JP6522856B2 - ライセンス補助アクセス(laa)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法 - Google Patents

ライセンス補助アクセス(laa)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6522856B2
JP6522856B2 JP2018516045A JP2018516045A JP6522856B2 JP 6522856 B2 JP6522856 B2 JP 6522856B2 JP 2018516045 A JP2018516045 A JP 2018516045A JP 2018516045 A JP2018516045 A JP 2018516045A JP 6522856 B2 JP6522856 B2 JP 6522856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
rac
tps
communication resource
belonging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018516045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018531548A (ja
JP2018531548A6 (ja
Inventor
アデル セーラム、モハメッド
アデル セーラム、モハメッド
マーレフ、アミン
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2018531548A publication Critical patent/JP2018531548A/ja
Publication of JP2018531548A6 publication Critical patent/JP2018531548A6/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6522856B2 publication Critical patent/JP6522856B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

[相互参照]
本願は、「ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法(Methods for Synchronous Access of Unlicensed Medium by Grouping Small Cells in Licensed Assisted Access (LAA) Networks)」と題する、2015年9月29日出願の米国特許出願第14/869,617号に対する優先権を主張するものであり、その内容の全体が本明細書に参照として組み込まれる。
本開示は、ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおけるアンライセンス媒体にアクセスするための方法およびデバイスに関する。
現在、アンライセンススペクトルの使用を増大させることに関心が持たれている。必要に応じてネットワークのリソースを増大させるべく、アンライセンススペクトルをライセンススペクトルにアグリゲートすることに関心が持たれている。ライセンス補助アクセス(LAA)は、ライセンスネットワークからの補助によってアンライセンススペクトルへのアクセスを可能とする。LAAは、アンライセンスコンポーネントキャリア(CC)を事業者のスモールセルにおいてアグリゲートすることで、モバイルブロードバンド(MBB)エアインタフェースをアンライセンススペクトルに導入することを目的としている。5GHzおよび2.4GHzが現在関心を持たれているスペクトルであるが、LAA方法は任意の他のスペクトルに拡張可能であってよい。
LAAにおける検討事項は、無線ローカルエリアネットワーク(WLANとの効率的かつ公平な共存をいかに維持するかというものである。スモールセル(低電力ノード(LPN)とも称される)は、ライセンススペクトルおよびアンライセンススペクトルの両方で動作し得る低電力の無線アクセスノードであり、比較的短い範囲(例えば約10mから約200m)を有し、LAAを利用することができる。問題は、LAAにおけるスモールセルのデプロイメントが高密度であり得るとともに、WLANポイントが高密度であり得るので、著しい干渉が予想され得ることである。さらに、WLANは通常、(例えばIEEE802.11acに準拠して)適時的により多くのチャネルを使用するよう構成される。
いくつかの例において、本開示は、ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける通信リソースのアクセスを管理するための方法であって、複数の送信ポイント(TP)から、各TPによる第1通信リソースの予想される使用を示す情報の第1セットを受信する段階と、情報の第1セットに従って、所与の各TPに、所与のTPが属する第1無線アクセスクラスタ(RAC)に属する任意の他のTPと第1通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を、複数のTPへ送信する段階であって、第1RACは、1または複数のRACの第1セットにおける1つであり、複数のTPの各々は、RACの第1セットにおけるそれぞれのRACに属し、RACの第1セットにおける各RACは、1または複数のTPを包含する、段階とを備える方法を記載する。
いくつかの例において、本開示は、ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける通信リソースのアクセスを管理するためのシステムであって、各TPによる第1通信リソースの予想される使用を示す情報の第1セットを、システムに関連付けられた複数の送信ポイント(TP)から受信することと、情報の第1セットに従って、所与の各TPに、所与のTPが属する第1無線アクセスクラスタ(RAC)に属する任意の他のTPと第1通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を、複数のTPへ送信することであって、第1RACは、1または複数のRACの第1セットにおける1つであり、複数のTPの各々は、RACの第1セットにおけるそれぞれのRACに属し、RACの第1セットにおける各RACは、1または複数のTPを包含する、こととをシステムに行わせる命令を実行するよう構成されたプロセッサを備えるシステムを記載する。
いくつかの例において、本開示は、ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける送信ポイント(TP)が通信リソースにアクセスするための方法であって、TPによる第1通信リソースの予想される使用を示す情報の第1セットをセントラルサーバへ送信する段階と、TPが属する無線アクセスクラスタ(RAC)についての情報をセントラルサーバから受信する段階であって、情報は、第1通信リソースにアクセスするためのタイミング情報を含む、段階と、タイミング情報に従って第1通信リソースにアクセスまたはこれを予約する段階とを備える方法を記載する。
ここで、本願の例示的実施形態を示す添付の図面を例として参照する。
LPNの例示的な重複WLANフットプリントを示す図である。
図1AのLPNによる通信媒体の非同期的な使用を示す図である。
本明細書に開示の例が実装され得る例示的システムの図である。
本明細書に開示の例が実装され得る例示的処理システムの図である。
開示の例の例示的実施形態を示す例示的システムの図である。
複数のセントラルサーバを伴う、開示の例の別の例示的実施形態を示す例示的システムの図である。
通信媒体の複数のチャネルを伴う、開示の例の別の例示的実施形態を示す例示的システムの図である。
本明細書に開示の例での使用に好適なグループ化アルゴリズムの例を示す。
本明細書に開示の例を実装するための例示的ロジックを示す図である。
開示の方法の例を示すフローチャートである。
重複するフットプリントを有するTPによる通信媒体の非同期的な使用を示す図である。
本明細書に開示の例に係る通信媒体の協調的な使用を示す図である。
本明細書に開示の例を実装するための例示的信号を示すシグナリング図である。
本明細書に開示のクロスサーバの例を実装するための例示的信号を示すシグナリング図である。
同様のコンポーネントを表すのに同様の参照番号が異なる図において用いられていることがある。
LAAの実装における課題は、いかにエアタイムシェア(airtime share)を最大化し、高スペクトル効率での送信を可能とし、一方で共存オーバヘッドを最小化するかということであり得る。互いに近接するLPNが、3GPP規格に準拠して、同期された送信ウィンドウを有するのが好ましいことであり得る。これは、繰り返し係数を1とすることを実現し、事業者内干渉管理(intra−operator interference management)の簡略化を促進し得る。
アプローチとしては、各送信ポイント(TP)が独立してアンライセンススペクトルにアクセスすることが挙げられる。リッスン・ビフォア・トーク(LBT)とも称されるこのアプローチでは、媒体が利用可能であると(例えばエネルギー検出を用いて)決定されるたびに、各TPが媒体にアクセスする。TPは、媒体を予約することなく媒体にアクセスし得る。結果として、WLANノードは、TPによる使用を認識しないことがあり、TPの送信中に送信を行って干渉を引き起こすことがある。
代替的に、TPは、(例えば、キャリアセンシング(CS)を作動させることによりWLANノードをブロックして)送信期間を予約し得る。その結果、TPの送信にはWLAN干渉のリスクがなくなる。しかしながら、これはWLANノードによる使用を過度にブロックすることがある。図1Aおよび図1Bは、このアクセス方法に伴う問題を示す。図1Aにおいて、2つのLPN、すなわちTP1 10およびTP2 15は各々、1または複数のデバイスにスペクトルアクセスを提供する。TP1 10およびTP2 15は、WLANノード20が重複エリアに入るよう、重複するフットプリントを有する。図1Bは、TP1 10、TP2 15および共通のWLANノード20の各々による媒体使用の例を示す。図1Bにおいて、各TP10、15からの各送信に先立って、その送信時間ブロックを予約し、WLANノード20による使用をブロックするための信号25がある。TP10、15による使用は同期されていないので、WLAN使用に対するブロックは著しいものとなる。TP10、15がTP10、15の間での干渉を回避するよう互いに協調することを試みる場合、このブロックはさらに悪化し得る。結果として、TPフットプリント間の重複エリアに入っているいくつかのWLANノードが、重複TPによって多重にブロックされることに起因して、共存の公平性が損なわれることがある。この状況は、ノードが高密度であり、チャネル占有率が高い場合に深刻化し得る。
別のアプローチとしては、LAAのTPが、他のTP送信との干渉を回避することによって、隣接するTPと使用を協調するものがあり得る。このアプローチでは、「公平」とみなされる、アンライセンス媒体の使用シェア(デューティサイクルとも称される)が推定される。このとき、TPによる使用が所定の期間にわたって許可されてよい。この所定の期間中に、各TPが同時送信を回避するよう隣接TPと協調しつつ、各TPが直接的に(LBTを用いることなく)送信を行ってよい。その結果、WLANノードは、TPによって使用をブロックされる可能性のない保護期間を常に有することとなる。しかしながら、WLAN使用が特定の期間に制限されないおそれがある。よって、TPによる使用のために定められた期間中にWLAN送信が起こることが考えられる。さらに、所望の周波数繰り返しが実現しない。
様々な例において、本開示は、既存のアプローチにおける1または複数の懸念への対処を促進し得る方法およびデバイスを提供する。本明細書に記載のいくつかの例において、同期を可能とするべくLBTアプローチが用いられてよい。さらに、媒体使用の効率を増大させるべく、1または複数のTPが共に無線アクセスクラスタ(RAC)にグループ化されてよい。
図2は、本明細書に記載の例が実装され得る例示的システム200を示す。例示的システム200において、中央スペクトル管理制御ユニット(CSMC)205が、複数のTP210の動作を管理する。システム200はクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN)を含んでよく、CSMC205はCRANコントローラ215によって実装されてよい。CSMC205は、管理対象のTP210によるアンライセンス媒体の使用を、媒体の1または複数のチャネル(一般に1または複数の通信リソースと称する)に関して管理してよい。CSMC205は、1または複数のバックホール接続(またはeNodeBインタフェース)を介してTP210を管理してよい。一般に、バックホール接続を通した情報交換は、その交換が高速である必要がない(例えば、10〜1000msといった、媒体のフレーム長またはデューティサイクル期間と同程度であることのみが必要である)場合に許容可能であってよい。
図3は、例示的CSMC205および下記の例示的方法のような、本明細書に開示の方法およびシステムを実装するのに用いられ得る例示的処理システム300の概略図である。処理システム300は、例えばサーバ、または任意の好適な処理システムであってよい。本開示を実装するのに好適な他の処理システムが用いられてよく、これは以下で論じるものとは異なるコンポーネントを含んでよい。図3は、各コンポーネントの単一のインスタンスを示すが、処理システム300には各コンポーネントの複数のインスタンスが存在してよい。
処理システム300は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用の論理回路、またはそれらの組み合わせのような、1または複数の処理デバイス305を含んでよい。処理システム300はまた、1または複数の適切な入力デバイス335および/または出力デバイス340とのインタフェースとなることを可能とし得る1または複数の入出力(I/O)インタフェース310を含んでもよい。処理システム300は、ネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット、P2Pネットワーク、WANおよび/またはLAN)との有線通信または無線通信のための1または複数のネットワークインタフェース315を含んでよい。(1または複数の)ネットワークインタフェース315は、ネットワーク内および/またはネットワーク間の通信のための有線リンク(例えばイーサネット(登録商標)ケーブル)および/または無線リンク(例えば1または複数のアンテナ)を含んでよい。(1または複数の)ネットワークインタフェース315は、例えば、1または複数の送信機または送信アンテナおよび1または複数の受信機または受信アンテナを介した無線通信を提供してよい。処理システム300はまた、1または複数の記憶ユニット320を含んでもよく、これは、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブおよび/または光ディスクドライブのような大容量記憶ユニットを含んでよい。
処理システム300は、1または複数のメモリ325を含んでよく、これは、揮発性または不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/またはリードオンリメモリ(ROM))を含んでよい。(1または複数の)非一時的メモリ325は、本明細書に記載の例を実施するもののような、(1または複数の)処理デバイス305が実行するための命令を記憶してよい。(1または複数の)メモリ325は、オペレーティングシステムおよび他のアプリケーション/機能を実装するためのもののような、他のソフトウェア命令を含んでよい。いくつかの例において、1または複数のデータセットおよび/または(1または複数の)モジュールが、外部メモリ(例えば、処理システム300と有線通信または無線通信する外部ドライブ)によって提供されてよい、または一時的または非一時的コンピュータ可読媒体によって提供されてよい。非一時的コンピュータ可読媒体の例としては、RAM、ROM、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、CD−ROM、または他のポータブルメモリストレージが挙げられる。
(1または複数の)処理デバイス305、(1または複数の)I/Oインタフェース310、(1または複数の)ネットワークインタフェース315、(1または複数の)記憶ユニット320および/または(1または複数の)メモリ325を含む、処理システム300のコンポーネント間の通信を提供するバス330が存在してよい。バス330は、例えばメモリバス、周辺バスまたはビデオバスを含む、任意の好適なバスアーキテクチャであってよい。
図3において、(1または複数の)入力デバイス335(例えばキーボード、マウス、マイクロフォン、タッチスクリーン、および/またはキーパッド)および(1または複数の)出力デバイス340(例えばディスプレイ、スピーカおよび/またはプリンタ)が、処理システム300の外部に示されている。他の例において、(1または複数の)入力デバイス335および/または(1または複数の)出力デバイス340のうちの1または複数が、処理システム300のコンポーネントとして含まれてよい。
ここで、図4を参照する。開示の方法およびシステムの例において、CSMC205は、管理対象のTP210について1または複数のRAC220を定義してよい。定義されるRAC220はチャネル固有であってよい、すなわち、アンライセンス媒体の異なるチャネルについて異なるRAC220が定義されてよい。所与のチャネルにおいて、各TP210は1つのRAC220に属し、各RAC220が1または複数のTP210を包含してよい。図示の例において、RAC220aは2つのTP210を包含し、一方RAC220bは1つのTP210を包含する。CSMC205は、以下でさらに論じるように、媒体の使用を最適化するべく、TP210を単一のRAC220にグループ化してよい。「最適化」という用語が本開示の全体を通して用いられるが、最適化の結果は厳密に最適なものでなくてもよいことに留意されたい。例えば、最適化は、指定したパラメータを(場合により他のパラメータを犠牲にして)最適化することのみを目的に行われてよく、および/または、必ずしも真に最適な結果が得られない近似として行われてよい。
一般に、各TP210は、それ自体のチャネル使用とともに、隣接するWLANノードによるチャネル利用を認識してよい。例えば、TP210は、媒体をリッスンして、隣接するWLANノードによる媒体の長期的な(例えば10msから約1000msの範囲の)使用を推定してよい。このようにして、TP210は、影響を受ける可能性のあるWLANノードの数を決定し、そしてTP210が媒体を通して送信を行う場合のその影響エリア(または「フットプリント」)を決定してよい。このフットプリントの決定は、媒体の各チャネルについて行われてよい。異なるTP210についてのフットプリントは重複してよく、これは、TP送信によって多重に影響を受けるであろうWLANノードが存在し得ることを意味する。これは特に、TPのデプロイメントが高密度である、および/またはチャネル占有率が高い状況で当てはまってよい。
フットプリント情報が、CSMC205に提供されてよい。CSMC205は次いで、各RAC220内の(1または複数の)TP210が共通のエアタイムシェアを有するよう、チャネルアクセスの使用および/または予約を整合させるべく、適時的にTP210をRAC220にグループ化してよい。このグループ化および整合は、今後の各フレームについて行われてよい。CSMC205は、所与のRACに属する各TP210にRAC情報を提供してよい。所与のRACのRAC情報は、例えば、RAC識別子、所与のRACに属する(1または複数の)TPの(1または複数の)識別子、所与のRACの合計フットプリント、所与のRACによる影響を受けるWLAN負荷、および/または所与のRACに関連付けられた負荷(例えばユーザ機器(UE))を含んでよい。所与のチャネルについてRAC220が定義されてよいので、RAC情報は、その所与のチャネルに固有のものであってもよい。以下、TP210をグループ化するための詳細および基準についてさらに論じる。
図5は、2つまたはそれより多くのCSMC205a、205bの間でRAC220cが定義され得る例を示す。このとき、異なるCSMC205a、205bに属するTP210が共に同一のRAC220cにグループ化されてよい。RAC220cは、クロスCSMC RAC220cと称されてよい。このようなグループ化は、CSMC205a、205bがそれぞれの管理対象のTP210についての情報を共有する場合に考えられるものであってよい。共有される情報は、例えば、互いに近接する、または重複フットプリントを有する異なるCSMC205a、205bによって管理される(1または複数の)TP210の(1または複数の)識別子、および識別される(1または複数の)TP210に関連付けられたフットプリントを含んでよい。
図6は、アンライセンス媒体の異なるチャネルについて異なるRAC220が定義される例を示す。本例において、所与のTP210aが、第1チャネル(第1通信リソースとも称する)について定義されるRAC220dに属する唯一のTPであってよいが、第2チャネル(第2通信リソースとも称する)について定義される異なるRAC220eにおける別のTPとグループ化されてよい。
ここで、TPのグループ化およびRACの定義のための詳細および基準について論じる。いくつかの例において、CSMCは、今後の各フレームについて、媒体の各チャネルについてRACを定義してよい。CSMCは、各RAC内の(1または複数の)TPが共通のエアタイムシェアを有するよう、チャネルアクセスの使用および/または予約を整合させるべく、適時的にTPをRACにグループ化してよい。グループ化の判断には様々な基準が用いられてよい。
例えば、RACは、そのRACにマージされる(1または複数の)TPについて、より大きい実現可能なソフトエアタイム(Soft AirTime)(SAT)シェアが推定されるか否かに基づいて定義されてよい。SATシェアは、各RACについての媒体の使用パーセンテージを定義する。CSMCは、RACを拡張する(すなわち、RACに追加のTPを含める)ことによってより大きなSATが実現するか否かを決定することにより、RACを拡張することが適切であるか否かを決定してよい。RACは、(例えば以下でさらに論じるように)適正に定義された場合、TPのエアタイム使用を整合させることによって共存の公平性および効率を向上させ得る。一般に、RACの実装によるものとして、特にデプロイメントが高密度である、および/またはチャネル占有率が増大した場合に、WLANノードの局所性の活用が可能となること、RACにグループ化されたTPの公平なSATシェアの増大が促進されること、公平なシェアの推定の実装によって共存公平性の向上が促進されること、RAC内のTPのマージされたフットプリントに起因する、周辺の(隠れた)WLANノードからのより効果的な保護が提供されること、LAA事業者内での「さらしノード」の問題への対処が促進されること、繰り返し係数1の実現が促進されること、および/または、LAA干渉の測定および管理の簡略化が促進されること(例えば、干渉軽減およびトラフィック適応(Interference Mitigation and Traffic Adaptation)(IMTA)技術の実装が可能となること)があってよい。繰り返し係数を1とすると、どのTPがどのリソースにいつアクセスするかを協調させなければならないのではなく、2つのTPが同一の媒体リソースを使用してよい(例えば、両方のTPが同時に全ての利用可能なスペクトルにアクセスしてよい)ことになる。
「隠れ」WLANノードに伴う問題は、第1TPのフットプリント内のWLANノードが、隣接する第2TPに知られないことがあるというものである。しかしながら、WLANノードが第2TPのフットプリントの境界に近い場合、WLANノードはやはり第2TPによる送信と干渉し得る。第1TPおよび第2TPを共に単一のRACにグループ化することにより、第1TPおよび第2TPの両方からの送信を管理するときに、第1TPからのWLANノードについての情報が考慮され得る。このようにして、両方のTPが同一のRACにグループ化される場合、第2TPは、第1TPにより決定される情報からの恩恵を受け得る。これにより、WLAN干渉の管理がより良好となることに起因して、信号対雑音比(SNR)の向上が可能となり得る。
さらしノード問題は、2つの隣接するTPが、互いに干渉してはいないが、それにも拘らず、各々がLBTを用いて独立して媒体にアクセスする場合に互いの媒体アクセスをブロックすることがあるというものである。2つのTPが共に同一のRACにグループ化された場合、これらのTPが1単位として媒体にアクセスしてよい。
TPのRACへのグループ化は、CSMCにより、個々のTPの合計の負荷または利用度と比較したときのマージされたフットプリントの負荷または利用度を考慮することによって行われてよい。一般に、TPをRACにマージするための基準は、互いに一致するまたはほぼ一致するフットプリントを優先的にマージするよう設計されてよい。これにより、個々のTPの総合した負荷をなおサービス提供しつつ、WLANノードとのより公平な共存が可能となり得る。一般に、RACの決定は、RACに追加のTP(または他のRAC)がマージされるにつれてRACが拡張する反復的プロセスであってよい。TPを1つずつマージすることによってRACが拡張されてよいが、より一般には、候補(またはビジタ)RAC(これは単一のTPであってよい)をホストRACとマージすることによってRACが拡張されてよい。
CSMCは、ビジタRACをホストRACとマージすることの妥当性を、ビジタRACとのマージの前および後のホストRACのSATを計算することによって決定してよい。推定SAT(またはデューティサイクル)を計算する例示的な式は、以下の通りである。
式中、lはRACのインデックスであり、nはチャネル周波数であり、CoexAdjは共存公平性アジャスタ(coexistence fairness adjustor)である。CoexAdjは、影響を受けるWLAN負荷をRAC負荷に対して増やすよう、1よりも大きく設定されてよい。代替的に、この項は、影響を受けるWLAN負荷をRAC負荷に対して減じるよう、1よりも小さく設定されてよい。RACLoadl,nは、周波数nにおけるインデックスlのRACのUE負荷であり、FootprintLoadl,nは、周波数nにおけるインデックスlのRACのフットプリントのWLAN負荷である。よって、50%のSATは、RAC負荷がチャネル使用時間の50%を占有し、WLAN負荷が残りの50%を占有していることを意味する。
次いでこの式を用いて、考えられるマージのSATが以下の通り計算されてよい。
ここで、考えられるマージのRAC負荷およびフットプリント負荷は、以下の通り計算されてよい。
よって、ビジタRACのフットプリントがホストRACのフットプリントと一致するまたは同様である場合、マージされたフットプリントのWLAN負荷はあまり増大しないことがあり、一方でマージされたRAC負荷はより増大する。その結果、マージされたRACは向上したSATを有することとなり、CSMCは、ビジタRACがホストRACとマージされるべきであると決定してよい。反対に、ビジタRACおよびホストRACのフットプリントが十分に重複していない場合、マージされたRACは劣ったSATを有してよく、CSMCは、ビジタRACがホストRACとマージされるべきでないと決定してよい。
図7は、適正なRACグループ化を反復的に決定するのに上記の計算が用いられ得る例を示す。一般に、CSMCは既にRACの初期セットを定義していてよい(例えば、以前のフレームについて定義、またはデフォルトで定義。例えば、CSMCは、開始点として、各TPをそれ自体のRACに属するものとして定義してよい)。いくつかの例において、RACが以前に定義された場合、CSMCは、以前に定義されたRACを開始点として用いてよい。代替的に、CSMCは、以前に定義された全てのRACを解消してよく、開始点として各TPをそれ自体のRACに属するものとして定義するといった、デフォルトのRAC定義を用いてよい。CSMCは、その定義されたRACを、周期的に(例えば今後のフレームの前に)、またはトリガ(例えば、UEトラフィックのアンライセンススペクトルへのオフローディングまたはUEのハンドオーバのような、UEの関連付けおよび/またはチャネル選択の変更)に応答して更新してよい。所与のアンライセンスチャネルn上のRACのセットを管轄するCSMCにおいて、最も低いSAT値を有するRACがビジタRACとみなされ得るよう、最大・最小反復アプローチが用いられてよい。すなわち、
である。
CSMCは、ビジタRACをホストRACとマージすることにより、ビジタRACのSATを増大させることを試みてよい。チャネルRACのセットはまず、それらの初期SATの昇順にソートされてよい。図7において、これらのRACが円として示され、上から下へ向かってSATが増大する。ビジタRACは、可能性のあるホストRACのうちSATが最も低いものから、可能性のあるホストRACのうちSATが最も高いものの順で、可能性のあるホストRACとマージされ、以下の通り、最良のマージを決定するべく、可能性のある各マージの結果得られるSATが比較される。
図7の例において、RAC1がビジタRAC8の最良のホストRACであることが分かっており、マージが行われる。マージの後、RACがSAT値により再度順序付けられ、最も低いSATを有するRACとしてビジタRACが再度決定される。この場合、RAC4が新たなビジタRACとなる。このビジタRACについて最良のマージが再度決定され、その結果、RAC4がRAC9とマージされる。マージによってさらなるSATの向上が実現されなくなるまで、このプロセスが反復的に繰り返される。一般に、同様のまたは著しく重複するフットプリントを有するRACがマージされる場合に、SATの向上が予想され得る。CSMCは、チャネル単位でこのプロセスを実施してよく、周期的に(例えば毎フレームまたは毎100msの前に)、またはトリガ(例えば、UEトラフィックのアンライセンススペクトルへのオフローディングまたはUEのハンドオーバのような、UEの関連付けおよび/またはチャネル選択の変更)に応答して、マージを再計算してよい。
上記では、RACのグループ化を決定するための例示的な基準、ならびにこの基準を評価するための例示的な式および方法を提示している。しかしながら、他の基準が用いられてよい、および/または、SATまたは他の基準を評価する他の方法が用いられてよい
図8は、RACを生成するべくCSMC205によって実装され得るロジックの例を示す。図示されている例示的ロジックは、ローカルのまたは外部のメモリ(例えば、図3のメモリ325)に記憶された命令を実行する、CSMC205のプロセッサ(例えば、CSMC205が図3の例示的処理システム300を用いて実装される場合は処理デバイス305)によって行われてよい。例示的ロジックにおいて用いられる、および/またはこれによって生成されるデータは、ローカルのまたは外部のメモリに記憶されてよい。
CSMC205は、(1または複数の)関連付けられたTP(不図示)から情報を受信してよい。この情報は、通信媒体の特定のチャネルに固有のものであってよい。いくつかの例において、(1または複数の)TPからの情報は、利用可能な媒体、チャネル選択、各TPのフットプリントおよび各TPのサービス負荷についての情報を提供してよい。例えば、受信された情報は、個々のTPからのCSレポート、および任意でLBTレポートを含んでよい。CSレポートは一般に、より長期的な情報(例えば、10〜1000msのオーダのもの)を提供してよく、一方LBTレポートは一般に、媒体が自由にアクセスできるか否かを決定するのに用いられ得る、より即時的な情報を提供してよい。CSレポートは、CSMC205がTPフットプリントを定義する(805)ことを可能とするための情報を包含してよい。ホストRACの個々のTPからのCSレポートは、共にグループ化され、ホストRACのフットプリントを定義するのに用いられてよく、ホストRACの開始時(または目標)SATを計算するのに用いられてよい。この情報は、以下でさらに論じる適切なRACマージアルゴリズムを用いてRACマージを行う(810)のに用いられる。ホストRACが変更された(例えば1または複数のビジタRACとマージされた)場合、この情報は、チャネル選択およびRAC情報データベースに更新され(815)、更新されたRACについて新たなフットプリントおよびSATが決定される。
任意で、LBTが行われる場合(例えば、規定により必要な場合)、同一のRACに属するTPからのLBTレポートが、共にグループ化され、グループとして、そのRACが媒体に自由にアクセスできるか否かを決定するのに用いられてよい(820)。
LBTレポートを評価した後、またはLBTが用いられない場合にはRACをマージした直後、CSMC205は、媒体のグループ予約(例えば、共同的または逐次的な予約)のための情報を含むRAC情報を生成し(825)、関連付けられたTPへこの情報を送信する。TPへ送信される情報は、所与のRACに属するTPに、例えば(例えばWLANと同様のシグナリングを用いて)グループとして媒体の使用を予約することにより、(例えば所定の共通のデューティサイクル期間中に)それらによる媒体の使用を共同的または逐次的に整合させるものであってよい。よって、RACのTPは、共通のデューティサイクル期間において互いに媒体(例えば媒体の特定のチャネル)の使用および/または予約を整合させられてよい。
いくつかの例において、CSMC205は、別のCSMC205bとマスタ・スレーブ関係にあってよい。例えば、CSMC205がマスタとして機能してよく、別のCSMC205bがスレーブとして機能してよい。スレーブCSMC205bは、マスタCSMC205と同様であってよく、それ自体の関連付けられたTPに関して、マスタCSMC205について図8に示すものと同様のロジックを実装してよい。しかしながら、スレーブCSMC205は、理解を容易にするために簡略化して示されている。マスタCSMC205は、スレーブCSMC205bから受信される(例えば、バックホール接続を介して、またはeNodeB間のインタフェースを介して受信される)情報を用いて、1または複数のクロスCSMC RACを定義してよい。1または複数のクロスCSMC RACが以前に定義されている場合、スレーブCSMC205bは、マスタCSMC205にクロスCSMC RAC情報を提供してよい。任意で、LBTを用いる場合、マスタCSMC205は、スレーブCSMC205bからクロスCSMC LBT情報を受信してもよい。マスタCSMC205は、スレーブCSMC205bから受信された情報を、それ自体のTPから受信された情報と併せて用いて、上述のようにRACマージを行ってよい。マスタCSMC205によって生成されるRAC情報は、新たに定義されたおよび/または更新された(1または複数の)クロスCSMC RACについての情報を含んでよく、(1または複数の)クロスCSMC RACのマージの結果が、スレーブCSMC205bに関連付けられたTPへの送信のために、スレーブCSMC205bへ送信されてよい。
図9は、LAAネットワークにおける通信リソースのアクセスを管理するための方法を示すフローチャートである。例示的方法900は、複数の関連付けられたTPを管理するCSMCによって行われてよい。
905において、CSMCは、関連付けられた各TPから使用情報(例えばCSレポート)を受信する。この情報は、各TPによる第1通信リソース(例えばアンライセンス媒体のチャネル)の予想される使用(例えばWLAN負荷およびUE負荷)を示すものであってよい。
910において、CSMCは、受信された情報を用いて、第1通信リソースについて1または複数のRACを定義してよい。各TPはそれぞれのRACに属し、各RACは1または複数のTPを包含する。各RACは、そのRACに属するTPによる第1通信リソースの使用を最適化するよう定義されてよい。
915において、CSMCは、各RACに属する(1または複数の)TPへ予約情報を送信してよい。この情報は、所与のRACに属する(1または複数の)TPに、第1通信リソースの使用および/または予約を互いに整合させるものであってよい。
アンライセンス媒体の他のチャネルについて、例示的方法900が同時にまたは逐次的に実施されてよい。
様々な例において、開示の方法およびシステムは、アンライセンス媒体アクセスのための従来のアプローチに対する利点を提供し得る。例えば、開示の方法およびシステムの例は、WLANノードに対するより公平な共存を提供し得、TPによってサービス提供されるUEが、より長いエアタイムにより小さいWLAN干渉を受けるようになり得、繰り返し係数を1とすることが実現し得る。また、個々のTPを2つまたはそれより多くのTPのRACにグループ化することで、通信の向上のために様々な技術を実装することが可能となり得る。例えば、スペクトル効率を向上させるべく、例えば改良型多地点協調(advanced Coordinated Multi−Point)(CoMP)送信スキームを用いて、同一のRACにおける2つまたはそれより多くのTPが共に送信を行ってよい。いくつかの例において、所与のTPが、同一のRACに属する他のTPよりも良好な送信品質を有してよく、その所与のTPが、RAC全体を代表した送信のために(例えば、CSMCによって、または同一のRACに属するTP間でのネゴシエーションによって)動的に選択されてよい。いくつかの例において、1つのTPのトラフィックは、同一のRACに属する別のTPによってサービス提供されてよく、これにより、第1TPがその予約信号またはプリアンブルを送出した後にスイッチオフしてエネルギーを節約することが可能となる。いくつかの例において、マクロセル基地局は、スモールセルのセンシング能力を有していないことがあるが、それに近接するRACにマージされることで、WLANアクティビティをセンシングするスモールセルの能力の恩恵を受け、マクロセル基地局がRACグループの一部として媒体にアクセスすることが可能となり得る。このような場合、マクロセル基地局の送信電力には、アンライセンスバンドの規定を満たすよう上限が設けられてよい。他のこのような技術も考えられ得る。
2つのTPがそれぞれの関連付けられた負荷およびWLANフットプリントを有する単純な例を考える。簡単のために、本例では、サービス提供される各UE/ノードが同一の負荷を有すると仮定する。実際には、異なるUE/ノードは異なる負荷を呈してよい。本例において、TP1は、2の関連付けられたUE負荷を有し(すなわち2つのUEをサービス提供し)、5のWLANフットプリント負荷を有し(すなわち5つのWLAN負荷がTP1の影響エリアに入っており)、TP2は、1の関連付けられたUE負荷を有し、3のWLANフットプリント負荷を有する。しかしながら、TP1およびTP2のフットプリントが重複しているので、重複エリアに入っている2つのWLANノードが存在する。すなわち、TP1のフットプリント内の5つのWLANノードのうち2つのWLANノードは、TP2のフットプリント内にもある。
仮に、従来のアプローチに従ってTP1およびTP2を独立して考える場合、TP1は2/(2+5)=2/7のSATを有することとなり、一方TP2は1/(1+3)=1/4のSATを有することとなる。図10は、アンライセンス媒体のWLAN使用に対するTP1およびTP2の影響を示す。上の図において、TP1およびTP2は各々、独立して媒体を予約し、WLANノードをブロックする。下の図において、TP1およびTP2はまた、互いとの干渉を回避することを試み、これにより連続する期間において媒体をブロックする。両方の場合で、媒体使用が不十分となり得るとともに、TP1およびTP2の両方に共通する(すなわち、それらのフットプリントの重複エリアに入っている)WLANノードの利用可能なエアタイムは、期待されるものよりも著しく小さくなり得る。
ここで同一の例を、本明細書に開示のようにRACを用いる場合で考える。TP1およびTP2が同一のRACにグループ化された場合、RACの合計UE負荷は、2+1=3である。TP1およびTP2の両方のフットプリントに共通のWLANノードが存在するので、RACの合計フットプリントに入っているWLANノードの合計数は6のみである。よって、マージされたRACのSATは、3/(3+6)=1/3である。これは、TP1およびTP2個々のものよりも良好なSAT値である。図11は、アンライセンス媒体のWLAN使用に対するRACグループの影響を示す。上の図において、TP1およびTP2は、媒体を逐次的に予約するよう、それらの媒体使用を整合させている。下の図において、TP1およびTP2は、媒体を共同的に予約する。両方の場合において、媒体の使用が従来のアプローチよりも効率的になり得るとともに、TP1およびTP2の両方に共通するWLANノードの利用可能なエアタイムが、従来のアプローチを用いる場合よりも大きくなり得る。
様々な例において、本開示は、スループットの向上およびLAAでの公平な共存を可能とし得る。本開示は、LTE Advanced(LTE−A)、3GPP規格および/または将来の5G規格での実装に好適であってよい。
例えば、図12は、LTE技術を用いた開示の方法の例示的実装を示すシグナリング図である。eNodeB(または他のネットワークエンティティ)が、CSMC205として動作するよう構成されてよい。CSMC205は、スモールセルeNB(TP210として機能する)のセットにバックホール接続を通じて物理的に接続されてよい。
1205において、CSMC205は、その関連付けられたTPへ、RACに関する情報を要求するメッセージを送信してよい。
1210において、各TP210は、関連付けられたUEが使用するよう構成されたアンライセンスCCの各々についてのWLANアクティビティのCSレポートを送信することにより応答してよい。CSレポートは、各TPのWLAN負荷についての情報(フットプリント情報)を提供してよい。CSレポートは、長期的な(例えば100−1000msの)情報を提供する点で、疑似静的(semi−static)なものと考えてよい。各TP210はまた、サービス提供される無線ネットワーク一時識別子(RNTI)と、それぞれが使用するよう構成されるアンライセンスCCの各々に関する、それらに対応する長期的トラフィック負荷/スペクトル利用とについてのレポートを送信してよい。RNTIレポートは、疑似静的またはイベント基準の(例えば、新たなUEが加わることによりトリガされる)ものであってよい。RNTIレポートは、各TPのサービス負荷についての情報を提供してよい。いくつかの例において、TP210は、CSMC205からの要求を必要とすることなく、そのような情報をCSMC205に提供してよい。例えば、TP210は、そのTP210におけるトリガ(例えばUE負荷の変更)を検出し次第、そのような情報を送信してよい。
1215において、CSMC205は、受信された情報を使用して、(例えば、上述したような好適なRACグループ化アルゴリズムを用いて)1または複数のRACグループを定義してよい。
1220において、CSMC205は、グループ情報を各TP210へ送信してよい。例えば、CSMC205は、どの拡張型クリアチャネルアクセス(extended clear channel access)(eCCA)ウィンドウを用いるかのようなCCグループ修正LBTパラメータ(CC group modified LBT parameter)を、各RACのTP210へ送信してよい。この情報により、所与のRACに属するTP210が同期LBTを行ってチャネルの可用性を決定することが可能となってよい。
1225において、各TP210は、指定されたeCCA中にLBTを同期してよく、1230において、LBTレポートをCSMC205へ送信してよい。
1235において、CSMC205は、所与のグループの各TP210からの同期LBTレポートを組み合わせて、(例えば、同期されたセルのサブフレーム境界を基準とした)グループアクセス/予約インスタントを判断してよい。ビジーなCCを有するいずれかのRACが存在する(すなわち、アクセスウィンドウが見つからない)場合、CSMC205は、そのRACに新たなeCCAウィンドウを設定し、そのRACに属するTP210へ新たなeCCAを再送してよい。
各RACについてアクセスウィンドウを決定した後、1240において、CSMC205は、各RACのTP210による媒体の予約の整合を行わせるための情報をTP210へ送信してよい。予約信号は、そのRACの共通のデューティサイクルの開始を示してよく、共通のデューティサイクルの終了および/または継続時間を示してもよい。この情報は、所与のRACのTP210に、予約信号(例えばClear to Send(CTS)−to−self)を共通のインスタント(例えば通常のサブフレームまたは部分サブフレームのいずれかの開始時)において共同的に送信させて、共通の継続時間にわたってチャネルを予約させるものであってよい。代替的に、予約信号は、所与のRACのTP210に、(例えば、集中制御機能(Point Coordination Function)(PCF)インターフレームスペース(PIFS)よりも小さい)時間オフセットを適用させて、共通の継続時間の同一の終了時を目標とするよう調整された予約信号の逐次的送信をトリガさせるものであってよい。
図13は、LTE技術を用いたクロスCSMC RACの実装の例を示すシグナリング図である。マスタCSMC205およびスレーブCSMC205bは各々、上記の例示的シグナリングを用いて、そのそれぞれの関連付けられたTPと通信してよく、そのそれぞれのローカルRAC(すなわち、クロスCSMCではないRAC)を互いに独立して管轄してよい。図13に示すように、(例えばX2またはS2インタフェースを通した)クロスCSMCシグナリングが存在してよい。
スレーブCSMC205bは、それを管轄するマスタCSMC205を識別する、上位レイヤメッセージ(不図示)を受信してよい。
1305において、マスタCSMC205は、スレーブCSMC205bからクロスCSMC RAC情報を要求してよい。これに応答して、スレーブCSMC205bは、1310において、(例えばクロスCSMC RACにのみ関連する)集約的なフットプリントおよびサービス負荷のレポートをマスタCSMC205へ送信してよい。このレポートは、マスタCSMC205がRACグループ化アルゴリズムを行う前の特定の時間ウィンドウ内でマスタCSMC205へ送信されてよい。
1315において、マスタCSMC205は、受信された情報を使用して、(例えば、上述したような好適なRACグループ化アルゴリズムを用いて)1または複数のクロスCSMC RACグループを定義してよい。
1320において、マスタCSMC205は、(CC単位での)グループ化の結果、ならびにグループLBTパラメータ(1325)、および予約トリガタイミングをスレーブCSMC205bへ送信してよい。スレーブCSMC205bは、1330において、クロスCSMC RACの一部であるその関連付けられたTPへこの情報を送信してよい。
1335において、スレーブCSMC205bは、そのクロスCSMC TPからのLCTレポートを報告してよく、1340において、集約LBTレポートをマスタCSMC205へ転送して、スレーブCSMC205bに関連付けられたクロスCSMC TPについての情報を提供してよい。
1345において、マスタCSMC205は、(1または複数の)クロスCSMC RACのグループアクセス/予約インスタントを判断してよい。ビジーなCCを有するいずれかのRACが存在する(すなわち、アクセスウィンドウが見つからない)場合、CSMC205は、そのRACに新たなLBTパラメータを設定し、この情報をスレーブCSMC205bへ再送してよい。
各RACについてアクセスウィンドウを決定した後、1350において、マスタCSMC205は、クロスCSMC TPについての予約信号をスレーブCSMC205bへ送信してよく、スレーブCSMC205bは、1355において、クロスCSMC RACに加わっているTPへこの情報を転送してよい。
シミュレーションより、開示の方法およびシステムの例を用いて実現されるスループット利得は、チャネルごとのRAC密度がより高いほどより著しくなることが分かっている。このことは、ネットワークがより高密度化する、ユーザ数がより多くなる、および/または、アンライセンスチャネルの利用がより高まるほど、RACマージがより有用なものとなることを示し得る。こうした向上は、影響を受けるWLANノードのスループットに及ぼす影響がわずかであり得る。これは、公平なシェアをより良好に推定しつつSATを向上させることを目的とし得る、本明細書で論じるようなRACの生成によって提供されるより良好な共存に起因するものであり得る。
単純な(例えば、単一TPの)RACの目標SATは、使用されるチャネルの数でRAC負荷を正規化することにより計算されてよいことに留意されたい。このことは、よりWLANフレンドリーな時間ドメインでの共存と、一方でRACマージのより大きな動機付けとを提供し得る。本明細書で論じるような、複雑性の低いRACマージアルゴリズムにより、利用度の高いシナリオにおけるこれらの性能利得のうちの1または複数が、別途著しい性能損失を何ら引き起こすことなく可能となり得る。
開示の方法およびシステムの例を用いることで、チャネルをWLAN使用に譲るよう、共存公平性アジャスタ(Coexistence Fairness Adjustor)を用いて動作ポイント(例えば、負荷ベースのSATの推定値)を調整することができ、従来のアプローチと比較した場合、そのUEについて42%から118%の範囲のスループット利得を実現しつつ、同一のまたはより優れたWLAN性能がもたらされることが、様々なシミュレーションにおいて分かっている。この利得と併せて、4%から61%の相対的なWLANスループット利得が得られることが分かった。WLAN負荷のセンシングに−72dBmのエネルギー検出閾値を用いると、開示の方法およびシステムの例は、従来のアプローチと比較して性能利得を実現することが分かった。1つ、2つおよび4つのチャネルを用いた共存スループット利得は、それぞれ60%、61%および53%であることが分かった。
様々な例において、開示の方法およびシステムは、RAC内の全てのセルが同一の周波数を送信に使用できるよう、スモールセルを共にRACにグループ化することにより、周波数繰り返しの向上、例えば周波数繰り返し係数を1とすることを可能とし得る。本開示は、適時的な周波数繰り返しの向上を可能とし得る。
本開示では、方法およびプロセスを、特定の順序の段階と共に記載しているが、方法およびプロセスにおける1または複数の段階は、適宜省略または変更されてよい。適宜、1または複数の段階は、記載した以外の順序で行われてよい。
本開示は、少なくとも部分的には方法に関して記載されているが、当業者であれば、本開示が、記載の方法の態様および特徴の少なくともいくつかを実施するための様々なコンポーネントをも対象とし、これはハードウェアコンポーネント、ソフトウェア、またはその2つの任意の組み合わせのいずれを用いるものであってもよいことを理解されよう。従って、本開示の技術的解決手段は、ソフトウェア製品の形態で実施されてよい。好適なソフトウェア製品が、例えば、DVD、CD−ROM、USBフラッシュディスク、リムーバブルハードディスク、または他の記憶媒体を含む、予め記録済みの記憶デバイスまたは他の同様の不揮発性もしくは非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されてよい。ソフトウェア製品は、処理デバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイス)が、本明細書に開示の方法の例を実行することを可能とする、有形的に記憶された命令を含む。
本開示は、特許請求の範囲の主題から逸脱することなく、他の特定の形態で実施されてよい。記載の例示的実施形態は、あらゆる点において、単に例示的なものであって限定的なものではないとみなされるべきである。上記の実施形態のうちの1または複数から選択される特徴を組み合わせて、明示的に記載されていない代替的実施形態を創出してよい。そのような組み合わせに好適な特徴は、本開示の範囲内にあると理解される。開示されている範囲内の全ての値および部分的な範囲もまた開示されている。また、本明細書に開示され、示されるシステム、デバイス、およびプロセスは、特定の数の要素/コンポーネントを備えてよく、一方でシステム、デバイス、およびアセンブリは、そのような要素/コンポーネントを追加でまたはより少数含むように修正されてよい。例えば、開示の要素/コンポーネントのいずれかが単数として言及されることがあるが、本明細書に開示の実施形態は、そのような要素/コンポーネントを複数含むように修正されてよい。本明細書に記載の主題は、技術の範囲内のあらゆる好適な変更をカバーおよび包含することを意図している。

Claims (18)

  1. ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける通信リソースのアクセスを管理するための方法であって、
    複数の送信ポイント(TP)から、各TPによる第1通信リソースの予想される使用を示す情報の第1セットを受信する段階と、
    前記情報の第1セットに従って、所与の各TPに、前記所与のTPが属する第1無線アクセスクラスタ(RAC)に属する任意の他のTPと前記第1通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を、前記複数のTPへ送信する段階であって、前記第1RACは、1または複数のRACの第1セットにおける1つであり、前記複数のTPの各々は、前記RACの第1セットにおけるそれぞれのRACに属し、前記RACの第1セットにおける各RACは、1または複数のTPを包含する、段階と
    を備える、
    方法。
  2. 各TPによる第2通信リソースの予想される使用を示す情報の第2セットを受信する段階と、
    所与の各TPに、前記所与のTPが属する第2RACに属する任意の他のTPと前記第2通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を、前記複数のTPへ送信する段階であって、前記第2RACは、1または複数のRACの第2セットにおける1つであり、前記複数のTPの各々は、前記RACの第2セットにおけるそれぞれのRACに属し、前記RACの第2セットにおける各RACは、1または複数のTPを包含する、段階と
    をさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 受信された前記情報の第1セットは、各TPによる送信の影響を受けるWLAN負荷および各TPのサービス負荷についての情報を含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1通信リソースの予想される使用は、サービス負荷と前記TPの送信の影響を受ける前記WLAN負荷に比例する負荷とを加算した合計に対するサービス負荷の比として計算される、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記RACの第1セットにおける各RACは、各RACに属する前記TPによる前記第1通信リソースの予想される使用を最適化するよう定義される、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 所与のRACに属する各TPに、前記所与のRACに属する任意の他のTPと前記第1通信リソースの可用性のセンシングを同期させるための情報を、前記複数のTPへ送信する段階をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 情報の第2セットを前記複数のTPから受信する段階であって、前記情報の第2セットは、前記TPによるアクセスに関する前記第1通信リソースの前記可用性についての情報を含む、段階をさらに備え、
    前記複数のTPへ送信される前記情報は、前記所与のRACに属する各TPに、前記情報の第2セットに従って決定されるアクセスウィンドウ内で、前記所与のRACに属する任意の他のTPと前記第1通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は、前記複数のTPに関連付けられたサーバによって行われ、
    前記情報の第1セットは、前記サーバから前記TPへ送られる情報の要求に応答して、前記複数のTPから受信される、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記方法は、前記複数のTPに関連付けられた第1サーバによって行われ、
    異なる複数のTPに関連付けられた第2サーバから、前記異なる複数のTPによる第1通信リソースの予想される使用を示す集約された情報を受信する段階と、
    前記集約された情報に従って、前記第1サーバに関連付けられ、かつクロスサーバRACに属する少なくとも1つの第1TPと、前記第2サーバに関連付けられ、かつ前記クロスサーバRACに属する少なくとも1つの第2TPとに、前記第1通信リソースの使用を互いに整合させるための情報を、前記第2サーバおよび前記少なくとも1つの第1TPへ送信する段階と
    をさらに備える、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記クロスサーバRACに関して、
    前記クロスサーバRACに属する前記TPに前記第1通信リソースの可用性のセンシングを同期させるための情報を、前記第2サーバおよび前記少なくとも1つの第1TPへ送信する段階と、
    他のRACに関して、
    前記RACに属する前記1または複数のTPに前記第1通信リソースの可用性のセンシングを同期させるための情報を、前記RACに属する前記1または複数のTPへ送信する段階と、
    情報の第2セットを前記複数のTPおよび前記第2サーバから受信する段階であって、前記情報の第2セットは、前記クロスサーバRACに属するTPを含む前記TPによるアクセスに関する前記第1通信リソースの前記可用性についての情報を含む、段階と
    をさらに備え、
    前記複数のTPおよび前記第2サーバへ送信される前記情報は、所与の各RACに属する各TPに、前記情報の第2セットに従って決定されるアクセスウィンドウ内で、前記所与のRACに属する任意の他のTPと前記第1通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける通信リソースのアクセスを管理するためのデバイスであって、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法における段階前記デバイスに実施させる命令を実行するプロセッサを備える、デバイス
  12. ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける送信ポイント(TP)が通信リソースにアクセスするための方法であって、
    前記TPによる第1通信リソースの予想される使用を示す情報の第1セットをセントラルサーバへ送信する段階と、
    前記TPが属する無線アクセスクラスタ(RAC)についての情報を前記セントラルサーバから受信する段階であって、前記情報は、前記第1通信リソースにアクセスするためのタイミング情報を含む、段階と、
    前記タイミング情報に従って前記第1通信リソースにアクセスまたはこれを予約する段階と
    を備える、
    方法。
  13. 前記TPによる第2通信リソースの予想される使用を示す情報の第2セットを前記セントラルサーバへ送信する段階と、
    前記TPが属する異なるRACについての情報を前記セントラルサーバから受信する段階であって、前記異なるRACは、前記第2通信リソースについて用いられ、前記情報は、前記第2通信リソースにアクセスするためのタイミング情報を含む、段階と、
    前記タイミング情報に従って前記第2通信リソースにアクセスまたはこれを予約する段階と
    をさらに備える、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記情報の第1セットは、各TPによる送信の影響を受ける無線ローカルエリアネットワーク(WLAN負荷および各TPのサービス負荷についての情報を含む、
    請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記TPに、前記RACに属する他のTPと前記第1通信リソースの可用性の同期センシングを行わせるための情報を前記セントラルサーバから受信する段階
    をさらに備える、
    請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 情報の第2セットを前記セントラルサーバへ送信する段階であって、前記情報の第2セットは、前記TPによるアクセスに関する前記第1通信リソースの前記可用性についての情報を含む、段階
    をさらに備え、
    前記セントラルサーバから受信される前記タイミング情報は、前記TPに、アクセスウィンドウ内で前記RACに属する他のTPと前記第1通信リソースの使用または予約を整合させるための情報を含む、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記情報の第1セットは、前記セントラルサーバから前記TPへ送られる情報の要求に応答して送信される、または、前記情報の第1セットは、前記TPにおけるトリガ状況の検出に応答して送信される、
    請求項12から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. ライセンス補助アクセス(LAA)ネットワークにおける通信リソースにアクセスするための送信ポイント(TP)であって、請求項12から17のいずれか一項に記載の方法における段階を前記TPに実施させる命令を実行するプロセッサを備える、TP。
JP2018516045A 2015-09-29 2016-09-19 ライセンス補助アクセス(laa)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法 Active JP6522856B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/869,617 US10237745B2 (en) 2015-09-29 2015-09-29 Methods for synchronous access of unlicensed medium by grouping small cells in licensed assisted access (LAA) networks
US14/869,617 2015-09-29
PCT/CN2016/099349 WO2017054660A1 (en) 2015-09-29 2016-09-19 Methods for synchronous access of unlicensed medium by grouping small cells in licensed assisted access (laa) networks

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018531548A JP2018531548A (ja) 2018-10-25
JP2018531548A6 JP2018531548A6 (ja) 2018-12-13
JP6522856B2 true JP6522856B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=58407645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018516045A Active JP6522856B2 (ja) 2015-09-29 2016-09-19 ライセンス補助アクセス(laa)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10237745B2 (ja)
EP (1) EP3345446B1 (ja)
JP (1) JP6522856B2 (ja)
CN (1) CN108235829B (ja)
WO (1) WO2017054660A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10687288B2 (en) 2016-02-02 2020-06-16 Qualcomm Incorporated Synchronization across transmitting nodes using shared radio frequency spectrum
JP6865240B2 (ja) * 2019-02-25 2021-04-28 ソフトバンク株式会社 基地局、通信システム、基地局の協調方法及びプログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070293222A1 (en) * 2004-02-18 2007-12-20 Vikberg Jari T Mobile Communications With Unlicensed-Radio Access Networks
EP2223556B1 (en) * 2007-12-05 2016-04-27 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Allocation of resources to shared spectrum operators
GB0801534D0 (en) * 2008-01-28 2008-03-05 Fujitsu Lab Of Europ Ltd Communications systems
US8880083B2 (en) * 2009-04-28 2014-11-04 Apple Inc. Methods and apparatus for configuration of femtocells in a wireless network
WO2012144721A1 (ko) * 2011-04-18 2012-10-26 엘지전자 주식회사 다른 클러스터의 비율 변경을 보상하는 무선 자원의 배분
JP5429761B1 (ja) * 2012-12-06 2014-02-26 日本電信電話株式会社 無線チャネル割当方法、通信システム、及び集中制御局装置
WO2014163450A1 (ko) * 2013-04-05 2014-10-09 엘지전자 주식회사 이기종 셀 환경에서 이중 연결성을 갖는 단말에 대한 하향링크 신호를 전송하는 방법
US9253686B1 (en) * 2013-05-22 2016-02-02 Sprint Communications Company L.P. Cluster-based wireless-network technology assignment
US9379836B2 (en) * 2013-08-26 2016-06-28 National Chiao Tung University Resource allocation server and communication system for cloud-based radio access network
US9510208B2 (en) 2013-10-04 2016-11-29 Qualcomm Incorporated Sequence generation for shared spectrum
US20150195849A1 (en) 2014-01-06 2015-07-09 Intel IP Corporation Systems, methods and devices for multiple signal co-existence in multiple-use frequency spectrum
US9774436B2 (en) 2014-01-30 2017-09-26 Intel IP Corporation Systems, methods and devices for selective interference coordination in a cellular protocol
US9839049B2 (en) 2014-02-24 2017-12-05 Intel IP Corporation Scheduling for an unlicensed carrier type
CN105376869B (zh) 2014-08-22 2020-04-03 中兴通讯股份有限公司 一种在非授权载波上发送发现信号的方法、系统及接入点
US9986586B2 (en) * 2015-01-29 2018-05-29 Intel IP Corporation Reservation of unlicensed spectrum in a wireless communications network
US10123335B2 (en) * 2015-07-30 2018-11-06 Qualcomm Incorporated Quality of service related enhancements for LTE over shared spectrum
KR102384283B1 (ko) * 2015-08-19 2022-04-07 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 채널 액세스를 제어하기 위한 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20170094584A1 (en) 2017-03-30
EP3345446A1 (en) 2018-07-11
EP3345446A4 (en) 2018-09-26
CN108235829A (zh) 2018-06-29
JP2018531548A (ja) 2018-10-25
EP3345446B1 (en) 2020-09-02
US10237745B2 (en) 2019-03-19
CN108235829B (zh) 2020-12-15
WO2017054660A1 (en) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109565852B (zh) 具有无线回程的无线网络中的动态资源分配
US10051661B2 (en) Method and apparatus for communicating using unlicensed bands in mobile communication system
CN107113795B (zh) 用于非授权频谱中联合协调和共存的方法和系统
US9351306B2 (en) Method and device for inter-cell interference coordination
EP3328111A1 (en) Interference coordination in dense small cells
US10009811B2 (en) Layered mobility
JP6475338B2 (ja) 時間領域フレーム構造の動的最適化のための方法及びシステム
JP5588326B2 (ja) ホーム基地局の無線リソース割当方法およびホーム基地局
TW201909688A (zh) 無線網路中的動態資源配置
US20160037538A1 (en) System and method for interference coordination between communications nodes
US9113453B2 (en) Methods and arrangements in a radio communication system
JP6274220B2 (ja) 無線通信方法と無線通信デバイス
JP6522856B2 (ja) ライセンス補助アクセス(laa)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法
JP2015522231A (ja) スペクトル割り当て方法および装置
JP6270148B2 (ja) 無線通信方法、無線通信システム及び無線通信プログラム
JP5825421B2 (ja) 通信制御装置、通信制御方法及び通信制御システム
JP2018531548A6 (ja) ライセンス補助アクセス(laa)ネットワークにおけるスモールセルのグループ化によるアンライセンス媒体の同期アクセスのための方法
US20150282188A1 (en) Altruistic scheduling in heterogeneous wireless networks
WO2017166249A1 (zh) 信息传输方法及装置
WO2017020162A1 (zh) 资源调度方法、装置和基站
WO2015168864A1 (en) Method and device for cooperative interference management in small cell networks

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6522856

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250