JP6505398B2 - Effect giving device - Google Patents
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Description
本発明は、音源から出力されてくる楽音データに音響効果を付与する効果付与装置に関する。 The present invention relates to an effect applying device for applying an acoustic effect to musical tone data output from a sound source.
電子楽器などでは、音源から出力された楽音データに対し、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などを使用して、コーラス、ディレイなどの種々の音響効果を付与する処理がなされている。 In electronic musical instruments and the like, processing is performed to apply various sound effects such as chorus and delay to musical tone data output from a sound source using a digital signal processor (DSP) or the like.
その処理の際に、上記DSPでは、外部メモリを備えていてそこに記憶されたサンプルデータを補間して使用することが頻繁にある。 During the processing, the DSP often has an external memory and interpolates and uses sample data stored therein.
このサンプル補間を実施するためには、上記外部メモリから連続するサンプルデータを少なくとも2つ以上読み出す必要がある。 In order to perform this sample interpolation, it is necessary to read out at least two or more consecutive sample data from the external memory.
しかし、一般に外部メモリアクセスにはDSP内部のメモリアクセスに比べ多くの時間が必要とされるため、アクセス回数が限られる。多くの効果を同時に付与する場合には、1つの効果に多くの外部メモリアクセスを割り当てるのが難しくなり、目的とする音響効果が実現できないという問題があった。 However, since the external memory access generally requires more time than the memory access inside the DSP, the number of accesses is limited. When many effects are simultaneously given, it becomes difficult to assign many external memory accesses to one effect, and there is a problem that the target acoustic effect can not be realized.
本発明は、斯かる実情に鑑み創案されたものであって、DSPから外部メモリにアクセスする場合に回数に限りがある場合でも、目的とする音響効果を効率よく高品質に実現する効果付与装置を提供せんとするものである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and is an effect imparting device for efficiently achieving a target acoustic effect with high quality even when the number of times of accessing an external memory from a DSP is limited. It is intended to provide
そのため本発明の構成は、
音源から出力される楽音データに音響効果を付与する効果付与装置であって、
外部メモリと、
楽音データから取得されたサンプルデータを該外部メモリの一つのメモリエリアに書き込むデータ書き込み手段と、
書き込まれたサンプルデータを上記外部メモリから読み出すデータ読み込み手段とを有しており、
上記データ書き込み手段に供給されるデータは、或る時刻nの時に採取された真値Xnである時に、次の時刻(n+1)の採取時にはその直前の真値Xnとその差分値(Xn+1−Xn)を一組にまとめた第1の形式、又は、或る時刻nの時に採取された真値Xnを表す第2の形式の何れかの形式であり、
サンプル補間演算を選択して処理する時は、上記データ読み込み手段から供給されるデータは、演算用レジスタに、真値Xnと差分値(Xn+1−Xn)に分離して読み込み、サンプル補間演算を行なう第1の処理を、又サンプル補間演算を選択しないで処理する時は、上記データ読み込み手段から供給されるデータは、第2の形式の採取された真値Xnを、本装置の演算用レジスタに読み込む第2の処理を、実行することにより上記楽音データに任意の音響効果を付与することを基本的特徴としている。Therefore, the configuration of the present invention is
An effect applying device for applying an acoustic effect to tone data output from a sound source,
External memory,
Data writing means for writing sample data obtained from tone data into one memory area of the external memory;
And data reading means for reading the written sample data from the external memory,
When the data supplied to the data writing means is a true value Xn sampled at a certain time n, when the next time (n + 1) is sampled, the true value Xn immediately before that and the difference value (Xn + 1-Xn) Or a second form representing a true value X n collected at a certain time n.
When the sample interpolation operation is selected and processed, the data supplied from the data reading means is separately read into the operation register into the true value Xn and the difference value (Xn + 1−Xn), and the sample interpolation operation is performed. When the first process is performed without selecting the sample interpolation operation, the data supplied from the data reading means is the sampled true value Xn of the second format into the operation register of this apparatus. The basic feature is to apply an arbitrary sound effect to the above-mentioned tone data by executing the second process to be read.
上記構成によれば、外部メモリにサンプルデータを記憶する際に、第2の形式で真値のみを記憶させるか、第1の形式で真値と差分値を1つのデータとして記憶させることになる。 According to the above configuration, when storing sample data in the external memory, only the true value is stored in the second format, or the true value and the difference value are stored as one data in the first format. .
他方、外部メモリからのサンプルデータの読み出しの際には、第2の処理により真値のみ演算用レジスタに読み出し、又は第1の処理により真値と差分値を演算用レジスタに読み出してサンプル補間演算を行うことになる。 On the other hand, when reading sample data from the external memory, only the true value is read to the operation register by the second process, or the true value and the difference value are read to the operation register by the first process to perform sample interpolation operation Will do.
以上のように、真値のみ演算用レジスタに読み出す場合は、サンプル補間演算を実施しないので一度だけデータを読み出せばよく、また、サンプル補間演算を行う場合も、演算に必要な真値と差分値が同時に読みだされるためデータ読み出しは一度で良い。 As described above, when only the true value is read out to the operation register, since the sample interpolation operation is not performed, it is sufficient to read the data only once, and when the sample interpolation operation is performed, the true value and the difference necessary for the operation Since the values are read at the same time, the data read may be done once.
そのため、外部メモリにアクセスする場合に回数に限りがある場合でも、目的とする音響効果が得られやすくなる。 Therefore, even when the number of times of accessing the external memory is limited, the target acoustic effect can be easily obtained.
本発明の上記構成によれば、サンプル補間演算処理を行う場合には、1つのサンプルデータ中に、真値と差分値がセットとなって読み出されるため、サンプル補間演算処理がしやすく、外部メモリにアクセスする場合に回数に限りがある場合でも、目的とする音響効果が得られやすく、またサンプル補間演算処理を行わない場合には、真値が本来のデータ精度で読み出されるため、高品質な処理が可能という優れた効果を奏し得ることになる。 According to the above configuration of the present invention, when the sample interpolation operation process is performed, the true value and the difference value are read as a set in one sample data, so that the sample interpolation operation process can be easily performed. Even when the number of times of access is limited, the target acoustic effect can be easily obtained, and when the sample interpolation operation processing is not performed, the true value is read with the original data accuracy, so high quality is obtained. It is possible to achieve an excellent effect that processing is possible.
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described together with illustrated examples.
図1は、本発明の効果付与装置が用いられた電子鍵盤楽器の構成の概略を示すブロック図である。 FIG. 1 is a block diagram schematically showing the configuration of an electronic keyboard instrument in which the effect imparting device of the present invention is used.
同図に示すように、システムバス300には、CPU302、ROM304、RAM306、パネルスキャン回路308aを介して操作パネル308、キーボードスキャン回路310aを介して鍵盤310、音源(Tone Generator)312及びDSP10が接続されている。各部へのコマンド・データの入出力、及びそれらの入出力のタイミング制御が行われている。すなわち、システムバス300は、それに繋がった各回路を、後述するCPU302により制御し、電子鍵盤楽器として機能させることになる。
As shown in the figure, the
ROM304は、後述するCPU302及びDSP10において用いられるプログラムを記憶するプログラムメモリ(図示無し)や必要な各種データ(例えばDSP10で使用される係数など)が記憶されている。
The
RAM306は、CPU302による制御において発生する各種パラメータやデータ等を一時的に記憶する。
The
電子鍵盤楽器には、操作パネル308、鍵盤310などが設けられている。操作パネル308は、発生すべき楽音の音色を選択する音色スイッチやディレイなどのエフェクト設定のためのスイッチ等が設けられていて、この操作パネル308から設定された情報は、パネルスキャン回路308aのスキャンによってその設定値が検出され、システムバス300を介して、CPU302に供給される。
The electronic keyboard instrument is provided with an
鍵盤310は、88鍵のキーボードからなり、各鍵には夫々タッチセンサからなる鍵盤センサ(図示無し)が設けられている。該鍵盤センサは、演奏者の鍵盤310に対する演奏操作を検出して、各種の演奏情報を押鍵情報[押鍵タイミング(キーON)や離鍵タイミング(キーOFF)などの情報も含まれる]として出力する。それらのデータはキーボードスキャン回路310aで検出されて、それらのデータによりキーマップKMPが作成され、それらのデータは、システムバス300を介して、CPU302に供給され、該CPU302によって音源312に送られて、音源312による波形メモリ312aからの波形データ読み出しによる楽音データが生成せしめられる。
The
CPU302は、ROM304から読み出されたプログラムを実行することで、上記各部の制御と、データの入出力処理を司り、上記システムバス300でつながっている上記各回路を電子鍵盤楽器として全体を制御すると共に、音源312に制御命令を出す他、ROM304から、DSP10を本効果付与装置処理用に用いるプログラム及び必要な係数データが読み出されて、該DSP10に送られ、音源312から出力された上記楽音データに必要な音響効果がそれによって付加される。その際、DSP10では、外部メモリ20を制御下に持っており、音源312から入力される楽音データを元にして、特定の処理を行ってサンプリングデータとして外部メモリ20に書き込み、又該外部メモリ20から、後述するような処理を行って、サンプリングデータを読み出し、楽音データとして出力する。
The
尚、DSP10から出力された音響効果の付与された楽音データは、D/A変換器314に入力されてアナログ信号に変換される。該アナログ信号はサウンドシステム316(アンプやスピ−カなど)から出力される。
The musical tone data to which the sound effect is output from the
図2及び図3は、音源312から入力される楽音データをサンプリングデータとして外部メモリ20に書き込む際の処理と、該外部メモリ20からサンプリングデータを読み出し、楽音データとして出力する際の処理の、本発明の装置による処理の仕方を説明する説明図である。
FIGS. 2 and 3 show the process of writing tone data input from the sound source 312 into the
これらの図の前提として、上記音源312から出力された楽音データは、DSP10に入力され、そこで種々のエフェクトがかけられる。その際、DSP10において、CPU302から送信されてくる各種エフェクト用プログラム及びそれに使用される係数が、DSP10内部のプログラムメモリ(図示無し)と係数メモリ(図示無し)に記憶され、それらに基づいて上記楽音データに対し演算処理が施され、音響効果の付与された楽音データが生成される。特に残響効果を付与される際に、DSP10の外部に外部メモリ20がつながれており、この外部メモリ20を使用して、DSP10において、書き込みと読み出し処理につき、次のような演算処理がなされ、そのような処理結果(サンプリングデータ)をそこに一時的に記憶させておき、演算処理によって遅延して出力されてくるサンプリングデータが次々に処理され、残響効果が付与されることになる。その後、D/A変換器314に入力されてアナログ信号に変換される。該アナログ信号はサウンドシステム316(アンプやスピ−カなど)から出力される。
As a premise of these figures, tone data output from the sound source 312 is input to the DSP 10, where various effects are applied. At that time, in the
本実施例構成に示すように、CPU302から送信される各種エフェクト用プログラム及びそれに使用される係数に基づき、音源312から送り出された楽音データから取得されるサンプルデータを第1の形式12または第2の形式14で外部メモリ20に書き込み、また該外部メモリ20からサンプルデータを読み出して、それを楽音データの音響効果付加と共に、これらのデータの第1の処理又は第2の処理を、夫々行うデータ書き込み部10a、又はデータ読み込み部10bがDSP10内に構成されることになる。
As shown in the configuration of this embodiment, sample data acquired from musical tone data sent from the tone generator 312 is based on the first format 12 or the second format based on the various effect programs transmitted from the
そのうち第1の形式12は、図2に示すように、楽音データを時刻nの時に採取したサンプルデータの真値がXnである時に、次の時刻(n+1)の採取時にはその直前の真値Xnとその差分値(Xn+1−Xn)を、元のサンプルデータのサイズ内に収まるように組み合わせたものであり、データ書き込み部10aにより、外部メモリ20の一つのメモリエリアに書き込まれる。尚同図には、外部メモリ20の所定のエリアに書き込む前に、書込み用バッファ16にサンプルデータが一時的に記憶されている状態が示されている。
Among them, as shown in FIG. 2, when the true value of sample data sampled at time n is X n , the first format 12 is the true value immediately before that at the next time (n + 1) It is a combination of X n and its difference value (X n +1 −X n ) so as to be within the size of the original sample data, and is written to one memory area of the
また第2の形式14は、同図に示すように、楽音データを時刻nの時に採取したサンプルデータの真値Xnそのものであり、外部メモリ20の一つのメモリエリアに書き込まれる。書込み用バッファ16については、上記と同様である。
The second format 14 is the true value X n of sample data sampled at time n, as shown in the figure, and is written in one memory area of the
他方、書き込まれたサンプルデータを上記外部メモリ20から読み出して音響効果を付与しようとする際には、図3に示すように、データ読み込み部10bは、本装置の演算用レジスタ11に、一組の真値Xnと差分値(Xn+1−Xn)を読み出し(図面では当初読出し用バッファ18に読み出されることが示されている)、真値Xnと差分値(Xn+1−Xn)に分離してサンプル補間演算を行なう構成となっている。
On the other hand, when trying to read out the written sample data from the
これと一緒に、同図に示すように、データ読み込み部10bは、本装置の演算用レジスタ11に、真値Xnを読み出して、そのままサンプルデータとして送出する構成となっている。 At the same time, as shown in the figure, the data reading unit 10b reads the true value X n to the operation register 11 of the present apparatus and sends it as sample data as it is.
後述する図5〜図8の処理フローに従って、データ書き込み部10a及びデータ読み込み部10bにより、サンプルデータの書き込み及び同データの読み出しがなされ、DSP10により、上記楽音データに任意の音響効果(コーラス、ディレイ効果など)が付与されることになる。 According to the processing flow of FIG. 5 to FIG. 8 described later, writing of sample data and reading of the same data are performed by the data writing unit 10a and the data reading unit 10b. Effects etc. will be given.
図4は、上記第1の処理部12により、時間nと(n+1)の際の振幅XnとXn+1のサンプルデータが取られていて、仮に時間nからcだけ、離れた位置の振幅Xinpをサンプル補間演算で求める場合の処理につき、説明する説明図である。 In FIG. 4, sample data of amplitudes X n and X n + 1 at times n and (n + 1) are taken by the first processing unit 12, and it is temporarily separated from time n by c. It is explanatory drawing explaining about the process in the case of calculating | requiring amplitude X inp by sample interpolation calculation.
次式数1によるサンプル補間演算処理によって、振幅Xinpが算出されることになる。
The amplitude X inp is calculated by the sample interpolation calculation process according to the
(数1)
Xinp=Xn+(Xn+1−Xn)×c
(1)
X inp = X n + (X n +1 −X n ) × c
図5は、本電子鍵盤楽器が電源ONになった際に行われる全体の処理フローを示すフローチャートである。すなわち、電源がONにされると本電子鍵盤楽器の初期化処理がなされる(ステップS100)。 FIG. 5 is a flowchart showing the entire processing flow performed when the power of the electronic keyboard instrument is turned on. That is, when the power is turned on, the electronic keyboard instrument is initialized (step S100).
そして、パネルイベント処理がなされ(ステップS102)、続いて、鍵盤イベント処理(ステップS104)、ペダルイベント処理(ステップS106)がなされた後、楽音生成処理が行われる(ステップS108)。 Then, panel event processing is performed (step S102), and keyboard event processing (step S104) and pedal event processing (step S106) are performed, and then tone generation processing is performed (step S108).
続いて音響効果付与処理がなされ(ステップS110)、その他の処理がなされた(ステップS112)後、上記ステップS102に復帰し、以上の処理を繰り返す。 Subsequently, an acoustic effect application process is performed (step S110), and after the other processes are performed (step S112), the process returns to step S102 and the above process is repeated.
図6は、図5のステップS110の音響効果付与処理の処理フローを示すフローチャートである。同図に示すように、外部メモリ20からデータの読み出し処理がなされる(ステップS200)。その際エフェクト毎に処理1か処理2かが予め決められている。そして、エフェクトに応じた効果付与のための演算処理が行われる(ステップS202)。
FIG. 6 is a flowchart showing the process flow of the acoustic effect application process of step S110 of FIG. As shown in the figure, data is read from the external memory 20 (step S200). At that time, either
次に、外部メモリ20へのデータの書き込み処理がなされる(ステップS204)。この場合もエフェクト毎に予め形式1か形式2かが決められている。そして、効果音出力処理がなされる(ステップS206)。
Next, a process of writing data to the
図7及び図8は、楽音データからサンプルデータが外部メモリ20に書き込まれる際に、第1の形式12のサンプルデータ、すなわち、真値と差分値のセットとして書き込まれるか、或いは第2の形式14のサンプルデータ、すなわち、真値のみ書き込まれるかを決定する際の処理フローを示している。
7 and 8 show that when sample data is written from the tone data to the
図7に示すように、第1の形式でのデータ書き込み処理は、以下のようにして処理される。すなわち、新データXnが採取される(ステップS300)。そして、旧データバッファから旧データXn-1が取得される(ステップS302)。その後、差分計算(Dn=Xn−Xn-1)が行われる(ステップS304)。そしてDとXn-1を組み合わせ・変換し、下式数2に従って、1つのデータSnとされる(ステップS306)。そしてSnがデータ書き込み用バッファに保存される(ステップS308)。またXnが旧データバッファに保存される(ステップS310)。 As shown in FIG. 7, the data writing process in the first format is processed as follows. That is, new data X n is collected (step S300). Then, the old data X n-1 is acquired from the old data buffer (step S302). Thereafter, difference calculation (D n = X n −X n-1 ) is performed (step S304). Then, D and X n−1 are combined and converted, and one data S n is obtained according to the following formula 2 (step S 306). The S n are stored in the data write buffer (step S308). Further, X n is stored in the old data buffer (step S310).
(数2)
Sn=combo(Xn-1,D)
(2)
S n = combo (X n-1 , D)
他方、第2の形式でのデータ書き込み処理は、図8に示すように行われる。すなわち、新データXnが採取され(ステップS400)、Xnがデータ書き込み用バッファに保存される(ステップS402)。 On the other hand, the data writing process in the second format is performed as shown in FIG. That is, new data X n is collected (step S400), and X n is stored in the data write buffer (step S402).
また上記の第1の処理は、図9に示すように、実施される。すなわち、読み込みバッファからデータが取得される(ステップS500)。またそのデータが、真値Rと差分dに分離される(ステップS502)。所定の係数cによりサンプル補間が下式数3のようにして行われる(ステップS504)。その後振幅Xinpが効果処理用データとして送出される(ステップS506)。
The first process described above is performed as shown in FIG. That is, data is acquired from the read buffer (step S500). Further, the data is separated into a true value R and a difference d (step S502). Sample interpolation is performed according to the
(数3)
Xinp=R+d×c
(Number 3)
X inp = R + d × c
さらに、第2の処理については、図10に示すように、実施される。すなわち、読み込みバッファからデータが取得される(ステップS600)。そして、その取得したデータが効果処理用データとして送出される(ステップS602)。 Further, the second process is performed as shown in FIG. That is, data is acquired from the read buffer (step S600). Then, the acquired data is sent out as effect processing data (step S602).
上記実施例構成によれば、外部メモリ20にサンプルデータを記憶する際に、第2の形式14で真値のみ記憶させるか、第1の形式12で真値と差分値を1つのデータとして記憶させることになる。
According to the configuration of the above embodiment, when storing sample data in the
他方、外部メモリ20からのサンプルデータの読み出しの際には、データ読み出し部10bにより真値のみ演算用レジスタ11に読み出し、又は同部10bにより真値と差分値を演算用レジスタ11に読み出してサンプル補間演算を行うことになる。
On the other hand, when reading sample data from the
以上の様に、サンプル補間演算処理を行う場合には、1つのサンプルデータ中に、真値と差分値がセットとなって読み出されるため、データ読み出し部10bでサンプル補間演算処理がしやすく、外部メモリ20にアクセスする場合に回数に限りがある場合でも、目的とする音響効果が得られやすく、またサンプル補間演算処理を行わない場合には、データ読み出し部10bで真値が本来のデータ精度で読み出されるため、高品質な処理が可能となる。
As described above, when the sample interpolation operation process is performed, the true value and the difference value are read as a set in one sample data, so that the sample interpolation operation process can be easily performed by the data reading unit 10b, Even when the
尚、本発明の効果付与装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 The effect imparting device of the present invention is not limited to the above-described illustrated example, and it goes without saying that various changes can be made without departing from the scope of the present invention.
本発明の効果付与装置は、DSPにより音響効果付加を行える構成であれば種々のものに用いることができる。 The effect imparting device of the present invention can be used in various devices as long as it can be configured to add an acoustic effect by a DSP.
10 DSP
10a データ書き込み部
10b データ読み込み部
11 演算用レジスタ
12 第1の形式(のサンプルデータ)
14 第2の形式(のサンプルデータ)
16 書込み用バッファ
18 読出し用バッファ
20 外部メモリ
300 システムバス
302 CPU
304 ROM
306 RAM
308 操作パネル
308a パネルスキャン回路
310 鍵盤
310a キーボードスキャン回路
312 音源
312a 波形メモリ
314 D/A変換器
316 サウンドシステム
10 DSP
10a data writing unit 10b data reading unit 11 calculation register 12 first format (sample data of)
14 Second format (sample data of)
16 write buffer 18 read
304 ROM
306 RAM
308 operation panel 308a
Claims (1)
外部メモリと、
楽音データから取得されたサンプルデータを該外部メモリの一つのメモリエリアに書き込むデータ書き込み手段と、
書き込まれたサンプルデータを上記外部メモリから読み出すデータ読み込み手段とを有しており、
上記データ書き込み手段に供給されるデータは、或る時刻nの時に採取された真値Xnである時に、次の時刻(n+1)の採取時にはその直前の真値Xnとその差分値(Xn+1−Xn)を一組にまとめた第1の形式、又は、或る時刻nの時に採取された真値Xnを表す第2の形式の何れかの形式であり、
サンプル補間演算を選択して処理する時は、上記データ読み込み手段から供給されるデータは、演算用レジスタに、真値Xnと差分値(Xn+1−Xn)に分離して読み込み、サンプル補間演算を行なう第1の処理を、又サンプル補間演算を選択しないで処理する時は、上記データ読み込み手段から供給されるデータは、第2の形式の採取された真値Xnを、本装置の演算用レジスタに読み込む第2の処理を、実行することにより上記楽音データに任意の音響効果を付与することを特徴とする効果付与装置。An effect applying device for applying an acoustic effect to tone data output from a sound source,
External memory,
Data writing means for writing sample data obtained from tone data into one memory area of the external memory;
And data reading means for reading the written sample data from the external memory,
When the data supplied to the data writing means is a true value Xn sampled at a certain time n, when the next time (n + 1) is sampled, the true value Xn immediately before that and the difference value (Xn + 1-Xn) Or a second form representing a true value X n collected at a certain time n.
When the sample interpolation operation is selected and processed, the data supplied from the data reading means is separately read into the operation register into the true value Xn and the difference value (Xn + 1−Xn), and the sample interpolation operation is performed. When the first process is performed without selecting the sample interpolation operation, the data supplied from the data reading means is the sampled true value Xn of the second format into the operation register of this apparatus. An effect imparting device characterized by giving an arbitrary sound effect to the musical tone data by executing a second process to be read.
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