JP6526151B1 - 燃料ポンプモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】炎天下においても、燃料ポンプを制御するポンプ駆動回路の冷却が十分に行える燃料ポンプモジュールを得る。【解決手段】この発明による燃料ポンプモジュールは、燃料タンクに設けられる開口部を閉塞する蓋部材と、燃料タンクの内側に設けられる燃料ポンプと、燃料タンクの外側に設けられ、燃料ポンプを制御するポンプ駆動回路と、金属製の締結部材とを備えている。蓋部材には、燃料タンクの内側に向けて突出し、締結部材と締結可能な被締結部が設けられている。ポンプ駆動回路は、締結部材および被締結部によって、蓋部材に固定されている。【選択図】図2

Description

この発明は、燃料を貯蔵するための燃料タンクに取付けられ、燃料タンク内の燃料を主に内燃機関へ供給する燃料ポンプモジュールに関するものである。
従来の燃料ポンプモジュールには、燃料タンクの下方に開口部が設けられ、この開口部を閉塞する蓋部材に、燃料ポンプが支持されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された燃料ポンプモジュールにおいては、蓋部材の燃料タンク内側に、燃料ポンプを支持する支持部、および、燃料ポンプのポンプ吸入路に接続されるストレーナを収納するストレーナ収納部が、設けられている。また、蓋部材において、燃料タンク外側で、ストレーナ収納部に対向する位置には、燃料ポンプを駆動するポンプ駆動回路が配置されている。この燃料ポンプモジュールにおいては、ポンプ駆動回路で発生する熱を、蓋部材を介して、ストレーナ収納部に流れる燃料によって、冷却している。また、ポンプ駆動回路を収納する部材を金属材料とし、大気への放熱によって、さらに、ポンプ駆動回路で発生する熱の冷却を図っている。
特開2002−303217号公報
しかしながら、この従来の燃料ポンプモジュールには、以下のような課題がある。特許文献1には、ポンプ駆動回路が駆動回路収納部材に固定される方法については、言及ざれていない。そのため、ポンプ駆動回路で発生する熱は、蓋部材を介して、ストレーナ収納部に流れる燃料に放散されていると考えられる。蓋部材は、熱伝導性の良くない合成樹脂材料によって作られている。したがって、ポンプ駆動回路で発生する熱を、蓋部材を介して、燃料に放熱するだけでは、ポンプ駆動回路の冷却を十分に行うことができない。
そのため、この特許文献1には、ポンプ駆動回路を収納する部材を、金属材料によって構成し、ポンプ駆動回路で発生する熱を大気へ放熱させることによって、冷却効果を高める構成が合わせて記載されている。しかしながら、二輪車においては、燃料タンクは、内燃機関の上方に近接して配置されることが多い。そのため、内燃機関から発生する熱の影響によって、燃料タンク外側の大気温は、上昇し、大気中への放熱は、困難となる。特に、炎天下においては、大気中への放熱は、さらに困難となる。したがって、特許文献1に記載された燃料ポンプモジュールでは、ポンプ駆動回路の冷却を十分に行うことができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、炎天下においても、ポンプ駆動回路の冷却が十分に行える燃料ポンプモジュールを提供することを目的とするものである。
この発明による燃料ポンプモジュールは、燃料タンクに設けられる開口部を閉塞する蓋部材と、燃料タンクの内側に設けられる燃料ポンプと、燃料タンクの外側に設けられ、燃料ポンプを制御するポンプ駆動回路と、金属製の締結部材とを備える。蓋部材には、燃料タンクの内側に向けて突出し、締結部材と締結可能な被締結部が設けられる。ポンプ駆動回路は、締結部材および被締結部によって、蓋部材に固定される。
この発明による燃料ポンプモジュールでは、ポンプ駆動回路を、熱伝導性に優れた金属製の締結部材によって、蓋部材に固定している。また、被締結部は、燃料タンクに突出しており、燃料と接触する表面積が、燃料タンクに突出していない場合と比較して、増加している。この締結部材および被締結部を放熱に用いることによって、ポンプ駆動回路で発生した熱を、効率よく燃料へ放散することができる。
これにより、炎天下においても、ポンプ駆動回路の冷却が十分に行える燃料ポンプモジュールを提供することができる。
この発明の実施の形態1による燃料ポンプモジュールの斜視図である。 図1におけるII−II線に沿って変位図示された縦断面図である。 図2における燃料ポンプの詳細を示す図である。 実施の形態2による燃料ポンプモジュールの変位図示縦断面図である。 実施の形態3による燃料ポンプモジュールの変位図示縦断面図である。
以下、本発明における燃料ポンプモジュールの実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、同一または相当部分については同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による燃料ポンプモジュールの斜視図である。この燃料ポンプモジュール100は、二輪車の燃料タンクに取り付けられている。
燃料ポンプモジュール100は、樹脂製の蓋部材200、およびポンプケース300を備えている。蓋部材200は、支持部201、鍔部203、吐出パイプ部204、ポンプ駆動回路収納部205、および給電部207を備えている。支持部201は、一面が塞がれた円筒形状である。鍔部203は、支持部201の塞がれた一面の周囲に延設されている。支持部201には、燃料ポンプを収納しているポンプケース300が、スナップフィット構造によって、掛り止めされている。
吐出パイプ部204、ポンプ駆動回路収納部205、および給電部207は、燃料タンク10の外側に設けられている。吐出パイプ部204は、パイプ形状であり、図示されない内燃機関に燃料を供給吐出する。ポンプ駆動回路収納部205は、燃料ポンプ駆動回路を収納している。給電部207は、ポンプ駆動回路に電源供給するための外部電源が接続されるコネクタを構成している。
図2は、図1におけるII−II線に沿って、変位図示された縦断面図である。燃料タンク10の底には、円形の開口部11が設けられている。ポンプケース300および支持部201は、開口部11から燃料タンク10に挿入されている。鍔部203は、燃料タンク10およびセットプレート20によって挟持されている。セットプレート20は、ボルト40および、燃料タンク10に設けられたボルト受け部12によって螺着されている。これにより、燃料ポンプモジュール100は、燃料タンク10に固定される。燃料タンク10および鍔部203の間には、シール部材30が設けられている。シール部材30は、開口部11および蓋部材200の間からの燃料の漏洩を防止している。
支持部201内には、サクションフィルタ収納部202が設けられている。サクションフィルタ収納部202には、サクションフィルタ500が収納されている。サクションフィルタ500は、燃料中の異物を除去するためのフィルタである。サクションフィルタ収納部202の上方においては、ポンプケース300が、支持部201に取り付けられている。ポンプケース300には、高圧フィルタ302、分岐部304、上部燃料通路305、および燃料ポンプ400が設けられている。また、支持部201内には、蓋部材200およびポンプケース300によって、プレッシャーレギュレータ600が挟持され、固定されている。
ポンプ駆動回路収納部205は、蓋部材200を挟んで、サクションフィルタ収納部202に対向した位置にある。ポンプ駆動回路収納部205には、燃料ポンプ400を制御するポンプ駆動回路208が収納されている。ポンプ駆動回路208は、片面実装基板で、パワートランジスタ、制御用IC、抵抗、コンデンサ等が、支持部201側と反対側である下側実装面に配置されている。ポンプ駆動回路208は、金属ネジ209、および支持部201に設けられたネジ受け部206によって、支持部201に螺着されている。ネジ受け部206は、燃料タンク10内のサクションフィルタ収納部202に向けて突出して、形成されている。金属ネジ209のネジ頭219は、ポンプ駆動回路208に密着している。金属ネジ209は、締結部材を構成し、ネジ受け部206は、被締結部を構成する。ポンプ駆動回路208の上側のはんだ面および支持部201の間には、放熱シート210が挟持されている。また、ポンプ駆動回路収納部205は、封止されていないので、結露防止のために、ベントフィルタ220が備えられている。
ポンプ駆動回路208は、蓋部材200にインサート成型され、給電部207(図1参照)内に設けられた、図示されていない給電端子から、ポンプ駆動回路収納部205に通じ、ポンプ駆動回路208にはんだ付けされた導線によって、電源が供給され、動作している。
燃料ポンプ400は、ポンプ駆動回路208からの出力が、ポンプ駆動回路収納部205、蓋部材200を貫通するようにインサート成型されている出力端子(図示なし)、およびハーネス(図示なし)を通り、燃料ポンプ400のモータ端子453(図3参照)に供給されることによって、動作している。
図3は、図2における燃料ポンプ400の詳細を示す図である。燃料ポンプ400は、上方のモータ部410および下方のポンプ部411を有している。モータ部410は、モータハウジング450に内蔵されている。モータハウジング450は、モータ端子453、ステータ451および円筒形状のヨーク458が、一体成型されている。ヨーク458は、下方に開口しており、ヨーク458の係止段部459には、ポンプベース403が当接配置されている。ポンプベース403の下面には、ポンプカバー402が当接配置されている。係止段部459の下方端は、ポンプカバー402の内方にカシメ形成されている。このようなカシメによって、ポンプベース403およびポンプカバー402は、係止段部459に固着されている。ポンプベース403およびポンプカバー402の対向する面の間には、ポンプ室401が形成されている。
モータ部410は、モータ室480の中に、ステータ451およびロータ470を有している。円筒形状のステータ451は、ヨーク458の内側に配置されており、ヨーク458とともに、モータハウジング450に一体成型されている。ステータ451には、コイル452が巻回されている。
ロータ470は、ステータ451の内径側で、ステータ451と対向している。ロータ470は、円筒形状のマグネット471および回転軸472が、樹脂で一体成型されている。回転軸472の上端は、モータハウジング450に一体成型された上側軸受454によって、モータハウジング450に回転自在に支持されている。回転軸472の下端は、ポンプベース403に圧入された下側軸受455によって、ポンプベース403に回転自在に支持されており、ポンプカバー402に圧入されたスラスト軸受405に当接している。回転軸472の下端には、ポンプ室401に収納されているインペラー404が係合している。
ポンプカバー402に穿設されたポンプ吸入路406は、ポンプ室401に連通している。ポンプ吸入路406には、サクションフィルタ500が圧入されている。ポンプ室401は、ポンプベース403に穿設され、モータ室480を経由して、燃料ポンプ400の上方に設けられるポンプ吐出路456に連通している。ポンプ吐出路456は、モータハウジング450に成形されている。ポンプ吐出路456の内部には、燃料の逆流を防ぐ為のチェックバルブ457が配置されている。
図2に示すように、ポンプ吐出路456は、ポンプケース300内の上部燃料通路305の一端に、Oリング301を介して、係合している。上部燃料通路305の他端は、ポンプケース300内の高圧フィルタ302の上端に、熱板溶着によって接続されている。高圧フィルタ302の下端は、ポンプケース300内の分岐部304に、Oリング303を介して、係合している。分岐部304は、プレッシャーレギュレータ600に向かう通路と、蓋部材200の吐出パイプ部204に向かう通路(図示せず)との二方向に分岐する。プレッシャーレギュレータ600は、Oリング601を介して係合している。
燃料は、燃料タンク10からサクションフィルタ収納部202に導入される。燃料は、サクションフィルタ500から燃料ポンプ400に導入される。燃料は、上部燃料通路305、高圧フィルタ302を通り、分岐部304に導入される。燃料は、プレッシャーレギュレータ600によって、供給圧力を一定に保たれながら、吐出パイプ部204を通り、内燃機関に吐出される。
ポンプ駆動回路208で発生する熱は、金属ネジ209のネジ頭219から、金属ネジ209の本体、およびネジ受け部206を通り、燃料タンク10内の燃料に逃がされる。金属ネジ209は、熱伝導性が高い。そのため、金属ネジ209のネジ頭219が、ポンプ駆動回路208に密着していることによって、効率的に放熱を行うことができる。また、ネジ受け部206が燃料タンク10内に突出している。その場合、ネジ受け部206が燃料タンク10内に突出していない場合と比較して、燃料と接触する表面積が増加するので、効率的に放熱を行うことができる。さらに、この放熱経路は、外気温に左右されない。したがって、炎天下においても、ポンプ駆動回路208の冷却を十分に行うことができる。
特に、ネジ受け部206は、サクションフィルタ収納部202に突出している。サクションフィルタ収納部202には、常に燃料が流れている。そのため、放熱によって、一時的に、燃料の一部の温度が上昇しても、燃料の流れによって、すぐに温度の低い燃料部分が流れてくるため、効果的に放熱を行うことができる。これにより、ポンプ駆動回路208の冷却を、効率的に行うことができる。
また、ポンプ駆動回路208の上側のはんだ面および支持部201の間には、放熱シート210が挟持されている。ポンプ駆動回路208で発生した熱の一部は、放熱シート210を介して、支持部201に伝導し、燃料によって冷却される。これにより、ポンプ駆動回路208に対する冷却効果を、さらに高めることができる。
このように、実施の形態1における燃料ポンプモジュール100は、燃料タンク10に設けられる開口部11を閉塞する蓋部材200と、燃料タンク10の内側に設けられる燃料ポンプ400と、燃料タンク10の外側に設けられ、燃料ポンプ400を制御するポンプ駆動回路208と、金属ネジ209とを備えている。蓋部材200には、燃料タンク10の内側に向けて突出し、金属ネジ209と締結可能なネジ受け部206が設けられている。ポンプ駆動回路208は、金属ネジ209およびネジ受け部206によって、蓋部材200に固定されている。
ポンプ駆動回路208で発生した熱は、金属ネジ209のネジ頭219から、金属ネジ209の本体、およびネジ受け部206を通り、燃料タンク10内において、燃料に逃がされる。金属ネジ209は、熱伝導性が高い。そのため、効率的に放熱が行える。また、この経路による放熱は、外気と熱交換するものではないので、外気温に直接依存しない。
これにより、炎天下においても、ポンプ駆動回路の冷却が十分に行える燃料ポンプモジュールを提供することができる。
実施の形態1における燃料ポンプモジュール100は、燃料ポンプ400を収納するポンプケース300をさらに備えている。蓋部材200は、ポンプケース300を支持する支持部201を有している。支持部201には、燃料ポンプ400のポンプ吸入路406に接続されるサクションフィルタ500を収納するサクションフィルタ収納部202が設けられている。ネジ受け部206は、サクションフィルタ収納部202に突出して設けられている。サクションフィルタ収納部202には、常に燃料が流れている。そのため、放熱によって、一時的に、燃料の一部の温度が上昇しても、燃料の流れによって、すぐに温度の低い燃料部分が流れてくる。これにより、ポンプ駆動回路208の冷却を、より効率的に行うことができる。
蓋部材200と、ポンプ駆動回路208との間に、放熱シート210が設けられている。これにより、ポンプ駆動回路208に対する冷却効果を、さらに高めることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2における燃料ポンプモジュールについて、図4を用いて説明する。実施の形態2では、蓋部材200に、金属部材がインサート成型されている。
図4は、この発明の実施の形態2による燃料ポンプモジュールの縦断面図である。実施の形態2による燃料ポンプモジュール101では、蓋部材200のネジ受け部206において、金属ネジ209と締結可能な雌ねじを有するネジ受け金属211がインサート成型されている。ネジ受け金属211は、第1の金属部材を構成する。
ポンプ駆動回路208で発生する熱は、金属ネジ209およびネジ受け部206を介して、燃料タンク10の燃料によって、冷却される。その場合、ネジ受け部206に伝えられた熱は、ネジ受け金属211によって、効率よくネジ受け部206に広げられ、燃料と接触する表面積が増加している。そのため、ポンプ駆動回路208で発生する熱は、燃料に、さらに伝わりやすくなっている。これにより、ポンプ駆動回路208の冷却を、さらに効率的に行うことができる。
実施の形態2における燃料ポンプモジュール101では、蓋部材200には、ネジ受け部206において、金属ネジ209と締結可能なネジ受け金属211がインサート成型されている。これにより、ポンプ駆動回路208の冷却を、さらに効率的に行うことができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3における燃料ポンプモジュールについて、図5を用いて説明する。実施の形態3では、蓋部材200にヒートシンクがインサート成型されている。
図5は、この発明の実施の形態3による燃料ポンプモジュールの縦断面図である。実施の形態3による燃料ポンプモジュール102では、蓋部材200に、ヒートシンク212がインサート成型されている。ヒートシンク212には、ネジ受け部206にネジ受け金属211が設けられている。ヒートシンク212には、蓋部材200の側に、線状に突出したフィンを有する金属板213が、ポンプ駆動回路208に対向して、設けられている。ヒートシンク212の燃料タンク10側は、蓋部材200の樹脂で覆われている。また、ヒートシンク212およびポンプ駆動回路208の間には、放熱シート210が設けられている。金属板213は、第2の金属部材を構成する。
ポンプ駆動回路208で発生する熱は、金属ネジ209およびネジ受け金属211を通り、燃料タンク10の燃料によって、冷却される。また、ポンプ駆動回路208で発生する熱の一部は、放熱シート210を介して、ヒートシンク212に伝えられる。ヒートシンク212に伝えられた熱は、蓋部材200を介して、燃料タンク10内の燃料によって、冷却される。ヒートシンク212によって、ポンプ駆動回路208の冷却を、さらに効率的に行うことができる。この場合、ヒートシンク212において、燃料タンク10と反対側は、ポンプ駆動回路収納部205内に露出している。そのため、ヒートシンク212は、ポンプ駆動回路208からの熱を受けやすくなっている。
ヒートシンク212およびポンプ駆動回路208の間には、放熱シート210が設けられている。そのため、ポンプ駆動回路208で発生する熱は、ヒートシンク212に、さらに伝わりやすくなっている。また、ヒートシンク212には、フィンが設けられている。そのため、ヒートシンク212の放熱性を良くすることができる。また、ヒートシンク212の燃料タンク10側は、支持部201の樹脂で覆われている。そのため、燃料タンク10の密閉性を確保することができる。
実施の形態3における燃料ポンプモジュール102では、蓋部材200には、ポンプ駆動回路208に対向する金属板213と、ネジ受け部206に、金属ネジ209と締結可能なネジ受け金属211とが、一体化されたヒートシンク212がインサート成型されている。このような構造を採ることによって、ポンプ駆動回路208で発生する熱の一部は、ヒートシンク212に伝えられ、支持部201を介して、燃料タンク10内の燃料によって、冷却される。これにより、ポンプ駆動回路208の冷却を、さらに効率的に行うことができる。
ヒートシンク212と、ポンプ駆動回路208との間に、放熱シート210が設けられている。そのため、ポンプ駆動回路208で発生する熱は、さらに、ヒートシンク212に伝わりやすくなっている。これにより、ポンプ駆動回路208の冷却を、さらに効率的に行うことができる。
10 燃料タンク、11 開口部、100,101,102 燃料ポンプモジュール、200 蓋部材、201 支持部、202 サクションフィルタ収納部、206 ネジ受け部(被締結部)、208 ポンプ駆動回路、209 金属ネジ(締結部材)、210 放熱シート、211 ネジ受け金属(第1の金属部材)、212 ヒートシンク、213 金属板(第2の金属部材)、300 ポンプケース、400 燃料ポンプ、406 ポンプ吸入路、500 サクションフィルタ。

Claims (6)

  1. 燃料タンクに設けられている開口部を閉塞する蓋部材と、
    前記燃料タンクの内側に設けられている燃料ポンプと、
    前記燃料タンクの外側に設けられ、前記燃料ポンプを制御するポンプ駆動回路と、
    金属製の締結部材と、
    を備え、
    前記蓋部材には、前記燃料タンクの内側に向けて突出し、前記締結部材と締結可能な被締結部が設けられ、
    前記ポンプ駆動回路は、前記締結部材および前記被締結部によって、前記蓋部材に固定されている、
    燃料ポンプモジュール。
  2. 前記燃料ポンプを収納するポンプケースをさらに備え、
    前記蓋部材は、前記ポンプケースを支持する支持部を有し、
    前記支持部には、前記燃料ポンプのポンプ吸入路に接続されるサクションフィルタを収納するサクションフィルタ収納部が設けられ、
    前記被締結部は、前記サクションフィルタ収納部に突出して設けられている、
    請求項1に記載の燃料ポンプモジュール。
  3. 前記蓋部材には、前記被締結部において、前記締結部材と締結可能な第1の金属部材がインサート成型されている、
    請求項1または2に記載の燃料ポンプモジュール。
  4. 前記蓋部材と、前記ポンプ駆動回路との間に、放熱シートが設けられている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料ポンプモジュール。
  5. 前記蓋部材には、
    前記被締結部に設けられ、前記締結部材と締結可能な第1の金属部材と、
    前記ポンプ駆動回路に対向する第2の金属部材とが、
    一体化されたヒートシンクがインサート成型されている、
    請求項1または2に記載の燃料ポンプモジュール。
  6. 前記ヒートシンクと、前記ポンプ駆動回路との間に、放熱シートが設けられている、
    請求項5に記載の燃料ポンプモジュール。
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