JP6490603B2 - プリディストーション回路及び通信装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、プリディストーション回路及び通信装置に関する。
通信装置に使用される増幅器は、信号品質の向上、他の周波数チャネルへの干渉電力の低減という観点から、線形特性が要求される。一方、通信装置の消費電力の削減という観点から、線形性の高いクラスA級動作ではなく、クラスA級に比べ線形特性に劣るクラスAB級の増幅器が使用されることがある。また、電力効率を高めるためにドハティ型の増幅器が使用されることがある。クラスAB級やドハティ型の増幅器を使用する場合には、クラスA級の増幅器を使用する場合に比べ、更なる線形性の改善が必要となる。
増幅器の線形特性を改善する方法としては、増幅器において生じるひずみをデジタル信号処理にて改善するデジタルプリディストーション回路を使用する方法がある。しかし、GHz帯の電波を利用する中継局などでは、送受信する信号をデジタル信号に再生せずに、受信したアナログ信号を増幅して送信する方式(非再生の中継方式)が用いられている場合がある。このような中継局においては、デジタルプリディストーション回路を適用するには、デジタル信号に変換し、デジタル信号処理を施した後にアナログ信号へ変換するモジュールを追加する必要がある。しかし、非再生の中継方式を用いる中継局では、費用などの観点からデジタルプリディストーション回路の適用が好まれない場合があり、アナログ信号に対するプリディストーションが行われている。
アナログ信号に対するプリディストーション回路は、通常ダイオードやFETなどの電子部品を用いて構成される。後段の増幅器で発生するひずみを打ち消すように、その前段でダイオードやFETの非線形ひずみを近似的に発生させている。このようなプリディストーション回路の設計は、後段に設けられる増幅器の特性に合わせた動作が行われるようにダイオードやFETなどの回路構成を試行錯誤で実験的に決定することが多く、プリディストーションが動作するダイナミックレンジも狭く、検討及び設計に時間を要してしまう場合があった。
特開2001−320245号公報
Steve C. Cripps, "Advanced Techniques in RF Power Amplifier Design", 1st Edition, Artech House Print on Demand, June 15, 2002
本発明が解決しようとする課題は、設計又は検討に要する時間を削減することができるプリディストーション回路及び通信装置を提供することである。
実施形態のプリディストーション回路は、第1の乗算部と、第1及び第2のレベル調整部と、ベクトル変調部とを持つ。第1の乗算部は、入力されるアナログ信号を二乗した第1の二乗信号を算出する。第1のレベル調整部は、レベル調整を行うことにより第1の二乗信号から第1の調整信号を取得する。第2のレベル調整部は、レベル調整を行うことにより第1の二乗信号から第2の調整信号を取得する。ベクトル変調部は、アナログ信号から90度の位相差を有する第1のアナログ信号と第2のアナログ信号を生成し、第1の調整信号と第1のアナログ信号との第1の乗算結果と、第2の調整信号と第2のアナログ信号との第2の乗算結果とを合成し、合成により得られた出力信号を出力する。
第1の実施形態におけるプリディストーション回路の構成例を示すブロック図。 プリディストーション回路の動作を示す図。 プリディストーション回路による特性の改善を示すグラフ。 プリディストーション回路の有無によるIM3の改善を示すグラフ。 第2の実施形態におけるプリディストーション回路の構成例を示すブロック図。 第3の実施形態におけるプリディストーション回路3の構成例を示すブロック図。 第4の実施形態における中継装置の構成例を示すブロック図。 第5の実施形態における送信システム60の構成例を示すブロック図。
以下、実施形態のプリディストーション回路及び通信装置を、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態では、同一の符号を付した構成要素は同様の動作を行うものとして、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態におけるプリディストーション回路1の構成例を示すブロック図である。プリディストーション回路1は、後段に設けられる増幅器のひずみ特性を3次の多項式で近似したひずみ特性に基づいて、ひずみをアナログ信号に与える。プリディストーション回路1は、増幅器において生じるひずみを抑圧するひずみをアナログ信号に事前に与えることにより、増幅器の線形特性を改善させる。
プリディストーション回路1の入力と出力をvinとVpdとし、プリディストーション回路1の3次の非線形項の係数をb3としたとき、プリディストーション回路1の入出力特性は、式(1)で表される。なお、以降の数式において用いる^(ハット)は累乗を示し、例えばvin^3はvinの3乗を示す。
Vpd=vin+b3×vin^3 ・・・(1)
ここで、プリディストーション回路1の後段に設けられる増幅器の入出力特性を式(2)のように近似する。Voutは増幅器の出力とする。なお、a3は、増幅器の3次の非線形項の係数である。
Vout=Vpd+a3×Vpd^3 ・・・(2)
式(1)を式(2)に代入すると、プリディストーション回路1と増幅器とからなる回路の入出力特性は、式(3)で表される。
Vout=(vin+b3×vin^3)+a3×(vin+b3×vin^3)^3
=vin+(b3+a3)vin^3+3×a3×b3×vin^5
+3×a3×b3^2×vin^7+a3×b3^3×vin^9 ・・・(3)
ここで、式(4)を満たす特性を有するプリディストーション回路1を実装することにより、3次の項で表される増幅器のひずみを打ち消すことができる。
b3=-a3 ・・・(4)
プリディストーション回路1は、入力端子INと、減衰器11、21と、乗算回路12、22と、フィルタ13、23と、レベル調整部14、15、24、25と、遅延素子31と、ベクトル変調器32と、出力端子OUTとを備える。ベクトル変調器32は、90度ハイブリッドと、ミキサ34、34と、合成器36とを備える。
入力端子INから入力されるアナログ信号は、減衰器11、21と遅延素子31とへ入力される。減衰器11は、入力されるアナログ信号を減衰させて出力する。減衰器11から出力される信号は、2つに分岐され、それぞれが乗算回路12へ入力される。乗算回路12は、入力される2つの信号を乗算する。フィルタ13は、乗算回路12から出力される信号に含まれる成分のうち、エンベロープ成分を抽出してレベル調整部14へ出力する。フィルタ13は、乗算回路12におけるアナログ信号(基本波)同士を乗じた際に生じる不要な成分やノイズを除去する。フィルタ13には、例えばアナログ信号の周波数に応じて定められたローパスフィルタが用いられる。
レベル調整部14は、フィルタ13から出力される信号に対してレベル調整を行う。レベル調整部14におけるレベル調整は、信号の振幅の調整であり、入力される信号のエンベロープ成分を伸張又は縮小(増幅又は減衰)することにより、出力を得る。レベル調整部15は、外部から供給される一定の電圧に対するレベル調整(降圧又は昇圧)を行う。レベル調整部14から出力される信号と、レベル調整部15から出力される定電圧とは合成される。合成により得られた第1の調整信号は、ベクトル変調器32へ入力される。レベル調整部14、15におけるレベル調整は、プリディストーション回路1の後段に設けられる増幅器の特性に応じて定められる。例えば、レベル調整部14、15におけるレベル調整が減衰のみの場合、レベル調整部14、15として可変抵抗器などを用いることができる。
減衰器21、乗算回路22、フィルタ23、レベル調整部24、レベル調整部25は、減衰器11、乗算回路12、フィルタ13、レベル調整部14、レベル調整部15それぞれと同様の動作を行う。レベル調整部24から出力される信号と、レベル調整部25から出力される定電圧とは、合成される。合成により得られた第2の調整信号は、ベクトル変調器32へ入力される。減衰器11からレベル調整部14までの構成と、減衰器21からレベル調整部24までの構成とは対称であるため、それぞれの経路における信号遅延は同等である。
遅延素子31は、入力されるアナログ信号を遅延させて出力する。遅延素子31における遅延時間は、入力端子INに入力されるアナログ信号が遅延素子31と90度ハイブリッド33とを経由してミキサ34へ到達するまでに要する時間と、入力端子INに入力されるアナログ信号が減衰器11と乗算回路12とフィルタ13とレベル調整部14とを経由してミキサ34へ到達するまでに要する時間とが等しくなる時間である。
遅延素子31において遅延が与えられたアナログ信号は、ベクトル変調器32へ入力される。ベクトル変調器32へ入力されたアナログ信号は、90度ハイブリッド33へ入力される。90度ハイブリッド33は、入力されるアナログ信号を、90度の位相差を有する2つの第1のアナログ信号と第2のアナログ信号とに分岐する。90度ハイブリッド33は、第1のアナログ信号をミキサ34へ出力し、第2のアナログ信号をミキサ35へ出力する。
ミキサ34は、90度ハイブリッド33から入力される第1のアナログ信号と、第1の調整信号とを乗算し、乗算により得られた第1の乗算結果を合成器36へ出力する。ミキサ34が出力する第1の乗算結果には、アナログ信号(基本波)と、レベル調整部14、15によって生成された第1の調整信号に応じた3次の非線形成分を含む信号とが含まれる。ミキサ35は、90度ハイブリッド33から入力される第2のアナログ信号と、第2調整信号とを乗算し、乗算により得られた第2の乗算結果を合成器36へ出力する。ミキサ35が出力する第2の乗算結果には、アナログ信号(基本波)と、レベル調整部24、25によって生成された第2の調整信号に応じた3逓倍の信号とが含まれる。合成器36は、第1乗算結果と第2の乗算結果とを合成する。合成器36は、合成して得られた信号を出力信号として出力端子OUTから外部へ出力する。
レベル調整部14、15、24、25におけるレベル調整により、プリディストーション回路1の3次の非線形項の係数b3を、式(4)を満たす値とすることにより、3次の項により生じるひずみを抑圧することができる。
プリディストーション回路1は、ベクトル変調器32を用いることにより、後段の増幅器におけるAM−AMひずみの抑圧に加えて、AM−PMひずみも抑圧することができる。この点について図2を用いて説明する。図2は、プリディストーション回路1の動作を示す図である。入力されるアナログ信号のレベルが十分に低いときは、乗算回路12、22から出力される2次の非線形信号のレベルは無視できるほど低く、第1及び第2の調整信号はレベル調整部15、25から出力される定電圧により定まる。このとき、ベクトル変調器32から出力される出力信号の振幅及び位相は、レベル調整部15、25の定電圧により制御される。図2において、レベル調整部15、25で定められるアナログ信号の基本波の信号は、ベクトルAで示される。
入力されるアナログ信号のレベルが増加すると、乗算回路12、22から出力される2次の非線形信号のレベルが十分に高くなり、後段の増幅器の3次のひずみを抑圧するための信号がベクトル変調器32の出力に発生する。図2において、この3次のひずみを抑圧するための信号は、ベクトルBで示される。入力されるアナログ信号のレベルが高いときは、ベクトル変調器32の出力は、ベクトルAとベクトルBとを合成したベクトルCで表される。図2(A)で示す例では、アナログ信号のレベルが高い場合のベクトル変調器32の出力は、アナログ信号のレベルが低いときのベクトルAと比較すると、振幅が伸張され、位相が反時計回りに回転している。
また、入力されるアナログ信号のレベルが高い場合に、ベクトル変調器32から出力される出力信号の位相を時計回りに回転させたいときは、図2(B)に示すように、I軸に対するベクトルBの角度を、I軸に対するベクトルAの角度より小さくするようにレベル調整部14、24を制御する。図2(B)において、ベクトルAとベクトルCとを比較すると、アナログ信号のレベルが高くなると、出力信号の振幅が伸張されることは図2(A)と同様であるが、出力信号の位相が図2(A)と逆向きの時計回りとなっている。
このように、プリディストーション回路1の後段に設けられる増幅器の特性、特に3次の項(3逓倍の信号)に関する特性に対する逆特性を、プリディストーション回路1においてアナログ信号に与えることにより、増幅器の出力における線形特性を改善させることができる。
図3は、プリディストーション回路1による特性の改善を示すグラフである。図3に示すグラフにおいて、縦軸は利得を示し、横軸は入力されるアナログ信号のレベルを示す。ここでは、入力するアナログ信号vin=1で0dBとしている。また、a3=-0.109とすることにより、プリディストーション回路1を使用しない場合(PDなし)に、入力レベル0dBが1dBコンプレッション点に対応するようにしている。図3に示すように、プリディストーション回路1を使用する場合(PDあり)は、利得のコンプレッションが遅れ、プリディストーション回路1を使用しない場合(PDなし)に比べ、線形特性が改善していることが分かる。
次に、増幅器に2波の成分を含む2波信号を入力したときの特性について説明する。この場合、増幅器の出力に発生するひずみ成分には、信号(IM1)の周波数から離れるに応じてIM3、IM5などと呼ばれる成分が含まれる。IM3の成分は、式(3)におけるvinの3乗の項だけでなく、5乗、7乗、9乗、…の項からも発生するが、3乗の項を打ち消すことにより、線形特性を大幅に改善することができる。
以下、プリディストーション回路1に、2波信号を入力したときの動作について説明する。プリディストーション回路1の入力vinを式(5)で表す。なお、式(5)における、ωはRF角周波数であり、2×Δωは2波の離調周波数である。
vin=V×(cos((ω-Δω)t)+cos((ω+Δω)t)
=2×V×cos(Δωt)×cos(ωt)
=V(Δωt)×cos(ωt) ・・・(5)
プリディストーション回路1を使用しない場合の増幅器の入出力特性は、式(6)で表される。
Vout=V(Δωt)×cos(ωt)+a3×V(Δωt)^3×cos(ωt)^3
=V(Δωt)×cos(ωt)+a3×1/4×V(Δωt)^3×(3×cos(ωt)+cos(3ωt))
=(V(Δωt)+a3×3/4×V(Δωt)^3)×cos(ωt)
+a3×1/4×V(Δωt)^3×cos(3ωt) ・・・(6)
式(6)において、(cos(ωt))の項は基本波の成分を表し、(cos(3ωt)の項は3倍波の成分を表している。ここで、V(Δωt)=2V(cos(Δωt))により、基本波の成分は式(7)のようにIM1成分とIM3成分とに分けられる。
Vout(基本波)
=(2×V×cos(Δωt)+a3×3/4×8×V^3×cos(Δωt)^3)×cos(ωt)
=(2×V×cos(Δωt)+a3×6×V^3×(3/4×cos(Δωt)+1/4×a3×cos(3Δωt))×cos(ωt)
=(2×V+a3×9/2×V^3)×cos(Δωt)×cos(ωt)
+(a3×3/2×V^3)×cos(3Δωt) ×cos(ωt) ・・・(7)
式(7)において、(cos(Δωt))を含む項がIM1成分であり、(cos(3Δωt))を含む項がIM3成分である。式(7)より、以下の式群(8)が得られる。
IM1(low) =(V+9/4×a3×V^3)×cos(ωt− Δωt)
IM1(high)=(V+9/4×a3×V^3)×cos(ωt+ Δωt)
IM3(low) =(3/4×a3×V^3) ×cos(ωt−3Δωt) ・・・(8)
IM3(high)=(3/4×a3×V^3) ×cos(ωt+3Δωt)
プリディストーション回路1がある場合の入出力特性は、以下のように表せる。
Vout=V(Δωt)(cos(ωt))
+(b3+a3)×V(Δωt)^3×cos(ωt)^3
+3×a3×b3×V(Δωt)^5×cos(ωt)^5
+3×a3×b3^2×V(Δωt)^7×cos(ωt)^7
+a3×b3^3×V(Δωt)^9×cos(ωt)^9
= V(Δωt)×cos(ωt)
+(b3+a3)×V(Δωt)^3×1/4×(3×cos(ωt)+cos(3ωt))
+3×a3×b3×V(Δωt)^5×1/16×(10×cos(ωt)+5×cos(3ωt)+cos(5ωt))
+3×a3×b3^2×V(Δωt)^7×1/64×(35×cos(ωt)+21×cos(3ωt)+7×cos(5ωt)+cos(7ωt))
+a3×b3^3×V(Δωt)^9×1/256×(126×cos(ωt)+84×cos(3ωt)+36×cos(5ωt)+9×cos(7ωt)
+cos(9ωt)) ・・・(9)
基本波成分は、式(10)で表される。
Vout(基本波)=(V(Δωt)
+(b3+a3)×V(Δωt)^3×1/4×3
+3×a3×b3×V(Δωt)^5×1/16×10
+3×a3×b3^2×V(Δωt)^7×1/64×35
+a3×b3^3×V(Δωt)^9×1/256×126)×cos(ωt) ・・・(10)
同様に、V(Δωt)=2×V×cos(Δωt)より、基本波成分は、下記のようにIM1成分とIM3成分に分けられる。
Vout(基本波)=(2×V×cos(Δωt)
+8×(b3+a3)×V^3×1/4×3×1/4×(3×cos(Δωt)+cos(Δ3ωt))
+32×3×a3×b3×V^5×1/16×10×1/16×(10×cos(Δωt)+5×cos(Δ3ωt)+cos(Δ5ωt))
+128×3×a3×b3^2×V^7×1/64×35×1/64×(35×cos(Δωt)+21×cos(Δ3ωt)+7×cos(Δ5ωt)+cos(Δ7ωt))
+512×a3×b3^3×V^9×1/256×126)×1/256×(126×cos(Δωt)+84×cos(Δ3ωt)+36×cos(Δ5ωt)+9cos(Δ7ωt)+cos(Δ9ωt))×cos(ωt)
・・・(11)
ここで、IM1成分とIM3成分とは、式(12)と式(13)とで表される。
Vout(基本波)(IM1)=[2×V
+8×(b3+a3)×V^3×1/4×3×1/4×3
+32×3×a3×b3×V^5×1/16×10×1/16×10
+128×3×a3×b3^2×V^7×1/64×35×1/64×35
+512×a3×b3^3×V^9×1/256×126×1/256×126]×cos(ωt)×cos(Δωt)
=[2×V
+9/2×(b3+a3)×V^3
+75/2×b3×V^5
+3675/32×a3×b3^2×V^7
+3969/32×a3×b3^3×V^9]×cos(ωt)×cos(Δωt) ・・・(12)
Vout(基本波)(IM3)=[8×(b3+a3)×V^3×1/4×3×1/4
+32×3×a3×b3×V^5×1/16×10×1/16×5
+128×3×a3×b3^2×V^7×1/64×35×1/64×21
+512×a3×b3^3×V^9×1/256×126×1/256×84]×cos(ωt)×cos(Δ3ωt)
=[3/2×(b3+a3)×V^3
+75/4×a3×b3×V^5
+2205/32×a3×b3^2×V^7
+1323/16×a3×b3^3×V^9]×cos(ωt)×cos(Δ3ωt) ・・・(13)
これより、式群(14)が得られる。
IM1(low) =[V+9/4×(b3+a3)×V^3+75/4×b3×V^5+3675/64×a3×b3^2×V^7
+3969/64×a3×b3^3×V^9]×cos(ωt−Δωt)
IM1(high)=[V+9/4×(b3+a3)×V^3+75/4×b3×V^5+3675/64×a3×b3^2×V^7
+3969/64×a3×b3^3×V^9]×cos(ωt+Δωt)
IM3(low) =[3/4×(b3+a3)×V^3+75/8×a3×b3×V^5+2205/64×a3×b3^2×V^7
+1323/32×a3×b3^3×V^9]×cos(ωt−3Δωt)
IM3(high)=[3/4×(b3+a3)×V^3+75/8×a3×b3×V^5+2205/64×a3×b3^2×V^7
+1323/32×a3×b3^3×V^9]×cos(ωt+3Δωt)
・・・(14)
プリディストーション回路1を使用しない場合の式群(8)、使用した場合の式群(14)それぞれにおけるIM1とIM3と差をIM3(dBc)としてプロットしたグラフを示す。図4は、プリディストーション回路1の有無によるIM3の改善を示すグラフである。図4に示すグラフにおいて、縦軸はIM3(dBc)を示し、横軸は入力されるアナログ信号のレベルを示す。図4に示すグラフでは、V=1、a3=-0.109、b3=0.109としてる。図4のグラフで示すように、プリディストーション回路1を使用する場合には入力レベル−10dBの点で、IM3が約10dB改善していることが分かる。
第1の実施形態のプリディストーション回路1によれば、3次の項に対する係数を調整するレベル調整部14、24と、1次の項(基本波)に対する係数を調整するレベル調整部15、25とを独立して制御することができる。これにより、増幅器の線形特性の改善に寄与する3次の項に基づいたひずみの抑圧を独立して行うことができ、設計又は検討に要する時間を削減することができる。また、ベクトル変調器32を用いることにより、増幅器を通過した際に生じる位相変化を補償することができ、AM−PM特性を改善することができる。
また、減衰器11、21が設けられていることにより、第1及び第2の調整信号に現れる3次の項を抑圧する成分を制御することが容易となっている。これにより、増幅器の線形特性の改善に寄与する3次の項に基づいたひずみの抑圧を開始する際のアナログ信号のレベルを選択することができ、設計又は検討に要する時間を削減することができる。また、中間周波数帯の信号を扱う場合には、プリディストーション回路1に備えられる各ブロックを、市販されている電子部品を組み合わせて構成することができ、コストの削減を図ることができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態におけるプリディストーション回路2の構成例を示すブロック図である。プリディストーション回路2は、第1の実施形態のプリディストーション回路1と同様に、後段に設けられる増幅器のひずみ特性を3次の多項式で近似したひずみ特性に基づいて、ひずみをアナログ信号に与える。プリディストーション回路2は、増幅器において生じるひずみを打ち消すひずみをアナログ信号に事前に与えることにより、増幅器の線形特性を改善させる。
プリディストーション回路2は、入力端子INと、減衰器11と、乗算回路12と、フィルタ13と、レベル調整部14、15、24、25と、遅延素子31と、ベクトル変調器32と、出力端子OUTとを備える。プリディストーション回路2は、レベル調整部14、24それぞれへ入力される2逓倍の信号を減衰器11と乗算回路12とフィルタ13とで生成している構成が、第1の実施形態のプリディストーション回路1と異なる。2逓倍の信号を生成する構成を共通化することにより回路規模を削減することができる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態におけるプリディストーション回路3の構成例を示すブロック図である。プリディストーション回路3は、後段に設けられる増幅器のひずみ特性を5次の多項式で近似したひずみ特性に基づいて、ひずみをアナログ信号に与える。プリディストーション回路3は、増幅器において生じるひずみを打ち消すひずみをアナログ信号に事前に与えることにより、増幅器の線形特性を改善させる。
プリディストーション回路3は、入力端子INと、減衰器11と、乗算回路12、16と、フィルタ13、17と、レベル調整部14、15、18、24、25、28と、遅延素子31と、ベクトル変調器32と、出力端子OUTとを備える。プリディストーション回路3は、乗算回路16とフィルタ17とレベル調整部18、28とを備えることが、第2の実施形態のプリディストーション回路2と異なる。
乗算回路16には、乗算回路12から出力される2次の非線形信号が3つに分岐され、そのうちの2つの信号が入力される。3つに分岐された2次の非線形信号のうち他の1つはフィルタ13へ入力される。乗算回路16は、入力される2つの2次の非線形信号を乗算する。乗算回路16は、同じ信号を乗算することにより、二乗の演算を行い4逓倍の信号(四乗信号)を算出する。乗算回路16は、算出した4次の非線形信号をフィルタ17へ出力する。フィルタ17は、乗算回路16から出力される4次の非線形信号に含まれる成分のうちエンベロープ成分を抽出してレベル調整部18、28へ出力する。フィルタ17は、フィルタ13と同様に、乗算回路16における2逓倍の信号同士を乗じた際に生じる不要な成分やノイズを除去する。
レベル調整部18は、フィルタ17から出力される信号に対してレベル調整を行う。レベル調整部18におけるレベル調整は、レベル調整部14におけるレベル調整と同様である。レベル調整部18から出力される信号は、レベル調整部14から出力される信号と、レベル調整部15から出力される定電圧と合成される。合成により得られた第1の調整信号は、ベクトル変調器32へ入力される。また、レベル調整部28は、フィルタ17から出力される信号に対してレベル調整を行う。レベル調整部28におけるレベル調整も、レベル調整部14におけるレベル調整と同様である。レベル調整部28から出力される信号は、レベル調整部24から出力される信号と、レベル調整部25から出力される定電圧と合成される。合成により得られた第2の調整信号は、ベクトル変調器32へ入力される。レベル調整部18、28におけるレベル調整は、プリディストーション回路3の後段に設けられる増幅器の特性、特に5次の項の特性に応じて定められる。
プリディストーション回路3によれば、後段に設けられる増幅器において生じるひずみのうち、3次の項と5次の項とから生じるひずみを抑圧するひずみをアナログ信号に事前に与えることができ、増幅器の線形特性を改善させることができる。また、プリディストーション回路3によれば、レベル調整部18、28が設けられているので、3次の項に基づいたひずみの抑圧を独立して行うことができ、設計又は検討に要する時間を削減することができる。
なお、プリディストーション回路3において、レベル調整部14、24へ入力する2逓倍の信号を生成する構成を、第1の実施形態におけるプリディストーション回路1と同様に、独立に設けてもよい。また、同様に、レベル調整部18、28へ入力する4逓倍の信号を生成する構成を独立に設けてもよい。また、プリディストーション回路3において、乗算回路を更に設け、6逓倍の信号や8逓倍の信号を生成し、7次の項や9次の項に起因するゆがみを抑圧する補償を行うようにしてもよい。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態における中継装置50の構成例を示すブロック図である。中継装置50には、第1の実施形態のプリディストーション回路1が用いられている。中継装置50は、例えば、受信した無線周波数帯(例えば、6GHz帯)の無線信号をデジタル信号に再生せずに増幅して送信する、非再生の中継方式の中継局である。中継装置50は、受信アンテナ51と、受信ユニット52と、プリディストーション回路1と、送信ユニット55と、送信アンテナ58とを備える。受信ユニット52は、ローノイズアンプ(LNA)53と、ダウンコンバータ54とを備える。送信ユニット55は、アップコンバータ56と、パワーアンプ(PA)57とを備える。
受信アンテナ51は、無線信号を受信し、ローノイズアンプ53へ受信した信号を出力する。ローノイズアンプ53は、受信アンテナ51から出力される信号を増幅してダウンコンバータ54へ出力する。ダウンコンバータ54は、受信信号に対して周波数変換を施して、中間周波数帯(例えば、130MHz帯)の信号へ変換する。ダウンコンバータ54は、変換により得られた中間周波数帯の信号をプリディストーション回路1へ出力する。
プリディストーション回路1は、後段に設けられるパワーアンプ57において生じるひずみを抑圧して線形特性を改善するひずみを与える補償を、中間周波数帯の信号に対して行う。プリディストーション回路1は、中間周波数帯の信号に対してひずみを与えて得られた補正信号をアップコンバータ56へ出力する。
アップコンバータ56は、プリディストーション回路1から出力される補正信号を無線周波数帯の信号へ変換する。アップコンバータ56は、変換により得られた無線周波数帯の信号をパワーアンプ57へ出力する。パワーアンプ57は、アップコンバータ56から入力される信号を増幅して送信アンテナ58から送出する。
中継装置50では、プリディストーション回路1を備えることにより、パワーアンプ57において生じるひずみを抑圧することにより、増幅器の線形特性を改善させることができる。中継装置50では、デジタル信号への再生を行う必要がないため、デジタル信号処理に係る回路を設ける必要がないので、費用などの観点において好適である。また、プリディストーション回路1では、レベル調整部14、15、24、25におけるレベル調を制御することにより、後段に設けられるパワーアンプ57の変更にも容易に対応することができる。
なお、中継装置50は、プリディストーション回路1に代えて、第2の実施形態のプリディストーション回路2又は第3の実施形態のプリディストーション回路3を備えてもよい。
(第5の実施形態)
図8は、第5の実施形態における送信システム60の構成例を示すブロック図である。送信システム60には、第1の実施形態のプリディストーション回路1が用いられている。送信システム60は、例えば、放送局のスタジオなどの演奏所で生成された送信信号を、無線周波数帯の信号として送信(放送)するシステムである。送信システム60は、送信信号生成装置61と、送信装置62とを備える。送信信号生成装置61は、演奏所に設けられ、送信すべき情報(映像情報、音声情報)を含む送信信号を生成する。送信信号生成装置61は、生成した送信信号を、回線を介して送信装置62へ送信する。送信信号生成装置61は、送信装置62までの伝送における信号の劣化を避けるために、無線周波数帯よりも周波数の低い中間周波数帯(例えば、130MHz帯)の送信信号を生成し、送信する。
送信装置62は、プリディストーション回路1と、送信ユニット55と、送信アンテナ58とを備える。プリディストーション回路1は、後段に設けられるパワーアンプ57において生じるひずみを抑圧して線形特性を改善するひずみを与える補償を、送信信号生成装置61から受信する送信信号に対して行う。プリディストーション回路1は、中間周波数帯の信号に対してひずみを与えて得られた補正信号をアップコンバータ56へ出力する。
送信システム60では、プリディストーション回路1を備えることにより、パワーアンプ57において生じるひずみを抑圧することにより、増幅器の線形特性を改善させることができる。なお、送信システム60は、プリディストーション回路1に代えて、第2の実施形態のプリディストーション回路2又は第3の実施形態のプリディストーション回路3を備えてもよい。
なお、第1から第5の実施形態において説明したプリディストーション回路において、測定器による出力信号の測定結果に基づいて、各レベル調整部における振幅の調整量(増幅量又は減衰量)を決定する制御部を設けてもよい。この場合、制御部は、任意の入力信号のレベルにおいて、所望の利得が得られるように各レベル調整部の調整量を決定する。このとき、測定器でIM3の成分を測定し、IM3の成分が最小となるように各レベル調整部の調整量を決定してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、アナログ信号を2乗した2次の非線形信号に基づいた第1及び第2の調整信号を取得するレベル調整部14、24と、アナログ信号を第1及び第2の調整信号で変調するベクトル変調器32とを持つことにより、増幅器のひずみを3次の多項式で近似したひずみ特性を抑圧するひずみをアナログ信号に与えることができる。レベル調整部14、24におけるレベル調整は、3次の項に対して独立に行えることができるので、プリディストーション回路の計又は検討に要する時間を削減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,2,3…プリディストーション回路、11,21…減衰器、12,16,22…乗算回路、13,17,23…フィルタ、14,15,18,24,25,28…レベル調整部、31…遅延素子、32…ベクトル変調器、33…90度ハイブリッド、34,35…ミキサ、36…合成器、50…中継装置、51…受信アンテナ、52…受信ユニット、53…ローノイズアンプ、54…ダウンコンバータ、55…送信ユニット、56…アップコンバータ、57…パワーアンプ、58…送信アンテナ、60…送信システム、61…送信信号生成装置、62…送信装置、IN…入力端子、OUT…出力端子

Claims (6)

  1. 入力されるアナログ信号を二乗した第1の二乗信号を算出する第1の乗算部と、
    レベル調整を行うことにより前記第1の二乗信号から第1の調整信号を取得する第1のレベル調整部と、
    レベル調整を行うことにより前記第1の二乗信号から第2の調整信号を取得する第2のレベル調整部と、
    前記アナログ信号から90度の位相差を有する第1のアナログ信号と第2のアナログ信号を生成し、前記第1の調整信号と前記第1のアナログ信号との第1の乗算結果と、前記第2の調整信号と前記第2のアナログ信号との第2の乗算結果とを合成し、合成により得られた出力信号を出力するベクトル変調部と、
    を備えるプリディストーション回路。
  2. 前記アナログ信号を減衰させた第1の減衰信号を出力する第1の減衰部、
    を更に備え、
    前記第1の乗算部は、
    前記第1の減衰信号を二乗することで前記第1の二乗信号を算出する、
    請求項1に記載のプリディストーション回路。
  3. 定電圧の第3の調整信号を出力する第3のレベル調整部と、
    定電圧の第4の調整信号を出力する第4のレベル調整部と、
    を更に備え、
    前記ベクトル変調部は、
    前記第1の調整信号と前記第3の調整信号とを合成して得られた信号を前記第1のアナログ信号に乗算し、
    前記第2の調整信号と前記第4の調整信号とを合成して得られた信号を前記第2のアナログ信号に乗算する、
    請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載のプリディストーション回路。
  4. 前記第1の二乗信号を二乗することで第1の四乗信号を算出する第3の乗算部と、
    レベル調整を行うことにより前記第1の四乗信号から第5の調整信号を取得する第5のレベル調整部と、
    レベル調整を行うことにより前記第1の四乗信号から第6の調整信号を取得する第6のレベル調整部と、
    を更に備え、
    前記ベクトル変調部は、
    前記第1の調整信号と前記第3の調整信号と前記第5の調整信号とを合成して得られた信号を前記第1のアナログ信号に乗算し、
    前記第2の調整信号と前記第4の調整信号と前記第6の調整信号とを合成して得られた信号を前記第2のアナログ信号に乗算する、
    請求項3に記載のプリディストーション回路。
  5. 前記アナログ信号を減衰させた第2の減衰信号を出力する第2の減衰部と、
    前記第2の減衰信号を二乗することで第2の二乗信号を算出する第2の乗算部と、
    を更に備え、
    前記第2のレベル調整部は、
    レベル調整を行うことにより前記第2の二乗信号から前記第2の調整信号を取得する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプリディストーション回路。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプリディストーション回路と、
    送信すべき情報を含む中間周波数帯のアナログ信号を前記プリディストーション回路へ出力する送信信号生成部と、
    前記プリディストーション回路から出力される前記出力信号を無線周波数帯へ周波数変換して無線信号を出力するアップコンバータと、
    前記無線信号を増幅してアンテナから送出する増幅器と、
    を備え、
    前記第1のレベル調整部と前記第2のレベル調整部とは、前記増幅器の特性に基づいたレベル調整を行う、
    通信装置。
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