JP6504369B2 - コーヒードリッパー - Google Patents

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従来の濾過紙式コーヒードリッパーは市販されている漏斗状に成形された濾過紙を使用する必要があった。本発明のコーヒードリッパーは漏斗状に成形していない平面の濾過紙またはキッチンペーパーをカットしただけで使用できるものである。
本発明のコーヒードリッパーは熱湯で淹れる通常のレギュラーコーヒーを簡単に淹れることができ、さらに冷水で水出しコーヒーを淹れることができる。
従来の濾過紙は漏斗状に成形されており、市販されているものを購入しなければならなかった。さらに水出しコーヒーを家庭で簡単に淹れることができるコーヒードリッパーがなかった。
コーヒードリッパー用の濾過紙として家庭で一般的に使用しているキッチンペーパーをカットするだけで使用できること。
熱湯で淹れるレギュラーコーヒーと冷水で淹れる水出しコーヒーが一つのコーヒードリッパーでできること。
本発明は上記課題を解決するために、ドリッパー筒、濾過紙挟持筒、および濾過紙で構成される。ドリッパー筒は上下とも開口になっているが、下部は濾過紙を円錐状に保つために円錐状に形成されたリブを設けている。
濾過紙挟持筒は上下とも開口になっているが、コーヒーを淹れるときにコーヒーカップの上縁で支えることができるようにフランジを設けている。
濾過紙をドリッパー筒と濾過紙挟持筒で挟み込み、レギュラーコーヒー粉を入れる空間を構成する。濾過紙挟持筒は上下どちらの方向からでもドリッパー筒の下部に勘合でき、濾過紙を挟持することができる。
濾過紙挟持筒は上下どちらの方向にも取り付け可能であるため、本発明コーヒードリッパーをコーヒーカップの上に乗せたとき、コーヒーカップの中の水面がレギュラーコーヒー粉より上、または下になるようにセットすることができる。
このようにコーヒーカップの水面より下方にレギュラーコーヒー粉が位置するようにコーヒードリッパーをセットできるために、水出しコーヒーを淹れることができるようになった。
以下本発明の実施例を図１，２，３，４、５に基づいて説明する。図１はドリッパー筒１を示し、上下は開口１２であり筒状の下部に円錐状に形成されたリブ２が設けられている。またドリッパー筒１の外観部には下部が一段小径になる小径部３を設けている。
図２は濾過紙挟持筒４を示し、上下は開口１２であり中心部は筒状となっておりドリッパー筒１の下部に濾過紙８を挟持しながら勘合することができる。さらに濾過紙挟持筒４の上部にフランジ５が設けられて、コーヒーカップ６にセットしたときコーヒーカップ６の上縁７でフランジ５を支えるようになっている。
図３はドリッパー筒１、濾過紙８、および濾過紙挟持筒４を組み合わせる方法を示す図面である。平面の濾過紙８をドリッパー筒１と濾過紙挟持筒４の間に置いて濾過紙８を挟持しながらドリッパー筒１と濾過紙挟持筒４を勘合することによって、濾過紙８は円錐状のリブ２に沿って挟持される。
図４は本発明のコーヒードリッパーをコーヒーカップ６にセットした図面である。濾過紙挟持筒４のフランジ５が下方になるようにドリッパー筒１に勘合されている。下方を濾過紙８によって塞がれたドリッパー筒１の空間９にレギュラーコーヒー粉１０を入れて、熱湯を注ぐことによってレギュラーコーヒーを淹れることができる。
図５は本発明のコーヒードリッパーのもう一つの使用例である。濾過紙挟持筒４のフランジ５が上方になるようにドリッパー筒１に勘合されている。下方を濾過紙８によって塞がれたドリッパー筒１の空間９にレギュラーコーヒー粉１０を入れて、冷水が入っているコーヒーカップ６にセットする。
このときレギュラーコーヒー粉１０は冷水面１１の下方に位置して、レギュラーコーヒー粉１０を冷水に浸けながら長時間保持することができるため、数時間後には水出しコーヒーができる。
このように本発明のコーヒードリッパーは濾過紙挟持筒４のフランジ５を上方にして、または下方にしてドリッパー筒１に勘合できるため、大変簡単な装置でレギュラーコーヒーと水出しコーヒーを淹れることができるようになった。
本発明のドリッパー筒である。 本発明の濾過紙挟持筒である。 本発明のドリッパー筒と濾過紙挟持筒で濾過紙を挟持する方法の説明図である。 本発明のコーヒードリッパーでレギュラーコーヒーを淹れる説明図である。 本発明のコーヒードリッパーで水出しコーヒーを淹れる説明図である。
１ ドリッパー筒 ２ リブ
３ 小径部 ４ 濾過紙挟持筒
５ フランジ ６ コーヒーカップ
７ 上縁 ８ 濾過紙
９ 空間 １０ レギュラーコーヒー粉
１１ 冷水面 １２ 開口

Claims (1)

  1. ドリッパー筒と濾過紙挟持筒と平面の濾過紙の３部品で構成され、ドリッパー筒と濾過紙挟持筒は上下が開口であって、ドリッパー筒の下部に円錐状のリブが形成されており、ドリッパー筒と濾過紙挟持筒の間に平面の濾過紙を置いてドリッパー筒と濾過紙挟持筒を勘合できるものであって、濾過紙挟持筒はフランジを有してフランジを上にして又は下にしてドリッパー筒に勘合できる構成であって、ドリッパー筒は下部を濾過紙によって塞がれてレギュラーコーヒー粉を入れる空間が形成され、下部の濾過紙は円錐状のリブに沿って形成され、最下点である円錐状の頂点からコーヒーがコーヒーカップに滴下する構成のコーヒードリッパー。
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