JP6500385B2 - 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 - Google Patents
移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6500385B2 JP6500385B2 JP2014212545A JP2014212545A JP6500385B2 JP 6500385 B2 JP6500385 B2 JP 6500385B2 JP 2014212545 A JP2014212545 A JP 2014212545A JP 2014212545 A JP2014212545 A JP 2014212545A JP 6500385 B2 JP6500385 B2 JP 6500385B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movement
- data
- position data
- amount
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 68
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 96
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 53
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 claims description 18
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000005314 correlation function Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 1
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Description
本発明の一見地に係る移動量推定装置は、移動体の移動量を推定する装置である。移動量推定装置は、位置データ取得部と、データ抽出部と、データ移動部と、距離算出部と、推定部と、を備える。
第1基準点は、第1位置データが定義された第1座標の任意の点である。第2基準点は、第2位置データが定義された第2座標の任意の点である。
なお、上記の「移動前又は移動後の他方」は、複数の第1位置データが移動体の移動前に取得された場合には、移動体の移動後のことを指す。一方、複数の第1位置データが移動体の移動後に取得された場合には、移動体の移動前のことを指す。
距離算出部は、第1投影物体像と第2投影物体像との間の第1距離を算出する。第1投影物体像は、複数の第1抽出データにより第1座標又は第2座標上に形成される像である。第2投影物体像は、複数の第1移動データにより座標上に形成される像である。
複数の第1移動データを算出後、距離算出部が、複数の第1抽出データにより形成される第1投影物体像と、複数の第1移動データにより形成される第2投影物体像との間の距離を第1距離として算出する。
このとき、データ移動部は、複数の第2位置データを第1移動量に対応する移動量だけ第1座標又は第2座標上にて移動して、複数の第2移動データを算出する。第1移動量は、第1抽出データ及び第2抽出データを用いて推定した移動体の移動量である。また、データ移動部は、複数の第2移動データを第1座標又は第2座標上にて平行移動及び/又は回転移動してさらに複数の第3移動データを算出する。
また、距離算出部は、第3投影物体像と第4投影物体像との間の第2距離を算出する。第3投影物体像は、複数の第1位置データにより形成される像である。第4投影物体像は、複数の第3移動データにより形成される像である。
さらに、推定部は、第2距離と第2の閾値との比較に基づいて第1位置データと第3移動データとが一致したかどうかを判断し、第1位置データと第3移動データとが一致したと判断されたときの第3移動データの第2位置データからの平行移動の移動量及び/又は回転移動の移動量を、移動前と移動後との間に移動体が移動した移動量として推定する。
これにより、最初から全ての第1位置データと全ての第2位置データを用いて移動体の移動量を推定するよりも高速に、かつ、全ての位置データを用いて移動量を推定したときと同等の精度にて移動量を推定できる。
このとき、上記の移動量推定装置は車輪移動量算出部をさらに備えている。車輪移動量算出部は、車輪移動量を算出する。車輪移動量は、移動前と移動後の間の車輪の回転による移動体の移動量である。
また、データ移動部は、複数の第2位置データを車輪移動量に対応する移動量だけ移動して複数の第4移動データを算出する。さらに、推定部は、複数の第4移動データを新たな複数の第2位置データとして、移動体の移動量を推定する。
これにより、より高速に移動体の移動量を推定できる。
◎移動体の移動前及び移動後において、移動体と移動体の周囲に存在する物体との相対的な位置関係を表す座標上における物体の存在位置を表した複数の位置データを取得するステップ。
◎複数の第1位置データから第1位置データと第1基準点との間の距離に基づいて複数の第1抽出データを抽出し、複数の第2位置データから第2位置データと第2基準点との間の距離に基づいて複数の第2抽出データを抽出するステップ。
◎複数の第2抽出データを第1座標又は第2座標上にて平行移動及び/又は回転移動して複数の第1移動データを算出するステップ。
◎複数の第1抽出データにより形成される第1投影物体像と、複数の第1移動データにより形成される第2投影物体像との間の第1距離を算出するステップ。
◎第1距離と第1の閾値との比較に基づいて第1抽出データと第1移動データとが一致したかどうかを判断するステップ。
◎第1抽出データと第1移動データとが一致したと判断されたときの第1移動データの第2抽出データからの平行移動の移動量及び/又は回転移動の移動量を、移動前と移動後との間に移動体が移動した移動量として推定するステップ。
◎第1抽出データ及び第2抽出データを用いて推定した移動体の移動量である第1移動量に対応する移動量だけ複数の第2位置データを第1座標又は第2座標上にて移動して複数の第2移動データを算出するステップ。
◎複数の第2移動データを座標上にて平行移動及び/又は回転移動してさらに複数の第3移動データを算出するステップ。
◎複数の第1位置データにより形成される第3投影物体像と複数の第3移動データにより形成される第4投影物体像との間の第2距離を算出するステップ。
◎第2距離と第2の閾値との比較に基づいて第1位置データと第3移動データとが一致したかどうかを判断するステップ。
◎第1位置データと第3移動データとが一致したと判断されたときの第3移動データの第2位置データからの平行移動の移動量及び/又は回転移動の移動量を、移動前と移動後との間に移動体が移動した移動量として推定するステップ。
◎予め設定された複数の距離から1つの選択距離を選択するステップ。
◎第1位置データと第1基準点との間の距離と選択距離との比較に基づいて、複数の第1位置データから複数の第1抽出データを抽出し、第2位置データと第2基準点との間の距離と選択距離との比較に基づいて、複数の第2位置データから複数の第2抽出データを抽出するステップ。
(1)自律移動体の全体構成
以下、本発明の自律移動体について説明する。まず、第1実施形態に係る自律移動体100の全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、自律移動体の全体構成を示す図である。本実施形態の自律移動体100は、予め決められた所望の予定走行経路を自律的に走行する移動体である。
自律移動体100は、本体部1と、走行部2と、位置データ取得部3と、制御部5と、を主に備える。本体部1は、自律移動体100の本体を構成する。
また、レーザレンジファインダを位置データ取得部3として用いた場合、位置データ取得部3は、検出した反射信号がどの方向からの反射信号であるかを知ることができる。検出した反射信号がどの方向からの反射信号であるかについての情報に基づいて、位置データ取得部3は、自律移動体100から見た検出信号を反射した物体(の表面の一部)が存在する方向に関する情報を取得できる。
一方、前方データ取得部31は、前方データ取得部31を中心とした半径30m程度の自律移動体100の前方の270°程度の範囲に存在する物体を検出可能となっている。
なお、制御部5の詳細な構成、及び、制御部5における自律移動体100における移動量の算出方法や現在位置の推定方法などについては、後ほど説明する。
I.制御部の全体構成
次に、制御部5の全体構成について図2を用いて説明する。図2は、制御部の構成を示す図である。制御部5は、CPU(Central Processing Unit)と、ハードディスク装置と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、記憶媒体読み出し装置などにより構成される記憶装置と、信号変換を行うインターフェースなどと、を備えたマイコンシステムなどにより実現できる。また、以下に示す制御部5の各部の機能の一部又は全部は、プログラムとして実現されていてもよい。さらに、当該プログラムは、マイコンボードの記憶装置に記憶されていてもよい。又は、制御部5の各部の機能の一部又は全部は、カスタムICなどにより実現されていてもよい。
図1に示した走行部2のように、2つの車輪21a、21bのそれぞれを個別にモータ23a、23bにより回転させて走行する走行部を、「差動二輪型」の走行部と呼ぶこともある。
次に、第1実施形態の移動量算出部531の構成について、図3を用いて説明する。図3は、移動量算出部の構成を示す図である。移動量算出部531は、データ記憶部5311と、データ抽出部5312と、データ移動部5313と、距離算出部5314と、推定部5315と、を有している。
位置データの平行移動による移動データは、例えば、位置データの座標値に平行移動量を加算又は減算することにより算出できる。また、位置データの回転移動による移動データは、例えば、位置データを定義した座標の基準点を中心として位置データ(の座標点)を回転したときの座標値を算出する公知の式を用いて算出できる。
なお、推定部5315における自律移動体100の移動量の具体的な推定方法については、後ほど詳しく説明する。
I.移動量の推定方法
次に、自律移動体100の動作について説明する。まず、移動量算出部531における移動量の推定方法について、図4〜図5Bを用いて説明する。図4は、移動量の推定方法を示すフローチャートである。図5Aは、固定投影物体像と移動投影物体像の一例を示す図である。図5Bは、移動量の推定方法を模式的に示す図である。
今、自律移動体100の移動前後において、図5Aに示すような2つの投影物体像(固定投影物体像と移動投影物体像)が得られるような2種類の複数の位置データ(固定位置データと移動位置データ)が位置データ取得部3により得られているとする。
上記の固定座標を第1座標、第1座標の原点Oを第1原点Oと呼ぶ。また、上記の移動座標を第2座標、第2座標の原点O’を第2原点O’と呼ぶ。
これにより、位置データ取得部3にて取得した位置データに測定誤差(ノイズなど)などが含まれていても、ノイズに起因する移動量の推定誤差の発生を抑制できる。
次に、第1実施形態における自律移動体100の移動量の推定方法を、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態における移動量の推定方法を示すフローチャートである。
第1実施形態における移動量の推定方法においては、自律移動体100の移動前及び移動後に取得した複数の位置データから、所定の条件に従って位置データを抽出して、抽出した位置データ(抽出データと呼ぶことにする)を用いて自律移動体100の移動量を推定する。
なお、上記とは逆に、位置P1において取得した第1位置データを第2座標上に定義した位置データとし、位置P2において取得した第2位置データを第1座標上に定義した位置データとしてもよい。
なお、第1位置データを第2座標上に定義し、第2位置データを第1座標上に定義したときには、第1抽出データを移動位置データとし、第2抽出データを固定位置データとする。
投影物体像においては、自律移動体100の位置から離れた位置データにより形成される投影物体像ほど、自律移動体100の小さな移動(特に小さな回転)に対してより大きく変動する。従って、原点から所定の距離以上離れた位置データを抽出データとして用いて自律移動体100の移動量を推定することにより、小さな移動量であっても精度よく移動量を推定できる。
次に、本実施形態の自律移動体100の具体的な動作について、図10を用いて説明する。図10は、自律移動体の動作を示すフローチャートである。以下においては、自律移動体100が記憶部51などに記憶された予め決められた複数の目標点を通過しながら、最終的な目標点まで自律的に移動するときの動作について説明する。
まず、自律移動体100が自律的な移動を開始すると、まず、自律移動体100の移動前及び移動後のそれぞれにおいて、位置データ取得部3が複数の位置データを取得する(ステップS1)。そして、取得した複数の位置データ(第1位置データ、第2位置データ)がデータ記憶部5311に記憶される。
走行制御部57にて算出される制御指令は、例えば、現在位置から次の目標位置まで移動する間の時間と自律移動体100の速度(車輪21a、21bの回転速度、すなわち、モータ23a、23bの回転速度)との関係を表したデータとして算出される。
例えば、自律移動体100が全ての目標位置を通過していないと判断して、自律移動を継続すると判断した場合(ステップS5において「No」の場合)、自律移動のプロセスはステップS1に戻り、自律移動を継続する。
高速に移動量を推定可能となることにより、自律移動体100において制御遅れの発生が抑制できる。その結果、自律移動体100は、意図した走行経路を精度よく移動できる。
上記の第1実施形態においては、移動量推定部53は、複数の第1位置データから複数の第1抽出データを抽出し、複数の第2位置データから複数の第2抽出データを抽出し、これらの複数の抽出データのみを用いて自律移動体100の移動量を推定していた。
しかし、これに限られず、第2実施形態においては、複数の抽出データを用いて自律移動体100の移動量を推定した後、さらに全ての第1位置データと全ての第2位置データとを用いて自律移動体100の移動量を推定する。
ステップS3001において推定された自律移動体100の移動量を第1移動量とする。
第2位置データを第1移動量に対応する移動量だけ移動して算出された位置データを、第2移動データと呼ぶ。
推定部5315は、上記の第1移動量と第1精密移動量とを積算した移動量を、自律移動体100が移動領域Sの位置P1と位置P2との間を移動したときの最終的な移動量と推定する。その後、移動量の推定プロセスを終了する。
また、ICP法においては、2つの投影物体像が近い位置にあるほど、2つの投影物体像が一致したと判断されるまでの時間が短くなる傾向にある。
上記の第1実施形態においては、移動量推定部53は、複数の第1位置データから第1抽出データを抽出し、複数の第2位置データから複数の第2抽出データを抽出し、これらの抽出データを用いて自律移動体100の移動量を推定していた。
また、上記の第2実施形態においては、移動量推定部53は、抽出データを用いて自律移動体100の移動量(第1移動量)を算出後、さらに、全ての第1位置データと第2位置データ(第2移動データ)を用いて精密な自律移動体100の移動量の推定していた。
第3実施形態においては、移動量算出部531における移動量の推定方法が、抽出データを異なる条件に従って複数回抽出して移動量の推定を行う点において、第1実施形態における移動量の推定方法と異なっている。従って、第3実施形態の移動量算出部531における移動量の推定方法について、図12を用いて説明する。図12は、第3実施形態における移動量の推定方法を示すフローチャートである。
なお、第1位置データから抽出データを抽出する際の選択距離と、第2位置データから抽出データを抽出する際の選択距離とは同一であってもよいし異なっていてもよい。
その他、選択距離(ユークリッド距離やマンハッタン距離など、任意の距離を用いることができる)を定義する他の領域を、位置データを抽出する領域としてもよい。
なお、上記の第3の閾値は、第1実施形態などにおける第1の閾値及び/又は第2実施形態における第2の閾値と同一であってもよいし異なっていてもよい。
上記の第1〜第3実施形態においては、位置データ取得部3から取得した複数の位置データのみを用いて自律移動体100の移動量を推定していた。
しかし、これに限られず、第4実施形態においては、走行部2の車輪21a、21bの回転による自律移動体100の移動量である車輪移動量(後述)も利用して、自律移動体100の移動量を推定する。
従って、以下、第4実施形態の移動量算出部531’の構成と、自律移動体100の移動量の推定方法についてのみ説明し、他の構成等の説明は省略する。
第4実施形態において移動量の推定を開始すると、まず、車輪移動量算出部5316が、上記にて説明したようにして、車輪移動量を算出する(ステップS5001)。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。例えば、上記の第1実施形態〜第4実施形態をすべて組み合わせてもよい。これにより、上記の第1実施形態〜第4実施形態において説明した全ての効果を、自律移動体100が有することができる。
上記の第1〜第4実施形態における走行部2は、二輪差動型の走行部であった。しかし、これに限られず、オムニホイールなどの他の車輪を有する走行部を用いてもよい。また、走行部2は車輪21a、21bの回転により移動するものに限られず、車輪以外の他のアクチュエータの動きにより移動可能なものであってもよい。
上記の第1〜第4実施形態においては、移動量推定部53は、位置データ取得部3にて取得した位置データを主に用いて、自律移動体100の移動量を推定していた。しかし、これに限られず、移動量推定部53は、車輪21a、21bの回転による車輪移動量のみに基づいて自律移動体100の移動量を推定可能となっていてもよい。
上記の移動量推定部53においては、ICP法のみを用いて複数の位置データから移動量を推定していた。しかし、これに限られない。複数の位置データから移動量を推定する方法として、2種類の複数の位置データの座標値の出現頻度を表した2つのヒストグラムの相互相関関数に基づいて、移動量を推定する方法(相互相関法)がある。よって、上記の移動量推定部53において、ICP法と上記の相互相関法とを組み合わせて、複数の位置データを用いて移動量を推定してもよい。
上記の第1〜第4実施形態に係る自律移動体100の本体部1には、位置データ取得部3が正常に動作しているかどうかを確認するための部材は特に取り付けられていなかった。しかし、これに限られず、本体部1に、位置データ取得部3が正常に動作しているかどうかを確認するために、位置データ取得部3の位置データ検出可能領域に少なくとも一部が入るような、既知の形状の干渉部材を取り付けてもよい。
例えば、自律移動体100の周囲に壁や障害物などの物体が存在しない場合などに、干渉部材の一部の形状に対応する投影物体像が複数の位置データのいくつかにより形成されていれば、位置データ取得部3の異常により位置データが取得されないのではなく、自律移動体100が、物体が存在しない広い空間を移動中であると判断できる。
1 本体部
2 走行部
21a、21b車輪
23a、23bモータ
3 位置データ取得部
31 前方データ取得部
33 後方データ取得部
5 制御部
51 記憶部
53 移動量推定部
531、531' 移動量算出部
5311 データ記憶部
5312 データ抽出部
5313 データ移動部
5314 距離算出部
5315 推定部
5316 車輪移動量算出部
55 位置推定部
57 走行制御部
7 操作部
71a、71b操作ハンドル
8 補助輪部
8a、8b 補助車輪
9 取付部材
O 第1原点(第1基準点)
O’ 第2原点(第2基準点)
Claims (8)
- 移動体の移動量を推定する移動量推定装置であって、
前記移動体と前記移動体の周囲に存在する物体との相対的な位置関係を表す座標上における前記物体の存在位置を表した複数の位置データを取得する位置データ取得部と、
前記移動体の移動前及び移動後のいずれか一方において取得した複数の第1位置データから、前記第1位置データと前記第1位置データが定義された第1座標の第1基準点との間の距離が第1の値以上である前記第1位置データを複数の第1抽出データとして抽出し、前記移動前及び前記移動後の他方において取得した複数の第2位置データから、前記第2位置データと前記第2位置データが定義された第2座標の第2基準点との間の距離が第2の値以上である前記第2位置データを複数の第2抽出データとして抽出するデータ抽出部と、
前記複数の第2抽出データを前記第1座標又は前記第2座標上にて平行移動及び回転移動して複数の第1移動データを算出するデータ移動部と、
前記複数の第1抽出データにより前記第1座標又は前記第2座標上に形成される第1投影物体像と前記複数の第1移動データにより形成される第2投影物体像との間の第1距離を算出する距離算出部と、
前記第1距離と第1の閾値との比較に基づいて前記第1抽出データと前記第1移動データとが一致したかどうかを判断し、前記第1抽出データと前記第1移動データとが一致したと判断されたときの前記第1移動データの前記第2抽出データからの平行移動の移動量及び回転移動の移動量を、前記移動前と前記移動後との間に前記移動体が移動した移動量として推定する推定部と、
を備える移動量推定装置。 - 前記第1基準点及び前記第2基準点は、前記移動体の存在位置である、請求項1に記載の移動量推定装置。
- 前記データ移動部は、前記第1抽出データ及び前記第2抽出データを用いて推定した前記移動体の移動量である第1移動量に対応する移動量だけ前記複数の第2位置データを前記第1座標又は前記第2座標上にて移動した複数の第2移動データを算出し、前記複数の第2移動データを前記第1座標又は前記第2座標上にて平行移動及び回転移動してさらに複数の第3移動データを算出し、
前記距離算出部は、前記複数の第1位置データにより形成される第3投影物体像と前記複数の第3移動データにより形成される第4投影物体像との間の第2距離を算出し、
前記推定部は、前記第2距離と第2の閾値との比較に基づいて前記第1位置データと前記第3移動データとが一致したかどうかを判断し、前記第1位置データと前記第3移動データとが一致したと判断されたときの第3移動データの前記第2位置データからの平行移動の移動量及び回転移動の移動量を、前記移動前と前記移動後との間に前記移動体が移動した移動量として推定する、
請求項1又は2に記載の移動量推定装置。 - 前記移動体は車輪の回転により移動可能であり、
前記移動前と前記移動後の間の前記車輪の回転による前記移動体の移動量である車輪移動量を算出する車輪移動量算出部をさらに備え、
前記データ移動部は、前記複数の第2位置データを前記車輪移動量に対応する移動量だけ移動して複数の第4移動データを算出し、
前記推定部は、前記複数の第4移動データを新たな前記複数の第2位置データとして、前記移動体の移動量を推定する、請求項1〜3のいずれかに記載の移動量推定装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の移動量推定装置と、
走行部と、
前記移動量推定装置において推定される移動量に基づいて現在位置を推定する位置推定部と、
前記現在位置から所定の目標位置まで走行するよう前記走行部を制御する制御部と、
を備える自律移動体。 - 移動体の移動量を推定する移動量の推定方法であって、
前記移動体の移動前及び移動後において、前記移動体と前記移動体の周囲に存在する物体との相対的な位置関係を表す座標上における前記物体の存在位置を表した複数の位置データを取得するステップと、
前記移動前及び前記移動後のいずれか一方において取得した複数の位置データである複数の第1位置データから、前記第1位置データと前記第1位置データが定義された第1座標の第1基準点との間の距離が第1の値以上である前記第1位置データを複数の第1抽出データとして抽出し、前記移動前及び前記移動後の他方において取得した複数の位置データである複数の第2位置データから、前記第2位置データと前記第2位置データが定義された第2座標の第2基準点との間の距離が第2の値以上である前記第2位置データを複数の第2抽出データとして抽出するステップと、
前記複数の第2抽出データを前記第1座標又は前記第2座標上にて平行移動及び回転移動して複数の第1移動データを算出するステップと、
前記複数の第1抽出データにより形成される第1投影物体像と、前記複数の第1移動データにより形成される第2投影物体像との間の第1距離を算出するステップと、
前記第1距離と第1の閾値との比較に基づいて前記第1抽出データと前記第1移動データとが一致したかどうかを判断するステップと、
前記第1抽出データと前記第1移動データとが一致したと判断されたときの前記第1移動データの前記第2抽出データからの平行移動の移動量及び回転移動の移動量を、前記移動前と前記移動後との間に前記移動体が移動した移動量として推定するステップと、
を含む移動量の推定方法。 - 前記第1抽出データ及び前記第2抽出データを用いて推定した前記移動体の移動量である第1移動量に対応する移動量だけ前記複数の第2位置データを前記第1座標又は前記第2座標上にて移動して複数の第2移動データを算出するステップと、
前記複数の第2移動データを前記第1座標又は前記第2座標上にて平行移動及び回転移動してさらに複数の第3移動データを算出するステップと、
前記複数の第1位置データにより形成される第3投影物体像と前記複数の第3移動データにより形成される第4投影物体像との間の第2距離を算出するステップと、
前記第2距離と第2の閾値との比較に基づいて前記第1位置データと前記第3移動データとが一致したかどうかを判断するステップと、
前記第1位置データと前記第3移動データとが一致したと判断されたときの第3移動データの前記第2位置データからの平行移動の移動量及び回転移動の移動量を、前記移動前と前記移動後との間に前記移動体が移動した移動量として推定するステップと、
をさらに含む、請求項6に記載の移動量の推定方法。 - 前記第1抽出データ及び前記第2抽出データを抽出するステップは、
予め設定された複数の距離から1つの選択距離を前記第1の値及び前記第2の値として選択するステップを含み、
前記複数の距離から所定の数の距離が前記選択距離として選択されるまで、又は、前記第1距離が第3の閾値以下となるまで、前記第1抽出データ及び前記第2抽出データを抽出するステップと、前記第1移動データを算出するステップと、前記第1距離を算出するステップと、前記第1抽出データと前記第1移動データとが一致したかどうかを判断するステップと、を繰り返す、請求項6又は7に記載の移動量の推定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014212545A JP6500385B2 (ja) | 2014-10-17 | 2014-10-17 | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014212545A JP6500385B2 (ja) | 2014-10-17 | 2014-10-17 | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016081327A JP2016081327A (ja) | 2016-05-16 |
JP6500385B2 true JP6500385B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=55958771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014212545A Active JP6500385B2 (ja) | 2014-10-17 | 2014-10-17 | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6500385B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6751469B2 (ja) * | 2017-03-28 | 2020-09-02 | 株式会社日立産機システム | 地図作成システム |
KR102472176B1 (ko) * | 2020-02-20 | 2022-11-28 | 주식회사 케이티 | 자율주행 로봇, 자율주행 로봇의 위치 추정 서버 및 이를 이용한 자율주행 로봇의 위치 추정 방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250906A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sogo Keibi Hosho Co Ltd | 移動ロボット、自己位置補正方法および自己位置補正プログラム |
WO2012176249A1 (ja) * | 2011-06-21 | 2012-12-27 | 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 | 自己位置推定装置、自己位置推定方法、自己位置推定プログラム、及び移動体 |
-
2014
- 2014-10-17 JP JP2014212545A patent/JP6500385B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016081327A (ja) | 2016-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105813526B (zh) | 机器人清扫装置以及用于地标识别的方法 | |
US9239580B2 (en) | Autonomous mobile robot, self position estimation method, environmental map generation method, environmental map generation apparatus, and data structure for environmental map | |
JP6481347B2 (ja) | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 | |
JP4738472B2 (ja) | 障害物回避機能を有する移動制御装置 | |
JP5310285B2 (ja) | 自己位置推定装置及び自己位置推定方法 | |
ZA200005640B (en) | Method of tracking and sensing position of objects. | |
JP2011209845A (ja) | 自律移動体、自己位置推定方法、地図情報作成システム | |
KR20180127709A (ko) | 이동 로봇 및 이의 제어 방법 | |
CN109416251B (zh) | 基于色块标签的虚拟墙构建方法及装置、地图构建方法、可移动电子设备 | |
JP2016091086A (ja) | 移動体 | |
JP6500385B2 (ja) | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 | |
JPWO2020129120A1 (ja) | 情報処理装置および移動ロボット | |
JP2020024618A (ja) | 移動経路取得方法、及び、移動経路取得装置 | |
JP2016218024A (ja) | 地図生成装置および地図生成方法 | |
KR101735325B1 (ko) | 점군 정합 장치 | |
KR101417431B1 (ko) | Lidar센서를 이용한 3차원 공간정보 생성시스템 | |
JP6589578B2 (ja) | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 | |
JP5895682B2 (ja) | 障害物検出装置及びそれを備えた移動体 | |
JP6626248B2 (ja) | 移動量推定装置、自律移動体、及び移動量の推定方法 | |
KR100703882B1 (ko) | 단일 카메라 기반 포즈인식이 가능한 이동로봇 및 그 방법 | |
JP2021114222A (ja) | ロボットシステムおよびその位置推定方法 | |
JP2016085708A (ja) | 移動体 | |
KR101746792B1 (ko) | 회전 모듈과 거리 센서간의 위치 변환 관계 추정 방법 및 장치 | |
WO2020138115A1 (ja) | 自律移動体 | |
JP2023061692A (ja) | 地図作成車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180626 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6500385 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |