて説明する。箱状の筐体内部の長辺方向に一又は複数の画像表示デバイス29を延設し、その表示面前方に配置した複数のシリンドリカルレンズ等の棒状レンズ30を通して、焦点が遠方となる虚像又は視差を伴い焦点が遠方となる虚像の映像光線31を生成する。棒状レンズ30の配置又は屈折率を変化させることにより、映像光線31に視度補正又は深度補正を施した後、リフレクター32へ照射して反射又は拡大させ、映像表示部透明カバー33を通して顔面側へ送出することで、焦点が遠方となる映像の視認を可能とする。
この構造によれば、外光の影響を受けず画像表示デバイス29の表示面をほぼ直接に目視することとなるため、使用者は非常に鮮明な映像を得ることが出来るほか、視度補正又は深度補正機能により使用者の目からディスプレイユニット9までの距離に関わらず映像を視認することが可能である。従って、ディスプレイユニット9が顔前の何れの位置にあっても、また頸部から取り外し据置又は手持ちにより使用する場合であっても、使用者は常に焦点のあった良好な映像を得ることができる。
使用者が本発明の頸掛式ウェアラブルコンピュータを操作する際は、操作部19のタッチパッド又は押込スイッチボタン若しくは映像表示部透明カバー33のタッチパネルを用いるほか、無線式リモコン34又は腕時計型コンピュータを用いることができる。またマイク10又は視線検知センサー13を用いて、本発明の機能の選択又は情報の入力を行ってもよい。
なお、前記の無線式リモコン34には、マイク又はカメラ又はライト又はジャイロセンサー又は加速度センサーを併せて設置し、小型カメラとして使用するほか、使用者の四肢を使った動作により本発明を操作することもできる。
図8の無線式リモコン34を用いて操作する際は、使用者は前記のリモコンを掌で握り、親指又は人差し指で左押込スイッチボタン35又は右押込スイッチボタン36を押下することにより、画面上のクリック又は本発明の機能の選択を行う。また親指又は人差し指でスクロールホイール37を回転させることにより、画面上の上下スライドバーを操作し、小指で下押込スイッチボタン39の押下を同時に行うことで左右スライドバーを操作する。更に親指でタッチパッド38をなぞることにより、画面上のポインタを操作するほか、小指で下押込スイッチボタン39の押下を同時に行うことでドラッグ&ドロップを行う。なお、タッチパッド38はタップ又は押下することにより、クリックの操作とすることができる。
本発明は、日常生活及び業務におけるインターネットブラウジング、データの入出力、メール送受信、ソーシャルメディアの利用、アプリケーションの利用、架電用途等のいわゆるモバイルコンピューティング用携帯端末装置として使用することができる。
また、頸掛式のためハンズフリーであること、大画面のディスプレイを有し拡張現実又は仮想現実の映像音響を生成できること、通信機能及びセンサー類により使用者の活動に合わせたリアルタイムの情報処理が可能であり遠隔操作に対する適合性も高いことから、生産作業用途、建設作業用途、メンテナンス作業用途、サービス提供用途、在庫管理用途、会議用途、映像産業用途、ビデオゲーム用途、医療用途、教育指導用途、軍事活動用途等の機器として使用することもできる。
1…上側頸部装着アーム
2…下側頸部装着アーム
3…自在ジョイント
4…リリーススイッチ
5…関節部
6…召合せ用磁石
7…ヘッドホン
8…耳掛け部
9…ディスプレイユニット
10…マイク
11…カメラ
12…ライト
13…視線検知センサー
14…測位システム用受信部
15…無線式リモコン用受信部
16…ジャイロセンサー
17…加速度センサー
18…通信機能付き情報処理端末装置
19…操作部
20…連結用磁石
21…パッキン等の摩擦材
22…ラチェット(歯)
23…ラチェット(バネ)
24…ラチェット(爪)
25…連結シャフト
26…連結シャフト用バネ
27…連結シャフト引抜き線
28…電源・通信線
29…画像表示デバイス
30…棒状レンズ
31…映像光線
32…リフレクター
33…映像表示部透明カバー
34…無線式リモコン
35…左押込スイッチボタン
36…右押込スイッチボタン
37…スクロールホイール
38…タッチパッド
39…下押込スイッチボタン
















Claims (6)

  1. 自在ジョイントにより結合された上側頸部装着アーム及び下側頸部装着アームから成る上下二重構造の首輪状の頸部装着アームと、前記上下二重構造の首輪状の頸部装着アームの所定位置にそれぞれ取り付けられるヘッドホン、ディスプレイユニット及び通信機能付き情報処理端末装置と、により本体が構成され、頸部装着時に前記上側頸部装着アームを押し上げることで前記上側頸部装着アームに取り付けられた前記ヘッドホン及び前記ディスプレイユニット使用者のそれぞれ耳部及び顔面付近へ配置さるとともに、前記下側頸部装着アームを押し下げ使用者の頸部付け根付近又は胸部付近に密着させることで前記上側頸部装着アームを支持しつつ頭部の動きに追従させることを特徴とする、頸掛式ウェアラブルコンピュータ。
  2. 前記ヘッドホン及び前記ディスプレイユニットをそれぞれ使用者の耳部及び顔面付近へ配置することが可能な前記上側頸部装着アームと、前記上側頸部装着アームの荷重を支え使用者の頸部付け根付近又は胸部付近に当該荷重を分散させる前記下側頸部装着アームと、前記両頸部装着アームを水平方向に対して左右へ分離開口させて着脱を可能とする結合部の機能を有するほか、付勢用のバネ構造を採用するラチェット機構及び回転機構により前記上側頸部装着アームの荷重を相殺し頭部の動きに追従させるとともに前記下側頸部装着アームを押し下げて頸部付け根付近又は胸部付近に固定させる機能を有する自在ジョイントと、前記自在ジョイント内の結合機構又はラチェット機構を解除するために前記両頸部装着アームの所定位置へ設置されるリリーススイッチと、装着時の位置調整又は鞄等への折畳み収納を可能とするために前記両頸部装着アームの所定位置へ設置される屈曲構造又は伸縮構造を有する関節部と、前記上側頸部装着アームの所定位置へ取り付けられる前記ヘッドホンと、前記ヘッドホンの所定位置へ設置される耳掛け部と、前記上側頸部装着アームの所定位置へ取り付けられる前記ディスプレイユニットと、前記下側頸部装着アーム又は前記上側頸部装着アームの所定位置に取り付けられる前記通信機能付き情報処理端末装置と、操作部と、を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータ。
  3. 前記本体の所定位置に、マイク又はカメラ又はライト又は視線検知センサー又は測位システム用受信部又はジャイロセンサー又は加速度センサー又は無線式リモコン用受信部又は操作部を設置して、人工知能に基づく支援制御を伴うハンズフリー操作又は手動操作又は遠隔操作により本発明の操作を可能とする機能を備える前記通信機能付き情報処理端末装置により構成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータ。
  4. 前記本体の所定位置に設置された前記マイク又は前記カメラ又は前記視線検知センサー又は前記測位システム用受信部又は前記ジャイロセンサー又は前記加速度センサーから得られたデータに対して、他のリソースから得られたデータを重畳合成し又は加工を施したデータを、前記ディスプレイユニット又は前記ヘッドホンへ出力し、又は当該データを他者又は他の装置へ提供することにより、情報の収集又は共有又は照合又は意思決定又はコンピュータのコマンドを実行することが可能であり、また前記ディスプレイユニット及び前記ヘッドホンにより生成される仮想現実又は拡張現実において映像音響の鑑賞又は作業又は遠隔操作を行うことを可能とする前記通信機能付き情報処理端末装置により構成されることを特徴とする、請求項3に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータ。
  5. 箱状に形成された前記ディスプレイユニットの筐体内に一又は複数の画像表示デバイスを設置して表示した画像から、前記画像表示デバイスの表示面前方に配置した一又は複数の棒状のレンズを通して、焦点が遠方となる虚像又は視差を伴い焦点が遠方となる虚像を生成し、視度補正又は深度補正処理を行った上で、当該虚像をリフレクターで反射又は拡大させて顔面側へ照射することにより、使用者の目から前記ディスプレイユニットまでの距離と焦点に係る制約を受けずに映像の視認を可能にすることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータ。
  6. 使用者が掌で握り使用するタブレット形状の無線式リモコンにより前記通信機能付き情報処理端末装置を操作することが可能であり、前記の無線式リモコンには平坦面に押込スイッチ機能が付加されたタッチパッドと、一又は複数の押込スイッチボタンと、が設置され、また端部にはスクロールホイールが設置されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の頸掛式ウェアラブルコンピュータ。
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