JP6509358B2 - Sdnネットワークにおけるデータフローに対して課金する方法、装置およびシステム - Google Patents

Sdnネットワークにおけるデータフローに対して課金する方法、装置およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、SDN(ソフトウェアディファインドネットワーク)に関し、さらに詳しくは、SDNネットワークにおけるユーザのデータフローに対してスマート課金を実行する技術に関する。
スマートデータ課金(SDC)は、将来のモバイルネットワーク、広帯域ネットワーク、およびデータコンテンツにおいて、ますます重要な役割を担うことになるであろう。SDCは、コンテンツ/データリクエストを取り扱うことの交換としてエンドユーザに対する課金を設定するように、サービスまたはコンテンツプロバイダのために、動的でコンテンツに応じた機構を提供する。課金されるコンテンツは、たとえば、リクエスト時間、ユーザ位置、リクエストを生じさせるアプリケーション、ネットワークにおける現在のデータ使用パターン、ネットワーク輻輳の全体的レベル、リクエストされているデータのタイプ、またはコンテンツリクエストと関係する任意の可能性のある態様など、多様な態様を含み得る。
しかし、既存のSDN/オープンフローにおいて、ポリシおよび課金の主要な問題は、動的でコンテンツに応じたフロー料金は言うまでもなく、現時点では、異なるフロー経路に対する料金が定義されていないことである。さらに、SDN制御デバイスがフロー経路を決定する場合、その決定は、ほとんど、従来技術におけるネットワーク戦略およびトラフィック/Qosに基づく。明らかに、それは、エンドユーザに対する課金が低くなるルーティング経路を提供するという需要を満たしておらず、これは、ルーティング経路の選択に関して一律でない料金を用意しているサービスプロバイダにとっても不利である。
本発明の目的は、SDNネットワークにおけるデータフローに対するスマート課金の方法、装置およびシステムを提供することである。
本発明の一態様によると、SDN制御デバイスにおけるデータフローに対する課金制御を実行する方法が提供され、この方法は:
a.ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するステップであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する、決定するステップと、
b.それぞれのSDNサービスデバイスがデータフローに課金するように、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定するステップと、
を備える。
本発明の別の態様によると、SDNサービスデバイスにおけるデータフローに課金するための方法が提供され、この方法は:
− ユーザのデータフローに対して、SDN制御デバイスによって決定された課金プランを受信するステップと、
− 課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するステップと、
− 生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するステップと、
を備える。
本発明のさらなる態様によると、SDNネットワークにおけるデータフローに課金するための方法が提供され、この方法は:
− SDN制御デバイスが、ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するステップであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する、決定するステップと、
− SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定するステップと、
− SDNサービスデバイスのそれぞれが、課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するステップと、
− SDNサービスデバイスのそれぞれが、生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するステップと、
を備える。
本発明の一態様によると、SDN制御デバイスにおけるデータフローに対する課金制御を実行する装置が提供され、この装置は:
ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するように構成された課金決定モジュールであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する、課金決定モジュールと、
それぞれのSDNサービスデバイスがデータフローに課金するように、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定するように構成された課金設定モジュールと、
を備える。
本発明の別の態様によると、SDNサービスデバイスにおけるデータフローに課金するための装置が提供され、この装置は:
ユーザのデータフローに対して、SDN制御デバイスによって決定された課金プランを受信するように構成された課金受信モジュールと、
課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するように構成された課金実行モジュールと、
生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するように構成された課金報告モジュールと、
を備える。
本発明の更なる態様によると、SDNネットワークにおけるデータフローに課金するためのシステムが提供される。ここで、このシステムは、課金制御モジュールを備えたSDN制御デバイスと、複数のSDNサービスデバイスとを備え、課金制御モジュールは:
− ユーザのデータフローに対し、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、
− それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定するように構成されており、
SDNサービスデバイスのそれぞれが課金モジュールを備え、課金モジュールは:
− 課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金し、
− 課金モジュールが備えられたSDNサービスデバイスによって生成された課金情報を統合し、それを課金システムに提供するように構成される。
従来技術と比較すると、既存のSDNネットワークを拡張することにより、本発明は、拡張されたSDNネットワークが、ユーザデータフローに対するスマート課金とスマート課金制御されたフロールーティングとを実装することを可能にし、すなわち、ネットワーク条件に応じた料金と、フロー経路ルーティングに対する課金とが提供される。さらに、本特許発明は、また、SDNネットワークにおけるルーティング経路料金に基づくルーティング経路選択ソリューションも提案する。
本発明は、各ルーティング経路に対するルーティングレートを設定するために、SDNネットワークにおけるスマート課金のための、動的で状況に応じた機構を提供する。さらに、これは、SDNネットワークが、経路料金の考慮に基づいてルーティング経路を選択することを可能にするが、それが、エンドユーザに対するより低いルーティングレートという要求を満たし、サービスプロバイダが、ルーティング経路の選択に関する一律でない料金を提供し、よって、より多くの収入を得るという動機を得ることを可能にする。
非限定的な実施形態に関するものであって添付の図面への参照を伴う以下の詳細な説明を読むことを通じ、本発明の他の特徴、目的、および効果が、より明らかになるであろう。
本発明による、SDCを実装するための拡張されたSDNネットワークのトポロジを示す図である。 本発明のある実施形態によるSDNネットワークにおけるデータフローに対して課金する方法の流れ図である。 本発明の好適な実施形態によるSDNネットワークにおけるデータフローに対して課金する方法の流れ図である。 本発明のある実施形態によるスマート課金プランを用いて拡張されたフローテーブルの概略図である。 本発明の好適な実施形態によるスマート課金プランを用いて拡張されたフローテーブルの概略図である。 本発明のある実施形態によるSDNネットワークにおけるデータフローに対して課金するためのシステムの装置の概略図である。 本発明の好適な実施形態によるSDNネットワークにおけるデータフローに対して課金するためのシステムの装置の概略図である。
なお、添付の図面における同一または類似の参照番号は、同一または対応するコンポーネントを示す。
以下では、本発明が、添付の図面を参照して、詳細にさらに説明される。
本発明は、スマートSDN/オープンフロー課金と課金制御されたフロールーティングとのためのソリューションを提案する。SDNネットワークが、スマート課金ポリシおよび実行を可能にするように拡張され、すなわち、ネットワーク条件に応じた料金および課金が、フロー経路ルーティングのために提供される。
図1を参照すると、この図には、SDCを実装するように拡張されたSDNネットワークの概略図が、呈示されている。ここでは、スマート課金に関係する論理モジュールが、SDN制御デバイスとSDNサービスデバイスとの中に導入される。
図1に示されているように、SDNネットワークは、3つのレイヤ、すなわち、アプリケーションレイヤと、制御レイヤと、インフラストラクチャレイヤとを備える。ここで、SDN制御デバイスは、制御レイヤに配置されSCC(スマート課金コントローラ)論理モジュールを備えたネットワークデバイスである。SDNサービスデバイスは、インフラストラクチャレイヤに配置されSCF(スマート課金機能)論理モジュールを備えたネットワークデバイスである。さらに、SDN制御デバイスとSDNサービスデバイスとは、共に課金システムに接続され得るか、または、SDNサービスデバイスが、SDN制御デバイスを経由して課金システムと通信し得る。課金システムは、たとえば、OCS(オンライン課金システム)/OFCS(オフライン課金システム)であり得る。
図1および図2を共に参照すると、本発明のある実施形態によると、ステップS201において、SDN制御デバイスが、ユーザのデータフローに対して、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、ここで、課金プランは、対応するルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートに関連しており、ステップS202において、SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定し、それに対応して、それぞれのSDNサービスデバイスがSDN制御デバイスから課金プランを受信し、ステップS203において、それぞれのSDNサービスデバイスが、その課金プランでそのデバイスが適用可能なネットワーク条件関係レートに基づいてデータフローに課金し、ステップS204において、それぞれのSDNサービスデバイスが、生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供する。
具体的には、ステップS201においては、SDN制御デバイスが、たとえば、課金システムの課金情報、ローカルな規定、アプリケーションレイヤにおけるビジネスアプリケーション、またはSDNネットワークにおける他のネットワークデバイスによって提供された関連情報に基づいて、ユーザに対するスマート課金プランを決定し、それによって、そのスマート課金プランに対応するルーティング経路を決定する。
たとえば、SDNサービスデバイス1とSDNサービスデバイス2の両方が、たとえばビデオオプティマイザなどの同一のネットワーク機能を提供することがあり得るが、それらデバイスのネットワーク条件関係レートの両方が、それぞれ下記の表1および表2に示されている。
Figure 0006509358
Figure 0006509358
より低い料金を有する課金プランを採用するために、SDN制御デバイスは、ユーザのデータフローに対して最低のレート(すなわち、0.50ドル/Gb)を提供し得るSDNサービスデバイス1を選択する。それと同じまたは同様にして、SDN制御デバイスが、ユーザのデータフローに対して、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定することがあり得る。
ここで、ネットワーク条件とは、これに限定されないが、時間、トラフィック、サービスの利用、加入者プロファイルなど、本発明に適用可能である任意のネットワークと関係する状態であって、SDNネットワークにより検出されることが可能なものを含む。SDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートは、たとえば、それぞれのSDNサービスデバイスによってSDN制御デバイスに報告され得るか、または、SDN制御デバイスによって課金システムから取得され得る。ネットワーク条件関係レートは、ネットワーク条件の基準と共に変動する。
ステップS202では、SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、課金プランを設定する。具体的には、SDN制御デバイスは、課金プランを、対応するルーティング経路でそれぞれのSDNサービスデバイスに送る。たとえば、それぞれのSDNサービスデバイスは、たとえばオープンフローなどのサウスバウンドAPIを通じて、SDN制御デバイスによって制御され、SDN制御デバイスは、そのAPIを経由して、対応するそれぞれのSDNサービスデバイスに課金プランをダウンロードする。
図4を参照すると、この図には、スマート課金プランを掲載した例示的な拡張されたフローテーブルが呈示されている。ここでは、拡張されたフローはたとえばオープンフローなどのサウスバウンドAPIを経由して伝送される必要があるので、SDNサービスデバイスとSDN制御デバイスとの間のサウスバウンドAPIもそれに対応して拡張されることになる。
図4に示されているように、本発明は、拡張されたフローテーブルがスマート課金プランを掲載できるように、既存のフローテーブルを拡張する。各データフローは、あるスマート課金プランに対応する。各スマート課金プランは、プランIDと、課金タイプと、スマート料金プランとを含む。
ここで、プランIDは、関連するスマート課金プランを一意的に識別する数字であり得る。
課金タイプは、たとえば、オンライン課金、オフライン課金などを含む。
スマート料金プランとは、SDN制御デバイスによって選択されるSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートを指す。スマート料金プランはレート規則のセットを含んでおり、各レート規則は、たとえば、輻輳レベル、加入者プロファイルなどのネットワーク条件に対応する。さらに、レート規則は、ネットワーク条件のそれぞれの基準とそれらの対応するレートとを備える。レートはネットワーク条件と共に変動するため、各ルーティング経路は、ネットワーク条件に基づくレートに従って課金され得る。たとえば、VIP加入者/アプリケーションは他の加入者/アプリケーションよりも低い料金を得ることがあり得、トラフィックが閾値よりも低いときにはより低いレートが採用されることがあり得、トラフィックが閾値よりも高いときには、重要でない加入者/アプリケーションに対してインクリメンタルなレートが採用されることがあり得る。
ステップS203においては、それぞれのSDNサービスデバイスが、課金プランでデバイスが適用可能なネットワーク条件関係レートに基づいて、データフローに課金する。
たとえば、上の表1および表2を再び参照すると、SDNサービスデバイス1が課金プランを受信した場合には、SDNサービスデバイス1は、表1に従ってデータフローに課金することになり、または、SDNサービスデバイス2が課金プランを受信した場合には、SDNサービスデバイス2は、表2に従ってデータフローに課金することになる。
この場合に、ユーザデータフローのルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスは、課金に関連するそのデバイスのネットワーク条件を収集して、実際のレートを計算する。
ステップS204では、それぞれのSDNサービスデバイスが、生成された課金情報を集約して、それを課金システムに提供する。集約された課金情報は、たとえば、時間、現在のSDNサービスデバイスのレート、ルーティングされたトラフィックフロー、その現在のSDNサービスデバイスに対して生じた全体の費用などを含み得る。ここで、SDNサービスデバイスは、その集約された課金デバイスを課金システムに直接送り得るし、または、集約された課金情報を、SDN制御デバイスを経由して課金システムに送ることがあり得るが、これは、SDNサービスデバイスが課金システムに直接接続されているかどうかに依存する。さらに、SDNサービスデバイスは、また、課金イベントをSDN制御デバイスに報告する。
本発明のある好適な実施形態によると、図1および図3に関連して、ステップS301では、SDN制御デバイスが、ユーザのデータフローに対して、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、ここで、課金プランは、対応するルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連しており、ステップS302においては、SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、課金プランと、それぞれのSDNサービスデバイスの課金関連ネットワーク条件報告とを設定し、それに対応して、それぞれのSDNサービスデバイスが、SDN制御デバイスから、そのSDNサービスデバイスの課金関連ネットワーク条件報告に対して、課金プランとSDN制御デバイスの設定とを受信し、ステップS303においては、それぞれのサービスデバイスが、その課金プランでそのデバイスが適用可能なネットワーク条件関係レートに基づいてデータフローに課金し、ステップS304においては、それぞれのSDNサービスデバイスが、それ自身によって生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供する。さらに、ステップS305では、SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つにおいて設定された課金関連ネットワーク条件の変化が生じたときには、そのSDNサービスデバイスが、対応する課金関連ネットワーク条件をSDN制御デバイスに報告する。それに対応して、SDN制御デバイスが、そのSDNサービスデバイスのそれぞれの課金関連ネットワーク条件報告を受信し、ステップS306では、SDN制御デバイスが、データフローに対して、新たな課金プランと、対応するルーティング経路とを再び適用する。
上述した好適な実施形態では、それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金関連ネットワーク条件報告におけるSDN制御デバイスの設定は、そのSDN制御デバイスによって決定された課金プランに基づいて決定されるということが注意されるべきである。課金プランに基づいて、SDN制御デバイスが、選択された各SDNサービスデバイスを設定するのであるが、たとえば、フロー経路の低均衡など、各SDNサービスデバイスによってSDN制御デバイスに報告されるはずの課金関連ネットワーク条件の変化が、レートの上昇または閾値を上回る上昇を生じさせる。
たとえば、SDNサービスデバイス3は、ネットワークの輻輳レベルという基準に基づいて課金を行い、他方で、SDNサービスデバイス4は、加入者プロファイルという基準に基づいて課金を行う場合には、SDN制御デバイスが、SDNサービスデバイス3または4のそれぞれに対して対応するネットワーク条件報告を設定して、たとえばSDNサービスデバイス3が輻輳ゼロから輻輳レベル1に変化するなど、SDNサービスデバイス3または4のレートが変化すると、対応するレートが上昇し、次いでSDNサービスデバイス3がネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに送るようにする。ネットワーク条件報告は、課金と関連しているので、課金イベント報告と見なされ得る。課金イベント報告は、新たなネットワーク条件に基づいて適切なフロールーティング経路を再度選択するように、SDN制御デバイスをトリガし得る。
図4および図5に関連して、SDN制御デバイスがさらに、それぞれのSDNサービスデバイスに対して各自の課金関連ネットワーク条件報告を設定するときには、スマート課金プランは、図5におけるイベント報告トリガをさらに含むはずである。
さらに、上述したステップS305およびS306は、プロセスS301−S304との間に、厳密な順番上の関係は有していない。ここで、たとえば、データフロー伝送プロセスにおいて、それぞれのサービスデバイスのレートのいずれも変化しないならば、ステップS305およびS306は実行されない。各データフローはパッケージ単位で伝送され、その中のある1つのデータパッケージの伝送が開始された後で、いくつかのSDNサービスデバイスのネットワーク条件が変化し、したがって、ステップS305およびS306を通じて、そのパッケージの後のパッケージが再決定されたルーティング経路を採用するように、データフローのルーティング経路が再決定される。
ここでは、課金関連ネットワーク条件報告をSDNサービスデバイスから受信すると、SDN制御デバイスは、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用する。
ここで、新たな課金プランは、その前の課金プランと共に決定され得る。換言すると、ステップS301においてSDNサービスデバイスがデータフローに対して課金プランを決定するときに、SDNサービスデバイスは2つの課金プランを決定し、一方の課金プランは直ちに採用され、他方の課金プランは、ステップS306を通じてアクティブにされる課金プラン候補として機能し得る。
あるいは、新たな課金プランは、SDN制御デバイスがSDNサービスデバイスから課金イベント報告を受信するときに、データフローに対してリアルタイムで再決定されることもあり得る。この場合に、SDN制御デバイスが新たな課金プランを再決定する態様は、少なくとも次を含む:1)SDN制御デバイスが、新たな課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するために、ステップS301を再実行する、2)課金イベント報告を送る側のSDNサービスデバイスによって実行されるネットワーク機能に基づいて、現在の課金プランとルーティング経路とにおいて報告を行っているSDNサービスデバイスを対応する代替のSDNサービスデバイスと交代させるために、SDN制御デバイスは、同じネットワーク機能を実行することができるが、より低いレートを有する代替のSDNサービスデバイスを再選択する。
新たな課金プランと、対応するルーティング経路とが決定されると、任意の時に課金プランとルーティング経路とを更新し、それにより、それによって制御されるスマート課金プランとルーティング経路とをユーザに提供するために、SDN制御デバイスは依然として、ステップS302−S304を通じた新たな課金プランおよびルーティング経路の設定および実行の制御と、ステップS305およびS306を通じた対応する課金イベント報告のモニタリングとを継続する必要がある。
さらに、本発明は、また、SDNネットワークにおけるルーティングレートに基づいてルーティング経路を選択するソリューションも提供する。たとえば、上の表1および2を参照すると、SDNサービスデバイス1および2は、データフロー1に対して同じネットワーク機能を提供することが可能であるが、異なるレートを有する。データフロー1は費用がより低いルーティングを要求し、SDNサービスデバイス1は、現時点で最低のレート(すなわち、0.50ドル/Gb)を提供することができるので、SDN制御デバイスのSCCは、データフロー1に対してSDNサービスデバイス1を選択する。そして、データフロー1が常に費用がより低いデータサービスを得られることを保証するために、データフロー1に対するレートが上昇した場合に、SDNサービスデバイス1のSCFが、対応する報告をSDN制御デバイスに送るようにするために、SCCが、SDNサービスデバイス1に対して「課金レート上昇」という課金イベント報告を設定する。そして、データ/サービスの配信が開始し、SDNサービスデバイス1のSCFが、スマート料金プランに基づいて現実のレートを計算し、すなわち、ネットワーク条件の基準は輻輳がないことであり、課金システムに送るために課金情報を集約する。SDNサービスデバイス1で輻輳が生じると、すなわち、ネットワーク条件の基準が輻輳レベル1であると、スマート料金プランに基づいて、新たなレートである1.50ドル/Gbの適用が開始する。SDNサービスデバイス1のSCFは、課金イベント報告の設定に基づき、イベントをSDN制御デバイスに報告する。SDN制御デバイスのSCCは、SDNサービスデバイス2における現時点のより低いレートが1.25ドル/Gbであるため、データフロー1をルーティングするためにSDNサービスデバイス2を再選択する。
図6を参照すると、本発明のある実施形態により、SDN制御デバイスとSDNサービスデバイスとが、ユーザのデータフローに対するスマート課金と、対応するルーティング選択とを協働して実行するように拡張されている。
具体的には、SDN制御デバイス610は、課金決定モジュール611と、課金設定モジュール612とを備え、他方で、SDNサービスデバイス620は、課金受信モジュール621と、課金実行モジュール622と、課金報告モジュール623とを備えている。
複数のSDNサービスデバイス620が存在するはずであり、各SDNサービスデバイス620は、課金受信モジュール621と、課金実行モジュール622と、課金報告モジュール623とを備えているはずであるということに注意されたい。なお、簡潔にするために、図6は1つのSDNサービスデバイス620だけを示しているが、これは本発明のいかなる解釈または限定としても考慮されるべきではない。
好ましくは、上述の課金決定モジュール611と課金設定モジュール612とは、SDN制御デバイス610に備えられる1つの機能モジュールとして、相互に一体化されることが可能であり、そのような機能モジュールは、たとえばSCCなどの課金制御モジュールであり得る。上述の課金受信モジュール621と、課金実行モジュール622と、課金報告モジュール623とは、SDNサービスデバイス620に備えられる1つの機能モジュールとして、相互に一体化されることが可能であり、そのような機能モジュールは、たとえばSCFなどの課金モジュールであり得る。
図1および図6を共に参照すると、SDN制御デバイス610の課金決定モジュール611が、ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、ここで、課金プランは、対応するルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連しており、次に、SDN制御デバイス610の課金設定モジュール612が、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、課金プランを設定し、それに対応して、それぞれのSDNサービスデバイス620の課金受信モジュール621が、SDN制御デバイスから課金プランを受信し、それぞれのSDNサービスデバイス620の課金実行モジュール622が、その課金プランでそのデバイスが適用可能なネットワーク条件関係レートに基づいてデータフローに課金し、次に、それぞれのSDNサービスデバイス620の課金報告モジュール623が、生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供する。
具体的には、SDN制御デバイス610の課金決定モジュール611は、たとえば、課金システムの課金情報、ローカルな規定、アプリケーションレイヤにおけるビジネスアプリケーション、またはSDNネットワークにおける他のネットワークデバイスによって提供された関連情報に基づいて、ユーザに対するスマート課金プランを決定し、それによって、そのスマート課金プランに対応するルーティング経路を決定する。
たとえば、SDNサービスデバイス620とSDNサービスデバイス620の両方が、たとえばビデオオプティマイザなどの同一のネットワーク機能を提供することがあり得るが、それらのネットワーク条件関係レートの両方が、上述の表1および表2に示されている。より低い料金を有する課金プランを採用するために、課金決定モジュール611は、ユーザのデータフローに対して最低のレート(すなわち、0.50ドル/Gb)を提供し得るSDNサービスデバイス1を選択する。同じまたは同様にして、課金決定モジュール611は、ユーザのデータフローに対して、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し得る。
ここで、ネットワーク条件とは、これに限定されないが、時間、トラフィック、サービスの利用、加入者プロファイルなど、本発明に適用可能である任意のネットワークと関係する状態であって、SDNネットワークにより検出されることが可能なものを含む。SDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートは、たとえば、それぞれのSDNサービスデバイス620の課金報告モジュール623によってSDN制御デバイス610に報告され得るか、または、SDN制御デバイス610によって課金システムから取得され得る。ネットワーク条件関係レートは、ネットワーク条件の基準と共に変動する。
次に、SDN制御デバイス610の課金設定モジュール612が、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定する。具体的には、課金設定モジュール612は、課金プランを、対応するルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイス620に送る。たとえば、それぞれのSDNサービスデバイス620は、たとえばオープンフローなどのサウスバウンドAPIを通じて、SDN制御デバイス610によって制御され、課金設定モジュール612は、そのAPIを経由して、対応するそれぞれのSDNサービスデバイス620に課金プランをダウンロードする。
図4を参照すると、この図には、スマート課金プランが掲載された例示的な拡張されたフローテーブルが呈示されている。ここでは、拡張されたフローはたとえばオープンフローなどのサウスバウンドAPIを経由して伝送される必要があるので、SDNサービスデバイス620とSDN制御デバイス610との間のサウスバウンドAPIもまた、それに対応して拡張されることになる。
図4に示されているように、本発明は、拡張されたフローテーブルがスマート課金プランを掲載できるように、既存のフローテーブルを拡張する。各データフローは、あるスマート課金プランに対応する。各スマート課金プランは、プランIDと、課金タイプと、スマート料金プランとを含む。
ここで、プランIDは、関連するスマート課金プランを一意的に識別する数字であり得る。
課金タイプは、たとえば、オンライン課金、オフライン課金などを含む。
スマート料金プランとは、課金決定モジュール611によって選択されるSDNサービスデバイス620のネットワーク条件関係レートを指す。スマート料金プランは、レート規則のセットを含んでおり、各レート規則は、たとえば、輻輳レベル、加入者プロファイルなどのネットワーク条件に対応する。さらに、レート規則は、ネットワーク条件のそれぞれの基準とそれらの対応するレートとを備える。レートはネットワーク条件と共に変動するため、各ルーティング経路は、ネットワーク条件に基づくレートに従って課金され得る。たとえば、VIP加入者/アプリケーションは他の加入者/アプリケーションよりも低い料金を得ることがあり得、トラフィックが閾値よりも低いときには、より低いレートが採用されることがあり得、トラフィックが閾値よりも高いときには、重要でない加入者/アプリケーションに対してインクリメンタルなレートが採用されることがあり得る。
次に、それぞれのSDNサービスデバイス620の課金実行モジュール622は、課金プランでそのデバイスが適用可能なネットワーク条件関係レートに基づいて、データフローに課金する。
たとえば、上述の表1および表2を再度参照すると、SDNサービスデバイス620が課金プランを受信した場合には、SDNサービスデバイス620は、表1に従ってデータフローに課金することになり、または、SDNサービスデバイス620が課金プランを受信した場合には、SDNサービスデバイス620は、表2に従ってデータフローに課金することになる。
この場合に、ユーザデータフローのルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイス620の課金実行モジュール622は、課金と関連するそのネットワーク条件を収集して、実際のレートを計算する。
次に、それぞれのSDNサービスデバイス620の課金報告モジュール623が、それにより生成された課金情報を集約して、それを課金システムに提供する。集約された課金情報は、たとえば、時間、現在のSDNサービスデバイスのレート、ルーティングされたトラフィックフロー、現在のSDNサービスデバイスにおいて生じた総費用などを含み得る。ここで、課金報告モジュール623は、その集約された課金デバイスを課金システムに直接送ることがあり得るし、または、SDN制御デバイス610を経由して、集約された課金情報を課金システムに送ることがあり得るが、これは、SDNサービスデバイス620が課金システムに直接接続されているかどうかに依存する。
図7を参照すると、本発明のある好適な実施形態により、SDN制御デバイスとSDNサービスデバイスとが、ユーザのデータフローに対してスマート課金と対応するルーティング選択とを協働して実行するように拡張されている。
具体的には、SDN制御デバイス710は、課金決定モジュール711と、課金設定モジュール712と、課金更新モジュール713とを備え、他方で、SDNサービスデバイス720は、課金受信モジュール721と、課金実行モジュール722と、課金報告モジュール723と、イベント報告モジュール724とを備えている。
複数のSDNサービスデバイス720が存在するはずであり、それぞれのSDNサービスデバイス720は、課金受信モジュール721と、課金実行モジュール722と、課金報告モジュール723と、イベント報告モジュール724とを備えているはずであることに注意されたい。なお、簡潔にするために、図7は1つのSDNサービスデバイス720だけを示しているが、これは本発明のいかなる解釈または限定として考慮されるべきではない。
好ましくは、上述の課金決定モジュール711と、課金設定モジュール712と、課金更新モジュール713とは、SDN制御デバイス710に備えられる1つの機能モジュールとして、相互に一体化されることが可能であり、そのような機能モジュールは、たとえばSCCなどの課金制御モジュールであり得る。上述の課金受信モジュール721と、課金実行モジュール722と、課金報告モジュール723と、イベント報告モジュール724とは、SDNサービスデバイス720に備えられる1つの機能モジュールとして、相互に一体化されることが可能であり、そのような機能モジュールは、たとえばSCFなどの課金モジュールであり得る。
図1および図7に関連して、ステップS301において、SDN制御デバイス710の課金決定モジュール711が、ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、ここで、課金プランは、対応するルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連しており、次に、SDN制御デバイス710の課金設定モジュール712が、それぞれのSDNサービスデバイス720に対して、課金プランと、それぞれのSDNサービスデバイス720の課金関連ネットワーク条件報告とを設定し、それに対応して、それぞれのSDNサービスデバイス720の課金受信モジュール721が、SDN制御デバイス710から、SDNサービスデバイス720の課金関連ネットワーク条件報告に対して、課金プランとSDN制御デバイス710の設定とを受信し、次に、それぞれのサービスデバイス720の課金実行モジュール722が、その課金プランでそのデバイスが適用可能なネットワーク条件関係レートに基づいてデータフローに課金し、それぞれのSDNサービスデバイス720の課金報告モジュール723が、それ自身によって生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供する。その後で、SDNサービスデバイス720のうちの少なくとも1つにおいて、設定された課金関連ネットワーク条件の変化が生じたときには、そのSDNサービスデバイス720のイベント報告モジュール724が、対応する課金関連ネットワーク条件をSDN制御デバイス710に報告する。SDNサービスデバイスのそれぞれの課金関連ネットワーク条件報告を受信すると、SDN制御デバイス710の課金更新モジュール713が、データフローに対して、新たな課金プランと、対応するルーティング経路とを再び適用する。
上述した好適な実施形態では、それぞれのSDNサービスデバイス720に対する課金関連ネットワーク条件報告における課金設定モジュール712の設定は、課金決定モジュール711によって決定された課金プランに基づいて決定されるということが注意されるべきである。課金プランに基づいて、課金設定モジュール712が、選択された各SDNサービスデバイス720を設定し、各SDNサービスデバイス720は、たとえばフロー経路の低均衡など、レートの上昇または閾値を上回る上昇を生じさせる、自身の課金関連ネットワーク条件の変化をSDN制御デバイス710に報告するはずである。
たとえば、SDNサービスデバイス720は、ネットワークの輻輳レベルという基準に基づいて課金を行い、他方で、SDNサービスデバイス720は、加入者プロファイルという基準に基づいて課金を行う場合には、課金設定モジュール712が、SDNサービスデバイス3または4のそれぞれに対して対応するネットワーク条件報告を設定して、たとえばSDNサービスデバイス720が輻輳ゼロから輻輳レベル1に変化するなど、SDNサービスデバイス720または720のレートが変化すると、対応するレートが上昇して、SDNサービスデバイス720がネットワーク条件報告をSDN制御デバイス710に送るようにする。ネットワーク条件報告は、課金と関連しているので、課金イベント報告と見なされ得る。課金イベント報告は、新たなネットワーク条件に基づいて適切なフロールーティング経路を再選択するように、SDN制御デバイスをトリガし得る。
好ましくは、課金報告モジュール723とイベント報告モジュール724とは、相互に一体化され得る。これは、SDNサービスデバイス720がSDN制御デバイス710を経由して課金システムに報告するときに有利である。
図4および図5に関連して、課金設定モジュール712がさらに、それぞれのSDNサービスデバイス720に対して、そのそれぞれの課金関連ネットワーク条件報告を設定するときには、スマート課金プランは、図5におけるイベント報告トリガをさらに含むはずである。
さらに、イベント報告モジュール724と課金更新モジュール714とによって実行される上述の動作は、すなわち、課金イベント報告と、新たな課金プランと、対応するルーティング経路との適用とは、SDN制御デバイス710の課金決定モジュール711および課金設定モジュール712と、SDNサービスデバイス720の課金受信モジュール721、課金実行モジュール722および課金報告モジュール723とによって実行される動作との間に、厳密な順番上の関係は有していない。ここで、たとえば、データフロー伝送プロセスにおいて、それぞれのサービスデバイス720のレートのいずれも変化しないならば、イベント報告モジュール724と課金更新モジュール714とは、それらの対応する動作を実行することはない。各データフローはパッケージ単位で伝送され、その中のある1つのデータパッケージの伝送が開始された後で、いくつかのSDNサービスデバイス720のネットワーク条件が変化するのであり、したがって、イベント報告モジュール724と課金更新モジュール714とは、データフローのルーティング経路が再決定され、そのパッケージの後のパッケージが再決定されたルーティング経路を採用するように、順に動作する。
ここで、課金関連ネットワーク条件報告をSDNサービスデバイス720から受信すると、SDN制御デバイス710の課金更新モジュール714は、データフローに対して、新たな課金プランと、その対応するルーティング経路とを再び適用する。
ここで、新たな課金プランが、その前の課金プランと共に決定され得る。換言すると、課金決定モジュール711は、データフローに対して課金プランを決定するときに、2つの課金プランを決定し、一方の課金プランは直ちに採用され、他方の課金プランは、課金更新モジュール714によってアクティブにされる課金プラン候補として機能し得る。
あるいは、新たな課金プランは、課金決定モジュール711によって、リアルタイムでデータフローに対して再決定されることもあり得るが、これは、課金更新モジュール714が課金イベント報告をSDNサービスデバイス720から受信するときにトリガされる。この場合に、課金決定モジュール711が新たな課金プランを再決定する態様は、少なくとも次を含む:1)新たな課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するために、ステップS301を再実行する、2)課金イベント報告を送る側のSDNサービスデバイス720によって実行されるネットワーク機能に基づいて、現在の課金プランとルーティング経路とにおいて報告を行っているSDNサービスデバイスを、対応する代替のSDNサービスデバイスと交代させるために、課金決定モジュール711が同じネットワーク機能を実行することができるが、より低いレートを有する代替のSDNサービスデバイスを再選択する。
新たな課金プランと、対応するルーティング経路とが決定されると、任意の時に課金プランとルーティング経路とを更新し、それにより、それによって制御されるスマート課金プランとルーティング経路とをユーザに提供するために、SDN制御デバイスのそれぞれのモジュールは依然として、新たな課金プランおよびルーティング経路の設定および実行の制御と、それぞれのSDNサービスデバイス720との協働を通じた対応する課金イベント報告のモニタリングとのために、その動作を継続して実行する必要がある。
さらに、本発明は、また、SDNネットワークにおけるルーティングレートに基づいてルーティング経路を選択するソリューションも提供する。たとえば、上の表1および2を参照すると、SDNサービスデバイス1および2は、データフロー1に対して同じネットワーク機能を提供することが可能であるが、異なるレートを有する。データフロー1は、費用がより低いルーティングを要求し、SDNサービスデバイス1は、現時点で最低のレート(すなわち、0.50ドル/Gb)を提供することができるので、SDN制御デバイスのSCCは、データフロー1に対してSDNサービスデバイス1を選択する。そして、データフロー1が常に費用がより低いデータサービスを得られることを保証するために、データフロー1に対するレートが上昇した場合に、SDNサービスデバイス1のSCFが、対応する報告をSDN制御デバイスに送るように、SCCが、SDNサービスデバイス1に対して「課金レート上昇」という課金イベント報告を設定する。そして、データ/サービスの配信が開始し、SDNサービスデバイス1のSCFが、スマート料金プランに基づいて現実のレートを計算し、すなわち、ネットワーク条件の基準は輻輳がないことであり、課金システムに送るために課金情報を集約する。SDNサービスデバイス1で輻輳が生じると、すなわち、ネットワーク条件の基準が輻輳レベル1であると、スマート料金プランに基づいて、新たなレートである1.50ドル/Gbの適用が開始する。SDNサービスデバイス1のSCFは、課金イベント報告の設定に基づき、イベントをSDN制御デバイスに報告する。SDN制御デバイスのSCCは、SDNサービスデバイス2における現時点のより低いレートが1.25ドル/Gbであるため、データフロー1をルーティングするためにSDNサービスデバイス2を再選択する。
本発明は、ソフトウェアとして、または、ソフトウェアとハードウェアとの組合せとして実装され得、たとえば、ASIC(特定用途向け集積回路)、汎用コンピュータ、またはいずれかの他の類似のハードウェアデバイスによって実装され得ることが注意されるべきである。
本発明のソフトウェアプログラムは、上述したステップまたは機能を実装するために、プロセッサによって実行され得る。同様に、本発明のソフトウェアプログラム(関連のデータ構造を含む)は、たとえばRAMメモリ、磁気もしくは光ドライバ、またはフロッピディスクなどのコンピュータ可読記録媒体、およびそれ以外の類似のデバイスに記憶され得る。さらに、本発明のいくつかのステップまたは機能は、たとえば、プロセッサと協働して様々な機能またはステップを実行する回路などのハードウェアによって、実装され得る。
さらに、本発明の一部は、たとえばコンピュータプログラム命令などのコンピュータプログラム製品として適用され得るのであるが、このコンピュータプログラム製品は、コンピュータによって実行されたとき、コンピュータの動作を通じて本発明による方法および/または技術的ソリューションを起動または提供し得る。さらに、本発明の方法を発動させるプログラム命令は、固定または移動式記録媒体に記憶され得るし、および/または、他の信号ベアラ媒体におけるブロードキャストまたはデータフローを通じて伝送され得るし、および/または、プログラム命令に基づいて動作するコンピュータデバイスのワーキングメモリに記憶され得る。ここで、本発明によるある実施形態は、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリと、プログラム命令を実行するためのプロセッサとを備えた装置を備えているが、コンピュータプログラム命令がプロセッサによって実行されたとき、この装置は、本発明の複数の実施形態による方法および/または技術的ソリューションを動作させるようにトリガされる。
当業者にとって、本発明が上述の例示的な実施形態の詳細に限定されないこと、本発明が、本発明の精神または基本的特徴から逸脱することなく、他の実施形態を用いて実装され得ることは、明らかである。よって、いずれにしても、これらの実施形態は、例示的であって非限定的と見なされるべきであり、本発明の範囲は、上述の記載ではなく、添付の特許請求の範囲によって限定されるのであって、特許請求の範囲の均等な要素の意味および範囲に含まれることが意図されるすべての変形は、本発明の範囲内に属するはずである。特許請求の範囲における参照符号は、いずれも、関係する特許請求の範囲の限定として見なされるべきではない。さらに、「備える」という用語は、それ以外のユニットまたはステップを排除するものではなく、単数形は複数形を排除しないことは明らかである。システムの請求項に記載された複数のユニットまたはモジュールが、ソフトウェアまたはハードウェアを通じて、単数のユニットまたはモジュールによって実装されることもあり得る。第1および第2などの用語は、名称を指示するために用いられ、特定の順番を指示するものではない。
様々な実施形態の態様が、特許請求の範囲において特定されている。様々な実施形態のこれらのおよびそれ以外の態様が、以下の番号の付された条項に特定されている:
1.SDN制御デバイスにおけるデータフローに対する課金制御を実行する方法であって:
a.ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するステップであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する、決定するステップと、
b.それぞれのSDNサービスデバイスがデータフローに課金するように、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定するステップと、
を備える方法。
2.条項1に記載の方法であって:
− ステップbが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告を設定するステップを、さらに備え、
i.SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するステップをさらに備える、方法。
3.条項2に記載の方法であって、ステップiが:
− SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再決定するために、ステップaに移動するステップをさらに備える、方法。
4.SDNサービスデバイスにおけるデータフローに課金するための方法であって:
− ユーザのデータフローに対して、SDN制御デバイスによって決定された課金プランを受信するステップと、
− 課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するステップと、
− 生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するステップと、
を備える方法。
5.条項4に記載の方法であって:
− 課金プランを受信するときには、SDNサービスデバイスに対して、課金関連ネットワーク条件報告の、SDN制御デバイスによる設定をさらに受信するステップと、
− 設定された課金と関連するネットワーク条件の変化が生じると、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するステップと、
をさらに備える、方法。
6.SDNネットワークにおけるデータフローに課金するための方法であって:
− SDN制御デバイスが、ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するステップであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する、決定するステップと、
− SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定するステップと、
− SDNサービスデバイスのそれぞれが、課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するステップと、
− SDNサービスデバイスのそれぞれが、生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するステップと、
を備える方法。
7.条項6に記載の方法であって:
− 課金プランを設定するときに、SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告をさらに設定するステップと、
− その設定された課金と関連するネットワーク条件の変化がSDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つにおいて生じると、SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つが、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するステップと、
− SDN制御デバイスが、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するステップと、
をさらに備える、方法。
8.SDN制御デバイスにおけるデータフローに対する課金制御を実行する装置であって:
ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するように構成された課金決定モジュールであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する、課金決定モジュールと、
それぞれのSDNサービスデバイスがデータフローに課金するように、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定するように構成された課金設定モジュールと、
を備える装置。
9.条項8に記載の装置であって:
− 課金設定モジュールが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告を設定するようにさらに構成されており、
− SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するように構成された課金更新モジュールをさらに備える、装置。
10.条項9に記載の装置であって、課金更新モジュールが、さらに:
− SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再決定するように課金決定モジュールをトリガするために、課金決定モジュールにトリガ信号を配信するように構成されている、装置。
11.SDNサービスデバイスにおけるデータフローに課金するための装置であって:
ユーザのデータフローに対して、SDN制御デバイスによって決定された課金プランを受信するように構成された課金受信モジュールと、
課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するように構成された課金実行モジュールと、
生成された課金情報を集約し、それを課金システムに提供するように構成された課金報告モジュールと、
を備える装置。
12.条項11に記載の装置であって、課金受信モジュールが、さらに:
− 課金プランを受信するときには、SDNサービスデバイスに対して、課金関連ネットワーク条件報告の、SDN制御デバイスによる設定をさらに受信するように構成されており、
設定された課金と関連するネットワーク条件の変化が生じると、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するように構成されたイベント報告モジュールをさらに備える、装置。
13.課金制御モジュールを備えたSDN制御デバイスと、複数のSDNサービスデバイスとを備える、SDNネットワークにおけるデータフローに課金するためのシステムであって、課金制御モジュールが:
− ユーザのデータフローに対し、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートと関連する課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、
− それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定するように構成されており、
− SDNサービスデバイスのそれぞれが課金モジュールを備え、課金モジュールが、
− 課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金し、
− 課金モジュールが備えられたSDNサービスデバイスによって生成された課金情報を統合し、それを課金システムに提供するように構成されている、システム。
14.条項13に記載のシステムであって、課金制御モジュールが、さらに:
− 課金プランを設定するときに、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告をさらに設定し、
− SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するように構成されており、
課金モジュールが、さらに:
− 設定された課金と関連するネットワーク条件の変化が、課金モジュールが備えられたSDNサービスデバイスで生じると、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するように構成されている、システム。

Claims (14)

  1. SDN制御デバイスにおけるデータフローに対する課金制御を実行する方法であって、
    a.ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するステップであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートのセットと関連する、決定するステップと、
    b.それぞれのSDNサービスデバイスがデータフローに課金するように、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定するステップと、
    を備える、方法。
  2. ステップbが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告を設定するステップを、さらに備え、
    i.SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. ステップiが、
    SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再決定するために、ステップaに移動するステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. SDNサービスデバイスにおけるデータフローに課金するための方法であって、
    ユーザのデータフローに対して、SDN制御デバイスによって決定された課金プランを受信するステップと、
    課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートのセットに基づき、データフローに課金するステップと、
    生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するステップと、
    を備える、方法。
  5. 課金プランを受信するときに、SDNサービスデバイスに対する、課金関連ネットワーク条件報告の、SDN制御デバイスによる設定指示をさらに受信するステップと、
    設定された課金と関連するネットワーク条件の変化が生じると、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するステップと、
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. SDNネットワークにおけるデータフローに課金するための方法であって、
    SDN制御デバイスが、ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するステップであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートのセットと関連する、決定するステップと、
    SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定するステップと、
    SDNサービスデバイスのそれぞれが、課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金するステップと、
    SDNサービスデバイスのそれぞれが、生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するステップと、
    を備える、方法。
  7. 課金プランを設定するときに、SDN制御デバイスが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告をさらに設定するステップと、
    その設定された課金と関連するネットワーク条件の変化がSDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つにおいて生じると、SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つが、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するステップと、
    SDN制御デバイスが、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するステップと、
    をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. SDN制御デバイスにおけるデータフローに対する課金制御を実行する装置であって、
    ユーザのデータフローに対し、課金プランと、対応するルーティング経路とを決定するように構成された課金決定モジュールであって、課金プランは、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートのセットと関連する、課金決定モジュールと、
    それぞれのSDNサービスデバイスがデータフローに課金するように、それぞれのSDNサービスデバイスに対して課金プランを設定するように構成された課金設定モジュールと、
    を備える、装置。
  9. 課金設定モジュールが、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告を設定するようにさらに構成されており、
    SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するように構成された課金更新モジュールをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 課金更新モジュールが、さらに、
    SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再決定するように課金決定モジュールをトリガするために、課金決定モジュールにトリガ信号を配信するように構成されている、請求項9に記載の装置。
  11. SDNサービスデバイスにおけるデータフローに課金するための装置であって、
    ユーザのデータフローに対して、SDN制御デバイスによって決定された課金プランを受信するように構成された課金受信モジュールと、
    課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートのセットに基づき、データフローに課金するように構成された課金実行モジュールと、
    生成された課金情報を集約してそれを課金システムに提供するように構成された課金報告モジュールと、
    を備える、装置。
  12. 課金受信モジュールが、さらに、
    課金プランを受信すると、SDNサービスデバイスに対する、課金関連ネットワーク条件報告の、SDN制御デバイスによる設定指示をさらに受信するように構成されており、
    設定された課金と関連するネットワーク条件の変化が生じると、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するように構成されたイベント報告モジュールをさらに備える、請求項11に記載の装置。
  13. 課金制御モジュールを備えたSDN制御デバイスと、複数のSDNサービスデバイスとを備える、SDNネットワークにおけるデータフローに課金するためのシステムであって、課金制御モジュールが、
    ユーザのデータフローに対し、ルーティング経路内のそれぞれのSDNサービスデバイスのネットワーク条件関係レートのセットと関連する課金プランと、対応するルーティング経路とを決定し、
    それぞれのSDNサービスデバイスに対する課金プランを設定するように構成されており、
    SDNサービスデバイスのそれぞれが課金モジュールを備え、課金モジュールが、
    課金プランでSDNサービスデバイスに適用可能なネットワーク条件関係レートに基づき、データフローに課金し、
    課金モジュールが備えられたSDNサービスデバイスによって生成された課金情報を統合し、それを課金システムに提供するように構成されている、システム。
  14. 課金制御モジュールが、さらに、
    課金プランを設定するときに、それぞれのSDNサービスデバイスに対して、各自の課金関連ネットワーク条件報告をさらに設定し、
    SDNサービスデバイスのうちの少なくとも1つの課金関連ネットワーク条件報告が受信されると、データフローに対して、新たな課金プランとその対応するルーティング経路とを再び適用するように構成されており、
    課金モジュールが、さらに、
    設定された課金と関連するネットワーク条件の変化が、課金モジュールが備えられたSDNサービスデバイスで生じると、対応する課金関連ネットワーク条件報告をSDN制御デバイスに対して実行するように構成されている、請求項13に記載のシステム。
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