JP6493969B2 - サービス情報配信装置及びサービス情報配信システム - Google Patents

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Description

本発明は、サービス情報配信装置及びサービス情報配信システムに関する。
地域のサービス情報(例えば、地域の店舗又は施設で利用可能なクーポン情報、タイムセール情報、割増ポイント情報等)を事業者である店舗又は施設から新聞広告、チラシ、若しくはネット配信等で利用者(顧客)に送ることで、店舗又は施設の商品の販売促進効果につながることが知られている。しかしながら、この場合、店舗又は施設側の都合でサービス情報が配信されるため、利用者が必要とするときにそのサービス情報を利用できないおそれがある。
このため、複数の店舗から提供される映像データ並びに音声データを含む店舗情報を蓄積する店舗情報データベースと、前記各店舗から発行されるクーポンの情報を蓄積するクーポン情報データベースと、クーポンを利用する利用者の端末装置と通信を行うための通信手段を備え、利用者にクーポンを配布するクーポン配信システムに関する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術によれば、クーポン配信システムは、端末装置からアクセスがあった場合、クーポン情報データベースに蓄積されたクーポンの提供開始前に、店舗情報データベースに蓄積された映像データ並びに音声データと共に店舗案内インデックスを通信手段によって端末装置へ配信して当該端末装置での店舗広告表示を可能とする。そして、端末装置からクーポン配信依頼を受信すると、当該端末装置の現在位置を取得して、順次最寄り店舗の店舗情報を送信して当該店舗から発行されるクーポンの配信要求確認を求め、配信要求が確認されたクーポンを、通信手段を介して当該端末装置へ配信する。
したがって、上記のクーポン配信システムによれば、利用者が希望する店舗でクーポンを配布する店舗の情報を利用者の所在位置に近い店舗の順に供給することができ、店舗のクーポンを利用者に確実に取得させて、宣伝広告効果を得ることができる。
特開2006−146952号公報
しかしながら、特許文献1のクーポン配信システムでは、利用者の位置情報に基づいてクーポンが配信されるため、そのクーポンを本当に必要とする利用者に、適切なタイミングで配信されるとは限らない。したがって、クーポン等の地域のサービス情報は、その店舗の周辺の利用者だけでなく、比較的遠くの利用者にも、その店舗への移動手段と共にタイミングよく提供すれば効果的である。また、クーポン等のサービス情報を交通手段と共に提供することは、地域住民の外出を促進し、ひいては地域活性化にもつながる。
そこで、本発明では、地域交通の車両の利用者が必要なタイミングでサービス情報を配信することにより、新たな地域情報の利用を促すことが可能な、サービス情報配信装置及びサービス情報配信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のサービス情報配信装置及びサービス情報配信システムは、以下のような解決手段を提供する。
地域交通のネットワークを構成する車両を利用する利用者に地域のサービス情報を配信するサービス情報配信装置であって、前記車両の位置情報、利用状況を含む車両情報を取得する車両情報取得手段と、前記利用者の行動パターンを取得する行動パターン情報取得手段と、前記配信するサービス情報に応じて、前記取得された行動パターン情報及び前記サービス情報を提供する事業者の事業者情報に基づき、前記サービス情報を配信するのに適した利用者を抽出する利用者抽出手段と、前記取得した車両情報、前記利用者の位置情報、前記配信するサービス情報、及び前記事業者情報に基づき、前記抽出した利用者が所持する利用者端末又は前記利用者が利用中の車両の車載端末に、前記サービス情報を配信するタイミングを前記利用者ごとに決定する配信タイミング決定手段と、前記決定したタイミングに基づき前記サービス情報を前記利用者に配信するサービス情報配信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、前記行動パターン情報取得手段は、前記サービス情報を提供する事業者が提供する製品・サービスの象徴的なユーザモデルを取得する手段を含むことを特徴とする。
また、前記サービス情報は、前記地域の店舗又は施設で利用可能なクーポン情報、タイムセール情報、割増ポイント情報、限定販売のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。
また、前記取得した車両情報に基づき、前記利用者の移動ルートに対して、所定の範囲に位置する前記車両を抽出し、前記店舗又は施設に前記利用者を移動させるための予約可能な車両を予約する車両予約画面情報を生成する車両予約画面生成手段をさらに有し、前記サービス情報配信手段は、生成された前記車両予約画面情報を前記サービス情報と共に又は前記サービス情報を閲覧した利用者に配信することを特徴とする。
また、配信タイミング決定手段は、前記取得した車両情報に基づき、前記車両のうち休止車両が所定時間内に所定数以上存在する場合に、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする。
また、配信タイミング決定手段は、前記取得した車両情報に基づき、移動中又は移動前の予約時点で走行予定のルート上、及び前記ルートの近傍に位置する前記車両に所定数以上の空席がある場合に、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする。
また、配信タイミング決定手段は、前記取得した車両情報に基づき、車両が前記事業者の運営する店舗又は施設に一定の範囲に近づいたか否かを検出する手段を備え、前記一定の範囲内に近づいたことが検出された場合、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする。
また、配信タイミング決定手段は、前記事業者の運営する店舗又は施設の予想来客数を取得する手段を備え、前記店舗又は施設の来客数が所定の数に満たないことが検出された場合、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする。
また、配信タイミング決定手段は、前記利用者端末の位置情報の移動履歴に基づいて、所定の期間内の前記利用者の行動範囲が一定量以下しかないと判定された場合に、前記サービス情報を前記車載端末又は前記利用者端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする。
また、配信タイミング決定手段は、前記利用者の予定を検出する手段を備え、前記サービス情報が有効な期間内に前記利用者に予定がないと判定された場合に、前記サービス情報を前記利用者端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする。
本発明の別の態様では、地域交通のネットワークを構成する車両を利用する利用者に地域のサービス情報を配信するサービス情報配信システムであって、サービス情報配信装置と、前記サービス情報を利用する利用者が所持する利用者端末と、前記利用者が利用中の車両の車載端末とを備え、前記サービス情報配信装置は、前記利用者端末又は前記車載端末とネットワーク経由で接続され、前記車両の位置情報、利用状況を含む車両情報を取得する手段と、前記利用者の行動パターン情報を取得する行動パターン情報取得手段と、前記配信するサービス情報に応じて、前記取得された行動パターン情報及び前記サービス情報を提供する事業者の事業者情報に基づき、前記サービス情報を配信するのに適した利用者を抽出する手段と、前記利用者端末の位置情報、前記取得した車両情報、前記配信するサービス情報、及び前記事業者情報に基づき、前記抽出した利用者が所持する利用者端末又は前記利用者が利用中の車両の車載端末に、前記サービス情報を配信するタイミングを前記利用者ごとに決定する手段と、前記決定したタイミングに基づき前記サービス情報を前記利用者に配信する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、地域交通の車両の利用者が必要なタイミングでサービス情報を配信することにより、新たな地域情報の利用を促すことが可能な、サービス情報配信装置及びサービス情報配信システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るサービス情報配信システムのイメージ図である。 本発明の実施の形態に係るサービス情報配信システムの構成を示す機能ブロック図である。 図2のデータベースに記憶されるデータの一例を示す図である。 図2のデータベースに記憶されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサービス情報配信装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るサービス情報配信装置から配信された利用者端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るサービス情報配信装置がサービス情報を利用者に配信するタイミングを決定する処理動作を示すフローチャートである。 車両予約画面送信後のサービス情報配信装置の処理動作を示すフローチャートである。 利用者が乗車中に本サービスを利用した場合のサービス情報配信装置の処理動作を示すフローチャートである。 利用者が乗車中に本サービスを利用した場合のサービス情報配信装置から配信された利用者端末の表示画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態と言う)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
図1は、本実施形態に係るサービス情報配信システムのイメージ図である。以下では上記のシステムを「本システム」と呼ぶことにする。
本システムは、地域交通のネットワークを構成する車両を利用する利用者に地域のサービス情報を配信するサービス情報配信システムであって、典型的には、サービス情報を利用する利用者が所持する利用者端末(例えば、スマートフォンやタブレット端末やパソコン等)と、利用者が利用中の車両の車載端末と、利用者端末又は車載端末とネットワーク経由で接続されるサービス情報配信装置とからなる。ここで「地域」とは、市町村などの行政区画には限定されず、人や物の移動が頻繁に発生し、人的、経済的に結びつきの強い地理的範囲をいう。また、地域交通のネットワークを構成する車両には、路線バス、デマンドバス、タクシー、カーシェアリング用車両(以下、シェアカーと呼ぶ)、ローカル線の電車の他、「一般車両」を含むものとする。ただし、ここでいう「一般車両」とは、一般の個人又は法人が本システムの運営者と契約し、自己が占有する車両(乗用車、バン、マイクロバス、トラック、パーソナルモビリティ、バイク、自転車等)に、移動する方向が同じ場合、他の利用者を相乗りさせることを可能として登録している車両をいう。
図1は、サービス情報配信装置が事業者から提供されるサービス情報(例えば、地域の店舗又は施設で利用可能なクーポン情報、タイムセール情報、割増ポイント情報、限定販売(数量限定)等)のうち少なくとも一つを利用者の利用者端末宛に配信を行い、地域交通のネットワークを構成する様々な車両を利用して、サービス情報を提供する店舗又は施設に運行するイメージを表している。
この図では、自宅にいるAさんの利用者端末宛にクーポン情報が配信され、このクーポン情報を見たAさんが、クーポン情報の配信元の店舗(パン屋)に、上記の車両を利用して移動しようとする場面を示している。また、車両で移動中の利用者(Bさん)の車載端末宛にタイムセール情報が配信され、このタイムセール情報を見たBさんが、予定を変更してタイムセールの配信元の店舗(カラオケ店)へ向かうような場面を示している。ここでは、利用者(Aさん)のクーポン情報の取得から上記車両を利用して目的地であるクーポン情報提供者である店舗に移動する場合を例示して説明する。
Aさんは、利用者端末に配信された「○○ベーカリー」のクーポン情報から、クーポン内容に興味を持ち購入を希望する場合、配信された画面に表示されている「クーポン発行」ボタンを押下する。発行ボタン情報を受信したサービス情報配信装置は、Aさんの利用者端末に目的地までの交通手段を提供するため、出発時刻等を指定する画面を送信する。サービス情報配信装置は、Aさんから上記情報の入力を受信すると、利用者端末の位置情報(移動履歴の情報を含む)を元に、該当する目的地の方向に向かって走行中又は走行予定の車両(バス、タクシー、シェアカー、一般車両等)から条件に合う車両を選択し、Aさんの利用者端末宛に該当する交通手段を選択する画面を送信する。そして、Aさんは、受信した車両予約画面からAさんの希望条件に合う交通手段を選択し、サービス情報配信装置から車両乗車依頼を該当する車両に行う。そして、車両乗車依頼を受託した車両は、Aさんを出発地点で乗車させ、目的地まで走行する。
ここで、サービス情報を配信する利用者の判定方法について説明する。まず、本サービスを受ける利用者は、予め、サービス情報配信装置に利用者情報を登録しておく。そして、サービス情報配信装置は、その利用者情報に紐付けた本サービスの利用履歴、購入情報、利用者端末の位置情報からの行動履歴、さらに外部サーバから利用者情報を取得し、その情報に基づいて、外部サーバから利用者(ユーザ)ごとの「行動パターン情報」を取得する。そして、その行動パターン情報から利用者の嗜好を分析し、利用者にあったサービス情報を判別する。
行動パターン情報は、利用者の「ペルソナ」を含んでもよい。「ペルソナ」とは、サービス情報を提供する事業者が提供する製品・サービスのもっとも重要で象徴的なユーザモデルである。また、「ペルソナ情報」とは、ユーザモデルを定義するため個人データの集合であり、利用者の行動タイプや行動プロセスを示す情報を構造化データとしてデータベース(ペルソナ情報DB)に格納したものである。例えば、利用者の氏名、年齢、性別、血液型、住所、連絡先や勤務先、職種、年収、家族構成といった静的なデータの他に、その人の生い立ちから現在までの様子、身体的特徴、性格的特徴、価値観、趣味、特技、消費行動や情報収集行動などの動的なデータを含めて、統計的に処理し、仮想的なユーザモデル(顧客プロフィール)を設定する。例えば、ユーザモデルAは行動的な人物、ユーザモデルBは自然や動物を好む人物である等と定義する。したがって一人の人間は複数のユーザモデルに当てはまることになる。ペルソナ情報から得られるユーザモデルは、利用者情報の一部又はそれを補完する情報と考えてもよい。なお、ペルソナ情報の生成方法等については、公知のペルソナ情報の関連技術(例えば、特表2003-529054、特開2010−186283、特開2011−100380等)を用いることとし、ここでは説明を省略する。
次に、サービス情報配信装置から利用者端末宛にサービス情報を配信するタイミングについて説明する。まず、サービス情報を配信するタイミングには、利用する車両の観点によるもの、利用者の観点によるもの、事業者の観点によるものの3つのパターンが存在する。
初めに、利用者を目的地まで運行する車両の観点からの配信方法を説明する。サービス情報配信装置は、地域を走行する複数の車両又は移動前の予約時点で走行予定のルート上、及び前記ルートの近傍に位置する車両から位置情報(現在位置、移動履歴)、利用状況(乗車人数等)を含む車両情報を取得する。そして、取得した複数の車両のうち休止車両が所定時間(例えば、30分)内に所定数(例えば、登録している車両の50%)以上存在する場合に、サービス情報を車両と所定範囲内(例えば、半径5km以内)にいる利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信する。ただし、利用者端末と車載端末が同じ位置にある場合(乗車中の場合)は両方の端末に配信してもよい(以下同じ)。
また、取得した車両情報の利用状況に基づき、該当する車両に所定数(例えば、登録している車両の50%)以上の空席がある場合に、サービス情報を利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信する。このように、車両の休止車両状況、走行中又は予約された車両の空席状況を把握し、所定数以上の休止車両、空席状況のタイミングでサービス情報を配信することで、サービス情報に応じて、休止車両や空席が減少する効果が得られる。
次に、事業者の観点の配信方法を説明する。サービス情報配信装置は、事業者サーバ(店舗側)から、日付ごと時間ごとの過去の来客集計データを取得する。そして、取得した来客集計データに含まれる予想来客数から予想来客数が所定の数に満たない(例えば、来客可能最大数の30%以下)日/時間帯に、サービス情報を利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信する。このように、所定の来客数に満たない日/時間帯にサービス情報を配信することで、日/時間帯に応じて発生する来客数の増減が緩和されるため、サービスの効率化が期待できる。なお、事業者は、来客数が少ない日/時間帯に直接サービス情報配信装置にサービス情報配信依頼を送ってもよい。このように、明確に来客数を判断できる事業者がサービス情報配信装置にサービス情報配信依頼をかけることで、より正確に来客数の判定が可能となる。
また、車両から取得した車両情報に含まれる位置情報に基づき、車両が事業者の運営する店舗又は施設に一定の範囲(物理的距離又は時間的距離の範囲)に近づいたか否かを検出し、一定の範囲内に近づいたことが検出された場合、サービス情報を利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信してもよい。
最後に、利用者の観点の配信方法を説明する。サービス情報配信装置は、利用者端末から位置情報を取得し、所定の期間内の利用者の行動範囲が一定量以下しかないと判定された場合に、サービス情報を車載端末又は利用者端末に配信する。
また、サービス情報配信装置は、利用者の予定(例えばカレンダー情報等)を取得する手段を備え、サービス情報が有効な期間内に利用者に予定がないと判定された場合に、サービス情報を配信する。具体的には、利用者は、予め利用者端末等から、所定期間(例えば1カ月)の予定をサービス情報配信装置に送信しておく。このようにすることで、サービス情報配信装置は、利用者が予定のない期間、かつ、該当するサービス情報が有効な期間内であり、サービス情報を配信する利用者と判定された場合、その利用者端末宛又は車載端末にサービス情報を配信することが可能になる。
また、利用者の活力を検出する手段を備え、サービス情報配信装置は、利用者に活力がないと判定された場合に、サービス情報を配信する。具体的には、利用者端末(ウェアラブル端末を含む)にヘルスチェック機能を持たせ、そこから利用者の行動の活力に関する情報を取得する。歩数計を例にあげると、所定期間(例えば、3日間)に所定の歩数(例えば、1日平均5000歩未満)の場合には活力が低いと判断し、その利用者端末宛にサービス情報を配信する。あるいは利用者端末の位置情報の履歴を活力の情報として利用してもよい。このように、利用者の行動範囲が一定量(所定の範囲以下)、利用者が予定のない期間や、利用者の活力が低いと判定されたときにサービス情報を配信することで、利用者の外出を促す情報を発信することができる。
(本システムの構成)
図2は、本システムの構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、本システムは、地域交通のネットワークを構築する車両を利用する利用者に地域のサービス情報を配信するサービス情報配信システムであって、典型的には、サービス情報を利用する利用者が所持する利用者端末10と、利用者が利用中の車両20の車載端末と、利用者端末10又は車載端末とはネットワーク経由で接続されるサービス情報配信装置30と、を備える。なお、利用者端末10と複数の車両20とがネットワークを経由で接続され、互いに通信を行ってもよい。
事業者サーバ50は、サービス情報を提供する事業者の運営する店舗又は施設であり、サービス情報の配信依頼や後述する販売履歴DB500に格納されている本サービスの利用時の商品の購入履歴、店舗又は施設に来店した顧客を日ごと時間帯ごとに統計処理した情報(予想来客数等)をサービス情報配信装置30に提供する。
外部サーバ60は、1つのシステムとは限らず、外部の複数のシステムの総称である。外部サーバ60は、サービス情報配信装置30から利用者情報、行動履歴、事業者からの販売履歴情報等を取得し、その他、外部サーバ60から取得する利用者情報に基づいて利用者のユーザモデルを判定し、サービス情報配信装置30に提供する。
また、外部サーバ60は、交通手段の事業者(タクシー会社、バス会社、鉄道会社等)やその他事業者等が運営し、交通関係の情報や道路の天候情報(以下、まとめて交通情報と呼ぶ)を提供する。
車両20は、車両20に設置されている複数のセンサ等から得られるプローブ情報を取得する。プローブ情報には、例えば、GPS(Global Positioning System)等の測位手段による位置情報、車速、加速度、車速から推測される渋滞・混雑情報、ワイパーの動きから推測される天候情報、ブレーキやアクセルの踏み具合等から計算される燃費情報、画像撮像装置(カメラ)/ミリ波レーダーから取得した周囲の道路状況のデータ等を含むものとする。なお、車両20の車載端末は、取得したプローブ情報をサービス情報配信装置30へ無線送信する通信手段も含むものとする。
(サービス情報配信装置の構成)
サービス情報配信装置30は、典型的には、通信手段31と、車両情報取得手段32と、事業者情報取得手段33と、行動パターン情報取得手段34と、交通情報取得手段35と、利用者抽出手段36と、配信タイミング決定手段37と、サービス情報配信手段38と、車両予約画面生成手段39と、制御手段40と、記憶手段41と、を備える。
通信手段31は、利用者端末10、本システムに登録された複数の車両20の車載端末、事業者サーバ50及び外部サーバ60との間で無線通信を行う通信インタフェース部である。
車両情報取得手段32は、複数の車両20のプローブ情報及び利用状況を含む車両情報を取得して制御手段40へ出力する。
事業者情報取得手段33は、サービス情報を提供する事業者の事業者サーバ50から、サービス情報を取得し、そのサービス情報をサービス情報DB400に格納する。
行動パターン情報取得手段34は、利用者の行動パターン情報を行動履歴から取得する。さらに行動パターン情報としてペルソナ情報を利用する場合は、ペルソナ情報DB300を備えた外部サーバ60から利用者のユーザモデルを取得する。具体的には、行動パターン情報取得手段34は、取得した利用者情報、行動履歴情報、事業者からの販売履歴情報等を、ペルソナ情報DB300を備えた外部サーバ60に送信し、その利用者のユーザモデルのIDを取得する。ペルソナ情報DB300を備えた外部サーバ60は利用分野ごとに複数であってもよい。また、本システムにより取得された利用者の各種情報をペルソナ情報DB300を備えた外部システム60に送信し、ペルソナ情報DB300に加えてもらうようにしてもよい。なお、行動パターン情報取得手段34が、記憶手段41に格納されている情報(利用者情報、行動履歴情報)及び事業者サーバ50からの販売履歴情報等から簡易的なペルソナ情報を生成してもよい。
交通情報取得手段35は、外部サーバ60からネットワーク経由で交通情報を取得する。ここで、交通関係の情報とは、道路状況、渋滞・混雑情報、工事規制による交通情報、公共交通運行情報等であり、例えば、VICS(登録商標)から、道路状況、渋滞・混雑情報、国土交通省から工事や事故による交通規制情報、各公共交通機関から運行情報を取得することができる。また、車両メーカ、通信キャリア、サービス事業者等から交通情報を取得してもよい。
利用者抽出手段36は、配信するサービス情報に応じて、取得したユーザモデル及びサービス情報を提供する事業者の事業者情報に基づき、サービス情報を配信するに適した利用者を抽出する。具体的には、例えば、配信するサービス情報が「カラオケ店」のタイムセール情報(昼の時間帯の割引)であれば、昼の時間帯に会社員や学生に配信しても効果が少ないため、例えば、主婦層や無職層等の利用者を抽出する。また、利用者抽出手段36は、サービス情報の配信履歴情報及び利用者の閲覧履歴情報を管理し、それらの情報に基づいて、クーポンなどサービス情報の数に限りがある場合は、特定の利用者の優先度を上げて抽出するようにしてもよい。特定の利用者とは、例えば本システムにおいて、車両の検索を所定回数以上行った利用者、クーポン情報を所定回数以上参照した利用者などである。このようにすることで、過去にクーポンを受信したが車両がなかったため諦めることがあったような利用者を優先的に抽出し、利用を促すことができる。また、逆に、上記のような利用者には、車両予約画面での車両検索の際、優先的に車両を予約するようにしてもよい。
配信タイミング決定手段37は、取得した車両情報、配信するサービス情報、及び事業者情報に基づき、抽出した利用者の所持する利用者端末10又は利用者が利用中(乗車中)の車両20の車載端末に、サービス情報を配信するタイミングを利用者ごとに決定して配信するタイミングを決定する。
配信タイミング決定手段37は、車両予約画面生成手段39によって、生成された車両予約画面情報をサービス情報と共に又はサービス情報を閲覧した利用者端末宛に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、取得した車両情報に基づき、車両のうち休止車両が所定時間内に所定数以上存在する場合に、サービス情報を利用者端末10又は利用中の車両20の車載端末に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、取得した車両情報に基づき、移動中又は移動前の予約時点で走行予定のルート上、及びルートの近傍に位置する車両20に所定数以上の空席がある場合に、サービス情報を利用者端末10又は利用中の車両20の車載端末に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、取得した車両情報に基づき、車両が事業者の運営する店舗又は施設に一定の範囲に近づいたか否かを検出する手段を備え、一定の範囲内に近づいたことが検出された場合、サービス情報を利用者端末10又は利用中の車両20の車載端末に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、事業者の運営する店舗又は施設の予想来客数を取得する手段を備え、来客数が所定の数に満たないことが検出された場合、サービス情報を利用者端末10又は利用中の車両20の車載端末に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、利用者端末10の位置情報に基づいて、所定の期間内の利用者の行動範囲が一定量以下しかないと判定された場合に、サービス情報を利用者端末10又は利用中の車両20の車載端末に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、利用者の予定を検出する手段を備え、サービス情報が有効な期間内に利用者に予定がないと判定された場合に、サービス情報を利用者端末10に配信するタイミングを決定してもよい。
配信タイミング決定手段37は、利用者の活力を検出する手段を備え、利用者に活力がないと判定された場合に、サービス情報を利用者端末10に配信するタイミングを決定してもよい。
サービス情報配信手段38は、サービス情報DB400から該当するサービス情報を抽出し、その情報からクーポン情報を発行して、配信タイミング決定手段37によって、決定されたタイミングに従って、サービス情報を利用者端末10に配信する。また、サービス情報配信手段38は、利用者が本システムで車両の予約を完了したタイミングでクーポン情報を発行してもよく、その場合、予約した車両を使って買い回りができそうな複数の店舗のクーポン情報をあわせて配信候補として抽出してもよい。ただし、例えば10枚のクーポン情報が配信候補として抽出された場合、クーポンを一度に10枚も送ると利用者も嫌気がさすので、車両予約確定時には、1枚〜2枚だけを配信し、残りは予約した車両での移動状況や時間の経過に従って順次配信するようにしてもよい。このようにすることで、クーポンの配信がより効果的となる。
車両予約画面生成手段39は、複数の車両20から取得した車両情報に基づき、利用者の移動ルートに対して、所定の範囲に位置する車両20を抽出し、店舗又は施設に利用者を移動させるための予約可能な車両を予約する車両予約画面情報を生成する。
制御手段40は、CPU(マイクロプロセッサ)とメモリを内蔵し、CPUがメモリに記録されたプログラムを逐次読み出し実行することにより、上記した各機能ブロック31〜39全体を制御する役割を担う。
記憶手段41は、例えば、半導体メモリ、磁気、光ディスク等の記憶媒体が実装されており、これら記憶媒体の所定の領域に割り当てられ、記憶される、利用者情報DB100と、行動履歴DB200と、サービス情報DB400を含む。
利用者情報DB100は、図3(a)にそのデータ構造の一例が示されているように、少なくとも、利用者ごとに採番される「利用者ID」、「氏名」、「年齢」、「性別」、自宅又は勤務地等の「住所」、「連絡先」のデータ項目が登録される。
行動履歴DB200は、図3(b)にそのデータ構造の一例が示されているように、少なくとも利用者情報に紐付けられている利用者ごとに採番される「利用者ID」、利用者の利用者端末から取得される「位置情報」(現在位置及び移動履歴を含む)、本サービスの車両を利用した「車両利用履歴」等のデータ項目が登録されている。
ペルソナ情報DB300は、図3(c)にそのデータ構造の一例が示されているように、ユーザのデータが様々な手段で収集され、ユーザデータを統計的に処理することによって得られるユーザモデルを多数格納したデータベースである。ユーザデータのデータ項目は、例えば、「性格的特徴」、「趣味」、「好きな食べ物」、「身体的特徴」、「職業」、「家族構成」、「生い立ち」、「移動場所」等のツリー構造で構造化されて登録される。
「移動場所」を例としてあげると、その項目の下位には、「移動場所」と紐づく情報として、「海」、「居酒屋」が登録される。また、項目によっては、ツリー構造が大きくなり、項目が多いほど、より正確なペルソナ情報が得られる。利用者のペルソナ情報も上記のようなツリー構造で表されてもよいが、ペルソナ情報自体は、時々刻々と変化する。また、ペルソナ情報DB300には、ツリー構造の項目に基づいて、様々なユーザモデルがIDを付されて管理されている。これをユーザモデルIDとよぶ。例えば、「ユーザモデルタイプID」がNo101には、「趣味に活発に行動する」、No103には、「家に引きこもりがちだがコンサートにはよく行く」、No105には、「気分屋で、服、髪型等を頻繁に変える」等のユーザモデルが登録されているものとする。ただし、実際のユーザモデルは、それを参照する側の観点から様々なものが定義される。また、本システムの利用者について取得されたペルソナ情報の各項目には、情報の「重み付け」を指定できるようにしてもよい。類似の情報が重なった場合、すなわちペルソナ情報DB300の同じツリー構造に属する情報が複数ある場合、その中からどの情報を取捨選択するかを判断するためである。そして、本システムが収集した利用者情報や行動履歴情報をペルソナ情報DB300を備えた外部サーバ60に送信することで、その利用者情報がユーザモデルのどれに近いかが判定されそのユーザモデルIDが1以上返信される。なお、個人のプライバシーが侵害されないように、ペルソナ情報DB300から個人が特定できないような仕組みを備えているものとする。
サービス情報DB400は、図4(a)にそのデータ構造の一例が示されているように、事業者から提供されるサービス情報ごとに採番される「サービス情報ID」、そのサービス情報の「配信開始日」、「配信終了日」、「サービス情報内容」が登録されている。
また、事業者サーバ50の販売履歴DB500は、図4(b)にそのデータ構造の一例が示されているように、店舗又は施設ごとに採番される「事業者ID」ごとに、日付、時間ごとの来客数の統計「来客数(日付別、時間帯別)」、本サービスを利用した来客の「購入履歴」等のデータ項目が登録される。なお、「購入履歴」のデータ項目には、購入した商品、購入した日時、購入者(利用者ID)が登録されている。
上記の本システムの機能、及び構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割し、あるいは複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成してもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インタフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベースは、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
図5は、本システムにおけるサービス情報配信装置30の処理動作を示すフローチャートである。図5に示すようにサービス情報配信装置30の制御手段40は、事業者サーバ50からサービス情報を取得する(ステップS11)。ここで、制御手段40は、取得したサービス情報の配信日時を、配信タイミング決定手段37に送信する。
次に、事業者情報取得手段33は、事業者サーバ50から、事業者の時間ごとの過去の来客集計データ、及び販売履歴情報(販売履歴DB500)を含む事業者情報を取得する(ステップS12)。続いて、車両情報取得手段32は、車両20から車両情報を取得する(ステップS13)。具体的には、車両20から、本サービスの利用履歴、プローブ情報等を取得する。
次に、行動パターン情報取得手段34は、記憶手段41に格納されている、利用者情報DB100、利用者の行動履歴が記憶されている行動履歴DB200を参照して得られるそれぞれの情報、取得した車両情報に含まれる行動嗜好を読み取るため、車両の利用履歴情報、及び外部サーバ60から取得する該当利用者の利用者情報に基づき、外部サーバ60により生成されるユーザモデルを取得する(ステップS14)。
一方、利用者抽出手段36は、配信するサービス情報に応じて、取得されたユーザモデルとサービス情報を提供する事業者の事業者情報に基づき、サービス情報を配信するのに適した利用者を抽出する(ステップS15)。例えば、配信するサービス情報が「カラオケ店(夜間)」の割引情報であった場合を想定する。まず、事業者サーバから事業者情報を取得し、夜間にカラオケ店を利用する利用者の統計データを抽出する。その統計データから、夜間は、全体的を通して学生、特に男性の利用者数の割合が多く、週末になると会社員の利用者数の割合が多いと登録されていた場合、生成したユーザモデルから、週末以外の平日では、「学生」、「男性」の項目情報が登録されている利用者を抽出し、週末においては、上記項目に加え、「会社員」の項目情報が登録されている利用者を抽出する。
次に、配信タイミング決定手段37は、サービス情報、利用者の位置情報、車両情報、ユーザモデル等の各情報からクーポンの配信タイミングを決定する(ステップS16)。このステップS16の処理の詳細は後述する。
続いて、サービス情報配信手段38は、決定したタイミングにしたがい抽出した利用者の利用者端末10宛に事業者サーバから取得したクーポン情報を配信する(ステップS17)。その結果、例えば、図6(a)に示すように、利用者端末10の表示画面には、配信時間と共に事業者のクーポン情報が表示される。そして、利用者が「クーポン発行」ボタンを押下することにより、クーポン取得要求が生成され、かつ車両予約依頼をサービス情報配信装置30に送信することになる。
図5の説明に戻る。サービス情報配信装置30は、制御手段40が通信手段31を介してクーポン取得要求を受信すると(ステップS18“YES”)、車両予約画面生成手段39に車両の予約画面生成を指示する。これを受けて、車両予約画面生成手段39は、利用者端末10から位置情報を受信し、交通情報取得手段35から交通情報を取得し、さらに各車両20から取得した車両情報(プローブ情報、利用状況)に基づいて、車両の予約画面を生成する(ステップS19)。ここで生成される車両の予約画面は、制御手段40による制御の下、通信手段31を介して要求のあった利用者端末10宛に送信される(ステップS20)。そして、制御手段40は、本サービスのクーポンの使用有無について、サービス情報DB400に格納する(ステップS21)。すなわち、ステップS18の処理でクーポンの取得要求を受信した場合には、クーポンの使用カウントが1加算され、受信しない場合は、カウントされない。このように、配信したクーポンの使用有無を統計しておくことで、次回以降の事業者から提供されるサービス情報に関連する利用者の抽出条件に反映させ、より正確に該当する利用者を抽出することが可能となる。
次に、制御手段40は、例えば、図6(b)に示すように、利用者端末10によって入力される、少なくとも、出発地、目的地、出発予定時刻に関する情報を取得する。ただし、デフォルトとしては、出発地は利用者の現在地、目的地はクーポンを発行した店舗が自動的に入力される。これらの情報を受けて、車両予約画面生成手段39は、上記した情報とともに、利用者端末の位置情報を取得し、複数の車両20の車両情報(位置情報、空席情報等)と交通情報(道路状況、渋滞・混雑情報、工事規制による交通情報、公共交通運行情報等)から最適な交通手段である車両20を抽出し、抽出した交通手段を要求のあった利用者端末10の画面に表示する。なお、到着予定時間を表示するようにしてもよい。利用者は、交通手段(推奨)の欄に表示されている複数の交通手段から自分が希望する交通手段を選択することで、選択した交通手段に車両乗車予約まで行うことが可能になる。
次に、図5に示されているステップS16のサービス情報(クーポン情報)配信タイミングを決定する処理動作について図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図7に示すように、配信タイミング決定手段37は、まず、サービス情報を提供する事業者の店舗等の予想来客数が所定未満か否かを判定する(ステップS101)。具体的には、配信タイミング決定手段37は、事業者サーバ50から取得した事業者情報から、日付、時間ごとの過去の来客集計データを取得する。そして、取得した来客集計データを分析して、予想来客数を算出し、予想来客数が所定の数に満たない日/時間帯か否かを判定する。
続いて、配信タイミング決定手段37は、利用者の位置情報を取得し、事業者の運営する店舗又は施設一定の範囲内にいるか否かを判定する(ステップS102)。また、利用者が車両20で移動中であると推定される場合は、車両20から取得した車両情報に含まれる位置情報に基づき、車両20が事業者の運営する店舗又は施設の方向に向かっているか否かを判定する。
続いて、配信タイミング決定手段37は、本システムに登録された車両の休止車両が所定数以下か判定する(ステップS103)。具体的には、配信タイミング決定手段37は、複数の車両20から位置情報(現在位置、移動履歴)、利用状況(利用中の状況及び予約状況)を含む車両情報を取得する。そして、取得した複数の車両のうち休止車両が所定時間内に所定数以上存在するか否かを判定する。
続いて、配信タイミング決定手段37は、車両に所定数以上の空席があるか判定する(ステップS104)。具体的には、取得した車両情報に含まれる利用状況に基づき、移動中の複数の車両20に所定数以上の空席があるか否かを判定する。
続いて、配信タイミング決定手段37は、利用者の行動範囲が一定量以下か否か判定をする(ステップS105)。具体的には、配信タイミング決定手段37は、利用者端末10から取得した位置情報に基づいて、所定の期間内の利用者の行動範囲が一定量以下か否かを判定する。
続いて、配信タイミング決定手段37は、サービス情報が有効な期間内に利用者に予定がないか判定をする(ステップS106)。具体的には、配信タイミング決定手段37は、予め利用者端末等から、所定期間の予定を取得し、サービス情報が有効な期間内に利用者に予定がないか否かを判定する。
続いて、配信タイミング決定手段37は、利用者の活力の状況(活力がないか)を判定する(ステップS107)。活力の状況は、ヘルスチェック機能を備えたスマートフォンやウェアラブル端末から得られる情報に基づいて判定する。例えば歩数計から所定期間に所定の歩数か否かを判定する。また、利用者端末10の位置情報の移動履歴を判定してもよい。なお、ステップS101〜ステップS107の処理の順序は、一例であり変更してもよい。
そして、配信タイミング決定手段37は、複数の条件にあてはまる場合は最も優先度の高い条件の配信タイミングを決定する(ステップS108)。優先度は、既に述べたように、上述した3つの観点である車両、利用者、事業者の3つの観点から決定する。各観点をまとめて優先度を設定してもよいし、各観点の詳細条件ごとに優先度を設定してもよい。
例えば、利用者、車両、事業者の順に優先度を設定したとし、ステップS101〜ステップS107の処理から、利用者の観点から利用者が移動中であり、事業者の利用者の観点から予想来客数が所定未満であり、車両の観点である休止車両が所定数以下であった判定されたとする。その場合、配信タイミングは、優先度が高い利用者の観点のものが適用される。すなわち、利用者は車両に乗って移動中の可能性が高く、配信のタイミングが遅いとサービス情報を配信した事業者の店舗等を通りすぎてしまうおそれがあるため、即座に配信を行うという配信のタイミングが決定される。
また、利用者の予定を取得できた場合は、サービス情報の有効期間と利用者の予定がない日時が重なるとき、その前が配信のタイミングとして決定される。なお、サービス情報を配信するタイミングを決定する配信条件に合致した全てのタイミングで順次利用者にサービス情報を配信してもよい。また、配信開始日が近いサービス情報においては、配信する優先度をあげ、サービス情報を受信後、即座に該当する利用者に配信してもよい。このようにすることで、サービス情報を配信するタイミングを決定する配信条件が重複した場合でも、優先度が高い観点のものを選択し、サービス情報を配信することが可能となる。
次に、車両予約画面送信後のサービス情報配信装置30の処理動作について説明する。図8に示すように、サービス情報配信装置30は、通信手段31を介して利用者端末10から車両予約を受信すると(ステップS31“YES”)、制御手段40が、選択された車両20の端末に乗車依頼要求を送信する(ステップS32)。そして、乗車依頼要求を送信した車両20から乗車承諾情報を受信すると(ステップS33“YES”)、制御手段40は、利用者端末10へ利用者が選択した車両20からの承諾情報、及び乗車位置である出発地から目的地まで走行するための詳細情報を送信する(ステップS34)。このことにより、利用者端末10に、少なくとも車両20からの承諾情報の表示、乗車場所、出発予定時間、及び目的地到着予定時間等が表示される。
一方、乗車依頼要求を受信した車両20から、乗車の非承諾情報を受信すると(ステップS33“NO”)、サービス情報配信装置30は、車両予約画面生成手段39が、先に選択された交通手段を選択枠から削除し、他の交通手段が表示された車両予約画面を生成して利用者端末10宛に送信する(ステップS35)。その後、制御手段40は、ステップS31以降の処理を実行する。
次に、利用者が乗車中に本サービスのサービス情報を受領し、行き先(既存の目的地から新規目的地)を変更する場合のサービス情報配信装置30の処理動作を説明する。図9に示すように、制御手段40は、利用者端末10宛に、利用者が、現在の目的地(既存)、あるいは新規目的地(新規)のいずれを優先して走行するかを判断するために必要な画面情報を送信する(ステップS41)。例えば、図10(a)に示すように、いずれの目的地を優先するか判断を促す画面情報(既存目的地ボタンと新規目的地ボタン)が表示される。
利用者が新規目的地ボタンを押下し、その旨を受信した場合(ステップS41“新規目的地”)、制御手段40は、記憶手段41の行動履歴DB200から現在の乗車の形態が相乗り中であるか否かの判定を行う。そして、相乗り中の場合(ステップS42“YES”)、制御手段40は、新規目的地まで、相乗りをしている人が同行するか否かを判断するために必要な画面情報を送信する。例えば、図10(b)に示すように、利用者端末10宛に現在相乗り中である旨の表示がされ、相乗りする人と一緒に新規目的地まで移動するか、新たに車両を予約して別行動するかの判断を促す画面情報が表示される。
新規目的地まで相乗りをする場合(ステップS43“YES”)、制御手段40は、新規目的地まで利用者及び相乗りする人を運行するように、車両20の車載端末へ新規目的地情報とともに指示情報を送る。
一方、新規目的地まで相乗りをしない場合(ステップS43“NO”)、車両予約画面生成手段39は、新たに車両20から位置情報を受信し、交通情報取得手段35から、交通情報を取得し、さらに取得した車両情報に基づいて、車両の予約画面を生成する(ステップS44)。続いて、制御手段40は、生成した車両の予約画面を利用者端末10宛に送信する(ステップS45)。
このように、地域交通のネットワークを構成する車両20を利用して、利用者を、出発地点から目的地まで運行するサービスと、上記した、利用者が必要なタイミングでサービス情報を配信するサービスと連携することで、利用者の外出を促し、集客効果を増すことができる。したがって、商品やサービスの販売促進が期待できる。
(実施形態の効果)
以上の説明のように本実施形態に係るサービス情報配信装置30によれば、サービス情報配信装置が、車両の位置情報と利用状況とを含む車両情報及びユーザモデルを取得し、取得した車両情報、配信するサービス情報、及び事業者情報に基づき、利用者が所持する利用者端末又は利用者が利用中の車両の車載端末に、サービス情報を配信するタイミングを利用者ごとに決定して配信することにより、利用者が必要なタイミングでサービス情報を配信することができる。このため、利用者の外出を促して集客効果を増すことができ、商品やサービスの販売促進が期待できる。
また、本実施形態に係るサービス情報配信装置30によれば、サービス情報配信手段が、生成された車両予約画面情報をサービス情報と共に又はサービス情報を閲覧した利用者に配信することで、地域交通のネットワークを構築する車両を利用して、利用者を出発地点から目的地まで運行するサービスと連携することができ、その結果、普段は外出することが少ない層(高齢者、軽度の障がい者、ニート等)も含めて集客が可能になり、それらの層をターゲットにした商品やサービスの販売促進が可能になる。
また、本実施形態に係るサービス情報配信装置30によれば、車両の休止車両状況、車両の空席状況を把握し、所定数以上の休止車両や空席があるタイミングでサービス情報を配信することで、当該サービス情報に応じて休止車両や空席が減少する効果も期待できる。
また、本実施形態に係るサービス情報配信装置30によれば、車両が事業者の運営する店舗又は施設に一定の範囲に近づいたか否かを検出し、一定の範囲内に近づいたことが検出された場合にサービス情報を利用者端末又は利用中の車両の車載端末にタイムリーに配信することで、利用者は、近くに店舗又は施設が存在することが確認することができ、したがって、サービス情報に応じて、集客効果が増し、販売促進が可能になる。
また、本実施形態に係るサービス情報配信装置30によれば、来客数が所定の数に満たないことが検出された場合、サービス情報を利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信することで、所定の来客数に満たない時間帯にタイムリーにサービス情報を配信することにより時間帯に応じて発生する来客数の増減を緩和することができる。
また、本実施形態に係るサービス情報配信装置30によれば、利用者の行動範囲が一定量(所定の範囲以下)、利用者が予定のない期間、あるいは、利用者の活力がないと判定されたときにサービス情報を配信することで利用者の外出を促すことができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 利用者端末
20 車両
30 サービス情報配信装置
31 通信手段
32 車両情報取得手段
33 事業者情報取得手段
34 行動パターン情報取得手段
35 交通情報取得手段
36 利用者抽出手段
37 配信タイミング決定手段
38 サービス情報配信手段
39 車両予約画面生成手段
40 制御手段
41 記憶手段
50 事業者サーバ
60 外部サーバ
100 利用者情報DB
200 行動履歴DB
300 ペルソナ情報DB
400 サービス情報DB
500 販売履歴DB

Claims (12)

  1. 地域交通のネットワークを構成する車両を利用する利用者に地域のサービス情報を配信するサービス情報配信装置であって、
    前記車両の位置情報、利用状況を含む車両情報を取得する車両情報取得手段と、
    前記利用者の行動パターンを取得する行動パターン情報取得手段と、
    前記配信するサービス情報に応じて、前記取得された行動パターン情報及び前記サービス情報を提供する事業者の事業者情報に基づき、前記サービス情報を配信するのに適した利用者を抽出する利用者抽出手段と、
    前記取得した車両情報、前記利用者の位置情報、前記配信するサービス情報、及び前記事業者情報に基づき、前記抽出した利用者が所持する利用者端末又は前記利用者が利用中の車両の車載端末に、前記サービス情報を配信するタイミングを前記利用者ごとに決定する配信タイミング決定手段と、
    前記決定したタイミングに基づき前記サービス情報を前記利用者端末又は前記車載端末に配信するサービス情報配信手段と、
    を備えたことを特徴とするサービス情報配信装置。
  2. 前記行動パターン情報取得手段は、前記サービス情報を提供する事業者が提供する製品・サービスの象徴的なユーザモデルを取得する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  3. 前記サービス情報は、前記地域の店舗又は施設で利用可能なクーポン情報、タイムセール情報、割増ポイント情報、限定販売のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  4. 前記取得した車両情報に基づき、前記利用者の移動ルートに対して、所定の範囲に位置する前記車両を抽出し、前記店舗又は施設に前記利用者を移動させるための予約可能な車両を予約する車両予約画面情報を生成する車両予約画面生成手段をさらに有し、
    前記サービス情報配信手段は、生成された前記車両予約画面情報を前記サービス情報と共に又は前記サービス情報を閲覧した利用者に配信することを特徴とする請求項3に記載のサービス情報配信装置。
  5. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記取得した車両情報に基づき、前記車両のうち休止車両が所定時間内に所定数以上存在する場合に、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  6. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記取得した車両情報に基づき、移動中又は移動前の予約時点で走行予定のルート上、及び前記ルートの近傍に位置する前記車両に所定数以上の空席がある場合に、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  7. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記取得した車両情報に基づき、車両が前記事業者の運営する店舗又は施設に一定の範囲に近づいたか否かを検出する手段を備え、前記一定の範囲内に近づいたことが検出された場合、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  8. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記事業者の運営する店舗又は施設の予想来客数を取得する手段を備え、前記店舗又は施設の来客数が所定の数に満たないことが検出された場合、前記サービス情報を前記利用者端末又は利用中の車両の車載端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  9. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記利用者端末の位置情報の移動履歴に基づいて、所定の期間内の前記利用者の行動範囲が一定量以下しかないと判定された場合に、前記サービス情報を前記車載端末又は前記利用者端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  10. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記利用者の予定を検出する手段を備え、前記サービス情報が有効な期間内に前記利用者に予定がないと判定された場合に、前記サービス情報を前記利用者端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  11. 前記配信タイミング決定手段は、
    前記利用者の活力を検出する手段を備え、前記利用者に活力がないと判定された場合に、前記サービス情報を前記利用者端末に配信するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載のサービス情報配信装置。
  12. 地域交通のネットワークを構成する車両を利用する利用者に地域のサービス情報を配信するサービス情報配信システムであって、
    サービス情報配信装置と、前記サービス情報を利用する利用者が所持する利用者端末と、前記利用者が利用中の車両の車載端末とを備え、
    前記サービス情報配信装置は、
    前記利用者端末又は前記車載端末とネットワーク経由で接続され、
    前記車両の位置情報、利用状況を含む車両情報を取得する手段と、
    前記利用者の行動パターン情報を取得する手段と、
    前記配信するサービス情報に応じて、前記取得された行動パターン情報及び前記サービス情報を提供する事業者の事業者情報に基づき、前記サービス情報を配信するのに適した利用者を抽出する手段と、
    前記利用者端末の位置情報、前記取得した車両情報、前記配信するサービス情報、及び前記事業者情報に基づき、前記抽出した利用者が所持する利用者端末又は前記利用者が利用中の車両の車載端末に、前記サービス情報を配信するタイミングを前記利用者ごとに決定する手段と、
    前記決定したタイミングに基づき前記サービス情報を前記利用者端末又は前記車載端末に配信する手段と、
    を備えたことを特徴とするサービス情報配信システム。
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