JP6517335B2 - セル間干渉を処理するための方法、機器、制御装置及び基地局 - Google Patents

セル間干渉を処理するための方法、機器、制御装置及び基地局 Download PDF

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Description

本願は、2014年10月31日に中国特許庁に提出された、「セル間干渉を処理するための方法、機器、制御装置及び基地局」と題された中国特許出願第201410608025.X号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、セル間干渉を処理するための方法、機器、制御装置及び基地局に関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution;略してLTE)システムでは、アップリンクスケジューリングが行われるとき、ユーザ機器は、基地局にサウンディング参照信号(英語:Sounding Reference Signal;略してSRS)を送信する。基地局は、SRSを受信した時点で決定されたアップリンクチャネル品質に従って、アップリンク伝送中のセルの信号対干渉雑音比(英語:Signal to Interference plus Noise Ratio;略してSINR)を推定し、スケジューリング時点でユーザ機器のためのアップリンク伝送リソースをスケジュールし、アップリンク伝送時にユーザ機器によって用いられる変調・符号化スキームを決定する。
一般に、SRSを受信した時点で決定されたアップリンクチャネル品質は、アップリンク伝送時にセルのSINRを推定するために直接用いることができる。しかしながら、SRSを受信した時点とスケジューリング時点とアップリンク伝送時点との間に時間遅延が存在することを考慮すれば、SRSを受信した時点で決定されたアップリンクチャネル品質とアップリンク伝送時の実際のアップリンクチャネル品質との間に相当の誤差が存在する可能性がある。結果として、セルの推定SINRの精度が比較的低く、アップリンクスケジューリングの性能が影響を受けてしまう。したがって、SRSを受信した時点で決定されたチャネル品質に基づいて、アップリンク伝送時のチャネル品質を予測し、セルの推定SINRの精度を向上させることができる。
研究時、従来技術には以下の不利益があった。すなわち、セルのSINRはチャネル品質に関係するだけでなく、セル間干渉にも関係する。異なる時点でセル間干渉が大きく変動する場合、SRSを受信した時点で決定されたチャネル品質に基づいてアップリンク伝送時のチャネル品質を予測しても、セルの推定SINRが不正確になるおそれがある。
これに鑑みて、本発明の実施形態は、セル間干渉の変動によって生じるSINR推定精度に対する影響を軽減するために、セル間干渉を処理する方法、機器、制御装置及び基地局を提供する。
本発明の第1の態様によれば、セル間干渉を処理する方法が提供される。本方法は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本方法は、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップであって、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、ステップと、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップと、
第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するステップであって、第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い、ステップと、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するステップと、
を含む。
本発明の第1の態様の可能な実施方式に関して、第1の可能な実施方式では、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップは、
要求メッセージを第2の基地局に送信するステップであって、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含む、ステップと、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するステップであって、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信される、ステップ、又は、
第2のセルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るステップであって、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである、ステップ、
を含む。
本発明の第1の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第1の態様の第1の可能な実施方式に関して、第2の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含み、隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含む。
本発明の第1の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含む。強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定される。隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
本発明の第1の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第1の態様の第1の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第1の態様の第2の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第1の態様の第3の可能な実施方式に関して、第4の可能な実施方式では、本方法は更に、
第1のセルの隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップであって、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、ステップと、
取得された第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップと、
第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するステップであって、第4の時間間隔は第3の時間間隔よりも遅い、ステップと、
干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するステップであって、干渉レベルは第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定される、ステップと、
を含む。
本発明の第1の態様の第4の可能な実施方式に関して、第5の可能な実施方式では、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルが、第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じであるとき、本方法は更に、
第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値と、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値とに従って、第1のセルのセル間干渉値の統計値を計算し記憶するステップ、又は、
第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を削除するステップであって、第4の時間間隔は第2の時間間隔よりも遅い、ステップ、
を含む。
本発明の第2の態様によれば、セル間干渉を処理する方法が提供される。方法は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本方法は、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップであって、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、ステップと、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップと、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値を読み取るステップと、
第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定するステップであって、第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い、ステップと、
を含む。
本発明の第2の態様の可能な実施方式に関して、第1の可能な実施方式では、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、
第1の基地局が1つ以上の過去の時間間隔において測定した第1のセルのセル間干渉値を含み、セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、第1の基地局に予め記憶されており、1つ以上の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早く、又は、
複数の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値に従って第1の基地局によって計算され記憶される、第1のセルのセル間干渉値の統計値を含み、第1のセルのセル間干渉値の統計値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、第1の基地局に予め記憶されており、複数の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早い。
本発明の第2の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第1の可能な実施方式に関して、第2の可能な実施方式では、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップは、
要求メッセージを第2の基地局に送信するステップであって、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含む、ステップと、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するステップであって、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信される、ステップ、又は、
第2のセルのリソーススケジューリング情報を読み取るステップであって、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである、ステップ、
を含む。
本発明の第2の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第1の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含み、隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含む。
本発明の第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、第4の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含む。強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定される。隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
本発明の第2の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第1の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第2の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第3の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第2の態様の第4の可能な実施方式に関して、第5の可能な実施方式では、本方法は更に、
推定された第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉に従って、第1のリソース位置において、第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比を計算するステップ、
を含む。
本発明の第2の態様の第5の可能な実施方式に関して、第6の可能な実施方式では、本方法は更に、
計算された第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置においてユーザをスケジュールするか否かを決定するステップ、又は、
計算された第1のセルの信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置にスケジュールされたユーザの変調・符号化スキームを調整するか否かを決定するステップ、
を含む。
本発明の第3の態様によれば、セル間干渉を処理するための機器が提供される。本機器は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本機器は、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される取得モジュールであって、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、取得モジュールと、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される決定モジュールと、
第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成される測定モジュールであって、第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い、測定モジュールと、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するように構成される記憶モジュールと、
を備える。
本発明の第3の態様の可能な実施方式に関して、第1の可能な実施方式では、取得モジュールは、具体的には、要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含み、且つ、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するように構成され、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信され、又は、
第2のセルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである。
本発明の第3の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第3の態様の第1の可能な実施方式に関して、第2の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含み、隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
決定モジュールは、具体的には、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
本発明の第3の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
決定モジュールは、具体的には、第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
本発明の第3の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第3の態様の第1の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第3の態様の第2の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第3の態様の第3の可能な実施方式に関して、第4の可能な実施方式では、取得モジュールは更に、第1のセルの隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される。リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられ、
決定モジュールは更に、取得された第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
測定モジュールは更に、第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成され、第4の時間間隔は第3の時間間隔よりも遅く、
記憶モジュールは更に、干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するように構成され、干渉レベルは第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定される。
本発明の第3の態様の第4の可能な実施方式に関して、第5の可能な実施方式では、記憶モジュールは更に、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルが、第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じであるとき、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値と、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値とに従って、第1のセルのセル間干渉値の統計値を計算し記憶するように構成され、又は、
第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を削除するように構成され、第4の時間間隔は第2の時間間隔よりも遅い。
本発明の第4の態様によれば、セル間干渉を処理するための機器が提供される。本機器は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本機器は、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される取得モジュールであって、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、取得モジュールと、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される決定モジュールと、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値を読み取り、第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定するように構成される処理モジュールであって、第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い、処理モジュールと、
を備える。
本発明の第4の態様の可能な実施方式に関して、第1の可能な実施方式では、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、
1つ以上の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値を含み、セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、機器に予め記憶されており、1つ以上の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早く、又は、
複数の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値に従って計算され記憶される、第1のセルのセル間干渉値の統計値を含み、第1のセルのセル間干渉値の統計値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、機器に記憶されており、複数の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早い。
本発明の第4の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第1の可能な実施方式に関して、第2の可能な実施方式では、取得モジュールは、具体的には、要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含み、且つ、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するように構成され、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信され、又は、
第2のセルのリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである。
本発明の第4の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第1の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第2の可能な実施方式に関して、第3の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含み、隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
決定モジュールは、具体的には、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定する。
本発明の第4の態様の第3の可能な実施方式に関して、第4の可能な実施方式では、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
決定モジュールは、具体的には、第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
本発明の第4の態様の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第1の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第2の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第3の可能な実施方式に関して、又は、本発明の第4の態様の第4の可能な実施方式に関して、第5の可能な実施方式では、本機器は更に計算モジュールを備え、
計算モジュールは、推定された第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉に従って、第1のリソース位置において、第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比を計算するように構成される。
本発明の第4の態様の第5の可能な実施方式に関して、第6の可能な実施方式では、本機器は更に調整モジュールを備え、
調整モジュールは、計算された第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置においてユーザをスケジュールするか否かを決定するように構成され、又は、
計算された第1のセルの信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置にスケジュールされたユーザの変調・符号化スキームを調整するか否かを決定するように構成される。
本発明の第5の態様によれば、制御装置が提供される。本制御装置は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本制御装置は、
プロセッサ、通信リンク及びメモリを備える。プロセッサは、通信リンクを用いてメモリと通信し、
メモリは命令又はコードを記憶し、命令又はコードがプロセッサにおいて実行されるとき、本制御装置は、第1の態様に記載の方法を実行するように第1の基地局を制御するように構成され、又は、本制御装置は、第2の態様に記載の方法を実行するように第1の基地局を制御するように構成される。
本発明の第6の態様によれば、基地局が提供される。本基地局は第1のセルを管理する。本基地局は、第1の態様に記載の方法を実行するように構成される。又は、本基地局は、第2の態様に記載の方法を実行するように構成される。
本発明の第7の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが処理ユニットによって実行されると、処理ユニットは、第1の態様に記載の方法を実行し、又は、処理ユニットは、第2の態様に記載の方法を実行する。
本発明は、少なくとも以下の有益な効果をもたらす。
本発明の実施形態によれば、第1の基地局は、第1の基地局が管理するセルの隣接セルのリソーススケジューリング情報に従って、セル間干渉の干渉レベルを決定し、該干渉レベルをインデックスとして用いて、続いて測定によって得られる実際のセル間干渉を記憶する。すなわち、第1の基地局は、セル間干渉の干渉レベルと続いて測定によって得られる実際のセル間干渉との相関を確立し記憶することができる。時間が経つにつれて、干渉レベルと相関する複数の実際のセル間干渉値が存在し得る。予見できるように、干渉レベルと測定によって得られる実際のセル間干渉との記憶された相関に基づいて、第1の基地局は、セル間干渉の干渉レベルを決定することにより、将来のセル間干渉値を迅速且つ正確に予測することができる。それにより、セル間干渉の変動によって生じるSINR推定精度に対する影響を軽減し、スケジュールされたユーザ機器の変調・符号化スキームのその後の調整の基礎を築き、システム性能を効果的に向上させることができる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示すものに過ぎない。当業者であれば、これらの添付図面から創意工夫なく他の図面を更に導出できるであろう。
本発明の実施形態1に係る、セル間干渉を処理する方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態2に係る、セル間干渉を処理する方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態3に係る、セル間干渉を処理するための機器の概略構造図である。 本発明の実施形態4に係る、セル間干渉を処理するための機器の概略構造図である。 本発明の実施形態5に係る、制御装置の概略構造図である。
以下に、本明細書を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。当然ながら、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部ではあり、全部ではない。当業者が創意工夫なく本発明の実施形態に基づいて得られる他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
実施形態1
図1に示されるように、図1は、本発明の実施形態1に係る、セル間干渉を処理する方法の概略フローチャートである。本方法は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本方法は、少なくとも以下のステップ101〜104を含み、以下に記載される他の任意のステップ又は任意の特徴も考慮に入れることができる。
ステップ101:第1の基地局は、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得する。
リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。
留意すべきこととして、第1の基地局は複数のセルを管理してよい。すなわち、第1の基地局によって管理される複数のセルの一部は、第1のセルの隣接セルである。
例えば、ステップ101において、第1の基地局が、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップは、
要求メッセージを第2の基地局に送信するステップであって、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含む、ステップと、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するステップであって、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信される、ステップ、又は、
第2のセルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るステップであって、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである、ステップ、
を含んでよい。
実際の展開では、第1の基地局は、第1のセルの干渉及び雑音(英語:Interference and Noise;略してIN)に従って、第1のセルと複数の隣接セルとの間で、協調干渉測定又は協調適応変調・符号化(英語:Adaptive Modulation and Coding、略してAMC)を有効にするか否かを決定してよい。
例えば、第1の基地局は、第1のセルと複数の隣接セルとの間の協調干渉測定又は協調AMCを有効にするために、所定の有効化スイッチ機能を用いてよい。協調AMCを有効にするとは、第1の基地局が、第1のセルの複数の隣接セルのリソーススケジューリング情報を取得し、取得されたリソーススケジューリング情報に従って第1のセルのセル間干渉を推定することを意味し、それにより、リソース位置にユーザをスケジュールするか、或いはリソース位置でスケジュールされたユーザの変調・符号化スキームを調整することができる。
留意すべきこととして、第1のセルと第1のセルの複数の隣接セルは、同じ基地局によって管理されてよく、或いは異なる基地局によって管理されてよい。
したがって、第1のセルと第1のセルの複数の隣接セルが同じ基地局(すなわち第1の基地局)によって管理される場合、第1の基地局が第2のセルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取る方式は、これに限定されるものではないが、
第1の基地局が、複数の管理対象セルのリソーススケジューリング情報をローカルに記憶し、第1のセルの隣接セル(第2のセル)の第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を、ローカルに記憶されたリソーススケジューリング情報リストを取得すること、又は、
第1の基地局が、第1のセルの隣接セル(第2のセル)の第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報をコアネットワークに送信し、コアネットワーク側から、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を要求すること、
を含む。
第1のセルと第1のセルの複数の隣接セルが異なる基地局によって管理される場合、すなわち、第1の基地局が第1のセルを管理し、第2の基地局が第1のセルの少なくとも1つの隣接セルを管理する場合、第1の基地局が第1のセルの隣接セルのリソーススケジューリング情報を取得する方式は、これに限定されるものではないが、
隣接セルを管理する第2の基地局に要求メッセージを送信することであって、要求メッセージは、第1のセルの管理対象隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を送信することを第2の基地局に要求するのに用いられることと、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信することであって、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信されることと、
を含む。
留意すべきこととして、第1の時間間隔の長さ(英語:Time Interval)は、1つの送信時間間隔の長さ(英語:Transmission Time Interval;略してTTI)を指すことがあり、或いは、いくつかのTTIの長さを指すことがあり、或いは別の指定された時間長を指すことがある。本明細書では、第1の時間間隔の具体的な長さは限定されない。
ステップ102:第1の基地局が、取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定する。
リソーススケジューリング情報は、セルの時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を記述する。リソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含んでよい。
任意に、リソーススケジューリング結果は更に、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることと、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザであることとを含んでよい。
隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示す。
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定される。隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
例えば、第1セルのRSRP(英語:Reference Signal Received Power)と、ユーザ機器によって測定され報告されるアクセス対象の第1セルの隣接セルのRSRPとの差異に従って、ユーザ機器が第1のセルの強干渉ユーザであるか否かが決定される。差が所定の閾値よりも小さい場合、ユーザ機器は第1のセルの強干渉ユーザであると決定され、そうでなければ、ユーザ機器は第1のセルの強干渉ユーザではないと決定される。
通信システムでは、リソーススケジューリング結果はリソース粒度に密接に関連する。本発明の本実施形態で決定されるセルのセル間干渉の干渉レベルについては、リソース粒度のファクタを考慮する必要がある。LTEシステムを例に挙げると、リソース粒度は一般にリソースブロック(英語:Recourse Block;略してRB)である。この場合、第1のリソース位置は、1つのリソースブロック(英語:Recourse Block;略してRB)又はいくつかのリソースブロックを指し得る。当然ながら、第1のリソース位置は、1つのサブキャリア又は複数のサブキャリアを指してもよく、1つの周波数帯域リソースやスペクトルリソースを指してもよい。第1のリソース位置の具体的な意味は、異なる通信システムによって異なり、ここでは徹底的に列挙されていない。
本発明の本実施形態では、セルのシステム帯域幅と第1のリソース位置を含む複数のリソース位置のサイズとに従って、1つのセルに対して複数の干渉レベルのグループが維持されてよい。セルのシステム帯域幅が50RBであると仮定すると、第1のリソース位置のサイズと別のリソース位置のサイズが全て2RBである場合、セルは最大25個のセル間干渉の干渉レベルのグループを有することができる。第1のリソース位置のサイズと別のリソース位置のサイズが全て1RBである場合、セルは最大50個のセル間干渉の干渉レベルのグループを有することができる。干渉レベルの各グループは、2つ以上の干渉レベルを含む。
任意に、1つ以上の隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含む場合(隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示す)、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含んでよい。
セルの隣接セルのある時間間隔におけるリソーススケジューリング情報は、隣接セルの予想されるデータ伝送状態を反映し、隣接セルのデータ伝送はセルに対するセル間干渉源である。一般に、同一リソース位置のユーザをスケジュールする隣接セルの数が多いほど、セルのセル間干渉の決定される干渉レベルは高くなる。逆に、リソース位置においてユーザをスケジュールする隣接セルの数が少ないほど、セルのセル間干渉の決定される干渉レベルは低くなる。
加えて、スケジューリングと実際のデータ伝送との間に時間の遅延が存在するため、本発明の本実施形態では、セルのセル間干渉の干渉レベルが決定されているとき、隣接セルは一般にデータ伝送を開始しない。したがって、干渉レベルは実際のセル間干渉ではなく、両者は異なる概念である。干渉レベルは、リソーススケジューリング情報に基づいて予測されるセル間干渉レベルであり、実際のセル間干渉は、隣接セルがデータ伝送を行うときに基地局が測定によって取得することができる。
任意に、干渉レベルは2つのタイプに分類することができる。1つのタイプは、セル間干渉の強度を無視できることを意味し、他方のタイプは、セル間干渉の強度を無視できないことを意味する。セル間干渉の強度が無視できないことを意味するタイプは、更に複数の干渉レベルを含み、異なる干渉レベルは、異なるセル間干渉強度の程度を表す。例えば、セル間干渉の強度が無視できないことを意味するタイプでは、2つの干渉レベルが更に定義される。一方の干渉レベルはセル間干渉強度が高いことを示し、他方はセル間干渉強度が低いことを示す。代替として、3つ以上の干渉レベルが更に含まれる。明らかながら、実際の適用において、セル間干渉の干渉レベルの数と各干渉レベルによって表される意味は、展開シナリオに従って適宜調整されてよく、本明細書では限定されない。
例えば、第1のリソース位置のサイズは1RBであり、RB1で示される。セル間干渉の干渉レベルの数は、第1のリソース位置にユーザがスケジュールされている隣接セルの数に基づいて決定されてもよい。以下に例を挙げる。
N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、N個の隣接セルがRB1にユーザをスケジュールしていることである場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルがN個の隣接セルがRB1においてセル間干渉を生じることであると決定される。Nの値の範囲は、1〜受信されるリソーススケジューリング情報の数である。
N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、P個の隣接セルがRB1にユーザをスケジュールしていることである場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルがP個の隣接セルがRB1においてセル間干渉を生じることであると決定される。Pの値の範囲は、1〜Nである。
N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、1個の隣接セルがRB1にユーザをスケジュールしていることである場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルが1個の隣接セルがRB1においてセル間干渉を生じることであると決定される。
N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、0個の隣接セルがRB1にユーザをスケジュールしていることである場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルがRB1においてセル間干渉を生じる隣接セルがないことであると決定される。
具体的には、表1は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定する方法を示す。
Figure 0006517335
表1から分かるように、リソースブロックRB1について、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルは、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定される。すなわち、
1.0個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN個の隣接セルはユーザをスケジュールしていない、
2.1個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN−1個の隣接セルはユーザをスケジュールしていない、
3.2個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN−2個の隣接セルはユーザをスケジュールしていない、
4.3個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN−3個の隣接セルはユーザをスケジュールしていない、

N+1.N個の隣接セルがユーザをスケジュールしている(Nは自然数である)。
留意すべきこととして、干渉レベルに記載されたN個の隣接セルは、第1セルの隣接セルのうち任意のN個の隣接セルであり、具体的な隣接セルは特定されない。
別の例では、1個の隣接セルがユーザをスケジュールしていることは、第1のセルの任意の隣接セルがユーザをスケジュールしていることであってよい。或いは、1個の隣接セルがユーザをスケジュールしていることに相当する干渉レベルは、具体的には、隣接セルL1がユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL2がユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL3がユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLmがユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLnがユーザをスケジュールしていることであってよい。L1−Lm−Lnは、隣接セルの識別子である。
2個の隣接セルがユーザをスケジュールしていることは、第1のセルの任意の2個の隣接セルがユーザをスケジュールしていることであってよい。或いは、2個の隣接セルがユーザをスケジュールしていることに相当する干渉レベルは、具体的には、隣接セルL1がユーザをスケジュールしており、隣接セルL2がユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL3がユーザをスケジュールしており、隣接セルL4がユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL5がユーザをスケジュールしており、隣接セルL6がユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLmがユーザをスケジュールしており、隣接セルLpがユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLnがユーザをスケジュールしており、隣接セルLtがユーザをスケジュールしていることであってよい。L1−Lm−Lp−Ln−Ltは、隣接セルの識別子である。
任意に、第1の基地局がN個の隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得し、各リソーススケジューリング情報が、リソース位置情報及びスケジュールされたユーザを含み、スケジューリングされたユーザが強干渉ユーザであると仮定する。第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含む。
具体的には、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルは、リソース位置においてスケジュールされたユーザが強干渉ユーザであるか否かと、リソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数とに従って、決定されてもよい。
例えば、リソース位置(例えばRB1)について、N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、N個の隣接セルがRB1においてユーザをスケジュールしていることであり、N個の隣接セルのうちM個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされている場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルがM個の隣接セルがRB1に強干渉ユーザをスケジュールしており、セル間の強干渉を生成することであると決定される。Nの値の範囲は、1〜受信されるリソーススケジューリング情報の数であり、Mの値の範囲は1〜Mである。
N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、N個の隣接セルがRB1にユーザをスケジュールしており、N個の隣接セルのうち1個の隣接セルが強干渉ユーザをスケジュールしていることである場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルが、1個の隣接セルがRB1に強干渉ユーザをスケジュールしており、セル間の強干渉を生成することであると決定される。
N個の隣接セルの第1の時間間隔における取得されたリソーススケジューリング情報によって示されるスケジューリング結果が、N個の隣接セルがRB1にユーザをスケジュールしており、N個の隣接セルのうち強干渉ユーザをスケジュールしているセルがないことである場合、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルが、RB1に強干渉ユーザをスケジュールしておりセル間の強干渉を生成する隣接セルがないことであると決定される。
具体的には、表2は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定する方法を示す。
Figure 0006517335
表2から分かるように、リソースブロックRB1について、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルは、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定される。すなわち、
1.0個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされている、
2.1個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされている、
3.2個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされている、
4.3個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされている、

N+1.N個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされている(Nは自然数である)。
留意すべきこととして、干渉レベルに記載されたN個の隣接セルは、第1セルの隣接セルのうち任意のN個の隣接セルであり、具体的な隣接セルは特定されない。
別の例では、1個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされていることは、第1のセルの任意の隣接セルが強干渉ユーザをスケジュールしていることであってよい。或いは、1個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされていることに相当する干渉レベルは、具体的には、隣接セルL1が強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL2が強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL3が強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLmが強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLnが強干渉ユーザをスケジュールしていることであってよい。L1−Lm−Lnは、隣接セルの識別子である。
2個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされていることは、第1のセルの任意の2個の隣接セルが強干渉ユーザをスケジュールしていることであってよい。或いは、2個の隣接セルに強干渉ユーザがスケジュールされていることに相当する干渉レベルは、具体的には、隣接セルL1が強干渉ユーザをスケジュールしており、隣接セルL2が強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL3が強干渉ユーザをスケジュールしており、隣接セルL4が強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は隣接セルL5が強干渉ユーザをスケジュールしており、隣接セルL6が強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLmが強干渉ユーザをスケジュールしており、隣接セルLpが強干渉ユーザをスケジュールしていること、又は…、又は隣接セルLnが強干渉ユーザをスケジュールしており、隣接セルLtが強干渉ユーザをスケジュールしていることであってよい。N及びL1−Lm−Lp−Ln−Ltは、隣接セルの識別子である。
別の例では、第1のセルがRB1〜RB6で示される合計6個のリソースブロックを有し、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って、第1セルのセル間干渉の干渉レベルの6個のグループが維持され、干渉レベルの各グループが上述の2つ以上の干渉レベルを含むことができると仮定する。干渉レベルの異なるグループにおける干渉レベルの定義は、互いに独立してよく、すなわち、表3に示すように、同じであってもよく、互いに異なってもよい。
Figure 0006517335
ステップ103:第1の基地局が、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定する。第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い。
上述のように、セルの隣接セルのある時間間隔におけるリソーススケジューリング情報は、隣接セルの予想されるデータ伝送状態を反映し、スケジューリングと実際のデータ伝送との間には時間の遅延が存在する。第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報(ステップ101で取得される)について、隣接セルは、第2の時間間隔においてのみ実際のデータ送信を行い、同時に第1のセルに対してセル間干渉を生じる。第2の時間間隔は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に基づいて、第1のセルの隣接セルによって実際にデータが送信される時間間隔である。したがって、ステップ102において第1のセルのセル間干渉レベルを決定することができるが、実際のセル間干渉は、第1の基地局により第2の時間間隔において測定することによって取得される必要がある。
第1の基地局は、第1の時間間隔においてリソーススケジューリング情報を取得する場合、スケジューリングとデータ伝送とのタイミング関係に従って、セル間干渉を測定するための第2の時間間隔を決定してよい。タイミング関係は予めシステム内で規定されている。代替として、第2の時間間隔は、第1の基地局と第2の基地局との間でメッセージを交換することによって決定されてよい。第2の時間間隔を決定する具体的な方法は、本明細書に限定されない。
ステップ104:第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶する。
上述のステップでは、第1の基地局は、第1の時間間隔においてリソーススケジューリング情報を取得した後、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定し、セル間干渉を測定するための第2の時間間隔を決定してよい。したがって、第1のセルのセル間干渉値が第2の時間間隔における測定によって取得された後、記第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値が、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、記憶されてよい。すなわち、ステップ104において、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと、第2の時間間隔において測定によって取得された第1のセルのセル間干渉値との相関が、確立され記憶されてよい。
相関は、テーブル又はデータベースの形式で第1の基地局に記憶されてよく、別の形態で第1の基地局に記憶されてもよい。
例えば、表4に示されるように、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと、第2の時間間隔において測定によって取得された第1のセルのセル間干渉値との相関を、表形式で概略的に表す。表4の第1列は、第1セルにおける異なるリソース位置を示し、第2列は、リソース位置に対して維持される干渉レベルのグループを示す。説明上、リソーススケジューリング情報に従って決定される干渉レベルの数と干渉レベルの定義は、リソース位置ごとに独立している。別の考えられる場合では、干渉レベルの数と干渉レベルの定義は、異なるリソースロケーションについて同じであってよい。第3列は、第2列の干渉レベルと相関するセル間干渉値を示し、基地局により測定によって実際に得られる。表4は、説明上のものに過ぎず、本発明の本実施形態を限定するものではない。
Figure 0006517335
任意に、本方法は更に、
第1のセルの隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップであって、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、ステップと、
取得された第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップと、
第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するステップであって、第4の時間間隔は第3の時間間隔よりも遅い、ステップと、
干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するステップであって、干渉レベルは第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定される、ステップと、
を含んでよい。
任意に、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値が記憶されているとき、第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルが、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じである場合、第1のセルのセル間干渉値の統計値が、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値と、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値とに従って、計算され記憶される。又は、
第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値が削除される。第4の時間間隔は第2の時間間隔よりも遅い。
例えば、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルは、1個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN−1個の隣接セルがユーザをスケジュールしておらず、第2の時間間隔において得られる測定干渉値がR1であることである。第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルは、1個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN−1個の隣接セルがユーザをスケジュールしておらず、第2の時間間隔において得られる測定干渉値がR3であることである。この場合、「1個の隣接セルがユーザをスケジュールしており、他のN−1個の隣接セルがユーザをスケジュールしていない」という干渉レベルについて、第1セルの決定されたセル間干渉値は、R1とR3の平均値であってもよいし、R1とR3の加重平均値であってもよい。R1及びR3の重みを決定する際に時間係数を考慮することができる。或いは、R3は単にR1を置換することができる。本明細書ではこれについて具体的に限定しない。
留意すべきこととして、ここでいう統計値とは、同一の干渉レベルに対応する複数のセル間干渉値の平均値であってもよいし、同一の干渉レベルに対応する複数のセル間干渉値の重み付けされた値であってもよいし、別の統計的方法によって得られる統計値であってもよい。統計値を得るための具体的な方式は、本明細書に限定されず、必要に応じて決定されてよい。
加えて、決定された干渉レベルが、取得されたN個のリソーススケジューリング情報においてM個の隣接セルが第1のリソース位置に強干渉ユーザをスケジュールしている場合、決定された干渉レベルに対応するセル間干渉値を取得する他の方法が以下に提供される。
第1に、N個の隣接セルが第1のリソース位置にユーザをスケジュールしていないときに測定によって得られた干渉値(以下、第1の干渉値と呼ぶ)は、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値に従って決定される。
第2に、強干渉ユーザをスケジュールしているM個の隣接セルのサウンディング参照信号(英語:Sounding Reference Signal;略してSRS)と復調信号とに従って、受信時点のチャネルが予測され、受信時点における予測されたチャネルに従って、強干渉ユーザによって生じる受信時点における第1セルに対する干渉の干渉値(以下、第2の干渉値という)が予測される。
代替として、スケジュールされた強干渉ユーザのSRS信号及び復調信号が位置するチャネルの干渉が、SRS信号及び復調信号に従って、受信時点において測定される。それにより、受信時点においてスケジュールされた強干渉ユーザによって生じる第1のセルに対する干渉の干渉値(以下、第2の干渉値という)が取得される。
最後に、第1の干渉値と第2の干渉値とを加算して、決定された干渉レベルに対応するセル間干渉値を求める。
本発明の実施形態1で提供される解決策によれば、基地局は、基地局によって管理されるセルの隣接セルのリソーススケジューリング情報に従って、セル間干渉の干渉レベルを決定し、干渉レベルをインデックスとして用いて、続いて測定によって得られる実際のセル間干渉を記憶することができる。すなわち、基地局は、セル間干渉の干渉レベルと続いて測定によって得られる実際のセル間干渉との相関を確立し記憶することができる。時間が経つにつれて、干渉レベルと相関する複数の実際のセル間干渉値が存在し得る。上述した任意のステップを実行すると、干渉レベルに相関するより正確なセル間干渉値の統計値を得ることができ、或いは、最新のセル間干渉値を常に確保することができる。予見できるように、干渉レベルと測定によって得られる実際のセル間干渉との記憶された相関に基づいて、基地局は、セル間干渉の干渉レベルを決定することにより、将来のセル間干渉値を迅速且つ正確に予測することができる。それにより、セル間干渉の変動によって生じるSINR推定精度に対する影響が軽減される。
実施形態2
図2に示されるように、図2は、本発明の実施形態2に係る、セル間干渉を処理する方法の概略フローチャートである。本発明の実施形態2に含まれる、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値は、本発明の実施形態1で説明された技術的解決策に従って実現されてよい。本方法は、以下のように説明することができる。
ステップ201:第1の基地局が、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得する。
リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。
ステップ201において、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップは、
要求メッセージを第2の基地局に送信するステップであって、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含む、ステップと、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するステップであって、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信される、ステップ、又は、
第2のセルのリソーススケジューリング情報を読み取るステップであって、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである、ステップ、
を含む。
留意すべきこととして、ステップ201におけるリソーススケジューリング情報の取得の方式は、本発明の実施形態1のステップ101におけるリソーススケジューリング情報の取得の方式と同じであり、ここではこれ以上繰り返さない。
ステップ202:第1の基地局が、取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定する。
リソーススケジューリング情報は、セルの時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を記述する。リソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含んでよい。
任意に、リソーススケジューリング結果は更に、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることと、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザであることとを含んでよい。
隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示す。
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定される。隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
例えば、第1セルのRSRP(英語:Reference Signal Received Power、中国語:探測参考信号)と、ユーザ機器によって測定され報告されるアクセス対象の第1セルの隣接セルのRSRPとの差異に従って、ユーザ機器が第1のセルの強干渉ユーザであるか否かが決定される。差が所定の閾値よりも小さい場合、ユーザ機器は第1のセルの強干渉ユーザであると決定され、そうでなければ、ユーザ機器は第1のセルの強干渉ユーザではないと決定される。
通信システムでは、リソーススケジューリング結果はリソース粒度に密接に関連する。本発明の本実施形態で決定されるセルのセル間干渉の干渉レベルについては、リソース粒度のファクタを考慮する必要がある。LTEシステムを例に挙げると、リソース粒度は一般にリソースブロック(英語:Recourse Block;略してRB)である。この場合、第1のリソース位置は、1つのリソースブロック(英語:Recourse Block;略してRB)又はいくつかのリソースブロックを指し得る。当然ながら、第1のリソース位置は、1つのサブキャリア又は複数のサブキャリアを指してもよく、1つの周波数帯域リソースやスペクトルリソースを指してもよい。第1のリソース位置の具体的な意味は、異なる通信システムによって異なり、ここでは徹底的に列挙されていない。
本発明の本実施形態では、セルのシステム帯域幅と第1のリソース位置を含む複数のリソース位置のサイズとに従って、1つのセルに対して複数の干渉レベルのグループが維持されてよい。セルのシステム帯域幅が50RBであると仮定すると、第1のリソース位置のサイズと別のリソース位置のサイズが全て2RBである場合、セルは最大25個のセル間干渉の干渉レベルのグループを有することができる。第1のリソース位置のサイズと別のリソース位置のサイズが全て1RBである場合、セルは最大50個のセル間干渉の干渉レベルのグループを有することができる。干渉レベルの各グループは、2つ以上の干渉レベルを含む。
任意に、1つ以上の隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含む場合(隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示す)、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップは、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップ、
を含んでよい。
セルの隣接セルのある時間間隔におけるリソーススケジューリング情報は、隣接セルの予想されるデータ伝送状態を反映し、隣接セルのデータ伝送はセルに対するセル間干渉源である。一般に、同一リソース位置のユーザをスケジュールする隣接セルの数が多いほど、セルのセル間干渉の決定される干渉レベルは高くなる。逆に、リソース位置においてユーザをスケジュールする隣接セルの数が少ないほど、セルのセル間干渉の決定される干渉レベルは低くなる。
加えて、スケジューリングと実際のデータ伝送との間に時間の遅延が存在するため、本発明の本実施形態では、セルのセル間干渉の干渉レベルが決定されているとき、隣接セルは一般にデータ伝送を開始しない。したがって、干渉レベルは実際のセル間干渉ではなく、両者は異なる概念である。干渉レベルは、リソーススケジューリング情報に基づいて予測されるセル間干渉レベルであり、実際のセル間干渉は、隣接セルがデータ伝送を行うときに基地局が測定によって取得することができる。
任意に、干渉レベルは2つのタイプに分類することができる。1つのタイプは、セル間干渉の強度を無視できることを意味し、他方のタイプは、セル間干渉の強度を無視できないことを意味する。セル間干渉の強度が無視できないことを意味するタイプは、更に複数の干渉レベルを含み、異なる干渉レベルは、異なるセル間干渉強度の程度を表す。例えば、セル間干渉の強度が無視できないことを意味するタイプでは、2つの干渉レベルが更に定義される。一方の干渉レベルはセル間干渉強度が高いことを示し、他方はセル間干渉強度が低いことを示す。代替として、3つ以上の干渉レベルが更に含まれる。明らかながら、実際の適用において、セル間干渉の干渉レベルの数と各干渉レベルによって表される意味は、展開シナリオに従って適宜調整されてよく、本明細書では限定されない。
留意すべきこととして、ステップ202における干渉レベルを決定する方式は、本発明の実施形態1のステップ102における干渉レベルを決定する方式と同じであり、ここではこれ以上繰り返さない。
ステップ203:第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値を読み取る。
ステップ203において、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、
第1の基地局が1つ以上の過去の時間間隔において測定した第1のセルのセル間干渉値を含み、セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、第1の基地局に予め記憶されており、1つ以上の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早く、又は、
複数の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値に従って第1の基地局によって計算され記憶される、第1のセルのセル間干渉値の統計値を含み、第1のセルのセル間干渉値の統計値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、第1の基地局に予め記憶されており、複数の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早い。
留意すべきこととして、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、本発明の実施形態1のステップ101〜ステップ104に記載の方式で実現されてよく、本明細書ではこれ以上説明しない。
ステップ204:第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定する。
第2の時間間隔は、第1の時間間隔よりも遅い。
任意に、本方法は更に、
第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定し、推定された第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉に従って、第1のリソース位置において、第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比を計算するステップ、
を含む。
任意に、本方法は更に、
計算された第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置においてユーザをスケジュールするか否かを決定するステップ、又は、
計算された第1のセルの信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置にスケジュールされたユーザの変調・符号化スキームを調整するか否かを決定するステップ、
を含む。
本発明の実施形態2の解決策によれば、第1の基地局は第1のセルを管理し、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得する。リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。また、取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定し、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値を読み取り、第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定する。第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、測定によって得られる実際のセル間干渉であり、基地局は、セル間干渉の干渉レベルを決定することにより、第1のセルの過去に測定されたセル間干渉値を読み取る。このように、第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、将来のセル間干渉値を迅速且つ正確に予測することができる。よって、スケジュールされたユーザ機器の変調・符号化スキームのその後の調整の基礎を築き、システム性能を効果的に向上させることができる。
実施形態3
図3に示されるように、図3は、本発明の実施形態3に係る、セル間干渉を処理するための機器の概略構造図である。本機器は第1の基地局に適用されてよく、第1の基地局は第1のセルを管理する。本機器は、取得モジュール31、決定モジュール32、測定モジュール33及び記憶モジュール34を備える。
取得モジュール31は、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される。リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。
決定モジュール32は、取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
測定モジュール33は、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成される。第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い。
記憶モジュール34は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するように構成される。
具体的には、取得モジュール31は、具体的には、要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含み、且つ、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するように構成され、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信され、又は、
第2のセルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである。
具体的には、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含む。隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
決定モジュール32は、具体的には、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
具体的には、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであリ、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
決定モジュール32は、具体的には、第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
具体的には、取得モジュール31は更に、第1のセルの隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される。リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。
決定モジュール32は更に、取得された第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
測定モジュール33は更に、第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成される。第4の時間間隔は第3の時間間隔よりも遅い。
記憶モジュール34は更に、第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するように構成される。
具体的には、記憶モジュール34は更に、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルが、第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じであるとき、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値と、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値とに従って、第1のセルのセル間干渉値の統計値を計算し記憶するように構成され、又は、
第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を削除するように構成される。第4の時間間隔は第2の時間間隔よりも遅い。
留意すべきこととして、本発明の実施形態3で提供される装置は、ハードウェア又はソフトウェアの方式で実現されてよく、実施方式はこれに限定されない。
実施形態4
図4に示されるように、図4は、本発明の実施形態4に係る、セル間干渉を処理するための機器の概略構造図である。本機器は第1の基地局に適用されてよく、第1の基地局は第1のセルを管理する。本機器は、取得モジュール41、決定モジュール42及び処理モジュール43を備える。
取得モジュール41は、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される。リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。
決定モジュール42は、取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
処理モジュール43は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値を読み取り、第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定するように構成される。第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い。
任意に、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、
1つ以上の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値を含み、セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、機器に予め記憶されており、1つ以上の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早く、又は、
複数の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値に従って計算され記憶される、第1のセルのセル間干渉値の統計値を含み、第1のセルのセル間干渉値の統計値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、機器に記憶されており、複数の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早い。
具体的には、取得モジュール41は、具体的には、要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含み、且つ、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するように構成され、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信され、又は、
第2のセルのリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである。
具体的には、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含む。隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
決定モジュール42は、具体的には、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
具体的には、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
決定モジュール42は、具体的には、第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
任意に、本機器は更に計算モジュール44を備える。
計算モジュール44は、推定された第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉に従って、第1のリソース位置において、第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比を計算するように構成される。
任意に、本機器は更に調整モジュール45を備える。
調整モジュール45は、計算された第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置においてユーザをスケジュールするか否かを決定するように構成され、又は、
計算された第1のセルの信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置にスケジュールされたユーザの変調・符号化スキームを調整するか否かを決定するように構成される。
留意すべきこととして、本発明の実施形態4で提供される装置は、ハードウェア又はソフトウェアの方式で実現されてよく、実施方式はこれに限定されない。
実施形態5
図5に示されるように、図5は、本発明の実施形態5に係る制御装置の概略構造図である。本発明の実施形態5で提供される制御装置は、本発明の実施形態1〜4の機能を有する。本制御装置は第1の基地局に適用され、第1の基地局は第1のセルを管理する。本制御装置は、プロセッサ51、通信リンク52及びメモリ53を備える。プロセッサ51は、通信リンク52を用いてメモリ53と通信する。
プロセッサ51は、汎用の中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、又は本発明の解決策のプログラムの実行を制御するための1つ以上の集積回路であってよい。
メモリ53は、読出専用メモリ(read-only memory、ROM)又は静的な情報及び命令を記憶することのできる別のタイプの静的記憶装置、或いは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)又は情報及び命令を記憶することのできる別のタイプの動的記憶装置であってよく、或いは、電気的消去可能プログラマブル読出専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory、EEPROM)、コンパクトディスク読出専用メモリ(Compact Disc Read Only Memory、CD−ROM)又は他のディスク記憶媒体、光ディスク記憶媒体(コンパクトディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスクを含む)、磁気ディスク記憶媒体その他の磁気記憶装置、或いは、予想されるプログラムコードを命令形式又はデータ構造形式で搬送又は記憶するために用いることができ、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体であってよいが、これらに限定されない。メモリは、バスによってプロセッサに接続される。
メモリ53は、命令又はコードを記憶する。プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成され、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられ、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成され、第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅く、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するように構成される。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、具体的には、
要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含み、且つ、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するように構成され、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信され、又は、
第2のセルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである。
隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含む。隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示す。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、具体的には、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、具体的には、
第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は更に、
第1のセルの隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成され、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられ、
取得された第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成され、第4の時間間隔は第3の時間間隔よりも遅く、
第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルをインデックスとして用いて、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値を記憶するように構成される。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は更に、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルが、第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じであるとき、第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値と、第1のセルの第4の時間間隔における測定されたセル間干渉値とに従って、第1のセルのセル間干渉値の統計値を計算し記憶するように構成され、又は、
第1のセルの第2の時間間隔における測定されたセル間干渉値を削除するように構成される。第4の時間間隔は第2の時間間隔よりも遅い。
加えて、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は更に、
第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成され、リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられ、
取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶されている過去に測定されたセル間干渉値を読み取り、第1のセルの読み取られた過去に測定されたセル間干渉値を用いて、第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉を推定するように構成され、第2の時間間隔は第1の時間間隔よりも遅い。
一実施方式において、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値は、
1つ以上の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値を含み、セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、機器に予め記憶されており、1つ以上の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早く、又は、
複数の過去の時間間隔において測定された第1のセルのセル間干渉値に従って計算され記憶される、第1のセルのセル間干渉値の統計値を含み、第1のセルのセル間干渉値の統計値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと同じ干渉レベルをインデックスとして用いて、機器に記憶されており、複数の過去の時間間隔は全て第2の時間間隔よりも早い。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、具体的には、
要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、第2の基地局によって管理されるセルは、第1のセルの隣接セルを含み、また、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を受信するように構成され、リソーススケジューリング情報は第2の基地局によって送信され、又は、
第2のセルのリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、第1の基地局は第2のセルを管理し、第2のセルは第1のセルの隣接セルである。
具体的には、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含む。隣接セルの第1のリソース位置と第1のセルの第1のリソース位置は同じリソース位置を示す。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、具体的には、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、又は、
第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される。
具体的には、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果が、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされているユーザが強干渉ユーザである場合、
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は、具体的には、
第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
強干渉ユーザは、隣接セルを管理する基地局により、隣接セルのセル品質と、第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、隣接セルのセル品質はユーザ機器によって測定される。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は更に、
推定された第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉に従って、第1のリソース位置において、第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比を計算するように構成される。
一実施方式において、プロセッサ51において命令又はコードが実行されるとき、制御装置は更に、
計算された第1のセルの第2の時間間隔における信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置においてユーザをスケジュールするか否かを決定するように構成され、又は、
計算された第1のセルの信号対干渉雑音比に従って、第1のセルの第1のリソース位置にスケジュールされたユーザの変調・符号化スキームを調整するか否かを決定するように構成される。
留意すべきこととして、制御装置は、第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得する。リソーススケジューリング情報は、隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる。取得された第1の時間間隔のリソーススケジューリング情報に従って、第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定した後、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに従って、第1のセルの記憶された過去に測定されたセル間干渉値を読み取り、第1のセルの過去に測定されたセル間干渉値が存在しない場合、本発明の実施形態1のステップ103〜ステップ104の解決策の実行を開始する。セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに対応する。或いは、第1のセルの過去に測定されたセル間干渉値が存在する場合、本発明の実施形態のステップ203〜ステップ204の解決策の実行をトリガする。セル間干渉値は、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルに対応する。すなわち、制御装置に記憶された、第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報に従って決定された干渉レベルと、第1のセルの過去に測定されたセル間干渉値との間のマッピング関係が、長期学習プロセスにおいて得られる。結果として、第1のセルのセル間干渉の後続の推定がより便利になる。
このように、制御装置は、制御装置が管理するセルの隣接セルのリソーススケジューリング情報に従って、セル間干渉の干渉レベルを決定し、干渉レベルをインデックスとして用いて、その後に測定によって得られる実際のセル間干渉を記憶する。すなわち、制御装置は、セル間干渉の干渉レベルと続いて測定によって得られる実際のセル間干渉との相関を確立し記憶することができる。時間が経つにつれて、干渉レベルと相関する複数の実際のセル間干渉値が存在し得る。上述した任意のステップを実行すると、干渉レベルに相関するより正確なセル間干渉値の統計値を得ることができ、或いは、最新のセル間干渉値を常に確保することができる。予見できるように、干渉レベルと測定によって得られる実際のセル間干渉との記憶された相関に基づいて、制御装置は、セル間干渉の干渉レベルを決定することにより、将来のセル間干渉値を迅速且つ正確に予測することができる。それにより、セル間干渉の変動によって生じるSINR推定精度に対する影響が軽減される。
実施形態6
本発明の実施形態6は、基地局を提供する。本基地局は第1のセルを管理するように構成される。本基地局は、本発明の実施形態1〜実施形態5に記載の機能を有するように構成される。本実施形態の具体的な内容は、本発明の実施形態1〜実施形態5に記載された内容と同じであり、ここではこれ以上説明しない。
実施形態7
本発明の実施形態7では、コンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが処理ユニットによって実行されると、処理ユニットは、本発明の実施形態1〜実施形態5に記載された内容を実行するものであり、ここではその内容はこれ以上繰り返さない。
当業者であれば理解できるように、本発明の実施形態は、方法、装置(機器)又はコンピュータプログラム製品として提供されてよい。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアの組合わせを備えた実施形態を採用することができる。更に、本発明は、コンピュータ使用可能なプログラムコードを含む、1つ以上のコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリ等を含むが、これに限定されない)上に実装されるコンピュータプログラム製品の形態を採用することができる。
本発明は、本発明の実施形態に従って、方法、装置(機器)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明された。フローチャート及び/又はブロック図における各プロセス及び/又は各ブロックと、フローチャート及び/又はブロック図におけるプロセス及び/又はブロックの組合わせを実装するために、コンピュータプログラム命令を採用できることを理解されたい。このようなコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込みプロセッサ、又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてよく、それにより、コンピュータ又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行される命令は、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおいて特定の機能を実装するための装置を生成する。
そのようなコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は任意の他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方式で動作するように指示することのできるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。よって、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、命令装置を含むアーチファクトを生成する。命令装置は、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおける特定の機能を実現する。
そのようなコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータその他のプログラマブルデータ処理装置にロードされてもよい。よって、一連の動作及びステップがコンピュータその他のプログラマブル装置上で実行され、それによりコンピュータ実施処理が生成される。したがって、コンピュータその他のプログラマブル装置上で実行される命令は、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおいて特定の機能を実現するステップを提供する。
本発明のいくつかの好ましい実施形態について説明したが、当業者であれば、基本的な発明概念を学べば、これらの実施形態を変更及び修正することができるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の範囲に含まれる好ましい実施形態と全ての変更及び修正を包含するように解釈されることが意図される。
当然ながら、当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明に対して様々な変更及び変形を行うことができるであろう。本発明は、添付の特許請求の範囲とそれらの均等の技術によって規定される保護の範囲に含まれるという条件で、これらの修正及び変形を包含することが意図される。

Claims (15)

  1. セル間干渉を処理する方法であって、前記方法は第1の基地局に適用され、前記第1の基地局は第1のセルを管理し、
    前記方法は、
    前記第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップであって、前記リソーススケジューリング情報は、前記隣接セルの前記第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、ステップと、
    取得された前記第1の時間間隔の前記リソーススケジューリング情報に従って、前記第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップと、
    前記第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するステップであって、前記第2の時間間隔は前記第1の時間間隔よりも遅延し、前記第2の時間間隔は、前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に基づいて、前記第1のセルの前記隣接セルによって実際にデータが送信される時間間隔である、ステップと、
    前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルをインデックスとして用いて、前記第1のセルの前記第2の時間間隔における測定された前記セル間干渉値を記憶するステップであって、前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルと、前記第2の時間間隔において測定によって取得された前記第1のセルの前記セル間干渉値との相関を、確立し記憶することを含む、ステップと、
    を含む方法。
  2. 前記第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得する前記ステップは、
    要求メッセージを第2の基地局に送信し、前記第2の基地局によって管理されるセルは前記第1のセルの前記隣接セルを含む、ステップと、前記第2の基地局によって送信される、前記第1のセルの前記隣接セルの前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報を受信するステップ、又は、
    第2のセルの前記第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るステップであって、前記第1の基地局は前記第2のセルを管理し、前記第2のセルは前記第1のセルの前記隣接セルである、ステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記隣接セルの前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含み、前記隣接セルの前記第1のリソース位置と前記第1のセルの前記第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
    取得された前記第1の時間間隔の前記リソーススケジューリング情報に従って、前記第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定する前記ステップは、
    前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定するステップ、又は、
    前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定するステップ、
    を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記隣接セルの前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング結果が、前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされている前記ユーザが強干渉ユーザである場合、
    前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定する前記ステップは、
    前記第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定するステップ、
    を含み、
    前記強干渉ユーザは、前記隣接セルを管理する基地局により、前記隣接セルのセル品質と、前記第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、前記隣接セルの前記セル品質はユーザ機器によって測定される、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のセルの前記隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するステップであって、前記リソーススケジューリング情報は、前記隣接セルの前記第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、ステップと、
    取得された前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って、前記第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するステップと、
    前記第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するステップであって、前記第4の時間間隔は前記第3の時間間隔よりも遅延し、前記第4の時間間隔は、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に基づいて、前記第1のセルの前記隣接セルによって実際にデータが送信される時間間隔である、ステップと、
    前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルをインデックスとして用いて、前記第1のセルの前記第4の時間間隔における測定された前記セル間干渉値を記憶するステップであって、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルと、前記第4の時間間隔において測定によって取得された前記第1のセルの前記セル間干渉値との相関を、確立し記憶することを含む、ステップと、
    を更に含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルが、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルと同じであるとき、
    前記第1のセルの前記第2の時間間隔における測定された前記セル間干渉値と、前記第1のセルの前記第4の時間間隔における測定された前記セル間干渉値とに従って、前記第1のセルの前記セル間干渉値の統計値を計算し記憶するステップ、又は、
    前記第1のセルの前記第2の時間間隔における測定された前記セル間干渉値を削除するステップであって、前記第4の時間間隔は前記第2の時間間隔よりも遅い、ステップ、
    を更に含む、請求項5に記載の方法。
  7. セル間干渉を処理するための機器であって、前記機器は第1の基地局に適用され、前記第1の基地局は第1のセルを管理し、
    前記機器は、
    前記第1のセルの隣接セルの第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成される取得モジュールであって、前記リソーススケジューリング情報は、前記隣接セルの前記第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられる、取得モジュールと、
    取得された前記第1の時間間隔の前記リソーススケジューリング情報に従って、前記第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成される決定モジュールと、
    前記第1のセルの第2の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成される測定モジュールであって、前記第2の時間間隔は前記第1の時間間隔よりも遅延し、前記第2の時間間隔は、前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に基づいて、前記第1のセルの前記隣接セルによって実際にデータが送信される時間間隔である、測定モジュールと、
    前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルをインデックスとして用いて、前記第1のセルの前記第2の時間間隔における測定された前記セル間干渉値を記憶するように構成される記憶モジュールであって、更に、前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルと、前記第2の時間間隔において測定によって取得された前記第1のセルの前記セル間干渉値との相関を、確立し記憶するように構成される、記憶モジュールと、
    を備える、機器。
  8. 前記取得モジュールは、具体的には、要求メッセージを第2の基地局に送信するように構成され、前記第2の基地局によって管理されるセルは前記第1のセルの前記隣接セルを含み、且つ、前記第1のセルの前記隣接セルの前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報を受信するように構成され、前記リソーススケジューリング情報は前記第2の基地局によって送信され、又は、
    第2のセルの前記第1の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を読み取るように構成され、前記第1の基地局は前記第2のセルを管理し、前記第2のセルは前記第1のセルの前記隣接セルである、
    請求項7に記載の機器。
  9. 前記隣接セルの前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング結果は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていること、又は、第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていないことを含み、前記隣接セルの前記第1のリソース位置と前記第1のセルの前記第1のリソース位置は同じリソース位置を示し、
    前記決定モジュールは、具体的には、前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定するように構成され、又は、
    前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていない隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定するように構成される、
    請求項7又は8に記載の機器。
  10. 前記隣接セルの前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング結果が、前記第1のリソース位置においてユーザがスケジュールされていることであり、スケジュールされている前記ユーザが強干渉ユーザである場合、
    前記決定モジュールは、具体的には、前記第1のリソース位置において強干渉ユーザがスケジュールされている隣接セルの数に従って、前記第1のセルの前記セル間干渉の前記干渉レベルを決定するように構成され、
    前記強干渉ユーザは、前記隣接セルを管理する基地局により、前記隣接セルのセル品質と、前記第1のセルのセル品質と、閾値とに従って決定され、前記隣接セルの前記セル品質はユーザ機器によって測定される、
    請求項9に記載の機器。
  11. 前記取得モジュールは更に、前記第1のセルの前記隣接セルの第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング情報を取得するように構成され、前記リソーススケジューリング情報は、前記隣接セルの前記第3の時間間隔におけるリソーススケジューリング結果を表すのに用いられ、
    前記決定モジュールは更に、取得された前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って、前記第1のセルのセル間干渉の干渉レベルを決定するように構成され、
    前記測定モジュールは更に、前記第1のセルの第4の時間間隔におけるセル間干渉値を測定するように構成され、前記第4の時間間隔は前記第3の時間間隔よりも遅延し、前記第4の時間間隔は、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に基づいて、前記第1のセルの前記隣接セルによって実際にデータが送信される時間間隔である、
    前記記憶モジュールは更に、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルをインデックスとして用いて、前記第1のセルの前記第4の時間間隔における測定された前記セル間干渉値を記憶するように構成され、更に、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルと、前記第4の時間間隔において測定によって取得された前記第1のセルの前記セル間干渉値との相関を、確立し記憶するように構成される、
    請求項7乃至10のいずれか1項に記載の機器。
  12. 前記記憶モジュールは更に、前記第1の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルが、前記第3の時間間隔における前記リソーススケジューリング情報に従って決定された前記干渉レベルと同じであるとき、前記第1のセルの前記第2の時間間隔における測定された前記セル間干渉値と、前記第1のセルの前記第4の時間間隔における測定された前記セル間干渉値とに従って、前記第1のセルの前記セル間干渉値の統計値を計算し記憶するように構成されるか、又は、
    前記第1のセルの前記第2の時間間隔における測定された前記セル間干渉値を削除するように構成され、前記第4の時間間隔は前記第2の時間間隔よりも遅い、
    請求項11に記載の機器。
  13. 制御装置であって、前記制御装置は第1の基地局に適用され、前記第1の基地局は第1のセルを管理し、
    前記制御装置は、プロセッサ、通信リンク及びメモリを備え、
    前記プロセッサは、前記通信リンクを用いて前記メモリと通信し、
    前記メモリは命令又はコードを記憶し、前記命令又はコードが前記プロセッサにおいて実行されるとき、前記制御装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法を実行するように前記第1の基地局を制御するように構成される、
    制御装置。
  14. 基地局であって、前記基地局は第1のセルを管理し、
    前記基地局は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、
    基地局。
  15. コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムはコンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードが処理ユニットによって実行されると、前記処理ユニットは、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法を実行する、
    コンピュータプログラ
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