JP6527630B1 - 介護用尿とりパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ止めタイプの紙おむつと併用されるタイプの介護用尿とりパッドに、便などの汚物が前面部を介して身体面の広範囲に拡散することを防止するための拡散防止機能を付加する。【解決手段】前面部11と背面部5とが連結部分Cを介してつながった1枚の平坦な尿吸収部材において、上記連結部分Cに、横方向に立体的に盛り上がった土手部3が設けられ、さらに、土手部3の横方向に沿って背面部5の方向に向かう返しギャザー4が設けられた構成を採用する。【選択図】図2

Description

本発明は、おむつと併用される介護用尿とりパッド関するものである。
自力でトイレに行けず介護を必要とする人のための従来の介護用尿とりパッドは男女共用が中心で、多くの製品では、性別の工夫が見当たらない。特に、テープ止めタイプの紙おむつ(横になった状態で交換するタイプの紙おむつ)と併用される尿とりパッドの場合、「尿とりパッド」と呼称しながら、実態は大便受けとしても併用されている。
特開平8−252276号公報 特開2005−279004号公報
テープ止めタイプの紙おむつと併用される従来の介護用尿とりパッドは尿については相当量の吸収が可能になっているものの、大便については身体前面部側への汚れ拡散の防止策がない。それゆえ、寝たきりの状態の場合、病院は人手不足の状況下では長時間の間、身体面の広範囲が大便で汚れたまま放置されていることが多い。個人宅での介護においては、特に大便の汚れの拭きとり、洗浄に労力がかかり、大変苦労している。さらに介護の現場では、大便等による感染症が広く見られ、現実に大きな問題となっている。中でも、男性の陰のうに付着した大便の洗浄には大変手間がかかり、それぞれの現場で個別に工夫して対応しているのが実情である
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、実施形態に説明する介護用尿とりパッドは、上記列挙した少なくともいずれかの欠点を解消する新規な介護用尿とりパッドを提供するものである。
本発明の第1の実施形態の介護用尿とりパッドは、
おむつと併用される介護用尿とりパッドであって、
前面部と背面部とが連結部分を介してつながった1枚の平坦な尿吸収部材における前記連結部分に、横方向に沿って立体的に盛り上がった土手部を具備すると共に、前記土手部の横方向に沿って前記背面部の方向に向かう返しギャザーが設けられたことを特徴とする。
本発明の第2の実施形態の介護用尿とりパッドは、前記第1の介護用尿とりパッドにおいて、
前記土手部における前記前面部側に、前記土手部の横方向に沿って半円形窓開き部を含む窓開き部が設けられた大便付着防止用シートを具備することを特徴とする。
上記第1の実施形態の介護用尿とりパッドは、特に女性向けの介護用尿とりパッドとして好適であり、上記第2の実施形態の介護用尿とりパッドは、男性向けの介護用尿とりパッドとして好適である。
従来の介護用尿とりパッド101の平面図 第1の実施形態の介護用尿とりパッド斜視図 大便付着防止用シートの平面図 第2の実施形態の介護用尿とりパッドの斜視図
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、同一の機能を有する部分については同一の符号を用いる。以下の実施形態はいずれも本発明の技術的思想を説明するための例示であり、限定的に解釈されるものでなく、当業者が想定しうる範囲の変形例を含むものと解する。
(第1の実施形態)
図1は、従来の介護用尿とりパッド101の平面図を示している。この介護用尿とりパッド101は、紙おむつと併用されるものである。介護用尿とりパッド1の構造は、図1に示されるとおり、背面部105と前面部111とが連結部分Cを介してつながった1枚の平坦な尿吸収パッドで構成されている。介護用尿とりパッド101の背面部105は肛門側に向けられ前面部は尿道口側に向けられて介護用おむつに全体が収められた状態で、紙おむつ全体をテープなどで固定して装着する。
従来の介護用尿とりパッド101の問題点は、1枚の尿吸収パッドの形状を加工して背面部105と前面部111とを設けただけの平坦な構造であるため、背面部105で捕捉した大便などの汚物が連結部分Cを介して前面部111の方に移動することを防止する手段を具備せず、それゆえ汚物が前面部111の方に移動するとそこから身体前面部側の広範囲に拡散してしまう点にあった。
図2は、第1の実施形態の介護用尿とりパッド1の斜視図である。図2に示すように、背面部5と前面部11との連結部分Cの一部(連結部分Cの中央部付近はちょうど身体の会陰部があたる位置2となる)に、横方向に沿って半円柱状に立体的に盛り上がった土手部3を設けると共に、さらに、土手部3の横方向に沿って背面部5の方向に向けて複数のギャザー(ひだ)が設けられた返しギャザー4を設ける構成を採用する。土手部3の盛り上がりと返しギャザー4とによって立体ギャザーを構成する。立体ギャザーは、大便が前面部11側への移動を堰き止める役割を果たすものであり、返しギャザー4は土手部3の最も盛り上がった部分よりも背面部5側にわずかに下がった部位に設けられていることが好ましい。
土手部3と返しギャザー4と大便付着防止用シート6を設置した介護用尿とりパッド1の装着時の手順は、まず返しギャザー4の中央部付近が身体の会陰部付近にくるように、身体のお尻部分を介護用尿とりパッド1に乗せる。そして介護用尿とりパッド1の前面部11で尿道口をしっかり押さえて重ねる。その後併用している介護用おむつで、定められた手順に沿って全体を収めて紙おむつ全体をテープで固定する。
本実施形態の介護用尿とりパッド1は、特に女性向けの介護用尿とりパッドとして好適に利用することができ、本実施形態の介護用尿とりパッド1の構成によれば、大便が身体前面側の尿道口やデリケートな部分に付着あるいは侵入することを防止できる結果、身体前面部側の広範囲に拡散することを未然に防止できる利点がある。さらに、介護者が介護用尿とりパッドを取り替える際にも、大便の拭きとりや洗浄が、被介護者の背面部側中心となるため、介護者にとって作業が早く、楽になるといった利点がある。さらに、介護用尿とりパッド1の背面部5側から流れ出た大便が土手3及び返しギャザー4によって堰き止められ、そのまま背面部5側に留まって前面部11側に移動しないため、介護者がトイレに大便を流す際にも、作業しやすい。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態の介護用尿とりパッド1を表す斜視図であり、図2に示す第1の実施形態の介護用尿とりパッド1における半円柱状に盛り上がった土手部3の前面部1側(図2における半円柱の盛り上がった土手部の前面側の上辺7近傍)に、大便付着防止用シート6が設けられている。
図3は、土手部3の前面部1側に取り付けられる大便付着防止用シート6の平面図を表している。大便付着防止用シート6は薄いシート状の部材で構成され、内部に1つの大きな窓開き部が設けられている。窓開き部は、長方形窓開き部8と半円形窓開き部9とで構成されており、男性器が通る程度の大きさを有する。それゆえ、陰のうの根元を半円形窓開き部8でしっかり収めて腹部方向に持ち上げる役割を果たす。その上部の長方形窓開き部9で尿道口その他を開放するため、排尿時にストレスを与えることはない。そして、大便付着防止用シート6によって常時、陰のうが肛門と根元から分離された状態が維持されるので、大便が陰のうに付着しにくくなる。
土手部3と返しギャザー4と大便付着防止用シート6を設置した介護用尿とりパッド1の装着時の手順は、まず返しギャザー4の中央部付近が身体の会陰部付近にくるように、身体のお尻部分を介護用尿とりパッド1に乗せる。大便付着防止用シート6の上部10を持ち、長方形窓開き部9で陰のうの根元を収めて腹部方向に引き上げる。さらにその上から介護用尿とりパッド1の前面部11で尿道口をしっかり押さえて重ねる。その後併用している介護用おむつで、定められた手順に沿って全体を収めてテープで固定する。
第2の実施形態の介護用尿とりパッド1は、特に男性向けの介護用尿とりパッドとして好適に利用することができ、本実施形態の介護用尿とりパッド1の構成によれば、大便が陰のうに付着することを防止できる利点がある。さらに、上述した第1の実施形態と同様に、介護者が排便した際に介護用尿とりパッドを取り替える際にも、大便の拭きとりや洗浄が、被介護者の背面部側中心となるため、介護者にとって作業が早く、楽になるといった利点がある。さらに、介護用尿とりパッド1の背面部5側に大便が堰き止められ留まるため、介護者がトイレに大便を流す際にも、作業しやすい。
1 介護用尿とりパッド
2 身体の会陰部があたる位置
3 土手部
返しギャザー
背面部
6 大便付着防止用シート
7 半円柱の盛り上がった土手部の前面側の上辺
8 半円形窓開き
9 長方形窓開き
10 大便付着防止用シートの上部
11 前面部
C 連結部分

Claims (2)

  1. おむつと併用される介護用尿とりパッドであって、
    前面部と背面部とが連結部分を介してつながった1枚の平坦な尿吸収部材における前記連結部分に、横方向に沿って立体的に盛り上がった土手部を具備すると共に、前記土手部の横方向に沿って前記背面部の方向に向かう返しギャザーが設けられた介護用尿とりパッド
  2. 前記土手部における前記前面部側に、前記土手部の横方向に沿って半円形窓開き部を含む窓開き部が設けられた大便付着防止用シートを具備する請求項1記載の介護用尿とりパッド。
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JP2019107469A (ja) * 2019-01-07 2019-07-04 正雄 千後瀧 健康な成年層の男性向けの便失禁専用のパットとおむつ。状態に応じて使い分けできる3通りの用具で、ワンタッチパット、ぴたっとパット、窓開き下着風おむつで構成される。

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