JP6502355B2 - Dmxネットワーク上でのインターネットプロトコル通信のための方法及び装置 - Google Patents

Dmxネットワーク上でのインターネットプロトコル通信のための方法及び装置 Download PDF

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Description

[0001] 本発明は、一般にデジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)準拠通信ネットワークを使用する装置及びシステムを対象とする。より詳細には、本明細書で開示する本発明による様々な方法及び機器は、DMX通信プロトコルを使用してDMXネットワーク上でインターネットプロトコルトラフィックを伝達するための方法及び装置に関する。
[0002] デジタル照明技術、例えば発光ダイオード(LED)等の半導体光源に基づく照明は、従来の蛍光灯、HID、及び白熱灯に対する実行可能な代替策を提供する。LEDの機能上の利点及び利益は、高エネルギ変換効率及び高光学効率、耐久性、より安価な運営費、及びその他多くのものを含む。LED技術における最近の進歩は、多くの応用例で多岐にわたる照明効果を使用可能にする効率的且つロバストなフルスペクトル照明源をもたらした。これらの光源を具体化する器具の一部は、参照により本明細書に援用する米国特許第6,016,038号及び第6,211,626号の中で詳しく論じられているように様々な色、例えば赤色、緑色、青色を作り出すことができる1つ又は複数のLED、並びに様々な色及び色が変化する照明効果を引き起こすためにLEDの出力を独立に制御するためのプロセッサを含む照明モジュールを特徴とする。
[0003] デジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)通信プロトコルとは、デジタル照明ネットワーク内で広く使われている通信プロトコルである。DMXハードウェア規格はRS-485を物理インタフェースとして定め、フレームブレークをフレーム開始(SOF:start of frame)インジケータとして定める。DMXプロトコルは制約が少ないが、1バイトの開始コードの後に続く512データバイト(最大)のフレームサイズを定める。開始コード以外に、DMXフレームのコンテンツはアプリケーション設計者によって指定され得る。DMXは、コンテンツ表示及び装置構成/設定を含み得る、バイナリデータを照明器具に送るために使用され得る。
[0004] 1組のより広範且つ柔軟な通信選択肢をサポートするために、DMXプロトコル及びDMXプロトコルを使用する通信ネットワーク内で接続されるDMX装置の柔軟性を活用できることが望ましい。
[0005] 本開示は、DMXネットワーク上で通信するための、発明による方法及び機器を対象とする。例えば本開示は、DMXネットワーク上でのインターネットプロトコル通信のための方法及び装置に関する。
[0006] 概して一態様では、本発明は、デジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)プロトコルに従って通信ネットワーク上で通信するように構成されるトランシーバと、メモリデバイスと、メモリデバイス内に記憶されるサーバデータを1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットへと処理し、DMXプロトコルに従って通信ネットワーク上でサーバデータを伝達するために1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットをトランシーバに与えるように構成されるマイクロコントローラとを含む装置に関する。
[0007] 1つ又は複数の実施形態では、本装置が1つ又は複数の光源を含むことができ、光源は、DMXプロトコルに従って通信ネットワーク上で装置によって受け取られる照明制御データに応じてマイクロコントローラによって制御される。
[0008] 1つ又は複数の実施形態では、トランシーバがRS-485トランシーバであり得る。
[0009] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラがインターネットプロトコルパケットそれぞれのヘッダを生成するように構成されても良く、ヘッダは装置の製品識別コード、装置のシリアル番号、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:user datagram protocol)ユーザデータグラムプロトコル)送信元ポート、UDP宛先ポート、インターネットプロトコルパケット長、チェックサム、及びサーバデータを含む。これらの実施形態の1つ又は複数のバージョンでは、マイクロコントローラが、DMXプロトコルに従って通信ネットワーク上でインターネットプロトコルクライアント装置からトランシーバによって受け取られるインターネットプロトコルパケットを構文解析し、インターネットプロトコルパケット内に含まれるクライアントデータを求めるように更に構成され得る。これらの実施形態の更に他のバージョンでは、クライアントデータがASCII文字当たり1バイトでASCIIテキストとしてフォーマットされ得る。更に、これらの実施形態の一部のバージョンでは、クライアントデータがサーバデータを得るためのリクエストを含むことができ、リクエストはジェイソン(JSON:JavaScript(登録商標) Object Notation)データ交換フォーマット及び拡張可能マーク付け言語(XML:eXtensible Mark-up Language)データ交換フォーマットのうちの1つに準拠する。
[0010] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラが、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP:Hyper-Text Transfer Protocol)サーバ、ファイル転送プロトコル(FTP:File Transfer Protocol)サーバ、及びセキュアシェル(SSH:Secure Shell)サーバのうちの少なくとも1つを提供し、DMXプロトコルに従って通信ネットワークに接続されるクライアントとトランシーバ経由で通信するように構成され得る。
[0011] 1つ又は複数の実施形態では、1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットが、照明コントローラから装置に照明制御データを伝えるDMXパケットと通信ネットワーク上でインタリーブされ得る。
[0012] 別の態様では、本発明は、メモリデバイスから取得されるサーバデータを1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットへと処理するステップと、1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットをトランシーバに与えるステップと、1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットをデジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)プロトコルに従って通信ネットワーク上でトランシーバから伝達するステップとを含む、方法に関する。
[0013] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラが、DMXプロトコルに従って通信ネットワーク上で伝達される照明制御データをトランシーバから受け取ることができ、その照明制御データに従って1つ又は複数の光源の照明を制御することができる。
[0014] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラが、インターネットプロトコルパケットそれぞれのヘッダを生成することができ、ヘッダは、マイクロコントローラを含む装置の製品識別コード、マイクロコントローラを含む装置のシリアル番号、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:user datagram protocol)送信元ポート、UDP宛先ポート、インターネットプロトコルパケット長、チェックサム、及びサーバデータを含む。
[0015] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラが、DMXプロトコルに従って通信ネットワーク上でインターネットプロトコルクライアント装置からトランシーバによって受け取られるインターネットプロトコルパケットを構文解析し、インターネットプロトコルパケット内に含まれるクライアントデータを求めることができる。
[0016] これらの実施形態の1つ又は複数のバージョンでは、クライアントデータがASCII文字当たり1バイトでASCIIテキストとしてフォーマットされ得る。
[0017] これらの実施形態の1つ又は複数のバージョンでは、クライアントデータがサーバデータを得るためのリクエストを含むことができ、リクエストはJSONデータ交換フォーマット及びXMLデータ交換フォーマットのうちの1つに準拠する。
[0018] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラが、HTTPサーバ、FTPサーバ、及びSSHサーバのうちの少なくとも1つを提供し、DMXプロトコルに従って通信ネットワークに接続されるクライアントとトランシーバ経由で通信することができる。
[0019] 更に別の実施形態では、ネットワークが、デジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)データバスと、DMXデータバスに接続される照明コントローラと、DMXバスに接続される少なくとも1つの照明器具とを含む。照明器具は、DMXバス上で通信するように構成されるトランシーバと、1つ又は複数の光源と、メモリデバイスと、DMXデータバス上で照明コントローラから受け取られる照明制御データに応じて1つ又は複数の光源による照明を制御するように構成され、メモリデバイス内に記憶されるサーバデータを1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットへと処理し、DMXデータバス上で照明コントローラにサーバデータを伝達するために1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットをトランシーバに与えるように更に構成されるマイクロコントローラとを含む。1つ又は複数の実施形態では、照明コントローラが、DMXバス上で通信するように構成される照明コントローラトランシーバと、DMXデータバス上で少なくとも1つの照明器具に伝達するために1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットを照明コントローラに与えるように構成されるマイクロコントローラとを含み得る。
[0020] 1つ又は複数の実施形態では、トランシーバがRS-485トランシーバであり得る。
[0021] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラがインターネットプロトコルパケットそれぞれのヘッダを生成するように構成されても良く、ヘッダは照明器具の製品識別コード、照明器具のシリアル番号、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:user datagram protocol)送信元ポート、UDP宛先ポート、インターネットプロトコルパケット長、チェックサム、及びサーバデータを含む。
[0022] 1つ又は複数の実施形態では、マイクロコントローラが、HTTPサーバ、FTPサーバ、及びSSHサーバのうちの少なくとも1つを提供するように構成されても良く、これらのサーバは、DMXデータバス上でインターネットプロトコルパケットによって照明コントローラから受け取られるリクエストに応じて照明コントローラにサーバデータを供給するように構成される。
[0023] 本開示の目的で本明細書において使用される場合、「LED」との用語は、任意のエレクトロルミネセンスダイオード、又は、電気信号に呼応して放射を発生できる、その他のタイプのキャリア注入/接合ベースシステム(carrier injection/junction-based system)を含むものと理解すべきである。したがって、LEDとの用語は、次に限定されないが、電流に呼応して発光する様々な半導体ベースの構造体、発光ポリマー、有機発光ダイオード(OLED)、エレクトロルミネセンスストリップ等を含む。例えば本質的に白色光を生成するLED(例えば白色LED)の一実施態様は、それぞれ、組み合わされることで混合して本質的に白色光を形成する様々なスペクトルのエレクトロルミネセンスを放射する複数のダイを含む。別の実施態様では、白色光LEDは、第1のスペクトルを有するエレクトロルミネセンスを異なる第2のスペクトルに変換する蛍光体材料に関連付けられる。この実施態様の一例では、比較的短波長で狭帯域幅スペクトルを有するエレクトロルミネセンスが、蛍光体材料を「ポンピング(pumps)」して、当該蛍光体材料は、いくぶん広いスペクトルを有する長波長放射を放射する。なお、LEDとの用語は、LEDの物理的及び/又は電気的なパッケージタイプを限定しないことを理解すべきである。例えば、上述した通り、LEDは、(例えば個々に制御可能であるか又は制御不能である)異なるスペクトルの放射をそれぞれ放射する複数のダイを有する単一の発光デバイスを指すこともある。また、LEDは、LED(例えばあるタイプの白色LED)の一体部分と見なされる蛍光体に関連付けられることもある。
[0024] 「光源」との用語は、次に限定されないが、LEDベース光源(上記に定義した1つ以上のLEDを含む)、白熱光源(例えばフィラメント電灯、ハロゲン電灯)、蛍光光源、りん光性光源、高輝度放電光源(例えばナトリウム蒸気ランプ、水銀蒸気ランプ及びメタルハライドランプ)、レーザー、その他のタイプのエレクトロルミネセンス源を指すものと理解すべきである。
[0025] 所与の光源は、可視スペクトル内、可視スペクトル外、又は両者の組合せでの電磁放射を発生する。したがって、「光」及び「放射」との用語は、本明細書では同義で使用される。さらに、光源は、一体構成要素として、1つ以上のフィルタ(例えばカラーフィルタ)、レンズ、又はその他の光学的構成要素を含んでもよい。また、光源は、次に限定されないが、指示、表示、及び/又は照明を含む様々な用途に対し構成されることを理解すべきである。「照明源」とは、内部空間又は外部空間を効果的に照射するのに十分な強度を有する放射を発生するように特に構成された光源である。このコンテキストにおいて、「十分な強度」とは、周囲照明(すなわち、間接的に知覚され、また、例えば、全体的に又は部分的に知覚される前に1つ以上の様々な介在面から反射される光)を提供するために空間又は環境において発生される可視スペクトルにおける十分な放射強度(放射強度又は「光束」に関して、全方向における光源からの全光出力を表すために、単位「ルーメン」がよく使用される)を指す。
[0026] 「スペクトル」との用語は、1つ以上の光源によって生成された放射の任意の1つ以上の周波数(又は波長)を指すものと理解すべきである。したがって、「スペクトル」との用語は、可視範囲内の周波数(又は波長)のみならず、赤外線、紫外線、及び電磁スペクトル全体の他の領域の周波数(又は波長)も指す。さらに、所与のスペクトルは、比較的狭い帯域幅(例えば、FWHMは、基本的に、周波数又は波長成分をほとんど有さない)、又は、比較的広い帯域幅(様々な相対強度を有する幾つかの周波数又は波長成分)を有してよい。当然のことながら、所与のスペクトルは、2つ以上の他のスペクトルを混合(例えば、複数の光源からそれぞれ放射された放射を混合)した結果であってよい。
[0027] 「照明固定具」との用語は、本明細書では、特定の形状因子、アセンブリ又はパッケージの1つ以上の照明ユニットの実施態様又は配置を指すために使用される。「照明ユニット」との用語は、本明細書では、同じ又は異なるタイプの1つ以上の光源を含む装置を指して使用される。所与の照明ユニットは、様々な光源の取付け配置、筐体/ハウジング配置及び形状、並びに/又は、電気及び機械的接続構成の何れか1つを有してもよい。さらに、所与の照明ユニットは、光源の動作に関連する様々な他の構成要素(例えば制御回路)に任意選択的に関連付けられてもよい(例えば含む、結合される、及び/又は一緒にパッケージされる)。「LEDベースの照明ユニット」とは、上記した1つ以上のLEDベースの光源を、単独で又はその他の非LEDベースの光源との組合せで含む照明ユニットを指す。「マルチチャネル」照明ユニットとは、それぞれ異なる放射スペクトルを発生する少なくとも2つの光源を含むLEDベースの又は非LEDベースの照明ユニットを指すものであり、各異なる光源スペクトルは、マルチチャネル照明ユニットの「チャネル」と呼ばれる。
[0028] 「コントローラ」との用語は、本明細書では、一般に、1つ以上の光源の動作に関連する様々な装置を説明するために使用される。コントローラは、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、数多くの態様(例えば専用ハードウエアを用いて)で実施できる。「プロセッサ」は、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、ソフトウエア(例えばマイクロコード)を使用してプログラムすることのできる1つ以上のマイクロプロセッサを使用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを使用してもしなくても実施でき、また、幾つかの機能を実行する専用ハードウエアと、その他の機能を実行するプロセッサ(例えばプログラムされた1つ以上のマイクロプロセッサ及び関連回路)の組み合わせとして実施されてもよい。本開示の様々な実施態様において使用されてもよいコントローラ構成要素の例としては、次に限定されないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)がある。
[0029] 様々な実施態様において、プロセッサ又はコントローラは、1つ以上の記憶媒体(本明細書では総称的に「メモリ」と呼び、例えばRAM、PROM、EPROM及びEEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、光学ディスク、磁気テープ等の揮発性及び不揮発性のコンピュータメモリ)と関連付けられる。幾つかの実施態様において、記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されると、本明細書で説明した機能の少なくとも幾つかを実行する1つ以上のプログラムによって、コード化されてもよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されてもよいし、又は、その上に記憶された1つ以上のプログラムが、本明細書で説明した本発明の様々な態様を実施するように、プロセッサ又はコントローラにロードされるように可搬型であってもよい。「プログラム」又は「コンピュータプログラム」との用語は、本明細書では、一般的な意味で、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするように使用できる任意のタイプのコンピュータコード(例えばソフトウエア又はマイクロコード)を指して使用される。
[0030] 「アドレス可能」との用語は、本明細書では、自分自身を含む複数のデバイスに向けた情報(例えばデータ)を受信して、自分自身に向けられた特定の情報に選択的に応答するデバイス(例えば、光源全般、照明ユニット又は固定具、1つ以上の光源若しくは照明ユニットに関連付けられたコントローラ又はプロセッサ、他の非照明関連デバイス等)を指すために使用される。「アドレス可能」との用語は、多くの場合、ネットワークで結ばれた環境(すなわち、以下に詳細に説明される「ネットワーク」)に関連して使用され、ネットワークで結ばれた環境では、複数のデバイスが何らかの1つ以上の通信媒体を介して互いに結合されている。
[0031] 1つのネットワーク実施態様では、ネットワークに結合された1つ以上のデバイスが、当該ネットワークに結合された1つ以上の他のデバイスのコントローラとしての機能を果たす(例えばマスタ/スレーブ関係において)。別の実施態様では、ネットワークで結ばれた環境は、当該ネットワークに結合されたデバイスのうちの1つ以上を制御する1つ以上の専用コントローラを含む。通常、ネットワークに結合された複数のデバイスは、それぞれ、1つ以上の通信媒体上にあるデータへのアクセスを有するが、所与のデバイスは、例えば、当該デバイスに割り当てられた1つ以上の特定の識別子(例えば「アドレス」)に基づいて、ネットワークとデータを選択的に交換する(すなわち、ネットワークからデータを受信する及び/又はネットワークにデータを送信する)点で、「アドレス可能」である。
[0032] 「ネットワーク」との用語は、本明細書において使用される場合、(コントローラ又はプロセッサを含む)任意の2つ以上のデバイス間及び/又はネットワークに結合された複数のデバイス間での(例えばデバイス制御、データ記憶、データ交換等のための)情報の転送を容易にする2つ以上のデバイスの任意の相互接続を指す。容易に理解されるように、複数のデバイスを相互接続するのに適したネットワークの様々な実施態様は、様々なネットワークトポロジのうちの何れかを含み、様々な通信プロトコルのうちの何れかを使用することができる。さらに、本開示による様々なネットワークにおいて、2つのデバイス間の接続はいずれも、2つのシステム間の専用接続を表わすか、又は、これに代えて非専用接続を表わしてもよい。2つのデバイス用の情報を担持することに加えて、当該非専用接続(例えばオープンネットワーク接続)は、必ずしも2つのデバイス用ではない情報を担持することがある。さらに、容易に理解されるように、本明細書で説明されたデバイスの様々なネットワークは、ネットワーク全体に亘る情報の転送を容易にするために、1つ以上のワイヤレス、ワイヤ/ケーブル、及び/又は光ファイバリンクのリンクを使用できる。
[0033] 「ユーザインターフェース」との用語は、本明細書において使用される場合、人間であるユーザ又はオペレータと、当該ユーザとデバイス間の通信を可能にする1つ以上のデバイスとの間のインターフェースを指す。本開示の様々な実施態様に使用されてもよいユーザインターフェースの例は、次に限定されないが、スイッチ、電位差計、ボタン、ダイアル、スライダ、マウス、キーボード、キーパッド、様々なタイプのゲームコントローラ(例えばジョイスティック)、トラックボール、ディスプレイスクリーン、様々なタイプのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、タッチスクリーン、マイクロホン、及び、人間が生成した何らかの形の刺激を受信し、それに応答して信号を生成する他のタイプのセンサを含む。
[0034] なお、前述の概念及び以下でより詳しく説明する追加の概念のあらゆる組み合わせ(これらの概念が互いに矛盾しないものであることを条件とする)は、本明細書で開示される本発明の主題の一部をなすものと考えられることを理解すべきである。特に、本開示の終わりに登場するクレームされる主題のあらゆる組み合わせは、本明細書に開示される本発明の主題の一部であると考えられる。なお、参照により組み込まれる任意の開示内容にも登場する、本明細書にて明示的に使用される用語には、本明細書に開示される特定の概念と最も整合性のある意味が与えられるべきであることを理解すべきである。
[0035] 図面中、同様の参照符号は、全般的に様々な図を通して同じ部分を指している。さらに、図面は必ずしも縮尺通りではなく、重点は全体的に本発明の原理の説明に置かれている。
[0036] デジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)ネットワークの一例を示す。 [0037] DMXパケットの一例を示す。 [0038] DMXプロトコルを使用する照明システムのアーキテクチャの一実施形態例を示す。 [0039] 図3の照明システム内で伝送され得るDMXフレームの一実施形態例を示す。 [0040] DMXネットワーク内のDMXデータバスを介した通信に使用され得る修正済みユーザデータグラムプロトコル(UDP:user datagram protocol)パケットの一実施形態例を示す。 [0041] DMXネットワーク上でインターネットプロトコルメッセージを通信するために使用され得る、単純化されたインターネットプロトコルスタックの一実施形態例を示す。 [0042] 図3のDMXネットワーク内で伝送され得る修正済みUDPパケット又はフレームの一実施形態例を示す。 [0043] 照明コントローラ及び埋込み型ウェブサーバを有する照明器具を含むDMXネットワークの一実施形態例を示す。 [0044] 図8の埋込み型ウェブサーバを含む照明器具のファームウェアアーキテクチャの一実施形態例を示す。 [0045] DMXネットワーク上でインターネットプロトコル通信を行う方法の一実施形態例を示す流れ図である。
[0046] 概して、出願人は、1組のより広範且つ柔軟な通信選択肢をサポートするために、デジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)プロトコル及びDMXプロトコルを使用するネットワーク内で接続されるDMX装置の柔軟性を活用することが有益だと認識し、理解した。上記の内容に鑑みて、本発明の様々な実施形態及び実装形態は、DMXネットワーク上でインターネットプロトコル通信を行うための方法及び装置を対象とする。
[0047] 図1は、デジタルマルチプレックス(DMX:Digital MultipleX)ネットワーク100の一例を示す。DMXネットワークは、DMXデータバス115を実装するケーブルによってスレーブ装置120(例えばスレーブ装置120A、120B、及び120C)に接続され、スレーブ装置120とデジタル通信可能なコントローラ110を含む。
[0048] 一部の実施形態では、ケーブルがRS-485規格の差分信号を運ぶ。様々な実施形態において、DMXデータバス115が全二重モード又は半二重モードで動作し得る。
[0049] 図2は、DMXネットワーク100によって通信され得るDMXパケット又はフレーム200(以下、DMXフレームと呼ぶ)の一例を示す。
[0050] DMXフレーム200は、最初のフレームブレーク210と、その後に続くNのスロット202−0、202−1、202−2...202−(N−1)を含む。最初のスロット202−0(スロット0)は開始コード220を含み、スロット202−1から202−(N−1)はメッセージコンテンツ又はデータ230を含む。
[0051] フレームブレーク210は、フレーム開始(SOF:start of frame)インジケータの役割を果たし、少なくとも88μsの区切りと、その後に続き「マークアフターブレイク」(MAB:Mark After Break)として知られる少なくとも8μsの「マーク」(論理的なもの)によって示される。或るパケットの終わりと別のパケットの始まりを知らせるフレームブレーク210は、受信機に受信を開始させ、パケット内のデータバイトのためのフレーム(位置基準)の役割も果たす。
[0052] 上述のように、最初のスロット202−0(スロット0)内に開始コード220がある。開始コード220は、DMXフレーム200内に含まれるデータの種類を規定する。開始コード0x00(16進ゼロ)は照明器具及び調光器のための照明制御データを伝送するのに使用され得る標準値である。他の開始コードがテキストパケット(0x17)やシステム情報パケット(0xCF)等に使用される。
[0053] DMXハードウェア規格は、物理インタフェースの標準としてRS-485(別名EIA-485)を定める。
[0054] 表1では、DMXプロトコルの幾つかのデータリンク層パラメータを列挙する。
[0055] 図1に示されているように、各DMXフレーム200は、各スロット202内で1つの11ビットバイトを伝える。各11ビットバイトは、1つの開始ビットと、8つのデータビットと、2つの停止ビットとを含み、パリティは含まない。
[0056] 図3は、DMXプロトコルを使用する照明システム300のアーキテクチャの一実施形態例を示す。
[0057] 照明システム300は、ユーザインタフェース305及び照明ネットワーク306を含む。照明ネットワーク306は、DMXデータバス315を介して複数の照明器具320、例えば照明器具320−1、320−2、320−3...320−Nに接続され、それらと通信する照明コントローラ310を含む。照明システム300では、照明コントローラ310及び照明器具320が電力バス317経由で電力も得る。但し他の実施形態では、照明コントローラ310及び照明器具320の様々なものが別々の電力接続経由で電力を得ることができる。
[0058] 照明ネットワーク306は、DMXネットワーク100の一実施形態であり得る。
[0059] 照明コントローラ310がDMXフレーム310を対応する照明器具320に個々にアドレス指定できるように、照明器具320のそれぞれがアドレスを有し得る。一部の実施形態では、1つ又は複数の照明器具320が、一緒にアドレス指定され又は制御されるように同じアドレスを共有し得る。
[0060] 照明器具320のそれぞれは1つ又は複数の光源、例えば1つ又は複数のLEDによる光源を含むことができ、光源の照明は、DMXデータバス315上でDMXフレーム(例えばDMXフレーム200)によって照明コントローラ310から伝えられる照明制御データに応じて制御され得る。例えば、DMXデータバス315上でDMXフレーム(例えばDMXフレーム200)によって照明コントローラ310から伝えられる照明制御データに応じて、各照明器具320の照明強度(又は調光レベル)、色、飽和レベル、色温度、オン/オフパターン等が制御され得る。
[0061] ユーザインタフェース305は、例えばDMXデータバスやイーサネット(登録商標)接続によって照明コントローラ310に接続されても良く、照明コントローラ310と通信しても良い。一部の実施形態では、ユーザインタフェース305は、利用者が照明器具320の1つ又は複数に関する1つ又は複数の照明パラメータを設定するための手段を提供し得る。
[0062] 図4は、図3の照明システム300内で伝送され得るDMXフレーム400の一実施形態例を示す。DMXフレーム400は、最初のフレームブレーク410と、その後に続くスロット0内のDMX開始コード420及びメッセージコンテンツ又はデータ430を含み、図4にはその最初の6スロット又は6バイトだけが示されている。
[0063] この実施形態例では、DMX開始コード420がコンテンツ表示に対応する「0」である。8ビットの強度分解能をそれぞれ有する3色のRGB照明器具320では、DMX開始コード420後の最初の3バイトが赤色、緑色、及び青色チャネルの強度をそれぞれ制御する。この最初のRGBの三つ組が、DMXアドレス1により照明器具430を制御する。次のRGBの三つ組が、DMXアドレス4等により照明器具430を制御する。
[0064] ボーレート及び最大パケットサイズがDMXプロトコル規格によって定められているので、最大フレームレートが含意される。
[0065] 最長伝送持続時間、transmission_duration (max) = 1 / ( (513 words/frame) * (11 bits/word) / (250kbps) + 88us break ) = 22.66 ms/frame。
[0066] 最大フレームレート、frame_rate (max) = 1 / transmission_duration (max) = 44.1 fps。
[0067] パケットを小さくすることにより、更に高いフレームレートが実現され得る。しかし一部の照明システムでは、照明コントローラが40fps(最大)でデータを送る。40fpsのフレームレートは、フレームが25msごとに伝送されることを含意し、このことはDMXデータバスが2.34ms/フレーム(即ち25ms〜22.66ms)の間にわたり実際に使用されていないことを意味する。この空いたバス帯域幅は、例えばインターネットプロトコルを使用して追加のメッセージを伝送するために利用され得る。
[0068] それらの追加のメッセージに使用可能な帯域幅、free_bus_bandwidth = (2.34 ms - 88us) * 250kbps / (11 bits/word) = 51 words。
[0069] フレームレートの変動が一定範囲内に留まる限り、フレームレートの瞬間的減少が上辺だけを見ている観測者には見えないことは概して事実である。例えば観測者は、40fpsから30fpsへの短時間にわたるフレームレートの減少に気付かない可能性が高い。フレームは、気付かれることなしに完全に落ちることさえ時折あり得る。この情報の全ては、バスの帯域幅が注意深く管理される場合にDMXデータバスが更に多くのトラフィックを支え得るという事実を指摘する。
[0070] 表2に示されているように、インターネットプロトコルは4つの層に細分され得る。
[0071] 端的に言えば、アプリケーション層とは、データをやり取りするためにウェブクライアント及びウェブサーバによって使用されるプロトコルの部分である。この層のデータ及びフォーマットはかなり柔軟であり、データ及びフォーマットが使用される特定のアプリケーションによって定められ得る。データは、ASCII又は2進コード化とすることができ、暗号化されてもされなくても良い。
[0072] トランスポート層は、アプリケーション層のデータについて記述するバイナリヘッダを含む。トランスポート層のヘッダは、データ長を含むことができ、且つ/又はアプリケーションデータのチェックサムを提供し得る。
[0073] インターネット層は、インターネットワーキング、つまり複数のネットワークが互いに接続される場合に使用される。
[0074] リンク層は、宛先との間でデータを搬送するために使用される物理(即ちハードウェア)層である。
[0075] 既製のウェブサーバコードは、DMX装置に使用され得る安価のマイクロコントローラで使用可能な限られた処理資源及びメモリ資源に適合しないことがある。そのため、標準のウェブプロトコルの選択的サブセットをサポートするウェブサービスコンポーネントを提供することが望ましい。一部の実施形態では、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP:Hyper-Text Transfer Protocol)、ファイル転送プロトコル(FTP:File Transfer Protocol)、及びセキュアシェル(SSH:Secure Shell)サービスの1つ又は複数がサポートされ得る。一部の実施形態では、HTTP資源ファイルのファイル形式としてJSONデータ交換フォーマットが使用され得る。一部の実施形態では、XMLデータ交換フォーマットが使用され得る。他のデータ交換フォーマットが使用されても良い。
[0076] 一部の実施形態では、照明コントローラが、照明器具「サーバ」のネットワーク上の唯一の「クライアント」であり得る。その場合、状態又は接続を保持する概念は必要とされない。従ってそれらの実施形態では、表2に示されているプロトコルスタックのインターネット層が不要であり、除去され得る。インターネット層を除去することはウェブサーバがより効率的になること、及びより少ないプロセッサ資源を使用することを可能にする。これはウェブサーバが図3の照明器具320等の照明器具に埋め込まれる場合に有益であり得る。
[0077] プロトコルスタックのインターネット層が除去された状態では、IPアドレスの概念は比較的無意味である。照明器具サーバがそれでもなお識別情報を必要とするので、照明器具サーバの製品ID及びシリアル番号がトランスポート層の疑似ヘッダ内でIPアドレスの代わりをすることができる。一部の実施形態では、伝送制御プロトコル(TCP:transmission control protocol)と比較したときの単純さ故にユーザデータグラムプロトコル(UDP:user datagram protocol)がトランスポート層プロトコルとして使用され得る。本開示では、以下に記載の修正済みIPv4疑似ヘッダが、修正済みUDP(MUDP:modified UDP)パケットヘッダと呼ばれる。
[0078] 図5は、DMXネットワーク内のDMXデータバスを介した通信に使用され得る修正済みUDP(ユーザデータグラムプロトコル)パケット500の一実施形態例を示す。
[0079] 修正済みUDPパケット500は、MUDP疑似ヘッダ520と、その後に続くデータ(ペイロードデータ)530とを含む。MUDP疑似ヘッダ520は、製品又は装置識別コード521、製品又は装置シリアル番号522、送信元ポート523、宛先ポート524、メッセージ長525、及びチェックサム526を含む。以下の表3は修正済みUDPパケット500の一例の様々なフィールドについて記述する。
[0080] 図6は、DMXネットワーク上でインターネットプロトコルメッセージを通信するために使用され得る、単純化されたインターネットプロトコルスタック600の一実施形態例を示す。
[0081] 単純化されたインターネットプロトコルスタック600は、アプリケーション層プロトコル610、修正済みユーザデータグラムプロトコル620、DMXプロトコル630、及び物理層プロトコル640を含む。
[0082] インターネット通信に一般に使用されるイーサネット(登録商標)データリンク層が、データリンク層としてDMXプロトコルによって置換されていることが図6から見て取ることができ、DMXプロトコル自体はRS-485標準物理層上に乗る。
[0083] 一部の実施形態では、修正済みUDPパケットを通信するためのDMX開始コードは「0xDE」であり得る。
[0084] 次に、製品又は装置ID 0x00000001及び製品又は装置シリアル番号0x000000FFを有する照明器具「サーバ」に対して照明コントローラ「クライアント」によって出される単純なHTTP GETリクエストを例証するための一例について説明する。この例では、照明コントローラがURL /path/resource.jsonを用いてJSON資源ファイルresource.jsonを要求している。
GET /path/resource.json HTTP/1.1
[0085] 以下の表4に示されているように、GET要求の前に修正済みUDPトランスポート層ヘッダがあっても良い。
[0086] 図7は、図3のDMXネットワーク内で伝送され得る修正済みUDPパケット又はフレーム700の一実施形態例を示す。修正済みUDPフレーム700は、最初のフレームブレーク710と、その後に続くスロット0内のDMX開始コード720(例えば「0xDE」)、MUDP疑似ヘッダ732(例えば図5の要素520参照)、及びペイロードデータ734を含む。修正済みUDPパケット又はフレーム700が照明コントローラ(例えば「クライアント」)によって伝送される場合、修正済みUDPパケット又はフレーム700は、例えば特定のファイル、データ、又は資源に対する要求であり得るクライアントデータを含み得る。修正済みUDPパケット又はフレーム700が照明器具(例えば「サーバ」)によって伝送される場合、修正済みUDPパケット又はフレーム700は、例えば前にクライアントから受け取った修正済みUDPパケット又はフレーム700内に含まれるリクエストによって要求されている可能性がある特定のファイル、データ、又は資源であり得るサーバデータを含み得る。
[0087] 図8は、DMXデータバス815に接続され、DMXデータバス815を介して通信する、照明コントローラ810及び埋込み型ウェブサーバを有する照明器具820を含むDMXネットワーク800の一実施形態例を示す。
[0088] 照明コントローラ810は、マイクロコントローラ812及び通信トランシーバ814を含む。
[0089] 一部の実施形態では、マイクロコントローラ812がプロセッサ及びメモリを含み得る。一部の実施形態では、通信トランシーバ814がRS-485通信トランシーバであり得る。一部の実施形態では、照明コントローラ810が追加のメモリを含むことができ、かかるメモリはランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)等の揮発性メモリ及び/又は電気的消去書込み可能な読取専用メモリ(EEPROM:electrically erasable programmable read only memory)及び/又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含み得る。
[0090] 照明器具820は、マイクロコントローラ822、通信トランシーバ824、メモリ826、及び1つ又は複数の光源828を含む。
[0091] マイクロコントローラ822は、1つ又は複数のサーバ8221、アプリケーションプログラムインタフェース(API:application program interface)(例えばJSON API)8222、及びデータベース8223を提供する。一部の実施形態では、マイクロコントローラ822がプロセッサ及びメモリを含み得る。サーバ8221は、アプリケーション層プロトコル(例えばHTTP、FTP、SSH等)、トランスポート層プロトコル(例えばMUDP)、データリンク層(DMX)、及び物理層(例えばRS-485)を含むプロトコルスタックを有する。
[0092] 一部の実施形態では、通信トランシーバ824がRS-485通信トランシーバであり得る。
[0093] メモリ826は、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)等の揮発性メモリ及び/又は電気的消去書込み可能な読取専用メモリ(EEPROM:electrically erasable programmable read only memory)及び/又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含み得る。メモリ826は、サーバデータ8261、例えばファイルシステム内で編成されるファイルや資源を記憶することができる。
[0094] 光源828は、1つ又は複数のLEDによる光源を含み得る。一部の実施形態では、光源828が少なくとも1つの赤色光源(例えば少なくとも1つの赤色LED)、少なくとも1つの緑色光源(例えば少なくとも1つの緑色LED)、及び少なくとも1つの青色光源(例えば少なくとも1つの青色LED)を含み得る。
[0095] 一部の実施形態では、赤色、緑色、及び青色光源の強度(又は調光レベル)、及び/又はオン/オフ状態が個々に制御可能であり得る。一部の実施形態では、マイクロコントローラ822が、例えば赤色、緑色、及び青色光源の動作パラメータを制御することにより、照明器具820によって作り出される光の照明強度(又は調光レベル)、色、飽和レベル、色温度、オン/オフパターン等を制御するように構成され得る。一部の実施形態では、マイクロコントローラ822は、DMXデータバス815上で1つ又は複数のDMXパケットを用いてトランシーバ824によって受け取られる照明制御データに応じて、照明器具820によって作り出される光の照明強度(又は調光レベル)、色、飽和レベル、色温度、オン/オフパターン等を制御するように構成され得る。
[0096] 一部の実施形態では、DMXデータバス815がRS-485差分信号を使用することができる。一部の実施形態では、DMXデータバス815が半二重であり得る。一部の実施形態では、DMXデータバス815が全二重であり得る。一部の実施形態では、DMXデータバス815が単線半二重データバスであり得る。
[0097] 図9は、図8の埋込み型ウェブサーバを含む照明器具900のファームウェアアーキテクチャの一実施形態例を示す。照明器具900は、マイクロコントローラ922、通信トランシーバ924、及びメモリ926を含む。一部の実施形態では、通信トランシーバ924がRS-485通信トランシーバであり得る。
[0098] メモリ926は、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)等の揮発性メモリ及び/又は電気的消去書込み可能な読取専用メモリ(EEPROM:electrically erasable programmable read only memory)及び/又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含み得る。メモリ926は、サーバデータ、例えばファイルシステム内で編成されるファイルや資源を記憶することができる。
[0099] マイクロコントローラ922は、サーバディスパッチャ9221、HTTPサーバ9222、SSHサーバ9223、FTPサーバ9224、システムツール9225、1つ又は複数のハードウェアドライバ9226、及びメモリコントローラ9227を含む。
[0100] サーバディスパッチャ9221は、メッセージパーサ92211、MUDPパーサ92212、及びトランシーバ924と通信するためのUARTドライバ92213を含む。
[0101] HTTPサーバ9222は、メッセージパーサ92221、JSON API 92222、及びデータベース92223を含む。
[0102] SSHサーバ9223は、メッセージパーサ92231及びコマンド実行ブロック92232を含む。
[0103] FTPサーバ9224は、メッセージパーサ92241を含む。
[0104] メモリコントローラ9227は、アービタ92271、ファイルシステム92272、パーティションマネージャ92273、及びメモリ926と通信するためのハードウェアドライバ92274を含む。
[0105] 図10は、DMXネットワーク上でインターネットプロトコル通信を行う方法1000の一実施形態例を示す流れ図である。
[0106] 方法1000は、DMXネットワーク内で互いに順番に又は同時に進行し得る2つのプロセス1002及び1004として概念的に説明され得る。具体的には、プロセス1002は、DMXネットワーク内で接続される照明器具の1つ又は複数の光源によって作り出される照明を制御するためのプロセスである。プロセス1004は、DMXネットワーク内で接続される照明器具と照明コントローラとの間のインターネットプロトコル通信のプロセスである。
[0107] プロセス1002の操作1005で、照明コントローラが、照明コントローラのトランシーバ(例えばRS-485トランシーバ)によってDMXデータバス上で照明制御データを伝送する。一部の実施形態では、照明制御データが例えば上記の図4に示されている1つ又は複数のDMXパケットによって伝達されても良く、DMXデータバスに接続される複数の照明器具のうちの特定の照明器具又は特定の照明器具群にアドレス指定され得る。
[0108] プロセス1002の操作1010で、照明器具が、DMXデータバスに接続される照明器具のトランシーバ(例えばRS-485トランシーバ)によってDMXパケット内に含まれる照明制御データを受け取る。
[0109] プロセス1002の操作1015で、照明器具のマイクロコントローラが、操作1010で受け取った照明制御データに応じて照明器具の1つ又は複数の光源を制御する。
[0110] プロセス1004の操作1020で、照明コントローラが、照明コントローラのトランシーバによってDMXデータバス上で(例えば修正済みUDPパケットにより)インターネットプロトコルを使用してリクエストを伝える。リクエストは、照明器具のメモリ内に記憶される特定のファイル、データ、又は資源を得るための要求であり得る。
[0111] プロセス1004の操作1025で、照明器具が、DMXデータバスに接続される照明器具のトランシーバ(例えばRS-485トランシーバ)によってリクエストを受け取る。
[0112] プロセス1004の操作1030で、照明器具のマイクロコントローラが、リクエストに適したサーバ(例えばHTTP、FTP等)によってリクエストを処理する。
[0113] プロセス1004の操作1035で、照明器具のマイクロコントローラが、照明器具のメモリデバイスから取得されたサーバデータ(例えば特定のファイル、データ、又は資源)を1つ又は複数のインターネットプロトコルパケット(例えば修正済みUDPパケット)へと処理する。
[0114] プロセス1004の操作1040で、照明器具のマイクロコントローラが、インターネットプロトコルパケット(例えば修正済みUDPパケット)を照明器具のトランシーバに与える。
[0115] プロセス1004の操作1045で、照明器具のトランシーバが、操作1035で作られたインターネットプロトコルパケットをDMXデータバス上で伝達する。
[0116] 上記の実施形態は、とりわけ照明コントローラ及び照明器具を含むDMXネットワークに関するが、概して上記のMUDPパケット及び通信方法は如何なるDMXネットワーク装置(例えばDMXデータバス上で接続される音響機器)とでも使用され得る。
[0117] 幾つかの発明実施形態を本明細書に説明し例示したが、当業者であれば、本明細書にて説明した機能を実行するための、並びに/又は、本明細書にて説明した結果及び/若しくは1つ以上の利点を得るための様々な他の手段及び/若しくは構造体を容易に想到できよう。また、このような変更及び/又は改良の各々は、本明細書に説明される発明実施形態の範囲内であるとみなす。より一般的には、当業者であれば、本明細書にて説明されるすべてのパラメータ、寸法、材料、及び構成は例示のためであり、実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成は、発明教示内容が用いられる1つ以上の特定用途に依存することを容易に理解できよう。当業者であれば、本明細書にて説明した特定の発明実施形態の多くの等価物を、単に所定の実験を用いて認識又は確認できよう。したがって、上記実施形態は、ほんの一例として提示されたものであり、添付の請求項及びその等価物の範囲内であり、発明実施形態は、具体的に説明された又はクレームされた以外に実施可能であることを理解されるべきである。本開示の発明実施形態は、本明細書にて説明される個々の特徴、システム、品物、材料、キット、及び/又は方法に関する。さらに、2つ以上のこのような特徴、システム、品物、材料、キット、及び/又は方法の任意の組み合わせも、当該特徴、システム、品物、材料、キット、及び/又は方法が相互に矛盾していなければ、本開示の本発明の範囲内に含まれる。
[0118] 本明細書にて定義されかつ用いられた定義はすべて、辞書の定義、参照することにより組み込まれた文献における定義、及び/又は、定義された用語の通常の意味に優先されて理解されるべきである。
[0119] 本明細書及び特許請求の範囲にて使用される「a」及び「an」の不定冠詞は、特に明記されない限り、「少なくとも1つ」を意味するものと理解されるべきである。
[0120] 本明細書及び特許請求の範囲に用いられるように、「又は」は、上に定義したような「及び/又は」と同じ意味を有すると理解すべきである。例えば、リストにおけるアイテムを分ける場合、「又は」、又は、「及び/又は」は包括的と解釈される。すなわち、多数の要素又は要素のリストのうちの少なくとも1つを含むが、2つ以上の要素も含み、また、任意選択的に、リストにないアイテムを含むと解釈される。「〜のうちの1つのみ」又は「ちょうど1つの」といった反対を明らかに示す用語、又は、特許請求の範囲に用いられる場合は、「〜からなる」という用語だけが、多数の要素又は要素のリストのうちのまさに1つの要素が含まれることを指す。一般的に、本明細書にて使用される「又は」との用語は、「いずれか」、「〜のうちの1つの」、「〜のうちの1つのみ」、又は「〜のうちのちょうど1つのみ」といった排他的な用語が先行する場合にのみ、排他的な代替(すなわち「一方又は他方であるが、両方ではない」)を示すと解釈される。「本質的に〜からなる」は、特許請求の範囲に用いられる場合、特許法の分野にて用いられる通常の意味を有する。
[0121] 本明細書及び特許請求の範囲に用いられるように、1つ以上の要素を含むリストを参照した際の「少なくとも1つ」との表現は、要素のリストにおける任意の1つ以上の要素から選択された少なくとも1つの要素を意味すると理解すべきであるが、要素のリストに具体的に列挙された各要素の少なくとも1つを必ずしも含むわけではなく、要素のリストにおける要素の任意の組み合わせを排除するものではない。この定義は、「少なくとも1つの」との表現が指す要素のリストの中で具体的に特定された要素以外の要素が、それが具体的に特定された要素に関係していても関連していなくても、任意選択的に存在してもよいことを可能にする。
[0122] さらに、特に明記されない限り、本明細書に記載された2つ以上のステップ又は動作を含むどの方法においても、当該方法のステップ又は動作の順番は、記載された方法のステップ又は動作の順序に必ずしも限定されないことを理解すべきである。
[0123] 請求項において、括弧内に登場する任意の参照符号は、便宜上、提供されているに過ぎず、当該請求項をいかようにも限定することを意図していない。
[0124] 特許請求の範囲においても上記明細書においても、「備える」、「含む」、「担持する」、「有する」、「含有する」、「関与する」、「保持する」、「〜から構成される」等といったあらゆる移行句は、非制限的、すなわち、含むがそれに限定されないことを意味すると理解すべきである。米国特許庁特許審査手続便覧の第2111.03項に記載される通り、「〜からなる」及び「本質的に〜からなる」といった移行句のみが、制限又は半制限移行句である。

Claims (15)

  1. デジタルマルチプレックス(DMX)プロトコルに従って通信ネットワーク上で通信するトランシーバと、メモリデバイスと、前記メモリデバイス内に記憶されるサーバデータを1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットへと処理し、前記DMXプロトコルに従って前記通信ネットワーク上で前記サーバデータを伝達するために1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットを前記トランシーバに与えるマイクロコントローラとを含む、装置であって、
    前記1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットが、照明コントローラから前記装置に照明制御データを伝えるDMXパケットと前記通信ネットワーク上でインタリーブされる、装置
  2. 前記装置が1つ又は複数の光源を更に含み、前記光源は、前記DMXプロトコルに従って前記通信ネットワーク上で前記装置によって受け取られる照明制御データに応じて前記マイクロコントローラによって制御される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記トランシーバがRS-485トランシーバである、請求項1に記載の装置。
  4. 前記マイクロコントローラが前記インターネットプロトコルパケットそれぞれのヘッダを生成し、前記ヘッダは前記装置の製品識別コード、装置のシリアル番号、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)送信元ポート、UDP宛先ポート、インターネットプロトコルパケット長、チェックサム、及びサーバデータを含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記マイクロコントローラは、更に、前記DMXプロトコルに従って前記通信ネットワーク上でインターネットプロトコルクライアント装置から前記トランシーバによって受け取られるインターネットプロトコルパケットを構文解析し、前記インターネットプロトコルパケット内に含まれるクライアントデータを求め、
    前記クライアントデータがASCII文字当たり1バイトでASCIIテキストとしてフォーマットされる、請求項に記載の装置。
  6. 前記クライアントデータが前記サーバデータを得るためのリクエストを含み、前記リクエストはジェイソン(JSON)データ交換フォーマット及び拡張可能マーク付け言語(XML)データ交換フォーマットのうちの1つに準拠する、請求項5に記載の装置。
  7. メモリデバイスから取得されるサーバデータを1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットへと処理するステップと、前記1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットをトランシーバに与えるステップと、前記1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットをデジタルマルチプレックス(DMX)プロトコルに従って通信ネットワーク上で前記トランシーバから伝達するステップとを含む、方法であって、
    前記1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットが、照明コントローラから照明制御データを伝えるDMXパケットと前記通信ネットワーク上でインタリーブされる、方法
  8. マイクロコントローラが、前記DMXプロトコルに従って前記通信ネットワーク上で伝達される照明制御データを前記トランシーバから受け取り、前記照明制御データに従って1つ又は複数の光源の照明を制御することを更に含む、請求項7に記載の方法。
  9. イクロコントローラが、前記インターネットプロトコルパケットそれぞれのヘッダを生成することを更に含み、前記ヘッダは、前記マイクロコントローラを含む装置の製品識別コード、前記マイクロコントローラを含む装置のシリアル番号、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:user datagram protocol)送信元ポート、UDP宛先ポート、インターネットプロトコルパケット長、チェックサム、及びサーバデータを含む、請求項7に記載の方法。
  10. イクロコントローラが、前記DMXプロトコルに従って前記通信ネットワーク上でインターネットプロトコルクライアント装置から前記トランシーバによって受け取られる前記インターネットプロトコルパケットを構文解析し、前記インターネットプロトコルパケット内に含まれるクライアントデータを求めることを更に含む、請求項7に記載の方法。
  11. イクロコントローラが、HTTPサーバ、FTPサーバ、及びSSHサーバのうちの少なくとも1つを提供し、前記DMXプロトコルに従って前記通信ネットワークに接続されるクライアントと前記トランシーバ経由で通信することを更に含む、請求項7に記載の方法。
  12. デジタルマルチプレックス(DMX)データバスと、前記DMXデータバスに接続される照明コントローラと、前記DMXデータバスに接続される少なくとも1つの照明器具とを含むネットワークであって、前記照明器具は、前記DMXデータバス上で通信するトランシーバと、1つ又は複数の光源と、メモリデバイスと、前記DMXデータバス上で前記照明コントローラから受け取られる照明制御データに応じて前記1つ又は複数の光源による照明を制御し、前記メモリデバイス内に記憶されるサーバデータを1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットへと処理し、前記DMXデータバス上で前記照明コントローラに前記サーバデータを伝達するために前記1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットを前記トランシーバに与えるマイクロコントローラとを含む、ネットワークであって、
    前記照明コントローラが、前記DMXデータバス上で通信する照明コントローラトランシーバと、前記DMXデータバス上で前記少なくとも1つの照明器具に伝達するために前記1つ又は複数のインターネットプロトコルパケットを前記照明コントローラに与えるマイクロコントローラとを含む、ネットワーク
  13. 前記トランシーバがRS-485トランシーバである、請求項12に記載のネットワーク。
  14. 前記マイクロコントローラが前記インターネットプロトコルパケットそれぞれのヘッダを生成し、前記ヘッダは前記照明器具の製品識別コード、照明器具のシリアル番号、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)送信元ポート、UDP宛先ポート、インターネットプロトコルパケット長、チェックサム、及びサーバデータを含む、請求項12に記載のネットワーク。
  15. 前記マイクロコントローラが、HTTPサーバ、FTPサーバ、及びSSHサーバのうちの少なくとも1つを提供し、これらのサーバは、前記DMXデータバス上で前記インターネットプロトコルパケットによって前記照明コントローラから受け取られるリクエストに応じて前記照明コントローラに前記サーバデータを供給する、請求項12に記載のネットワーク。
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