JP6498070B2 - Webbing take-up device - Google Patents
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Description
本発明は、トリガ手段のトリガ部材が移動されることによってロック手段によるスプールの引出方向への回転を制限可能なウェビング巻取装置に関する。 The present invention relates to a webbing take-up device capable of restricting rotation of a spool in a pull-out direction by a lock means by moving a trigger member of the trigger means.
スプールがそれ以上ウェビングを巻取ることができないウェビング全格納状態で、ヴィークルセンサの係止爪等のトリガ部材がストッパに当接されることによって、係合爪がロックギヤへ係合されることを阻止し、ウェビング全格納状態におけるウェビングの引出し制限の発生を防止できるウェビング巻取装置がある(一例として、下記特許文献1を参照)。この種のウェビング巻取装置において、ウェビング巻取装置のフレームが車体に取付けられる前の荷姿状態でヴィークルセンサの係止爪がストッパに当接されると、係止爪はストッパから荷重を受ける。
In the fully retracted state of the webbing where the spool cannot wind the webbing any further, the engagement claw is prevented from being engaged with the lock gear by the trigger member such as the locking claw of the vehicle sensor coming into contact with the stopper. In addition, there is a webbing take-up device that can prevent the occurrence of webbing pull-out restrictions when the webbing is fully retracted (see
本発明は、上記事実を考慮して、荷姿状態でトリガ手段のトリガ部材が抑制手段から荷重を受けることを防止又は抑制できるウェビング巻取装置を得ることが目的である。 In view of the above facts, an object of the present invention is to obtain a webbing take-up device that can prevent or suppress the trigger member of the trigger means from receiving a load from the suppressing means in the loaded state.
請求項1に記載のウェビング巻取装置は、車体に取付けられるフレームに直接又は間接的に支持され、シートベルト装置のウェビングが巻取られて格納されると共に、前記ウェビングが引出されることによって引出方向へ回転されるスプールと、作動されることによって前記スプールの引出方向への回転が制限されるロック手段と、トリガ部材が係合位置へ移動されて係合部材に係合されることによって前記ロック手段を作動可能にするトリガ手段と、前記フレームが前記車体に取付けられた後の状態では、前記スプールが前記ウェビングをそれ以上巻取ることができないウェビング全格納状態で、前記係合位置への前記トリガ部材の移動を抑制すると共に、前記フレームが前記車体に取付けられる前の荷姿状態では、前記係合位置への前記トリガ部材の移動が可能な抑制手段と、を備えている。
The webbing take-up device according to
請求項1に記載のウェビング巻取装置によれば、荷姿状態では、トリガ部材の係合位置側への移動は、抑制手段によって抑制されずに許容される。このため、荷姿状態でトリガ部材が係合位置へ移動されても、トリガ部材が荷重を受けることを防止又は抑制できる。 According to the webbing take-up device of the first aspect, in the loaded state, the movement of the trigger member toward the engagement position is allowed without being suppressed by the suppressing means. For this reason, even if the trigger member is moved to the engagement position in the loaded state, the trigger member can be prevented or suppressed from receiving a load.
請求項2に記載のウェビング巻取装置は、請求項1に記載のウェビング巻取装置において、前記トリガ部材は、基端部が固定端とされると共に先端部が自由端とされ、先端部側が前記抑制手段に当接可能な当接部を備え、前記トリガ部材は、前記当接部が前記抑制手段に当接されることによって前記抑制手段から前記当接部の基端側を中心とする回転方向の荷重を受ける。 The webbing take-up device according to a second aspect is the webbing take-up device according to the first aspect, wherein the trigger member has a base end portion as a fixed end, a tip end portion as a free end, and a tip end portion side. The trigger member includes an abutting portion capable of abutting on the suppressing means, and the trigger member is centered on a proximal end side of the abutting portion from the suppressing means when the abutting portion is in contact with the suppressing means. Receives rotational load.
請求項2に記載のウェビング巻取装置によれば、荷姿状態でトリガ部材が係合位置へ移動されても、トリガ部材の当接部において自由端である当接部の先端部が、抑制手段から当接部の基端側を中心とする回転方向の荷重を受けることを防止又は抑制できる。 According to the webbing take-up device according to claim 2, even if the trigger member is moved to the engagement position in the loaded state, the tip of the contact portion that is a free end is suppressed in the contact portion of the trigger member. It can prevent or suppress receiving the load of the rotation direction centering on the base end side of a contact part from a means.
請求項3に記載のウェビング巻取装置は、請求項2に記載のウェビング巻取装置において、前記荷重は、前記トリガ部材の前記係合部材との係合位置から前記トリガ部材を離間させるように前記トリガ部材に作用する。
The webbing take-up device according to
請求項3に記載のウェビング巻取装置によれば、トリガ部材が、荷姿状態でトリガ部材の係合部材との係合位置からトリガ部材を離間させるような荷重を抑制手段から受けることを防止又は抑制できる。
According to the webbing take-up device according to
請求項4に記載のウェビング巻取装置は、請求項3に記載のウェビング巻取装置において、前記当接部は、前記基端部が前記係合部材に係合される。 The webbing take-up device according to a fourth aspect is the webbing take-up device according to the third aspect, wherein the base end portion of the contact portion is engaged with the engagement member.
請求項4に記載のウェビング巻取装置によれば、トリガ部材が係合位置へ移動されると、トリガ部材の当接部において固定端である当接部の基端部が係合部材に係合される。このため、トリガ部材の当接部が係合部材に係合されても、当接部が係合部材から当接部の基端側を中心とする回転方向の荷重を受けることを防止又は抑制できる。 According to the webbing take-up device of the fourth aspect, when the trigger member is moved to the engagement position, the base end portion of the contact portion that is a fixed end in the contact portion of the trigger member is engaged with the engagement member. Combined. For this reason, even if the contact part of a trigger member is engaged with an engagement member, it prevents or suppresses that a contact part receives the load of the rotation direction centering on the base end side of a contact part from an engagement member it can.
請求項5に記載のウェビング巻取装置は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載のウェビング巻取装置において、前記トリガ部材は、車両が急減速されることによって慣性移動される慣性質量体によって移動される。
The webbing take-up device according to claim 5 is the webbing take-up device according to any one of
請求項5に記載のウェビング巻取装置では、荷姿状態で慣性質量体が移動され、これによって、ロック手段のトリガ部材が移動されても、トリガ部材が係合位置への移動抑制を受けることによってトリガ部材が荷重を受けることを防止又は抑制できる。 In the webbing take-up device according to claim 5, even if the inertial mass body is moved in the loaded state, the trigger member is restrained from moving to the engagement position even if the trigger member of the lock means is moved. Thus, the trigger member can be prevented or suppressed from receiving a load.
以上説明したように、本発明では、荷姿状態でトリガ手段のトリガ部材が抑制手段から荷重を受けることを防止又は抑制できる。 As described above, according to the present invention, it is possible to prevent or suppress the trigger member of the trigger means from receiving a load from the suppressing means in the loaded state.
次に、本発明の一実施の形態を図1から図8に基づいて説明する。なお、各図において矢印FRは本ウェビング巻取装置10が適用された車両前側を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示し、矢印UPは車両上側を示す。
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In each figure, an arrow FR indicates the vehicle front side to which the webbing take-
<本実施の形態の構成>
図1に示されるように、ウェビング巻取装置10は、フレーム12を備えている。フレーム12は、本ウェビング巻取装置10が適用される車両のリヤシートの車両後側で車体(何れも図示省略)に固定されている。フレーム12は、一対の脚板14、16を備えており、これらの脚板14、16は、車幅方向に互いに対向されている。フレーム12にはスプール18が設けられている。スプール18は、略円筒形状に形成されている。スプール18の中心軸線方向は、車幅方向に沿っており、スプール18は、中心軸線周りに回転可能とされている。スプール18には、図2に示される長尺帯状のウェビング20の長手方向基端部が係止され、ウェビング20は、スプール18の外周部に巻取られている。
<Configuration of the present embodiment>
As shown in FIG. 1, the webbing take-
図2に示されるように、ウェビング20は、スプール18から車両前側へ引出されている。スプール18から引出されたウェビング20は、リヤシートにおける乗員の着座位置の車幅方向外側で、リヤシートのシートバックの車両上側を通ってシートバックに沿って車両下側へ延び、リヤシートのシートバックとシートクッション(何れも図示省略)の間を通っている。また、図8に示されるように、ウェビング20の長手方向先端部は、アンカプレート22に係止されている。アンカプレート22は、鉄等の金属板材によって形成されており、リヤシートのシートクッションの車両下側で車両の床部等の車体に固定される。
As shown in FIG. 2, the
また、本ウェビング巻取装置10が適用された車両用のシートベルト装置は、バックル装置(図示省略)を備えている。バックル装置は、リヤシートにおける乗員の着座位置の車幅方向内側に設けられている。リヤシートに着座した乗員の身体にウェビング20が掛回された状態で、ウェビング20に設けられたタング24(図8参照)がバックル装置に係合されることによって、乗員の身体にウェビング20が装着される。
The vehicle seat belt device to which the
一方、フレーム12の車幅方向外側には、渦巻きばね等のスプール付勢手段が設けられており、スプール18は、スプール付勢手段に直接又は間接的に連結され、スプール18は、スプール付勢手段によってウェビング20を巻取る際の回転方向である巻取方向(図1等の矢印A方向)へ付勢されている。また、フレーム12の車幅方向外側には、プリテンショナ(図示省略)が設けられている。プリテンショナは、車両衝突時等の車両緊急時に作動され、プリテンショナが作動されることによって、スプール18が巻取方向へ回転され、これによって、ウェビング20が、その長手方向基端側からスプール18に巻取られる。
On the other hand, on the outer side in the vehicle width direction of the
また、図1に示されるように、スプール18の内側には、回転力吸収部材としてのトーションバー26が設けられている。トーションバー26は、回転力吸収部としての軸部28を備えている。軸部28は、車幅方向に長い棒状とされており、軸部28の車幅方向外側にはスプール側係合部30が形成されている。スプール側係合部30は、スプール18の内側でスプール18に対する相対回転が阻止されている。
Further, as shown in FIG. 1, a
一方、スプール18の車幅方向内側には、ロック手段としてのロック機構32を構成するロック回転体としてのロックベース34が設けられている。ロックベース34に対応してトーションバー26の軸部28の車幅方向内側には、ロックベース側係合部36が形成されている。ロックベース側係合部36は、ロックベース34に対する相対回転が阻止されている。
On the other hand, on the inner side in the vehicle width direction of the
また、ロックベース34は、フレーム12の脚板16に形成されたラチェット孔38の内側に配置されている。さらに、ロックベース34には、ロック部材としてのロックパウル40が設けられている。ロックパウル40は、ラチェット孔38のラチェット歯へ接近移動されることによってラチェット孔38のラチェット歯に噛合可能とされ、ロックパウル40がラチェット孔38のラチェット歯に噛合うことによってロックベース34の巻取方向とは反対の引出方向(図1等の矢印B方向)への回転が阻止される。
The
さらに、ロックベース34には、スプリング収容部42が形成されている。スプリング収容部42は、車幅方向内側へ開口されており、スプリング収容部42の内側には、圧縮コイルばね44が収容されている。圧縮コイルばね44は、スプリング収容部42の内側部分における巻取方向側の壁部に圧接されている。
Further, the
ロックベース34の車幅方向外側には、トリガ手段としてのセンサ機構46を構成する係合部材としてのVギヤ48が設けられている。Vギヤ48は、トーションバー26のロックベース側係合部36の軸部28とは反対側に形成された支持軸50に回転自在に支持されている。Vギヤ48にはロックベース34側へ向けて当接片が延出されている。Vギヤ48の当接片は、ロックベース34のスプリング収容部42の内側に入っており、スプリング収容部42内の圧縮コイルばね44がVギヤ48の当接片に引出方向側から圧接されている。
On the outer side in the vehicle width direction of the
このため、ロックベース34が引出方向へ回転されて、圧縮コイルばね44がスプリング収容部42の内側部分における巻取方向側の壁部によって引出方向側へ押圧されると、Vギヤ48の当接片が圧縮コイルばね44によって押圧され、これによって、Vギヤ48がロックベース34に追従するように引出方向へ回転される。
Therefore, when the
また、Vギヤ48には、誘導孔52が形成されており、誘導孔52には、ロックパウル40に形成された誘導ピン54が入っている。ロックベース34が、圧縮コイルばね44の付勢力に抗してVギヤ48に対して引出方向へ相対回転されると、ロックパウル40の誘導ピン54がVギヤ48の誘導孔52に案内されて移動される。これによって、ロックパウル40は、フレーム12の脚板16のラチェット孔38のラチェット歯へ接近移動される。
Further, a
また、センサ機構46は、センサ支持部材としてのセンサホルダ56を備えている。センサホルダ56は、脚板16に取付けられている。センサホルダ56は、脚板16側へ向けて開口した凹形状に形成されており、センサホルダ56には、トーションバー26の支持軸50が回転自在に支持されていると共に、センサホルダ56の内側には、Vギヤ48が配置されている。また、センサホルダ56の内側には、WSIR機構を構成する内歯のラチェット歯(図示省略)が形成されている。
The
このセンサホルダ56の内側に形成された内歯のラチェット歯は、Vギヤ48に回動可能に支持されたWパウル(図示省略)が係合可能とされており、Vギヤ48が一定の大きさ以上の回転加速度で引出方向へ回転され、これによって、WパウルにVギヤ48に対する回転遅れが生じると、Wパウルがセンサホルダ56の内側に形成された内歯のラチェット歯へ係合される。これによって、Vギヤ48の引出方向への回転が阻止される。
The inner ratchet teeth formed inside the
また、センサホルダ56の車両上後側部分には、センサ収容部58が形成されている。センサ収容部58は、車幅方向内側(脚板16とは反対側)へ開口されており、センサ収容部58の内側には、VSIR機構を構成する加速度センサ60が配置されている。
In addition, a
図1及び図2に示されるように、加速度センサ60は、センサハウジング62を備えている。センサハウジング62は、載置部64を備えている。載置部64には、車両上側へ向けて開口した凹面66(図1参照)が形成されており、この凹面66上には、慣性質量体としての球状のボール68が載置されている。また、センサハウジング62には、センサレバー支持部70が形成されている。センサレバー支持部70は、載置部64の車両後側端部から車両上側へ延出されている。センサレバー支持部70の車両上側端部には、トリガ部材としてのセンサレバー72が設けられている。センサレバー72は、車幅方向を軸方向とする軸周り方向(図2等の矢印C方向及びその反対方向)にセンサレバー支持部70に回動可能に支持されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
センサレバー72は、トリガ部材本体としての笠部74を備えている。笠部74は、ボール68の車両上側に配置されている。車両が急減速されることによって、ボール68が車両前側へ慣性移動され、これによって、ボール68がセンサハウジング62の載置部64の凹面66を昇ると、センサレバー72の笠部74が、車両下側からボール68によって押圧される。これによって、センサレバー72が車両上側(図2等の矢印C方向)へ回動される。
The
センサレバー72の笠部74の車両前側端部には、笠部74と共にトリガ部材本体を構成するレバー部76が形成されている。レバー部76は、笠部74から車両下側へ延出されている。また、図1、図2、図3に示されるように、センサレバー72のレバー部76の車両下側端部の車両前側には当接部77が形成されている。図3に示されるように、当接部77の長手方向は車幅方向とされており、当接部77の長手方向基端部は、センサレバー72のレバー部76の車両下側端部に繋がった固定端とされている。当接部77は、センサレバー72のレバー部76の車両下側端部よりも車幅方向内側へ延びており、当接部77の長手方向先端部は、自由端とされている。
A
センサレバー72の笠部74が車両下側からボール68によって押圧されてセンサレバー72が図2等の矢印C方向へ回動されると、センサレバー72の当接部77は、Vギヤ48の外周部へ接近される。Vギヤ48の外周部には外歯のラチェット歯78が形成されており、センサレバー72の当接部77がVギヤ48の外周部へ接近されることによって、図5及び図6に示されるように、当接部77の長手方向基端部がVギヤ48のラチェット歯78に係合されると、Vギヤ48は引出方向(図1等の矢印B方向)への回転が阻止される。
When the
また、図1に示されるように、センサ機構46は、センサカバー80を備えている。センサカバー80は、フレーム12の脚板16側へ向けて開口した凹形状に形成されている。センサカバー80の内側には、センサホルダ56が入っており、センサカバー80は、脚板16に取付けられている。
As shown in FIG. 1, the
一方、図1及び図2に示されるように、センサカバー80の内側には、切替機構82が設けられている。図2に示されるように、切替機構82は、切替レバー84を備えている。切替レバー84は、センサホルダ56のセンサ収容部58の車両下側に配置されている。センサホルダ56のセンサ収容部58の車両下側では、切替レバー支持軸86がセンサホルダ56から車幅方向内側へ突出形成されており、切替レバー84の長手方向基端部は、切替レバー支持軸86に回動可能に支持されている。図7に示されるように、切替レバー84が図7等の矢印D方向へ回動されることによって、切替レバー84の長手方向先端部は、センサホルダ56に形成された開口部(図示省略)を通ってセンサホルダ56の内側へ入って、Vギヤ48のラチェット歯78に係合できる。
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 2, a
また、切替レバー84には、ラッチスプリング88の一端が係合されている。ラッチスプリング88の他端は、センサホルダ56の車両下側部分に形成されたスプリング係合部90に係合されている。切替レバー84は、図2に示される回動位置であるELR作動位置と図7に示される回動位置であるALR作動位置との間で回動可能とされており、切替レバー84がELR作動位置から一定角度以上図2等の矢印D方向へ回動されると、図7に示されるように、切替レバー84は、ラッチスプリング88の付勢力によってALR作動位置まで回動される。また、切替レバー84がALR作動位置から一定角度以上図2等の矢印Dとは反対方向へ回動されると、切替レバー84は、ラッチスプリング88の付勢力によってELR作動位置まで回動される。
Further, one end of a
さらに、図1及び図2に示されるように、切替機構82は、減速手段として回転力伝達手段を構成する減速ギヤ列92を備えている。減速ギヤ列92は、第1ギヤ94を備えている。第1ギヤ94は、センサホルダ56の車幅方向内側へ突出されたトーションバー26の支持軸50に対する同軸上で、支持軸50に一体的に設けられている。また、切替機構82は、第2ギヤ96を備えている。第2ギヤ96は、第1ギヤ94よりも歯数が多い外歯の大径ギヤ部98と、大径ギヤ部98よりも歯数が少ない小径ギヤ部100とによって構成された二段ギヤとされている。第2ギヤ96は、センサホルダ56の車幅方向内側で第1ギヤ94の側方に配置され、センサホルダ56に形成されたギヤ支持部102に回転自在に支持されている。第2ギヤ96の大径ギヤ部98は、第1ギヤ94に噛合っている。
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the
また、切替機構82は、カムプレート104を備えている。カムプレート104は、円板状のカムプレート本体106を備えている。カムプレート本体106は、センサホルダ56の車幅方向内側で、第1ギヤ94に対する同軸上に配置されており、センサホルダ56に形成されたカムプレート支持部108に回転自在に支持されている。図2に示されるように、カムプレート本体106の車幅方向外側面には、減速ギヤ列92を構成する外歯の第3ギヤ110が形成されている。
The
第3ギヤ110は、第2ギヤ96の小径ギヤ部100よりも歯数が多く、第1ギヤ94に対する同軸上に形成されている。カムプレート本体106の第3ギヤ110は、第2ギヤ96の小径ギヤ部100に噛合っている。このため、スプール18と共にトーションバー26の支持軸50に設けられた第1ギヤ94が回転されると、第1ギヤ94の回転が第2ギヤ96によって第3ギヤ110に減速されて伝わり、これによって、カムプレート本体106がスプール18と同じ方向へ回転される。
The
また、カムプレート本体106には、抑制手段としてのフランジ部112が形成されている。フランジ部112は、厚さ方向が車幅方向に沿った板状とされ、フランジ部112は、カムプレート本体106の外周一部からカムプレート本体106の径方向外側へ延出されている。フランジ部112の車幅方向内側面におけるフランジ部112の引出方向側端部には第1切替カム部114が形成されている。また、カムプレート本体106の外周部におけるフランジ部112の巻取方向側端部の巻取方向側には第2切替カム部116が形成されている。
Further, the
さらに、カムプレート本体106が回転された際の第1切替カム部114及び第2切替カム部116の回転軌跡上には、当接片118の長手方向先端部が配置されている。当接片118は、切替レバー84の長手方向基端部から延出されている。本ウェビング巻取装置10が車体に取付けられた状態で、ウェビング20がスプール18から全て引出されるウェビング全引出状態の直前までスプール18が引出方向へ回転されると、カムプレート104の第1切替カム部114が当接片118の長手方向先端部へ接近され、当接片118の長手方向先端部が第1切替カム部114によって引出方向側へ押圧される。これによって、切替レバー84が図2等の矢印D方向へ回転されると、切替レバー84の長手方向先端部は、センサホルダ56に形成された開口部(図示省略)を通ってセンサホルダ56の内側へ入って、Vギヤ48のラチェット歯78に係合できる(図7参照)。
Further, the longitudinal tip of the
また、図2に示されるように、本ウェビング巻取装置10が車体に取付けられた状態で、スプール18がウェビング20をそれ以上巻取ることができなくなるウェビング全格納状態の直前までスプール18が巻取方向へ回転されると、カムプレート104の第2切替カム部116が当接片118の長手方向先端部へ接近され、当接片118の長手方向先端部が第2切替カム部116によって巻取方向側へ押圧される。これによって、切替レバー84が図2等の矢印D方向へ回転されると、切替レバー84の長手方向先端部は、Vギヤ48のラチェット歯78から離間される。
In addition, as shown in FIG. 2, with the webbing take-up
さらに、ウェビング全格納状態では、カムプレート104のカムプレート本体106の半径方向外側で、カムプレート104のフランジ部112が、加速度センサ60のセンサレバー72の当接部77の長手方向先端部と対向されている。上述したように、加速度センサ60は、センサレバー72が車両上側へ回動されることによって、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部がVギヤ48のラチェット歯78へ係合される構成である。しかしながら、図3に示されるように、カムプレート104のカムプレート本体106の半径方向外側でカムプレート104のフランジ部112と、センサレバー72の当接部77の長手方向先端部とが対向されていると、当接部77の長手方向基端部がVギヤ48のラチェット歯78に係合可能な位置までセンサレバー72が回動される前に、当接部77の長手方向先端部がカムプレート104のフランジ部112に当接される。
Further, in the fully retracted state of the webbing, the
このため、このような状態では、センサレバー72の回動がカムプレート104のフランジ部112によって抑制され、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部は、Vギヤ48のラチェット歯78に係合できない。ここで、本ウェビング巻取装置10のフレーム12及びアンカプレート22が車体に取付けられる前の状態で、スプール18がウェビング20をそれ以上巻取ることができなくなる荷姿状態では、カムプレート104のカムプレート本体106の半径方向外側で、カムプレート104のカムプレート本体106においてフランジ部112が形成されていない部分が、センサレバー72の当接部77の長手方向先端部と対向するようにカムプレート104におけるフランジ部112の形成位置や、スプール18の回転をカムプレート104に伝える切替機構82の減速ギヤ列92の減速比が設定されている。
For this reason, in such a state, the rotation of the
<本実施の形態の作用、効果>
本ウェビング巻取装置10では、車両のリヤシートに着座した乗員によってスプール18から引出されたウェビング20が、乗員の身体に掛回された状態で、ウェビング20に設けられたタング24が、バックル装置に係合されることにより、乗員の身体へのウェビング20の装着状態になる。
<Operation and effect of the present embodiment>
In the webbing take-up
車両衝突時等の車両緊急時には、センサ機構46のボール68が車両前側へ慣性移動され、これによって、ボール68がセンサハウジング62の載置部64の凹面66を昇る。これによって、図4に示される状態から、センサレバー72の笠部74が、車両下側からボール68によって押圧されると、センサレバー72が車両上側(図2等の矢印C方向)へ回動され、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部がVギヤ48の外周部へ接近される。これによって、図5及び図6に示されるように、当接部77の長手方向基端部がVギヤ48のラチェット歯78に係合されると、Vギヤ48は引出方向への回転が阻止される。
In the event of a vehicle emergency such as a vehicle collision, the
この状態で、リヤシートの乗員が車両前側へ慣性移動され、乗員の身体によってウェビング20が引張られると、スプール18と共にロックベース34が引出方向へ回転される。この状態では、Vギヤ48の引出方向への回転が阻止されているため、ロックベース34がVギヤ48に対して引出方向へ回転されると、ロックパウル40の誘導ピン54がVギヤ48の誘導孔52に案内されて移動される。
In this state, when the occupant of the rear seat is inertially moved to the front side of the vehicle and the
これによって、ロックベース34のロックパウル40がフレーム12の脚板16のラチェット孔38のラチェット歯へ接近移動されて、ロックパウル40がラチェット孔38のラチェット歯へ係合される。これによって、ロックベース34の引出方向への回転、ひいては、スプール18の引出方向への回転が阻止され、スプール18からのウェビング20の引出しが阻止される。これによって、リヤシートの乗員の車両前側への慣性移動をウェビング20によって効果的に防止又は抑制できる。
As a result, the
一方、ウェビング20が引出されることによってスプール18が引出方向へ回転されると、スプール18の引出方向への回転が減速されてカムプレート104に伝わり、カムプレート104が引出方向へ回転される。ウェビング20がウェビング全引出状態の直前まで引出されると、切替レバー84の当接片118の長手方向先端部の巻取方向側からカムプレート104の第1切替カム部114が当接片118の長手方向先端部へ接近され、当接片118の長手方向先端部が第1切替カム部114によって引出方向側へ押圧される。
On the other hand, when the
さらに、ウェビング20がウェビング全引出状態まで引出されると、第1切替カム部114に押圧された当接片118が図2等の矢印D方向へ回転される。図7に示されるように、ALR作動位置まで切替レバー84の長手方向先端部が回動されると、切替レバー84の長手方向先端部がセンサホルダ56に形成された開口部(図示省略)を通ってセンサホルダ56の内側へ入る。これによって、切替レバー84の長手方向先端部が、Vギヤ48のラチェット歯78に係合され、Vギヤ48の引出方向への回転が切替レバー84の長手方向先端部によって阻止される。
Furthermore, when the
この状態では、スプール18は、巻取方向へ回転できる。しかしながら、スプール18が引出方向へ回転されると、ロックベース34がVギヤ48に対して引出方向へ相対回転されて、ロックパウル40がラチェット孔38のラチェット歯へ係合されるため、スプール18の引出方向への回転が阻止される。
In this state, the
この状態から、ウェビング全格納状態の直前までスプール18が巻取方向へ回転されると、切替レバー84の当接片118の長手方向先端部の引出方向側からカムプレート104の第2切替カム部116が当接片118の長手方向先端部へ接近される。これによって、当接片118の長手方向先端部が第2切替カム部116によって巻取方向側へ押圧され、図2に示されるように、当接片118が図2等の矢印Dとは反対方向へELR作動位置まで回転されると、切替レバー84の長手方向先端部がVギヤ48のラチェット歯78から離間される。これによって、ウェビング全格納状態では、切替レバー84の長手方向先端部によるVギヤ48の引出方向への回転阻止が解除される。
When the
また、このウェビング全格納状態では、加速度センサ60のセンサレバー72が回動されて、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部が、Vギヤ48の外周部へ接近すると、当接部77の長手方向先端部が、カムプレート104のフランジ部112に当接される(図3参照)。このため、ウェビング全格納状態では、当接部77の長手方向先端部が、Vギヤ48のラチェット歯78に係合できない。これによって、ウェビング全格納状態でセンサレバー72の当接部77の長手方向先端部が、Vギヤ48のラチェット歯78に係合されることによるVギヤ48の引出方向への回転阻止状態の発生を防止できる。
Further, in this fully retracted webbing state, when the
さらに、加速度センサ60のセンサレバー72が回動されて、センサレバー72の当接部77の長手方向先端部が、カムプレート104のフランジ部112に当接されると、センサレバー72は、カムプレート104のフランジ部112から当接部77の長手方向基端側を回転中心とする捻り荷重F1が付与される。
Further, when the
一方、本ウェビング巻取装置10のフレーム12及びアンカプレート22が車体に取付けられる前の荷姿状態(図8図示状態)では、上記のウェビング全格納状態よりもウェビング20が更にスプール18に巻取られている。図8に示されるように、この荷姿状態では、カムプレート104のフランジ部112が、加速度センサ60のセンサレバー72の当接部77の長手方向先端部と対向しておらず、センサレバー72が図8の矢印C方向へ回動されても、当接部77の長手方向先端部は、カムプレート104のフランジ部112に当接されることなく、当接部77の長手方向基端部がVギヤ48のラチェット歯78へ係合可能な位置までセンサレバー72は回動できる。
On the other hand, in the loaded state (the state shown in FIG. 8) before the
このため、ウェビング巻取装置10が組立てられてから車体に取付けられるまでの間に、ウェビング巻取装置10の車両前側が、下側を向くように荷姿状態のウェビング巻取装置10が置かれても、センサレバー72がカムプレート104のフランジ部112から当接部77の長手方向基端側を回転中心とする捻り荷重F1(図3参照)を受けることがない。このため、本実施の形態では、センサレバー72がカムプレート104のフランジ部112から捻り荷重F1を受けることによるセンサレバー72のクリープ変形が生じることを抑制できる。
For this reason, the webbing take-up
一方、加速度センサ60のセンサレバー72が回動されて、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部が、Vギヤ48の外周部へ当接されると、当接部77の長手方向基端部は、Vギヤ48の外周部から荷重(反力)F2(図6参照)を受ける。ここで、上述した捻り荷重F1は、当接部77の長手方向基端側を回転中心とする荷重である。このため、当接部77の長手方向基端部は、Vギヤ48の外周部から反力F2を受けても、当接部77の長手方向基端側を回転中心とするモーメントは小さく、又は、このようなモーメントが発生しない。
On the other hand, when the
このため、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部が、Vギヤ48の外周部へ当接されても、当接部77の長手方向基端部がVギヤ48の外周部から受ける捻り荷重が小さくなるか、又は、捻り荷重が発生しない。これによって、センサレバー72の当接部77の長手方向基端部が、Vギヤ48の外周部から受ける捻り荷重によるセンサレバー72のクリープ変形等の発生を防止又は抑制できる。
Therefore, even if the longitudinal base end portion of the
これによって、本実施の形態では、センサレバー72の軟質化が可能になり、ウェビング巻取装置10が車体に取付けられた後の状態で、センサレバー72の当接部77がカムプレート104のフランジ部112又はVギヤ48の外周部に衝突された際の衝突音の発生を防止又は抑制でき、静音化が可能になる。
Accordingly, in the present embodiment, the
また、上記のように、ウェビング巻取装置10の荷姿状態でセンサレバー72の当接部77の長手方向先端部は、カムプレート104のフランジ部112等から捻り荷重F1を受けることがないため、捻り荷重F1に対するセンサレバー72の機械的強度を低くできる。これによって、センサレバー72の軽量化や小型化が可能になり、低コストにできる。
Further, as described above, the front end portion of the
なお、本実施の形態では、カムプレート104の第1切替カム部114及び第2切替カム部116によって、切替レバー84が操作される構成であった。しかしながら、カムプレート104は、切替レバー84を操作する構成でなくてもよく、また、切替レバー84を備える構成でなくてもよい。
In the present embodiment, the switching
10 ウェビング巻取装置
12 フレーム
18 スプール
20 ウェビング
32 ロック機構(ロック手段)
46 センサ機構(トリガ手段)
48 Vギヤ(係合部材)
72 センサレバー(トリガ部材)
77 当接部
112 フランジ部(抑制手段)
10 Webbing take-up
46 Sensor mechanism (trigger means)
48 V gear (engagement member)
72 Sensor lever (trigger member)
77
Claims (5)
作動されることによって前記スプールの引出方向への回転が制限されるロック手段と、
トリガ部材が係合位置へ移動されて係合部材に係合されることによって前記ロック手段を作動可能にするトリガ手段と、
前記フレームが前記車体に取付けられた後の状態では、前記スプールが前記ウェビングをそれ以上巻取ることができないウェビング全格納状態で、前記係合位置への前記トリガ部材の移動を抑制すると共に、前記フレームが前記車体に取付けられる前の荷姿状態では、前記係合位置への前記トリガ部材の移動が可能な抑制手段と、
を備えるウェビング巻取装置。 A spool that is supported directly or indirectly by a frame attached to the vehicle body, the webbing of the seat belt device is wound and stored, and the spool is rotated in the pull-out direction by being pulled out;
Locking means that is actuated to restrict rotation of the spool in the pull-out direction;
Trigger means for enabling the locking means by moving the trigger member to an engagement position and engaging the engagement member;
In the state after the frame is attached to the vehicle body, the spool is prevented from moving the trigger member to the engagement position in the fully retracted state of the webbing in which the webbing cannot be wound any more. In a packaged state before the frame is attached to the vehicle body, a suppression means capable of moving the trigger member to the engagement position;
A webbing take-up device comprising:
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JP2015153484A JP6498070B2 (en) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | Webbing take-up device |
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