JP6517367B2 - 電力情報交換方法、マクロ基地局装置、マイクロ基地局装置およびコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

電力情報交換方法、マクロ基地局装置、マイクロ基地局装置およびコンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、電力情報交換方法および装置に関する。
LTE(Long Term Evolution、LTE)システムでは、負荷情報は、X2インターフェースを使用して、異なる基地局間を転送され得る。負荷情報としては、相対的狭帯域送信電力(Relative Narrowband Tx Power、RNTP)情報、オールモストブランクサブフレーム(Almost Blank Subframe、ABS)情報などが挙げられる。RNTP情報は、異なる帯域幅での基地局の送信電力レベルを示すことができ、ABS情報は、異なる時間内での基地局の送信電力レベルを反映でき、RNTP情報とABS情報とは、基地局が実際に消費した電力を表すことはできない。しかしながら、従来技術では、基地局が実際に消費した電力を交換できる解決策がなかった。したがって、ネットワーク最適化を、基地局が実際に消費した電力に基づいて行うことはできなかった。
本発明の各実施形態は、装置の実際の電力を交換するために、電力情報交換方法および装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態において、以下の技術的な解決策が使用される。
第1の実施態様によれば、
第1の装置によって、電力情報要求メッセージを各第2の装置へ別々に送信するステップであって、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される、ステップと、
第1の装置によって、各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するステップであって、電力情報応答メッセージは、電力情報応答メッセージを送信する第2の装置の実際の電力を運び、かつ
電力要求メッセージは、実際の電力のタイプ情報と実際の電力の形式情報とを運ぶ、ステップと、
を含む、電力情報交換方法が提供される。
第1の実施態様に関連して、第1の実施態様の第1の可能な実装では、
電力要求情報は、第1の装置の装置情報と第2の装置の装置情報とをさらに含む。
第1の実施態様または第1の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第2の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、本方法は、第1の装置によって、計算により、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、第2の装置の更新アクセス閾値を取得するステップと、
更新アクセス閾値を第2の装置へ送信し、その結果、第2の装置が、更新アクセス閾値に従って、第2の装置のアクセス装置を設定する、ステップと、
をさらに含む。
第1の実施態様または第1の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第3の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、本方法は、
第1の装置によって、電力情報要求メッセージを第2の装置へ周期的に送信するステップと、
第1の装置によって、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを周期的に受信するステップであって、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ、ステップと、
第1の装置によって、計算により、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされ、かつ受信した電力情報応答メッセージで運ばれる、パラメータに従って、第2の装置の実際の電力を取得する、ステップと、
をさらに含む。
第1の実施態様または第1の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第4の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、本方法は、第1の装置によって、実際の電力が所定の値よりも大きい第2の装置の負荷を、実際の電力が所定の値よりも小さい第2の装置へ転送するステップをさらに含む。
第1の実施態様または第1の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第5の可能な実装では、
実際の電力が、送信電力および受信電力である場合、本方法は、
第1の装置によって、計算により、各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得するステップと、
第1の装置と各第2の装置との間の送信電力に従って、第1の装置と各第2の装置との間の伝送エネルギー効率を判定するステップと、
第1の装置によって、第2の装置を、リソースをユーザ端末に伝送するためのバックホールノードとして使用するステップであって、第2の装置と第1の装置との間の伝送エネルギー効率が最大である、ステップと、
をさらに含む。
第1の実施態様の第5の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第6の可能な実装では、
第1の装置によって、計算により、各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得するステップが、
a.第1の装置によって、測定により、第1の装置の送信電力値を取得し、かつ第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用する、ステップと、
b.上記ステップを各第2の装置に対して行って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得する、ステップと、
を特に含む。
第1の実施態様または第1の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第7の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、本方法は、第1の装置によって、第2の装置の実際の電力に従って、第2の装置のための無線リソースを構成し、無線リソース構成メッセージを送信して、第2の装置に、対応する無線リソースでデータを伝送するように命令する、ステップをさらに含む。
第2の実施態様によれば、
第2の装置によって、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するステップであって、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される、ステップと、
第2の装置によって、第2の装置の実際の電力を測定するステップと、
第2の装置によって、電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信するステップであって、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を運ぶ、ステップと、
を含む、電力情報交換方法が開示される。
第2の実施態様に関連して、第2の実施態様の第1の可能な実装では、
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第2の装置の装置情報と、第1の装置の装置情報と、を含む。
第2の実施態様または第2の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第2の実施態様の第2の可能な実装では、
実際の電力は、受信電力および送信電力である、または実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
第2の実施態様または第2の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第2の実施態様の第3の可能な実装では、
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、本方法は、
第2の装置によって、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを周期的に受信するステップと、
第2の装置によって、電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信するステップであって、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ、ステップと、
をさらに含む。
第3の実施態様によれば、
電力情報要求メッセージを各第2の装置へ別々に送信するように構成された情報送信ユニットであって、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される、情報送信ユニットと、
各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するように構成された情報受信ユニットであって、電力情報応答メッセージは、電力情報応答メッセージを送信する第2の装置の実際の電力を運び、かつ
電力要求メッセージは、実際の電力のタイプ情報と実際の電力の形式情報とを運ぶ、情報受信ユニットと、
を備える、第1の装置が開示される。
第3の実施態様に関連して、第3の実施態様の第1の可能な実装では、
電力要求情報は、第1の装置の装置情報と第2の装置の装置情報とをさらに含む。
第3の実施態様または第3の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第2の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、第1の装置は、計算ユニットをさらに備え、
計算ユニットは、計算により、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、第2の装置の更新アクセス閾値を取得するように構成され、
情報送信ユニットは、更新アクセス閾値を第2の装置へ送信するようにさらに構成され、その結果、第2の装置が、更新アクセス閾値に従って、第2の装置のアクセス装置を設定する。
第3の実施態様または第3の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第3の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、情報送信ユニットは、電力情報要求メッセージを第2の装置へ周期的に送信するようにさらに構成され、
情報受信ユニットは、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを周期的に受信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運び、
計算ユニットは、計算により、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされ、かつ受信した電力情報応答メッセージで運ばれる、パラメータに従って、第2の装置の実際の電力を取得するように構成される。
第3の実施態様または第3の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第4の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、第1の装置は、負荷制御ユニットをさらに備え、
負荷制御ユニットは、実際の電力が所定の値よりも大きい第2の装置の負荷を、実際の電力が所定の値よりも小さい第2の装置へ転送するように構成される。
第3の実施態様または第3の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第5の可能な実装では、
実際の電力が、送信電力および受信電力である場合、第1の装置は、判定ユニットをさらに備え、
計算ユニットは、計算により、各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得するようにさらに構成され、
計算ユニットは、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力に従って、第1の装置と各第2の装置との間の伝送エネルギー効率を判定するようにさらに構成され、
判定ユニットは、第2の装置を、リソースをユーザ端末に伝送するためのバックホールノードとして使用するように構成され、第2の装置と第1の装置との間の伝送エネルギー効率が最大である。
第3の実施態様の第5の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第6の可能な実装では、第1の装置は、測定ユニットをさらに備え、
測定ユニットは、測定により、第1の装置の送信電力値を取得するように構成され、
計算ユニットは、第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用するように特に構成され、
計算ユニットは、「第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用する」ことを繰り返し行って、第1の装置と各第2の装置と送信電力を取得するようにさらに構成される。
第3の実施態様または第3の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第7の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、第1の装置は、構成ユニットをさらに備え、
構成ユニットは、第2の装置の実際の電力に従って、第2の装置のための無線リソースを構成し、無線リソース構成メッセージを送信して、第2の装置に、対応する無線リソースでデータを伝送するように命令する。
第4の実施態様によれば、第2の装置が開示され、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、かつ
第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するように構成された情報受信ユニットであって、電力情報要求メッセージは、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される、情報受信ユニットと、
第2の装置の実際の電力を測定するように構成された測定ユニットと、
電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信するように構成された情報送信ユニットであって、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を運ぶ、情報送信ユニットと、
を備える。
第4の実施態様に関連して、第4の実施態様の第1の可能な実装では、
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第2の装置の装置情報と、第1の装置の装置情報と、を含む。
第4の実施態様または第4の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第4の実施態様の第2の可能な実装では、
実際の電力は、受信電力および送信電力である、または実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
第4の実施態様または第4の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第4の実施態様の第3の可能な実装では、
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、
情報受信ユニットは、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを周期的に受信するようにさらに構成され、
情報送信ユニットは、電力情報応答メッセージを第1の装置へ周期的に送信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ。
第5の実施態様によれば、
通信インターフェースを使用して、電力情報要求メッセージを各第2の装置へ別々に送信するように構成されたプロセッサであって、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用され、
プロセッサは、通信インターフェースを使用して、各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、電力情報応答メッセージを送信する第2の装置の実際の電力を運び、かつ
電力要求メッセージは、実際の電力のタイプ情報と実際の電力の形式情報とを運ぶ、プロセッサ
を備える、第1の装置が開示される。
第5の実施態様に関連して、第5の実施態様の第1の可能な実装では、
電力要求情報は、第1の装置の装置情報と第2の装置の装置情報とをさらに含む。
第5の実施態様または第5の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第5の実施態様の第2の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、プロセッサは、計算により、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、第2の装置の更新アクセス閾値を取得するように構成され、
プロセッサは、通信インターフェースを使用して、更新アクセス閾値を第2の装置へ送信するようにさらに構成され、その結果、第2の装置が、更新アクセス閾値に従って、第2の装置のアクセス装置を設定する。
第5の実施態様または第5の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第5の実施態様の第3の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、プロセッサは、通信インターフェースを使用して、電力情報要求メッセージを第2の装置へ周期的に送信するようにさらに構成され、
プロセッサは、通信インターフェースを使用して、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを周期的に受信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運び、
プロセッサは、計算により、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされ、かつ受信した電力情報応答メッセージで運ばれる、パラメータに従って、第2の装置の実際の電力を取得するように構成される。
第5の実施態様または第5の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第5の実施態様の第4の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、プロセッサは、実際の電力が所定の値よりも大きい第2の装置の負荷を、実際の電力が所定の値よりも小さい第2の装置へ転送するように構成される。
第5の実施態様または第5の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第5の実施態様の第5の可能な実装では、
実際の電力が、送信電力および受信電力である場合、プロセッサは、計算により、各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得し、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力に従って、第1の装置と各第2の装置との間の伝送エネルギー効率を判定し、第2の装置を、リソースをユーザ端末に伝送するためのバックホールノードとして使用するようにさらに構成され、第2の装置と第1の装置との間の伝送エネルギー効率が最大である。
第5の実施態様の第5の可能な実装に関連して、第5の実施態様の第6の可能な実装では、
プロセッサは、測定により、第1の装置の送信電力値を取得し、かつ第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用し、「第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用する」ことを繰り返し行って、第1の装置と各第2の装置と送信電力を取得するように構成される。
第5の実施態様または第5の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第5の実施態様の第7の可能な実装では、
実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、プロセッサは、第2の装置の実際の電力に従って、第2の装置のための無線リソースを構成し、無線リソース構成メッセージを送信して、第2の装置に、対応する無線リソースでデータを伝送するように命令するように構成される。
第6の実施態様によれば、第2の装置が開示され、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、かつ
通信インターフェースを使用して、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するように構成されたプロセッサであって、電力情報要求メッセージは、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用され、
プロセッサは、第2の装置の実際の電力を測定するようにさらに構成され、
プロセッサは、通信インターフェースを使用して、電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を運ぶ、プロセッサ
を備える。
第6の実施態様に関連して、第6の実施態様の第1の可能な実装では、
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第2の装置の装置情報と、第1の装置の装置情報と、を含む。
第6の実施態様または第6の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第6の実施態様の第2の可能な実装では、
実際の電力は、受信電力および送信電力である、または実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
第6の実施態様または第6の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第6の実施態様の第3の可能な実装では、
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、
プロセッサは、通信インターフェースを使用して、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを周期的に受信し、通信インターフェースを使用して、電力情報応答メッセージを第1の装置へ周期的に送信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ。
本発明において提供される電力情報交換方法および装置によれば、第1の装置が、電力情報要求メッセージを第2の装置へ送信して、第2の装置に、実際の電力を測定するように命令する。第1の装置は、各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信して、各第2の装置のものであり、かつ各電力情報応答メッセージで運ばれる、実際の電力を取得する。従来技術では、電力情報交換は、第1の装置と第2の装置との間で行われ得る。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、装置は、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法および装置によれば、装置の実際の電力を交換でき、その結果、第1の装置は、第1の装置に接続された第2の装置の実際の電力を取得でき、第1の装置は、各第2の装置の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
本発明の実施形態における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を単に示すものであり、当業者は、創造的努力がなくても、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の実施形態1に係る電力情報交換方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態2に係る電力情報交換方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態2による第2の装置の概略的な構造図である。 本発明の実施形態3に係る電力情報交換方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態4に係る電力情報交換方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態5に係る電力情報交換方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態6に係る電力情報交換方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態7に係る第1の装置の構造ブロック図である。 本発明の実施形態7に係る第1の装置の別の構造ブロック図である。 本発明の実施形態7に係る第2の装置の構造ブロック図である。 本発明の実施形態8に係る第1の装置の構造ブロック図である。 本発明の実施形態8に係る第2の装置の構造ブロック図である。
以下、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的な解決策を明確かつ完全に説明する。当然のことながら、説明される実施形態は、単に本発明の実施形態の一部に過ぎず、すべてではない。本発明の実施形態に基づいて、当業者によって創造的努力なしに得られるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
高密度ネットワーク、大規模アンテナ、および高帯域幅通信という既存の3つの技法によって、ネットワーク電力消費(電力消費と略す)が大幅に増えた。例えば、高密度ネットワーキングは、より多くの基地局の配備を必要とし、大規模アンテナ技術は、より複雑なコンポーネントおよび信号処理をもたらし、高帯域幅通信技術は、単位帯域幅に対するカバレッジ性能を確保するために放射電力を増大することを必要とする。これらのすべてがネットワーク電力消費を増やす。
加えて、ネットワーク電力消費は、大域的な問題になってきている。ネットワーク運用の観点から、ネットワーク運用のために事業者が使用する電力消費コストは、全体の運用コストの主要部分であり、40%超を占め、事業者がコストを制御し、利益を上げる際のボトルネックとなってきた。したがって、電力消費は、モバイル通信システムが持続可能に発展することを確保するためには、避けられない課題である。ネットワークが比較的低い電力レベルで極めて高い伝送能力を達成できるように、電力をより効果的に使用する方法は、システム設計時に検討する必要がある重要な課題である。
LTEシステムでは、負荷情報は、X2インターフェースを使用して、異なる基地局間を転送され得る。負荷情報としては、相対的狭帯域送信電力情報(RNTP情報)、ABS情報などが挙げられる。RNTP情報は、異なる帯域幅での基地局の送信電力レベルを示すことができ、ABS情報は、異なる時間内での基地局の送信電力レベルを反映できる。したがって、RNTP情報およびABS情報を参照して、基地局の送信電力の挙動を判定できる。しかしながら、基地局は、情報を使用して、ネットワークエネルギー効率を最適化することはできない。基地局のRNTPおよびABSが示すことができるのは、基地局の放射電力の特徴だけであることが主な理由である。実際には、基地局の内部の一部のコンポーネント(電源およびファンなど)もまた、電力消費を生じ、したがって、基地局の実際の消費電力とRNTP情報およびABS情報との間にはかなり大きな差がある。そのため、送信電力情報は、基地局の実際の電力を表すことはできない。例えば、一般的なマクロ基地局の放射電力は、概して、46dBm(約40W)であるが、対応する、マクロ基地局の実際の消費電力は、数百ワットであり、2つの間にはかなり大きな差がある。したがって、RNTPおよびABSに基づくネットワーク最適化では、ネットワークエネルギー効率性能を改善できない。
本出願は、基地局の実際の電力に従って、基地局間の実際の電力交換によって、ネットワーク性能を最適化することを意図する。
実施形態1
本発明の本実施形態は、第1の装置によって実行される電力情報交換方法を提供する。図1に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
101.第1の装置は、電力情報要求メッセージを各第2の装置へ別々に送信し、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される。
第1の装置は、基地局(Base Station、BS)(マクロ基地局およびマイクロ基地局を含む)、アクセスポイント(Access Point、AP)、遠隔無線機器(Remote Radio Equipment、RRE)、遠隔無線装置(Remote Radio Head、RRH)、遠隔無線ユニット(Remote Radio Unit、RRU)、中継ノード(Relay node)などであり得る。第1の装置とセルとの間の関係は限定されない、つまり、1つの第1の装置は、1つ以上のセルに対応するのであってもよいし、1つのセルは、1つ以上の第1の装置に対応するのであってもよい。本発明の一実施形態では、第1の装置がマクロ基地局である場合、第2の装置は、マイクロ基地局である。あるいは、第1の装置が基地局(マクロ基地局またはマイクロ基地局)である場合、第2の装置は、基地局に接続されたユーザ機器である。ユーザ機器は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータなどであり得る。実際に、本明細書における第1の装置は、伝送制御を行うために、別の装置の実際の電力情報を取得することを必要とする装置である。実際の電力は、第2の装置が正常な作動を維持するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であり、第2の装置が正常な作動を維持するのに必要とされるコンポーネントとしては、空調装置、アンテナなどが挙げられる。あるいは、実際の電力は、第2の装置の送信電力および受信電力であり得る。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第1の装置の装置情報と、第2の装置の装置情報と、を含むことに留意されたい。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスの第2の装置の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式の第2の装置の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、第2の装置の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。形式情報によって示される形式が、異なる価値標準に従って量子化される場合、第2の装置による実際の電力の報告は、第1の装置および第2の装置が、電力値入力を予め記憶し、電力値入力が、いくつかの離散的な電力値を含む(1、2、3、および4など)ことを特に含み得る。第1の装置が送信した電力要求情報によって示される形式が、異なる価値標準に従って量子化される場合、第2の装置によって測定される実際の電力が、2.6であり、第2が電力値入力を問い合わせ、入力にあり、かつ2.6に最も近い3を第2の装置の実際の電力として使用し、3を第1の装置に報告する。
形式情報によって示される形式が、異なるモデルに従って量子化される場合、第2の装置による実際の電力の報告は、第2の装置が、第1の装置が送信した電力要求情報を受信し、電力要求メッセージが、モデルの識別子情報を運び、第2の装置が、モデルに従って第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置に報告することを特に含み得る。
3.第1の装置の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、または第1の装置の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報であると理解されよう。
102.第1の装置は、各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信し、電力情報応答メッセージは、電力情報応答メッセージを送信する第2の装置の実際の電力を運ぶ。
電力応答メッセージは、測定により、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信した後に、第2の装置が取得した実際の電力である。次いで、第2の装置の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージは、第1の装置に送信される。
電力情報応答メッセージは、電力パラメータ、第1の装置の装置情報、電力情報応答メッセージを送信した第2の装置の装置情報などを含み、第2の装置の特定の電力情報を示すために使用されることに留意されたい。
具体的には、電力情報要求メッセージの内容に従って、電力情報応答メッセージに含まれる電力パラメータは、第2の装置の電力レベル、第2の装置の量子化された装置電力パラメータ、または異なる量子化方式で取得された第2の装置の電力パラメータであり得る。
加えて、第1の装置は、第2の装置の実際の電力情報を取得することを必要とする装置である。
さらに、本発明の好ましい実施形態では、ステップ101から102の後、第1の装置は、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、現在の構成を更新する。
特定の実装では、各第2の装置が送信した電力情報で運ばれる実際の電力に従って、第1の装置によって現在の構成を更新するためには、いくつかの実装があり得る。
1.第1の装置は、計算により、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、第2の装置の更新アクセス閾値を取得し、更新アクセス閾値を第2の装置へ送信し、その結果、第2の装置が、更新アクセス閾値に従って、第2の装置のアクセス装置を設定する。
第1の実装では、第1の装置はマクロ基地局であり得、第2の装置はマイクロ基地局であり得、アクセス閾値は電力値であり得る。過剰なユーザがマクロ基地局に接続されているが、わずかなユーザがマイクロ基地局に接続されている場合、マクロ基地局には過度に負荷がかかり、他方、マイクロ基地局には負荷がかかっておらず、そのため、全体的なネットワーク電力レベルは、比較的高くなる。この場合には、マイクロ基地局のアクセス閾値がリセットされ、その結果、マクロ基地局にこれまで接続されていた一部のユーザが、マイクロ基地局に接続され得る。例えば、マイクロ基地局のためにこれまで設定されているアクセス閾値が比較的高いために、一部のユーザはマイクロ基地局にアクセスできない。しかしながら、マイクロ基地局によって実際に消費される電力は比較的低く、マイクロ基地局は、より多くのユーザに対応できる。この場合には、マイクロ基地局のアクセス閾値を下げ、その結果、一部のユーザが、マイクロ基地局に接続され得る。当然のことながら、マクロ基地局が、1つ以上のマイクロ基地局の実際の電力に従って、マイクロ基地局のアクセス閾値をリセットし、その結果、マクロ基地局にこれまで接続されていた一部のユーザが、マイクロ基地局に移されるのであってもよい。
例えば、マイクロ基地局が電源投入された後、マクロ基地局は、マイクロ基地局の実際の電力(最近の期間内のマイクロ基地局の平均電力情報など)を取得するために、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に送信する。マイクロ基地局は、マクロ基地局が送信した電力情報要求メッセージに従って、マイクロ基地局の電力情報に対する測定およびデータ処理を行って、実際の電力を取得し、次いで、電力情報応答メッセージを構築し、実際の電力を電力情報応答メッセージに追加し、電力情報応答メッセージをマクロ基地局に送信する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信した電力情報応答メッセージを受信し、電力情報応答メッセージで運ばれた情報に従って、マイクロ基地局の実際の電力を取得して、1つ以上のマイクロ基地局のアクセス閾値を設定する。
このようにして、マクロ基地局の負荷レベルは、明らかに低下し、その結果、全体的なネットワーク電力レベルを低下し得る。一部のユーザはマイクロ基地局に接続されているが、マイクロ基地局は、より多くの無線リソースを使用して、比較的良好なサービスレベルを維持し得る。このことにより、マイクロ基地局の負荷レベルは上がるが、マイクロ基地局の実際の電力レベルは極めて低い。したがって、負荷レベルの上昇がもたらすネットワーク電力の増加は、かなり限られるに過ぎず、全体としては、ネットワークエネルギー効率レベルは明らかに改善される。
2.電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、本方法は、第1の装置によって、電力情報要求メッセージを第2の装置へ周期的に送信するステップと、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを周期的に受信するステップであって、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ、ステップと、第1の装置によって、計算により、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされ、かつ受信した電力情報応答メッセージで運ばれる、パラメータに従って、第2の装置の実際の電力を取得する、ステップと、第1の装置によって、計算により取得された第2の装置の実際の電力に従って、現在の構成を更新するステップと、をさらに含む。
第1の装置によって、計算により取得された第2の装置の実際の電力に従って、現在の構成を更新するステップは、第1の装置によって、実際の電力が所定の値よりも大きい第2の装置の負荷を、実際の電力が所定の値よりも小さい第2の装置へ転送するステップを特に含む。
第2の実装では、第1の装置はマクロ基地局であり得、第2の装置はマイクロ基地局であり得る。例えば、ネットワーク運用段階において、マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に周期的に送信して、マイクロ基地局を実際の電力を測定および報告するように制御し、電力情報応答メッセージを使用して、マイクロ基地局の実際の電力を取得する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局の実際の電力を使用して異なるセルの負荷に対する制御を行うために、情報交換によってマクロ基地局のサービス範囲内のすべてのマイクロ基地局の実際の電力を取得し得る。例えば、マイクロ基地局の実際の電力が比較的高いことがわかった場合、マクロ基地局は、マイクロ基地局の負荷レベルを下げ、別の隣接する、実際の電力が比較的低いマイクロ基地局に一部のサービスを振り分けることを検討し得る。このことにより、全体的なネットワーク電力レベルを効果的に下げることができる。
基地局の実際の電力は、負荷に関係するが、基地局が異なれば、実際の電力と負荷との間の対応は異なることに留意されたい。したがって、基地局の実際の電力と負荷レベル(帯域幅負荷および電力負荷を含む)との間の関係を確立する必要がある。方法は、基地局の実際の電力をモデリングすることである。例えば、P=f(λB,λP)であり、ここで、Pは、基地局の実際の電力を示し、f(・)は、関数を示し、λBは、基地局の帯域幅負荷(基地局が実際に使用した帯域幅リソースを基地局が使用できる帯域幅リソースで除したものとして定義される)を示し、λPは、基地局の電力負荷(基地局の実際の放射電力を基地局の最大放射電力で除したものとして定義される)を示す。マクロ基地局は、電力情報要求メッセージにおいて、実際の電力を量子化するためにマイクロ基地局が使用するモデルを示す必要がある(モデルに関する情報を示してもよい)、つまり、マイクロ基地局に、マイクロ基地局の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータをマクロ基地局へ送信するように命令する。マイクロ基地局は、対応するモデルパラメータ(つまり、計算によりマイクロ基地局の実際の電力を取得するために使用されるいくつかのパラメータ)を電力情報応答メッセージに追加する。例えば、基地局の実際の電力は、負荷に関連する線形関数、すなわち、P=kBλB+kPλP+P0としてモデリングされ得る。このようにして、マイクロ基地局は、kB、kP、およびP0などのパラメータを応答された電力情報応答メッセージに追加し、次いで、マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ周期的に送信して、マイクロ基地局にトリガをかけて、λBおよびλPをマクロ基地局へ転送する。
マクロ基地局およびマイクロ基地局の両方とも、モデルの特定の形態を知っており、実際の電力は、モデルのパラメータが決定されたならば取得される。したがって、基地局が、別の基地局の実際の電力を取得する必要がある場合、標的の基地局(つまり、上記別の基地局)は、負荷レベルなどの標的の基地局のキーパラメータをフィードバックする必要がある。電力情報応答メッセージを受信することによって、マクロ基地局は、マイクロ基地局の現在の電力レベルおよび電力消費挙動を知ることができ、それによって、サービスを確保しながらネットワーク電力を減らし、ネットワークエネルギー効率を改善するために、負荷制御により、異なる基地局の負荷レベルを調整する。
3.第3の実装では、実際の電力は、送信電力値および受信電力値である。第1の装置はマクロ基地局であり得、第2の装置はマイクロ基地局であり得る。第1の装置は、計算により、第1の装置に接続された各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と第1の装置に接続された各第2の装置との間の送信電力を取得し、第1の装置は、第1の装置に接続された第2の装置をバックホールノードとして使用し、第2の装置と第1の装置との間の送信電力は最大である。具体的には、以下のステップ、すなわち、 a.第1の装置は、測定により、第1の装置の送信電力値を取得し、かつ第1の装置の送信電力値と第1の装置に接続された第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用する、ステップと、
b.上記ステップを第1の装置に接続された各第2の装置に対して行って、第1の装置と第1の装置に接続された各第2の装置との間の送信電力を取得する、ステップと、
が含まれる。
例えば、ユーザが、ネットワークリソースへアクセスするためにマイクロ基地局に接続され、マイクロ基地局が、コアネットワークへ接続されていない場合、マイクロ基地局は、周囲のマクロ基地局に要求を送信し、マクロ基地局は、コアネットワークにアクセスして、ユーザが必要とするリソースを取得し、ユーザが必要とするリソースをマイクロ基地局へ送信し(第1のホップ)、次いで、マイクロ基地局は、リソースをユーザ機器にバックホールする(第2のホップ)。マイクロ基地局とマクロ基地局との間の伝送エネルギー効率が比較的良好な場合に、マクロ基地局がマイクロ基地局をリソースをユーザ機器へ伝送するためのバックホールノードとして選択し、使用した場合、ネットワークエネルギー効率は、改善され得る。
具体的には、マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、送信電力値および受信電力値を測定するように命令し、次いで、マイクロ基地局は、電力情報応答メッセージを使用して、マイクロ基地局の送信電力値および受信電力値を報告する。マクロ基地局は、マクロ基地局の送信電力値を取得でき、したがって、マイクロ基地局の受信電力値および送信電力値を参照して、エンドツーエンド送信電力(マクロ基地局とマイクロ基地局との間の送信電力)、すなわち、マクロ基地局の送信電力+マイクロ基地局の受信電力+マイクロ基地局の送信電力を取得できる。各マイクロ基地局(つまり、第2の装置)について、マイクロ基地局とマクロ基地局との間の送信電力に従って、マイクロ基地局がマイクロ基地局の選択後に達成し得るエンドツーエンド性能(スループットおよびサポートされるユーザ数など)が計算され、システムがマイクロ基地局の選択後に達成し得る性能が計算され、マイクロ基地局とマクロ基地局との間の伝送エネルギー効率が取得され、マイクロ基地局が、データをユーザに伝送するためのバックホールノードとして使用され、マイクロ基地局とマクロ基地局との間の伝送エネルギー効率が最大である。
このようにして、マクロ基地局は、複数のマイクロ基地局から比較的適切なマイクロ基地局を選択して、第2のホップを行い得る。例えば、エンドツーエンドサービス品質が満たされている場合、マイクロ基地局は、第2のホップを実行するためのバックホール基地局として選択され、マイクロ基地局とマクロ基地局との間の送信電力は最小である。ネットワークのすべてのマクロ基地局が同様の方法を使用して、リンクエネルギー効率レベルを改善できる場合、全体的なネットワークエネルギー効率レベルもまた、比較的明らかな仕方で改善され得る。
4.第1の装置は、第2の装置の実際の電力に従って、第2の装置のための無線リソースを構成し、無線リソース構成メッセージを送信して、第2の装置に、対応する無線リソースでデータを伝送するように命令する。
上りリンク伝送プロセスでは、基地局は、ユーザ機器への無線リソースの割り当てを担当している。一般的に、基地局装置は、ユーザ機器が伝送する必要があるデータ量、送信電力能力、チャネル状態などに従って、利用可能な上りリンク無線リソースをユーザ機器に割り当てる。このリソース割り当て方式では、無線リソースを比較的有効な仕方で使用できるが、端末装置の実際の電力の消費状況は考慮されず、したがって、端末装置のスタンバイ性能を良好に確保できない。例えば、2つのユーザ機器が同じチャネル状態、データ伝送要求、および送信電力を有するが、スタンバイ性能について異なる電力消費挙動および要件を有すると仮定される。従来の基地局スケジューラは、ユーザ機器の実際の電力を取得できず、したがって、スケジューラは、上記スタンバイ性能またはエネルギー効率性能に対して最適化処理を行うことができない。
第4の実装では、第1の装置は基地局(マクロ基地局およびマイクロ基地局を含む)であり得、第2の装置は、ユーザ機器であり得る。基地局は、電力情報要求メッセージを1つ以上のユーザ機器へ送信して、ユーザ機器に、ユーザ機器の実際の電力を測定するように命令する。本明細書における実際の電力はまた、電力効率情報であり得る。実際の電力を測定した後、ユーザ機器は、電力情報応答メッセージを基地局へ送信して、測定結果、ユーザ機器のID情報などを基地局へ報告する。ユーザ機器の電力情報を取得した後、基地局は、ユーザ機器のチャネル状態情報、サービス状況情報、およびサービス品質要件などの情報を参照して無線リソース割り当てを行い、ユーザ機器に割り当て結果を通知する。ユーザ機器は、基地局の命令に従って、指定された無線リソース上でデータを送信する。
本発明の本実施形態において提供される電力情報交換方法によれば、第1の装置が、電力情報要求メッセージを第2の装置へ送信して、第2の装置に、実際の電力を測定するように命令する。第1の装置は、各第2の装置が送信し、かつ第2の装置の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、第1の装置と第2の装置との間の電力情報交換を行うことはできない。電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法によれば、実際の電力交換により、第2の装置の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態2
本発明の本実施形態は、第2の装置によって実行される電力情報交換方法を提供する。図2に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
201.第2の装置は、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信し、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される。
第1の装置は、BS(マクロ基地局およびマイクロ基地局を含む)、AP、RRE、RRH、RRU、中継ノードなどであり得る。第1の装置とセルとの間の関係は限定されない、つまり、1つの第1の装置は、1つ以上のセルに対応するのであってもよいし、1つのセルは、1つ以上の第1の装置に対応するのであってもよい。本発明の一実施形態では、第1の装置がマクロ基地局である場合、第2の装置は、マイクロ基地局である。あるいは、第1の装置が基地局(マクロ基地局またはマイクロ基地局)である場合、第2の装置は、基地局に接続されたユーザ機器である。ユーザ機器は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータなどであり得る。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第1の装置の装置情報と、第2の装置の装置情報と、を含むことに留意されたい。
202.第2の装置は、第2の装置の実際の電力を測定する。
実際の電力は、受信電力および送信電力である、または実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
図3は、第2の装置の内部構造の概略図である。図では、実線の矢印は、データの流れを示し、破線の矢印は、電力の流れを示す。図3を参照すると、電力測定ユニットなどの電力情報を測定するための新しいハードウェアモジュールを第2の装置の内側に追加する必要がある。第2の装置の全体的な電力レベルだけを測定する必要がある場合、電力測定ユニットをネットワーク装置の電力供給口に配備できる。無線周波数ユニットまたはベースバンド処理ユニットなどのモジュールの電力レベルを測定する必要がある場合、電力測定ユニットをモジュールの電力入り口に配備する必要がある。
203.第2の装置は、電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信し、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を運ぶ。
電力応答メッセージは、測定により、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信した後に、第2の装置が取得した実際の電力である。次いで、第2の装置の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージは、第1の装置に送信される。
電力情報応答メッセージは、電力パラメータ、第1の装置の装置情報、電力情報応答メッセージを送信した第2の装置の装置情報などを含み、第2の装置の特定の電力情報を示すために使用されることに留意されたい。
具体的には、電力情報要求メッセージの内容に従って、電力情報応答メッセージに含まれる電力パラメータは、第2の装置の電力レベル、第2の装置の量子化された装置電力パラメータ、または異なる量子化方式で取得された第2の装置の電力パラメータであり得る。
加えて、第1の装置の装置情報は、第2の装置の電力情報を取得することを必要とする装置の装置情報である。
本発明の本実施形態において提供される電力情報交換方法によれば、第1の装置が、電力情報要求メッセージを第2の装置へ送信して、第2の装置に、実際の電力を測定するように命令する。第1の装置は、各第2の装置が送信し、かつ第2の装置の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、第1の装置と第2の装置との間で行われ得る。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法によれば、実際の電力交換により、第2の装置の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態3
本発明の本実施形態は、電力情報交換方法を提供する。図4に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
301.マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に送信する。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、マクロ基地局の装置情報と、マイクロ基地局の装置情報と、を含む。本実施形態では、マクロ基地局は本発明の第1の装置であり、マイクロ基地局は本発明の第2の装置である。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスのマイクロ基地局の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式のマイクロ基地局の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、マイクロ基地局の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。
3.マクロ基地局の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、またはマクロ基地局の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報である。
302.マイクロ基地局は、実際の電力を測定する。
マイクロ基地局が電源投入された後、マクロ基地局は、最近の期間内のマイクロ基地局の平均電力情報などのマイクロ基地局の実際の電力を取得するために、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に送信する。マイクロ基地局は、マクロ基地局の電力情報要求メッセージに従って、マイクロ基地局の電力情報に対する測定およびデータ処理を行う。
303.マイクロ基地局は、電力情報応答メッセージをマクロ基地局に送信する。
電力情報応答メッセージは、測定により、ステップ302においてマイクロ基地局が取得した実際の電力を運ぶ。
304.マクロ基地局は、計算により、マイクロ基地局の実際の電力に従って、マイクロ基地局の更新アクセス閾値を取得する。
特定の実装では、マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信した電力情報応答メッセージを受信し、電力情報応答メッセージで運ばれた情報に従って、マイクロ基地局の実際の電力およびマクロ基地局の実際の電力を取得して、更新アクセス閾値を計算する。更新アクセス閾値は、マイクロ基地局のこれまでのアクセス閾値よりも低く、その結果、マイクロ基地局にこれまで接続できなかった一部のユーザ機器が、マイクロ基地局に接続され得る。当然のことながら、マクロ基地局はまた、本実施形態で提供された方法を使用して、複数のマイクロ基地局のアクセス閾値を計算して、複数のマイクロ基地局のアクセス閾値を設定し得る。
過剰なユーザがマクロ基地局に接続されているが、わずかなユーザがマイクロ基地局に接続されている場合、マクロ基地局には過度に負荷がかかり、他方、マイクロ基地局には負荷がかかっておらず、そのため、全体的なネットワーク電力レベルは、比較的高くなる。マクロ基地局が、一部のユーザをマイクロ基地局へ接続しようとする場合、マクロ基地局にこれまで接続されていた一部のユーザを、マイクロ基地局に移すために、マイクロ基地局の実際の電力に従って、マイクロ基地局のアクセス閾値をリセットし得る。一般的に、マイクロ基地局の実際の電力消費(実際の電力)は、マクロ基地局の実際の電力消費(実際の電力)よりもはるかに少ない。マイクロ基地局のアクセス閾値が不適切に設定された場合、例えば、比較的高いアクセス閾値が設定された場合、ユーザの大半がマクロ基地局に接続され、わずかなユーザのみがマイクロ基地局に接続される。その結果、マクロ基地局には過度に負荷がかかり、過剰な電力消費となり、ネットワークエネルギー効率が低下する。マクロ基地局とマイクロ基地局との間の実際の電力の差を考慮した場合、マイクロ基地局のアクセス閾値が適切に調整され得る、例えば、アクセス閾値の値を下げ、その結果、より多くのユーザがマイクロ基地局に接続できる。このようにして、マクロ基地局の負荷レベルは、明らかに低下し、その結果、全体的なネットワーク電力レベルを低下し得る。一部のユーザはマイクロ基地局に接続されているが、マイクロ基地局は、より多くの無線リソースを使用して、比較的良好なサービスレベルを維持し得る。このことにより、マイクロ基地局の負荷レベルは上がるが、マイクロ基地局の実際の電力レベルは極めて低い。したがって、負荷レベルの上昇がもたらすネットワーク電力の増加は、かなり限られるに過ぎず、全体としては、ネットワークエネルギー効率レベルは明らかに改善される。
305.マクロ基地局は、計算によりステップ304で取得された更新アクセス閾値をマイクロ基地局へ送信する。
このようにして、マイクロ基地局は、アクセス閾値を更新アクセス閾値となるように設定し得る。更新アクセス閾値は、マイクロ基地局のこれまでのアクセス閾値よりも低く、その結果、マイクロ基地局にこれまで接続できなかった一部のユーザ機器が、マイクロ基地局に接続され、ユーザ機器の大半をマクロ基地局に接続する必要がなくなり、それによって、マクロ基地局の負荷圧力を低減し、全体的なネットワーク電力レベルを下げ得る。
本発明の本実施形態において提供される電力情報交換方法によれば、マクロ基地局が、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、実際の電力を測定するように命令する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信し、かつマイクロ基地局の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、マクロ基地局とマイクロ基地局との間で行われ得る。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法によれば、実際の電力交換により、マイクロ基地局の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態4
本発明の本実施形態は、電力情報交換方法を提供する。図5に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
401.マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に送信する。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、マクロ基地局の装置情報と、マイクロ基地局の装置情報と、を含む。本実施形態では、マクロ基地局は本発明の第1の装置であり、マイクロ基地局は本発明の第2の装置である。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスのマイクロ基地局の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式のマイクロ基地局の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、マイクロ基地局の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。
3.マクロ基地局の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、またはマクロ基地局の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報である。
402.マイクロ基地局は、実際の電力を測定する。
ネットワーク運用段階において、マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に周期的に送信して、マイクロ基地局を電力情報を測定および報告するように制御し、電力情報応答メッセージを使用して、マイクロ基地局の電力情報を取得する。情報交換により、マクロ基地局は、情報を使用して異なるセルの負荷に対する制御を行うために、マクロ基地局のサービス範囲内のすべてのマイクロ基地局の電力情報を取得し得る。
具体的には、マイクロ基地局は、マイクロ基地局の特定の電力レベルと、マイクロ基地局の電力レベルと負荷レベル(帯域幅負荷および電力負荷を含む)との間の関係と、に基づいて、マイクロ基地局の実際の電力を判定する。方法は、マイクロ基地局の実際の電力をモデリングすることである。例えば、P=f(λB,λP)であり、ここで、Pは、基地局の実際の電力を示し、f(・)は、関数を示し、λBは、基地局の帯域幅負荷(マイクロ基地局が実際に使用した帯域幅リソースをマイクロ基地局が使用できる帯域幅リソースで除したものとして定義される)を示し、λPは、基地局の電力負荷(基地局が実際に使用した放射電力を基地局の最大放射電力で除したものとして定義される)を示す。ここでは、モデリングは、予め定義されるべきである、またはネットワークコントローラ(ネットワーク管理システムなど)が担当するべきである。モデルの形式は決まっているが、モデルに関連するパラメータを交換する必要があることが考えられ得る。したがって、f(・)は、基地局の電力と負荷との間の関係をモデリングするために使用され、次いで、電力レベルの量子化のために使用されるべく、モデルが電力情報要求メッセージにおいて示され、対応するモデルパラメータが電力情報応答メッセージで運ばれる。例えば、基地局の電力レベルは、負荷に関連する線形関数、すなわち、P=kBλB+kPλP+P0としてモデリングされ得る。このようにして、kB、kP、およびP0などの比較的安定なパラメータが、電力情報応答メッセージを使用して一度に転送され得、次いで、マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ周期的に送信して、マイクロ基地局にトリガをかけて、λBおよびλPをマクロ基地局へ転送する。電力情報応答メッセージを受信することによって、マクロ基地局は、マイクロ基地局の現在の実際の電力(実際に消費された電力値)および現在の電力レベルを知ることができ、それによって、サービスを確保しながらネットワーク電力を減らし、ネットワークエネルギー効率を改善するために、負荷制御により、異なる基地局の負荷レベルを調整する。
403.マイクロ基地局は、電力情報応答メッセージをマクロ基地局に送信する。
電力情報応答メッセージは、測定により、ステップ402においてマイクロ基地局が取得した実際の電力を運ぶ。具体的には、本実施形態では、電力情報応答メッセージは、関連するパラメータを運び、その結果、マクロ基地局は、計算によりマイクロ基地局の実際の電力を取得する。さらに、電力情報応答メッセージは、マイクロ基地局に対応するモデルをマクロ基地局に通知するために使用される、モデルIDを運び得る。一般的に、複数のモデルタイプがあり、電力情報応答メッセージは、マイクロ基地局が用いるモデルおよびモデルにおける主要パラメータを示す必要がある。モデルP=kBλB+kPλP+P0では、モデルIDおよび負荷情報を応答メッセージで運ぶ必要がある。
404.マクロ基地局は、マイクロ基地局の実際の電力に従って、マイクロ基地局の負荷閾値を判定する。
本発明では、サービス品質を満たしながら適切な負荷割り当てによってネットワーク電力を減らすために、マイクロ基地局の実際の電力(実際の電力と負荷レベルとの間の関係)は、基地局間の電力情報交換によって取得され得、次いで、異なる基地局の負荷レベルは、この関係を使用して調整され得る。例えば、ネットワーク電力レベルを維持または低下させ、ネットワークエネルギー効率を改善するために、比較的重い負荷を有するマイクロ基地局の負荷を、実際の電力レベルが比較的低い(つまり、実際の電力が比較的小さい)マイクロ基地局に振り分ける、または比較的重い負荷を有するマイクロ基地局の負荷を、実際の電力が負荷に影響されにくいマイクロ基地局に振り分ける。
405.マクロ基地局は、ステップ404で判定された負荷閾値をマイクロ基地局に送信する。
具体的な実装では、比較的重い負荷を有するマイクロ基地局の負荷を、実際の電力レベルが比較的低いマイクロ基地局に振り分けること、または比較的重い負荷を有するマイクロ基地局の負荷を、実際の電力が負荷に影響されにくいマイクロ基地局に振り分けることは、マクロ基地局が、判定された負荷閾値をマイクロ基地局へ送信し、その結果、マイクロ基地局が負荷閾値を調整し、負荷制御を行うことを意味する。
406.マイクロ基地局は、負荷制御を行う。
本実施形態では、負荷制御は、マクロ基地局によって主に判定される。つまり、マクロ基地局は、マイクロ基地局の実際の電力の収集を担当し、次いで、マイクロ基地局のユーザサービス要件およびマイクロ基地局のサービス能力を総合的に考慮して、異なるマイクロ基地局の負荷レベルを判定する。本明細書における負荷レベルは、データ伝送のためにマイクロ基地局によって使用され得る帯域幅の割合として単純に理解されたい。例えば、情報の収集後、マクロ基地局は、マクロ基地局が伝送する必要があるサービスの量が極めて多く、他方、マイクロ基地局の負荷レベルが比較的低いことを見いだす。したがって、マクロ基地局は、負荷制御コマンドを使用して、マイクロ基地局に、負荷を増やすように要求し得る、つまり、全体的なネットワーク電力消費を減らし、エネルギー効率を改善するために、マクロ基地局の一部のサービスをマイクロ基地局に振り分ける。
本発明の本実施形態において提供される電力情報交換方法によれば、マクロ基地局が、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、実際の電力を測定するように命令する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信し、かつマイクロ基地局の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、マクロ基地局とマイクロ基地局との間で行われ得る。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法によれば、実際の電力交換により、マイクロ基地局の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態5
本発明の本実施形態は、電力情報交換方法を提供する。図6に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
501.マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局に送信する。
本実施形態では、マクロ基地局は本発明の第1の装置であり、マイクロ基地局は本発明の第2の装置である。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、マクロ基地局の装置情報と、マイクロ基地局の装置情報と、を含む。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスのマイクロ基地局の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式のマイクロ基地局の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、マイクロ基地局の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。
3.マクロ基地局の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、またはマクロ基地局の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報である。
502.マイクロ基地局は、実際の電力を測定する。
ユーザが、ネットワークリソースへアクセスするためにマイクロ基地局に接続され、マイクロ基地局が、コアネットワークへ接続されていない場合、マイクロ基地局は、周囲のマクロ基地局に要求を送信し、マクロ基地局は、コアネットワークにアクセスして、ユーザが必要とするリソースを取得し、ユーザが必要とするリソースをマイクロ基地局へ送信し(第1のホップ)、次いで、マイクロ基地局は、リソースをユーザ機器にバックホールする(第2のホップ)。マイクロ基地局とマクロ基地局との間の送信電力が比較的良好な場合に、マクロ基地局がマイクロ基地局をリソースをユーザ機器へ伝送するためのバックホールノードとして選択した場合、ネットワークエネルギー効率は、改善され得る。
具体的には、マクロ基地局は、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、送信電力値および受信電力値を測定するように命令し、次いで、マイクロ基地局は、電力情報応答メッセージを使用して、マイクロ基地局の送信電力値および受信電力値を報告する。マクロ基地局は、マクロ基地局の送信電力値を取得でき、したがって、マイクロ基地局の受信電力値および送信電力値を参照して、合計のエンドツーエンド送信電力(マクロ基地局とマイクロ基地局との間の送信電力)、すなわち、マクロ基地局の送信電力+マイクロ基地局の受信電力+マイクロ基地局の送信電力を取得できる。このようにして、マクロ基地局は、複数のマイクロ基地局から比較的適切なマイクロ基地局を選択して、第2のホップを行い得る。例えば、マイクロ基地局は、第2のホップを実行するためのバックホール基地局として選択され、マイクロ基地局とマクロ基地局との間の送信電力は最小である。ネットワークのすべてのマクロ基地局が同様の方法を使用して、リンクエネルギー効率レベルを改善できる場合、全体的なネットワークエネルギー効率レベルもまた、比較的明らかな仕方で改善され得る。
503.マイクロ基地局は、電力情報応答メッセージをマクロ基地局に送信する。
電力情報応答メッセージは、測定により、ステップ502においてマイクロ基地局が取得した実際の電力を運ぶ。
504.マクロ基地局は、マイクロ基地局の実際の電力に従って、マイクロ基地局のためのリソース割り当てを判定する。
本発明では、(マイクロ基地局とマクロ基地局との間の)エンドツーエンドサービス品質を満たしながらエンドツーエンド送信電力レベルを減らすために、マイクロ基地局の実際の電力は、基地局間の電力情報交換によって取得され得、次いで、実際の電力を使用して、バックホール基地局が選択され得、リソースが割り当てられ得る。例えば、ネットワーク電力レベルを下げ、ネットワークエネルギー効率を改善するために、受信電力レベルおよび送信電力レベルが比較的低い基地局がバックホールノードとして選択され得る。
ステップ504が、マクロ基地局が、マイクロ基地局とマクロ基地局との間の送信電力が比較的低いと判定し、マイクロ基地局を第2のホップのためのバックホールノードとして使用して、データをユーザに伝送することを前提とすることに留意されたい。
505.マイクロ基地局は、リソース割り当て命令をマクロ基地局に送信する。
リソース割り当て命令は、マイクロ基地局に、マクロ基地局からデータを受信するためのリソースを使用するように命令するために使用され、マクロ基地局のデータによって占有されるリソース位置と使用する送信方法(伝送モードおよび変調および符号化スキームなど)とを特に含む。
506.マクロ基地局は、データをマイクロ基地局に送信する。
ステップ506のデータは、ユーザ機器がアクセスする必要があるデータである。
本発明の本実施形態において提供される電力情報交換方法によれば、マクロ基地局が、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、実際の電力を測定するように命令する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信し、かつマイクロ基地局の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、マクロ基地局とマイクロ基地局との間で行われ得る。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法によれば、実際の電力交換により、マイクロ基地局の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態6
本発明の本実施形態は、電力情報交換方法を提供する。図7に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
601.基地局は、電力情報要求メッセージをユーザ機器に送信する。
本実施形態では、基地局は本発明の第1の装置であり、ユーザ機器は本発明の第2の装置である。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、基地局の装置情報と、ユーザ機器の装置情報と、を含む。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスのユーザ機器の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式のユーザ機器の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、ユーザ機器の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。
3.基地局の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、または基地局の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報である。
602.ユーザ機器は、実際の電力を測定する。
上りリンク伝送プロセスでは、基地局は、ユーザ機器への無線リソースの割り当てを担当している。一般的に、基地局装置は、ユーザ機器が伝送する必要があるデータ量、送信電力能力、チャネル状態などに従って、利用可能な上りリンク無線リソースをユーザ機器に割り当てる。このリソース割り当て方式では、無線リソースを比較的有効な仕方で使用できるが、端末装置の実際の電力の消費状況は考慮されず、したがって、端末装置のスタンバイ性能を良好に確保できない。例えば、2つのユーザ機器が同じチャネル状態、データ伝送要求、および送信電力を有するが、スタンバイ性能について異なる電力消費挙動および要件を有すると仮定される。従来の基地局スケジューラは、ユーザ機器の実際の電力消費挙動を取得できず、したがって、スケジューラは、上記スタンバイ性能またはエネルギー効率性能に対して最適化処理を行うことができない。
本発明において提供される解決策は、基地局が電力情報要求メッセージをユーザ機器へ送信して、ユーザ機器に、ユーザ機器の実際の電力を測定するように命令することである。実際の電力に加えて、本明細書における実際の電力は、電力効率情報であり得る。
603.ユーザ機器は、電力情報応答メッセージを基地局に送信する。
実際の電力を測定した後、ユーザ機器は、電力情報応答メッセージを基地局へ送信して、測定結果、ユーザ機器のID情報などを基地局へ報告する。
604.基地局は、リソース割り当てを判定する。
ユーザ機器の電力情報を取得した後、基地局は、ユーザ機器のチャネル状態情報、サービス状況情報、およびサービス品質要件などの情報を参照して無線リソース割り当てを行い、ユーザ機器に割り当て結果を通知する。
605.基地局は、リソース割り当て命令をユーザ機器に送信する。
606.ユーザ機器は、データを基地局に送信する。
ユーザ機器は、基地局の命令に従って、指定された無線リソース上でデータを送信する。
本発明の本実施形態において提供される電力情報交換方法によれば、マクロ基地局が、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、実際の電力を測定するように命令する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信し、かつマイクロ基地局の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、マクロ基地局とマイクロ基地局との間で行われる。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される電力情報交換方法によれば、実際の電力交換により、マイクロ基地局の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態7
本発明の本実施形態は、第1の装置70を提供する。図8に示すように、装置70は、情報送信ユニット701と情報受信ユニット702とを備える。
情報送信ユニット701は、電力情報要求メッセージを各第2の装置へ別々に送信するように構成され、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される。
情報受信ユニット702は、各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するように構成され、電力情報応答メッセージは、電力情報応答メッセージを送信する第2の装置の実際の電力を運ぶ。
電力要求メッセージは、実際の電力のタイプ情報と実際の電力の形式情報とを運ぶ。第1の装置は、基地局(マクロ基地局およびマイクロ基地局を含む)、アクセスポイントAP、RRE、RRH、RRU、中継ノードなどであり得る。第1の装置とセルとの間の関係は限定されない、つまり、1つの第1の装置は、1つ以上のセルに対応するのであってもよいし、1つのセルは、1つ以上の第1の装置に対応するのであってもよい。本発明の一実施形態では、第1の装置がマクロ基地局である場合、第2の装置は、マイクロ基地局である。あるいは、第1の装置が基地局(マクロ基地局またはマイクロ基地局)である場合、第2の装置は、基地局に接続されたユーザ機器である。ユーザ機器は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータなどであり得る。実際に、本明細書における第1の装置は、伝送制御を行うために、別の装置の実際の電力情報を取得することを必要とする装置である。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第1の装置の装置情報と、第2の装置の装置情報と、を含むことに留意されたい。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスの第2の装置の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式の第2の装置の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、第2の装置の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。
3.第1の装置の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、または第1の装置の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報であると理解されよう。
図9に示すように、第1の装置70は、計算ユニット703と、負荷制御ユニット704と、判定ユニット705と、測定ユニット706と、構成ユニット707と、をさらに備える。
計算ユニット703は、計算により、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、第2の装置の更新アクセス閾値を取得するように構成される。
情報送信ユニット701は、更新アクセス閾値を第2の装置へ送信するようにさらに構成され、その結果、第2の装置が、更新アクセス閾値に従って、第2の装置のアクセス装置を設定する。実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、情報送信ユニット701は、電力情報要求メッセージを第2の装置へ周期的に送信するようにさらに構成される。実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
情報受信ユニット702は、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを周期的に受信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ。実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
計算ユニット703は、計算により、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされ、かつ受信した電力情報応答メッセージで運ばれる、パラメータに従って、第2の装置の実際の電力を取得するように構成される。
負荷制御ユニット704は、実際の電力が所定の値よりも大きい第2の装置の負荷を、実際の電力が所定の値よりも小さい第2の装置へ転送するように構成される。
計算ユニット703は、計算により、各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得するように構成される。実際の電力は、送信電力および受信電力である。
計算ユニット703は、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力に従って、第1の装置と各第2の装置との間の伝送エネルギー効率を判定するようにさらに構成される。
判定ユニット705は、第2の装置を、リソースをユーザ端末に伝送するためのバックホールノードとして使用するように構成され、第2の装置と第1の装置との間の伝送エネルギー効率が最大である。
測定ユニット706は、測定により、第1の装置の送信電力値を取得するように構成される。
計算ユニット703は、第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用するように特に構成される。
計算ユニット703は、「第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用する」ことを繰り返し行って、第1の装置と各第2の装置と送信電力を取得するようにさらに構成される。
構成ユニット707は、第2の装置の実際の電力に従って、第2の装置のための無線リソースを構成し、無線リソース構成メッセージを送信して、第2の装置に、対応する無線リソースでデータを伝送するように命令する。
本実施形態は、第2の装置をさらに提供し、第2の装置は、第1の装置に接続された装置である。図10に示すように、第2の装置80は、情報受信ユニット801と、測定ユニット802と、情報送信ユニット803と、を備える。
情報受信ユニット801は、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するように構成され、電力情報要求メッセージは、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される。
測定ユニット802は、第2の装置の実際の電力を測定するように構成される。
情報送信ユニット803は、電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信するように構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を運ぶ。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第2の装置の装置情報と、第1の装置の装置情報と、を含むことに留意されたい。
加えて、実際の電力は、受信電力および送信電力であり得る、または実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。第1の装置が、電力情報要求メッセージを送信して、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令する場合、プロセッサ1001は、第2の装置の受信電力および送信電力を測定し、第2の装置の取得した受信電力および送信電力を第1の装置へ通信インターフェース1003を使用して送信する必要がある。
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、情報受信ユニット801は、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを周期的に受信するようにさらに構成される。
情報送信ユニット802は、電力情報応答メッセージを第1の装置へ周期的に送信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ。
本発明の本実施形態において提供される装置によれば、マクロ基地局が、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、実際の電力を測定するように命令する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信し、かつマイクロ基地局の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、マクロ基地局とマイクロ基地局との間で行われる。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される装置によれば、実際の電力交換により、マイクロ基地局の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
実施形態8
図11に示すように、本発明の本実施形態は、第1の装置90を提供し、第1の装置90は、プロセッサ901と、システムバス902と、通信インターフェース903と、メモリ904と、を備え得る。
プロセッサ901は、中央演算処理装置(central processing unit、CPU)であってもよい。
メモリ904は、プログラムコードを記憶し、プログラムコードをプロセッサ901へ伝送するように構成される。プロセッサ901は、プログラムコードに従って以下の命令を実行する。メモリ904は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)を含んでもよいし、メモリ904はまた、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)、またはソリッドステートディスク(solid−state drive、SSD)などの不揮発性メモリ(non−volatile memory)を含んでもよい。メモリ904は、上記のタイプのメモリの組み合わせをさらに含み得る。プロセッサ901、メモリ904、および通信インターフェース903は、システムバス902を使用して互いに接続され、かつ互いに通信する。
通信インターフェース903は、光送受信機、電気送受信機、無線送受信機、有線、またはこれらの任意の組み合わせによって実装され得る。例えば、光送受信機は、スモールフォームファクタプラガブル(small form−factor pluggable transceiver、SFP)送受信機(transceiver)、拡張スモールフォームファクタプラガブル(enhanced small form−factor pluggable、SFP+)送受信機、または10ギガビットスモールフォームファクタプラガブル(10 Gigabit small form−factor pluggable、略称XFP)送受信機であり得る。電気送受信機は、イーサネット(登録商標)(Ethernet)ネットワークインターフェースコントローラ(network interface controller、NIC)であり得る。無線送受信機は、無線ネットワークインターフェースコントローラ(wireless network interface controller、WNIC)であり得る。第1の装置は、複数の通信インターフェース903を有し得る。
プロセッサ901は、通信インターフェース903を使用して、電力情報要求メッセージを各第2の装置へ別々に送信するように構成され、第2の装置は、第1の装置に接続された装置であり、電力情報要求メッセージは、各第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される。
プロセッサ901は、通信インターフェースを使用して、各第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、電力情報応答メッセージを送信する第2の装置の実際の電力を運ぶ。
電力要求メッセージは、実際の電力のタイプ情報と実際の電力の形式情報とを運ぶ。第1の装置は、基地局(マクロ基地局およびマイクロ基地局を含む)、アクセスポイントAP、RRE、RRH、RRU、中継ノードなどであり得る。第1の装置とセルとの間の関係は限定されない、つまり、1つの第1の装置は、1つ以上のセルに対応するのであってもよいし、1つのセルは、1つ以上の第1の装置に対応するのであってもよい。本発明の一実施形態では、第1の装置がマクロ基地局である場合、第2の装置は、マイクロ基地局である。あるいは、第1の装置が基地局(マクロ基地局またはマイクロ基地局)である場合、第2の装置は、基地局に接続されたユーザ機器である。ユーザ機器は、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータなどであり得る。実際に、本明細書における第1の装置は、伝送制御を行うために、別の装置の実際の電力情報を取得することを必要とする装置である。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第1の装置の装置情報と、第2の装置の装置情報と、を含むことに留意されたい。
電力要求情報に含まれる各要素について、以下に具体的に説明する。
1.実際の電力のタイプ情報:タイプ情報によって示されるタイプは、異なるステータスの第2の装置の電力(送信電力、受信電力、またはスリープモード電力など)であってもよいし、異なる統計値方式の第2の装置の電力(瞬時電力または平均電力など)であってもよいし、第2の装置の電力効率情報(単位エネルギーがサポートするデータ量、単位エネルギーがサポートする接続数、および単位エネルギーがサポートするユーザ数など)であってもよい。
2.実際の電力の形式情報:形式情報によって示される形式は、異なる価値標準(絶対量子化または相対量子化など)に従って量子化されてもよいし、異なるモデルに従って量子化されてもよい。
3.第1の装置の装置情報は、要求を開始する装置の装置情報である、または第1の装置の装置情報は、実際の電力を取得することを必要とする装置の装置情報であると理解されよう。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第1の装置の装置情報と、第2の装置の装置情報と、を含む。
プロセッサ901は、計算により、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージで運ばれる実際の電力に従って、第2の装置の更新アクセス閾値を取得するように構成される。実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
プロセッサ901は、通信インターフェースを使用して、更新アクセス閾値を第2の装置へ送信するようにさらに構成され、その結果、第2の装置が、更新アクセス閾値に従って、第2の装置のアクセス装置を設定する。
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、プロセッサ901は、通信インターフェース903を使用して、電力情報要求メッセージを第2の装置へ周期的に送信するようにさらに構成される。
プロセッサ901は、通信インターフェース903を使用して、第2の装置が送信した電力情報応答メッセージを周期的に受信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ。
プロセッサ901は、計算により、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされ、かつ受信した電力情報応答メッセージで運ばれる、パラメータに従って、第2の装置の実際の電力を取得するように構成される。実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和である。
プロセッサ901は、実際の電力が所定の値よりも大きい第2の装置の負荷を、実際の電力が所定の値よりも小さい第2の装置へ転送するように構成される。
プロセッサ901は、計算により、各第2の装置の受信電力値および送信電力値に従って、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力を取得し、第1の装置と各第2の装置との間の送信電力に従って、第1の装置と各第2の装置との間の伝送エネルギー効率を判定し、第2の装置を、リソースをユーザ端末に伝送するためのバックホールノードとして使用するようにさらに構成され、第2の装置と第1の装置との間の伝送エネルギー効率が最大である。実際の電力は、第2の装置の送信電力および受信電力である。
プロセッサは、測定により、第1の装置の送信電力値を取得し、かつ第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用し、「第1の装置の送信電力値と第2の装置の送信電力値と第2の装置の受信電力値との和を、第2の装置と第1の装置との間の送信電力として使用する」ことを繰り返し行って、第1の装置と各第2の装置と送信電力を取得するように構成される。
プロセッサ901は、第2の装置の実際の電力に従って、第2の装置のための無線リソースを構成し、通信インターフェース903を使用して、無線リソース構成メッセージを送信して、第2の装置に、対応する無線リソースでデータを伝送するように命令する。
本実施形態は、第2の装置100をさらに提供する。図12に示すように、第2の装置100は、プロセッサ1001と、システムバス1002と、通信インターフェース1003と、メモリ1004と、を備え得る。
プロセッサ1001は、中央演算処理装置(central processing unit、CPU)であってもよい。
メモリ1004は、プログラムコードを記憶し、プログラムコードをプロセッサ1001へ伝送するように構成される。プロセッサ1001は、プログラムコードに従って以下の命令を実行する。メモリ1004は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)を含んでもよいし、メモリ1004はまた、読み出し専用メモリ(read−only memory、ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)、またはソリッドステートディスク(solid−state drive、SSD)などの不揮発性メモリ(non−volatile memory)を含んでもよい。メモリ1004は、上記のタイプのメモリの組み合わせをさらに含み得る。プロセッサ1001、メモリ1004、および通信インターフェース1003は、システムバス1002を使用して互いに接続され、かつ互いに通信する。
通信インターフェース1003は、光送受信機、電気送受信機、無線送受信機、有線、またはこれらの任意の組み合わせによって実装され得る。例えば、光送受信機は、スモールフォームファクタプラガブル(small form−factor pluggable transceiver、SFP)送受信機(transceiver)、拡張スモールフォームファクタプラガブル(enhanced small form−factor pluggable、SFP+)送受信機、または10ギガビットスモールフォームファクタプラガブル(10 Gigabit small form−factor pluggable、略称XFP)送受信機であり得る。電気送受信機は、イーサネット(Ethernet)ネットワークインターフェースコントローラ(network interface controller、NIC)であり得る。無線送受信機は、無線ネットワークインターフェースコントローラ(wireless network interface controller、WNIC)であり得る。第2の装置は、複数の通信インターフェース1003を有し得る。
プロセッサ1001は、通信インターフェース1003を使用して、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するように構成され、電力情報要求メッセージは、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令するために使用される。
プロセッサ1001は、第2の装置の実際の電力を測定するようにさらに構成される。
プロセッサ1001は、通信インターフェース1003を使用して、電力情報応答メッセージを第1の装置へ送信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を運ぶ。
電力要求情報は、実際の電力のタイプ情報と、実際の電力の形式情報と、第2の装置の装置情報と、第1の装置の装置情報と、を含む。
実際の電力はさらに、受信電力および送信電力であり得る、または実際の電力は、第2の装置が作動するのに必要とされる、すべてのコンポーネントによって消費される電力の和であることに留意されたい。第1の装置が、電力情報要求メッセージを送信して、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を測定するように命令する場合、プロセッサ1001は、第2の装置の受信電力および送信電力を測定し、第2の装置の取得した受信電力および送信電力を第1の装置へ通信インターフェース1003を使用して送信する必要がある。
電力情報要求メッセージが、第2の装置に、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを第1の装置へ送信するように命令するために使用される場合、
プロセッサ1001は、通信インターフェース1003を使用して、第1の装置が送信した電力情報要求メッセージを周期的に受信し、通信インターフェース1003を使用して、電力情報応答メッセージを第1の装置へ周期的に送信するようにさらに構成され、電力情報応答メッセージは、第2の装置の実際の電力を判定するために必要とされるパラメータを運ぶ。
本発明の本実施形態において提供される装置によれば、マクロ基地局が、電力情報要求メッセージをマイクロ基地局へ送信して、マイクロ基地局に、実際の電力を測定するように命令する。マクロ基地局は、各マイクロ基地局が送信し、かつマイクロ基地局の実際の電力を運ぶ、電力情報応答メッセージを受信し、各電力情報応答メッセージにおける実際の電力に従って、現在の構成を更新する。従来技術では、電力情報交換は、マクロ基地局とマイクロ基地局との間で行われる。しかしながら、電力情報は、基地局の実際の電力を表すことができず、したがって、電力情報に基づいてネットワークの最適化を行うことができず、ネットワークの電力消費を効果的に低減できない。本出願において提供される装置によれば、実際の電力交換により、マイクロ基地局の実際の電力に基づいて現在の構成を更新でき、それによって、ネットワークエネルギー効率性能が改善される。
上記の説明は、単に本発明の具体的な実施に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内にあり、当業者によって容易に想到される、あらゆる変形や置き換えは、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に属する。
70 第1の装置
80 第2の装置
90 第1の装置
100 第2の装置
701 情報送信ユニット
702 情報受信ユニット
703 計算ユニット
704 負荷制御ユニット
705 判定ユニット
706 測定ユニット
707 構成ユニット
801 情報受信ユニット
802 測定ユニット
803 情報送信ユニット
901 プロセッサ
902 システムバス
903 通信インターフェース
904 メモリ
1001 プロセッサ
1002 システムバス
1003 通信インターフェース
1004 メモリ

Claims (5)

  1. マクロ基地局装置によって、電力情報要求メッセージを各マイクロ基地局装置へ送信するステップであって、前記マイクロ基地局装置は、コアネットワークに接続されておらず、前記マクロ基地局装置に接続された装置であり、前記電力情報要求メッセージは、各マイクロ基地局装置に、当該マイクロ基地局装置の送信電力および受信電力を測定するように命令するために使用される、ステップと、
    前記マクロ基地局装置によって、各マイクロ基地局装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するステップであって、前記電力情報応答メッセージは、前記電力情報応答メッセージを送信する前記マイクロ基地局装置の前記送信電力および前記受信電力を運ぶ、ステップと、
    前記マクロ基地局装置によって、測定により、前記マクロ基地局装置の送信電力を取得するステップと、
    前記マクロ基地局装置によって、前記マクロ基地局装置の送信電力と、各マイクロ基地局装置の前記受信電力および前記送信電力との和をとり、各マイクロ基地局装置に対応するエンドツーエンドの送信電力を取得するステップと、
    前記マクロ基地局装置によって、前記各マイクロ基地局装置に対応するエンドツーエンドの送信電力に基づき選択した、前記各マイクロ基地局装置のうちの一つを、データをユーザ機器に伝送するためのノードとして使用するステップと、
    を含む、電力情報交換方法。
  2. マイクロ基地局装置によって、マクロ基地局装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するステップであって、前記マイクロ基地局装置は、コアネットワークに接続されておらず、前記マクロ基地局装置に接続された装置であり、前記電力情報要求メッセージは、前記マイクロ基地局装置に、前記マイクロ基地局装置の送信電力および受信電力を測定するように命令するために使用される、ステップと、
    前記マイクロ基地局装置によって、前記マイクロ基地局装置の前記送信電力および前記受信電力を測定するステップと、
    前記マイクロ基地局装置によって、電力情報応答メッセージを前記マクロ基地局装置へ送信するステップであって、前記電力情報応答メッセージは、前記マイクロ基地局装置の前記送信電力および前記受信電力を運ぶ、ステップと、
    前記マイクロ基地局装置によって、前記マクロ基地局装置から受けたデータをユーザ端末に伝送するステップと、
    を含む、電力情報交換方法。
  3. マクロ基地局装置であって、
    電力情報要求メッセージを各マイクロ基地局装置へ送信するように構成された情報送信ユニットであって、前記マイクロ基地局装置は、コアネットワークに接続されておらず、前記マクロ基地局装置に接続された装置であり、前記電力情報要求メッセージは、各マイクロ基地局装置に、当該マイクロ基地局装置の送信電力および受信電力を測定するように命令するために使用される、情報送信ユニットと、
    マイクロ基地局装置が送信した電力情報応答メッセージを受信するように構成された情報受信ユニットであって、前記電力情報応答メッセージは、前記電力情報応答メッセージを送信する前記マイクロ基地局装置の前記送信電力および前記受信電力を運ぶ、情報受信ユニットと、
    測定により、前記マクロ基地局装置の送信電力を取得する、測定ユニットと、
    前記マクロ基地局装置の送信電力と、各マイクロ基地局装置の前記受信電力および前記送信電力との和をとり、各マイクロ基地局装置に対応するエンドツーエンドの送信電力を取得する、計算ユニットと、
    前記各マイクロ基地局装置に対応するエンドツーエンドの送信電力に基づき選択した、前記マイクロ基地局装置のうちの一つを、データをユーザ機器に伝送するためのノードとして使用する、判定ユニットと
    を備える、マクロ基地局装置。
  4. マイクロ基地局装置であって、前記マイクロ基地局装置は、コアネットワークに接続されておらず、マクロ基地局装置に接続された装置であり、かつ
    前記マクロ基地局装置が送信した電力情報要求メッセージを受信するように構成された情報受信ユニットであって、前記電力情報要求メッセージは、前記マイクロ基地局装置に、前記マイクロ基地局装置の送信電力および受信電力を測定するように命令するために使用される、情報受信ユニットと、
    前記マイクロ基地局装置の前記送信電力および前記受信電力を測定するように構成された測定ユニットと、
    電力情報応答メッセージを前記マクロ基地局装置へ送信するように構成された情報送信ユニットであって、前記電力情報応答メッセージは、前記マイクロ基地局装置の前記送信電力および前記受信電力を運ぶ、情報送信ユニットと、
    を備え、
    前記情報送信ユニットは、前記マクロ基地局装置から受けたデータをユーザ端末に伝送する、マイクロ基地局装置
  5. 請求項1または2のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ可読記憶媒体。
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