JP6500063B2 - 忘れ物防止トレイ及び忘れ物防止トレイの設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、個室の扉や袖パネルに設置して、個室内での小物類の置き忘れを防止する忘れ物防止トレイと、その忘れ物防止トレイの設置構造に関する。
近年、トイレ等の個室内にスマートフォンや携帯電話、財布といった各種小物(以下「小物類」という)を置き忘れる事案が増加している。
このような置き忘れを防止する一案として、扉に取り付けられるドア錠が提案されている(特許文献1)。このドア錠は、扉の内側面に取り付けられた本体と、ブースパネル(いわゆる袖パネル)に取り付けられ、本体と係合する係合具を備え、本体に物を載置可能な載置部を備えている。このドア錠は、解錠操作する際等に使用者の視界に入るため、載置した物の置き忘れを防止することができる。
特開2006−28900号公報
しかしながら、前記ドア錠を既設の扉に設置するためには、既設扉から錠を外して付け替えなければならず、既存の錠をそのまま利用することができない。また、載置部が破損或いは欠損等した場合、載置部だけを交換することはできず、新たなドア錠に交換しなければならない。
本発明の解決課題は、個室内での小物類の置き忘れを確実に防止することができ、既設扉や袖パネルへ設置する際に既存の錠をそのまま利用することができ、錠を残したまま交換することができる忘れ物防止トレイと、当該忘れ物防止トレイの設置構造を提供することにある。
[忘れ物防止トレイ]
本発明の忘れ物防止トレイは、扉又は袖パネルに固定される固定プレートと小物類を載せる載せ台と両者(固定プレートと載せ台)を連結する連結手段を備えている。固定プレートと載せ台は連結手段によって連結されている。載せ台は、固定プレートを扉又は袖パネルに固定した状態で、小物類を載置可能な位置(以下「使用位置」とう)と扉側又は袖パネル側に立ち上がった位置(以下「起立位置」という)の間で回動できるようにしてある。なお、本願では、載せ台が使用位置から起立位置に立ち上がる方向を「起立方向」という。
本発明の忘れ物防止トレイは、前記連結手段として弾性部材を備えた連結手段を使用し、載せ台が前記弾性部材によって起立方向に付勢されるようにすることもできる。
本発明の忘れ物防止トレイの固定プレートは、錠固定用の固定手段で当該錠とともに扉又は袖パネルに固定できるようにしてもよい。錠にはスライド錠を用いる。
[忘れ物防止トレイの設置構造]
本発明の忘れ物防止トレイの設置構造は、扉又は袖パネルの手前側に忘れ物防止トレイが配置され、忘れ物防止トレイの手前側に錠が配置され、忘れ物防止トレイが固定手段によって扉又は袖パネルと錠の間に固定され、忘れ物防止トレイの載せ台を使用位置まで倒すと、載せ台が前記錠の上側又は上側及び手前側(室内側)に被さるようにしたものである。
本発明の忘れ物防止トレイの設置構造は、扉又は袖パネルの手前側に忘れ物防止トレイの固定プレートが配置され、その固定プレートの手前側に錠が配置され、当該固定プレートが扉又は袖パネルと錠の間に挟まれた状態で扉又は袖パネルに固定された構造とすることもできる。
本発明の忘れ物防止トレイの設置構造は、固定プレートが錠固定用の固定手段で当該錠とともに扉又は袖パネルに固定された構造とすることもできる。
[忘れ物防止トレイ]
本発明の忘れ物防止トレイは、その構成に応じて次の効果を奏する。
(1)扉又は袖パネルの錠の近傍に固定するものであるため目につきやすく、載せ台上の小物類を見落とす可能性が低いため、小物類の置き忘れを効果的に防止することができる。
(2)錠とは別体であるため、破損等したときに、錠を残して忘れ物防止トレイだけを交換することができる。
(3)載せ台が起立方向に付勢されるようにした場合、載せ台の不使用時には載せ台が起立して室内側に突出しないため、邪魔にならない。
(4)錠固定用の固定手段で当該錠とともに扉又は袖パネルに固定できるようにした場合、既設扉又は袖パネルに設置する際に当該既設扉又は袖パネルの錠をそのまま利用することができる。
[忘れ物防止トレイの設置構造]
本発明の忘れ物防止トレイの設置構造は、その構成に応じて次の効果を奏する。
(1)忘れ物防止トレイが解錠時に必ず目につく位置(錠の近傍)に設けられているため、載せ台上の小物類を見落とす可能性が低く、小物類の置き忘れを効果的に防止することができる。
(2)固定プレートが扉又は袖パネルと錠の間に挟まれた状態で扉又は袖パネルに固定されている場合、忘れ物防止トレイが安定しやすく、小物類を載せたときに位置ずれしたり、傾いたりするのを防止することができる。
(3)忘れ物防止トレイがスライド錠用の固定手段でスライド錠と共に固定されている場合、忘れ物防止トレイ用の固定手段を挿通するための孔などを設ける必要がないため、設置が容易である。
本発明の忘れ物防止トレイを取り付けた扉の一例を示すものであって、載せ台が起立位置にあるときの説明図。 本発明の忘れ物防止トレイを取り付けた扉の一例を示すものであって、載せ台が使用位置にあるときの説明図。 図1に示す忘れ物防止トレイの拡大図。 図2に示す忘れ物防止トレイの拡大図。 本発明の忘れ物防止トレイの分解説明図。 本発明の忘れ物防止トレイの設置構造の説明図。 本発明の忘れ物防止トレイを扉又は袖パネルに取り付けた状態を示すものであって、(a)は図1から図6に示す忘れ物防止トレイを取り付けた場合の側面図、(b)は載せ部よりも扉側に前覆い部を備えた忘れ物防止トレイを取り付けた場合の側面図、(c)は載せ部の自由端側に前覆い部を備えた忘れ物防止トレイを取り付けた場合の側面図。 本発明の使用例の一例を示すものであって、(a)はスライド錠が解錠位置にあり、忘れ物防止トレイが起立位置にある状態の正面図、(b)はスライド錠が施錠位置にあり、忘れ物防止トレイが起立位置にある状態の正面図、(c)はスライド錠が施錠位置にあり、忘れ物防止トレイが使用位置にある状態の正面図、(d)は使用位置に倒された忘れ物防止トレイ上に小物類が載せられた状態の正面図。
(実施形態)
本発明の忘れ物防止トレイ1及び忘れ物防止トレイの設置構造の一例を、図面を参照して説明する。本発明の忘れ物防止トレイ1は、図1〜図4のように、個室の扉D又は袖パネルSに取り付けて使用するものである。以下では、忘れ物防止トレイ1を扉Dに取り付けて使用する場合を一例として説明する。図示する扉Dは開き戸であり、扉Dに取り付けられた錠はスライド錠5である。
図1及び図2は本発明の忘れ物防止トレイ1を取り付けた扉Dの一例を示すものであり、図3は図1の忘れ物防止トレイ1の拡大図、図4は図2の忘れ物防止トレイ1の拡大図である。図1〜図4に示す忘れ物防止トレイ1は、図5及び図6に示すように、扉Dに取り付ける固定プレート2と、小物類Xを載せる載せ台3と、固定プレート2と載せ台3とを連結する連結手段4を備えている。
前記固定プレート2は、扉Dへの取付け時に扉Dに宛がう部分である。一例として図5及び図6に示す固定プレート2は、横長方形状のベース部2aと、ベース部2aの長手方向両端部に前方側に突設されたベース側フランジ2bを備えている。両ベース側フランジ2bの上端はベース部2aの上辺よりも上側に突出しており、その突出部2cに連結手段4の連結軸4aを挿通するための軸挿通孔2dが設けられている。ベース部2aには、扉Dへの取付け時にスライド錠5のネジ受け部5c(図6)及びスライド錠5の固定に用いる止め具6(図6)が収まる開口2eが設けられている。
前記載せ台3は、小物類Xを載せる板状の部材である。一例として図5及び図6に示す載せ台3は、横長方形状の載せ部3aと、固定プレート2との連結に用いる載せ台側フランジ3bを備えている。この実施形態の載せ部3aは縦55mm×横105mm×厚さ6mm程度としてあるが、この寸法は一例であり、載せ部3aはこれより大きくすることも小さくすることもできる。また、前記載せ部3aの形状も一例であり、載せ部3aはこれ以外の形状(例えば、図7(b)(c)に示すように、スライド錠5の手前側に被さる前側覆い部3fを備えた形状)とすることもできる。
載せ部3aの周縁には、クッション材7を取り付けてある。クッション材7はゴムやシリコンなどの弾性を備える材質製とするのが好ましい。クッション材7の裏面側には連結手段4の付勢スプリング4bの一部が係止する係止溝8が設けられている。クッション材7は必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することもできる。クッション材7を省略する場合、係止溝8は載せ部3aの裏面に設ければよい。係止溝8は省略することもできる。
前記載せ台側フランジ3bは、固定プレート2との連結に用いる部分であり、横長の基部3cと、当該基部3cの長手方向両端に前方側に立ち上げられた二枚の取付け片3dを備えている。両取付け片3dの間隔は、両ベース側フランジ2bの間隔よりも若干広くしてあり、取付け片3dの間にベース側フランジ2bの突出部2cが収まるようにしてある。両取付け片3dには、連結手段4の連結軸4aを挿通するための軸挿通孔3eが設けられている。
前記連結手段4は、固定プレート2と載せ台3を連結するものである。一例として図5に示す連結手段4は、連結軸4aと付勢スプリング4bと止め輪4cを備えている。連結軸4aは、突出部2cの軸挿通孔2dと取付け片3dの軸挿通孔3eに差し込んだときに、その両端又はいずれか一端が取付け片3dの外側に突出する、又は取付け片3dの端面と面一になる程度の長さを有する細長の丸棒である。連結軸4aの長手方向両端寄りの位置には、止め輪4cを嵌合する嵌合溝4dが設けられている。一方の嵌合溝4dの外側には前記付勢スプリング4bを装着するスプリング装着部4eが設けられている。
前記付勢スプリング4bは、載せ台3を起立方向に付勢するための部材である。付勢スプリング4bはリング部4fがスプリング装着部4eに装着され、直線部4gが載せ台3の係止溝8に係止される。
前記止め輪4cは連結軸4aの抜けを防止するための部材である。止め輪4cは開口部を備えたC字状の部材であり、当該開口部を連結軸4aの嵌合溝4dに嵌合することで連結軸4aに固定される。
前記連結手段4は一例であり、スプリング付の蝶番等、これ以外のものを用いることもできる。連結手段4には付勢スプリング4bのような弾性部材を備えないものを用いることもできる。この場合も、載せ台3を起立位置で停止させられるようなものを用いるのが好ましい。なお、連結手段4として弾性部材を備えないものを用いる場合、載せ台3は手動で起立位置まで立ち上げることとなる。
前記固定プレート2と載せ台3は、両取付け片3dの間に両突出部2cが収まるように配置され、その突出部2cの軸挿通孔2d(図5)と取付け片3dの軸挿通孔3e(図5)に連結軸4a(図5)が挿通され、その連結軸4aのスプリング装着部4eに付勢スプリング4bが装着され、連結軸4aの嵌合溝4dに止め輪4cが取り付けられることによって連結されている。載せ台3は、係止溝8に付勢スプリング4bの直線部4gが係止されることによって起立方向に付勢され、載せ台3から小物類Xが取り除かれたときに、その付勢スプリング4bの付勢力で自動的に起立位置まで復帰するようにしてある。
本発明の忘れ物防止トレイ1は、図3及び図6に示すように、扉Dとスライド錠5の間に取り付けられる。一例として図6に示すスライド錠5は、取付け座5aと、当該取付け座5aに取り付けられ、取付け座5aの長手方向にスライド可能なスライド体5bと、取付け座5aの背面側に設けられたネジ受け部5cを備えている。なお、図示は省略しているが、袖パネルSにはスライド体5bが嵌合する受け部が設けられている。
前記忘れ物防止トレイ1は、固定プレート2が扉Dの前面に配置され、その固定プレート2の前面にスライド錠5の取付け座5aが宛がわれ、当該取付け座5aに設けられたネジ受け部5cがベース部2aの開口2eにセットされ、そのネジ受け部5cに扉Dの外側から挿通された止め具6がねじ込まれることによって、扉Dに固定されている。
以上のように取り付けられた忘れ物防止トレイ1は、載せ台3を使用位置まで倒したときに、図7(a)のように、当該載せ台3がスライド錠5の上側に被さり、その状態ではスライド体5bを操作できない又は操作しにくい構造となる。載せ台3は、スライド錠5の上側のみならず、スライド錠5の上側及び手前側に被さるようにすることもできる。いずれの場合も、スライド体5bを操作して解錠するには、載せ台3から小物類Xを取り上げて、スライド体5bの上側又は上側及び手前側に被さった載せ台3を起立位置まで復帰させる必要があり、利用者にこの動作をさせることによって、小物類Xの置き忘れを効果的に防止することができる。また、前記要領で取り付けられた忘れ物防止トレイ1は、固定プレート2が扉Dとスライド錠5の間に挟持されるため安定しやすい構造となる。
(その他の実施形態)
前記実施形態では、扉Dに取り付けられた錠がスライド錠5の場合を一例としているが、本発明の忘れ物防止トレイ1は、スライド錠5以外の錠を備えた扉Dに取り付けて使用することもできる。同様に、本発明の忘れ物防止トレイの設置構造も、スライド錠5以外の錠を備えた構造とすることもできる。なお、本発明の忘れ物防止トレイ1は、袖パネルSに取り付けて使用することができる。本願の袖パネルSにはドア枠も含まれる。
本発明の忘れ物防止トレイ1はトイレブースのほか、衣料品店の試着室や運動施設の更衣室といった各種個室の扉Dに取り付けて使用することができる。試着室に設けた場合には、メガネや腕時計等の置き忘れを、更衣室に設けた場合には、水泳帽やゴーグル、心拍計等の置き忘れを防止することができる。
(使用方法:忘れ物防止トレイに小物類を載せる場合)
本発明の忘れ物防止トレイ1に小物類Xを載せる場合は、次のようにする。
(1)解錠位置にあるスライド体5b(図8(a))を施錠方向(図中右方向)にスライドさせて施錠する(図8(b))。
(2)施錠後、載せ台3を使用位置まで倒す(図8(c))。
(3)使用位置まで倒した載せ台3の載せ部3aに小物類Xを載せる。
(使用方法:扉を解錠して退出する場合)
本発明の忘れ物防止トレイ1を備えた扉Dを解錠して退出する場合は、次のようにする。
(1)載せ台3(図8(d))から小物類Xを取り上げ(図8(c))、載せ台3を起立位置まで復帰させる(図8(b))。
(2)載せ台3が起立位置に復帰した後、スライド体5bを解錠方向(図中左方向)にスライドさせて解錠し(図8(a))、扉Dを開けて退出する。
本発明の忘れ物防止トレイ1は、トイレブースや衣料品店の試着室、運動施設の更衣室をはじめ、各種個室の扉Dに取り付けて使用することができる。
1 忘れ物防止トレイ
2 固定プレート
2a ベース部
2b ベース側フランジ
2c 突出部
2d 軸挿通孔
2e 開口
3 載せ台
3a 載せ部
3b 載せ台側フランジ
3c 基部
3d 取付け片
3e 軸挿通孔
3f 前側覆い部
4 連結手段
4a 連結軸
4b 付勢スプリング
4c 止め輪
4d 嵌合溝
4e スプリング装着部
4f リング部
4g 直線部
5 スライド錠
5a 取付け座
5b スライド体
5c ネジ受け部
6 止め具
7 クッション材
8 係止溝
D 扉
S 袖パネル
X 小物類

Claims (8)

  1. 個室の扉又は袖パネルに取り付けて使用する忘れ物防止トレイであって、
    前記扉又は袖パネルに固定される固定プレートと、小物類を載せる載せ台と、前記固定プレートと載せ台を連結する連結手段とを備え、
    前記固定プレートと載せ台とが前記連結手段によって連結され、
    前記載せ台は、前記固定プレートを扉又は袖パネルに固定した状態で、小物類を載置可能な使用位置と扉側又は袖パネル側に立ち上がる起立位置の間で回動可能であ
    前記固定プレートは、扉又は袖パネルと錠の間に挟んだ状態で、錠固定用の固定手段で当該錠とともに扉又は袖パネルに固定することができる、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイ。
  2. 請求項1記載の忘れ物防止トレイにおいて、
    固定プレートと載せ台とが弾性部材を備えた連結手段で連結され、
    前記載せ台は、前記弾性部材によって扉側又は袖パネル側に立ち上がる方向に付勢されている、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイ。
  3. 請求項1又は請求項2記載の忘れ物防止トレイにおいて、
    錠がスライド錠である、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイ。
  4. 忘れ物防止トレイの扉又は袖パネルへの設置構造であって、
    前記忘れ物防止トレイと、前記扉用の錠と、固定手段を備え、
    前記忘れ物防止トレイが、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の忘れ物防止トレイであり、
    前記扉又は袖パネルの手前側に忘れ物防止トレイが配置され、
    前記忘れ物防止トレイの手前側に前記錠が配置され、
    前記固定手段によって、前記忘れ物防止トレイが前記扉又は袖パネルと錠の間に固定され、
    前記忘れ物防止トレイの載せ台を使用位置まで倒すと、当該載せ台が前記錠の上側又は上側及び手前側に被さる、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイの設置構造。
  5. 忘れ物防止トレイの扉又は袖パネルへの設置構造であって、
    前記忘れ物防止トレイと、前記扉用の錠と、固定手段を備え、
    前記忘れ物防止トレイ前記扉又は袖パネルに固定される固定プレートと、小物類を載せる載せ台と、前記固定プレートと載せ台を連結する連結手段とを備え、
    前記固定プレートと載せ台とが前記連結手段によって連結され、
    前記載せ台は、前記固定プレートを扉又は袖パネルに固定した状態で、小物類を載置可能な使用位置と扉側又は袖パネル側に立ち上がる起立位置の間で回動可能であり、
    前記扉又は袖パネルの手前側に忘れ物防止トレイが配置され、
    前記忘れ物防止トレイの手前側に前記錠が配置され、
    前記固定手段によって、前記忘れ物防止トレイが前記扉又は袖パネルと錠の間に固定され、
    前記忘れ物防止トレイの載せ台を使用位置まで倒すと、当該載せ台が前記錠の上側又は上側及び手前側に被さる、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイの設置構造。
  6. 請求項5記載の忘れ物防止トレイの設置構造において、
    固定プレートと載せ台とが弾性部材を備えた連結手段で連結され、
    前記載せ台は、前記弾性部材によって扉側又は袖パネル側に立ち上がる方向に付勢されている、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイの設置構造。
  7. 請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の忘れ物防止トレイの設置構造において、
    扉又は袖パネルの手前側に忘れ物防止トレイの固定プレートが配置され、
    前記固定プレートの手前側に錠が配置され、
    前記固定プレートが前記扉又は袖パネルと錠の間に挟まれた状態で扉又は袖パネルに固定された、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイの設置構造。
  8. 請求項4から請求項のいずれか1項に記載の忘れ物防止トレイの設置構造において、
    固定プレートが錠固定用の固定手段で当該錠とともに扉又は袖パネルに固定された、
    ことを特徴とする忘れ物防止トレイの設置構造。
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