JP6515184B2 - 場所およびトラフィックを定義するためのロケーション・データ - Google Patents

場所およびトラフィックを定義するためのロケーション・データ Download PDF

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Description

本開示は、一般に、ロケーション・サービスと、ロケーションを識別し、定義することとに関係する。
ソーシャル・ネットワーキング・システム(ソーシャルネットワーキング・ウェブサイトを含むことができる)は、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザ(人または組織など)がソーシャル・ネットワーキング・システムと対話し、およびソーシャル・ネットワーキング・システムを通じて互いに対話することを可能にすることができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザからの入力を用いて、そのユーザに関連付けられているユーザ・プロフィールを作成して、ソーシャル・ネットワーキング・システム内に記憶することができる。ユーザ・プロフィールは、人口統計学的情報、通信チャネル情報、およびユーザの個人的な興味に関する情報を含むことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザからの入力を用いて、そのユーザと、ソーシャル・ネットワーキング・システムのその他のユーザとの関係のレコードを作成および記憶すること、ならびにサービス(たとえば、ウォール投稿、写真共有、イベント編成、メッセージング、ゲーム、または広告)を提供して、ユーザ同士の間における社会的な交流を容易にすることも可能である。
ソーシャル・ネットワーキング・システムは、そのサービスに関連したコンテンツまたはメッセージを、1つまたは複数のネットワークを通じて、ユーザのモバイルまたはその他のコンピューティング・デバイスへ送信することができる。ユーザは、自分のユーザ・プロフィールおよびソーシャル・ネットワーキング・システム内のその他のデータにアクセスするためにソフトウェア・アプリケーションを自分のモバイルまたはその他のコンピューティング・デバイス上にインストールすることもできる。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ユーザにつながっているその他のユーザの集約されたストーリのニュース・フィードなど、ユーザに表示するためのコンテンツ・オブジェクトのパーソナライズされたセットを生成することができる。
モバイル・コンピューティング・デバイス、例えば、スマートフォン、タブレット・コンピュータ、またはラップトップ・コンピュータなどは、そのロケーション、方向、または向きを決定するための機能、例えば、GPS受信機、コンパス、またはジャイロスコープなどを含み得る。このようなデバイスは、無線通信、例えば、BLUETOOTH(登録商標)通信、近距離無線通信(NFC)、もしくは赤外線(IR)通信、または無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)もしくは携帯電話ネットワークとの通信などのための機能も含み得る。このようなデバイスは、1つまたは複数のカメラ、スキャナ、タッチスクリーン、マイクロフォン、またはスピーカも含み得る。モバイル・コンピューティング・デバイスは、ソフトウェア・アプリケーション、例えば、ゲーム、ウェブ・ブラウザ、またはソーシャル・ネットワーキング・アプリケーションなども実行し得る。ソーシャル・ネットワーキング・アプリケーションにより、ユーザは、ユーザのソーシャル・ネットワーク内の他のユーザとつながり、通信し、情報を共有し得る。
ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境を示す図。 ロケーション更新情報の例示的なヒート・マップを示す図。 特定の場所から送信されたロケーション更新情報の例示的なマップを示す図。 識別されたチェックインと、決定されたチェックインの重心とを有する、ロケーション更新情報の例示的なマップを示す図。 ユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報の例示的なマップを示す図。 ユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報に少なくとも部分的に基づいた、例示的な確率マップを示す図。 シード群ユーザによって送信されたロケーション更新情報を有する例示的な確率マップを示す図。 特定の場所の1つまたは複数の境界を決定するための例示的なフローチャートを示す図。 識別されていない場所のロケーション更新情報の例示的なマップを示す図。 1つまたは複数の経路を決定するためのロケーション更新情報の例示的なマップを示す図。 1つまたは複数の定義された経路を有するロケーション更新情報の例示的なマップを示す図。 例示的なコンピュータ・システムを示す図。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ソーシャル・ネットワーキング・システムの1人または複数のユーザから、定期的なロケーション更新情報を受信し得る。ロケーション更新情報は、チェックインなどの様々な方法によって、モバイル・デバイス上でソーシャル・ネットワーキング・システムのアプリケーションへアクセスすることによって、またはモバイル・デバイスによって送信される定期的なロケーション更新情報によって、ユーザのモバイルのデバイスから提供され得る。各ロケーション更新情報は、ユーザの地理的ロケーションと、その地理的ロケーションにおけるユーザの存在に対応する時刻とを含み得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、店舗などの特定の場所に関連付けられ得る、複数のロケーション更新情報を受信し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、特定の場所におけるチェックインを含む、多くのロケーション更新情報を受信し、各チェックインの地理的ロケーション更新情報の分布に基づいて、重心領域を決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、重心領域内の他の全てのロケーション更新情報も特定の場所に関連付けられていると決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、重心領域内のロケーション更新情報に関連付けられている1人または複数のユーザを決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、1人または複数のユーザの各々について、重心領域内のロケーション更新情報の時刻の前後の閾値期間内に送信された1つまたは複数のロケーション更新情報を決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、閾値期間内に1人または複数のユーザによって送信されたロケーション更新情報のヒート・マップを生成し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ヒート・マップに基づいて確率マップを生成することができ、この確率マップ上の各点は、重心領域から出発したユーザがその点へ行く蓋然性を表し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、確率マップに基づいて、例えば、有意な確率の変化がある、1つまたは複数の境界を決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、特定の経路の1つまたは複数の境界を、この経路に沿って移動するユーザによって送信される1つまたは複数のロケーション更新情報に基づいて決定し得る。経路上のユーザのロケーション分
布は、この経路についての重心領域または線を生成するために使用され得る。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、重心領域内の移動中のユーザによって送信されるロケーション更新情報を監視し得る。ヒート・マップおよび確率マップは、移動中のユーザについて生成されることが可能であり、1つまたは複数の境界が決定される。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システムは、特定の識別されていない場所についての存在および境界を決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、特定の地理的ロケーションが閾値密度を超えるロケーション更新情報の密度を有すると決定し、場所が存在すると決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、密な領域内から送信されるロケーション更新情報の分布を決定し、この密な領域についての重心領域を決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、重心領域内で送信されたロケーション更新情報を監視して、重心領域内のユーザについてのヒート・マップと、確率マップとを生成し得る。識別されていない場所の1つまたは複数の境界が、決定され得る。ソーシャル・ネットワーキング・システムは、ロケーション更新情報を送信するユーザの1つまたは複数の人口統計学的特徴を使用して、場所を分類し得る。
本発明に係る実施形態は、方法、記憶媒体、システムおよびコンピュータ・プログラム製品に向けられた添付の特許請求の範囲において特に開示されており、1つの請求項カテゴリ、例えば、方法において言及される任意の特徴は、別の請求項カテゴリ、例えば、システムにおいても同様に特許請求され得る。添付の特許請求の範囲における従属関係または参照は、形式上の理由で選ばれているに過ぎない。しかしながら、任意の先行する請求項(特に、多数項従属関係)への故意の参照から結果として生じるいずれの主題も、同様に特許請求されることが可能であり、その結果、添付の特許請求の範囲において選ばれている従属関係にかかわらず、請求項およびその特徴のいずれの組み合わせも開示されており、特許請求され得る。特許請求され得る主題は、添付の特許請求の範囲において述べられているような特徴の組み合わせだけでなく、特許請求の範囲における特徴の任意の他の組み合わせも含んでおり、特許請求の範囲において言及されている各特徴は、特許請求の範囲における任意の他の特徴または他の特徴の組み合わせと組み合わされ得る。さらに、本願明細書において説明され、または示されている実施形態および特徴のうちのいずれも、個別の請求項において特許請求されてもよく、および/または、本願明細書において説明され、もしくは示されている任意の実施形態もしくは特徴との任意の組み合わせ、もしくは添付の特許請求の範囲の特徴のうちのいずれかとの任意の組み合わせにおいて、特許請求されてもよい。
本発明に係る一実施形態において、方法は、コンピューティング・デバイスが、場所に対応する複数のロケーション更新情報を選択する工程であって、複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザから受信され、各ロケーション更新情報は、ユーザが存在していた地理的ロケーションを示すデータと、ユーザが地理的ロケーションに存在していた時刻を示すタイムスタンプとを含む、選択する工程と、コンピューティング・デバイスが、ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択する工程であって、第1のサブセット内のロケーション更新情報は、地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、選択する工程と、コンピューティング・デバイスが、第1のサブセット内のロケーション更新情報のうちの1以上の各々について、ロケーション更新情報に対応するユーザと、ロケーション更新情報に対応する時刻とを決定する工程と、コンピューティング・デバイスが、ロケーション更新情報の第2のサブセットを選択する工程であって、第2のサブセット内のロケーション更新情報の各々は、第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応するユーザと、第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応する時刻の閾値時間内の時刻とに対応する、選択する工程と、コンピューティング・デバイスが、第2のサブセット内のロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションの分布に基づいて、確率マップを生成
する工程と、コンピューティング・デバイスが、確率マップに少なくとも部分的に基づいて、場所に対応する1以上の境界を定義する工程と、を備える。
本発明に係る一実施形態において、本方法は、コンピューティング・デバイスの1以上のマップ・データ・ストア内に1以上の境界を記憶する工程をさらに備え得る。
第1のサブセットの地理的区域は、複数のロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションのロケーション分布の重心領域を含み得る。
重心領域は、ロケーション分布の重心点に対して所定の半径によって定義され得る。
重心領域は、地理分布の所定の割合が重心領域から所定の距離内に存在するような形状によって定義され得る。
複数のロケーション更新情報は、所定の期間中に受信され得る。
各ロケーション更新情報は、ユーザに関連付けられているユーザ情報をさらに含み得る。
複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザの1以上の人口統計学的特徴によってフィルタリングされ得る。
場所は、経路であってもよい。
経路に沿った複数のロケーション更新情報は、各ロケーション更新情報について計算された移動速度に基づいて決定され得る。
場所は、コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアにおいて定義される地理的区域に関連付けられ得る。
場所は、コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアにおいて定義される地理的区域に関連付けられなくてもよい。
地理的区域および場所は、コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアに対して加えられ得る。
地理的区域および場所は、地理的区域からロケーション更新情報を送信するユーザの1以上の人口統計学的特徴にさらに関連付けられ得る。
本発明に係る一実施形態において、本方法は、地理的区域内のロケーション更新情報に対応する1以上のユーザへクエリを送信する工程であって、クエリは、地理的区域に関連付けられている情報をさらに定義することを求める要求を含む、送信する工程をさらに備え得る。
本発明に係る一実施形態において、本方法は、確率マップとロケーション更新情報の第2のサブセットとの比較に少なくとも部分的に基づいて、確率マップを検証する工程をさらに備え得る。
確率マップは、上記比較に少なくとも部分的に基づいて調整され得る。
1以上の境界は、上記比較に少なくとも部分的に基づいて調整され得る。
同様に特許請求され得る、本発明に係るさらなる実施形態において、1以上の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体は、ソフトウェアを具現化しており、このソフトウェアは、実行されるとき、場所に対応する複数のロケーション更新情報を選択する工程であって、複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザから受信され、各ロケーション更新情報は、ユーザが存在していた地理的ロケーションを示すデータと、ユーザが地理的ロケーションに存在していた時刻を示すタイムスタンプとを含む、選択する工程と、ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択する工程であって、第1のサブセット内のロケ
ーション更新情報は、地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、選択する工程と、第1のサブセット内のロケーション更新情報のうちの1つまたは複数の各々について、ロケーション更新情報に対応するユーザと、ロケーション更新情報に対応する時刻とを決定する工程と、ロケーション更新情報の第2のサブセットを選択する工程であって、第2のサブセット内のロケーション更新情報の各々は、第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応するユーザと、第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応する時刻の閾値時間内の時刻とに対応する、選択する工程と、第2のサブセット内のロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションの分布に基づいて、確率マップを生成する工程と、確率マップに少なくとも部分的に基づいて、場所に対応する1以上の境界を定義する工程と、が行われるように構成される。
同様に特許請求され得る、本発明に係るさらなる実施形態において、システムは、1以上のプロセッサと、プロセッサに対して結合され、プロセッサによって実行可能な命令を含むメモリとを備え、プロセッサは、命令を実行するときに、場所に対応する複数のロケーション更新情報を選択する工程であって、複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザから受信され、各ロケーション更新情報は、ユーザが存在していた地理的ロケーションを示すデータと、ユーザが地理的ロケーションに存在していた時刻を示すタイムスタンプとを含む、選択する工程と、ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択する工程であって、第1のサブセット内のロケーション更新情報は、地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、選択する工程と、第1のサブセット内のロケーション更新情報のうちの1以上の各々について、ロケーション更新情報に対応するユーザと、ロケーション更新情報に対応する時刻とを決定する工程と、ロケーション更新情報の第2のサブセットを選択する工程であって、第2のサブセット内のロケーション更新情報の各々は、第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応するユーザと、第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応する時刻の閾値時間内の時刻とに対応する、選択する工程と、第2のサブセット内のロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションの分布に基づいて、確率マップを生成する工程と、確率マップに少なくとも部分的に基づいて、場所に対応する1つまたは複数の境界を定義する工程と、が行われるように構成される。
本発明に係るさらなる実施形態において、1以上のコンピュータ読取可能な非一時的な記憶媒体は、ソフトウェアを具現化しており、このソフトウェアは、実行されるとき、本発明に係る方法、または上述された実施形態のうちのいずれかを実行するように動作可能である。
本発明に係るさらなる実施形態において、システムは、1以上のプロセッサと、プロセッサに対して結合され、プロセッサによって実行可能な命令を含む少なくとも1つのメモリとを備え、プロセッサは、命令を実行するときに、本発明に係る方法、または上述された実施形態のうちのいずれかを実行するように動作可能である。
本発明に係るさらなる実施形態において、好ましくは、コンピュータ読取可能な非一時的な記憶媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品は、データ処理システム上で実行されるとき、本発明に係る方法、または上述された実施形態のうちのいずれかを実行するように動作可能である。
システム概観
図1は、ソーシャル・ネットワーキング・システムに関連付けられている例示的なネットワーク環境100を示している。ネットワーク環境100は、ネットワーク110によって互いにつながっているクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を含む。図1は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーテ
ィ・システム170、およびネットワーク110の特定の構成を示しているが、本開示は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110の任意の適切な構成を想定している。限定ではなく、例として、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの複数は、ネットワーク110を迂回して、互いに直接つながることが可能である。別の例として、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170のうちの複数は、物理的にまたは論理的に、全体としてまたは部分的に互いに同一場所に配置されることが可能である。その上、図1は、特定の数のクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を示しているが、本開示は、任意の適切な数のクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク環境100は、複数のクライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、サードパーティ・システム170、およびネットワーク110を含むことができる。
本開示は、任意の適切なネットワーク110を想定している。限定ではなく、例として、ネットワーク110の1つまたは複数の部分は、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、無線WAN(WWAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネットの一部分、公衆交換電話網(PSTN)の一部分、セルラー電話ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。ネットワーク110は、1つまたは複数のネットワーク110を含むことができる。
リンク150は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、およびサードパーティ・システム170を通信ネットワーク110に、または互いに接続することができる。本開示は、任意の適切なリンク150を想定している。特定の実施形態においては、1つまたは複数のリンク150は、1つもしくは複数の有線リンク(たとえば、デジタル・サブスクライバ・ライン(DSL)もしくはデータ・オーバ・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)など)、無線リンク(たとえば、Wi−Fiもしくはワールドワイド・インターオペラビリティー・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)など)、または光リンク(たとえば、同期光ネットワーク(SONET)もしくは同期デジタル階層(SDH)など)を含む。特定の実施形態においては、1つまたは複数のリンク150はそれぞれ、アド・ホック・ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、VPN、LAN、WLAN、WAN、WWAN、MAN、インターネットの一部分、PSTNの一部分、セルラー・テクノロジーベースのネットワーク、衛星通信テクノロジーベースのネットワーク、別のリンク150、または複数のそのようなリンク150の組合せを含む。リンク150は、ネットワーク環境100の全体を通じて必ずしも同じである必要はない。1つまたは複数の第1のリンク150は、1つまたは複数の点において1つまたは複数の第2のリンク150とは異なることが可能である。
特定の実施形態においては、クライアント・システム130は、クライアント・システム130によって実装またはサポートされる適切な機能を実行することができる、ハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含む電子デバイスであることが可能である。限定ではなく、例として、クライアント・システム130は、デスクトップ・コンピュータ、ノートブック・コンピュータもしくはラップトップ・コンピュータ、ネットブック、タブレット
・コンピュータなどのコンピュータ・システム、eブック・リーダ、GPSデバイス、カメラ、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド電子デバイス、セルラー電話、スマートフォン、その他の適切な電子デバイス、またはそれらの任意の適切な組合せを含むことができる。本開示は、任意の適切なクライアント・システム130を想定している。クライアント・システム130は、クライアント・システム130におけるネットワーク・ユーザがネットワーク110にアクセスすることを可能にし得る。クライアント・システム130は、そのユーザが他のクライアント・システム130における他のユーザと通信することを可能にし得る。
特定の実施形態においては、クライアント130は、MICROSOFT INTERNET EXPLORER、GOOGLE CHROME、またはMOZILLA FIREFOXなどのウェブ・ブラウザ132を含むことができ、1つまたは複数のアドオン、プラグイン、またはTOOLBARもしくはYAHOO TOOLBARなどのその他の拡張を有することができる。クライアント・システム130のユーザは、ウェブ・ブラウザ132を特定のサーバ(サーバ162、またはサードパーティ・システム170に関連付けられているサーバなど)へ導くユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)またはその他のアドレスを入力することができ、ウェブ・ブラウザ132は、ハイパー・テキスト転送プロトコル(HTTP)要求を生成して、そのHTTP要求をサーバに通信することができる。サーバは、そのHTTP要求を受け入れて、そのHTTP要求に応答して1つまたは複数のハイパー・テキスト・マークアップ言語(HTML)ファイルをクライアント・システム130に通信することができる。クライアント・システム130は、ユーザに提示するためにサーバからのHTMLファイルに基づいてウェブ・ページをレンダリングすることができる。本開示は、任意の適切なウェブページ・ファイルを想定している。限定ではなく、例として、ウェブ・ページは、特定のニーズに従って、HTMLファイル、拡張可能ハイパー・テキスト・マークアップ言語(XHTML)ファイル、または拡張可能マークアップ言語(XML)ファイルからレンダリングすることができる。そのようなページは、限定ではなく、例として、JAVASCRIPT(登録商標)、JAVA(登録商標)、MICROSOFT SILVERLIGHTで書かれたスクリプトなどのスクリプト、AJAX(Asynchronous JAVASCRIPT(登録商標)and XML)などのマークアップ言語とスクリプトの組合せなどを実行することもできる。本明細書においては、ウェブ・ページへの参照は、適切な場合には、(そのウェブ・ページをレンダリングするためにブラウザが使用することができる)1つまたは複数の対応するウェブページ・ファイルを含み、その逆もまた同様である。
特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークをホストすることができるネットワークアドレス可能なコンピューティング・システムであることが可能である。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、たとえば、ユーザプロフィール・データ、コンセプトプロフィール・データ、ソーシャル・グラフ情報、またはオンライン・ソーシャル・ネットワークに関連したその他の適切なデータなどのソーシャルネットワーキング・データを生成すること、記憶すること、受け取ること、および送信することが可能である。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ネットワーク環境100のその他のコンポーネントによって直接またはネットワーク110を介してアクセスされることが可能である。特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のサーバ162を含むことができる。それぞれのサーバ162は、単一のサーバ、または複数のコンピュータもしくは複数のデータセンターにわたる分散サーバであることが可能である。サーバ162は、限定ではなく、例として、ウェブ・サーバ、ニュース・サーバ、メール・サーバ、メッセージ・サーバ、広告サーバ、ファイル・サーバ、アプリケーション・サーバ、Exchangeサーバ、データベース・サーバ、プロキシ・サーバ、本明細書において記述されている機能もしくはプロセスを実行するのに適している別のサ
ーバ、またはそれらの任意の組合せなど、さまざまなタイプのものであることが可能である。特定の実施形態においては、それぞれのサーバ162は、サーバ162によって実装またはサポートされる適切な機能を実行するためのハードウェア、ソフトウェア、もしくは組み込みロジック・コンポーネント、または複数のそのようなコンポーネントの組合せを含むことができる。特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のデータ・ストア164を含むことができる。データ・ストア164は、さまざまなタイプの情報を記憶するために使用されることが可能である。特定の実施形態においては、データ・ストア164内に記憶されている情報は、特定のデータ構造に従って編成されることが可能である。特定の実施形態においては、それぞれのデータ・ストア164は、リレーショナル・データベースであることが可能である。特定の実施形態は、クライアント・システム130、ソーシャル・ネットワーキング・システム160、またはサードパーティ・システム170が、データ・ストア164内に記憶されている情報を管理すること、取り出すこと、修正すること、追加すること、または削除することを可能にするインタフェースを提供することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数のソーシャル・グラフを1つまたは複数のデータ・ストア164内に記憶することができる。特定の実施形態においては、ソーシャル・グラフは、複数のノード(複数のユーザ・ノード(それぞれが、特定のユーザに対応している)、または複数のコンセプト・ノード(それぞれが、特定のコンセプトに対応している)を含むことができる)と、ノード同士をつなげる複数のエッジとを含むことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザに、その他のユーザと通信および対話する能力を提供することができる。特定の実施形態においては、ユーザたちは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を通じてオンライン・ソーシャル・ネットワークに参加し、次いで、自分たちがつながりたいと望むソーシャル・ネットワーキング・システム160のその他の複数のユーザにつながり(たとえば、関係)を付加することができる。本明細書においては、「友達」という用語は、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム160を通じて、つながり、関連付け、または関係を形成しているソーシャル・ネットワーキング・システム160のその他の任意のユーザを示すことができる。
特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によってサポートされるさまざまなタイプのアイテムまたはオブジェクトに関してアクションを取る能力をユーザに提供することができる。限定ではなく、例として、それらのアイテムおよびオブジェクトは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザが属することが可能であるグループもしくはソーシャル・ネットワーク、ユーザが興味を抱く可能性があるイベントもしくはカレンダー・エントリ、ユーザが使用することができるコンピュータベースのアプリケーション、ユーザがサービスを通じてアイテムを購入もしくは販売することを可能にする取引、ユーザが実行することができる広告との対話、またはその他の適切なアイテムもしくはオブジェクトを含むことができる。ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160において、またはサードパーティ・システム170の外部システム(ソーシャル・ネットワーキング・システム160とは別個のものであって、ネットワーク110を通じてソーシャル・ネットワーキング・システム160に結合されている)によって表されることが可能である任意のものと対話することができる。
特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、さまざまなエンティティ同士をリンクできることが可能である。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザたちが互いに対話すること、ならびにサードパーティ・システム170もしくはその他のエンティティからのコンテンツ
を受け取ることを可能にすることができ、またはユーザたちがアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)もしくはその他の通信チャネルを通じてこれらのエンティティと対話することを可能にすることができる。
特定の実施形態においては、サードパーティ・システム170は、1つもしくは複数のタイプのサーバ、1つもしくは複数のデータ・ストア、1つもしくは複数のインタフェース(APIを含むが、それには限定されない)、1つもしくは複数のウェブ・サービス、1つもしくは複数のコンテンツ・ソース、1つもしくは複数のネットワーク、または(たとえば、サーバが通信することができる)その他の任意の適切なコンポーネントを含むことができる。サードパーティ・システム170は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160を運営しているエンティティとは異なるエンティティによって運営されることが可能である。しかしながら、特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160およびサードパーティ・システム170は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160またはサードパーティ・システム170のユーザにソーシャルネットワーキング・サービスを提供するために互いに連携して機能することができる。この意味において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、サードパーティ・システム170などのその他のシステムがインターネットを通じてソーシャルネットワーキング・サービスおよび機能をユーザに提供するために使用することができるプラットフォーム、またはバックボーンを提供することができる。
特定の実施形態においては、サードパーティ・システム170は、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダを含むことができる。サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト・プロバイダは、コンテンツ・オブジェクトの1つまたは複数のソースを含むことができ、それらのソースは、クライアント・システム130に通信されることが可能である。限定ではなく、例として、コンテンツ・オブジェクトは、ユーザにとって興味がある物またはアクティビティに関する情報、たとえば、映画の開始時刻、映画のレビュー、レストランのレビュー、レストランのメニュー、製品の情報およびレビュー、またはその他の適切な情報などを含むことができる。限定ではなく、別の例として、コンテンツ・オブジェクトは、インセンティブ・コンテンツ・オブジェクト、たとえば、クーポン、割引チケット、ギフト券、またはその他の適切なインセンティブ・オブジェクトを含むことができる。
特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160はまた、ユーザによって生成されたコンテンツ・オブジェクトを含み、それらのコンテンツ・オブジェクトは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160とのユーザの対話を高めることができる。ユーザによって生成されたコンテンツは、ユーザがソーシャル・ネットワーキング・システム160に付加、アップロード、送信、または「投稿」することができる任意のものを含むことができる。限定ではなく、例として、ユーザは、クライアント・システム130からソーシャル・ネットワーキング・システム160へ投稿を通信する。投稿は、ステータス更新もしくはその他のテキスト・データ、ロケーション情報、写真、映像、リンク、音楽、またはその他の類似したデータもしくはメディアなどのデータを含むことができる。コンテンツは、ニュース・フィードまたはストリームなどの「通信チャネル」を通じてサードパーティによってソーシャル・ネットワーキング・システム160に付加されることも可能である。
特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、さまざまなサーバ、サブシステム、プログラム、モジュール、ログ、およびデータ・ストアを含むことができる。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ウェブ・サーバ、アクション・ロガー、API要求サーバ、関連性およびランキング・エンジン、コンテンツ・オブジェクト分類子、通知コントローラ、アクション・
ログ、サードパーティ・コンテンツ・オブジェクト露出ログ、推測モジュール、認可/プライバシー・サーバ、検索モジュール、広告ターゲティング・モジュール、ユーザインタフェース・モジュール、ユーザプロフィール・ストア、つながりストア、サードパーティ・コンテンツ・ストア、またはロケーション・ストアのうちの1つまたは複数を含むことができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、適切なコンポーネント、たとえば、ネットワーク・インタフェース、セキュリティー機構、ロード・バランサ、フェイルオーバ・サーバ、管理およびネットワーク動作コンソール、その他の適切なコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組合せを含むこともできる。特定の実施形態においては、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザ・プロフィールを記憶するための1つまたは複数のユーザプロフィール・ストアを含むことができる。ユーザ・プロフィールは、たとえば、経歴情報、人口統計学的情報、挙動情報、ソーシャルな情報、またはその他のタイプの記述的情報、たとえば、職業経験、学歴、趣味もしくはプリファレンス、興味、親和性、またはロケーションを含むことができる。興味情報は、1つまたは複数のカテゴリに関連した興味を含むことができる。カテゴリは、一般的または具体的であることが可能である。限定ではなく、例として、ユーザが、あるブランドの靴に関する記事に対して「いいね!」の表明をした場合には、カテゴリは、そのブランド、または「靴」もしくは「衣類」という一般的なカテゴリであることが可能である。ユーザに関するつながり情報を記憶するために、つながりストアが使用されることが可能である。つながり情報は、類似のもしくは共通の職業経験、グループ・メンバーシップ、趣味、学歴を有しているか、または任意の形で関連しているか、もしくは共通の属性を共有しているユーザ同士を示すことができる。つながり情報は、さまざまなユーザおよびコンテンツ(内部および外部の両方)の間におけるユーザ定義のつながりを含むこともできる。ネットワーク110を通じてソーシャル・ネットワーキング・システム160を1つもしくは複数のクライアント・システム130または1つもしくは複数のサードパーティ・システム170にリンクさせるために、ウェブ・サーバが使用されることが可能である。ウェブ・サーバは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160と、1つまたは複数のクライアント・システム130との間においてメッセージを受け取って回送するためにメール・サーバまたはその他のメッセージング機能を含むことができる。API要求サーバは、サードパーティ・システム170が、1つまたは複数のAPIを呼び出すことによってソーシャル・ネットワーキング・システム160からの情報にアクセスすることを可能にすることができる。ソーシャル・ネットワーキング・システム160上のまたは外のユーザのアクションに関してウェブ・サーバから通信を受け取るために、アクション・ロガーが使用されることが可能である。アクション・ログとともに、サードパーティコンテンツ・オブジェクトへのユーザの露出についてのサードパーティコンテンツオブジェクト・ログが保持されることが可能である。通知コントローラは、コンテンツ・オブジェクトに関する情報をクライアント・システム130に提供することができる。情報は、通知としてクライアント・システム130へ押し出されることが可能であり、または情報は、クライアント・システム130から受け取られた要求に応答してクライアント・システム130から引き出されることが可能である。ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザの1つまたは複数のプライバシー設定を実施するために、認可サーバが使用されることが可能である。ユーザのプライバシー設定は、ユーザに関連付けられている特定の情報がどのように共有されることが可能であるかを特定する。認可サーバは、ユーザが、例えば、適当なプライバシー設定を設定することなどによって、自分のアクションをソーシャル・ネットワーキング・システム160によって記録されること、またはその他のシステム(例えば、サードパーティ・システム170)と共有されることをオプトインまたはオプトアウトすることを可能にすることができる。サードパーティ・システム170などのサードパーティから受け取られたコンテンツ・オブジェクトを記憶するために、サードパーティコンテンツオブジェクト・ストアが使用されることが可能である。ユーザに関連付けられているクライアント・システム130から受け取られたロケーション情報を記憶するために、ロケーション・ストアが使用されることが可能である。広告価格設定モジュー
ルが、ソーシャルな情報、現在時刻、ロケーション情報、またはその他の適切な情報を組み合わせて、関連がある広告を、通知の形式でユーザに提供することができる。
ロケーション情報
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、オブジェクト(例えば、ユーザ、コンセプト、またはユーザもしくはコンセプトに関連付けられているモバイル・クライアント・システム130)の地理的ロケーション(以下、単に「ロケーション」とも)を決定し得る。オブジェクトのロケーションは、所在地住所(例えば、「ウィロー・ロード 1601」)として、地理座標のセット(緯度および経度)として、別のロケーションもしくはオブジェクトへの参照(例えば、「鉄道の駅の隣の喫茶店」)として、マップ・タイルへの参照(例えば、「マップ・タイル32」)として、または別の適切な識別子を使用して、識別され、記憶され得る。特定の実施形態において、オブジェクトのロケーションは、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザによって提供され得る。限定ではなく、例として、ユーザは、自身のロケーションを、そのロケーションにおいてチェックインすること、または、そうでなければ自身のロケーションの標識を提供することによって、入力し得る。限定ではなく、別の例として、ユーザは、コンセプト(例えば、場所または会場)のロケーションを、そのコンセプトのプロフィール・ページへアクセスし、そのコンセプトのロケーション情報(例えば、所在地住所)を入力することによって、入力してもよい。特別の実施形態において、セルラー機能、Wi−Fi機能、GPS機能、または他の適切な機能を備えたモバイル・クライアント・システム130のロケーションは、衛星測位信号を用いて識別され得る。限定ではなく、例として、モバイル・クライアント・システム130は、このシステムのジオ・ロケーション機能を促進し得る1つまたは複数のセンサを含んでもよい。1つまたは複数のセンサ・デバイスを有するモバイル・クライアント・システム130によるセンサ入力の処理(例えば、GPSセンサ信号を処理し、デバイスのグラフィカル・ユーザ・インターフェイス内に、このGPSセンサ信号に対応するロケーションのマップを表示すること)は、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェア(もしくはデバイス・ドライバ)の組み合わせによって実装され得る。衛星測位信号は、セル・タワー三角測量、Wi−Fi測位、またはGPS測位によって取得され得る。特定の実施形態において、インターネットに接続されたコンピュータの地理的ロケーションは、そのコンピュータのIPアドレスによって識別され得る。モバイル・クライアント・システム130は、例えば、運転方向を提供すること、現在のロケーションのマップを表示すること、または、レストラン、ガソリン・スタンド等などの興味がある近くの点の情報を提供することなど、デバイスの地理的ロケーション・データを組み込んだ付加的な機能も有してもよい。限定ではなく、例として、モバイル・クライアント・システム130上のウェブ・ブラウザ・アプリケーションは、GPSセンサからのGPS信号を解釈し、ウェブ・ブラウザ・アプリケーションのグラフィカル・ユーザ・インターフェイス内にマップを表示するデバイス・ドライバによって取得されたGPSロケーションを含むマップを生成するマッピング・ライブラリに(例えば、関数呼出しを介して)アクセスし得る。特定の実施形態において、ユーザのロケーションは、このユーザに関連付けられている検索履歴から決定され得る。限定ではなく、例として、特定のユーザが、特定のロケーションにおいて複数のオブジェクトに対して既にクエリを行っている場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160(または、検索エンジンシステム170)は、そのユーザがその特定のロケーションにまだ存在していると推測し得る。本開示は、特定の手法でオブジェクトのロケーションを決定することを説明するが、本開示は、任意の適切な手法でオブジェクトのロケーションを決定することを想定する。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーションに関係する情報のデータベースを維持し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定のロケーションに関するメタ情報、例えば、ロケーションの写真、
広告、ユーザ・レビュー、コメント、「チェックイン」アクティビティ・データ、「いいね!」アクティビティ・データ、営業時間、またはロケーションに関係する他の適切な情報なども維持し得る。特定の実施形態において、ロケーションは、(例えば、前述されたように、または、本願明細書に援用される、米国特許出願第12/763171号明細書において説明されているように)ソーシャル・グラフ200内のコンセプト・ノード204に対応し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザが、モバイル・クライアント・システム130によってホストされるクライアント・アプリケーション(例えば、ウェブ・ブラウザまたは他の適切なアプリケーション)を使用して、ロケーションに関する情報に対してアクセスすることを可能にし得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーションに関する情報を要求するユーザに対してウェブ・ページ(または、他の構造化ドキュメント)を供給してもよい。ユーザ・プロフィールおよびロケーション情報に加えて、システムは、ユーザに関する他の情報を監視し、または維持してもよい。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのロケーションを記録する1つまたは複数のロケーションベースのサービスを含む、ジオ・ソーシャル・ネットワーキング機能をサポートし得る。限定ではなく、例として、ユーザは、ユーザのモバイル・クライアント・システム130によってホストされる専用クライアント・アプリケーション(または、ブラウザ・クライアントを使用する、ウェブベースのアプリケーションもしくはネットワークベースのアプリケーション)を使用して、ジオ・ソーシャル・ネットワーキング・システムにアクセスしてもよい。クライアント・アプリケーションは、モバイル・クライアント・システム130によってサポートされるGPSまたは他のジオ・ロケーション機能に自動的にアクセスし、ユーザの現在のロケーションをジオ・ソーシャル・ネットワーキング・システムに対して報告し得る。また、クライアント・アプリケーションは、ユーザが様々なロケーションにおいて「チェックイン」し、このロケーションを他のユーザへ伝えることを可能にするジオ・ソーシャル・ネットワーキング機能をサポートし得る。所与のロケーションへのチェックインは、ユーザがロケーションに物理的に位置し、モバイル・クライアント・システム130を使用して、そのロケーションにおけるユーザの存在を登録するためにジオ・ソーシャル・ネットワーキング・システムにアクセスした場合に、発生し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、(例えば、本願明細書に援用される、米国特許出願第13/042357号明細書において説明されているように)ユーザの現在のロケーションおよび過去のロケーション・データに基づいて、ユーザをロケーションに対して自動的にチェックインさせてもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザが特定のロケーションに関して他のタイプの関係、例えば、「いいね!」、「ファン」、「勤務した」、「推薦した」、「通った」、または別の適切なタイプの関係などを示すことを可能にし得る。特定の実施形態において、「チェックイン」情報および他の関係情報は、ソーシャル・グラフ200において、ユーザのユーザ・ノード202とロケーションのコンセプト・ノード204とをつなげるエッジ206として表され得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、モバイル・クライアント・システム130のロケーションを、自動的に、かつ、ユーザからのいずれの手動入力もなしに、監視することが可能であり得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、所定の間隔でモバイル・クライアント・システム130をポーリングし、または「ping」して、バックグラウンド・モードで実行されているモバイル・クライアント・システム130のアプリケーションを通じて、ロケーション情報を取得し得る。pingに応答して、モバイル・クライアント・システム130のアプリケーションは、モバイル・クライアント・システム130のロケーション・サービスを起動させ得る。特定の実施形態において、モバイル・クライアント・システム130上のプロセスは、ロケーション更新情報をソーシャル・ネットワーキング・システム160に対して定期的に送信し得る。特定の実施形態において、ロケーション更新情報は、モバイル・クラ
イアント・システム130によって、任意の適切な手段、例えば、セル・タワー三角測量、Wi−Fiベースのロケーション・サービス、またはBluetoothのMACアドレスの追跡などを通じて提供され得る。特定の実施形態において、場所は、任意の適切な方法に基づいて、その場所内の1人または複数のユーザのロケーションを決定し、ロケーション情報をソーシャル・ネットワーキング・システム160に対して提供し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、様々な要因に基づいて、ポーリング頻度またはサンプリング期間を調整し得る。バックグラウンド・ロケーション更新情報は、2013年2月6日に出願された米国特許出願公開第2013/0331119号明細書、および2014年7月3日に出願された米国特許出願第13/323,915号明細書においてさらに説明されており、これらの出願は、本願明細書に援用される。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160に対して提供される他の情報によって、ユーザのロケーションを決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、店舗におけるユーザ取引を示すデータ、例えば、その店舗における購入の記録などを受信してもよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、購入時に、特定のユーザが店舗のロケーションにおいて存在していたと決定し得る。限定ではなく、別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザに関係するチェックインを示す情報を受信してもよい。チェックインは、そのチェックインにおいて参照されるユーザによって提供されても、または、ソーシャル・グラフ200上で、参照されるユーザにつなげられている別のユーザによって提供されてもよい。
特定の実施形態において、ユーザは、ユーザに関連付けられているモバイル・クライアント・システム130のフォアグラウンドにおいて実行されているアプリケーションを通じて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160に対して自身のロケーションを能動的に提供し得る。限定ではなく、例として、ユーザが、モバイル・クライアント・システム130上でソーシャル・ネットワーキング・システム160のアプリケーションにアクセスする場合、モバイル・クライアント・システム130は、その現在のロケーションをソーシャル・ネットワーキング・システム160に対して送信するように構成されてもよい。モバイル・クライアント・システム130は、そのロケーションを、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のアプリケーションが開かれたときに決定してもよい。特定の実施形態において、モバイル・クライアント・システム130は、モバイル・クライアント・システム130のデータ・ストア内にロケーション更新情報を記憶し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160のアプリケーションが開かれた場合に、モバイル・クライアント・システム130は、モバイル・クライアント・システム130についての最新のロケーション更新情報が存在するかどうかを決定し得る。最新のロケーション更新情報が存在する場合、モバイル・クライアント・システム130は、最新のロケーション更新情報をソーシャル・ネットワーキング・システム160へ送信し得る。最新のロケーション更新情報が存在しない場合、モバイル・クライアント・システム130は、その現在のロケーションを決定し、現在のロケーションをソーシャル・ネットワーキング・システム160へ送信し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザがフォアグラウンド・ロケーション更新情報を通じてロケーション更新情報を提供したことを記録し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定のロケーション・データベース上に、ソーシャル・ネットワーキング・システム160の全てのユーザによって送信されたロケーション更新情報を記憶し得る。ロケーション・データベースは、そのユーザによって送信された各ロケーション更新情報の地理的ロケーションを、関連付けられているタイムスタンプおよびユーザ識別情報と共に記憶し得る。限定ではなく、例として、ロケーション更新情報は、全てのユーザまたはユーザのサブセット
について、ヒート・マップ上に視覚化されてもよい。特定の実施形態において、ヒート・マップは、特定の期間について生成されてもよい。限定ではなく、別の例として、ヒート・マップは、特定の週に特定の都市に居住する全てのユーザによって送信されたロケーション更新情報を視覚化するために生成されてもよい。
図2は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザのヒート・マップの例示的な実施形態を示す。図2の例において、各点は、バックグラウンド・ロケーション更新情報を通じてユーザによって送信されたロケーション更新情報を表す。図2のヒート・マップ上で、より濃く、またはより密に見える区域210および220は、より多くのロケーション更新情報が送信された区域に対応する。特定の実施形態において、高密度のロケーション更新情報を有する区域は、ロケーション更新情報を同時に送信する多数のユーザによって決定され得る。限定ではなく、例として、多数のロケーション更新情報が、特定の会場におけるスポーツ・イベントの数時間以内に送信されることがある。特定の実施形態において、ロケーション更新情報の高密度区域は、ある期間にわたって、同じロケーションから多くのロケーション更新情報を送信する、相対的により少数のユーザによって決定されてもよい。限定ではなく、例として、特定のオフィス・ビルについて、そのオフィス・ビルで勤務しているユーザはそれぞれ、勤務週間に複数のロケーション更新情報を送信することがある。図2の例において、区域210は、複数の建物と、これらの建物をつなげる経路とを有する、オフィス・キャンパスに対応し得る。この例において、建物に対応する各区域から送信されたロケーション更新情報は、区域210の全てのユーザのサブセットによって、ただし、全日中に送信され得る。図2における別の例として、区域220は、区域210のオフィス・キャンパスのほとんどの従業員が利用する交通上の停留所(例えば、バス停留所)に対応し得る。次いで、区域220から送信されたロケーション更新情報は、午前中および夜間に送信されたロケーション更新情報のみに対応し得るが、区域210の全てのユーザによって送信され得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ヒート・マップを使用することによって、特定の場所、ロケーション、または経路の正確な境界を決定し得る。限定ではなく、例として、レストランなどの場所は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160がアクセス可能なマップ上に、定義された境界を有してもよい。しかしながら、この定義された境界は、不正確なことがあり、または、レストランの建物の物理的な境界が、そのレストランを訪問するユーザのロケーションを実際には表していないことがある。別の例として、レストランが、マップ上には現われないテラス座席区域を有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、そのテラス区域がレストランの一部とみなされるべきであると決定することができないことがある。
特定の実施形態において、バックグラウンド・ロケーション更新情報に加えて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所に存在しているユーザに関連付けられ得る、ユーザの他のアクションを入力として受信し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所におけるユーザ取引に関係する取引情報、例えば、ユーザに関連付けられている支払方法で行われた特定の場所における購入などにアクセスし得る。別の例として、ユーザは、特定の場所でユーザに対して提供されるオファーを引換してもよい。ユーザがオファーを引換するために特定の場所を訪問することをオファーが必要とする場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、オファーが引換されたとき、ユーザのロケーションはその特定の場所であると決定し得る。別の例として、ユーザは、特定の場所にチェックインしてもよく、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160の別のユーザによって特定の場所にチェックされてもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160へ送信されるチェックイン情報は、チェックインのときのユーザの地理的ロケーションを付加的に含み得る。特定の実施形態において、別のユーザが、特定のユーザを特定
の場所にチェックインさせる場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その特定のユーザのモバイル・クライアント・システム130へロケーション更新情報の要求を送信することによって、その特定のユーザの現在のロケーションを決定し得る。限定ではなく、例として、ユーザAが、ユーザBを店舗Cにチェックインさせる場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、そのチェックインに応答して、ユーザBのロケーション更新情報を要求し得る。
特定の実施形態において、特定の場所について、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その特定の場所にチェックインしたユーザのグループを決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所における少なくとも1回のチェックインを有する全てのユーザ、および同じユーザによって送信された少なくとも1つのロケーション更新情報を考慮し得る。限定ではなく、例として、ユーザは、レストランのテラス座席区域において屋外にいる間に、そのレストランにチェックインし得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、テラスにおけるユーザのロケーションと、レストランにおけるチェックインとを記録し得る。
図3は、特定の地理的区域内で送信された多くのロケーション更新情報を図示する例示的なマップ300を示す。マップ300内の地理的区域は、既知の場所310を含み得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、マップ300に図示される領域について、マップ300においてソーシャル・ネットワーキング・システム160によってこれまでに受信された全てのロケーション更新情報を考慮し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、マップ300におけるロケーション更新情報をフィルタリングし得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、過去1年以内に送信されたロケーション更新情報のみを考慮してもよい。これは、過去のロケーション更新情報によって導入された任意の誤りを低減させ得る。例えば、場所310が、ほんの2年前に建設され、それ以前には建物が存在しなかった(または、別の完全に異なるタイプの場所が存在していた)場合、3年前にユーザによって送信されたロケーション更新情報は、関連性がない。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムの地理的領域から送信されたロケーション更新情報を考慮するとすれば、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、2014年以降に送信されたロケーション更新情報のみを考慮する。なぜならば、そのスタジアムは、その年まで開設されなかったからである。特定の実施形態において、ロケーション更新情報をフィルタリングすることは、特に、大人数の訪問者を有するロケーションについて、計算コストを低減することにさらに役立ち得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、カリフォルニア州サンフランシスコのAT&Tの公園の近辺から送信されたロケーション更新情報をフィルタリングして、前年に送信されたロケーション更新情報のみを考慮してもよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、このようなフィルタを適用しない場合、ロケーション更新情報の数は、小さな確度の利益のために、分析するためのより高い計算コストを必要とする。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報を送信するユーザの人口統計学特徴によって、ロケーション更新情報をフィルタリングしてもよい。ユーザのその特定グループによって送信されたロケーション更新情報の監視にソーシャル・ネットワーキング・システム160が興味を持つ場合は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、例えば、特定のマップ300について、年齢が34歳〜49歳のユーザによって送信されたロケーション更新情報のみを考慮し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所にチェックインした、またはチェックインされたユーザのロケーション分布を決定し、このロケーション分布の重心を決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネ
ットワーキング・システム160は、特定の店舗において、50個のチェックインを記録し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、各チェックインの地理的ロケーションの平均を決定して、50個のロケーションのグループの重心を決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心の周りの領域を決定することができ、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その区域内に存在するユーザがその場所内にも存在する蓋然性が非常に高いと決定する。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、予め定義された半径で、重心の周りに円を描いてもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、チェックイン・ロケーションの特定の割合が重心領域から特定の距離内となるように、重心の周りの領域を定義し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、チェックイン・ロケーションの75%が重心から18.29メートル(20ヤード)以内となるように、特定の場所について重心の周りに不規則な形状を描いてもよい。特定の実施形態において、重心領域のサイズは、その場所のサイズに基づいて調整され得る。限定ではなく、例として、大型百貨店についてのチェックイン・ロケーションの重心の周りの円は、小型店舗についての円よりも大きくてもよい。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ある形状を、ほとんどのチェックイン・ロケーションがその形状から特定の距離内となるように定義する場合には、距離要件は、より大きな場所についてはより大きくなり得る。特定の実施形態において、重心領域のサイズは、その場所を訪問するユーザのタイプおよび場所のタイプにも基づいて、調整され得る。別の例として、多くの頻繁なかつ短時間の訪問者を有するモール内のキオスクと、その訪問者がより長い時間館内に留まり得る、同じモール内の映画館とに対しては、異なるサイズの円が使用されてもよい。特定の実施形態において、重心領域のサイズは、チェックイン・ユーザのロケーションにおけるバリエーションに基づき得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、チェックイン・ユーザが広がっていればいるほど、その場所がそれに対応して大きい可能性がより高くなり、より大きな領域内のユーザは、その特定の場所内に存在する可能性が非常に高くなり得る、と決定し得る。
図4は、チェックインに対応するロケーション更新情報が強調された、図3のマップと同様の例示的なマップ300を示す。強調されたロケーション更新情報に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、強調されたロケーション更新情報についてのロケーション分布の重心を囲む重心領域410を識別し得る。重心領域410のサイズは、チェックインされた場所のタイプなどの要因に基づいて、上述されたように調整され得る。特定の実施形態において、重心領域410は、場所310の領域と完全に重複し得る。特定の実施形態において、図4の例のように、重心領域410の少なくとも一部は、場所310の領域と重複しないことがある。特定の実施形態において、重心領域410は、場所310の現在マップされている領域よりも大きいことがある。限定ではなく、例として、場所310が、モール内のブースである場合、このブースにチェックインするユーザの重心領域は、このブースを囲む領域をカバーしてもよく、この領域は、ブース自体の領域よりも大きい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群を決定することができ、シード群のユーザは、重心領域内から少なくとも1つのロケーション更新情報を送信したことがある。特定の実施形態において、シード群内のユーザのうちの一部は、チェックイン・ユーザの重心の近くからチェックインを送信したことがあってもよい。特定の実施形態において、シード群のユーザは、重心領域を横断する間に、バックグラウンド・ロケーション更新情報を送信したことがあってもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報が送信されたときに、シード群内の任意のユーザが特定の場所に存在していたと決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、シード群内の各ユーザについて、重心領域内のロケーション更新情報の直前および直後の期間におけるユーザのロケーション更新情報を決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、各シード群ユーザについて、重心領域内に存在する前の5分または10分以内および重心領域内に存在した5分または10分後のそのユーザのロケーションを決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の期間に重心領域内に滞在したシード群ユーザのみを監視し得る。限定ではなく、例として、重心領域において検出される一部のユーザは、重心から非常に離れた、5分前のロケーション更新情報および5分後のロケーション更新情報を有することがある。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、これらのユーザが単に移動中である、例えば、特定の場所を車で通過中である、または単に他のどこかへ行くためにその場所を歩いて通過中であると決定してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、サンプリングされた期間内(例えば、重心領域に存在する5分前、および重心領域に存在した5分後)に、シード群ユーザが同じ場所内に滞在しそうか、または特定の場所を去って、その特定の場所から離れた新たなロケーションへ行くかを決定し得る。限定ではなく、例として、帯状のショッピングモール内の隣接する店舗について、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、いったんユーザが帯状のショッピングモール内の特定の店舗を訪問すると、そのユーザがその特定の店舗にその後に滞在するか、または別の所へ移動する可能性が高いと決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザが、隣接する店舗へその後に移動する蓋然性は非常に低いと決定し得る。この例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、シード群ユーザのロケーション分布を決定することができ、重心領域から特定の距離内にある任意のロケーションは、その場所に存在すると決定され、特定の距離外にある任意のロケーションは、その場所の外に存在すると決定される。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域の周りの半径を推定してもよく、この半径の外側においては、ユーザが特定の場所に今もなお存在する可能性は非常に低い。半径の外側のいずれのロケーション更新情報も、特定の場所に存在しないものと考慮され得る。
図5は、シード群ユーザによって送信されたロケーション更新情報の例示的なマップ・ビューを示す。例示の目的のために、図5の例示的なマップ300は、場所310にチェックインした2人のユーザ502および504によって送信されたロケーション更新情報を示す。図5の例において、ユーザ502は、重心領域410内からチェックイン・ロケーション更新情報510を送信し、一方で、ユーザ504は、重心領域410外でチェックイン・ロケーション更新情報520を送信したが、チェックイン520の直前に、重心領域410内からロケーション更新情報525を送信している。図5の例は、ユーザ502および504のそれぞれが、場所310にいる間に、または場所310の近くにいる間に、複数のロケーション更新情報を作成することを示す。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、各ロケーション更新情報に対応する時刻に基づいて、各ユーザのロケーション更新情報に対する命令を決定することが可能であり得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザ502および504によって送信される全てのロケーション更新情報を、これらのユーザが重心領域410の閾値距離内に存在する間に考慮し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域410の91.44メートル(100ヤード)以内に存在するユーザ502および504によって送信され、かつ、ロケーション更新情報510および525と同じ日にそれぞれ送信された全てのロケーション更新情報を含んでもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報510および525に対して時間的に接近したロケーション更新情報を記録するための閾値時間を決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネット
ワーキング・システム160は、ロケーション更新情報510の10分以内に送信されたユーザ502からのロケーション更新情報、およびロケーション更新情報525の10分以内に送信されたユーザ504からのロケーション更新情報のみを考慮してもよい。特定の実施形態において、チェックイン520が、ロケーション更新情報525から10分よりも後に発生する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、チェックイン・ロケーション520を考慮しなくてもよい。
特定の実施形態において、ユーザのシード群からの、その場所においてのものであると決定された全てのロケーション更新情報について、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのそのグループによって送信されたロケーション更新情報のヒート・マップを生成し得る。このシード群ヒート・マップは、特定の場所を訪問した蓋然性が高いユーザの動きを表し得る。限定ではなく、例として、特定の場所における20個のチェックインに基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その特定の場所の重心領域を決定してもよい。重心領域は、チェックイン・ユーザのうちの5人と、特定の場所にはチェックインしていないが、重心領域内からロケーション更新情報を送信した10人の他のユーザとを包含し得る。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域に入る直前および入った直後のそれらの15人のユーザのロケーション履歴を決定して、これらのユーザの動きのヒート・マップを生成し得る。
特定の実施形態において、シード群ユーザのヒート・マップに基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所についての確率マップを決定し得る。確率マップは、重心から出発したユーザがその後に特定の時点へ移動する蓋然性を描き得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所を含む領域を、小さな粒度領域へ分割してもよい。粒度領域は、正方形、例えば、1メートル平方であってもよい。所与の正方形についての確率マップは、その場所のユーザ分布の重心から出発したユーザが、その特定の正方形において終了する確率を表し得る。特定の実施形態において、特定の正方形についての確率は、0.00(ユーザがその正方形において終了する可能性はない)から1.00(重心から出発するユーザは、常に特定の正方形において終了する)までの小数として表され得る。特定の実施形態において、確率は、0%から100%までの割合として表されてもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の正方形についての確率を、その正方形と重心との間の直線距離に基づいて考察し得る。これは、ユーザがその正方形に任意に入る確率が重心と正方形との間の距離に応じて減少するという事実を説明し得る。限定ではなく、例として、特定の場所の重心が、その特定の場所の南側の境界に近い場合、ユーザはその特定の場所の北側よりも南側にある別の正方形に不規則に入る蓋然性が高くなり得る。特定の場所のヒート・マップおよび確率マップが重心のロケーションによって影響を受けないことを確実にするために、特定の場所の北側セクションのロケーション更新情報または確率は、ある係数によって上方へ調整され得る。限定ではなく、例として、特定の正方形についての確率は、距離と共に増加する係数を乗じられてもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ヒート・マップに基づいて、1つまたは複数の「ホット経路」が特定の場所に存在すると決定し得る。限定ではなく、例として、書店は、書棚に沿った中央の経路を有することがあり、その書店を訪問するほとんどのユーザが、その経路を移動することがある。ヒート・マップ上で、経路は、特定の場所内の密に訪問された領域として現われ得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路の長さ全体を重心として扱い得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の正方形についての確率を、重心ではなく、経路からその正方形までの最も近
い距離に基づいて調整してもよい。これは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、特定の正方形についての確率を、ユーザが「ホット」経路から移動した距離に基づいて調整することを可能にし得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、確率マップに基づいて、特定の場所の1つまたは複数の境界を決定し得る。特定の実施形態において、境界は、有意な確率の変化が存在する場所によって決定され得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1列に配置される正方形の特定グループについて、ユーザがそれらの正方形のうちのいずれかに入る確率が約10%であると決定してもよい。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、正方形の隣接する列については、この確率が約2%まで低下すると決定してもよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、確率におけるこの差が境界を示すと決定し得る。特定の実施形態において、境界は、物理的な境界、例えば、特定の場所の壁などに対応し得る。特定の実施形態において、境界は、機能的な境界に対応してもよく、例えば、特定の場所のある領域は、「この先は従業員のみ」と書いて掲示された看板を有することがあり、したがって、ほとんどのユーザは、その領域には入らない。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、従業員のみの領域と特定の場所の残りの部分との間の確率における変化を境界として評価し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、壁の反対側が機能的に同じ場所であることを理由に、特定の壁に沿って境界が存在しないと決定してもよい。限定ではなく、例として、レストランは、ドアおよび壁によってレストランの屋内から分離された屋外の座席領域を有することがある。しかしながら、物理的な境界が存在する一方で、確率マップは、レストランの内部からテラスへ自由に移動するユーザを描くことがある。この例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、レストランのテラスと屋内との間ではなく、テラスの端に沿って境界が存在すると決定し得る。
図6は、特定の場所310についての例示的な確率マップを示す。場所310を囲み、かつ含むマップ300の領域は、より小さな個別の区域へ分割され得る。図6の例において、区域は、より小さな正方形へ分割されている。特定の実施形態において、1メートル平方などの、より小さな正方形が使用され得る。確率マップは、重心領域410内の正方形610において出発したユーザが、特定の正方形において終了する確率を表し得る。図6の例において、各正方形は、確率を表すために陰影をつけられており、より濃い陰影は、より高い確率を示す。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、隣接する正方形間の確率における有意な変化が境界を意味し得ると決定し得る。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、場所310についての定義された区域650を決定し得る。特定の実施形態において、確率における変化によって決定された境界は、マップ上の場所310の推定された境界と相関しないことがある。限定ではなく、例として、図6の例において、場所310のマップされた境界は、領域620を含まないが、領域620は、場所310の一部であると決定されることがある。これは、領域620が場所310になお関連付けられる屋外区域、例えば、屋外座席テラスであるということが理由であり得る。図6の別の例として、領域630は、場所310の一部でないと決定されてもよい。これは、領域630が誰も頻繁に行かない建物の区域、例えば、保管区域または機械区域に対応するということが理由であり得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、領域630が場所310の定義された領域から機能的に除外されてもよいと決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、隣接する正方形間の確率における絶対的な変化に基づいて、境界が存在すると決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、隣接する正方形間で5%を超えて確率が変化する場合に、境界が存在すると決定してもよい。例として
、特定の正方形が25%の確率を有すると決定され、隣接する正方形が20%の確率を有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、境界が存在すると決定してもよい。同じ基準の下で、2つの隣接する正方形が、6%の確率と1%の確率とを有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、境界が存在すると同様に決定する。特定の実施形態において、境界の決定は、確率における比例する差によって行われてもよい。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、2つの隣接する正方形間の確率が半分になる場合に、境界が存在すると決定してもよい。この例において、2つの隣接する正方形が、25%の確率と20%の確率とを有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、これらの正方形間に境界が存在しないと決定し得る。しかしながら、2つの隣接する正方形が、6%の確率と1%の確率とを有する場合には、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、第2の正方形が第1の正方形の半分未満の確率を有していると決定し、境界が存在すると決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、複数の正方形に沿った確率における変化を考慮し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、4つの連続する正方形間に少なくとも10%の確率における変化がある場合に、境界が存在すると決定してもよい。この例において、正方形A、B、C、およびDが、1列に並べられており、それぞれ25%、18%、17%、および16%の確率を有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、たとえ正方形Aと正方形Bとの間に有意な落差があっても、正方形A、B、C、およびDのいずれの間にも境界が存在しないと決定してもよい。別の例として、正方形E、F、G、およびHが、1列に並べられており、それぞれ25%、21%、17%、および13%の確率を有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、確率における結合した変化に基づいて、正方形Aと正方形Dとの間のどこかに境界が存在すると決定してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、複数の正方形にわたって確率における比例する変化がある場合に、境界が存在すると決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所の1つまたは複数の決定された境界に対して、平滑化関数を使用し得る。限定ではなく、例として、確率マップは、正方形のセットに沿った一直線の境界を示し、次いで、その直線に沿った1つの正方形が、偶然により、または、その隣接区域(例えば、カラム)に物理的な障壁が存在することが理由で、有意なより低い確率を有する「ディボット(divot)」を示すことがある。場所の境界が端から1平方メートルの領域を欠くと決定するのではなく、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その場所が平滑な端を有するべきであると決定し、特定の低い確率の正方形を無視し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、場所の境界の端について最小限の長さを必要とし得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、境界が少なくとも2メートルの長さの直線を含むべきであると決定してもよい。この方法は、確率マップ上の不規則に低い確率の正方形も説明する。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の正方形と、特定の場所内に存在すると既に決定された他の正方形をと比較することによって、境界を決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、確率が非常に高い、重心に隣接する正方形の最初のグループから開始してもよい。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、正方形の最初のグループの確率と、隣接する正方形における確率とを比較し得る。隣接する正方形が、確率の閾値変化を有しない場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その正方形を最初のグループに対して加え得る。隣接する正方形が、閾値を越える、確率におけ
る差を有する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定のグループが最初のグループに対して加えられるべきではないと決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、グループに対してそれ以上の正方形を加えることができなくなるまで、隣接する正方形と最初のグループとを比較し続けてもよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、正方形のグループによってカバーされる区域が特定の場所の区域であると決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所の外側境界を定義する、特定の場所についての境界のセットを決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、上述されたように、境界が存在すると決定するために必要なパラメータを調整して、囲まれた領域が境界によって定義されることを確実にし得る。別の例として、境界を決定するためのパラメータの最初のセットを使用して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所の3辺の境界を決定し得るが、第4の辺についての確率マップに基づいて境界を閉じることができないことがある。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、既存の境界と揃い得る、第4の辺に対する境界が決定されるまで、境界の決定を調整し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、マップされた境界とユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報とを比較することによって、確率マップによって決定された境界を検証し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、各シード群からのロケーション更新情報を比較して、いずれかが特定の場所の定義された境界の外側に存在するかどうかを決定し得る。ロケーションが、境界から非常に遠くに存在する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、それらのロケーション更新情報が特定の場所から送信されたものではないと決定することができ、それらを無視し得る。特定の実施形態において、ロケーション更新情報が、定義された境界の少しだけ外側で送信される(例えば、シード群ユーザが、定義された境界の9.144メートル(10ヤード)外側でロケーション更新情報を送信する)場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、シード群ユーザが特定の場所内にまだ存在していたと決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、境界がロケーション更新情報に基づいて調整されるべきかどうかを決定し得る。特定の実施形態において、この決定は、境界の近くの確率マップおよびロケーション更新情報だけでなく、外れ値ロケーション更新情報にも基づき得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、境界を定義するために必要な確率の変化を増加させることによって、外れ値ロケーション更新情報の近くの境界を再計算してもよい。これは、境界がさらに外側へ移動され、外れ値ロケーション更新情報が特定の場所の区域内に配置されるという結果をもたらし得る。別の例として、境界を定義するためにパラメータを調整することが、ソーシャル・ネットワーキング・システム160がその領域において境界を定義することができないという結果をもたらす場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その計算された境界を維持し、境界の外側の外れ値ロケーション更新情報を維持することを選んでもよい。
図7は、確率マップによって決定された境界を検証するためのマップの例示的な実施形態を示す。図7において、(図5において説明されたように)ユーザ502および504によって送信されたロケーション更新情報は、定義された区域650を有する場所310の確率マップ上へ投影され得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザ502および504によって送信されたロケーション更新情報が、定義された区域650から外れるかどうかを決定し得る。図7の例において、ユーザ504は、場所310の元々マップされた区域の外側にある領域620に入るが、機能的には場所310内に存在すると決定されている。別の例として、ユーザ502は、定義された領域650の少し
だけ外側となり得るロケーション更新情報710を送信したことがある。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報710が、定義された領域650内に収まるように、定義された領域650が調整されるべきかどうかを決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報710を囲む正方形が、定義された領域650から除外されないように、境界を決定するために必要な確率における閾値変化を増加させてもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報710を含むように、境界線を描くための1つまたは複数の手続きを調整し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義された領域650の端がロケーション更新情報710をカバーすべく拡張されるように、境界は滑らかである、という要件を除去してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義された領域650を調整することは不必要であると決定し、ロケーション更新情報710を外れ値であるとみなし得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報710が定義された領域650内に存在し得るように、ロケーション更新情報710が誤差を有すると決定しても、またはユーザ502がロケーション更新情報710のロケーションにおいて場所310から実際に外へ出たと決定してもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報が特定の場所においてチェックインしたユーザに対応するかどうかに基づいて、ロケーション更新情報に重みを付け得る。限定ではなく、例として、ユーザAは、場所Bにチェックインし、場所Bから(重心領域内からを含む)さらにロケーション更新情報を送信することがあり、ユーザCは、場所Bにおいてはチェックインしていないが、場所Bの近くから(重心領域内からを含む)ロケーション更新情報を送信したことがある。確率マップを決定する際、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、Aからのロケーション更新情報の近くの正方形が、より高い確率を有すると決定されるように、ユーザAからのロケーション更新情報に対して、ユーザCからのロケーション更新情報より大きい重みを与えてもよい。特定の実施形態において、これは、場所Bを実際には訪問せずに、場所Bの重心領域に不規則に入ったユーザCのようなユーザを説明し得る。反対に、ユーザAは、チェックインに基づいて、明らかに場所Bの訪問者であると決定され得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、境界を定義するためのパラメータを調整して、チェックイン・ユーザによって送信されたロケーション更新情報が特定の場所の定義された領域から除外されないことを確実にし、一方で、特定の場所にチェックインしていないユーザが、定義された領域外のロケーション更新情報を有する場合には、このような調整を行わないことができる。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域、シード群、確率マップ、または、互いに隣接する、例えば、共通の境界を共有する、2つの特定の場所についての境界の決定を調整し得る。特定の実施形態において、各場所の区域を定義するための1つまたは複数の要因は、どのユーザがどの場所を訪問しているかの誤った決定を説明するために調整され得る。限定ではなく、例として、2つの店舗、すなわち、AおよびBは、互いに隣接することがある。店舗Aは、そのキャッシュ・レジスターを、AとBとの間の共有される壁に沿って有することがある。店舗を訪問中の多くのユーザが、キャッシュ・レジスターにおいて待つ間に、Aにおいてたまたまチェックインした場合、チェックイン・ユーザの重心は、キャッシュ・レジスターおよび共有される壁に非常に接近して位置し得る。この例において、重心領域は、この重心領域の一部が店舗Bの区域に実際に存在するように、描かれ得る。この例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、店舗Aの重心領域のシード群を決定するとすれば、店舗Bを実際に訪問中の多くのユーザが、シード群へグループ化され得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、この重心領域に基づいて、確率マップと定義された境
界とを決定しようと試みる場合、店舗Bの全部ではなくてもほとんどが、店舗Aの定義された区域内に含まれ得る。この例においては、重心領域、または確率マップを再定義することが必要になり得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域内のロケーション更新情報を有する1人または複数のユーザが、重心領域に関連付けられている特定の場所とは異なる場所にチェックインしたと決定し得る。限定ではなく、例として、上記の例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、店舗Aの重心領域における一部のユーザがほぼ同時に店舗Bに実際にチェックインしたと決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群についての確率マップを決定する場合、それらのユーザによって送信されたロケーション更新情報を除外し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、他の場所においてチェックインしたユーザの数に基づいて、重心または重心領域が移動されるべきかどうかを決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域内のユーザの5%が、異なる場所においてチェックインした場合に、重心が移動されるべきであると決定してもよい。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域内の10人のユーザが、異なるロケーションにおいてチェックインした場合に、重心または重心領域が調整されるべきであると決定してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域内の誤ったユーザ(例えば、他の所にチェックインするユーザ)の数が、閾値数または閾値割合未満となるように、重心を移動させるのに必要な最小距離および方向を決定することによって、重心領域を調整し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、誤ったユーザの数を閾値未満に減らす、領域の最大サイズを決定することによって、重心領域のサイズを調整してもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所の定義された区域を使用して、別の場所の定義された区域を調整し得る。限定ではなく、例として、上記に挙げられた例において、店舗Aの重心領域は、店舗Bを実際に訪問中のユーザを含むことがあり、店舗Aの確率マップが、店舗Bの区域を誤って含み得ることを意味する。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、店舗Bの重心、重心領域、およびシード群に基づいて、店舗Bの定義された区域を独立して決定済みであることがある。特定の実施形態において、店舗Bの重心領域が、任意の他の場所と重複しない場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、店舗Bの定義された区域を正確に決定することが可能であり得る。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、店舗Aの定義された区域を決定した場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、店舗Aの定義された区域と店舗Bの定義された区域との間に重複があると決定し得る。特定の実施形態において、重複は、店舗Aおよび店舗Bが実際には異なる階に存在することに起因し得る。そうではない(例えば、店舗Aおよび店舗Bが同じ階に存在することが知られている、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160が、店舗Aおよび店舗Bが実際には異なる高さに存在すると別の方法で決定することが不可能である)場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義された区域が重複しないように、店舗Aの定義された区域から、店舗Bの定義された区域を除外し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定のユーザによって送信されたロケーション更新情報を、それらのユーザによってソーシャル・ネットワーキング・システム160へ共有される情報に対して関連させてもよい。限定ではなく、例として、ユーザであるアリスは、自身がフリーバードという店舗において雇用されていることを、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上の自身のプロフ
ィール上で示し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、その後、アリスの携帯電話から、アリスがフリーバードに存在することを示すロケーション更新情報を受信した場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、それらのロケーション更新情報を、特定の場所の従業員がそれらのロケーション更新情報を送信していることを示す標識に関連付け得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、複数のロケーションを有する特定の企業の従業員を決定し得る。限定ではなく、例として、アリスが、自分が勤務するロケーションとは別のフリーバードのロケーションを訪問する場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、アリスを第2のフリーバードロケーションから送信されたロケーション更新情報についての従業員となお考慮し得る。特定の実施形態において、ユーザが、このユーザが勤務するロケーションとは異なる企業のロケーションを訪問している場合、彼らは、そのユーザを通常の訪問中のユーザであると考慮してもよい。限定ではなく、例として、アリスが、別のフリーバードのロケーションを訪問している場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、アリスが仕事のためではなく、食事のために他のロケーションに存在していると決定してもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、従業員によって送信されたロケーション更新情報を、訪問中のユーザによって送信されたロケーション更新情報とは別個に考慮し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、従業員からのロケーション更新情報のサンプリング周期を増加させてもよい。限定ではなく、例として、特定のユーザが、自身の職場について定義された重心領域内からロケーション更新情報を送信する場合(従業員はシード群ユーザとなる)、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その従業員の移動を、数分ではなく、前後の数時間の間、監視してもよい。別の例として、従業員が自身の職場に存在すると決定された場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その従業員の就業日、例えば、午前9:00〜午後5:00、または従業員の勤務シフトであると推定される任意の他の期間を通じたロケーション履歴を考慮してもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所の従業員からのロケーション更新情報について、重心および重心領域を決定し得る。特定の実施形態において、この従業員の重心および重心領域は、全てのユーザについて決定された重心および重心領域とは異なるロケーションに存在してもよい。限定ではなく、例として、特定の場所がレストランである場合、従業員は、ユーザの総人口と比較して、キッチン区域において、より多くのロケーション更新情報を有し得る。したがって、従業員のロケーション更新情報の重心は、キッチンの区域の方へ、よりシフトされ得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、従業員ユーザのシード群を定義してもよく、または、全ての従業員ユーザが特定の場所に存在する間に、全ての従業員ユーザを単に考慮し、その場所の境界を決定するために、ヒート・マップおよび確率マップを生成してもよい。特定の場所の従業員により定義された区域は、全てのユーザについて決定された場所の区域と比較され得る。限定ではなく、例として、従業員のみのマップと従業員および顧客のマップとの比較は、特定の場所の従業員が行く区域、例えば、従業員専用の部屋または経路などを明らかにし得る。
図8は、ソーシャル・ネットワーキング・システムのユーザによって送信された1つまたは複数のロケーション更新情報に基づいて、特定の場所の1つまたは複数の境界を決定する例示的な方法800を示す。本方法は、工程810において開始し得、工程810において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所に対応し得る複数のロケーション更新情報を選択する。特定の実施形態において、複数のロケーション更新情報は、時間によって、または特定のユーザによって、フィルタリングされ得る。ロケーション更新情報が特定の場所に対応し得るかどうかの決定は、その場所からの距離に基
づき得る。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所におけるユーザ・チェックインに対応するロケーション更新情報のみを考慮してもよい。工程820において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報の重心領域内のロケーション更新情報を選択してもよい。工程830において、第1のサブセット内のロケーション更新情報の各々について、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報に対応するユーザおよび時刻を決定し得る。工程840において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、次いで、ロケーション更新情報の第2のサブセットを決定し得る。特定の実施形態において、ロケーション更新情報の第2のサブセットは、第1のサブセットからの各ユーザのロケーション更新情報に関連付けられている時刻からの閾値時間内に、第1のサブセットについて決定されたユーザによって送信されたロケーション更新情報として定義され得る。工程850において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、第2のサブセットからのロケーション更新情報の地理的分布に基づいて、確率マップを生成してもよい。確率マップを生成するための方法は、上記に詳細に論じられている。工程860において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、確率マップに少なくとも部分的に基づいて、特定の場所に対応する1つまたは複数の境界を決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、次いで、1つまたは複数の定義された境界をマップ・データベース内に記憶し得る。
特定の実施形態は、適切な場合には、図8の方法の1つまたは複数の工程を繰り返し得る。本開示は、図8の方法の特定の工程を特定の順序で発生するものとして記述し、示しているが、本開示は、図8の方法の任意の適切な工程が任意の適切な順序で発生することを想定している。その上、本開示は、図8の方法の特定の工程を実行する特定のコンポーネント、デバイス、またはシステムを記述し、示しているが、本開示は、図8の方法の任意の適切な工程を実行する任意の適切なコンポーネント、デバイス、またはシステムの任意の適切な組み合わせを想定している。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の場所の定義された区域を使用して、ユーザが特定の場所を実際に訪問しているかどうかを決定し得る。限定ではなく、例として、ユーザが特定の場所を実際に訪問しているかどうか決定することは、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ソーシャル・ネットワーキング・システム160のユーザへ送信された広告に対する転換率を正確に推定することを可能にし得る。これは、特定の場所を包含する円を単に描き、この円内にユーザが存在するかどうかを決定することよりも、正確であり得る。境界を定義するこの方法は、特に、円の形状に適合しない不規則な形状を有する場所について、特定の場所の周りに円を描くことに対する有意な改善となり得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ソーシャル・ネットワーキング・システム160の全てのユーザのヒート・マップを使用して、マップ・データベースにおいて対応する記録が存在しない場所または経路が存在すると決定し得る。限定ではなく、例として、多数のユーザが、どのマップにも現われない歩道に沿って進むが、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザが歩道に沿って進んでいる間に、ユーザから多くのロケーション更新情報を受信することが可能である場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その区域において何らかの種類の道が存在すると決定してもよい。別の例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、どの場所にも対応しないロケーションにおいて多くのユーザを検出することに基づいて、既存の恒久的な場所または一時的な場所が存在すると決定してもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報の全体的な密度に基づいて、識別されていない場所または経路を含み得る領域を決定し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、閾値密度を超える、ロケーション更新情報の密度を有する特定の区域を検出してもよい。特定の区域が、ソーシャル・ネットワーキング・システム160に知られている任意の場所に対応しない場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義され得る新たな場所が存在すると決定し得る。特定の実施形態において、密な領域内で検出されたユーザが、静止しているか、または移動しているかに少なくとも部分的に基づいて、異なる閾値密度が使用されてもよい。ユーザが移動中である場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、未知の領域に経路が存在すると決定し得る。ロケーション更新情報が、比較的静止している場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所が存在すると決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザを検出するための領域を定義し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーション更新情報の密度が高い領域の周りに、円または正方形を定義してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義された領域内から送信されるロケーション更新情報の密度が閾値密度を超えるように、領域を定義し得る。特定の実施形態において、特定の期間内に送信されたロケーション更新情報のみが、考慮されてもよい。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、場所が一定の時間、例えば、夜間、クリスマスの前、週末等のみに存在すると決定してもよい。経路を識別するために、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、直線または曲線と、この直線または曲線からの直線距離内から送信されたロケーション更新情報の密度が閾値密度を超えるように、この直線または曲線からの直線距離とを定義し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所または経路の定義された領域内から送信されたロケーション更新情報の重心を決定し得る。重心は、定義された領域内から送信された各ロケーション更新情報の地理的ロケーションの平均を表し得る。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義された領域内でユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報を決定して、シード群のヒート・マップを生成し得る。ヒート・マップに基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義された領域の重心から出発する任意のユーザについての確率マップを生成し得る。次いで、確率マップに基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所の境界および定義された区域を決定し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所のユーザのシード群の1つまたは複数の特徴を識別することが可能であり得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所のユーザのシード群が、主に特定の年齢グループにおり、特定の都市の出身であり、特定の学校に通っており、特定の場所で勤務しており、特定の性別であり、共通の興味を共有している等と決定してもよい。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その場所の人口統計学的特徴を、識別されていない場所に対して関連付け得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、次いで、識別されていない場所を、興味のある点として、同じ人口統計学的カテゴリに存在する他のユーザに対して推薦してもよい。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が他の情報を有しない新たに定義された場所について、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所のユーザのシード群が、カリフォルニア州メンロー・パークに住む25〜34歳の男性であり、サ
ンフランシスコ・フォーティーナイナーズ・フットボール・チームに興味を持っていると決定してもよい。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群によって送信されるほとんどのロケーション更新情報が、秋において日曜日または月曜の夜間に送信されていると決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、一部のシード群ユーザが一部の日曜日または月曜日にはこの識別されていない場所以外の他の場所へ行っており、それら他の場所は主にスポーツ・バーであると決定し得る。この情報に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、この識別されていないロケーションがフットボール・ファンを対象としたスポーツ・バーでもあると推論することが可能であり得る。
図9は、識別されていない場所の決定の例を示す。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、どの定義された場所も含まないマップ領域900へ送信された複数のロケーション更新情報を受信し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、少なくとも閾値密度のロケーション更新情報を含む区域910または区域915が存在すると決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、各区域910および915の密度、ならびに、いずれかの区域によって除外されるロケーション更新情報の数に基づいて、区域910または915のサイズおよび形状を決定し得る。区域910または915に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域920を決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、重心領域920内からロケーション更新情報を送信した1人または複数のユーザを決定し、それらのユーザをユーザのシード群であると考慮し得る。ユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、既存の場所について、上記に論じられているようなヒート・マップおよび確率マップを生成し得る。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、1つまたは複数の境界をマップ領域900内に存在するものとして定義し得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群のうちの1人または複数に、識別されていない場所に関するさらなる情報を提供するように依頼するプロンプトを、その1人または複数へ送信し得る。ユーザのシード群によって提供された情報に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所の付加的な特徴または場所タイプを決定することが可能であり得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所を、その定義された区域と共に、1人または複数のユーザがアクセス可能であり得るソーシャル・ネットワーキング・システム160のマップに対して加え得る。特定の実施形態において、ユーザのシード群は、クエリに対して、識別されていない場所が「秘密」にされるべきであることを示す標識とともに応答してもよい。この応答に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所へ行ったことがないユーザに対しては、識別されていない場所が推薦されるべきでないと決定し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160はまた、ソーシャル・ネットワーキング・システム160の任意のマップから、識別されていない場所を除外してもよい。特定の実施形態において、ユーザのシード群は、その友達(例えば、1人または複数のシード群ユーザに対して直接つなげられている他のユーザ)または別の定義されたグループのユーザ(例えば、特定の学校に通う他のユーザ)が、識別されていない場所に関する推薦を受信し得るように、または識別されていない場所をマップ上で閲覧することができるように、識別されていない場所に関するプライバシー設定を調整することが可能であり得る。特定の実施形態において、ユーザのシード群は、場所に関する情報へのアクセスを、ソーシャル・ネットワーキング・システム160上の特定グループのメンバーに制限してもよい。特定の実施形態において、ユーザのシード群が全て、ソーシャル・ネットワーキング・システム160の特定グループのメンバーである場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない場所に関する情報を、そのグループのメ
ンバーに自動的に制限してもよい。
特定の実施形態において、定義されるべき経路が、1つまたは複数の場所の近くにある場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、その近くの場所のいずれにも接近していないロケーションにおいて重心を決定し得る。限定ではなく、例として、特定の経路は、91.44メートル(100ヤード)の長さであり、場所A、B、およびCをつなげることがあり、ここで、Aは、経路の一方の端部にあり、Cは、他方の端部(すなわち、Aから91.44メートル(100ヤード))にあり、Bは、経路に隣接しており、Aから54.86メートル(60ヤード)(すなわち、Bから36.58メートル(40ヤード))である。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路に沿ったロケーション更新情報の重心が、AとBとのまさに中間に、またはAとBとから45.72メートル(50ヤード)に存在すると決定し得る。しかしながら、この重心は、Bからわずか9.144メートル(10ヤード)になる。Bに実際に存在するユーザは、経路上に存在すると不正確に決定されることがあり、逆もまた同様である。誤りの可能性を低減するために、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路の重心をAから27.43メートル(30ヤード)で、かつ、Bから27.43メートル(30ヤード)へシフトさせ得る。この重心の近くのユーザは、場所A、B、またはCのいずれかよりも、経路上に存在する可能性が高いと決定されるであろう。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路の境界を定義し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路を横断するユーザのロケーション分布を使用して、経路の端を定義してもよく、例えば、経路の幅および長さを決定してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、直線または曲線によって経路を定義し、この直線または曲線の閾値距離内の多くのロケーション更新情報を決定してもよい。限定ではなく、例として、特定の経路が、直線によって記述されることが可能である場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、この直線を経路上に置き、この直線の閾値距離内から送信されたロケーション更新情報を決定してもよい。特定の実施形態において、閾値距離は、経路からロケーション更新情報を送信するユーザの速度に基づいて、調整され得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定のユーザの2つの連続するロケーション更新情報間の距離を決定し、次いで、この距離を、連続するロケーション更新情報間の時間によって除算することによって、ユーザの平均速度を決定してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160が、ユーザは歩行速度またはジョギング速度より速く進んでいると決定した場合には、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、閾値距離を増加させ得る。限定ではなく、例として、経路上のユーザの平均速度が、時速16.09キロメートル(10マイル)(mph)を超える場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路が自転車用道路または狭い道路であり得ると決定し得る。経路上のユーザの平均速度が、56.33kph(35mph)を超える場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路が道路または大通りであると決定し、閾値距離をそのような経路の予期される幅へと調整してもよい。経路上のユーザの平均速度が、96.56kph(60mph)を超える場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路が高速道路であると決定し、閾値距離をさらに増加させてもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群を、経路上のユーザのシード群のロケーション更新情報に基づいて決定し得る。特定の実施形態において、ユーザのシード群は、経路上のロケーション更新情報の重心からの閾値距離によって定義されてもよい。限定ではなく、例として、場所A、B、およびCと、Aから27.43メートル(30ヤード)かつBから27.43メートル(30ヤード)の重心とを有する91.44メートル(100ヤード)の経路についての上記に
論じられた例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群を、この重心から9.144メートル(10ヤード)以内のロケーション更新情報を有するユーザとして定義してもよい。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、次いで、経路に沿ったユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報を決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報を、そのロケーション更新情報が別の場所の定義された区域内に存在する場合には、除外してもよい。限定ではなく、例として、経路上のシード群ユーザが、場所A、BまたはCの定義された区域内でロケーション更新情報を送信した場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザがそのときに経路を離れて、その場所のうちの1つに入ったと決定してもよい。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ユーザのシード群によって送信されたロケーション更新情報のヒート・マップを生成し、上記に論じられた方法を使用して、ヒート・マップに基づいて、確率マップを生成し得る。確率マップに基づいて、経路の端が決定され得る。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定の経路が2つの場所をつなげる役割を果たすに過ぎないと決定し得る。限定ではなく、例として、そこに、場所Aと場所Bとの間に経路が存在することがあり、その経路を使用するユーザは、AからBへ、またはその逆へ行くためだけにその経路を使用する。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、AおよびBの定義された区域に基づいて、経路の終端(例えば、経路が開始し、終了する所)の境界を決定してもよい。限定ではなく、例として、場所Aの東側と場所Bの西側とをつなげる直線の経路の境界は、場所Aの東部境界および場所Bの西部境界として定義されてもよい。
図10Aおよび図10Bは、ロケーション更新情報に基づいて決定される、1つまたは複数の経路の境界の例を示す。図10Aは、2つの場所1030および1040、ならびに場所1030および1040の外部で送信されたロケーション更新情報を含む、マップ・ビュー1000におけるロケーション更新情報のセットを図示する。場所1030および1040の外部で送信されたロケーション更新情報は、それらのロケーション更新情報のときに移動していたユーザに対応し得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、特定のユーザの速度を、そのユーザの連続するロケーション更新情報間の距離を、同じロケーション更新情報間の時間で除算することによって、決定してもよい。特定の実施形態において、移動中のユーザのロケーション更新情報は、1つまたは複数の経路に対応し得る。特定の実施形態において、移動中のユーザのロケーション更新情報は、任意の場所または経路に対応しないことがあるが、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、同じ領域内に移動中のユーザによるロケーション更新情報の密な領域が存在すると決定し、経路が存在すると決定し得る。図10Aの例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、いくつかの別々の経路が存在すると決定し、各経路の1つまたは複数の境界を決定し始めてもよい。図10Bの例において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、定義されるべき3つの経路、すなわち、経路1010、1020および1025を決定済みであり得る。経路1020および1025は、マップ・ビュー1000内のそれらの存在によって決定され得る。経路1010は、描かれた領域1010内の移動中のユーザの閾値密度に基づいて、ソーシャル・ネットワーキング・システム160によって、存在すると決定され得る。限定ではなく、例として、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、移動中のユーザから送信された少なくとも閾値密度のロケーション更新情報を有するものとして、領域1010を定義してもよい。次いで、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路1010の重心領域1015を定義し、重心領域1015内のユーザのシード群を決定
し、それらがまだ経路1010上に存在していた間の、ユーザのシード群からのロケーション更新情報を集約し得る。経路1010が場所1030と場所1040とをつなげるように、ある経路が2つの場所をつなげる場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、ロケーションが場所1030または1040のロケーションに対応しないときは、ロケーション更新情報が経路1010上に存在すると決定し得る。換言すれば、ロケーション更新情報が場所1030または1040において存在すると決定される場合、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、そのロケーション更新情報が経路1010上に存在しないと考える。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、経路1010のユーザのシード群の確率マップを、ユーザのシード群が経路上に存在する間に生成し、経路1010の1つまたは複数の境界を生成し得る。経路1020および1025は、上記に論じられた方法を使用して定義された、1つまたは複数の境界も有し得る。特定の実施形態において、経路1020または1025の定義された境界は、マップ上に描かれた境界と正確に一致しないことがある。
特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、マップ上で現在識別されていない新たな経路が存在すると決定し得る。限定ではなく、例として、ユーザは、歩道を使うのではなく、2つの建物をつなげる裏道に沿って歩いていることがある。この例において、裏道は、進む距離がより短いか、または使うのにより便利な経路であり得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない経路を使うユーザの1つまたは複数の人口統計学的特徴を決定し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない経路上のユーザと同じ人口統計学的特徴を共有する1人または複数のユーザを識別し得る。ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されたユーザに対して経路を推薦し、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160のマップ上で、識別されたユーザに対して経路を表示し得る。特定の実施形態において、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、識別されていない経路のユーザのシード群に対して、その経路に関するさらなる情報、例えば、その経路がどのようなタイプの経路であるか(例えば、未舗装経路、路地、歩道等)、および、どのような場所がその経路によってつなげられているかなどを提供するように求める要求を送信し得る。特定の実施形態において、ユーザのシード群は、経路に関する情報を、シード群の友達またはユーザの特定グループだけに制限してもよい。限定ではなく、例として、シード群ユーザは、経路の参照および推薦が、シード群ユーザのクラスメート、同僚、またはソーシャル・ネットワーキング・システム160上の特定グループの共同メンバーへのみ送信されるべきであると示してもよい。
プライバシー
特定の実施形態において、オンライン・ソーシャル・ネットワークのコンテンツ・オブジェクトのうちの1つまたは複数は、プライバシー設定により関連付けられ得る。オブジェクトのプライバシー設定(または「アクセス設定」)は、任意の適切な方法で、例えば、オブジェクトに関連付けて、認可サーバ上のインデックスにおいて、別の適切な手法において、または、これらの任意の組み合わせなどにより、記憶され得る。オブジェクトのプライバシー設定は、どのようにオブジェクト(または、オブジェクトに関連付けられている特定の情報)が、オンライン・ソーシャル・ネットワークを使用してアクセスされ(例えば、閲覧され、または共有され)得るかを特定し得る。オブジェクトのプライバシー設定が、特定のユーザがそのオブジェクトにアクセスすることを許容する場合、そのオブジェクトは、そのユーザに関して「閲覧可能」であると説明され得る。限定ではなく、例として、オンライン・ソーシャル・ネットワークのユーザは、ユーザ・プロフィール・ページのプライバシー設定を特定して、ユーザ・プロフィール・ページ上の職歴情報にアクセスし得るユーザのセットを識別してもよく、したがって、他のユーザがこの情報にアクセスすることを除外する。特定の実施形態において、プライバシー設定は、オブジェクト
に関連付けられている一定の情報にアクセスすることが許容されるべきではないユーザの「ブロックされたリスト」を特定してもよい。換言すれば、ブロックされたリストは、オブジェクトが閲覧可能ではない、1人または複数のユーザまたは1つまたは複数のエンティティを特定し得る。限定ではなく、例として、ユーザは、ユーザに関連付けられている写真アルバムにアクセスすることができないユーザのセットを特定してもよく、したがって、それらのユーザが写真アルバムにアクセスすることを除外する(一方でまた、おそらくは、そのユーザのセット内に含まれない一定のユーザが、写真アルバムにアクセスすることは許容する)。特定の実施形態において、プライバシー設定は、特定のソーシャル・グラフ要素に関連付けられ得る。ノードまたはエッジなどの、ソーシャル・グラフ要素のプライバシー設定は、どのようにソーシャル・グラフ要素、ソーシャル・グラフ要素に関連付けられている情報、またはソーシャル・グラフ要素に関連付けられているコンテンツ・オブジェクトが、オンライン・ソーシャル・ネットワークを使用してアクセスされ得るかを特定してもよい。限定ではなく、例として、特定の写真に対応する特定のコンセプト・ノード204は、その写真が、写真においてタグ付けされたユーザおよびそのユーザの友達のみによってアクセスされ得ることを特定するプライバシー設定を有してもよい。特定の実施形態において、プライバシー設定は、ユーザのアクションをソーシャル・ネットワーキング・システム160によってログを取らせ、または他のシステム(例えば、サードパーティ・システム170)と共有させることに、ユーザがオプトインまたはオプトアウトすることを可能にしてもよい。特定の実施形態において、オブジェクトに関連付けられているプライバシー設定は、許可されるアクセスまたはアクセスの拒否の任意の適切な粒度を特定してもよい。限定ではなく、例として、アクセスまたはアクセスの拒否は、特定のユーザ(例えば、私だけ、私のルームメート、および私の上司)、特定の分離度内のユーザ(例えば、友達、もしくは友達の友達)、ユーザ・グループ(例えば、ゲーム・クラブ、私の家族)、ユーザ・ネットワーク(例えば、特定の雇用主の従業員、特定の大学の学生もしくは卒業生)、全てのユーザ(「公開」)、ユーザなし(「プライベート」)、サードパーティ・システム170のユーザ、特定のアプリケーション(例えば、サードパーティ・アプリケーション、外部ウェブサイト)、他の適切なユーザもしくはエンティティ、または、これらの任意の組み合わせについて、特定されてもよい。本開示は、特定の手法で特定のプライバシー設定を使用することを説明するが、本開示は、任意の適切な手法で任意の適切なプライバシー設定を使用することを想定する。
特定の実施形態において、1つまたは複数のサーバ162は、プライバシー設定を強化するための認可/プライバシー・サーバであり得る。データ・ストア164内に記憶された特定のオブジェクトを求める、ユーザ(または、他のエンティティ)からの要求に応答して、ソーシャル・ネットワーキング・システム160は、オブジェクトを求める要求をデータ・ストア164へ送信し得る。この要求は、要求に関連付けられているユーザを識別することができ、認可サーバが、オブジェクトに関連付けられているプライバシー設定に基づいて、ユーザがオブジェクトにアクセスすることを認可されていると決定した場合にのみ、ユーザ(または、ユーザのクライアント・システム130)へ送信され得る。要求元のユーザが、オブジェクトにアクセスすることを認可されていない場合、認可サーバは、要求されたオブジェクトがデータ・ストア164から取り出されることを防止し、または要求されたオブジェクトがユーザへ送信されることを防止し得る。検索クエリ・コンテキストにおいては、クエリを行うユーザがオブジェクトにアクセスすることを認可されている場合にのみ、オブジェクトが検索結果として生成され得る。換言すれば、オブジェクトは、クエリを行うユーザにとって閲覧可能な可視性を有しなければならない。オブジェクトが、ユーザにとって閲覧可能ではない可視性を有する場合、このオブジェクトは検索結果から除外され得る。本開示は、特定の手法でプライバシー設定を強化することを説明するが、本開示は、任意の適切な方法でプライバシー設定を強化することを想定する。
システムおよび方法
図11は、例示的なコンピュータ・システム1100を示している。特定の実施形態においては、1つまたは複数のコンピュータ・システム1100が、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程を実行する。特定の実施形態においては、1つまたは複数のコンピュータ・システム1100が、本明細書において記述されているまたは示されている機能を提供する。特定の実施形態においては、1つまたは複数のコンピュータ・システム1100上で稼働するソフトウェアが、本明細書において記述されているもしくは示されている1つもしくは複数の方法の1つもしくは複数の工程を実行し、または本明細書において記述されているもしくは示されている機能を提供する。特定の実施形態は、1つまたは複数のコンピュータ・システム1100の1つまたは複数の部分を含む。本明細書においては、コンピュータ・システムへの言及は、適切な場合には、コンピューティング・デバイスを包含することができる。その上、コンピュータ・システムへの言及は、適切な場合には、1つまたは複数のコンピュータ・システムを包含することができる。
本開示は、任意の適切な数のコンピュータ・システム1100を想定している。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るコンピュータ・システム1100を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム1100は、組み込みコンピュータ・システム、システムオンチップ(SOC)、シングルボード・コンピュータ・システム(SBC)(たとえば、コンピュータオンモジュール(COM)もしくはシステムオンモジュール(SOM)など)、デスクトップ・コンピュータ・システム、ラップトップもしくはノートブック・コンピュータ・システム、対話型キオスク、メインフレーム、コンピュータ・システムのメッシュ、モバイル電話、携帯情報端末(PDA)、サーバ、タブレット・コンピュータ・システム、またはこれらのうちの複数の組合せであることが可能である。適切な場合には、コンピュータ・システム1100は、1つもしくは複数のコンピュータ・システム1100を含むこと、単一型もしくは分散型であること、複数のロケーションにわたること、複数のマシンにわたること、複数のデータセンターにわたること、または、クラウド(1つもしくは複数のネットワーク内の1つもしくは複数のクラウド・コンポーネントを含むことができる)内に常駐することが可能である。適切な場合には、1つまたは複数のコンピュータ・システム1100は、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程を、実質的な空間上のまたは時間上の制限を伴わずに実行することができる。限定ではなく、例として、1つまたは複数のコンピュータ・システム1100は、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程をリアル・タイムで、またはバッチ・モードで実行することができる。1つまたは複数のコンピュータ・システム1100は、適切な場合には、本明細書において記述されているまたは示されている1つまたは複数の方法の1つまたは複数の工程を別々の時点で、または別々のロケーションで実行することができる。
特定の実施形態においては、コンピュータ・システム1100は、プロセッサ1102、メモリ1104、ストレージ1106、入力/出力(I/O)インタフェース1108、通信インタフェース1110、およびバス1112を含む。本開示は、特定の数の特定のコンポーネントを特定の構成で有する特定のコンピュータ・システムについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な数の任意の適切なコンポーネントを任意の適切な構成で有する任意の適切なコンピュータ・システムを想定している。
特定の実施形態においては、プロセッサ1102は、コンピュータ・プログラムを構成している命令などの命令を実行するためのハードウェアを含む。限定ではなく、例として、命令を実行するために、プロセッサ1102は、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ1104、またはストレージ1106から命令を取り出し(またはフェッチし)、それらの命令をデコードして実行し、次いで、1つまたは複数の結果を内部レジスタ、内部キ
ャッシュ、メモリ1104、またはストレージ1106に書き込むことができる。特定の実施形態においては、プロセッサ1102は、データ、命令、またはアドレスのための1つまたは複数の内部キャッシュを含むことができる。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部キャッシュを含むプロセッサ1102を想定している。限定ではなく、例として、プロセッサ1102は、1つまたは複数の命令キャッシュ、1つまたは複数のデータ・キャッシュ、および1つまたは複数の変換ルックアサイド・バッファ(TLB)を含むことができる。命令キャッシュ内の命令は、メモリ1104またはストレージ1106内の命令のコピーであることが可能であり、命令キャッシュは、プロセッサ1102によるそれらの命令の取り出しをスピードアップすることができる。データ・キャッシュ内のデータは、プロセッサ1102において実行される命令が機能する際に基づくメモリ1104もしくはストレージ1106内のデータのコピー、プロセッサ1102において実行される後続の命令によるアクセスのための、もしくはメモリ1104もしくはストレージ1106への書き込みのためのプロセッサ1102において実行された以前の命令の結果、またはその他の適切なデータであることが可能である。データ・キャッシュは、プロセッサ1102による読み取り動作または書き込み動作をスピードアップすることができる。TLBは、プロセッサ1102のための仮想アドレス変換をスピードアップすることができる。特定の実施形態においては、プロセッサ1102は、データ、命令、またはアドレスのための1つまたは複数の内部レジスタを含むことができる。本開示は、適切な場合には、任意の適切な数の任意の適切な内部レジスタを含むプロセッサ1102を想定している。適切な場合には、プロセッサ1102は、1つまたは複数の演算ロジック・ユニット(ALU)を含むこと、マルチコア・プロセッサであること、または1つもしくは複数のプロセッサ1102を含むことが可能である。本開示は、特定のプロセッサについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なプロセッサを想定している。
特定の実施形態においては、メモリ1104は、プロセッサ1102が実行するための命令、またはプロセッサ1102が機能する際に基づくデータを記憶するためのメイン・メモリを含む。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム1100は、命令をストレージ1106または別のソース(たとえば、別のコンピュータ・システム1100など)からメモリ1104にロードすることができる。次いでプロセッサ1102は、命令をメモリ1104から内部レジスタまたは内部キャッシュにロードすることができる。命令を実行するために、プロセッサ1102は、命令を内部レジスタまたは内部キャッシュから取り出し、それらの命令をデコードすることができる。命令の実行中または実行後に、プロセッサ1102は、1つまたは複数の結果(それらは、中間の結果または最終的な結果である場合がある)を内部レジスタまたは内部キャッシュに書き込むことができる。次いでプロセッサ1102は、それらの結果のうちの1つまたは複数をメモリ1104に書き込むことができる。特定の実施形態においては、プロセッサ1102は、(ストレージ1106またはその他の場所ではなく)1つもしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ1104内の命令のみを実行し、(ストレージ1106またはその他の場所ではなく)1つもしくは複数の内部レジスタもしくは内部キャッシュ内の、またはメモリ1104内のデータ上でのみ機能する。1つまたは複数のメモリ・バス(それらはそれぞれ、アドレス・バスおよびデータ・バスを含むことができる)は、プロセッサ1102をメモリ1104に結合することができる。バス1112は、以降で記述されているような1つまたは複数のメモリ・バスを含むことができる。特定の実施形態においては、1つまたは複数のメモリ管理ユニット(MMU)が、プロセッサ1102とメモリ1104との間に常駐し、プロセッサ1102によって要求されるメモリ904へのアクセスを容易にする。特定の実施形態においては、メモリ1104は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含む。このRAMは、適切な場合には、揮発性メモリであることが可能である。適切な場合には、このRAMは、ダイナミックRAM(DRAM)またはスタティックRAM(SRAM)であることが可能である。その上、適切な場合には、
このRAMは、シングルポートRAMまたはマルチポートRAMであることが可能である。本開示は、任意の適切なRAMを想定している。メモリ1104は、適切な場合には、1つまたは複数のメモリ1104を含むことができる。本開示は、特定のメモリについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なメモリを想定している。
特定の実施形態においては、ストレージ1106は、データまたは命令のためのマス・ストレージを含む。限定ではなく、例として、ストレージ1106は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、フロッピー(登録商標)ディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、またはユニバーサル・シリアル・バス(USB)ドライブ、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。ストレージ1106は、適切な場合には、取り外し可能なまたは取り外し不能な(すなわち、固定された)媒体を含むことができる。ストレージ1106は、適切な場合には、コンピュータ・システム1100の内部または外部に存在することが可能である。特定の実施形態においては、ストレージ1106は、不揮発性のソリッドステート・メモリである。特定の実施形態においては、ストレージ1106は、読み取り専用メモリ(ROM)を含む。適切な場合には、このROMは、マスクプログラムROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、電気的書替え可能ROM(EAROM)、またはフラッシュ・メモリ、またはこれらのうちの複数の組合せであることが可能である。本開示は、任意の適切な物理的な形態を取るマス・ストレージ1106を想定している。ストレージ1106は、適切な場合には、プロセッサ1102とストレージ1106との間における通信を容易にする1つまたは複数のストレージ・コントロール・ユニットを含むことができる。適切な場合には、ストレージ1106は、1つまたは複数のストレージ1106を含むことができる。本開示は、特定のストレージについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なストレージを想定している。
特定の実施形態においては、I/Oインタフェース1108は、コンピュータ・システム1100と1つまたは複数のI/Oデバイスとの間における通信のための1つまたは複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。コンピュータ・システム1100は、適切な場合には、これらのI/Oデバイスのうちの1つまたは複数を含むことができる。これらのI/Oデバイスのうちの1つまたは複数は、人とコンピュータ・システム1100との間における通信を可能にすることができる。限定ではなく、例として、I/Oデバイスは、キーボード、キーパッド、マイクロフォン、モニタ、マウス、プリンタ、スキャナ、スピーカ、スチル・カメラ、スタイラス、タブレット、タッチスクリーン、トラックボール、映像カメラ、別の適切なI/Oデバイス、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。I/Oデバイスは、1つまたは複数のセンサを含むことができる。本開示は、任意の適切なI/Oデバイス、およびそれらのI/Oデバイスのための任意の適切なI/Oインタフェース1108を想定している。適切な場合には、I/Oインタフェース1108は、プロセッサ1102がこれらのI/Oデバイスのうちの1つまたは複数を駆動することを可能にする1つまたは複数のデバイス・ドライバまたはソフトウェア・ドライバを含むことができる。I/Oインタフェース1108は、適切な場合には、1つまたは複数のI/Oインタフェース1108を含むことができる。本開示は、特定のI/Oインタフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なI/Oインタフェースを想定している。
特定の実施形態においては、通信インタフェース1110は、コンピュータ・システム1100と、1つもしくは複数のその他のコンピュータ・システム1100または1つもしくは複数のネットワークとの間における通信(たとえば、パケットベースの通信など)のための1つまたは複数のインタフェースを提供するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、通信インタフェース1110は、イーサネ
ット(登録商標)もしくはその他の有線ベースのネットワークと通信するためのネットワーク・インタフェース・コントローラ(NIC)もしくはネットワーク・アダプタ、またはWI−FIネットワークなどの無線ネットワークと通信するための無線NIC(WNIC)もしくは無線アダプタを含むことができる。本開示は、任意の適切なネットワーク、およびそのネットワークのための任意の適切な通信インタフェース1110を想定している。限定ではなく、例として、コンピュータ・システム1100は、アド・ホック・ネットワーク、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、またはインターネットの1つまたは複数の部分、またはこれらのうちの複数の組合せと通信することができる。これらのネットワークのうちの1つまたは複数の1つまたは複数の部分は、有線または無線であることが可能である。例として、コンピュータ・システム1100は、無線PAN(WPAN)(たとえば、ブルートゥース(登録商標)WPANなど)、WI−FIネットワーク、WI−MAXネットワーク、セルラー電話ネットワーク(たとえば、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標))ネットワークなど)、またはその他の適切な無線ネットワーク、またはこれらのうちの複数の組合せと通信することができる。コンピュータ・システム1100は、適切な場合には、これらのネットワークのうちの任意のネットワークのための任意の適切な通信インタフェース1110を含むことができる。通信インタフェース1110は、適切な場合には、1つまたは複数の通信インタフェース1110を含むことができる。本開示は、特定の通信インタフェースについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切な通信インタフェースを想定している。
特定の実施形態においては、バス1112は、コンピュータ・システム1100のコンポーネント同士を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を含む。限定ではなく、例として、バス1112は、アクセラレイティッド・グラフィックス・ポート(AGP)もしくはその他のグラフィックス・バス、エンハンスト・インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ(EISA)バス、フロントサイド・バス(FSB)、ハイパートランスポート(HT)インターコネクト、インダストリー・スタンダード・アーキテクチャ(ISA)バス、インフィニバンド・インターコネクト、ローピンカウント(LPC)バス、メモリ・バス、マイクロ・チャネル・アーキテクチャ(MCA)バス、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアル・アドバンスト・テクノロジー・アタッチメント(SATA)バス、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション・ローカル(VLB)バス、または別の適切なバス、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。バス1112は、適切な場合には、1つまたは複数のバス1112を含むことができる。本開示は、特定のバスについて記述し、示しているが、本開示は、任意の適切なバスまたはインターコネクトを想定している。
本明細書においては、1つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、1つもしくは複数の半導体ベースのもしくはその他の集積回路(IC)(たとえば、フィールドプログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)もしくは特定用途向け集積回路(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスク・ドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピー(登録商標)・ディスケット、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、ソリッドステート・ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、その他の任意の適切な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、またはこれらのうちの複数の組合せを含むことができる。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、適切な場合には、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せであることが可能である。
本明細書においては、「または(もしくは)」は、包含的であり、排他的ではない(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。したがって、本明細書においては、「AまたはB」は、「A、B、またはその両方」を意味する(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。その上、「および(ならびに)」は、包括的および個別的の両方である(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。したがって、本明細書においては、「AおよびB」は、「まとめて、または個別に、AおよびB」を意味する(ただし、そうではないことが明示されている場合、または、そうではないことが文脈によって示されている場合は除く)。
本開示の範囲は、当技術分野における標準的な技術者が理解するであろう、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に対するすべての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。本開示の範囲は、本明細書において記述されているまたは示されている例示的な実施形態に限定されない。その上、本開示は、本願明細書におけるそれぞれの実施形態を、特定のコンポーネント、要素、機能、動作、または工程を含むものとして記述し、示しているが、これらの実施形態のうちのいずれも、当技術分野における標準的な技術者が理解するであろう、本願明細書の任意の箇所において説明されているまたは記述されているコンポーネント、要素、機能、動作、または工程のうちの任意のものの任意の組み合わせまたは順列を含むことができる。さらに、特定の機能を実行するように適合されている、実行するようにアレンジされている、実行することができる、実行するように構成されている、実行することを可能にされている、実行するように機能できる、または実行するように機能する装置もしくはシステム、または装置もしくはシステムのコンポーネントへの添付の特許請求の範囲における言及は、その装置、システム、コンポーネント、またはその特定の機能が、アクティブ化されているか否か、オンにされているか否か、またはロック解除されているか否かを問わず、その装置、システム、またはコンポーネントが、そうするように適合されている、そうするようにアレンジされている、そうすることができる、そうするように構成されている、そうすることを可能にされている、そうするように機能できる、またはそうするように機能する限り、その装置、システム、コンポーネントを包含する。

Claims (29)

  1. コンピューティング・デバイスが、場所に対応する複数のロケーション更新情報を選択する工程であって、前記複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザから受信され、各ロケーション更新情報は、
    ユーザが存在していた地理的ロケーションを示すデータと、
    前記ユーザが前記地理的ロケーションに存在していた時刻を示すタイムスタンプと、を含む、選択する工程と、
    コンピューティング・デバイスが、前記ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択する工程であって、前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報は、地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、選択する工程と、
    コンピューティング・デバイスが、前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報のうちの1以上の各々について、
    前記ロケーション更新情報に対応する前記ユーザと、
    前記ロケーション更新情報に対応する前記時刻と、を決定する工程と、
    コンピューティング・デバイスが、前記ロケーション更新情報の第2のサブセットを選択する工程であって、前記第2のサブセット内の前記ロケーション更新情報の各々は、
    前記第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応するユーザと、
    前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報に対応する前記時刻の閾値時間内の時刻と、に対応する、選択する工程と、
    コンピューティング・デバイスが、前記第2のサブセット内の前記ロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションの分布に基づいて、確率マップを生成する工程と、
    コンピューティング・デバイスが、前記確率マップに少なくとも部分的に基づいて、前記場所に対応する1以上の境界を定義する工程と、を備える、方法。
  2. コンピューティング・デバイスの1以上のマップ・データ・ストア内に前記1以上の境界を記憶する工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサブセットの前記地理的区域は、前記複数のロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションのロケーション分布の重心領域を含み、
    前記重心領域は、前記ロケーション分布の重心点に対して所定の半径によって定義される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記重心領域は、前記地理的ロケーションの所定の割合が前記重心領域から所定の距離内に存在する形状によって定義される、請求項に記載の方法。
  5. 前記複数のロケーション更新情報は、所定の期間中に受信される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 各ロケーション更新情報は、前記ユーザに関連付けられているユーザ情報をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記複数のロケーション更新情報は、前記1以上のユーザの1以上の人口統計学的特徴によってフィルタリングされる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記場所は、経路であり、
    経路に沿った前記複数のロケーション更新情報は、各ロケーション更新情報について計算された移動速度に基づいて決定される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記場所は、前記コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアにおいて定義される地理的区域に関連付けられる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記場所は、前記コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアにおいて定義される地理的区域に関連付けられておらず、
    前記地理的区域および前記場所は、前記コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアに対して加えられ、および/または、前記地理的区域および前記場所は、前記地理的区域からロケーション更新情報を送信するユーザの1以上の人口統計学的特徴にさらに関連付けられる、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記地理的区域内のロケーション更新情報に対応する1以上のユーザへクエリを送信する工程であって、前記クエリは、前記地理的区域に関連付けられている情報をさらに定義することを求める要求を含む、送信する工程をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記確率マップとロケーション更新情報の前記第2のサブセットとの比較に少なくとも部分的に基づいて、前記確率マップを検証する工程をさらに備え、
    前記確率マップは、前記比較に少なくとも部分的に基づいて調整され、および/または、
    前記1以上の境界は、前記比較に少なくとも部分的に基づいて調整される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. ソフトウェアを具現化する1以上のコンピュータ読取可能な非一時的な記憶媒体であって、前記ソフトウェアは、実行されるとき、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、記憶媒体。
  14. 1以上のプロセッサと、前記プロセッサに対して結合され、前記プロセッサによって実行可能な命令を含む少なくとも1つのメモリとを備え、前記プロセッサは、前記命令を実行するときに、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、システム。
  15. コンピュータ読取可能な非一時的な記憶媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品であって、データ処理システム上で実行されるとき、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、コンピュータ・プログラム製品。
  16. 前記重心領域は、前記ロケーション分布の重心点に対して所定の半径によって定義される、請求項3に記載の方法。
  17. 前記重心領域は、前記地理的ロケーションの所定の割合が前記重心領域から所定の距離内に存在する形状によって定義される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記場所は、経路である、請求項1に記載の方法。
  19. 経路に沿った前記複数のロケーション更新情報は、各ロケーション更新情報について計算された移動速度に基づいて決定される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記場所は、前記コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアにおいて定義される地理的区域に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  21. 前記場所は、前記コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアにおいて定義される地理的区域に関連付けられない、請求項1に記載の方法。
  22. 前記地理的区域および前記場所は、前記コンピューティング・デバイスによってアクセス可能な1以上のマップ・データ・ストアに対して加えられる、請求項21に記載の方法。
  23. 前記地理的区域および前記場所は、前記地理的区域からロケーション更新情報を送信するユーザの1以上の人口統計学的特徴にさらに関連付けられる、請求項22に記載の方法。
  24. 前記地理的区域内のロケーション更新情報に対応する1以上のユーザへクエリを送信する工程であって、前記クエリは、前記地理的区域に関連付けられている情報をさらに定義することを求める要求を含む、送信する工程をさらに備える、請求項22に記載の方法。
  25. 前記確率マップとロケーション更新情報の前記第2のサブセットとの比較に少なくとも部分的に基づいて、前記確率マップを検証する工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  26. 前記確率マップは、前記比較に少なくとも部分的に基づいて調整される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記1以上の境界は、前記比較に少なくとも部分的に基づいて調整される、請求項25に記載の方法。
  28. ソフトウェアを具現化する1以上の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記ソフトウェアは、実行されるとき、
    場所に対応する複数のロケーション更新情報を選択する工程であって、前記複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザから受信され、各ロケーション更新情報は、
    ユーザが存在していた地理的ロケーションを示すデータと、
    前記ユーザが前記地理的ロケーションに存在していた時刻を示すタイムスタンプと、を含む、選択する工程と、
    前記ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択する工程であって、前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報は、地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、選択する工程と、
    前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報のうちの1以上の各々について、
    前記ロケーション更新情報に対応する前記ユーザと、
    前記ロケーション更新情報に対応する前記時刻と、を決定する工程と、
    前記ロケーション更新情報の第2のサブセットを選択する工程であって、前記第2のサブセット内の前記ロケーション更新情報の各々は、
    前記第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応するユーザと、
    前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報に対応する前記時刻の閾値時間内の時刻と、に対応する、選択する工程と、
    前記第2のサブセット内の前記ロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションの分布に基づいて、確率マップを生成する工程と、
    前記確率マップに少なくとも部分的に基づいて、前記場所に対応する1以上の境界を定義する工程と、が行われるように構成される、記憶媒体。
  29. 1以上のプロセッサと、
    前記プロセッサに対して結合され、前記プロセッサによって実行可能な命令を含むメモリとを備えるシステムであって、前記プロセッサは、前記命令を実行するときに、
    場所に対応する複数のロケーション更新情報を選択する工程であって、前記複数のロケーション更新情報は、1以上のユーザから受信され、各ロケーション更新情報は、
    ユーザが存在していた地理的ロケーションを示すデータと、
    前記ユーザが前記地理的ロケーションに存在していた時刻を示すタイムスタンプと、を含む、選択する工程と、
    前記ロケーション更新情報の第1のサブセットを選択する工程であって、前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報は、地理的区域内の地理的ロケーションに対応する、選択する工程と、
    前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報のうちの1以上の各々について、
    前記ロケーション更新情報に対応する前記ユーザと、
    前記ロケーション更新情報に対応する前記時刻と、を決定する工程と、
    前記ロケーション更新情報の第2のサブセットを選択する工程であって、前記第2のサブセット内の前記ロケーション更新情報の各々は、
    前記第1のサブセット内のロケーション更新情報に対応するユーザと、
    前記第1のサブセット内の前記ロケーション更新情報に対応する前記時刻の閾値時間内の時刻と、に対応する、選択する工程と、
    前記第2のサブセット内の前記ロケーション更新情報に対応する地理的ロケーションの分布に基づいて、確率マップを生成する工程と、
    前記確率マップに少なくとも部分的に基づいて、前記場所に対応する1以上の境界を定義する工程と、が行われるように構成される、システム。
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