JP6492952B2 - 基地局、及び、基地局の処理方法 - Google Patents

基地局、及び、基地局の処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局、及び、基地局の処理方法に関する。
複数の無線機器と無線による通信を行なう基地局が知られている(例えば、特許文献1及び2、並びに、非特許文献1を参照)。例えば、基地局は、LTE−Advanced方式に従った通信を行なう。LTEは、Long Term Evolutionの略記である。
LTE−Advanced方式は、キャリアアグリゲーション(CA;Carrier Aggregation)技術を用いる。CA技術は、複数のコンポーネントキャリア(CC;Component Carrier)を用いて通信を行なう。
例えば、LTE−Advanced方式は、最大で5つのCCを用いる。1つのCCが有する周波数帯域幅は、最大で20MHzである。従って、LTE−Advanced方式は、最大で100MHzの周波数帯域幅を用いて通信を行なう。これにより、単位時間あたりに伝送されるデータの量(換言すると、通信スループット)を増加できる。
特開2014−150558号公報 特開2014−049932号公報
上述した基地局は、無線機器毎に、当該無線機器との通信に、CCをRSRPが大きくなるほど優先して割り当てる。RSRPは、Reference Signal Received Powerの略記である。従って、各CCを用いる無線機器の数が偏ることがある。この結果、通信スループットが低下することがある。
一つの側面として、本発明の目的の一つは、通信スループットを高めることにある。
一つの側面では、基地局は、制御部を備える。制御部は、キャリアアグリゲーションに用いられる複数のコンポーネントキャリアのそれぞれによる通信の状態に基づいて、上記複数のコンポーネントキャリアのうち、無線機器への割り当てを許容するコンポーネントキャリアを制限し、前記制御部は、所定の閾値と、前記コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータと、に基づいて前記制限を行なうとともに、コンポーネントキャリアの無線機器への割り当てが許容された頻度が減るほど、当該コンポーネントキャリアの無線機器への割り当てが許容されやすくなるように前記閾値を調整する
通信スループットを高めることができる。
無線機器が用いるCCの一例を表す説明図である。 無線機器にて測定されたRSRPの一例を表すテーブルである。 無線機器に割り当てられたCCの一例を表すテーブルである。 無線機器に割り当てられたCCの一例を表すテーブルである。 第1実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を表すブロック図である。 図5の基地局の構成の一例を表すブロック図である。 図5の基地局の機能の一例を表すブロック図である。 図5の基地局が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 図5の基地局が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 無線機器にて測定されたRSRPの一例を表すテーブルである。 無線機器に割り当てられたCCの一例を表すテーブルである。 第1実施形態の第1変形例の基地局が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 第2実施形態の基地局が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 無線機器にて測定されたSINRの一例を表すテーブルである。 無線機器に割り当てられたCCの一例を表すテーブルである。 第2実施形態の第1変形例の基地局が実行する処理の一例を表すフローチャートである。 第3実施形態の基地局の機能の一例を表すブロック図である。 図17の基地局が実行する処理の一例を表すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。ただし、以下に説明される実施形態は例示である。従って、以下に明示しない種々の変形や技術が実施形態に適用されることは排除されない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一の符号を付した部分は、変更又は変形が明示されない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1に表されるように、例えば、3つの無線機器901〜903は、3つのCC911〜913を用いて通信を行なう。無線機器は、ユーザ端末(UE;User Equipment)と表されてよい。UE901は、CC911を用いて通信を行なう。UE902は、CC911及びCC912を用いて通信を行なう。UE903は、CC911、CC912、及び、CC913を用いて通信を行なう。
本例では、CC911は、UE901及びUE902のそれぞれに対するプライマリコンポーネントキャリア(PCC;Primary Component Carrier)である。また、本例では、CC912は、UE903に対するPCCである。また、本例では、CC912は、UE902に対するセカンダリコンポーネントキャリア(SCC;Secondary Component Carrier)である。また、本例では、CC911及びCC913のそれぞれは、UE903に対するSCCである。
UE902及びUE903は、2つ以上のCCを用いるので、1つのCCを用いて通信を行なうUE901よりも大きい通信スループットにて通信できる。
例えば、各無線機器と基地局との間の通信に用いられるCCは、基地局によって割り当てられる。ところで、CC毎にCCによる通信の状態(例えば、通信の品質及び通信の負荷等)が異なる。従って、CCが適切に選択されないと、通信スループットが低下することがある。
例えば、基地局は、ラウンドロビン方式に従ってCCを選択することがある。また、基地局は、通信の品質を示すパラメータ(例えば、RSRP、RSRQ、CQI又は信号対干渉雑音比(SINR)等)に基づいて、CCを品質が高くなるほど優先して無線機器に割り当てることがある。RSRQは、Reference Signal Received Qualityの略記である。CQIは、Channel Quality Indicatorの略記である。SINRは、Signal to Interference plus Noise Ratioの略記である。
図2及び図3に表されるように、基地局が、5つの無線機器のそれぞれに対して、2つのCCの中から1つのCCを割り当てる動作の一例について説明する。本例では、k番目の無線機器は、機器識別子(換言すると、機器ID)としての機器#kにより識別される。kは、1から5の整数を表す。i番目のCCは、CC識別子(換言すると、CCID)としてのCC#iにより識別される。iは、1又は2の整数を表す。
図2は、各無線機器のCC毎のRSRPを表す。本例では、各無線機器に対して、1番目のCCに対するRSRPが、2番目のCCに対するRSRPよりも大きい。従って、図3に表されるように、基地局が、無線機器毎に、当該無線機器との通信に用いられるCCとして、CCをRSRPが大きくなるほど優先して割り当てる場合、基地局は、すべての無線機器に対して1番目のCCを割り当てる。図3における円は、CCが基地局と無線機器との間の通信に割り当てられたことを表す。図3と同様のテーブルを表す、後述する図面における円も、図3と同様に、CCが基地局と無線機器との間の通信に用いられることを表す。
この場合、1番目のCCを用いる無線機器が過度に多くなる。この結果、1番目のCCにおいて、各無線機器に割り当て可能な無線リソースが少なくなる。従って、通信スループットを十分に高められないことがある。
また、基地局が、無線機器毎に、通信の品質に基づいてCCを割り当て、その後、各CCを用いる無線機器の数の偏りを抑制するように、複数の無線機器の一部に対して割り当てたCCを変更することが考えられる。図2に表されるように、各無線機器のCC毎のRSRPが測定された場合を想定する。
例えば、先ず、基地局は、無線機器毎に、当該無線機器との通信に、CCをRSRPが大きくなるほど優先して割り当てる。従って、図3に表されるように、基地局は、各無線機器に対して1番目のCCを割り当てる。
その後、例えば、基地局は、1番目のCCに対するRSRPと2番目のCCに対するRSRPとの差の大きさが相対的に小さい無線機器を抽出する。本例では、基地局が2番目及び5番目の無線機器を抽出した場合を想定する。この場合、図4に表されるように、基地局は、抽出した無線機器に対して割り当てたCCを1番目のCCから2番目のCCに変更する。
これにより、各CCを用いる無線機器の数の偏りを抑制できる。この結果、通信スループットを高めることができる。
ところで、CCの変更(換言すると、切り替え)は、セル間のハンドオーバ(HO;Handover)と同様の手順に従って実行される。
従って、CCの変更が行なわれる場合、先ず、無線機器毎に、変更先のCCに対する通信の品質が測定される。例えば、品質の測定は、無線機器の機能(例えば、UE Measurementと呼ばれる機能)によって実行される。この場合、通信の品質が測定されている期間においては、ユーザデータの送受信が停止されることがある。また、測定の指示が行なわれてから、測定が完了するまでには、所定の時間(例えば、数分から数十分の時間)がかかることがある。
更に、この場合、ハンドオーバを行なうための制御信号が送受信されるので、ユーザデータの送受信に割り当て可能な無線リソースが減少することがある。加えて、この場合、CCの変更が完了するまでの期間において、CCが変更される無線機器と基地局との間の通信が停止することがある。
以上により、CCが変更される頻度が増えるほど、通信スループットが低下しやすい。
ところで、マクロ基地局の負荷を分散するために、相対的に小さいセル(例えば、ピコセル又はフェムトセル等)を形成する、多数のスモール基地局が配置されることがある。従って、スモール基地局のコストが高くなるほど、無線通信システムのコストが高くなりやすい。
また、CCの変更に伴う基地局の処理負荷は、比較的大きい。従って、CCの変更の頻度が増えるほど、基地局に高い処理能力が求められるため、基地局のコストは高くなる。換言すると、CCの変更の頻度が増えるほど、無線通信システムのコストが高くなる。
<第1実施形態>
(構成)
図5に表されるように、第1実施形態に係る無線通信システム1は、例示的に、M個の基地局10−1,10−2,…,10−Mと、N個の無線機器20−1,20−2,…,20−Nと、制御装置30と、を備える。
本例では、Mは、2以上の整数を表す。また、以下において、基地局10−mは、区別する必要がない場合、基地局10とも表される。mは、1からMの各整数を表す。本例では、Nは、2以上の整数を表す。また、以下において、無線機器20−nは、区別する必要がない場合、無線機器20とも表される。nは、1からNの各整数を表す。
無線通信システム1は、基地局10−mと無線機器20−nとの間で、所定の通信方式に従った無線通信を行なう。例えば、通信方式は、LTE−Advanced方式である。なお、通信方式は、LTE−Advanced方式と異なる方式であってもよい。
基地局10−mは、無線エリアを形成する。なお、基地局10−mは、複数の無線エリアを形成してもよい。無線エリアは、カバレッジ・エリア、又は、通信エリアと表されてもよい。また、無線エリアは、セルと表されてよい。例えば、セルは、マクロセル、マイクロセル、ナノセル、ピコセル、フェムトセル、ホームセル、スモールセル、又は、セクタセル等である。
基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセル内に位置する無線機器20−nと無線により通信する。
本例では、基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセルにおいて無線リソースを提供する。本例では、無線リソースは、時間及び周波数により識別される。基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセル内に位置する無線機器20−nと、当該セルにおいて提供している無線リソースを用いることにより通信を行なう。
なお、基地局10−mは、無線通信装置、eNB(Evolved Node B)、又は、NB(Node B)と表されてよい。
本例では、図5に表されるように、基地局10−mは、有線又は無線により通信可能な通信網NW(例えば、コアネットワーク)に接続されている。基地局10−mと通信網NWとの間のインタフェースは、S1インタフェースと表されてもよい。また、基地局10間のインタフェースは、X2インタフェースと表されてもよい。
無線通信システム1のうちの基地局10よりも上位の通信網NW側の部分は、EPCと表されてもよい。EPCは、Evolved Packet Coreの略記である。無線通信システム1のうちの基地局10により形成される部分は、E−UTRANと表されてもよい。E−UTRANは、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Networkの略記である。
無線機器20−nは、当該無線機器20−nが位置するセルにおいて提供されている無線リソースを用いて、当該セルを形成する基地局10−mと無線により通信する。
なお、無線機器20−nは、無線端末、無線装置、又は、ユーザ端末(UE;User Equipment)と表されてよい。無線機器20−nは、ユーザによって携帯されていてもよいし、車両等の移動体に搭載されていてもよいし、固定されていてもよい。
本例では、無線通信システム1は、複数のCCを用いてCAを行なうことにより、基地局10−mと無線機器20−nとが無線により通信する。
CCは、所定の周波数帯域幅を有する周波数帯域により識別される無線リソースである。本例では、基地局10−mは、互いに周波数帯域が異なる複数のCCを提供する。なお、基地局10−mが提供するCCの数は、1つであってもよい。
CAに用いられる複数のCCは、1つのPCCと、少なくとも1つのSCCと、を含む。CAに用いられる複数のCCは、互いに周波数帯域が異なる。例えば、PCCの周波数帯域は、800MHz帯であり、SCCの周波数帯域は、2GHz帯である。本例では、CAに用いられる複数のCCは、1つの基地局10−mにより提供される。なお、CAに用いられる複数のCCは、複数の基地局10により提供されてもよい。
本例では、基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセルに位置する無線機器20−nに、当該基地局10−mが提供するCCを割り当てる。なお、CCの割り当ては、当該CCを提供する基地局10−mと異なる基地局10−p、又は、制御装置30により行なわれてもよい。pは、mと異なる、1からMの各整数を表す。
無線機器20−nは、当該無線機器20−nに割り当てられた複数のCCを用いてCAを行なうことにより、各CCを提供する基地局10と通信する。
制御装置30は、有線又は無線により通信可能に通信網NWに接続されている。本例では、制御装置30は、通信網NWを介して、各基地局10と通信可能に接続されている。制御装置30は、制御局、管理装置、制御サーバ、又は、管理サーバと表されてよい。また、制御装置30は、複数の装置により形成されてもよい。
(構成;基地局10−m)
次に、基地局10−mの構成について説明する。
本例では、図6に表されるように、基地局10−mは、バスBU1を介して互いに接続された、処理装置11と、記憶装置12と、無線通信部13と、ベースバンド信号処理部14と、NW(Network)通信部15と、を備える。
処理装置11は、後述する機能を実現するために、基地局10−mの各部を制御する。本例では、処理装置11は、CPU(Central Processing Unit)である。本例では、処理装置11は、記憶装置12に記憶されているプログラムを実行することにより、後述する機能を実現する。
なお、処理装置11は、LSI(Large Scale Integration)、又は、プログラム可能な論理回路装置(PLD;Programmable Logic Device)により機能が実現されてもよい。
記憶装置12は、例えば、RAM、ROM、HDD、SSD、半導体メモリ、及び、有機メモリの少なくとも1つを備える。RAMは、Random Access Memoryの略記である。ROMは、Read Only Memoryの略記である。HDDは、Hard Disk Driveの略記である。SSDは、Solid State Driveの略記である。なお、記憶装置12は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の記録媒体と、記録媒体から情報を読み取り可能な読取装置と、を備えていてもよい。
無線通信部13は、アンテナ16を備え、アンテナ16を介して形成するセルに位置する無線機器20と、上記通信方式に従った通信を行なう。無線通信部13は、ベースバンド信号処理部14から入力された電気信号に対応する無線信号をアンテナ16を介して送信する。無線通信部13は、アンテナ16を介して受信した無線信号に対応する電気信号をベースバンド信号処理部14へ出力する。本例では、無線通信部13は、LSIにより機能が実現される。
ベースバンド信号処理部14は、当該ベースバンド信号処理部14が生成した電気信号、及び、無線通信部13から入力された電気信号に対して所定の信号処理を行なう。例えば、信号処理は、送信信号の終端、受信信号の終端、及び、通信プロトコルの変換等を含む。
本例では、ベースバンド信号処理部14は、DSP(Digital Signal Pocessor)が予め保持するプログラムを実行することにより、後述する機能を実現する。なお、ベースバンド信号処理部14は、LSIにより機能が実現されてもよい。
NW通信部15は、通信網NWに接続された他の装置(例えば、制御装置30)と通信を行なう。例えば、NW通信部15は、有線LAN方式に従った通信を行なう。例えば、有線LAN方式は、IEEE 802.3シリーズ、又は、Ethernet(登録商標)方式である。本例では、NW通信部15は、LSIにより機能が実現される。
(機能;基地局10−m)
次に、基地局10−mの機能について説明する。本例では、基地局10−mの機能は、図7に表されるように、接続制御部101と、CC割当部102と、スケジューラ部103と、を含む。本例では、接続制御部101、CC割当部102、及び、スケジューラ部103は、処理装置11、記憶装置12、及び、ベースバンド信号処理部14により機能が実現される。
接続制御部101は、基地局10−mと無線機器20−nとの間の通信に用いられる所定の通信プロトコルに従ったメッセージを終端する処理を行なう。通信プロトコルは、例えば、RRC(Radio Resource Control)プロトコルである。
接続制御部101は、基地局10−mが形成するセルに位置する各無線機器20から受信した測定報告に含まれる、CC毎の、CCによる通信の品質を取得する。本例では、接続制御部101は、通信の品質を表すパラメータとしてRSRPを用いる。なお、接続制御部101は、通信の品質を表すパラメータとして、RSRPと異なるパラメータ(例えば、RSRQ、CQI、又は、SINR等)を用いてもよい。
CC割当部102は、基地局10−mが提供するセルに位置する各無線機器20に対してCCを割り当てる。CC割当部102の機能の詳細については後述する。
スケジューラ部103は、基地局10−mが提供するセルに位置する各無線機器20に対してスケジューリング処理を行なう。スケジューリング処理は、各無線機器20に対して、当該無線機器20に割り当てられたCCに含まれる無線リソースを割り当てる処理を含む。
基地局10−mは、基地局10−mが提供するセルに位置する無線機器20に対して、スケジューラ部103により割り当てられた無線リソースを用いて当該無線機器20と通信する。
CC割当部102の機能について説明を加える。本例では、CC割当部102は、図7に表されるように、CC割当制限処理部1021を含む。
本例では、CC割当制限処理部1021は、基地局10−mが提供する複数のCCのそれぞれによる通信の負荷に基づいて、当該複数のCCのうち、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限する。「CCの制限」は、CCの割り当て制御の一例である。「CCの割り当て制御」は、「CCのスケジューリング」と称してもよい。CC割当部102及びスケジューラ部103は、1つの機能部を形成していてもよい。
本例では、CC割当制限処理部1021は、CCによる通信の負荷に対する所定の制限条件が満足される場合、当該CCの無線機器20への割り当てを許容しない。
本例では、CC割当制限処理部1021は、CCによる通信の負荷を表すパラメータとして、当該CCが割り当てられた無線機器20の数を用いる。CCが割り当てられた無線機器20の数は、機器数と表されてよい。
本例では、CC#iによる通信の負荷に対する制限条件は、CC#iに対する機器数NUEiから、CC#iと異なるCC#jに対する機器数NUEjを減じた値が、所定の閾値αよりも大きいCC#jが存在する、という条件である。CC#iは、i番目のCCを表す。iは、1からNccまでの各整数を表す。Nccは、基地局10−mが提供するCCの数を表す。本例では、Nccは、2以上の整数を表す。jは、1からNccまでの、iと異なる各整数を表す。本例では、閾値αは、0以上である。CC#iに対する機器数NUEiから、CC#iと異なるCC#jに対する機器数NUEjを減じた値NUEi−NUEjは、機器数差NUEi−NUEjと表されてよい。
CC割当部102は、CC割当制限処理部1021によって無線機器20への割り当てが許容されたCCの中で、通信の品質が高いCCほど優先して無線機器20に割り当てる。
上述したように、本例では、CCによる通信の品質は、接続制御部101によって取得される。本例では、CC割当部102は、CCによる通信の品質を表すパラメータとして、当該CCによる通信に対するRSRPを用いる。
本例では、CC割当部102は、無線機器20への割り当てが許容されたCCの中で、無線機器20に対するRSRPが最大であるCCを当該無線機器20に割り当てる。
CC割当部102は、制御部の一例である。
(動作)
無線通信システム1の動作の一例について図8乃至図11を参照しながら説明する。
本例では、基地局10−mは、図8のフローチャートにより表される処理を、所定の周期が経過する毎に実行する。
本例では、基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセルに位置する各無線機器20に、当該基地局10−mが提供するCCを割り当てる(図8のステップS101)。本例では、基地局10−mは、図8のステップS101にて、図9にフローチャートにより表される処理を実行する。
以下、図9に表される処理について説明を加える。
基地局10−mは、Ncc個のCCのそれぞれに対する機器数を0に設定する(図9のステップS201)。換言すると、基地局10−mは、各CC#iに対する機器数NUEiを0に設定する。
次いで、基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセルに位置するN個の無線機器20にそれぞれ対応付けられたN個のループ処理を順次に実行する。N個のループ処理のそれぞれは、各機器#kに対するループ処理と表されてよい。
は、基地局10−mが形成するセルに位置する無線機器20の数を表す。kは、1からNまでの各整数を表す。本例では、機器#kは、k番目の無線機器20を表す。本例では、各機器#kに対するループ処理の始端は、ステップS202であり、各機器#kに対するループ処理の終端は、ステップS212である。
各機器#kに対するループ処理について説明を加える。
基地局10−mは、Ncc個のCCのそれぞれに対するフラグ(換言すると、各CC#iに対するフラグF)を0に設定する(図9のステップS203)。フラグFは、0に設定されている場合に、CC#iの無線機器20への割り当てが許容されることを表し、1に設定されている場合に、CC#iの無線機器20への割り当てが許容されないことを表す。
次いで、基地局10−mは、当該基地局10−mが提供するNcc個のCCから選択される2個のCCの組み合わせにそれぞれ対応付けられたN個のループ処理を順次に実行する。組み合わせを形成する2個のCCは、CC#i及びCC#jと表されてよい。N個のループ処理のそれぞれは、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理と表されてよい。
は、基地局10−mが提供するNcc個のCCから選択される2個のCCの組み合わせの数を表す。本例では、Nは、Ncc!/{2!(Ncc−2)!}と等しい整数を表す。本例では、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理の始端は、ステップS204であり、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理の終端は、ステップS209である。
CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理について説明を加える。
基地局10−mは、CC#iに対する機器数NUEiから、CC#iと異なるCC#jに対する機器数NUEjを減じた値(換言すると、機器数差NUEi−NUEj)が、所定の閾値αよりも大きいか否かを判定する(図9のステップS205)。
機器数差NUEi−NUEjが上記閾値αよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、CC#iに対するフラグFを1に設定し(図9のステップS206)、ステップS209へ進む。
一方、機器数差NUEi−NUEjが上記閾値α以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定し、図9のステップS207へ進む。そして、基地局10−mは、機器数差NUEj−NUEiが、所定の閾値αよりも大きいか否かを判定する(図9のステップS207)。閾値αは、閾値αと同じ値を有してよい。なお、閾値αは、閾値αと異なる値を有してもよい。
機器数差NUEj−NUEiが、上記閾値αよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定する。そして、基地局10−mは、CC#jに対するフラグFを1に設定し(図9のステップS208)、ステップS209へ進む。
一方、機器数差NUEj−NUEiが、上記閾値α以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定する。そして、基地局10−mは、フラグF及びFを更新せずにステップS209へ進む。
このようにして、基地局10−mは、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理を実行する。
そして、基地局10−mは、当該基地局10−mが提供するNcc個のCCから選択される2個のCCの組み合わせに対するループ処理を実行した後、図9のステップS210へ進む。
次いで、基地局10−mは、フラグFが0に設定されているCC#iが存在する場合、フラグFが0に設定されているCC#iの集合において、RSRPが最大であるCC#sを機器#kに割り当てる。sは、1からNccの整数を表す。一方、基地局10−mは、フラグFが0に設定されているCC#iが存在しない場合、Ncc個のCCのうちの、RSRPが最大であるCC#sを機器#kに割り当てる(図9のステップS210)。
次いで、基地局10−mは、機器#kに割り当てたCC#sに対する機器数NUEsに1を加算し(図9のステップS211)、ステップS212へ進む。
このようにして、基地局10−mは、各機器#kに対するループ処理を実行する。
そして、基地局10−mは、N個のループ処理を実行した後、図9に表される処理を終了する。
次いで、基地局10−mは、CC切替条件が満足されるか否かを判定する(図8のステップS102)。本例では、CC切替条件は、1つのCCが割り当てられた無線機器20の数が所定の閾値以上であるCCが存在する、という条件である。
CC切替条件が満足される場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、CC毎に、CCによる通信の品質を測定することを、基地局10−mが形成するセルに位置する各無線機器20に指示する(図8のステップS103)。
その後、基地局10−mは、上記指示に応じて測定報告を各無線機器20から受信し、受信した測定報告に基づいてCC切替機器を決定する(図8のステップS104)。測定報告は、無線機器20−nにてCC毎に測定された、CCによる通信の品質を表す。CC切替機器は、割り当てられたCCが変更される無線機器20−nである。
そして、基地局10−mは、決定したCC切替機器に対してCC切替を実施する(図8のステップS105)。CC切替は、割り当てられたCCを変更する処理である。本例では、CC切替は、セル間のHOと同様の手順を含む。
その後、基地局10−mは、図8に表される処理を終了する。
なお、CC切替条件が満足されない場合、基地局10−mは、図8のステップS102にて「No」と判定し、図8に表される処理を終了する。
以下、基地局10−mの動作の具体例について説明を加える。
基地局10−mが提供するCCの数が3であり、基地局10−mが形成するセルに位置する無線機器20の数が6であり、且つ、閾値α及び閾値αが0である場合を想定する。
更に、図10に表されるように、各無線機器20にてCC毎のRSRPが測定された場合を想定する。
この場合、基地局10−mが機器#1に対するループ処理の始端(図9のステップS202)に処理を進めたとき、各CC#iに対する機器数NUEiは、いずれも0に設定されている。従って、図11に表されるように、機器数差NUE1−NUE2は0である。同様に、機器数差NUE2−NUE3、及び、機器数差NUE3−NUE1も0である。
従って、基地局10−mは、機器#1に対するループ処理において、いずれのCC#iに対しても、フラグFを1に設定しない。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3の機器#1への割り当てを許容する。
図10に表されるように、機器#1にて測定された、CC#1に対するRSRPは、機器#1にて測定された、各CC#iに対するRSRPの中で最大である。従って、基地局10−mは、機器#1に対するループ処理において、機器#1にCC#1を割り当て(図9のステップS210)、CC#1に対する機器数NUE1に1を加算する(図9のステップS211)。
次に、基地局10−mが機器#2に対するループ処理の始端(図9のステップS202)に処理を進めたとき、CC#1に対する機器数NUE1は、1に設定され、且つ、CC#2及びCC#3に対する機器数NUE2及びNUE3は、0に設定されている。従って、図11に表されるように、機器数差NUE1−NUE2は1であり、機器数差NUE2−NUE3は0であり、且つ、機器数差NUE3−NUE1は−1である。
従って、基地局10−mは、機器#2に対するループ処理において、CC#1に対するフラグFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#2及びCC#3の機器#2への割り当てを許容する。
図10に表されるように、機器#2にて測定された、CC#3に対するRSRPは、機器#2にて測定された、CC#2に対するRSRPよりも大きい。従って、基地局10−mは、機器#2に対するループ処理において、機器#2にCC#3を割り当て(図9のステップS210)、CC#3に対する機器数NUE3に1を加算する(図9のステップS211)。
次に、基地局10−mが機器#3に対するループ処理の始端(図9のステップS202)に処理を進めたとき、CC#2に対する機器数NUE2は、0に設定され、且つ、CC#1及びCC#3に対する機器数NUE1及びNUE3は、1に設定されている。従って、図11に表されるように、機器数差NUE1−NUE2は1であり、機器数差NUE2−NUE3は−1であり、且つ、機器数差NUE3−NUE1は0である。
従って、基地局10−mは、機器#3に対するループ処理において、CC#1及びCC#3に対するフラグF及びFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#2の機器#3への割り当てを許容する。
従って、基地局10−mは、機器#3に対するループ処理において、機器#3にCC#2を割り当て(図9のステップS210)、CC#2に対する機器数NUE2に1を加算する(図9のステップS211)。
次に、基地局10−mが機器#4に対するループ処理の始端(図9のステップS202)に処理を進めたとき、各CC#iに対する機器数NUEiは、いずれも1に設定されている。従って、図11に表されるように、機器数差NUE1−NUE2、機器数差NUE2−NUE3、及び、機器数差NUE3−NUE1は、いずれも0である。
従って、基地局10−mは、機器#4に対するループ処理において、いずれのCC#iに対しても、フラグFを1に設定しない。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3の機器#4への割り当てを許容する。
図10に表されるように、機器#4にて測定された、CC#1に対するRSRPは、機器#4にて測定された、各CC#iに対するRSRPの中で最大である。従って、基地局10−mは、機器#4に対するループ処理において、機器#4にCC#1を割り当て(図9のステップS210)、CC#1に対する機器数NUE1に1を加算する(図9のステップS211)。
次に、基地局10−mが機器#5に対するループ処理の始端(図9のステップS202)に処理を進めたとき、CC#1に対する機器数NUE1は、2に設定され、且つ、CC#2及びCC#3に対する機器数NUE2及びNUE3は、1に設定されている。従って、図11に表されるように、機器数差NUE1−NUE2は1であり、機器数差NUE2−NUE3は0であり、且つ、機器数差NUE3−NUE1は−1である。
従って、基地局10−mは、機器#5に対するループ処理において、CC#1に対するフラグFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#2及びCC#3の機器#5への割り当てを許容する。
図10に表されるように、機器#5にて測定された、CC#2に対するRSRPは、機器#5にて測定された、CC#3に対するRSRPよりも大きい。従って、基地局10−mは、機器#5に対するループ処理において、機器#5にCC#2を割り当て(図9のステップS210)、CC#2に対する機器数NUE2に1を加算する(図9のステップS211)。
次に、基地局10−mが機器#6に対するループ処理の始端(図9のステップS202)に処理を進めたとき、CC#3に対する機器数NUE3は、1に設定され、且つ、CC#1及びCC#2に対する機器数NUE1及びNUE2は、2に設定されている。従って、図11に表されるように、機器数差NUE1−NUE2は0であり、機器数差NUE2−NUE3は1であり、且つ、機器数差NUE3−NUE1は−1である。
従って、基地局10−mは、機器#6に対するループ処理において、CC#1及びCC#2に対するフラグF及びFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#3の機器#6への割り当てを許容する。
従って、基地局10−mは、機器#6に対するループ処理において、機器#6にCC#3を割り当て(図9のステップS210)、CC#3に対する機器数NUE3に1を加算する(図9のステップS211)。
ところで、仮に、基地局が、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限せずに、RSRPが高いCCほど優先して無線機器20に割り当てる場合を想定する。更に、図10に表されるように、各無線機器20にてCC毎のRSRPが測定された場合を想定する。この場合、基地局は、各無線機器20にCC#1を割り当てる。
これに対し、第1実施形態の基地局10−mによれば、各CCが割り当てられた無線機器20の数の偏りを抑制できる。従って、第1実施形態の基地局10−mによれば、無線機器20への割り当てを許容するCCを基地局が制限しない場合に対して、割り当てられたCCが変更される無線機器20の数を低減できる。
以上、説明したように、第1実施形態の基地局10−mは、CAに用いられる複数のCCのそれぞれによる通信の状態に基づいて、複数のCCのうち、無線機器20−nへの割り当てを許容するCCを制限する。
これによれば、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、例えば、特定のCCを用いる無線機器20の数が過大になることを抑制できる。従って、通信スループットを高めることができる。
また、一旦、CCを割り当てた後に、割り当てたCCを変更する場合と比較して、基地局10−mの処理負荷を低減できる。その結果、基地局10−mのコストを低減できる。
更に、第1実施形態の基地局10−mにおいて、CCによる通信の状態は、当該通信の負荷を含む。
これによれば、通信の負荷が相対的に低いCCを無線機器20−nに割り当てることができる。これにより、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、例えば、特定のCCを用いる無線機器20の数が過大になることを抑制できる。従って、通信スループットを高めることができる。
更に、第1実施形態の基地局10−mは、割り当てを許容したCCの中で、通信の品質が高いCCほど優先して無線機器20−nに割り当てる。
これによれば、通信の品質が相対的に高いCCを無線機器20−nに割り当てることができる。これにより、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、例えば、通信の品質が低下することを抑制できる。従って、通信スループットを高めることができる。
上述したように、第1実施形態の基地局10−mは、CCによる通信の負荷を表すパラメータとして、機器数を用いる。なお、基地局10−mは、CCによる通信の負荷を表すパラメータとして、通信トラヒック量又は送信遅延時間を用いてもよい。例えば、通信トラヒック量は、CCを用いて通信されるデータの量である。例えば、送信遅延時間は、CCを用いて通信されるデータが、実際の通信までに待機させられる時間である。
CCによる通信の負荷は、CCにおける通信の混雑度と表されてもよい。
また、無線機器20への割り当てを許容するCCの制限は、無線機器20への割り当ての候補からの、CCの除外と表されてもよい。また、無線機器20への割り当てを許容するCCの制限は、無線機器20への割り当てを禁止するCCの設定と表されてもよい。
また、複数のCCのうち、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限することは、無線機器20への割り当てを許容するCCを複数のCCのうちの一部のCCに制限することと表されてもよい。
<第1実施形態の第1変形例>
次に、本発明の第1実施形態の第1変形例に係る無線通信システムについて説明する。第1実施形態の第1変形例に係る無線通信システムは、第1実施形態に係る無線通信システムに対して、制限条件に用いられる閾値を調整する点において相違している。以下、かかる相違点を中心として説明する。なお、第1実施形態の第1変形例の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
本例では、CC割当制限処理部1021は、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対して、閾値αij及び閾値αjiを保持する。本例では、CC#iによる通信の負荷に対する制限条件は、機器数差NUEi−NUEjが閾値αijよりも大きいCC#jが存在する、という条件である。同様に、本例では、CC#jによる通信の負荷に対する制限条件は、機器数差NUEj−NUEiが閾値αjiよりも大きいCC#iが存在する、という条件である。
更に、本例では、CC割当制限処理部1021は、CC#iによる通信の負荷に対する制限条件が満足された場合、CC#i、及び、機器数差NUEi−NUEjが閾値αijよりも大きいCC#jに対する閾値αijに、所定の変化量Δαを加算する。同様に、本例では、CC割当制限処理部1021は、CC#jによる通信の負荷に対する制限条件が満足された場合、CC#j、及び、機器数差NUEj−NUEiが閾値αjiよりも大きいCC#iに対する閾値αjiに、上記変化量Δαを加算する。本例では、変化量Δαは、0よりも大きい。
本例では、基地局10−mは、図9に表される処理に代えて、図12に表される処理を実行する。図12に表される処理は、図9に表される処理のステップS205からステップS208までの処理を、ステップS221からステップS226の処理に置換した処理である。
基地局10−mは、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理において、機器数差NUEi−NUEjが閾値αijよりも大きいか否かを判定する(図12のステップS221)。
機器数差NUEi−NUEjが上記閾値αijよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、CC#iに対するフラグFを1に設定する(図12のステップS222)。次いで、基地局10−mは、閾値αijに変化量Δαを加算し(図12のステップS223)、ステップS209へ進む。
一方、機器数差NUEi−NUEjが上記閾値αij以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定し、図12のステップS224へ進む。そして、基地局10−mは、機器数差NUEj−NUEiが、閾値αjiよりも大きいか否かを判定する(図12のステップS224)。
機器数差NUEj−NUEiが、上記閾値αjiよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定する。そして、基地局10−mは、CC#jに対するフラグFを1に設定する(図12のステップS225)。次いで、基地局10−mは、閾値αjiに変化量Δαを加算し(図12のステップS226)、ステップS209へ進む。
一方、機器数差NUEj−NUEiが、上記閾値αji以下である場合、基地局10−mは、ステップS224にて「No」と判定する。そして、基地局10−mは、フラグF及びFを更新せずにステップS209へ進む。
これによれば、CC#iの無線機器20−nへの割り当てがCC#jにより許容されなかった場合、次回における、CC#iの無線機器20−nへの割り当てがCC#jにより許容されない確率を低減できる。同様に、CC#jの無線機器20−nへの割り当てがCC#iにより許容されなかった場合、次回における、CC#jの無線機器20−nへの割り当てがCC#iにより許容されない確率を低減できる。
換言すると、基地局10−mによれば、無線機器20−nへの割り当てを許容するCCが制限される頻度に応じて、当該CCの無線機器20−nへの割り当ての許容されやすさを調整できる。
以上、説明したように、第1実施形態の第1変形例の基地局10−mによれば、第1実施形態の基地局10−mと同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、第1実施形態の第1変形例の基地局10−mは、CCの無線機器20−nへの割り当てが許容された頻度が減るほど、当該CCの無線機器20−nへの割り当てが許容されやすくなるように閾値αij及び閾値αjiを調整する。
これによれば、無線機器20−nに割り当てられるCCの偏りを抑制できる。これにより、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、通信スループットを高めることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る無線通信システムについて説明する。第2実施形態に係る無線通信システムは、第1実施形態に係る無線通信システムに対して、CCの割り当て方式が相違している。以下、かかる相違点を中心として説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
(機能)
第2実施形態のCC割当制限処理部1021は、第1実施形態のCC割当制限処理部1021に対して、無線機器20への割り当てを許容するCCの制限に、CCによる通信の負荷に代えて、CCによる通信の品質を用いる点で相違する。
従って、第2実施形態のCC割当制限処理部1021は、基地局10−mが提供する複数のCCのそれぞれによる通信の品質に基づいて、当該複数のCCのうち、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限する。
本例では、CC割当制限処理部1021は、CCによる通信の品質に対する所定の制限条件が満足される場合、当該CCの無線機器20への割り当てを許容しない。
本例では、CC割当制限処理部1021は、CCによる通信の品質を表すパラメータとして、当該CCに対する信号対干渉雑音比(SINR)を用いる。
本例では、CC#iによる通信の品質に対する制限条件は、CC#iと異なるCC#j及び機器#kに対する信号対干渉雑音比Rk,jから、CC#i及び機器#kに対する信号対干渉雑音比Rk,iを減じた値が、所定の閾値βよりも大きいCC#jが存在する、という条件である。本例では、閾値βは、0以上である。CC#iと異なるCC#j及び機器#kに対する信号対干渉雑音比Rk,jから、CC#i及び機器#kに対する信号対干渉雑音比Rk,iを減じた値は、SINR差Rk,j−Rk,iと表されてよい。
第2実施形態のCC割当部102は、第1実施形態のCC割当部102に対して、CCの割り当てに、CCによる通信の品質に従った方式に代えて、ラウンドロビン方式を用いる点で相違する。
従って、第2実施形態のCC割当部102は、CC割当制限処理部1021によって無線機器20への割り当てが許容されたCCをラウンドロビン方式に従って無線機器20に割り当てる。
(動作)
無線通信システム1の動作の一例について図8及び図13乃至図15を参照しながら説明する。
第2実施形態の基地局10−mは、第1実施形態の基地局10−mに対して、図8のステップS101にて図9に表される処理に代えて図13に表される処理を実行する点、及び、図8のステップS102におけるCC切替条件が相違する。
本例では、第2の実施形態の基地局10−mが用いるCC切替条件は、CC及び当該CCが割り当てられた無線機器20に対する信号対干渉雑音比が所定の閾値以下であるCCが存在する、という条件である。
本例では、基地局10−mは、図8のステップS101にて、図13にフローチャートにより表される処理を実行する。
以下、図13に表される処理について説明を加える。
基地局10−mは、カウンタcを0に設定する(図13のステップS301)。
次いで、基地局10−mは、当該基地局10−mが形成するセルに位置するN個の無線機器20にそれぞれ対応付けられたN個のループ処理を順次に実行する。本例では、各機器#kに対するループ処理の始端は、ステップS302であり、各機器#kに対するループ処理の終端は、ステップS316である。
各機器#kに対するループ処理について説明を加える。
基地局10−mは、Ncc個のCCのそれぞれに対するフラグ(換言すると、各CC#iに対するフラグF)を0に設定する(図13のステップS303)。
次いで、基地局10−mは、当該基地局10−mが提供するNcc個のCCから選択される2個のCCの組み合わせにそれぞれ対応付けられたN個のループ処理を順次に実行する。
本例では、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理の始端は、ステップS304であり、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理の終端は、ステップS309である。
CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理について説明を加える。
基地局10−mは、SINR差Rk,j−Rk,iが、所定の閾値βよりも大きいか否かを判定する(図13のステップS305)。
SINR差Rk,j−Rk,iが上記閾値βよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、CC#iに対するフラグFを1に設定し(図13のステップS306)、ステップS309へ進む。
一方、SINR差Rk,j−Rk,iが上記閾値β以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定し、図13のステップS307へ進む。そして、基地局10−mは、SINR差Rk,i−Rk,jが、所定の閾値βよりも大きいか否かを判定する(図13のステップS307)。閾値βは、閾値βと同じ値を有してよい。なお、閾値βは、閾値βと異なる値を有してもよい。
SINR差Rk,i−Rk,jが、上記閾値βよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定する。そして、基地局10−mは、CC#jに対するフラグFを1に設定し(図13のステップS308)、ステップS309へ進む。
一方、SINR差Rk,i−Rk,jが、上記閾値β以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定する。そして、基地局10−mは、フラグF及びFを更新せずにステップS309へ進む。
このようにして、基地局10−mは、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理を実行する。
そして、基地局10−mは、当該基地局10−mが提供するNcc個のCCから選択される2個のCCの組み合わせに対するループ処理を実行した後、図13のステップS310へ進む。
次いで、基地局10−mは、フラグFが0に設定されているCC#iが存在するか否かを判定する(図13のステップS310)。
フラグFが0に設定されているCC#iが存在する場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、基地局10−mが提供するCCの数Nccによりカウンタcを除する除算の剰余mod(c,Ncc)に1を加えた値sを算出する(図13のステップS311)。
そして、基地局10−mは、ステップS311にて算出した値sに対応するフラグFが1に設定されているか否かを判定する(図13のステップS312)。
フラグFが1に設定されている場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、カウンタcに1を加算し(図13のステップS313)、図13のステップS311へ戻る。そして、基地局10−mは、ステップS312にて「No」と判定されるまで、ステップS311からステップS313までの処理を繰り返す。
フラグFが0に設定されている場合、基地局10−mは、図13のステップS312にて「No」と判定し、ステップS311にて算出した値sに対応するCC#sを機器#kに割り当てる(図13のステップS314)。次いで、基地局10−mは、カウンタcに1を加算し(図13のステップS315)、ステップS316へ進む。
一方、フラグFが0に設定されているCC#iが存在しない場合、基地局10−mは、図13のステップS310にて「No」と判定し、基地局10−mが提供するCCの数Nccによりカウンタcを除する除算の剰余mod(c,Ncc)に1を加えた値sを算出する(図13のステップS317)。
次いで、基地局10−mは、ステップS317にて算出した値sに対応するCC#sを機器#kに割り当てる(図13のステップS314)。そして、基地局10−mは、カウンタcに1を加算し(図13のステップS315)、ステップS316へ進む。
このようにして、基地局10−mは、各機器#kに対するループ処理を実行する。
そして、基地局10−mは、N個のループ処理を実行した後、図13に表される処理を終了する。
以下、基地局10−mの動作の具体例について説明を加える。
基地局10−mが提供するCCの数が3であり、基地局10−mが形成するセルに位置する無線機器20の数が6であり、且つ、閾値β及び閾値βが3である場合を想定する。
更に、図14に表されるように、各無線機器20にてCC毎のSINRが測定された場合を想定する。
この場合、基地局10−mが機器#1に対するループ処理の始端(図13のステップS302)に処理を進めたとき、カウンタcは0に設定されている。また、図15に表されるように、SINR差R1,1−R1,2は−9である。また、SINR差R1,2−R1,3は2であり、且つ、SINR差R1,3−R1,1は7である。
従って、基地局10−mは、機器#1に対するループ処理において、CC#1に対するフラグFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#2及びCC#3の機器#1への割り当てを許容する。
そして、基地局10−mは、値sとして1を算出する(図13のステップS311)。CC#1に対するフラグFが1に設定されているので、基地局10−mは、カウンタcに1を加算し(図13のステップS313)、その後、値sとして2を算出する(図13のステップS311)。
CC#2に対するフラグFが0に設定されているので、基地局10−mは、機器#1に対するループ処理において、機器#1にCC#2を割り当て(図13のステップS314)、カウンタcに1を加算する(図13のステップS315)。
次に、基地局10−mが機器#2に対するループ処理の始端(図13のステップS302)に処理を進めたとき、カウンタcは2に設定されている。また、図15に表されるように、SINR差R2,1−R2,2は−7であり、SINR差R2,2−R2,3は3であり、且つ、SINR差R2,3−R2,1は4である。
従って、基地局10−mは、機器#2に対するループ処理において、CC#1に対するフラグFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#2及びCC#3の機器#2への割り当てを許容する。
そして、基地局10−mは、値sとして3を算出する(図13のステップS311)。CC#3に対するフラグFが0に設定されているので、基地局10−mは、機器#2に対するループ処理において、機器#2にCC#3を割り当て(図13のステップS314)、カウンタcに1を加算する(図13のステップS315)。
次に、基地局10−mが機器#3に対するループ処理の始端(図13のステップS302)に処理を進めたとき、カウンタcは3に設定されている。また、図15に表されるように、SINR差R3,1−R3,2は−4であり、SINR差R3,2−R3,3は2であり、且つ、SINR差R3,3−R3,1は2である。
従って、基地局10−mは、機器#3に対するループ処理において、CC#1に対するフラグFを1に設定する。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3のうちの、CC#2及びCC#3の機器#3への割り当てを許容する。
そして、基地局10−mは、値sとして1を算出する(図13のステップS311)。CC#1に対するフラグFが1に設定されているので、基地局10−mは、カウンタcに1を加算し(図13のステップS313)、その後、値sとして2を算出する(図13のステップS311)。
CC#2に対するフラグFが0に設定されているので、基地局10−mは、機器#3に対するループ処理において、機器#3にCC#2を割り当て(図13のステップS314)、カウンタcに1を加算する(図13のステップS315)。
次に、基地局10−mが機器#4に対するループ処理の始端(図13のステップS302)に処理を進めたとき、カウンタcは5に設定されている。また、図15に表されるように、SINR差R4,1−R4,2は1であり、SINR差R4,2−R4,3は−1であり、且つ、SINR差R4,3−R4,1は0である。
従って、基地局10−mは、機器#4に対するループ処理において、いずれのCC#iに対しても、フラグFを1に設定しない。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3の機器#4への割り当てを許容する。
そして、基地局10−mは、値sとして3を算出する(図13のステップS311)。CC#3に対するフラグFが0に設定されているので、基地局10−mは、機器#4に対するループ処理において、機器#4にCC#3を割り当て(図13のステップS314)、カウンタcに1を加算する(図13のステップS315)。
次に、基地局10−mが機器#5に対するループ処理の始端(図13のステップS302)に処理を進めたとき、カウンタcは6に設定されている。また、図15に表されるように、SINR差R5,1−R5,2は−1であり、SINR差R5,2−R5,3は1であり、且つ、SINR差R5,3−R5,1は0である。
従って、基地局10−mは、機器#5に対するループ処理において、いずれのCC#iに対しても、フラグFを1に設定しない。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3の機器#5への割り当てを許容する。
そして、基地局10−mは、値sとして1を算出する(図13のステップS311)。CC#1に対するフラグFが0に設定されているので、基地局10−mは、機器#5に対するループ処理において、機器#5にCC#1を割り当て(図13のステップS314)、カウンタcに1を加算する(図13のステップS315)。
次に、基地局10−mが機器#6に対するループ処理の始端(図13のステップS302)に処理を進めたとき、カウンタcは7に設定されている。また、図15に表されるように、SINR差R6,1−R6,2は0であり、SINR差R6,2−R6,3は0であり、且つ、SINR差R6,3−R6,1は0である。
従って、基地局10−mは、機器#6に対するループ処理において、いずれのCC#iに対しても、フラグFを1に設定しない。換言すると、基地局10−mは、3個のCC#1〜CC#3の機器#6への割り当てを許容する。
そして、基地局10−mは、値sとして2を算出する(図13のステップS311)。CC#2に対するフラグFが0に設定されているので、基地局10−mは、機器#6に対するループ処理において、機器#6にCC#2を割り当て(図13のステップS314)、カウンタcに1を加算する(図13のステップS315)。
ところで、仮に、基地局が、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限せずに、ラウンドロビン方式に従ってCCを無線機器20に割り当てる場合を想定する。更に、図14に表されるように、各無線機器20にてCC毎のSINRが測定された場合を想定する。この場合、基地局は、CC#1〜CC#3を機器#1〜機器#3にそれぞれ割り当てるとともに、CC#1〜CC#3を機器#4〜機器#6にそれぞれ割り当てる。
従って、この場合、例えば、機器#1に割り当てられたCC#1に対するSINRは、機器#1にて測定されたSINRのうちの、CC#2及びCC#3のそれぞれに対するSINRよりもかなり小さい。
これに対し、第2実施形態の基地局10−mによれば、CCによる通信の品質が過小であるCCが無線機器20に割り当てられることを抑制できる。従って、第2実施形態の基地局10−mによれば、無線機器20への割り当てを許容するCCを基地局が制限しない場合に対して、割り当てられたCCが変更される無線機器20の数を低減できる。
以上、説明したように、第2実施形態の基地局10−mは、CAに用いられる複数のCCのそれぞれによる通信の状態に基づいて、複数のCCのうち、無線機器20−nへの割り当てを許容するCCを制限する。
これによれば、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、例えば、通信の品質が低下することを抑制できる。従って、通信スループットを高めることができる。
また、一旦、CCを割り当てた後に、割り当てたCCを変更する場合と比較して、基地局10−mの処理負荷を低減できる。その結果、基地局10−mのコストを低減できる。
更に、第2実施形態の基地局10−mにおいて、CCによる通信の状態は、当該通信の品質を含む。
これによれば、通信の品質が相対的に高いCCを無線機器20−nに割り当てることができる。これにより、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、例えば、通信の品質が低下することを抑制できる。従って、通信スループットを高めることができる。
更に、第2実施形態の基地局10−mは、割り当てを許容したCCをラウンドロビン方式に従って無線機器20−nに割り当てる。
これによれば、無線機器20−nに割り当てられるCCの偏りを抑制できる。この結果、特定のCCを用いる無線機器20の数が過大になることを抑制できる。従って、通信スループットを高めることができる。
上述したように、第2実施形態の基地局10−mは、CCによる通信の品質を表すパラメータとして、SINRを用いる。なお、基地局10−mは、CCによる通信の品質を表すパラメータとして、RSRP、RSRQ、CQI、又は、スループット推定値を用いてもよい。
例えば、スループット推定値は、CCによる通信において単位時間あたりに正常に伝達された情報の量である。スループット推定値は、情報が正常に伝達されたか否かを表す信号(例えば、ACK(Acknowledgement)又はNACK(Not ACK、又は、Negative ACK)を表す信号)に基づいて推定されてよい。
<第2実施形態の第1変形例>
次に、本発明の第2実施形態の第1変形例に係る無線通信システムについて説明する。第2実施形態の第1変形例に係る無線通信システムは、第2実施形態に係る無線通信システムに対して、制限条件に用いられる閾値を調整する点において相違している。以下、かかる相違点を中心として説明する。なお、第2実施形態の第1変形例の説明において、第2実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
本例では、CC割当制限処理部1021は、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対して、閾値βij及び閾値βjiを決定する。本例では、CC#iによる通信の品質に対する制限条件は、SINR差Rk,j−Rk,iが閾値βijよりも大きいCC#jが存在する、という条件である。同様に、本例では、CC#jによる通信の品質に対する制限条件は、SINR差Rk,i−Rk,jが閾値βjiよりも大きいCC#iが存在する、という条件である。
本例では、基地局10−mは、図13に表される処理に代えて、図16に表される処理を実行する。図16の処理は、図13の処理のステップS305及びステップS307の処理を、ステップS322及びステップS323の処理にそれぞれ置換するとともに、ステップS304とステップS322との間にステップS321の処理を追加した処理である。
基地局10−mは、CC#i及びCC#jの組み合わせのそれぞれに対するループ処理において、CC#i及びCC#jの組み合わせに対する閾値βij及び閾値βjiを決定する(図16のステップS321)。本例では、閾値βijは、SINR差Rq,j−Rq,iを、基地局10−mが形成するセルに位置するN個の無線機器20に対して平均した値である。同様に、本例では、閾値βjiは、SINR差Rq,i−Rq,jを、基地局10−mが形成するセルに位置するN個の無線機器20に対して平均した値である。qは、1からNの各整数を表す。
そして、基地局10−mは、SINR差Rk,j−Rk,iが、決定した閾値βijよりも大きいか否かを判定する(図16のステップS322)。
SINR差Rk,j−Rk,iが、決定した閾値βijよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定し、CC#iに対するフラグFを1に設定し(図16のステップS306)、ステップS309へ進む。
一方、SINR差Rk,j−Rk,iが、決定した閾値βij以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定し、図16のステップS323へ進む。そして、基地局10−mは、SINR差Rk,i−Rk,jが、決定した閾値βjiよりも大きいか否かを判定する(図16のステップS323)。
SINR差Rk,i−Rk,jが、決定した閾値βjiよりも大きい場合、基地局10−mは、「Yes」と判定する。そして、基地局10−mは、CC#jに対するフラグFを1に設定し(図16のステップS308)、ステップS309へ進む。
一方、SINR差Rk,i−Rk,jが、決定した閾値βji以下である場合、基地局10−mは、「No」と判定する。そして、基地局10−mは、フラグF及びFを更新せずにステップS309へ進む。
以上、説明したように、第2実施形態の第1変形例の基地局10−mによれば、第2実施形態の基地局10−mと同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、第2実施形態の第1変形例の基地局10−mは、CC毎に、当該CCによる通信の状態を表すパラメータを複数の無線機器20に対して平均した値に基づいて閾値βij及び閾値βjiを決定する。更に、基地局10−mは、無線機器20毎に、決定した閾値βij及び閾値βjiと、当該無線機器20に対するCC毎のパラメータと、に基づいて、無線機器20への割り当てを許容するCCの制限を行なう。
これによれば、CCによる通信の状態を表すパラメータがCC間で偏っている場合に、無線機器20−nに割り当てられるCCの偏りを抑制できる。これにより、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、通信スループットを高めることができる。
なお、閾値βij及び閾値βjiが決定される周期は、図16に表される処理における周期と異なる周期であってよい。例えば、閾値βij及び閾値βjiが決定される周期は、基地局10−mが測定報告を受信する周期であってよい。また、閾値βij及び閾値βjiが決定される周期は、基地局10−mが測定報告を受信する周期よりも長くてもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る無線通信システムについて説明する。第3実施形態に係る無線通信システムは、第1実施形態に係る無線通信システムに対して、CCの割り当ての方式を複数の異なる方式から選択する点において相違している。以下、かかる相違点を中心として説明する。なお、第3実施形態の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
(機能)
本例では、図17に表されるように、第3実施形態のCC割当部102は、第1実施形態のCC割当部102の機能に加えて、CC割当方式選択部1022を備える。
本例では、CC割当方式選択部1022は、複数の異なるCC割当方式から1つのCC割当方式を選択する。なお、CC割当方式選択部1022は、3つ以上のCC割当方式から1つのCC割当方式を選択してよい。
本例では、複数の異なるCC割当方式は、第1のCC割当方式及び第2のCC割当方式を含む。
第1のCC割当方式は、第1の実施形態のCC割当部102によるCCの割り当てに用いられる方式である。
第2のCC割当方式は、第2の実施形態のCC割当部102によるCCの割り当てに用いられる方式である。
第3実施形態のCC割当制限処理部1021は、CC割当方式選択部1022により第1のCC割当方式が選択された場合、第1実施形態のCC割当制限処理部1021と同様に機能する。換言すると、この場合、第3実施形態のCC割当制限処理部1021は、基地局10−mが提供する複数のCCのそれぞれによる通信の負荷を表すパラメータに基づいて、当該複数のCCのうち、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限する。
更に、第3実施形態のCC割当制限処理部1021は、CC割当方式選択部1022により第2のCC割当方式が選択された場合、第2実施形態のCC割当制限処理部1021と同様に機能する。換言すると、この場合、第3実施形態のCC割当制限処理部1021は、基地局10−mが提供する複数のCCのそれぞれによる通信の品質を表すパラメータに基づいて、当該複数のCCのうち、無線機器20への割り当てを許容するCCを制限する。
このように、第3実施形態のCC割当制限処理部1021は、無線機器20への割り当てを許容するCCの制限に用いられる、CCによる通信の状態を表すパラメータとして、選択されたCC割当方式に応じて選択されたパラメータを用いる。
CCによる通信の負荷を表すパラメータ(本例では、機器数)は、第1のCC割当方式に応じたパラメータの一例である。
CCによる通信の品質を表すパラメータ(本例では、SINR)は、第2のCC割当方式に応じたパラメータの一例である。
(動作)
無線通信システム1の動作の一例について図18を参照しながら説明する。
第3実施形態の基地局10−mは、第1実施形態の基地局10−mに対して、図8に表される処理に代えて、図18に表される処理を実行する点が相違する。
図18に表される処理は、図8に表される処理のステップS101を、ステップS401及びステップS402に置換した処理である。
本例では、基地局10−mは、複数の異なるCC割当方式から1つのCC割当方式を選択する(図18のステップS401)。次いで、基地局10−mは、選択したCC割当方式に従って、当該基地局10−mが形成するセルに位置する各無線機器20に、当該基地局10−mが提供するCCを割り当てる(図18のステップS402)。
本例では、基地局10−mは、第1のCC割当方式を選択した場合、図18のステップS402にて、図9にフローチャートにより表される処理を実行する。
また、本例では、基地局10−mは、第2のCC割当方式を選択した場合、図18のステップS402にて、図13にフローチャートにより表される処理を実行する。
その後、基地局10−mは、図8のステップS102からステップS105までの処理と同様に、図18のステップS102からステップS105までの処理を実行する。
以上、説明したように、第3実施形態の基地局10−mによれば、第1実施形態及び第2実施形態の基地局10−mと同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、第3実施形態の基地局10−mにおいて、CCの割り当ての方式は、複数の異なる方式から選択される。更に、CCによる通信の状態を表すパラメータは、上記複数の異なる方式に応じた複数の異なるパラメータの中から、上記選択された方式に応じて選択される。
これによれば、CCの割り当ての方式に応じて選択されたパラメータに基づいて、無線機器20−nへの割り当てが許容されるCCが制限される。これにより、無線機器20−nに割り当てられるCCを適切に選択できる。この結果、通信スループットを高めることができる。
1 無線通信システム
10 基地局
11 処理装置
12 記憶装置
13 無線通信部
14 ベースバンド信号処理部
15 NW通信部
16 アンテナ
101 接続制御部
102 CC割当部
1021 CC割当制限処理部
1022 CC割当方式選択部
103 スケジューラ部
20 無線機器
30 制御装置
901〜903 無線機器
BU1 バス
NW 通信網

Claims (14)

  1. キャリアアグリゲーションに用いられる複数のコンポーネントキャリアのそれぞれによる通信の状態に基づいて、前記複数のコンポーネントキャリアのうち、無線機器への割り当てを許容するコンポーネントキャリアを制限する制御部を備え、
    前記制御部は、所定の閾値と、前記コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータと、に基づいて前記制限を行なうとともに、コンポーネントキャリアの無線機器への割り当てが許容された頻度が減るほど、当該コンポーネントキャリアの無線機器への割り当てが許容されやすくなるように前記閾値を調整する、基地局。
  2. 請求項1に記載の基地局であって、
    前記コンポーネントキャリアによる通信の状態は、当該通信の負荷を含む、基地局。
  3. 請求項2に記載の基地局であって、
    前記制御部は、前記割り当てを許容したコンポーネントキャリアの中で、通信の品質が高いコンポーネントキャリアほど優先して前記無線機器に割り当てる、基地局。
  4. 請求項1に記載の基地局であって、
    前記コンポーネントキャリアによる通信の状態は、当該通信の品質を含む、基地局。
  5. 請求項4に記載の基地局であって、
    前記制御部は、前記割り当てを許容したコンポーネントキャリアをラウンドロビン方式に従って前記無線機器に割り当てる、基地局。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の基地局であって、
    前記コンポーネントキャリアの割り当ての方式は、複数の異なる方式から選択され、
    前記コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータは、前記複数の異なる方式に応じた複数の異なるパラメータの中から、前記選択された方式に応じて選択される、基地局。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の基地局であって、
    前記制御部は、コンポーネントキャリア毎に、当該コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータを複数の無線機器に対して平均した値に基づいて前記閾値を決定するとともに、無線機器毎に、当該決定した閾値と、当該無線機器に対するコンポーネントキャリア毎の前記パラメータと、に基づいて前記制限を行なう、基地局
  8. キャリアアグリゲーションに用いられる複数のコンポーネントキャリアのそれぞれによる通信の状態に基づいて、前記複数のコンポーネントキャリアのうち、無線機器への割り当てを許容するコンポーネントキャリアを制限
    所定の閾値と、前記コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータと、に基づいて前記制限を行ない、
    コンポーネントキャリアの無線機器への割り当てが許容された頻度が減るほど、当該コンポーネントキャリアの無線機器への割り当てが許容されやすくなるように前記閾値を調整する、基地局の処理方法。
  9. 請求項に記載の基地局の処理方法であって、
    前記コンポーネントキャリアによる通信の状態は、当該通信の負荷を含む、基地局の処理方法。
  10. 請求項に記載の基地局の処理方法であって、
    前記割り当てを許容したコンポーネントキャリアの中で、通信の品質が高いコンポーネントキャリアほど優先して前記無線機器に割り当てる、基地局の処理方法。
  11. 請求項に記載の基地局の処理方法であって、
    前記コンポーネントキャリアによる通信の状態は、当該通信の品質を含む、基地局の処理方法。
  12. 請求項11に記載の基地局の処理方法であって、
    前記割り当てを許容したコンポーネントキャリアをラウンドロビン方式に従って前記無線機器に割り当てる、基地局の処理方法。
  13. 請求項乃至請求項12のいずれか一項に記載の基地局の処理方法であって、
    前記コンポーネントキャリアの割り当ての方式を、複数の異なる方式から選択し、
    前記コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータを、前記複数の異なる方式に応じた複数の異なるパラメータの中から、前記選択された方式に応じて選択する、基地局の処理方法。
  14. 請求項乃至請求項13のいずれか一項に記載の基地局の処理方法であって、
    コンポーネントキャリア毎に、当該コンポーネントキャリアによる通信の状態を表すパラメータを複数の無線機器に対して平均した値に基づいて前記閾値を決定し、
    無線機器毎に、前記決定した閾値と、当該無線機器に対するコンポーネントキャリア毎の前記パラメータと、に基づいて前記制限を行なう、基地局の処理方法
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