JP6508748B2 - 磁器碍子への架空導線の固定装置 - Google Patents

磁器碍子への架空導線の固定装置 Download PDF

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Description

本発明は電力設備分野に関し、特に磁器碍子への架空導線の固定装置に関するものである。
現在、一般的には、架空配電線路の導線と磁器碍子との間を固定する方法は、作業員がワイヤーを採用して手で束ねて固定するものである。しかしながら、手で束ねることは、ヒューマン・ファクタに大きく影響されるとともに、この束ねる方式は、耐久性が悪い。風、雨、雪などの自然条件によってはで緩みやすく、更にワイヤーを切断しうるので、大きな安全上の問題を生じてしまう。
中国実用新案専利CN204741244Uには、左挟持体と右挟持体とを備え、左挟持体と右挟持体には、それぞれピン磁器碍子にマッチする弧形係合部が設けられ、左挟持体と右挟持体との両端部には、それぞれ固定孔が設けられ、2対の弧形挟持板がさらに含まれ、2対の弧形挟持板の両端には、それぞれ固定孔が設けられ、2対の弧形挟持板は、ボルトによって左挟持体と右挟持体及び架空導線をしっかり挟持するピン磁器碍子への架空導線の固定冶具が開示された。当該ピン磁器碍子への架空導線の固定冶具を使用すれば、ワイヤーを採用して手で束ねて固定する方法に存在する問題を解決できるが、当該ピン磁器碍子への架空導線の固定冶具は、複数の分離された部材を備えるとともに、架空導線と磁器碍子との固定に使用される場合、複数のボルトとナットを使用して固定しなければならず、また当該作業も高所で行わなければならないので、一人で独立して作業するのは困難である。
従来技術にある上記課題を解決するために、本発明は、磁器碍子への架空導線の固定装置を提供する。
本発明に係る磁器碍子への架空導線の固定装置の一態様によれば、磁器碍子への架空導線の固定装置は、左挟持体と右挟持体とを備え、
前記左挟持体は、半円形の左係合部と、左安定ホルダーと、左導線支持体と、を有し、
前記左係合部は、磁器碍子の頚部に適応されており、
前記左安定ホルダーは、左安定ホルダー上部ロッドと、左安定ホルダー下部ロッドと、左安定ホルダー中部ロッドとを備え、前記左安定ホルダー中部ロッドは、前記左安定ホルダー上部ロッドの一端と、前記左安定ホルダー下部ロッドの一端とを接続することで、前記左安定ホルダー上部ロッドと、前記左安定ホルダー下部ロッドと、前記左安定ホルダー中部ロッドとが、U字状の構造を形成し、
前記左安定ホルダー上部ロッドと左安定ホルダー下部ロッドとは、それぞれ前記左係合部の両端に固定接続され、
前記左導線支持体の上表面には、導線にマッチする左導線支持体凹溝が設けられ、前記左導線支持体の上部は、左導線押圧板に接続され、前記左導線押圧板の中部には、導線にマッチする左導線押圧板凹溝が設けられ、前記左導線支持体凹溝と前記左導線押圧板凹溝とは、導線を収納し且つ固定する構造を形成し、
前記左導線支持体の下部は、前記左安定ホルダー中部ロッドに接続され、
前記右挟持体は、半円形の右係合部と、右安定ホルダーと、右導線支持体とを有し、
前記右係合部は、磁器碍子の頚部に適応されているとともに、前記左係合部と協働して、磁器碍子の頚部に係合可能な環形構造を形成することによって磁器碍子への架空導線の固定装置を磁器碍子に係合固定し、
前記右安定ホルダーは、右安定ホルダー上部ロッドと、右安定ホルダー下部ロッドと、右安定ホルダー中部ロッドとを備え、前記右安定ホルダー中部ロッドは、前記右安定ホルダー上部ロッドの一端と、前記右安定ホルダー下部ロッドの一端とを接続することで、前記右安定ホルダー上部ロッドと、前記右安定ホルダー下部ロッドと、前記右安定ホルダー中部ロッドとが、U字状の構造を形成し、
前記右安定ホルダー上部ロッドと右安定ホルダー下部ロッドとは、それぞれ前記右係合部の両端に固定接続され、
前記右導線支持体の上表面には、導線にマッチする右導線支持体凹溝が設けられ、前記右導線支持体の上部は、右導線押圧板に接続され、前記右導線押圧板の中部には、導線にマッチする右導線押圧板凹溝が設けられ、前記右導線支持体凹溝と前記右導線押圧板凹溝とは、導線を収納し且つ固定する構造を形成し、
前記右導線支持体の下部は、前記右安定ホルダー中部ロッドに接続され、
前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間、及び前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間に、係合又はボルト接続の方式で接続することによって、左挟持体と右挟持体とを接続する、ことを特徴とする。
好ましくは、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記左安定ホルダー下部ロッドとは、長さが同一であり、且つ互いに平行し、前記左安定ホルダー中部ロッドは、前記左安定ホルダー上部ロッド及び前記左安定ホルダー下部ロッドとそれぞれに直交し、
前記右安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとは、長さが同一であり、且つ互いに平行し、前記右安定ホルダー中部ロッドは、前記右安定ホルダー上部ロッド及び前記右安定ホルダー下部ロッドとそれぞれに直交している。
好ましくは、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記左係合部との間、及び/又は前記左安定ホルダー下部ロッドと前記左係合部との間、及び/又は前記左安定ホルダー中部ロッドと前記左係合部との間には、少なくとも左補強ロッドが一つ設けられていることで、前記左安定ホルダーと前記左係合部とをより安定的に接続し、
前記右安定ホルダー上部ロッドと前記右係合部との間、及び/又は前記右安定ホルダー下部ロッドと前記右係合部との間、及び/又は前記右安定ホルダー中部ロッドと前記右係合部との間には、少なくとも右補強ロッドが一つ設けられていることで、前記右安定ホルダーと前記右係合部とをより安定的に接続する。
好ましくは、前記左安定ホルダーと前記左係合部とが一体構造の形態を有し、前記右安定ホルダーと前記右係合部とが一体構造の形態を有する。
好ましくは、前記左導線支持体の上部は、ボルトによって、前記左導線押圧板に接続され、前記ボルトは、前記左導線支持体における左導線支持体凹溝の両側に固定接続され、前記左導線押圧板凹溝の両側には、孔が前記ボルトに対応して設けられており、
前記右導線支持体の上部は、ボルトによって、前記右導線押圧板に接続され、前記ボルトは、前記右導線支持体における右導線支持体凹溝の両側に固定接続され、前記右導線押圧板凹溝の両側には、孔が前記ボルトに対応して設けられている。
好ましくは、前記左導線支持体の下部は、前記左安定ホルダー中部ロッドに摺動自在に接続されることで、前記左導線支持体は、前記左安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができ、
前記右導線支持体の下部は、前記右安定ホルダー中部ロッドに摺動自在に接続されることで、前記右導線支持体は、前記右安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができる。
好ましくは、前記左導線支持体の下部に貫通孔が設けられ、前記左導線支持体の下部の前記貫通孔に左安定ホルダー中部ロッドが挿入されることにより、前記左導線支持体と前記左安定ホルダーとを接続するとともに、前記左導線支持体は、左安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができ、
前記右導線支持体の下部に貫通孔が設けられ、前記右導線支持体の下部の前記貫通孔に右安定ホルダー中部ロッドが挿入されることにより、前記右導線支持体と前記右安定ホルダーとを接続するとともに、前記右導線支持体は、右安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができる。
好ましくは、前記左導線支持体の下部の前記貫通孔は、三角形孔又は多角形孔であり、前記左安定ホルダー中部ロッドの横断面は、前記左導線支持体の下部の前記貫通孔に対応する三角形又は多角形であり、
前記右導線支持体の下部の前記貫通孔は、三角形孔又は多角形孔であり、前記右安定ホルダー中部ロッドの横断面は、前記右導線支持体の下部の前記貫通孔に対応する三角形又は多角形である。
好ましくは、前記多角形孔は、四角形孔、五角形孔、六角形孔又は八角形孔であり、前記多角形は、前記多角形孔に対応する四角形、五角形、六角形又は八角形である。
好ましくは、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間、及び前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間の係合する接続方式は、係合部材で実現し、前記係合部材は、係合溝と係合ヘッドとを含み、前記係合溝の端部は、前記係合溝の上壁と下壁にそれぞれに固定接続されている二つの弾性片によって形成されるV字状開口を有し、前記係合ヘッドは、前記V字状開口に対応する矢印状プラグを有し、前記V字状開口に連通する前記係合溝の内部には、前記矢印状プラグを収納する空間を有し、前記V字状開口を介して前記矢印状プラグが前記係合溝の空間内に嵌合される。
好ましくは、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間、及び前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間のボルト接続は、下記の構造で実現する。すなわち、
前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの対応する端部には、何れも接続座が固定接続され、前記接続座には、前記左安定ホルダー上部ロッドの長さ方向に沿って設けられる貫通孔を有し、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの接続座の貫通孔が対応して設けられ、ボルトを対応して設けられた前記貫通孔に通過させ、ナットを前記ボルトにねじ込むことで、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間のボルト接続を実現し、
前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの対応する端部には、何れも接続座が固定接続され、前記接続座には、前記左安定ホルダー下部ロッドの長さ方向に沿って設けられる貫通孔を有し、前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの接続座の貫通孔が対応して設けられ、ボルトを対応して設けられた前記貫通孔に通過させ、ナットを前記ボルトにねじ込むことで、前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間のボルト接続を実現する。
好ましくは、前記左係合部と前記右係合部との対応する端部のうち、少なくとも1セットの端部が予定位置決め装置を有し、前記予定位置決め装置は、予定位置決め孔と予定位置決めロッドとを備え、前記予定位置決めロッドは、前記予定位置決め孔内に嵌合されて前記左係合部と前記右係合部との結合を実現することで、前記左挟持体と前記右挟持体との磁器碍子における予定位置決めを実現できる。
さらに好ましくは、前記予定位置決め孔は、前記左係合部の端部に位置し、且つ一端が開口する孔であり、前記予定位置決め孔の開口端寄りの頂部は、柱形であり、底部は、球形又は楕球形であり、且つ球心は、前記柱形の頂部と前記球形又は楕球形の底部との交わる箇所における前記球形又は楕球形の底部に近接する側に位置し、前記予定位置決めロッドは、前記右係合部の端部に位置し且つ前記右係合部の端部から突出するロッド状構造であり、前記予定位置決めロッドの前記右係合部に近接する一端は、前記予定位置決め孔の柱形の頂部にマッチする柱体である。前記右係合部から離れる一端は、前記予定位置決め孔の球形又は楕球形の底部にマッチする弾性材からなる球体や楕球体である。
本発明の提供する磁器碍子への架空導線の固定装置は、構造がコンパクトであり、高所へ持って作業する必要な部材が極めて少なく、高所作業の時に作業員が持つ必要な部材の種類と数、特にばらばらの小部材の種類と数を大幅に低減させるため、ばらばらの小部材の高所作業時の不便及び落ちやすい弱点を軽減することができる。また、高所作業の時、極めて簡単な操作で、架空導線を磁器碍子に固定することができるため、作業員の仕事量を大幅に軽減させ、作業効率を高めることができる。
本発明における一つの実施例に提供された磁器碍子への架空導線の固定装置の構造模式図である。 本発明における一つの実施例に提供された磁器碍子への架空導線の固定装置の左導線支持体及び左導線押圧板の構造模式図である。 本発明における一つの実施例に提供された磁器碍子への架空導線の固定装置の右導線支持体及び右導線押圧板の構造模式図である。 本発明における一つの実施例に提供された磁器碍子への架空導線の固定装置の係合部材の構造模式図である。 本発明における他の実施例に提供された磁器碍子への架空導線の固定装置の構造模式図である。
本発明の目的、技術案および利点をより明らかにさせるために、以下図面に基づいて本発明の実施形態をさらに詳しく説明する。また、ここで記載されている具体的な実施形態は、本発明を説明と解釈することのみに用いられ、本発明を限定するものではない。
図1〜図4に示すように、本発明の一つの好ましい実施例には、左挟持体と右挟持体とを備える磁器碍子への架空導線の固定装置が提供されている。
図1に示すように、左挟持体は、半円形の左係合部11と、左安定ホルダーと、左導線支持体とを有している。
左係合部11は、磁器碍子の頚部(neck)に適応されているとともに、右係合部21と協働して、磁器碍子の頚部に係合可能な環形構造を形成する。これにより、磁器碍子への架空導線の固定装置を磁器碍子に係合固定する。
左安定ホルダーは、左安定ホルダー上部ロッド121と、左安定ホルダー下部ロッド122と、左安定ホルダー中部ロッド123とを備えている。左安定ホルダー中部ロッド123は、左安定ホルダー上部ロッド121の一端と、左安定ホルダー下部ロッド122の一端とを接続することで、左安定ホルダー上部ロッド121と、左安定ホルダー下部ロッド122と、左安定ホルダー中部ロッド123とがU字状の構造を形成する。工業生産の利便性と本発明における磁器碍子への架空導線の固定装置の安定性を向上するため、左安定ホルダー上部ロッド121と左安定ホルダー下部ロッド122とは、長さが同一であり、且つ互いに平行であることが好ましい。左安定ホルダー中部ロッド123は、左安定ホルダー上部ロッド121及び左安定ホルダー下部ロッド122とそれぞれに直交している。
左安定ホルダー上部ロッド121と左安定ホルダー下部ロッド122とは、それぞれ左係合部11の両端に固定接続されている。左安定ホルダーと左係合部11との接続の安定性を向上させるために、左安定ホルダー上部ロッド121と左係合部11との間、及び/又は左安定ホルダー下部ロッド122と左係合部11との間、及び/又は左安定ホルダー中部ロッド123と左係合部11との間には、少なくとも左補強ロッド124を一つ設けて、左安定ホルダーと左係合部11とをより安定的に接続することができる。一つの好ましい実施形態において、二本である左補強ロッド124における一本の左補強ロッドの一端は、左安定ホルダー上部ロッド121と左安定ホルダー中部ロッド123との交差箇所に接続され、他端は、左係合部11に接続されている。この構造の形態は、左安定ホルダーと左係合部11との接続の安定性を向上させるとともに、材料の使用量を低減させることもできるので、左挟持体の構造が軽量化となり、コストを低下させ、実際の使用時に便利となる。一つの好ましい実施形態において、左安定ホルダーと左係合部11との接続の安定性を向上させる目的を達成するために、左安定ホルダーと左係合部11とを一体構造の形態にしてもよい。
図2に示すように、左導線支持体13の上表面には、導線にマッチする左導線支持体凹溝131が設けられており、左導線支持体13の上部は、例えば、ボルト5によって、左導線押圧板14に接続されている。左導線押圧板14の中部には、導線にマッチする左導線押圧板凹溝141が設けられている。このように、左導線支持体13の上表面における左導線支持体凹溝131と左導線押圧板14の中部における左導線押圧板凹溝141は、導線を収納し且つ固定する構造を形成する。一つの具体的な実施形態において、ボルト5は、左導線支持体13における左導線支持体凹溝131の両側に固定接続(例えば溶接)されている。左導線押圧板14における左導線押圧板凹溝141の両側には、前記ボルト5に対応して設けられた孔6を有している。このように、左導線押圧板14における左導線押圧板凹溝141の両側の孔6にそれぞれ左導線支持体13における左導線支持体凹溝131の両側のボルト5を通過させ、ナットで螺合することにより、左導線支持体13に導線を固定する。実際に応用する場合、予め左導線押圧板14におけるいずれかの孔6に左導線支持体13の対応するボルト5を挿通させたのちに、ボルト5の先端にナットをねじ込む(しっかりねじ込まないように注意し、即ち、左導線押圧板14を左導線支持体13に対し自由に回動でき、且つ、左導線押圧板14におけるもう1つの孔6に左導線支持体13におけるもう1つのボルト5を挿通させることができるような方式でナットをねじ込む。作業利便性のため、ここで前記もう1つのボルト5の長さを左導線押圧板14に挿通されたボルト5より少し短く設定してもよい)。架空線路に本発明の磁器碍子への架空導線の固定装置を使用するとき、左導線押圧板14をボルト5の周りで回転させることで、左導線支持体13における左導線支持体凹溝131の開口を確保することができる。そして、左導線支持体凹溝131に導線を入れ、再び左導線押圧板14をボルト5の周りで回転させ、左導線押圧板14におけるもう1つの孔6に左導線支持体13におけるもう1つのボルト5を挿通させ、ボルト5にナットをねじ込んで、二つのナットを締め付けることで、磁器碍子への架空導線の固定装置に導線を安定的に固定させることができる。この構造の形態及び操作方式を採用することで、高所作業の時にばらばらの小部材の種類と数量を低減することができるため、作業員の携帯する必要な部材の種類と数量を大幅に低減し、ばらばらの小部材の高所作業時の不便及び落ちやすい弱点を改善し、作業員の仕事量を大幅に軽減し、作業効率を高めることができる。
左導線支持体13の下部は、左安定ホルダー中部ロッド123に接続されている。本発明の一つの好ましい具体的な実施形態において、左導線支持体13の下部は、左安定ホルダー中部ロッド123に摺動自在に接続されることで、左導線支持体13は、左安定ホルダー中部ロッド123上を自由に滑動することができる。例えば、左導線支持体13の下部に貫通孔7が設けられていることにより、左導線支持体13の下部の貫通孔7に左安定ホルダー中部ロッド123を挿入して左導線支持体13と左安定ホルダーとを接続することができるとともに、左導線支持体13は、左安定ホルダー中部ロッド123上を自由に滑動することができる。こうすることにより、本発明の磁器碍子への架空導線の固定装置と磁器碍子の加工精度の差異による磁器碍子における導線を収納するための凹溝と左導線支持体13の上表面における導線を収納するための左導線支持体凹溝131とのミスマッチ、及びそれに起因する、架空導線が磁器碍子における導線を収納するための凹溝に締め付けられない問題によって生じる、架空導線の不安定な取付け、さらには架空導線の破損といった問題を低減することができる。好ましくは、左導線支持体13の下部の貫通孔7は、三角形孔又は多角形孔であり、四角形孔、五角形孔、六角形孔及び八角形孔が含まれるが、それらに限定されるものではない。これに対応して、左安定ホルダー中部ロッド123の横断面は、左導線支持体13の下部の貫通孔7に対応する三角形又は多角形であり、四角形、五角形、六角形及び八角形が含まれるが、それらに限定されるものではない。即ち、例えば、左導線支持体13の下部の貫通孔7が四角形である場合、左安定ホルダー中部ロッド123の横断面は、当該四角形孔のサイズとほぼ同じ(四角形孔のサイズと同一又はそれより少し小さく、左導線支持体13に左安定ホルダー中部ロッド123を挿通させて左導線支持体13を左安定ホルダー中部ロッド123に沿って自由に滑動できるが、支持体13を左安定ホルダー中部ロッド123の周りで自由に回転させないほどのサイズ)の四角形である。こうすることにより、左導線支持体13における導線にマッチする左導線支持体凹溝131の上表面を左安定ホルダー中部ロッド123の上部にずっと位置させ続けて、左導線支持体13が左安定ホルダー中部ロッド123の周りで自由回動するのを回避し、作業員が高所作業の時、速やかに架空導線を左導線支持体13に固定することができ、作業員の仕事を便利にさせ、作業効率を高めることができる。
図1に示すように、右挟持体は、半円形の右係合部21と、右安定ホルダーと、右導線支持体23とを有している。
右係合部21は、磁器碍子の頚部に適応されているとともに、左係合部11と協働して、磁器碍子の頚部に係合可能な環形構造を形成している。これにより、磁器碍子への架空導線の固定装置を磁器碍子に係合固定する。
右安定ホルダーは、右安定ホルダー上部ロッド221と、右安定ホルダー下部ロッド222と、右安定ホルダー中部ロッド223とを備えている。右安定ホルダー中部ロッド223は、右安定ホルダー上部ロッド221の一端と、右安定ホルダー下部ロッド222の一端とを接続することで、右安定ホルダー上部ロッド221と、右安定ホルダー下部ロッド222と、右安定ホルダー中部ロッド223とがU字状の構造を形成する。好ましくは、工業生産の利便性と本発明の磁器碍子への架空導線の固定装置の安定性を向上するため、右安定ホルダー上部ロッド221と右安定ホルダー下部ロッド222とは、長さが同一であり、且つ互いに平行している。右安定ホルダー中部ロッド223は、右安定ホルダー上部ロッド221及び右安定ホルダー下部ロッド222とそれぞれに直交している。
右安定ホルダー上部ロッド221と右安定ホルダー下部ロッド222とは、それぞれ右係合部21の両端に固定接続されている。右安定ホルダーと右係合部21との接続の安定性を向上させるために、右安定ホルダー上部ロッド221と右係合部21との間、及び/又は右安定ホルダー下部ロッド222と右係合部21との間、及び/又は右安定ホルダー中部ロッド223と右係合部21との間には、少なくとも右補強ロッド224を一つ設けて、右安定ホルダーと右係合部21とをより安定的に接続することができる。一つの好ましい実施形態において、二本である右補強ロッド224における一本の右補強ロッドの一端は、右安定ホルダー上部ロッド221と右安定ホルダー中部ロッド223との交差箇所に接続され、他端は、右係合部21に接続されている。この構造形態は、右安定ホルダーと右係合部21との接続の安定性を向上させるとともに、材料使用量を低減させることもできるので、左挟持体の構造が軽量化でき、コストを低下させ、実際の使用時に便利である。一つの好ましい具体的な実施形態において、右安定ホルダーと右係合部21との接続の安定性を向上させる目的を達成するために、右安定ホルダーと右係合部21とを一体構造の形態にしてもよい。
図3に示すように、右導線支持体23の上表面には、導線にマッチする右導線支持体凹溝231が設けられており、右導線支持体23の上部は、例えば、ボルト5によって、右導線押圧板24に接続されている。右導線押圧板24の中部には、導線にマッチする右導線押圧板凹溝241が設けられている。このように、右導線支持体23の上表面における右導線支持体凹溝231と右導線押圧板24の中部における右導線押圧板凹溝241は、導線を収納し且つ固定する構造を形成する。一つの具体的な実施形態において、ボルト5は、右導線支持体23における右導線支持体凹溝231の両側に固定接続(例えば溶接)されている。右導線押圧板24における右導線押圧板凹溝241の両側には、前記ボルト5に対応して設けられる孔6を有している。このように、右導線押圧板24における右導線押圧板凹溝241の両側の孔6にそれぞれ右導線支持体23における右導線支持体凹溝231の両側のボルト5を通過させ、ナットで螺合することにより、右導線支持体23に導線を固定する。実際に応用する場合、予め右導線押圧板24におけるいずれの孔6に右導線支持体23の対応するボルト5を挿通させたのちに、ボルト5の先端にナットをねじ込む(しっかりねじ込まないように注意し、即ち、右導線押圧板24が右導線支持体23に対し自由に回動でき、かつ右導線押圧板24におけるもう1つの孔6に右導線支持体23におけるもう1つのボルト5を挿通させることができるような方式でナットをねじ込む。作業利便性のために、ここで前記もう1つのボルト5の長さを右導線押圧板24に挿通されたボルト5より少し短く設定してもよい)。架空線路に本発明の提供する磁器碍子への架空導線の固定装置を使用するとき、右導線押圧板24をボルト5の周りで回転させることで、右導線支持体23における右導線支持体凹溝231の開口を確保することができる。そして、右導線支持体凹溝231に導線を入れてから、再び右導線押圧板24をボルト5の周りで回転させ、右導線押圧板24におけるもう1つの孔6に右導線支持体23におけるもう1つのボルト5を挿通させ、ボルト5にナットをねじ込んで、二つのナットを締め付けることにより、磁器碍子への架空導線の固定装置に導線を安定的に固定させることができる。この構造形態及び操作方式を採用することにより、高所作業の時にばらばらの小部材の種類と数量を低減することができるため、作業員が持つ必要な部材の種類と数量を大幅に低減し、ばらばらの小部材の高所作業時の不便及び落ちやすい弱点を改善し、作業員の仕事量を大幅に軽減し、作業効率を高めることができる。
右導線支持体23の下部は、右安定ホルダー中部ロッド223に接続されている。本発明の一つの好ましい具体的な実施形態において、右導線支持体23の下部は、右安定ホルダー中部ロッド223に摺動自在に接続されることで、右導線支持体23は、右安定ホルダー中部ロッド223上を自由に滑動することができる。例えば、右導線支持体23の下部に貫通孔7が設けられていることにより、右導線支持体23の下部の貫通孔7に右安定ホルダー中部ロッド223を挿入して右導線支持体23と右安定ホルダーとを接続することができるとともに、右導線支持体23は、右安定ホルダー中部ロッド223上を自由に滑動することができる。このような構成により、磁器碍子への架空導線の固定装置と磁器碍子の加工精度の差異に起因する磁器碍子における導線を収納するための凹溝と右導線支持体23の上表面における導線を収納するための右導線支持体凹溝231とのミスマッチから生じる、架空導線が磁器碍子における導線を収納するための凹溝に締め付けられることができず、架空導線の取付けが不安定となり、さらに架空導線が破損するという問題を減少させることができる。好ましくは、右導線支持体23の下部の貫通孔7は、三角形孔又は多角形孔であり、四角形孔、五角形孔、六角形孔及び八角形孔が含まれるが、それらに限定されるものではない。これに対応して、右安定ホルダー中部ロッド223の横断面は、右導線支持体23の下部の貫通孔7に対応する三角形又は多角形であり、四角形、五角形、六角形及び八角形が含まれるが、それらに限定されるものではない。即ち、例えば、右導線支持体23の下部の貫通孔7が四角形である場合、右安定ホルダー中部ロッド223の横断面は、当該四角形孔のサイズとほぼ同じ(四角形孔のサイズと同一又はそれより少し小さく、右導線支持体23に右安定ホルダー中部ロッド223を挿通させて右導線支持体23が右安定ホルダー中部ロッド223に沿って自由に滑動できるが、支持体23を中部ロッド223の周りで回転させないようなサイズ)の四角形である。このような構成により、右導線支持体23における導線にマッチする右導線支持体凹溝231を有する上表面を右安定ホルダー中部ロッド223の上部にずっと位置させ続けて、右導線支持体23が右安定ホルダー中部ロッド223の周りで自由回転するのを回避し、作業員が高所作業の時、速やかに架空導線を右導線支持体23に固定することができて、作業員の仕事が便利となり、作業効率を高めることができる。
図1及び図4に示すように、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との間、及び左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との間は、係合方式で接続されることができる。これにより、左挟持体と右挟持体とを接続する。この接続方式は、更なる部材を必要としないため、高所作業の時、係合方式で左挟持体と右挟持体とを直接に磁器碍子の頚部に係合させることができる。この作業は簡単で便利であるので、作業員の仕事量を大幅に軽減でき、作業効率を高めることができる。上記左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との間、及び左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との間の係合する接続方式は、図4に示す係合部材で実現できる。図4に示す係合部材において、係合溝31と係合ヘッド32とを含み、係合溝31の端部は、係合溝31の上壁と下壁にそれぞれに固定接続されている二つの弾性片311によって形成されるV字状の開口を有し、係合ヘッド32は、V字状の開口に対応する矢印状プラグ321を有し、V字状の開口に連通する係合溝31の内部には、矢印状プラグ321を収納可能な空間を有している。使用するときに、係合ヘッド32の矢印状プラグ321を力でV字状の開口から係合溝31に押し込むことで、係合溝31と係合ヘッド32とのそれぞれに接続されている部材を結合することができる。
本発明の上記好ましい実施例の提供する磁器碍子への架空導線の固定装置の使用方法は以下に例を示します。地上で予め左導線押圧板14に左導線支持体13におけるいずれのボルト5を挿通させた後、ナットをボルト5の先端にねじ込む(しっかりねじ込まないように注意し、即ち、左導線押圧板14が左導線支持体13に対し自由に回動でき、かつ、左導線押圧板14におけるもう1つの孔6に左導線支持体13におけるもう1つのボルト5を挿通させることができるような方式でねじ込む)。また、予め右導線押圧板24に右導線支持体23におけるいずれのボルト5を挿通させた後、ナットをボルト5の先端にねじ込む(しっかりねじ込まないように注意し、即ち、右導線押圧板24が右導線支持体23に対し自由に回動でき、かつ、右導線押圧板24におけるもう1つの孔6に右導線支持体23におけるもう1つのボルト5を挿通させることができるような方式でねじ込む)。そして、作業員は、ボルト5にマッチするナットと、左挟持体及び右挟持体とを持って、固定必要な架空導線のある高所に行って、左挟持体と右挟持体とを磁器碍子の頚部に向けて、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との間及び左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との間に位置し、且つ図4に示されている係合部材を利用することにより、直接力を入れて左挟持体と右挟持体を磁器碍子の頚部に係合することができる。そして、左導線支持体13における左導線支持体凹溝131及び右導線支持体23における右導線支持体凹溝231の開口を開け、左導線支持体13の左安定ホルダー中部ロッド123上の位置及び右導線支持体23の右安定ホルダー中部ロッド223上の位置を調整し、左導線支持体凹溝131及び右導線支持体凹溝231を磁器碍子における導線を収納するための凹溝にそれぞれ対応させてから、架空導線を左導線支持体凹溝131及び右導線支持体凹溝231並びに磁器碍子における導線を収納するための凹溝に入れ、左導線押圧板14をボルト5の周りで回転させ、左導線押圧板14におけるもう1つの孔6に左導線支持体13におけるもう1つのボルト5を挿通させ、ナットをボルト5にねじ込む。そして、右導線押圧板24をボルト5の周りで回転させ、右導線押圧板24におけるもう1つの孔6に右導線支持体23におけるもう1つのボルト5を挿通させ、ナットをボルト5にねじ込む。全てのナットを締め付けることにより、導線を磁器碍子に安定的に固定させることができる。
図2、3及び5に示すように、本発明の他の好ましい実施例は、他の一形態の磁器碍子への架空導線の固定装置を提供する。本形態では以下の構造を除いた他の部分の構造は、何れも上記の実施例と同一である。
左挟持体と右挟持体とを接続するためには、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との間、及び左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との間にそれぞれボルト接続の方式によって接続可能である。
図5に示すように、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との間、及び左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との間のボルト接続の接続方式は、下記の構造で実現することができる。即ち、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との対応する端部には、何れも接続座8が固定接続され、接続座8は、左安定ホルダー上部ロッド121の長さ方向(又は右安定ホルダー上部ロッド221の長さ方向)に沿って設けられる貫通孔(図示せず)を有し、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との接続座の貫通孔が互いに対応して設けられ、ボルトが対応して設けられた貫通孔を通って、ナットをボルトにねじ込むことで、左安定ホルダー上部ロッド121と右安定ホルダー上部ロッド221との間のボルト接続を実現することができる。同様に、左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との対応する端部には、何れも接続座8が固定接続され、接続座8は、左安定ホルダー下部ロッド122の長さ方向(又は右安定ホルダー下部ロッド222の長さ方向)に沿って設けられる貫通孔(図示せず)を有し、左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との接続座の貫通孔が互いに対応して設けられ、ボルトが対応して設けられた貫通孔を通り、ナットをボルトにねじ込むことで、左安定ホルダー下部ロッド122と右安定ホルダー下部ロッド222との間のボルト接続を実現することができる。
好ましくは、高所作業利便性のため、磁器碍子に装着する本実施例における磁器碍子への架空導線の固定装置は、左係合部11と右係合部21との対応する端部のうち、少なくとも1セットの端部が予定位置決め装置を有している。図5に示すように、前記予定位置決め装置は、予定位置決め孔111と予定位置決めロッド211とを備え、予定位置決めロッド211は、予定位置決め孔111内に嵌合されて左係合部11と右係合部21との結合を実現することができるので、左挟持体と右挟持体との磁器碍子における予定位置決めを実現する。好ましくは、予定位置決め孔111は、左係合部11の端部に位置し、且つ一端が開口する孔である。予定位置決め孔111の開口端寄りの頂部は、柱形(例えば、円柱形や楕円柱形)であり、底部は、球形や楕球形であり、且つ球心は、柱形の頂部と球形又は楕球形の底部との交差箇所における球体や楕球形の底部に近接する側に位置し、予定位置決めロッド211は、右係合部21の端部に位置し、右係合部21の端部から突出するロッド状構造である。予定位置決めロッド211の右係合部21に近接する一端は、予定位置決め孔111の柱形の頂部にマッチする柱体であり、右係合部21から離れる一端は、予定位置決め孔111の球形又は楕球形の底部にマッチする弾性材からなる球体や楕球体である。このような予定位置決め孔111と予定位置決めロッド211を採用する場合、予定位置決めロッド211の右係合部21から離れる一端は、予定位置決め孔111の球形又は楕球形の底部にマッチする弾性材からなる球体や楕球体であり、また、予定位置決め孔111底部の球形又は楕球形の部分の球心は、柱形の頂部と球形又は楕球形の底部との交わる箇所における球形や楕球形の底部に近接する側に位置しているため、予定位置決めロッド211の右係合部21から離れる一端を容易に予定位置決め孔111の球形又は楕球形の底部に安定的に嵌合させることが可能で、左係合部11と右係合部21とを結合させることができる。これにより、左安定ホルダーと右安定ホルダーとの予定位置決めを実現し、高所作業の時、ボルト及びナットで左安定ホルダーと右安定ホルダーとを固定接続させることも便利にできる。同時に、本実施例が提供する磁器碍子への架空導線の固定装置を磁器碍子から取り外すとき、予定位置決め孔111と予定位置決めロッド211の予定位置決め機能のため、左安定ホルダーと右安定ホルダーとを接続するボルト及びナットを容易に取り外すことが可能で、少々の力を入れるだけで左安定ホルダーと右安定ホルダーとを分離することができる。
本発明の上記実施例が提供する磁器碍子への架空導線の固定装置の使用方法について、下記のような例を挙げる。
地上で予め左導線押圧板14に左導線支持体13におけるいずれのボルト5を挿通させた後、ナットをボルト5の先端にねじ込む(しっかりねじ込まないように注意し、左導線押圧板14が左導線支持体13に対し自由に回動でき、かつ、左導線押圧板14におけるもう1つの孔6に左導線支持体13におけるもう1つのボルト5を挿通させることができるような方式でねじ込む)。また、予め右導線押圧板24に右導線支持体23におけるいずれのボルト5を挿通させた後、ナットをボルト5の先端にねじ込む(しっかりねじ込まないように注意し、右導線押圧板24が右導線支持体23に対し自由に回動でき、かつ、右導線押圧板24におけるもう1つの孔6に右導線支持体23におけるもう1つのボルト5を挿通させることができるような方式でねじ込む)。そして、作業員は、ボルト5にマッチするナットと、左挟持体及び右挟持体を接続するためのボルト、ナット(各磁器碍子への架空導線の固定装置は2セットのボルト及びナットのみが必要となる)と、左挟持体及び右挟持体と、を持ち、固定必要な架空導線のある高所に行って、左挟持体と右挟持体を磁器碍子の頚部に向けて、予定位置決め孔111と予定位置決めロッド211を利用して左安定ホルダーと右安定ホルダーを予定位置決めしたのちに、ボルトで左安定ホルダー上部ロッド121及び右安定ホルダー上部ロッド221における接続座の貫通孔、及び左安定ホルダー下部ロッド122及び右安定ホルダー下部ロッド222における接続座の貫通孔を順次に通過させ、ナットで固定する。これにより、左挟持体と右挟持体とを磁器碍子の頚部に安定的に係合することができる。そして、左導線支持体13における左導線支持体凹溝131及び右導線支持体23における右導線支持体凹溝231の開口を開け、左導線支持体13の左安定ホルダー中部ロッド123上の位置及び右導線支持体23の右安定ホルダー中部ロッド223上の位置を調整し、左導線支持体凹溝131及び右導線支持体凹溝231は磁器碍子における導線を収納するための凹溝に対応されてから、架空導線を左導線支持体凹溝131及び右導線支持体凹溝231並びに磁器碍子における導線を収納するための凹溝に入れ、左導線押圧板14をボルト5の周りで回転させ、左導線押圧板14におけるもう1つの孔6に左導線支持体13におけるもう1つのボルト5を挿通させ、ナットをボルト5にねじ込む。そして、右導線押圧板24をボルト5の周りで回転させ、右導線押圧板24におけるもう1つの孔6に右導線支持体23におけるもう1つのボルト5を挿通させ、ナットをボルト5にねじ込む。全てのナットを締め付けることにより、導線を磁器碍子に安定的に固定させることができる。
本発明が提供する磁器碍子への架空導線の固定装置によれば、磁器碍子への架空導線の固定装置において渦電流が生じて磁器碍子への架空導線の固定装置の安定性と使用寿命に影響を及ぼすことを防ぐために、絶縁材で当該固定装置を製作することが好ましい。あるいは、送電導線に応じて材料を採用してもよい。例えば、送電線路が架空アルミ撚線であるときは、アルミニウム合金材料を採用し、送電線路が架空絶縁導線であるときは、絶縁材料を採用する。
以上の説明から分かるように、本発明の提供する磁器碍子への架空導線の固定装置を使用すれば、高所に持って作業する必要な部材が大幅に減少するため、作業員が持つ必要な部材の種類と数量を大幅に低減させ、特にばらばらの小部材の種類と数量を低減させ、ばらばらの小部材の高所作業時の不便さ及び落ちやすい弱点を改善することができる。また、高所作業の時、極めて簡単な作業で、架空導線を磁器碍子に固定させることができるため、作業員の仕事量を大幅に軽減させ、作業効率を高めることができる。
本発明は、その発明主旨又は必要な特徴から逸脱しない他の実施案によって実現することができるのは技術常識から分かる。従って、上記開示された実施案は、各側面において、ただ例を挙げて説明することに過ぎず、それに限定されるものではない。本発明の範囲内又は本発明の範囲内に均等する全ての変更は、いずれも本発明に含まれる。
11 左係合部
121 左安定ホルダー上部ロッド
122 左安定ホルダー下部ロッド
123 左安定ホルダー中部ロッド
124 左補強ロッド
13 左導線支持体
131 左導線支持体凹溝
14 左導線押圧板
141 左導線押圧板凹溝
5 ボルト
6 孔
7 貫通孔
31 係合溝
32 係合ヘッド
311 弾性片
321 矢印状プラグ
21 右係合部
221 右安定ホルダー上部ロッド
222 右安定ホルダー下部ロッド
223 右安定ホルダー中部ロッド
224 右補強ロッド
23 右導線支持体
231 右導線支持体凹溝
24 右導線押圧板
241 右導線押圧板凹溝
8 接続座
111 予定位置決め孔
211 予定位置決めロッド

Claims (13)

  1. 左挟持体と右挟持体とを備える磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左挟持体は、半円形の左係合部と、左安定ホルダーと、左導線支持体と、を有し、
    前記左係合部は、磁器碍子の頚部に適応されており、
    前記左安定ホルダーは、左安定ホルダー上部ロッドと、左安定ホルダー下部ロッドと、左安定ホルダー中部ロッドとを備え、前記左安定ホルダー中部ロッドは、前記左安定ホルダー上部ロッドの一端と、前記左安定ホルダー下部ロッドの一端とを接続することで、前記左安定ホルダー上部ロッドと、前記左安定ホルダー下部ロッドと、前記左安定ホルダー中部ロッドとが、U字状の構造を形成し、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと左安定ホルダー下部ロッドとは、それぞれ前記左係合部の両端に固定接続され、
    前記左導線支持体の上表面には、導線にマッチする左導線支持体凹溝が設けられ、前記左導線支持体の上部は、左導線押圧板に接続され、前記左導線押圧板の中部には、導線にマッチする左導線押圧板凹溝が設けられ、前記左導線支持体凹溝と前記左導線押圧板凹溝とは、導線を収納し且つ固定する構造を形成し、
    前記左導線支持体の下部は、前記左安定ホルダー中部ロッドに接続され、
    前記右挟持体は、半円形の右係合部と、右安定ホルダーと、右導線支持体とを有し、
    前記右係合部は、磁器碍子の頚部に適応されているとともに、前記左係合部と協働して、磁器碍子の頚部に係合可能な環形構造を形成することによって磁器碍子への架空導線の固定装置を磁器碍子に係合固定し、
    前記右安定ホルダーは、右安定ホルダー上部ロッドと、右安定ホルダー下部ロッドと、右安定ホルダー中部ロッドとを備え、前記右安定ホルダー中部ロッドは、前記右安定ホルダー上部ロッドの一端と、前記右安定ホルダー下部ロッドの一端とを接続することで、前記右安定ホルダー上部ロッドと、前記右安定ホルダー下部ロッドと、前記右安定ホルダー中部ロッドとが、U字状の構造を形成し、
    前記右安定ホルダー上部ロッドと右安定ホルダー下部ロッドとは、それぞれ前記右係合部の両端に固定接続され、
    前記右導線支持体の上表面には、導線にマッチする右導線支持体凹溝が設けられ、前記右導線支持体の上部は、右導線押圧板に接続され、前記右導線押圧板の中部には、導線にマッチする右導線押圧板凹溝が設けられ、前記右導線支持体凹溝と前記右導線押圧板凹溝とは、導線を収納し且つ固定する構造を形成し、
    前記右導線支持体の下部は、前記右安定ホルダー中部ロッドに接続され、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間、及び前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間に、係合又はボルト接続の方式で接続することによって、左挟持体と右挟持体とを接続することを特徴とする、磁器碍子への架空導線の固定装置。
  2. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと前記左安定ホルダー下部ロッドとは、長さが同一であり、且つ互いに平行し、前記左安定ホルダー中部ロッドは、前記左安定ホルダー上部ロッド及び前記左安定ホルダー下部ロッドとそれぞれに直交し、
    前記右安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとは、長さが同一であり、且つ互いに平行し、前記右安定ホルダー中部ロッドは、前記右安定ホルダー上部ロッド及び前記右安定ホルダー下部ロッドとそれぞれに直交していることを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  3. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと前記左係合部との間、及び/又は前記左安定ホルダー下部ロッドと前記左係合部との間、及び/又は前記左安定ホルダー中部ロッドと前記左係合部との間には、少なくとも左補強ロッドが一つ設けられていることで、前記左安定ホルダーと前記左係合部とをより安定的に接続し、
    前記右安定ホルダー上部ロッドと前記右係合部との間、及び/又は前記右安定ホルダー下部ロッドと前記右係合部との間、及び/又は前記右安定ホルダー中部ロッドと前記右係合部との間には、少なくとも右補強ロッドが一つ設けられていることで、前記右安定ホルダーと前記右係合部とをより安定的に接続することを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  4. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左安定ホルダーと前記左係合部とが一体構造の形態を有し、前記右安定ホルダーと前記右係合部とが一体構造の形態を有することを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  5. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左導線支持体の上部は、ボルトによって、前記左導線押圧板に接続され、前記ボルトは、前記左導線支持体における左導線支持体凹溝の両側に固定接続され、前記左導線押圧板凹溝の両側には、孔が前記ボルトに対応して設けられており、
    前記右導線支持体の上部は、ボルトによって、前記右導線押圧板に接続され、前記ボルトは、前記右導線支持体における右導線支持体凹溝の両側に固定接続され、前記右導線押圧板凹溝の両側には、孔が前記ボルトに対応して設けられていることを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  6. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左導線支持体の下部は、前記左安定ホルダー中部ロッドに摺動自在に接続されることで、前記左導線支持体は、前記左安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができ、
    前記右導線支持体の下部は、前記右安定ホルダー中部ロッドに摺動自在に接続されることで、前記右導線支持体は、前記右安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができることを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  7. 請求項6に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左導線支持体の下部に貫通孔が設けられ、前記左導線支持体の下部の前記貫通孔に左安定ホルダー中部ロッドが挿入されることにより、前記左導線支持体と前記左安定ホルダーとを接続するとともに、前記左導線支持体は、左安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができ、
    前記右導線支持体の下部に貫通孔が設けられ、前記右導線支持体の下部の前記貫通孔に右安定ホルダー中部ロッドが挿入されることにより、前記右導線支持体と前記右安定ホルダーとを接続するとともに、前記右導線支持体は、右安定ホルダー中部ロッド上を自由に滑動することができることを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  8. 請求項7に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左導線支持体の下部の前記貫通孔は、三角形孔又は多角形孔であり、前記左安定ホルダー中部ロッドの横断面は、前記左導線支持体の下部の前記貫通孔に対応する三角形又は多角形であり、
    前記右導線支持体の下部の前記貫通孔は、三角形孔又は多角形孔であり、前記右安定ホルダー中部ロッドの横断面は、前記右導線支持体の下部の前記貫通孔に対応する三角形又は多角形であることを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  9. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間、及び前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間の係合する接続方式は、係合部材で実現し、前記係合部材は、係合溝と係合ヘッドとを含み、前記係合溝の端部は、前記係合溝の上壁と下壁にそれぞれに固定接続されている二つの弾性片によって形成されるV字状開口を有し、前記係合ヘッドは、前記V字状開口に対応する矢印状プラグを有し、前記V字状開口に連通する前記係合溝の内部には、前記矢印状プラグを収納する空間を有し、前記V字状開口を介して前記矢印状プラグが前記係合溝の空間内に嵌合されることを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  10. 請求項1に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間、及び前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間のボルト接続は、下記の構造で実現する。すなわち、
    前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの対応する端部には、何れも接続座が固定接続され、前記接続座には、前記左安定ホルダー上部ロッドの長さ方向に沿って設けられる貫通孔を有し、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの接続座の貫通孔が対応して設けられ、ボルトを対応して設けられた前記貫通孔に通過させ、ナットを前記ボルトにねじ込むことで、前記左安定ホルダー上部ロッドと前記右安定ホルダー上部ロッドとの間のボルト接続を実現し、
    前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの対応する端部には、何れも接続座が固定接続され、前記接続座には、前記左安定ホルダー下部ロッドの長さ方向に沿って設けられる貫通孔を有し、前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの接続座の貫通孔が対応して設けられ、ボルトを対応して設けられた前記貫通孔に通過させ、ナットを前記ボルトにねじ込むことで、前記左安定ホルダー下部ロッドと前記右安定ホルダー下部ロッドとの間のボルト接続を実現することを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  11. 請求項10に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置であって、
    前記左係合部と前記右係合部との対応する端部のうち、少なくとも1セットの端部が予定位置決め装置を有し、前記予定位置決め装置は、予定位置決め孔と予定位置決めロッドとを備え、前記予定位置決めロッドは、前記予定位置決め孔内に嵌合されて前記左係合部と前記右係合部との結合を実現することで、前記左挟持体と前記右挟持体との磁器碍子における予定位置決めを実現することを特徴とする磁器碍子への架空導線の固定装置。
  12. 前記多角形孔は、四角形孔、五角形孔、六角形孔又は八角形孔であり、前記多角形は、前記多角形孔に対応する四角形、五角形、六角形又は八角形であることを特徴とする請求項8に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置。
  13. 前記予定位置決め孔は、前記左係合部の端部に位置し、且つ一端が開口する孔であり、前記予定位置決め孔の開口端寄りの頂部は、柱形であり、底部は、球形又は楕球形であり、且つ球心は、前記柱形の頂部と前記球形又は楕球形の底部との交わる箇所における前記球形又は楕球形の底部に近接する側に位置し、前記予定位置決めロッドは、前記右係合部の端部に位置し且つ前記右係合部の端部から突出するロッド状構造であり、前記予定位置決めロッドにおける前記右係合部に近接する一端は、前記予定位置決め孔の柱形の頂部にマッチする柱体であり、前記右係合部から離れる一端は、前記予定位置決め孔の球形又は楕球形の底部にマッチする弾性材からなる球体や楕球体であることを特徴とする請求項11に記載の磁器碍子への架空導線の固定装置。
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