JP6493558B2 - 方法、ue及び基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信デバイス及び移動通信ネットワークに関し、限定はしないが、特に、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)標準規格又はその均等物若しくは派生物に従って動作する、移動通信デバイス及び移動通信ネットワークに関する。本発明は、限定はしないが、特に、LTEアドバンストを含む、UTRANのロングタームエボリューション(LTE)(発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と呼ばれる)に関連する。
移動(セルラ)通信ネットワークでは、(ユーザ)通信デバイス(ユーザ機器(UE)、例えば移動電話機としても知られている)が、基地局を介してリモートサーバ又は他の通信デバイスと通信する。それらの互いの通信において、通信デバイス及び基地局は、通常は周波数帯域及び/又は時間ブロックに分割されている、認可された無線周波数を用いる。
通信デバイスは、基地局を介して通信することができるようにするために、基地局によって動作される制御チャネルを監視する必要がある。これらの制御チャネルのうちの1つ、いわゆる物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、及び/又はいわゆるRel−13における拡張PDCCH(EPDCCH)は、スケジューリング割り当て及び他の制御情報を搬送する。(E)PDCCHは様々な目的に応える。主として、(E)PDCCHは、個々の通信デバイスへのスケジューリング決定事項、すなわち、アップリンク通信及びダウンリンク通信のためのスケジューリング割り当てを伝達するのに用いられる。
(E)PDCCH上で搬送される情報は、ダウンリンク制御情報(DCI)と呼ばれる。(E)PDCCH等の物理制御チャネルは、1つ又は幾つかの連続した制御チャネル要素(CCE)のアグリゲーションにおいて送信される。ここで、制御チャネル要素は、9つのリソース要素グループ(REG)に対応する。各REGは、4つのリソース要素(RE)を有する。
もう1つの制御チャネル、いわゆる物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、(例えば、通信デバイス用の初期アクセスをセットアップするとき及び/又は再同期が必要なときは常に)通信デバイスとネットワークとの間で送信を同期させるために提供される。現在の標準仕様(Rel−8からのもの)では、PRACHに割り当てられたリソース(プリアンブル、時間、周波数)は、事前に構成され、適用可能なPRACHパラメータは、いわゆるシステム情報ブロック2(SIB2)におけるシステム情報の一部としてネットワークによってブロードキャストされる。これらのパラメータのうちの1つは、いわゆるランダムアクセスプリアンブルを指定する。このランダムアクセスプリアンブルは、サイクリックプレフィックス部分及びシーケンス部分からなる。プリアンブルの長さ(すなわち、上記2つの部分を組み合わせたものの全体の長さ)は、フレーム構造及びランダムアクセス構成に依存する。
アイドルモードの通信デバイスが、他の通信ノードと通信する必要があるとき、この通信デバイスは、自身の動作モードを(無線リソース制御(RRC)アイドルモードから)いわゆるRRC接続モードに変更する必要がある。これを行うために、通信デバイスは、適した基地局(例えば、最も強い信号を有する基地局及び/又はこの通信デバイスが使用を認可されている基地局)とのランダムアクセス(RA)手順を実行する。このランダムアクセス手順は、通信デバイスが、適切なプリアンブルシーケンスを選択し、基地局用の通信デバイスを識別する一時識別子とともに基地局に(SIB2を介してアドバタイズされたPRACHを通じて)送信することを含む。一時識別子は、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)とも呼ばれる。RA−RNTIは、通信デバイスがランダムアクセスプリアンブルを送信する際に用いた時間周波数リソースを明確に識別する。通信デバイスの送信を受信することに成功した場合、基地局は、適切なランダムアクセス応答(この応答において、基地局は、受信された一時識別子を用いて通信デバイスを識別している)を送信し、ネットワークと通信するための通信デバイス用のリソースを割り当てる。
このように、基地局が、適切なランダムアクセス応答(RAR)を用いて通信デバイスによるプリアンブル送信に応答すると、通信デバイスは、自身の次のメッセージにおいて、割り当てられたリソースを用いてRRC接続(及び/又は同様のもの)の確立を要求することができる。RRC接続が、通信デバイスと基地局との間で確立されると、通信デバイスは、基地局によってこの通信デバイスに割り当てられた適切なリソースを用いて、その基地局を介して(及びコアネットワークを介して)他の通信ノードと通信することができる。
遠距離通信における近年の開発では、人間の援助なしで通信し動作を行うように構成されたネットワーク接続デバイスである、マシンタイプ通信(MTC)デバイスの使用の大幅な増加が見られている。そのようなデバイスの例には、スマートメータが含まれる。このスマートメータは、測定を行い、これらの測定を、遠距離通信ネットワークを介して他のデバイスに中継するように構成され得る。マシンタイプ通信デバイスは、マシンツーマシン(M2M)通信デバイスとしても知られている。
MTCデバイスは、リモート「マシン」(例えば、サーバ)若しくはユーザに送信するデータ又はそれらから受信するデータを有するときは常に、(必要な場合には、適切なランダムアクセス手順を実行した後に)ネットワークに接続する。MTCデバイスは、移動電話機又は類似のユーザ機器用に最適化された、通信プロトコル及び標準規格を用いる。一方、MTCデバイスは、一旦配置されると、通常、人間の管理もインタラクションも必要とすることなく動作し、内部メモリに記憶されたソフトウェア命令に従う。MTCデバイスは、長期間静止した状態及び/又は非アクティブな状態に留まる場合もある。MTCデバイスをサポートする特定のネットワーク要件は、3GPP技術仕様書(TS)22.368 V13.1.0において取り扱われている。この内容は、引用することによって本明細書の一部をなす。
MTCデバイスに関する標準規格のリリース13(Rel−13)バージョンについては、ダウンリンク及びアップリンクにおける1.4MHzの削減帯域幅のサポートが想定されている。このため、幾つかのMTCデバイスは、全LTE帯域幅と比較して制限された帯域幅(通常、1.4MHz)しかサポートせず、及び/又はより少ない/単純化された構成要素を有する場合がある。これによって、そのような「削減帯域幅」MTCデバイスを、より大きな帯域幅をサポートし及び/又はより複雑な構成要素を有するMTCデバイスと比較して、より経済的に作製することが可能になる。EPDCCHは比較的狭い周波数スペクトル(1.4MHz)にわたって送信され、これによってEPDCCHがRel−13の削減帯域幅MTCデバイスと互換性を有することが有益である。
ネットワークカバレッジの欠如(例えば、屋内に配置されるとき)は、MTCデバイスの多くの場合に制限された機能と組み合わさって、そのようなMTCデバイスが有するデータレートの低下をもたらす可能性があり、したがって、幾つかのメッセージ又はEPDCCH等のチャネルがMTCデバイスによって受信されないリスクが存在する。このリスクを緩和するために、送信のカバレッジを増加させて(例えば、周波数分割複信(FDD)送信の場合には20dBに対応する)、そのようなMTCデバイスをサポートすることが提案されている。
カバレッジの拡張、いわゆる「カバレッジ拡張MTCデバイス」のために提案された1つの手法は、同じ情報(例えば、EPDCCHを介して送信されるDCI)を複数のサブフレーム(例えば、2つ、3つ、又は4つのサブフレーム)にわたって繰り返すことである。換言すれば、カバレッジ拡張(CE)MTCデバイスの場合、基地局は、送信された情報を時間領域において複製する(基地局は、その情報が最初に送信されるサブフレームの後続の1つ以上のサブフレームにおいて同じ情報を再送信する)。そのようなカバレッジ拡張MTCデバイスは、複数のサブフレームにおいて受信された(同じ)情報の複数のコピーを組み合わせるように構成され得、これらの受信された情報を組み合わせた後、カバレッジ拡張MTCデバイスは、送信された情報の単一のコピーに基づくよりも、受信した情報の復号化に成功することができる可能性が高い。基地局による同じ情報の繰り返しと同様に、カバレッジ拡張MTCデバイスは、基地局に送信された情報を(時間領域において)複製し、基地局におけるその情報の受信の成功を容易にするようにも構成される。
実際には、MTCデバイスは、それぞれ異なるロケーションに配置されてよく、それぞれ異なるチャネル状態を経験してよい。したがって、繰り返しの数は、各デバイスの状況又はカバレッジレベルに合わせる必要があってよく、したがって、各MTCデバイスは、自身のサービング基地局がその制御シグナリングを適切に調整することを可能にするのに必要とされるカバレッジの量(例えば、5dB/10dB/15dB/20dBのカバレッジ拡張)をこの基地局に知らせる。
現行の3GPP標準規格において、いわゆるサブフレーム間スケジューリングがユニキャスト物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信のためにサポートされている。これによって、単一のMTCデバイスに1つのサブフレームで制御データを送信し、別の(後続の)サブフレームにおいてそのMTCデバイスのための送信をスケジューリングすることが可能になる。しかしながら、そのようなサブフレーム間スケジューリングは、比較的柔軟性がなく、制限されている。
したがって、本発明は、改善されたサブフレーム間スケジューリングを提供することによって、上記の問題を回避するか又は少なくとも部分的に改善する、システム、デバイス及び方法を提供することにある。
特に、本発明者らは、特にMTCデバイスの場合に、ブロードキャスト送信のためのサブフレーム間スケジューリング(RAメッセージ2、4及びページングメッセージ等)を提供することが有益であることも認識しており、ブロードキャスト送信のためのそのようなサブフレーム間スケジューリングを達成する効果的な方法を着想した。一方、そのようなサブフレーム間スケジューリングは、現在ブロードキャスト送信にとって可能でなく、自明でなく、PDSCHにわたるユニキャスト送信に利用可能な既存の手順を単に再利用することによって達成することができない。これは、MTCデバイスの場合に特に当てはまり、MTCデバイスは、制限された帯域幅にわたって動作する場合があるため、スケジューリングされたブロードキャスト送信に関係する制御データの(1つのサブフレームにおける)受信と、同じ又は別のサブフレームにおける関連付けられたブロードキャスト送信(RAR又はページングメッセージ等)の監視との双方を行うことはできない。MTCデバイスに主に関連付けられた更なる問題は、全てのMTCデバイスが同じPRACHリソースに割り当てられているため、同じ一時識別子が、2つ以上のMTCデバイスによって用いられてよく(RA−RNTIは、ランダムアクセス手順の第1のメッセージを送信するために用いられるPRACHリソースから導出されるため)。したがって、基地局は、規定の時間窓内で各MTCデバイスに応答することを可能とするなるために、異なるサブフレーム(時間)にまたがって、かつ異なるリソースブロックにわたって、同じRA−RNTIに関連付けられたRARメッセージを送信することが必要とされてよい。しかしながら、MTCデバイスは(MTCデバイスの限られた帯域幅及び低複雑度に起因して)、(共通)RA−RNTIを持つRARメッセージ内の独自のプリアンブルシーケンスIDをチェックするために、全ての可能なサブフレーム及びリソースブロックの組み合わせを同時に監視することができない。
1つの態様において、本発明は、基地局と通信する移動局であって、第1のパラメータ及び第2のパラメータを受信する手段と、第1のメッセージを送信する手段と、前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータに基づいて、制御チャネルを受信する手段と、前記制御チャネルにおける情報に基づいて、前記制御チャネルに関連付けられたダウンリンク共有チャネルを復号する手段と、を備え、前記第1のパラメータは、前記制御チャネルを受信するための少なくとも1つのサブフレームに関係付けられ、前記第2のパラメータは、前記制御チャネルを受信するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられる、移動局を提供する。
1つの態様において、本発明は、移動局と通信する基地局であって、第1のパラメータ及び第2のパラメータを送信する手段と、第1のメッセージを受信する手段と、前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータに基づいて、制御チャネルを送信する手段と、前記第1のメッセージの制御部分に基づいて、前記制御チャネルに関連付けられたダウンリンク共有チャネルを送信する手段と、を備え、前記第1のパラメータは、前記制御チャネルを受信するための少なくとも1つのサブフレームに関係付けられ、前記第2のパラメータは、前記制御チャネルを受信するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられる、基地局を提供する。
本発明の態様は、上記で示した又は特許請求の範囲において記載される態様及び可能な形態において記載されるような方法を実行するようにプログラマブルプロセッサをプログラムするように、及び/又は特許請求の範囲のいずれかの請求項において記載される装置を提供するように適切に構成されたコンピュータをプログラムするように動作可能である命令が記憶されたコンピュータ読取り可能記憶媒体のような対応するコンピュータプログラム製品に及ぶ。
本明細書(特許請求の範囲を含む)において開示され、及び/又は図面において示される各特徴は、開示され、及び/又は図示される任意の他の特徴から独立して(又はそれらと組み合わせて)本発明に組み込まれてよい。詳細には、限定はしないが、特定の独立請求項に従属する請求項のうちのいずれかの特徴は、任意の組み合わせにおいて又は個々に、その独立請求項に取り込まれてよい。
次に、本発明の例示的な実施形態を、単に例として、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態が適用されてよい遠距離通信システムを概略的に示す図である。 図1に示す通信デバイスの主な構成要素を示すブロック図である。 図1に示す基地局の主な構成要素を示すブロック図である。 図1に示すシステムにおいて(サブフレーム間スケジューリングを用いた)ランダムアクセス関連送信が実現され得る例示的な方法を示す図である。 図1に示すシステムにおいて(サブフレーム間スケジューリングを用いた)ページング送信が用いられ得る例示的な方法を示す図である。 図4に示すランダムアクセス関連送信の変更形態を示す図である。 図4に示すランダムアクセス関連送信の別の変更形態を示す図である。 図4に示すランダムアクセス関連送信の別の変更形態を示す図である。 図4に示すランダムアクセス関連送信の別の変更形態を示す図である。 図4に示すランダムアクセス関連送信の別の変更形態を示す図である。 図4に示すランダムアクセス関連送信の別の変更形態を示す図である。
<概略>
図1は、通信デバイス3(移動電話機3−1及びMTCデバイス3−2等)がE−UTRAN基地局5(「eNB」と表記する)及びコアネットワーク7を介して互いに及び/又は他の通信ノードと通信することができる、移動(セルラ)遠距離通信システム1を概略的に示す。当業者であれば理解するように、図1には、例示の目的で、1つの移動電話機3−1、1つのMTCデバイス3−2、及び1つの基地局5が示されているが、このシステムは、実施されるとき、通常、他の基地局及び通信デバイスを含む。
基地局5は、S1インターフェースを介してコアネットワーク7に接続されている。コアネットワーク7は、とりわけ、インターネット等の他のネットワーク及び/又はコアネットワーク7の外部でホストされるサーバに接続するためのゲートウェイと、通信ネットワーク1内における通信デバイス3(例えば、移動電話機及びMTCデバイス)のロケーションの追跡を維持するための移動管理エンティティ(MME)と、加入関連情報(例えば、どの通信デバイス3がマシンタイプ通信デバイスとして構成されているのかを識別する情報)を記憶するため、および各通信デバイス3に固有の制御パラメータを記憶するためのホーム加入者サーバ(HSS)とを備える。
各通信デバイス3は、UEの1つ以上のカテゴリに分類してよい。UEの第1のカテゴリは、LTE標準規格の以前のリリース(例えば、Rel−8、Rel−9、Rel−10、Rel−11、及び/又はRel−12)のみをサポートする通信デバイスを含む。そのような通信デバイスは、一般に古いUEと呼ばれる(基地局5はLTE標準規格のRel−13に従って動作していると仮定している)。このカテゴリに属する幾つかの通信デバイスは、EPDCCHをサポートしない場合がある(PDCCHのみをサポートする)ことが理解されるであろう。UEの第2のカテゴリは、LTE標準規格の現在のリリース(例えば、Rel−13及び/又はそれ以降)をサポートする通信デバイスを含む。UEの第3のカテゴリは、削減帯域幅UE(例えば、1.4MHz帯域幅のみを用いることが可能なRel−13のMTCデバイス)を含む。これらのUEは、基地局5のセルにおいて利用可能な帯域幅全体にわたって通信することができない。UEの第4のカテゴリは、カバレッジ拡張UE(例えば、幾つかのMTCデバイス)を含む。これらのUEは、幾つかの特定の基地局機能が単純化及び/又は緩和されることを要する(ただし、そのようなカバレッジ拡張UEは、他の機能を通常どおりサポートしてよい)。
この例では、移動電話機3−1はRel−13UEから成り、MTCデバイス3−2は削減帯域幅MTCデバイス(適切なカバレッジ拡張レベルのために構成されてもよい)から成る。図1には示されていないが、複数の他のMTCデバイスも基地局5のセル内に存在することが想定されている。
基地局5は、当該基地局5のセル内に位置する通信デバイス3によって、受信のための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び拡張PDCCH(EPDCCH)を送信するように構成されている。(E)PDCCHは、アップリンクリソース及びダウンリンクリソースを通信デバイス3に割り当てる。PDCCHとEPDCCHとの間の1つの相違は、EPDCCHが、このEPDCCHをRel−13の削減帯域幅MTCデバイスに適合させる相対的に狭い周波数スペクトル(1.4MHz)を用いる一方、PDCCHが、古い通信デバイスとの後方互換性を提供するために、それよりも広い周波数スペクトルを用いるということである。
いわゆる共通探索空間(CSS)は、全ての通信デバイス3に共通のダウンリンク制御情報(DCI)をセル内で搬送する。例えば、CSSは、セルアクセスパラメータ関連した情報を収容するシステム情報ブロック(SIB);ランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ(例えば、ランダムアクセス応答(RAR)及び/又は競合解決);及び/又はページングチャネル(PCH)を含んでよい。LTE Rel−13では、CSS(「eCSS」とも呼ばれる)は、EPDCCHの一部をなす。CSS用に割り当てられた(時間−周波数)リソースは、いわゆる物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を介して又はシステム情報ブロック#1(SIB1)を介して示されてよい。
ダウンリンク及びアップリンクにおける1.4MHzの削減帯域幅に起因して、MTCデバイス3−2は、セル帯域幅全体にわたって密に拡散された、PDCCH(すなわち、これは、MTCデバイス3−2によってサポートされる1.4MHzの外側にある周波数にわたって送信されてよい)を受信することができない。一方、MTCデバイス3−2は、6RBにわたって、すなわち、MTCデバイス3−2によってサポートされる1.4MHzの帯域内で送信される、EPDCCH CSS(eCSS)を受信することができる。
さらに、基地局5の帯域幅は、複数のサブバンド(例えば、重複していないサブバンド)を含み、各サブバンドは、6RB(又は6RB未満)を持つ。帯域幅削減MTCデバイスは最大で1.4MHz帯域幅(これは概ね6RBに対応する)にわたって通信することができるため、通信デバイス3−2は、自身のトランシーバが現在チューニングされている特定のサブバンドにわたって(eCSS及び他の)データを送受信することができることが有益である。基地局5は、自身のセル内の通信デバイス3にページング/RARメッセージ(等)を通信するための適切なサブバンドを選択することができることによって、周波数ロケーションにおいて或るスケジューリング柔軟性を持つことが有利である。
そのようなスケジューリング柔軟性を達成するために、基地局5は、特定のサブフレームのサブバンドにおいてeCSSを介して制御データを送信し、制御データは、基地局5のセル内の通信デバイス3に、後続のサブフレームにおいてランダムアクセス/ページング送信がスケジューリングされること(及びいずれの通信デバイス(ら)3に対しスケジューリングされるか)を通知する情報(DCI)を含む。
このため、(EPDCCHにおける)eCSSは、ランダムアクセス(RA)メッセージ(PDSCHを介して送信される)の動的スケジューリングのための共通探索空間から成ることが効果的である。この場合、eCSSを介して送信されるDCIフォーマットは、DCIフォーマットを介してスケジューリングされたRAメッセージに関連付けられた物理リソースブロック(PRB)の数、トランスポートブロックサイズ(TBS)、周波数ロケーション(等)を含む。
基地局5のセル内の通信デバイス3は、任意のRA/ページング送信が自身のためにスケジューリングされているか否かを判断するために、CSSを介して送信される制御情報を監視するように構成される。
一方、基地局5は、通常、基地局の帯域幅の中心部分付近に位置するサブバンド(すなわち、EPDCCHに割り当てられたサブバンド)上でeCSSを送信するように構成されるが、RA/ページングメッセージは、異なるサブバンドにわたって(例えば、EPDCCHサブバンドと異なるサブバンドに割り当てられた、PDSCH等のチャネルにわたって)送信されてよい(多くの場合、その必要がある)。
したがって、サブフレーム間スケジューリングを用いるとき、基地局5は、いずれの後続のサブフレーム及びいずれのサブバンドがいずれの通信デバイス(ら)3のためのRA/ページングメッセージを搬送するかを、(適切にフォーマット設定されたDCIを用いて)eCSSを介して示すように構成されることが有利である。RARメッセージ2の場合、同じRA−RANTIを共有する通信デバイス3(例えば、同じPRACHリソースを用いてランダムアクセス手順を開始したMTCデバイス)は、(少なくとも所与のスケジューリングラウンドにわたって)複数の異なるグループにグループ化される。通信デバイスのグループごとに、基地局5は、(1つのサブフレームにおける)特定のRA/ページングメッセージをスケジューリングするeCSSの送信と、(後続のサブフレームにおける)対応するRA/ページングメッセージの送信と、の間に適切な「再チューニング時間」が含まれるように、関連付けられたRA/ページングメッセージをスケジューリングする。適切な再チューニング時間は、eCSS及びRA/ページングメッセージが同じサブバンドにわたって送信される場合、再チューニング時間が効果的にゼロサブフレームとなり、eCSS及びRA/ページングメッセージが異なるサブバンドにわたって送信される場合、再チューニング時間が1サブフレームとなる(ただし、これは、適宜、1サブフレームよりも大きくなるように設定することができる)ように、決定される。
このため、例えば、特定のグループにおける所与の通信デバイス3のためのRA/ページングメッセージが、eCSSを搬送するサブバンドと異なるサブバンドにわたる送信のためにスケジューリングされる場合、基地局5は、少なくとも1つのサブフレームの再チューニング時間が、eCSSの送信と、eCSS(内に含まれるDCI)によってスケジューリングされるRA/ページングメッセージの送信と、の間で提供されるように、(関連付けられたDCIを介して)RA/ページングメッセージをスケジューリングする。1つのサブフレームのそのような再チューニング時間は、スケジューリングされた通信デバイス3が、自身のトランシーバを、(eCSSを搬送するサブバンドから)RA/ページングメッセージを搬送するサブバンドにタイムリーにチューニングすることを可能にする。
同様に、所与のグループの通信デバイス3のためのRA/ページングメッセージが、eCSSを搬送するサブバンドと同じサブバンド(ただし、異なるサブフレーム内)にわたる送信のためにスケジューリングされる場合、基地局5は、(スケジューリングされた通信デバイス3のトランシーバは、RA/ページングメッセージを搬送する正しいサブバンドに既にチューニングされているため、)ゼロサブフレームの再チューニング時間が、eCSSの送信と、RA/ページングメッセージの送信と、の間で提供されるように、RA/ページングメッセージをスケジューリングする。
換言すれば、基地局5は、関連する再チューニング時間が依拠する(少なくともMTCデバイスのための)サブフレーム間スケジューリング、すなわち、ブロードキャスト送信がスケジューリングされる通信デバイスのグループ、及び/又は制御情報(eCSS)を送信するために用いられるサブバンド及びその制御情報によってスケジューリングされるブロードキャストメッセージを搬送するサブバンド、を用いる。
さらに、ページングメッセージは、このシステムにおいて、MTCデバイス(例えば、低複雑度及び/又はカバレッジ拡張MTCデバイス)及び他の通信デバイスについて、別個に送信される。MTCデバイスのためのページングメッセージは、複数のバンドルサイズ/繰り返しレベル(カバレッジ拡張の必要なレベルに従う)を有するPDSCHサブフレームバンドル化/繰り返しをサポートする。通信デバイス3−2をページングする基地局5が、通信デバイス3−2が低複雑度の(帯域幅削減)MTCデバイス、及び/又はカバレッジ拡張のために構成されたMTCデバイスから成るという知識を持つことが有益である。基地局5は、ページングメッセージ送信中に必要とされるカバレッジ拡張(繰り返し)の量の知識も持つ。
同様に、MTCデバイスのためのRARメッセージ(すなわち、メッセージ2)も、他の通信デバイスのためのRARメッセージと別個に送信される。さらに、このシステムでは、複数のRARメッセージを複数の通信デバイス(例えば、同じグループに属する)に対し多重化することができる。多重化が用いられるとき、各多重化されたメッセージが、同じレベルのカバレッジ拡張で動作している(それぞれのグループの)通信デバイスのためのRARメッセージを含むことが有益である。
さらに詳細には、複数のRARメッセージを(例えば、Rel−8において用いられる多重化と同様に)共に多重化して、TBSの1つのユニットにすることができる。正確なトランスポートブロックサイズ(すなわち、1msのトランスポートブロックサイズにおいて転送されるビット数)は、変調及び符号化方式(MCS)及び通信デバイスに割り当てられたリソース数に依拠する。正確なTBSをどのように導出することができるかの詳細は、3GPP TS36.213 V12.5.0のセクション7.1.7に与えられており、その内容は引用することにより本明細書の一部をなす。
基地局5は、多重化されているメッセージ数を制御し、各多重化された送信において、カバレッジ拡張の同じレベルで送信される必要があるメッセージ(例えば、同じCEレベルで構成されたそのようなMTCデバイスの多重RARメッセージ)のみを含むように構成されてよいことが有益である。例えば、通常のカバレッジにおける低複雑度のMTCデバイスのためのRARメッセージは、(繰り返しを必要としない)第1のRARメッセージに多重化されてよく、CE(の特定のレベル)のために構成されたMTCデバイスのためのRARメッセージは、(適宜繰り返しを用いて)異なるRARメッセージに多重化されてよい。
基地局は、MTCデバイスの第1の組(例えば、通常のカバレッジ内のMTCデバイス)のためにのみ意図されたRARメッセージを多重化し、MTCデバイスの第2の組(特定のCEレベル、例えば、5dB、10dB及び/又は15dBで構成されたCEモードMTCデバイス及び/又はMTCデバイス等)のための従来の(多重化されていない)RARメッセージを送信してもよいことも理解されるであろう。
複数のメッセージが多重化されるとき、結果として得られるペイロードが増大する(そして、適用可能なCEレベルに依拠して、時間領域における繰り返し数も増大する)ことが理解されるであろう。一方、上記で説明した(eCSSを用いてTBSサイズ及び割り当てられたPRBリソースを示す)動的サブフレーム間スケジューリングを、好ましくは、通信デバイスのグループ化と組み合わせて用いて、MTCデバイスが同時にeCSS及び各RAR/ページング送信の双方(異なる1.4MHzサブバンドにわたって送信されてよい)を監視する必要なく、複数のメッセージの多重化から生じる潜在的なペイロードの増大を補償することができることが有益である。
要約すると、基地局は、自身のセル内のMTCデバイスに、それらのMTCデバイスの関連付けられたブロードキャスト送信(例えば、RA及び/又はページングメッセージ送信)のために用いられるリソースを示し、限られた帯域幅のMTCデバイスであっても自身の関連付けられたブロードキャスト送信を受信することができるように(例えば、適切な再チューニング時間後にのみ及び/又は所与のグループについてのみ)ブロードキャスト送信をスケジューリングすることができることが有利である。換言すれば、基地局は、それぞれの通信デバイスが特定のサブフレーム内で用いることができる通信リソースを用いて、各通信デバイスのプリアンブル送信に応答することを確実にする。この通信リソースにおいて、関連付けられたRARメッセージが送信される。同様に、基地局は、その通信デバイスのトランシーバが、関連付けられたページングメッセージを搬送する通信リソースに対しチューニングされる(又はそのトランシーバをチューニングすることができる)サブフレームにおいて各通信デバイスにページングするように構成される。
<通信デバイス>
図2は、図1に示す通信デバイス3の主な構成要素を示すブロック図である。通信デバイス3は、マシンタイプ通信デバイスとして構成された、MTCデバイス又は移動(又は「セルラ」)電話機であってよい。通信デバイス3は、少なくとも1つのアンテナ33を介して、基地局5に対して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路31を備える。通常、通信デバイス3は、ユーザが通信デバイス3とインタラクトすることを可能にするユーザインターフェース35も備えるが、このユーザインターフェース35は、幾つかのMTCデバイスについては省略されてよい。
トランシーバ回路31の動作は、メモリ39に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ37によって制御される。このソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム41、通信制御モジュール43、eCSSモジュール44、MTCモジュール45、ランダムアクセスモジュール47、及びページングモジュール48を含む。
通信制御モジュール43は、通信デバイス3と基地局5及び/又は(基地局5を介した)他の通信ノードとの間の通信を制御する。通信制御モジュール43は、トランシーバ31が、この通信デバイス3のためにスケジューリング/割り当てられた通信リソースに関連付けられたサブバンド/周波数にチューニングされる(例えば、同じサブバンドにチューニングされたままであるか、又は異なるサブバンドにタイムリーに再チューニングされる)ことも確実にする。
eCSSモジュール44は、基地局5によるeCSS送信を監視し、eCSS送信が、サブフレーム間ブロードキャスト送信が通信デバイス3のためにスケジューリングされていることを示す情報を含むか否かを判断し、そのようなブロードキャスト送信に関連付けられた通信リソース(例えば、サブフレーム/サブバンド)を決定する。適切な場合、eCSSモジュール44は、通信制御モジュール43に、トランシーバ31を、eCSSを介して示される周波数/サブバンドに(再)チューニングするように通知する。
MTCモジュール45は、マシンタイプ通信タスクを実行するように動作可能である。例えば、MTCモジュール45は、(トランシーバ回路31を介して)リモートサーバに(例えば、周期的に及び/又はトリガの検出時に)送信するためのデータを収集してよい。
ランダムアクセスモジュール47は、ネットワークとの送信の同期を取得及び維持することを担当する。例えば、ランダムアクセスモジュール47は、通信デバイス3がネットワークとのRRC接続を確立する必要があるときに、ランダムアクセス送信(選択されたプリアンブルシーケンスを含む)を(トランシーバ回路31を介して)基地局5に送信してよい。ランダムアクセスモジュール47は、(eCSSモジュール44によって決定された通信リソースを用いて)基地局5からのランダムアクセス応答を受信する。
ページングモジュール48は、通信デバイス3に対しアドレス指定されたページングメッセージを、(eCSSモジュール44によって決定された適切な通信リソースを介して)受信し、処理する。
<基地局>
図3は、図1に示す基地局5の主な構成要素を示すブロック図である。基地局5は、1つ以上のアンテナ53を介して通信デバイス3に対して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路51を備えるE−UTRAN基地局(eNB)から成る。基地局5は、適切なコアネットワークインターフェース55(S1インターフェース等)を介して、コアネットワーク7に対して信号を送受信するようにも動作可能である。トランシーバ回路51の動作は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ57によって制御される。
このソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、ページングモジュール65、ランダムアクセス制御モジュール67、及びUEグループ割り当てモジュール69を含む。
通信制御モジュール63は、通信デバイス3との通信を制御する。通信制御モジュール63は、この基地局5によってサービングされる通信デバイス3によって用いられるリソースを(eCSSを介して)スケジューリングすることも担当する。図3には示していないが、通信制御モジュール63は、基地局5のセル内に位置する通信デバイス3によって、受信のためのシステム情報(基地局5のセルの構成等)及び/又は他のブロードキャスト送信をブロードキャストすることを担当するブロードキャスト部を含む。例えば、ブロードキャスト部は、セルにおいて用いられるPRACH構成(ら)及び/又は他のモジュールによって生成された複数のメッセージ(例えば、複数のページング/RAメッセージ)を送信する。
ページングモジュール65は、基地局5のセル内に位置する通信デバイス3のための複数のページングメッセージを(通信制御モジュール63を介して)生成し、送信する。
ランダムアクセス制御モジュール67は、PRACHにわたる通信を担当する。ランダムアクセス制御モジュール67は、基地局5のセル内に位置する通信デバイス3により実行される、ランダムアクセス手順に関する複数のメッセージを取り扱う(生成、送信及び受信する)。
UEグループ割り当てモジュール69は、通信デバイス3に関連付けられたパラメータに基づいて(例えば、受信されたプリアンブルシーケンス、例えばプリアンブルシーケンスが送信される時間/周波数リソース、及び/又は選択されたプリアンブルに基づいて)各通信デバイス3をグループ(及び/又はUEカテゴリ)に割り当てる。適宜、UEグループ割り当てモジュール69は、通知制御モジュール63に、各通信デバイス3の割り当てられたグループ/カテゴリを通知し、それによって、通信制御モジュール63は、それに応じて自身のブロードキャスト部の動作を調整することができる。
上記説明では、通信デバイス3及び基地局5を、理解を容易にするために複数の別々のモジュールを有するものとして説明した。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが本発明を実施するように変更された幾つかの特定の用途についてはこのように提供することができるが、他の用途、例えば、本発明の特徴を最初から考慮して設計されたシステムでは、これらのモジュールは、全体のオペレーティングシステム又はコードに組み込まれてよく、そのため、これらのモジュールは、別々のエンティティとして区別することができない場合がある。
<動作−ランダムアクセス手順>
図4は、図1に示す通信システム1において、(サブフレーム間スケジューリングを用いた)ランダムアクセスメッセージ(RA msg2/4)送信を用いることができる例示的な方法を示す。
基地局5は、通信デバイス3による受信のための自身のセルにおいて「SIB2」を送信するように構成されることが理解されるであろう。SIB2は、基地局5のセルにおいて現在使用されているPRACHリソース構成のための適切なパラメータを含む。
上記で説明したように、通信デバイス3は、基地局5(及びコアネットワーク7)を介して他のデバイスと通信可能になるために、その基地局5とのRRC接続を確立する必要がある。したがって、各通信デバイス3は、自身の送信を基地局5と同期させ、ネットワークに、RRC接続を確立する理由を示すために、(PRACHを介して)適切なランダムアクセス手順を実行するように構成される。このセルにおいて、通信デバイスの各タイプは、独自のPRACHパラメータ組を持つ。したがって、MTCデバイス3−2によるランダムアクセス手順を開始するために割り当てられるリソースは、移動電話機3−1のために割り当てられるリソースと異なる。
各MTCデバイスは、例えば、基準信号受信電力(RSRP)測定値等のダウンリンク信号品質測定値に基づいて、そのMTCデバイスのための適切なCEレベル(0〜3)を(例えば、ランダムアクセス手順を開始する前に)推定するように構成されてよいことが理解されるであろう。推定されたCEレベルに基づいて、MTCデバイスは、ランダムアクセス手順のメッセージの通信時に、必要とされる繰り返し数を決定することができる。
要約すると、ランダムアクセス手順は以下のメッセージを含む。
メッセージ1(「Msg1」):MTCデバイスが、適切な時間領域繰り返し(存在する場合)を伴って基地局にPRACHプリアンブルシーケンスを送信する。
メッセージ2(「Msg2」):基地局が、MTCデバイスのMsg1が送信された、サブフレームに基づいて決定された時間窓内で、MTCデバイスに(存在する場合、適切な繰り返しを伴って)ランダムアクセス応答を送信する(ブロードキャストする)。
メッセージ3(「Msg3」):MTCデバイスが、ネットワークに(存在する場合、適切な繰り返しを伴って)自身の関連付けられた移動端末識別子を送信する。
メッセージ4(「Msg4」):基地局が、特定の端末に(存在する場合、適切な繰り返しを伴って)競合解決メッセージを送信する。
一方、MTCデバイス3−2に割り当てられるリソースは、同じカテゴリに属する他のMTCデバイスによって共有される。したがって、2つ以上のMTCデバイスが実質的に同時にランダムアクセス手順を開始するとき、基地局5は、それぞれのRARメッセージ(Msg2)を、(Msg1から開始する時間窓によって定義される)短い期間内に各そのようなMTCデバイスに、送信するのに適したリソースをスケジューリングする必要がある。
各MTCデバイスに応答することを可能とするために、かつ各MTCデバイスが、(RA−RNTIが複数のMTCデバイスによって共有されている場合であっても)いずれのサブバンドを自身のRARメッセージについて監視するべきかを知ることを確実にするために、基地局5は、(自身のUEグループ割り当てモジュール69を用いて)各MTCデバイスをグループに割り当てる。次に、基地局5は、(適切にフォーマット設定されたDCIを用いて)EPDCCHを介して、MTCデバイスの各グループに自身のそれぞれの割り当てられたRARリソースを通知する。
eCSSは共通探索空間を有し、この探索空間を用いて、基地局5は、自身のセル内に位置する通信デバイス3のためのRARメッセージを(自身のランダムアクセス制御モジュール67を用いて)動的にスケジューリングすることができる。これを行うために、基地局5は、(自身のサブバンドインデックスによって識別される)いずれのサブバンドが、RARメッセージを搬送するPDSCHのためにスケジューリングされるかを示すし、そのサブバンド内の関連付けられたリソース割り当て(RB数)をも示す情報を、DCIフォーマットに含む。
さらに詳細には、(図4において)「x」及び「y」で示されるサブフレームは、(サブフレーム間スケジューリングの環境が整っていると仮定して)後続のサブフレームのうちの1つにおいて、基地局5からRARメッセージを受信するようにスケジューリングされた、MTCデバイスのためのそれぞれのeCSS70を含む。各MTCデバイス(少なくとも、ランダムアクセス手順を最近開始したMTCデバイスは除く)は、少なくともeCSS送信の持続時間(図4におけるサブフレームx及びy)にわたって、自身のトランシーバ31をチューニングする(及びそのトランシーバを、eCSS70を搬送するサブバンドに対しチューニングする)ことによって、eCSS70を監視する。
eCSS70は1つ以上の適切なDCI(ら)を含み、その各々が、特定のグループに属するMTCデバイスのためのRARを搬送する、サブフレーム及び物理リソースブロック(サブバンド、タイミング)を特定する情報を含む。(自身の関連付けられたeCSSモジュール44を介して)eCSS送信を受信する各MTCデバイスは、任意の受信したDCIが、そのMTCが属する通信デバイスのグループのためのものであるか否かを(自身の関連付けられたランダムアクセスモジュール47を用いて)判断するように構成される。
1つのオプションにおいて、DCIは、RARメッセージが、eCSS70を搬送するサブバンドと同じサブバンド71であるが異なるサブフレーム(図4に示す例ではサブフレームx+1)にわたって送信されることを示す。換言すれば、基地局5のRAR送信は、通信デバイス3のトランシーバ回路31が(サブフレームxにおいてeCSSを受信するようにチューニングされていることに起因して)既にチューニングされているサブバンド71内にある、物理リソースブロック(ら)を用いる。
別のオプションによれば、DCIは、eCSS70を搬送するサブバンドと異なるサブバンド71’にわたってRARメッセージが送信されることを示す。この場合、DCIは、eCSS70の送信後の適切な再チューニング時間後に、RARメッセージが送信されることも示す。例えば、DCIは、RARメッセージがサブフレームx+2(又はそれ以降)において送信されることを示してよい。好ましくは、RARメッセージは、サブフレームx+1の後であるが、サブフレームy(次のeCSS70送信を搬送する)の前に送信される。適切な再チューニング時間を用いることによって、スケジューリングされた通信デバイス3が、自身のトランシーバ回路31を(eCSSを搬送するサブバンドから)自身のそれぞれのRAR/ページングメッセージを搬送するサブバンドにチューニングすることが可能である。
EPDCCH CSSを介してRARメッセージをスケジューリングすることに関連付けられた利点は、結果として得られるスケジューリング柔軟性が、RARメッセージのブロック確率を低減させるばかりでなく、効率的なシステム動作に寄与することである。
さらに、eCSSは、複数のRARメッセージ(例えば、同じカバレッジレベルを有する複数のRARメッセージ)を単一のTBSに多重化し、これにより、(例えば、関連オーバーヘッドを低減することによって)システム効率を更に改善することを可能にする。一方、そのような多重化が適切でない(又は必要とされない)場合、この手法は、少なくとも幾つかの通信デバイスへの単一の(非多重化)RARメッセージの複数の送信を用いることも可能にする。
上述したeCSSを介した動的スケジューリングは、(サブフレーム間スケジューリングの環境が整っているときに)ランダムアクセス手順のメッセージ4をスケジューリングするために用いられてもよい。この場合、DCIフォーマットは、Msg4を送信するために用いられるサブバンドも含むことが理解されるであろう。
<動作−ページング>
図5は、(サブフレーム間スケジューリングを用いた)ページング送信を、図1に示す通信システム1において用いることができる例示的な方法を示す。
RARメッセージが(図4を参照して上記で説明されたように)スケジューリングされる方法と同様に、(PDSCHにわたって送信される)ページングメッセージは、(EPDCCHにわたって送信される)eCSSを用いてスケジューリングされてもよい。この場合、ページングメッセージサイズは変動する(固定でない)可能性があるため、(eCSSに含まれる)DCIフォーマットは、ページングメッセージに関連付けられたMCS、ページングメッセージに関連付けられたTBS、及びページングメッセージのために割り当てられたRB数、のうちの少なくとも1つを特定する情報も含むことが好ましい。
ページングメッセージを搬送するPDSCHのための周波数ロケーションが、eCSSのための周波数ロケーションと異なる場合、サブフレーム間スケジューリングが用いられる。この場合、ページングメッセージは、利用可能なサブバンド(1.4MHz/6RB以下)のうちの1つにわたる送信のためにスケジューリングされ、関連付けられたサブバンド数(インデックス)もDCIフォーマットに含まれる。この手法は、基地局5におけるスケジューリングの柔軟性を増大させ、ページングメッセージのブロック確率も減少させることができることが有益である。
図5に示されるように、「x」及び「y」で示されるサブフレームは各々、(サブフレーム間スケジューリングの環境が整っていると仮定して)後続のサブフレームのうちの1つにおいて、基地局5からページングメッセージを受信するようにスケジューリングされるMTCデバイスのためのそれぞれのeCSS70A、70Bを含む。各MTCデバイスは、少なくともeCSS送信の持続時間(図5におけるサブフレームx及びy)にわたって自身のトランシーバ回路31をオンにする(及びそのトランシーバ回路を、eCSS70を搬送するサブバンドにチューニングする)ことによって、eCSS70を監視する。
(サブフレームxにおける)eCSS70Aに含まれるDCIは、「UE2」、「UE3」及び「UE5」として識別される通信デバイス3のためのサブバンド71A(その関連付けられたサブバンドインデックスによって識別される)において、ページングメッセージが(適切な再チューニング時間後に)送信されることを示す。同様に、(サブフレームy内の)eCSS70Bに含まれるDCIは、「UE4」、「UE7」及び「UE8」として識別される通信デバイス3のためのサブバンド71B(その関連付けられたサブバンドインデックスによって識別される)において、ページングメッセージが(適切な再チューニング時間後に)送信されることを示す。
このため、各識別された通信デバイス3は、自身のトランシーバ回路31を、(少なくとも、ページング送信の持続時間にわたって)自身のそれぞれの割り当てられたサブバンド71に対しチューニングし、そのサブバンド71においてブロードキャストされるページングメッセージを聞くことができる。
一方、各通信デバイス3は、ページングメッセージが送信された後(CEが用いられる場合、任意の繰り返しを含む)、自身のトランシーバ回路31を、eCSS70を搬送するサブバンドに戻すようにチューニングするように構成され、それによって、遅延なしで基地局5から制御情報(DCI)を受信し続けることができる。
基地局5の送信は、各ページングメッセージ後、かつ後続のeCSSの送信前に提供される、十分な再チューニング時間が存在する(例えば、サブフレームx及びyの前、並びに先行するページング送信の終了時に少なくとも1つのサブフレームが存在する)ようにスケジューリングされることが有利である。
<変更及び代替>
詳細な例示的な実施形態を上記で説明した。当業者であれば理解するように、上記において具現化された本発明から引き続き利益を得ながら、上記の例示的な実施形態に対して複数の変更及び代替を行うことができる。
図6〜図11は、(RAR送信等の)ブロードキャスト送信を、帯域幅削減MTCデバイスのためのeCSSを介してスケジューリングすることができる、複数の更なる例示的な方法を示す。
図6は、RAR送信がeCSSを介してスケジューリングされる、ランダムアクセス手順の変更形態を示す。この場合、eCSS及びMsg2の双方が常に同じサブバンド上で送信される。
この例において、UE1〜UE6の各々が同じRA−RNTIを持つ。基地局は、(自身のUEグループ割り当てモジュール69を用いて)UE1、UE2及びUE3を第1のグループに割り当て、UE4、UE5及びUE6を第2のグループに割り当てる。
双方のサブフレームx及びサブフレームyにおいて送信されるeCSSは、UE1〜UE6に共通のRA−RNTIを含む。一方、サブフレームxにおいて送信されるeCSSを介してスケジューリングされる(サブフレームx+1における)第1の送信ラウンドにおいて、RARは、第1のグループに属する通信デバイスのためのプリアンブルIDを含む。したがって、このメッセージに多重化されたRARメッセージは、第1のグループに属するUE1、UE2及びUE3に対して向けられている。これはまた、第2のグループに属する通信デバイスもサブフレームx+1におけるRARメッセージを受信し復号したが、このメッセージはそれらの通信デバイスの関連付けられたプリアンブルIDを含まないことを意味する。したがって、第2のグループに属する各通信デバイスは、(自身の関連付けられたランダムアクセスモジュール47を用いて)このRARメッセージがその通信デバイスのための有効な応答を含まないと判断し、更なるeCSS送信(すなわち、サブフレームy内)についてEPDCCHの監視を継続する。他方で、第1のグループに属する通信デバイスは、サブフレームx+1内のRARメッセージが有効なランダムアクセス応答を含むと判断し、Msg3を生成し基地局に送信することに進む。
サブフレームyにおいて送信されたeCSSを介してスケジューリングされた(サブフレームy+1における)次の送信ラウンドにおいて、RARは、第2のグループに属する通信デバイスのためのプリアンブルIDを含む。このため、サブフレームy+1において、第2のグループに属する通信デバイスはまた、サブフレームy+1におけるRARメッセージが有効なランダムアクセス応答を含むと判断し、Msg3を生成し基地局に送信することに進む。
任意のグループが単一の通信デバイスを含むことができ、この場合、そのグループに対し多重化が用いられないことが理解されるであろう。また、2つ以上のグループのためのRARメッセージが共に多重化されてよいことが理解されるであろう。
このため、この例において、RARメッセージは、(適用可能な場合)多重化され、eCSSと同じサブバンドを用いて、時間領域においてグループ単位で送信される。図4を参照して説明されたeCSSベースのRARスケジューリングに関連付けられた柔軟性のうちの幾らかから利益を依然として受けながら、再チューニング時間を提供する必要がなく、及び/又はDCIフォーマットにおいてサブバンドインデックスを含む必要がないことが有利である。
図7は、RAR送信がeCSSを介してスケジューリングされる、ランダムアクセス手順の別の変更形態を示す。この場合、通信デバイスの異なるグループのための複数のRARメッセージが、複数の異なるサブバンドにわたって送信される。
この場合、(複数の異なる通信デバイス向けではあるが)同じRA−RNTIを持ち、同じカバレッジレベルを持つ、1つ以上のRARメッセージを搬送する単一のTBSが、任意のサブバンドにおいてスケジューリングされる。これは、eCSSのためのサブバンド及び複数のRARメッセージのためのサブバンドが異なってよく、このため、スケジューリングの柔軟性を或る程度まで達成することができることを意味する。
見て取ることができるように、サブフレームxに含まれるeCSSは、(他の通信デバイスUE4〜UE6についても共通であるRA−RNTIを持つが)識別子UE1〜UE3を持つ通信デバイスのグループのための(多重化された)RAR送信をスケジューリングする。このグループに属する通信デバイス(例えば、UE1)がこのRARメッセージを復号するとき、この通信デバイスは、(自身が選択したプリアンブルIDが含まれているため)このRARメッセージが有効なランダムアクセス応答を有すると判断し、基地局にMsg3を送信することに進む。
一方、このグループに属していない通信デバイス(例えば、UE4)がこのRARメッセージを復号するとき、この通信デバイスは、(自身が選択したプリアンブルIDが含まれてないため)このRARメッセージがこの通信でデバイスに向けられていないと判断する。このため、UE4は、EPDCCHにおいてeCSSについて監視することに戻る。
RAR送信及びeCSSのタイミングは、各RARメッセージ後、かつ後続のeCSSの送信前に提供される十分な再チューニング時間が存在する(例えば、サブフレームx及びyの各々の前、並びに先行するRAR送信の終了時に少なくとも1つのサブフレームが存在する)ように定義されることが有益である。
見て取ることができるように、識別子UE4〜UE6を持つ通信デバイスのグループのためのRAR送信は、サブフレームyに含まれるeCSSを介してスケジューリングされる。一方、このRAR送信は、サブフレームxを介してスケジューリングされたRAR送信のために用いられるサブバンドと異なるサブバンドを用いる(ただし、同じサブバンドを用いてもよい)。このため、この例では、RARメッセージ(適用可能な場合、多重化される)は、グループ単位で時間領域において(場合によっては周波数領域においても)送信される。通信デバイスUE4〜UE6は、通信デバイスUE1〜UE3のためのCEレベルと異なるCEレベル(このため、異なる数の繰り返し)を必要としてよいことが理解されるであろう。
図8は、RAR送信がeCSSを介してスケジューリングされる、ランダムアクセス手順の別の変更形態を示す。この場合、全てのスケジューリングされた通信デバイスのためのRARメッセージが(ただし、動的にスケジューリングされた)同じサブバンドにわたって送信される。
この場合、(異なる通信デバイス向けではあるが)同じRA−RNTIを持ち、同じカバレッジレベルを持つ全てのRARメッセージが同じサブバンドにおいてスケジューリングされ、時間窓内にシーケンスで配列される。これは、eCSSのためのサブバンドと複数のRARメッセージのためのサブバンドとが異なってよく、このためスケジューリングの柔軟性を或る程度達成することができることを意味する。一方、単一のシーケンス内に配列される複数のRARメッセージのための送信パラメータは同じである(同じDCIフォーマットによってシグナリングされる)必要がある。
一方、潜在的に多数のRARメッセージが単一のシーケンスにおいて送信される必要があるため、RAR送信は、幾つかの場合、単一のサブフレーム(6RBのみを用いる)の容量を超える場合がある。したがって、RAR送信の第1のサブフレームの後に、示されるサブバンドから通信デバイスが復号を継続するべきであることをこれらの通信デバイスに通知するために、このメッセージの後に少なくとも1つの更なるメッセージが存在することを示すフラグを、サブフレームの(少なくとも)最後のRARメッセージに含められてよい。一方、そのようなフラグは、(続くRARメッセージが同じサブフレーム内にあるか又は後続のサブフレーム内にあるかにかかわらず)別のRARメッセージが後に続く各RARメッセージに含められてよいことが理解されるであろう。
図8に示す例において、全ての通信デバイス(UE1〜UE6)がサブフレームxに含まれるeCSSを介してスケジューリングされている。一方、識別子UE1〜UE3を持つ通信デバイスのためのそれぞれのRARメッセージが、(多重化された)RAR送信シーケンスの第1の部分に含まれ、残りの通信デバイスのためのRARメッセージがRAR送信シーケンスの第2の部分に含まれる。RAR送信シーケンスは、このラウンドにおいてスケジューリングされた通信デバイス(UE1〜UE6)のために必要とされるCEレベルに従って繰り返されてよいことが理解されるであろう。
図9は、複数のRAR送信がeCSSを介してスケジューリングされる、ランダムアクセス手順の別の変更形態を示す。一方、この場合、DCIフォーマットは、そのDCIフォーマットを介してスケジューリングされる、複数のRARメッセージにおいてカバーされるプリアンブル範囲も識別する。
例えば、DCIフォーマットにおける2ビットを用いて、4つのグループ(各グループが16個のプリアンブルIDを有する)がシグナリングされ得る。
この例において、(プリアンブルID10を持つ)UE1、(プリアンブルID3を持つ)UE2、UE3(プリアンブルUD12)、UE4(プリアンブルID14)、UE5(プリアンブルID17)、UE6(プリアンブルID19)、UE7(プリアンブルID22)、及びUE8(プリアンブルID31)が、同じRA−RNTIを持つ。第1のグループがプリアンブルID1〜16を含み、第2のグループがプリアンブルID17〜32を含み、第3のグループがプリアンブルID33〜48を含み、及び第4のグループがプリアンブルID48〜64を含むと仮定すると、UE1〜UE4は第1のグループに属し、UE5〜UE8は第2のグループに属する。
各通信デバイスは、規定のサブフレームにおける複数のeCSS送信について監視し、その選択されたプリアンブルIDがDCIフォーマットによって特定される範囲内に入るか否かを判断するように構成される。その選択されたプリアンブルIDがDCIフォーマットによって特定される範囲に入ると判断される場合、通信デバイスは、(適切な再チューニング時間に続いて)自身のトランシーバを、DCIフォーマットによって示されるサブバンドに再チューニングし、自身の関連付けられたMsg2を基地局のRAR送信から復号するように構成される。
見て取ることができるように、RAR送信後、かつ直後のeCSS送信の前に、再チューニング時間を提供する必要がないことが有益である。なぜなら、任意の所与の時点において、(自身の関連付けられたプリアンブルIDに基づいて)まだ送信(例えば、RAR送信等)のためにスケジューリングされていない通信デバイスのみがeCSSを監視する必要があるためである。
図10は、複数のRARメッセージの多重化を必要としない場合(又はそのような多重化が許可されないとき)を示す。この場合、(レガシー手順に従って導出されたRA−RNTIではなく)通信デバイスごとに新たなRA−RNTIを適用することが有利である。
古いRA−RNTIは、「1」〜「60」の範囲を持ち、以下のように求められる。
Figure 0006493558
ここで、t_idは送信されたPRACHの第1のサブフレームのインデックスであり(0≦t_id<10)、f_idは同じサブフレームの周波数領域における送信されたPRACHのインデックスである(0≦f_id<6)。
一方、この変更形態では、(少なくとも複数のMTCデバイスのための)RA−RNTIは、PRACHシーケンスインデックスを用いることによっても導出される。これによって、複数の通信デバイス(複数のMTCデバイス)がMsg1を送信するために同じ複数のPRACHリソース(t_id及びf_id)を選択する場合であっても、同じPRACHシーケンスインデックスも用いない限り、これらの通信デバイスのために同じRA−RNTIを用いることが防がれる。この「MTC RA−RNTI」又は「PRACHシーケンスインデックスベースのRA−RNTI」の値は、古いRA−RNTI範囲の外側(上)から選択されてよく、以下のように求めることができる。
Figure 0006493558
ここで、PRA_idは送信されたPRACHシーケンスインデックスであり(0≦PRA_id<64)、f_idは、同じサブフレームの周波数領域における送信されたPRACHのインデックスである(0≦f_id<6)。
したがって、DCIがそのようなPRACHシーケンス固有のRA−RNTIによりマスキングされている場合、意図されたUE(ら)(すなわち、対応するPRACHシーケンスインデックスを用いた通信デバイス(ら))のみがこれを復号し、関連付けられたRARメッセージを(適切な再チューニング時間後に)受信することができる。(従来のRA−RNTI又は異なるPRACHシーケンスインデックスに基づくRA−RNTIを用いる)任意の他の複数のUEは、自身の独自のRA−RNTIでマスキングされていないDCIフォーマットを復号することができず、このため、(関連付けられたPDSCHに対するチューニング及び)関連付けられたPDSCHの受信をスキップする。この結果、電力が大幅に節減される。
新たなRA−RNTIを伴うこの手法の結果として、少なくともMTCデバイスがカバレッジ拡張モードで動作している間、MTCデバイスにおける電力消費の削減(電力節減)も得られることが有利である。
図11は、RA−RNTIがPRACH(プリアンブル)シーケンスグループ化に基づいて決定される、場合を示す。この場合、RA−RNTIは、PRACHシーケンスグループインデックス(4つのグループを仮定する)を用いて以下のように導出される。
Figure 0006493558
ここで、PRA_Group_idは、UEのPRACH(プリアンブル)シーケンスインデックスが属するPRACHシーケンスグループのインデックスである(0≦PRA_Group_id<4)。可能なプリアンブルシーケンスIDグループ化を上記で図9を参照して説明した(ただし、任意の適切なグループ化を用いることができる)。
したがって、DCIがそのようなグループ固有のRA−RNTIを用いてマスキングされる場合、意図される複数のUE(すなわち、同じグループからのプリアンブルシーケンスIDを用いる通信デバイス(ら))のみがこれを復号し、関連付けられたRARメッセージを(適切な再チューニング時間後に)受信することができる。(異なるグループから自身のそれぞれのPRACHシーケンスインデックスを選択した)いかなる他の複数のUEは、独自のグループと異なるグループを対象とするそのようなDCIフォーマットを復号することができず、このため、そのような複数のUEは、(関連付けられたPDSCHに対するチューニング及び)関連付けられたPDSCHの受信をスキップする。このため、この手法の結果として、電力が大幅に節減される。
代替的に、サブフレームインデックス(t_id)も、例えば以下のように式に含めることができる。
Figure 0006493558
ここで、PRA_idは送信されたPRACHシーケンスインデックスであり(0≦PRA_id<64)、f_idは、同じサブフレームの周波数領域における送信されたPRACHのインデックスであり(0<f_id<6)、t_idは、送信されたPRACHの第1のサブフレームのインデックスである(0≦t_id<10)。
上記の例示的な実施形態において、eCSSを介して送信される制御データ(DCI)が、RAR又はページングメッセージ送信等の(多重化された)ブロードキャスト送信をスケジューリングするために用いられる。一方、制御のないRARメッセージが代わりに用いられてよいことが理解されるであろう。この場合、PRBの数は、6RB(又は6RB未満)に固定される。基地局は、単一のTBS(又はTBSの限られた組)を用いて複数の(RAR/ページング)メッセージを送信し、通信デバイスは、TBSに基づいて複数のブラインド復号を行うように構成される。複数のRARメッセージのための周波数ロケーション又はサブバンドは、例えば、中央6RBに固定されてよい(ただし、それは複数のPRACHリソースから導出されてもよい)。このオプションにおいて、基地局のスケジューリング柔軟性が(周波数ロケーションが動的に変化されなくてもよいので)制約されており、UEの電力消費が(全てのメッセージのブラインド復号に起因して)増大してもよいにもかかわらず、送信前に再チューニング時間を提供する必要はない(制御データがないため)。複数のRARメッセージを同じサブバンドで送信する必要があるとき、複数のRARメッセージがそれぞれの検出窓(Msg1から計算される)内で送信されることを確実にするキューメカニズムが提供されてもよいことが有益である。
上記の例示的な実施形態では、RAR(ランダムアクセス手順のメッセージ2)及び複数のページングメッセージ等の、複数のブロードキャスト送信のサブフレーム間スケジューリングのために複数の方法が与えられる。しかしながら、上記の実施形態は、他の複数のメッセージ、例えば、ランダムアクセス手順のメッセージ4にも(メッセージ4が1つのUEのみに一意に関連付けられた識別子(TC−RNTI)でマスキングされている場合であっても)適用可能とされてよいことが理解されるであろう。
図4〜図11は、3つのサブバンド(各サブバンドは6RBから成る)を示す。しかしながら、サブバンドの数は、(例えば、基地局のシステム帯域幅に依拠して)3つより多く(又は少なく)することができることが理解されるであろう。
上記の例示的な実施形態では、再チューニング時間は、1サブフレーム(以下の)持続時間であると仮定される。しかしながら、異なる再チューニング時間(例えば、1サブフレームより長い)が用いられてもよいことが理解されるであろう。
上記の説明において、時間領域における繰り返しが全ての送信について仮定される。しかしながら、そのような繰り返しは、単純にするために、図4〜図11では省かれている。
図4〜図11を参照して、複数の例示的な実施形態を上記で説明した。これらの例示的な実施形態は、互いに排他的でなく、単一のセル内で及び/又は近傍セル内で、オプションのうちの任意のものを同じシステム内に組み合わされてよいことが理解されるであろう。例えば、基地局は、例えば、周期的に、そのセル内のMTCデバイスの数/タイプに依拠して、セル内の全体負荷に依拠して、(例えば、衝突に起因した)プリアンブル再送信数に依拠して、通信のタイプ(例えば、ランダムアクセス/ページング/ブロードキャスト/ユニキャスト)に依拠して、1つの動作モードから別の動作モードに変更するように構成されてよい。
図10及び図11を参照して説明した上記の例において、RA−RNTIは、プリアンブルプレフィックス(Msg1)が送信された、サブフレームを識別するサブフレームインデックスを用いることなく計算される。しかしながら、少なくともMsg2が送信される必要がある適切な時間窓を決定する際に、Msg1が送信されたサブフレームのインデックスが依然として(基地局及びMTCデバイスによって)検討されることが理解されるであろう。
上記説明では、PRACH構成に関する情報は、SIB2を介してシグナリングされる。しかしながら、PRACH構成(少なくともその一部分)は、異なるシステム情報ブロック、例えば、複数の削減帯域幅UE及び/又は複数のカバレッジ拡張UEに固有の1つ以上のSIBを介して、シグナリングされてよいことが理解されるであろう。代替的に又は加えて、この情報の一部又は全ては、異なる方法で通信デバイスによって取得され得る。例えば、PRACH構成は、システムブロードキャスト(例えば、PBCH)及び/又は上位レイヤ(例えば、RRC)を介して、シグナリングされてよい。
E−UTRAN基地局(eNB)として動作する基地局に関して通信システムを説明したが、同じ原理は、マクロ基地局若しくはピコ基地局として動作する基地局、フェムト基地局、基地局機能の要素を提供する中継ノード、ホーム基地局(HeNB)、又は他のそのような通信ノードにも適用されてよいことが理解されるであろう。
上記の例示的な実施形態では、LTE遠距離通信システムを説明した。当業者であれば理解するように、本出願において説明される技法は、従前の3GPPタイプのシステムを含む、他の通信システムにおいて用いられ得る。他の通信ノード又はデバイスには、例えば、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、ウェブブラウザ等のようなユーザデバイスを含んでよい。
上記の例示的な実施形態では、基地局及び通信デバイスは、それぞれトランシーバ回路部を備える。通常、この回路部は専用ハードウェア回路によって形成される。しかしながら、幾つかの例示的な実施形態では、トランシーバ回路部の一部を、対応するコントローラによって実行されるソフトウェアとして実装されてよい。
上記の例示的な実施形態では、複数のソフトウェアモジュールを説明した。当業者であれば理解するように、それらのソフトウェアモジュールは、コンパイル済みの形式又は未コンパイルの形式において与えられてよく、コンピュータネットワークを介して信号として、又は記録媒体において基地局又はユーザデバイスに供給されてよい。さらに、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ以上の専用のハードウェア回路を用いて実行されてよい。
基地局は、少なくとも1つの通信デバイスのための情報を搬送するブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる、少なくとも1つのサブフレームを特定するように構成されたプロセッサと;制御チャネルにおいて、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームに先行する少なくとも1つのサブフレーム内の周波数サブバンドにおいて、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定する制御情報を送信し、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームにおいて上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストするように構成された送信機と;を備えてよい。
少なくとも1つの通信デバイスは、少なくとも1つのマシンタイプ通信「MTC」デバイス(例えば、削減帯域幅又は低複雑度MTCデバイス及び/又はカバレッジ拡張MTCデバイス)から成ってよい。
少なくとも1つの通信デバイスが少なくとも1つのカバレッジ拡張MTCデバイスから成る場合、上記制御情報が送信される少なくとも1つのサブフレームは、上記制御情報が最初に送信され、次に繰り返される複数のサブフレームから成ってよく、ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームは、上記ブロードキャストメッセージが最初にブロードキャストされ、次に繰り返されることになる複数のサブフレームから成ってよい。
ブロードキャストメッセージは、複数の通信デバイスの各々のための多重化された情報を搬送してよい。例えば、ブロードキャストメッセージは、共通カバレッジ拡張レベルを共有する複数のカバレッジ拡張マシンタイプ通信「MTC」デバイスの各々のための多重化された情報を搬送してよい。
プロセッサは、ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる周波数サブバンドを特定するように更に構成されてよい。この場合、制御情報は、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンドを特定するよう配置されてよく、上記送信機は、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンドにおいて上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストするように構成されてよい。
プロセッサは、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンド内で、少なくとも1つの周波数リソース(例えば、少なくとも1つの物理リソースブロック)を特定するように更に構成されてよく、上記制御情報は、上記少なくとも1つの周波数リソースを特定する配置されてよく、上記送信機は、上記少なくとも1つの周波数リソース上で上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストするように構成されてよい。
上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる周波数サブバンド及び上記制御チャネルが送信される上記周波数サブバンドは、互いに異なってよい。この場合、上記プロセッサは、上記制御チャネルが送信される上記少なくとも1つのサブフレームと、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームとの間(例えば、制御情報が繰り返される最後のサブフレームと、上記ブロードキャストメッセージが最初にブロードキャストされる最初のサブフレームとの間)に、少なくとも1つの更なるサブフレームが存在するように、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定するように構成されてよい。
上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる周波数サブバンド及び上記制御チャネルが送信される周波数サブバンドは同じであってよい。この場合、プロセッサは、上記制御チャネルが送信される少なくとも1つのサブフレームの最後のサブフレームと、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームの第1のサブフレームとの間に全体サブフレームが存在しないように、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定するように構成されてよい。
ブロードキャストメッセージは、更なるブロードキャストメッセージが、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる少なくとも1つのサブフレームに後続する(例えば、直後の)サブフレームにおいて続くことを示すインジケータを搬送してよい。
制御情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つのデバイスを識別するための情報から成ってよい。この場合、識別するための情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する上記少なくとも1つのデバイスがメンバであるデバイスグループを識別するグループ識別子と;上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する上記少なくとも1つのデバイスを識別する少なくとも1つのプリアンブルシーケンス識別子と;上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つのデバイスに関連付けられたカバレッジ拡張レベルの識別子と;のうちの少なくとも1つから成ってよい。
基地局は、上記少なくとも1つの通信デバイスから、ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージを受信するための受信機を更に備えてよく、上記ブロードキャストメッセージは、上記少なくとも1つの通信デバイスのためのランダムアクセス応答「RAR」を搬送するメッセージから成る。
制御情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つのデバイスを識別する情報から成ってよい。例えば、少なくとも1つのデバイスを識別する情報は、61+64x f_id+PRA_idに等しい識別子から成ってよく、ここで、f_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信された周波数リソースブロックのインデックスであってよく、PRA_idはプリアンブルシーケンスインデックスであってよい。少なくとも1つのデバイスを識別する情報は、61+4x f_id+PRA_Group_idに等しい識別子も含んでよく、ここで、f_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信された周波数リソースブロックのインデックスであってよく、PRA_Group_idは、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する上記少なくとも1つのデバイスがメンバであるプリアンブルシーケンスグループのインデックスであってよい。少なくとも1つのデバイスを識別する情報は、RA−RNTI=61+t_id+64x f_id+PRA_idに等しい識別子も含んでよく、ここで、t_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信されたサブフレームのインデックスであってよく、f_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信された周波数リソースブロックのインデックスであり、PRA_idはプリアンブルシーケンスインデックスである。
ブロードキャストメッセージは、ページングチャネルを用いたページングメッセージのブロードキャストから成ってよい。
プロセッサは、上記ページングメッセージのための変調及び符号化方式「MCS」及び/又はトランスポートブロックサイズ「TBS」を特定するように更に構成されてよい。制御情報は、上記MCS及び/又はTBSを特定するように配置されてよい。
上記の例示的な実施形態では、マシンタイプ通信デバイス及び移動電話機を説明した。しかしながら、移動電話機(及び同様のユーザ機器)は、マシンタイプ通信デバイスとして動作するように構成されてよいことが理解されるであろう。例えば、移動電話機3−1は、MTCモジュール45を備えてよい(及び/又はこのモジュールの機能を提供してよい)。
MTCの用途の例
各通信デバイスは、1つ以上のMTCの用途をサポートしてよいことが理解されるであろう。MTCの用途の幾つかの例が、以下の表にリストされている(出典:3GPP TS22.368 V13.1.0、付録B)。このリストは、網羅的なものではなく、マシンタイプ通信の用途の範囲を示すことを意図したものである。
Figure 0006493558
種々の他の変更形態は当業者には明らかであり、ここでは、これ以上詳しくは説明しない。
以下は、現在提案されている3GPP標準規格において本発明を実施することができる方法の詳細な説明である。様々な特徴が必須又は必要であると記載されているが、これは、例えば、標準規格によって課される他の要件に起因して、提案される3GPP標準規格についてしか当てはまらない場合がある。したがって、これらの記載は、本発明をいかなる形においても限定するものと解釈されるべきでない。
1 序論
現行のRAN1合意において、サブフレーム間スケジューリングは、ユニキャスト送信(すなわち、単一のUEのためのPDSCH)についてサポートされている。しかしながら、ブロードキャスト送信(すなわち、RAR及びページング)のためのスケジューリング方法はまだ論じられていない。
この寄稿において、LTE Rel−13MTCのための複数のRARメッセージの送信及びページングについて論考し、最後に或る提案を提供する。
2 ランダムアクセス応答(RAR)送信
MTCの場合、ランダムアクセス(RA)手順は、4つのメッセージ(msg1〜4)の送信を伴う古いLTEシステムと同じである。しかしながら、最初に、MTC UEは、PRACHメッセージ1のための繰り返し回数を決定するために、例えばダウンリンクRSRP測定値を用いて或る判断基準に基づいてカバレッジレベル(0〜3)を推定するべきである。次に、UEは、そのカバレッジレベルに割り当てられたPRACHリソースのうちの1つを選択し、ランダムアクセス手順を開始するべきである。eNBは、PRACHリソースセットとPRACH繰り返しレベルとの間の1対1のマッピングが存在するため、UEによって用いられるPRACHリソースからカバレッジレベルを決定することができる。ランダムアクセス応答(RAR)メッセージ2について、以下のようにUEに対しスケジューリングを行う2つの異なる方法が存在するように思われる。
オプション1:制御なしRARメッセージ−この場合、PRB数は6RBに固定され得、単一のTBS又はTBSの限られた組が用いられ得、ここで、UEは常に複数のブラインド復号を試行する。RARメッセージのための周波数ロケーション又はサブバンドを中心6RBに固定することができるか、又はPRACHリソースから導出することができる。主要な関心事は、このオプションにeNBスケジューリング柔軟性が欠けていることである。なぜなら、周波数ロケーションは動的に変更され得ず、結果としてRARメッセージのためのより高いブロック確率を引き起こし得るためである。さらに、複数のRARメッセージが同じサブバンドで終わる場合、或る種の待合せが必要とされ、ここで、UEは検出窓においてPDSCHによって搬送される各RARメッセージを復号するように試行する。このため、UEにおける電力消費は大幅に増大する。
オプション2:EPDCCH CSSにおけるRARメッセージ−別のオプションは、EPDCCHにおける共通探索空間(eCSS)を定義して複数のRARメッセージのための動的スケジューリングを提供することであり、ここで、PRB数、TBS及び周波数ロケーション等がDCIフォーマットに含まれる。不利な点は、オプション1、より詳細には、eCSS送信のための多大な数の繰り返しが必要となるカバレッジ拡張モードのためのオプション1と比較した、制御オーバヘッドである。利点は、複数のRARメッセージのためのブロック確率を低減するだけでなく、効率的なシステム動作を達成する、eNodeBスケジューリング柔軟性である。さらに、同じカバレッジレベルを持つ複数のRARメッセージを、Rel−8に類似した単一のTBSに多重化することが可能である。複数のメッセージが多重化される場合、ペイロードが増大し、結果として、時間領域における繰り返しの数が所与のカバレッジレベルにわたって増大する。このため、正しいバランスを得るために、eNBがカバレッジレベルに依拠して多重化され得る、メッセージ数を制御することが有益である。例えば、通常のカバレッジにおける複数の低複雑度のMTC UEのための複数のRARメッセージが多重化され得るが、拡張カバレッジモード(例えば、5dB、10dB及び15dB)の単一のRARメッセージ送信が好ましい。
さらに、UEにおける電力消費を低減するために、少なくともカバレッジ拡張モードについて新たなMTC RA−RNTIが必要となる場合がある。古いRA−RNTIは、1〜60の範囲を持ち、以下のように決定される。
Figure 0006493558
ここで、t_id=送信されるPRACHの第1のサブフレームのインデックスであり(0≦t_id<10)、f_id=同じサブフレームの周波数領域における送信されるPRACHのインデックスである(0≦f_id<6)。
1つの方法は、PRACHシーケンスインデックスをRA−RNTIとして用いることによってRA−RNTIの導出方法を再考することである。これによって、複数のUEが同じt_id及びf_idを選択する場合であっても、同じPRACHシーケンスインデックスをピックアップしない限り、新たなMTC RA−RNTIをそれらの複数のUEから分離する。新たなMTC RA−RNTIは、古いRA−RNTIよりも優先され得、以下のように決定され得る。
Figure 0006493558
ここで、PRA_id=送信されたPRACHシーケンスインデックスである(0≦PRA_id<64)。
このため、DCIがシーケンス固有のRA−RNTIでマスキングされている場合、意図されるUE(ら)のみが受信することができ、意図されていない他の複数のUEは、DCIフォーマットを復号することができず、その後、関連付けられたPDSCHをスキップし、これにより電力を大幅に節減することになる。したがって、UEにおける電力節減の観点から、オプション2が好ましい。
見解1:PRACHシーケンスインデックスに基づいて新たなMTC RA−RNTIが用いられる場合、UEにおける電力節減の観点から、複数のRARメッセージにはオプション2(EPDCCH CSS)が好ましい。
見解2:通常のカバレッジの場合、複数のRARメッセージを、eNB制御下で共に多重化することができるが、拡張カバレッジモード(例えば、5dB、10dB及び15dB)の場合、単一のRARメッセージ送信がサポートされるべきである。
提案1:EPDCCH CSSが、RAメッセージ2及び4の送信に用いられるべきである。
EPDCCH CSSが複数のRAメッセージのために適合される場合、時間領域の繰り返しが、通常モード及び拡張カバレッジモードの双方に必要となる。さらに、周波数領域においてスケジューリングされたサブバンドインデックスは、eNBのスケジューリング柔軟性を達成するために、DCIフォーマットに含まれるべきである。このため、図4に示すように、サブフレーム間スケジューリングを用いたRAメッセージ2/4のためのeCSSを介した動的スケジューリングが、全てのMTC UEについてサポートされるべきである。
提案2:サブフレーム間スケジューリングが、RAメッセージ2及び4のためにサポートされる。
3 ページング送信
ページングメッセージは、複数のUEのIDを多重化することができるため、可変である。したがって、TBSを、eCSSにおいて送信されるDCIフォーマットでシグナリングすることが望ましい。さらに、ページングメッセージを搬送するPDSCHの場合、周波数ロケーションにおけるサブバンドインデックスが、図5に示されるようなサブフレーム間スケジューリングを利用することによって、利用可能なサブバンドから動的に選択されるべきであることが有益である。これにより、eNBにおけるスケジューリング柔軟性が増大し、ページングメッセージのブロック確率も減少する。
提案3:EPDCCH CSSは、ページング送信のために用いられるべきである。
提案4:サブフレーム間スケジューリングがページング送信のためにサポートされる。
4 結論
この寄稿において、LTE Rel−13MTCのための複数のRARメッセージの送信及びページングについて論考し、以下の見解及び提案をする。
見解1:PRACHシーケンスインデックスに基づいて新たなMTC RA−RNTIが用いられる場合、UEにおける電力節減の観点から、複数のRARメッセージにはオプション2(EPDCCH CSS)が好ましい。
見解2:拡張カバレッジモード(例えば、5dB、10dB及び15dB)の場合、単一のRARメッセージ送信がサポートされるべきである。しかしながら、通常のカバレッジの場合、複数のRARメッセージが、eNB制御下で共に多重化され得る。
提案1:EPDCCH CSSが、RAメッセージ2、4及びページングの送信に用いられるべきである。
提案2:サブフレーム間スケジューリングが、RAメッセージ2、4及びページングの送信のためにサポートされる。
5 参考文献
1)3GPP TR 36.888 V12.0.0”Study on provision of low-cost MTC UEs based on LTE (Release-12)”
2)RP-150492”Revised WI: Further LTE Physical Layer Enhancements for MTC”Ericsson, RAN#67
3)R1-151555”Further details of Physical Downlink Control Channel for MTC”NEC, RAN1#80bis
上記の実施形態の全体又は一部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
通信システムのための基地局であって、複数の通信デバイスが、一連の複数のサブフレームから構成される複数の無線フレームと複数の周波数サブバンドから構成される周波数帯域とを用いてこの基地局と通信し、この基地局は、
少なくとも1つの通信デバイスのための情報を搬送するブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる、少なくとも1つのサブフレームを特定するように構成されたプロセッサと、
制御チャネルにおいて、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームに先行する少なくとも1つのサブフレーム内の周波数サブバンドにおいて、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定するための制御情報を送信し、かつ
上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームにおいて、上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストする、
ように構成された送信機と、
を備える、基地局。
(付記2)
上記少なくとも1つの通信デバイスは、少なくとも1つのカバレッジ拡張マシンタイプ通信「MTC」デバイスから成り、上記制御情報が送信される上記少なくとも1つのサブフレームは、上記制御情報が最初に送信され、次に繰り返される複数のサブフレームから成り、ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームは、上記ブロードキャストメッセージが最初にブロードキャストされ、次に繰り返されることになる複数のサブフレームから成る、付記1に記載の基地局。
(付記3)
上記ブロードキャストメッセージは、複数の通信デバイスの各々のための多重化された情報を搬送する、付記1又は2に記載の基地局。
(付記4)
上記ブロードキャストメッセージは、共通カバレッジ拡張レベルを共有する複数のカバレッジ拡張マシンタイプ通信「MTC」デバイスの各々のための多重化された情報を搬送する、付記3に記載の基地局。
(付記5)
上記プロセッサは、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる周波数サブバンドを特定するように更に構成され、上記制御情報は、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンドを特定するようにされ、上記送信機は、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンドにおいて上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストするように構成される、付記1〜4のいずれか1つに記載の基地局。
(付記6)
上記プロセッサは、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンド内で、少なくとも1つの周波数リソース(例えば、少なくとも1つの物理リソースブロック)を特定するように更に構成され、上記制御情報は、上記少なくとも1つの周波数リソースを特定するように配置され、上記送信機は、上記少なくとも1つの周波数リソース上で上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストするように構成される、付記5に記載の基地局。
(付記7)
上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンドと上記制御チャネルが送信される上記周波数サブバンドとが互いに異なるとき、上記プロセッサは、上記制御チャネルが送信される少なくとも1つのサブフレームと、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームとの間(例えば、制御情報が繰り返される最後のサブフレームと、上記ブロードキャストメッセージが最初にブロードキャストされる最初のサブフレームとの間)に少なくとも1つの更なるサブフレームが存在するように、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定するように構成される、付記5又は6に記載の基地局。
(付記8)
上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記周波数サブバンドと上記制御チャネルが送信される上記周波数サブバンドとが同じであるとき、上記プロセッサは、上記制御チャネルが送信される少なくとも1つのサブフレームの最後のサブフレームと、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームの第1のサブフレームとの間に全体サブフレームが存在しないように、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定するように構成される、付記5〜7のいずれか1つに記載の基地局。
(付記9) 上記ブロードキャストメッセージは、更なるブロードキャストメッセージが、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる少なくとも1つのサブフレームに後続する(例えば、直後の)サブフレームにおいて続くことを示すインジケータを搬送する、付記1〜8のいずれか1つに記載の基地局。
(付記10)
上記制御情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つの通信デバイスを識別するための情報を含む、付記1〜9のいずれか1つに記載の基地局。
(付記11)
上記識別するための情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する上記少なくとも1つの通信デバイスがメンバであるデバイスグループを識別するグループ識別子と、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する上記少なくとも1つの通信デバイスを識別する少なくとも1つのプリアンブルシーケンス識別子と、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つの通信デバイスに関連付けられたカバレッジ拡張レベルの識別子と、のうちの少なくとも1つから成る、付記10に記載の基地局。
(付記12)
上記少なくとも1つの通信デバイスから、ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージを受信するための受信機を更に備え、上記ブロードキャストメッセージは、上記少なくとも1つの通信デバイスのためのランダムアクセス応答「RAR」を搬送するメッセージから成る、付記1〜11のいずれか1つに記載の基地局。
(付記13)
上記制御情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つのデバイスを識別する情報から成り、上記識別する情報は、61+64x f_id+PRA_idに等しい識別子から成り、ここで、f_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信された周波数リソースブロックのインデックスであり、PRA_idはプリアンブルシーケンスインデックスである、付記12に記載の基地局。
(付記14)
上記制御情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つの通信デバイスを識別する情報から成り、上記識別する情報は、61+4x f_id+PRA_Group_idに等しい識別子から成り、ここで、f_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信された周波数リソースブロックのインデックスであり、PRA_Group_idは、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する上記少なくとも1つの通信デバイスがメンバであるプリアンブルシーケンスグループのインデックスである、付記12に記載の基地局。
(付記15)
上記制御情報は、上記ブロードキャストメッセージが情報を搬送する少なくとも1つの通信デバイスを識別する情報から成り、上記識別する情報は、RA−RNTI=61+t_id+64x f_id+PRA_idに等しい識別子から成り、ここで、t_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信されたサブフレームのインデックスであり、f_idは、上記ランダムアクセスプリアンブルを搬送するメッセージが受信された周波数リソースブロックのインデックスであり、PRA_idはプリアンブルシーケンスインデックスである、付記12に記載の基地局。
(付記16)
上記ブロードキャストメッセージは、ページングチャネルを用いたページングメッセージのブロードキャストから成る、付記1〜11のいずれか1つに記載の基地局。
(付記17)
上記プロセッサは、上記ページングメッセージのための変調及び符号化方式「MCS」及び/又はトランスポートブロックサイズ「TBS」を特定するように更に構成され、上記制御情報は、上記MCS及び/又はTBSを特定するように配置される、付記16に記載の基地局。
(付記18)
上記少なくとも1つの通信デバイスは、少なくとも1つのマシンタイプ通信「MTC」デバイス(例えば、削減帯域幅又は低複雑度MTCデバイス及び/又はカバレッジ拡張MTCデバイス)から成る、付記1〜17のいずれか1つに記載の基地局。
(付記19)
一連の複数のサブフレームから構成される複数の無線フレームと複数の周波数サブバンドから構成される周波数帯域とを用いて、基地局と通信するための通信デバイスであって、
制御チャネルにおいて、少なくとも1つのサブフレーム内の周波数サブバンドにおいて、ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる少なくとも1つの後のサブフレームを特定するための制御情報を受信するように構成された受信機と、
上記制御情報から、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つの後のサブフレームを特定するように構成されたプロセッサと、
を備え、
上記プロセッサは、上記ブロードキャストメッセージのために上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つの後のサブフレームを監視し、かつ上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされたときにこれを受信するように、上記受信機を制御するように構成される、通信デバイス。
(付記20)
付記1〜18のいずれか1つに記載の基地局と付記19に記載の通信デバイスとを備えるシステム。
(付記21)
通信システムにおいて基地局によって実行される方法であって、複数の通信デバイスが、一連の複数のサブフレームから構成される無線フレームと複数の周波数サブバンドから構成される周波数帯域とを用いて上記基地局を介して通信し、この方法は、
少なくとも1つの通信デバイスのための情報を搬送するブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる、少なくとも1つのサブフレームを特定し、
制御チャネルにおいて、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームに先行する少なくとも1つのサブフレーム内の周波数サブバンドにおいて、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定するための制御情報を送信し、
上記ブロードキャストメッセージが送信されることになる上記少なくとも1つのサブフレームにおいて、上記ブロードキャストメッセージをブロードキャストする、
ことを含む、方法。
(付記22)
一連の複数のサブフレームから構成される複数の無線フレームと複数の周波数サブバンドから構成される周波数帯域とを用いて、基地局と通信するために通信デバイスによってに実行される方法であって、
制御チャネルにおいて、少なくとも1つのサブフレーム内の周波数サブバンドにおいて、ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる少なくとも1つの後のサブフレームを特定するための制御情報を受信し、
上記制御情報から、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つのサブフレームを特定し、
上記ブロードキャストメッセージのために上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされることになる上記少なくとも1つの後のサブフレームを監視して、上記ブロードキャストメッセージがブロードキャストされたときにこれを受信する、
ことを含む、方法。
(付記23)
プログラム可能な通信デバイスに付記21又は22に記載の方法を実行させるためのコンピュータ実施可能命令を含むコンピュータ実施可能命令製品。
この出願は、2015年4月10日に出願された英国特許出願第1506151.8号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (22)

  1. 基地局と通信するユーザ装置(UE)によって実行される方法であって、
    第1のパラメータ及び第2のパラメータを受信し、
    第1のメッセージを送信し、
    前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータに基づいて、物理ダウンリンク制御チャネルを少なくとも1つのサブフレームにおいて受信し、
    前記物理ダウンリンク制御チャネルにおける情報に基づいて、前記物理ダウンリンク制御チャネルに関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネルを復号する、
    ことを含み、
    前記物理ダウンリンク共有チャネルは、前記物理ダウンリンク共有チャネルに対応する前記物理ダウンリンク制御チャネルが提供される最後のサブフレームよりも後のさらなる少なくとも1つのサブフレームにおいて提供され、
    前記さらなる少なくとも1つのサブフレームは、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールドに基づいて決定され、
    前記第1のパラメータは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに関係付けられ、前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを跨いで受信され、
    前記第2のパラメータは、前記物理ダウンリンク制御チャネルを監視するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられる、方法。
  2. 前記物理ダウンリンク制御チャネル及び前記物理ダウンリンク共有チャネルは、同一サブフレームに配置される、請求項に記載の方法。
  3. 前記物理ダウンリンク共有チャネルにおける情報に基づいて、第3のメッセージを送信することを更に含み、前記物理ダウンリンク共有チャネルにおける前記情報は、前記第3のメッセージを送信するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられた第3のパラメータを含む、請求項又はに記載の方法。
  4. 前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記物理ダウンリンク共有チャネルの繰り返しに関係付けられた第3のパラメータを備える、請求項又はに記載の方法。
  5. 前記物理ダウンリンク共有チャネルにおける前記情報は、第4のメッセージを受信するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられた第4のパラメータを更に含
    前記第4のメッセージは、競合解決メッセージである、請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第4のパラメータは、狭帯域インデックスである、請求項に記載の方法。
  7. 前記第1のパラメータは、システム情報ブロック(SIB)を用いることによって受信される、請求項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第2のパラメータは、別のSIBを用いることによって受信される、請求項に記載の方法。
  9. 前記UEのための前記物理ダウンリンク制御チャネルは、他のUEのための物理ダウンリンク制御チャネルと多重化される、請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記UEのための前記物理ダウンリンク共有チャネルは、他のUEの多重化されたデータを含む、請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. ユーザ装置(UE)と通信する基地局によって実行される方法であって、
    第1のパラメータ及び第2のパラメータを送信し、
    第1のメッセージを受信し、
    前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータに基づいて、物理ダウンリンク制御チャネルを少なくとも1つのサブフレームにおいて送信し、
    物理ダウンリンク制御チャネルに関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネルを送信する、
    ことを含み、
    前記物理ダウンリンク共有チャネルは、前記物理ダウンリンク共有チャネルに対応する前記物理ダウンリンク制御チャネルが提供される最後のサブフレームよりも後のさらなる少なくとも1つのサブフレームにおいて提供され、
    前記さらなる少なくとも1つのサブフレームは、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールドに基づいて決定され、
    前記第1のパラメータは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに関係付けられ、前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを跨いで受信され、
    前記第2のパラメータは、前記物理ダウンリンク制御チャネルを監視するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられる、方法。
  12. 基地局と通信するユーザ装置(UE)であって、
    第1のパラメータ及び第2のパラメータを受信するように構成された受信機と、
    第1のメッセージを送信する送信機と、
    コントローラと、
    を備え、
    前記受信機は、前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータに基づいて、物理ダウンリンク制御チャネルを少なくとも1つのサブフレームにおいて受信するように更に構成され、
    前記コントローラは、前記物理ダウンリンク制御チャネルにおける情報に基づいて、前記物理ダウンリンク制御チャネルに関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネルを復号するように構成され、
    前記物理ダウンリンク共有チャネルは、前記物理ダウンリンク共有チャネルに対応する前記物理ダウンリンク制御チャネルが提供される最後のサブフレームよりも後のさらなる少なくとも1つのサブフレームにおいて提供され、
    前記さらなる少なくとも1つのサブフレームは、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールドに基づいて決定され、
    前記第1のパラメータは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに関係付けられ、前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを跨いで受信され、
    前記第2のパラメータは、前記物理ダウンリンク制御チャネルを監視するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられる、UE
  13. 前記物理ダウンリンク制御チャネル及び前記物理ダウンリンク共有チャネルは、同一サブフレームに配置される、請求項12に記載のUE。
  14. 前記UEは、前記物理ダウンリンク共有チャネルにおける情報に基づいて第3のメッセージを送信する手段をさらに備え、
    前記物理ダウンリンク共有チャネルにおける前記情報は、前記第3のメッセージを送信するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられた第3のパラメータを含む、請求項12又は13に記載のUE。
  15. 前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記物理ダウンリンク共有チャネルの繰り返しに関係付けられた第3のパラメータを備える、請求項12又は13に記載のUE。
  16. 前記物理ダウンリンク共有チャネルにおける前記情報は、第4のメッセージを受信するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられた第4のパラメータを更に含み、
    前記第4のメッセージは、競合解決メッセージである、請求項12〜15のいずれか1項に記載のUE。
  17. 前記第4のパラメータは、狭帯域インデックスである、請求項16に記載のUE。
  18. 前記第1のパラメータは、システム情報ブロック(SIB)を用いることによって受信される、請求項12〜17のいずれか1項に記載のUE。
  19. 前記第2のパラメータは、別のSIBを用いることにより受信される、請求項18に記載のUE。
  20. 前記UEのための前記物理ダウンリンク制御チャネルは、他のUEのための物理ダウンリンク制御チャネルと多重化される、請求項12〜19のいずれか1項に記載のUE。
  21. 前記UEのための前記物理ダウンリンク制御チャネルは、他のUEの多重化されたデータを含む、請求項12〜20のいずれか1項に記載のUE。
  22. ユーザ装置(UE)と通信する基地局であって、
    第1のパラメータ及び第2のパラメータを送信するように構成された送信機と、
    第1のメッセージを受信するように構成された受信機と、
    を備え、
    前記送信機は、前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータに基づいて、物理ダウンリンク制御チャネルを少なくとも1つのサブフレームにおいて送信するように更に構成され、
    前記送信機は、前物理ダウンリンク制御チャネルに関連付けられた物理ダウンリンク共有チャネルを送信するように更に構成され、
    前記物理ダウンリンク共有チャネルは、前記物理ダウンリンク共有チャネルに対応する前記物理ダウンリンク制御チャネルが提供される最後のサブフレームよりも後のさらなる少なくとも1つのサブフレームにおいて提供され、
    前記さらなる少なくとも1つのサブフレームは、ダウンリンク制御情報(DCI)フィールドに基づいて決定され、
    前記第1のパラメータは、少なくとも1つのダウンリンクサブフレームに関係付けられ、前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記少なくとも1つのダウンリンクサブフレームを跨いで受信され、
    前記第2のパラメータは、前記物理ダウンリンク制御チャネルを監視するための少なくとも1つの狭帯域に関係付けられる、基地局。
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