JP6490552B2 - 情報処理装置、電子機器、制御プログラム、および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、電子機器、制御プログラム、および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置、該情報処理装置が搭載された電子機器、上記情報処理装置の制御プログラム、および上記情報処理装置の制御方法に関する。
携帯電話機、スマートフォン、およびPDA(Personal Digital Assistance)等の携帯型の情報処理装置では、バッテリーの容量に限界があるため、消費電力を低減させることが従来から求められている。特に、画像を表示する際に消費される電力は、情報処理装置の消費電力の中で大きいウェイトを占めているので、画像表示の際の消費電力を低減することが求められている。
このような画像表示の際の消費電力を低減することを目的とした従来技術として、特許文献1に開示された技術がある。この技術では、ディプレイドライバがアプリケーションプログラムからの描画要求に基づいたフレームレートを計算し、ディスプレイのリフレッシュレートよりも高ければ、GPU(Graphics Processing Unit)の動作クロックを制限することで、GPUの消費電力を低減させている。
特開2007−164071号公報(2007年6月28日公開)
しかしながら、上記の従来技術ではGPUの電力削減しか言及されておらず、システム全体の消費電力の多くを占めるCPU(Central Processing Unit)の電力削減にはつながらないという問題点がある。また、近年、技術の進化によってCPUのピークパフォーマンスが高くなっているが、それに伴い、CPUの消費電力およびそれに伴う発熱も、携帯型の情報処理装置では見逃せなくなっている。このため、CPUのパフォーマンス(ポテンシャル)をいかに解放するかが、大きな課題となっている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、パフォーマンスアップを効果的に感じさせるという要請と、消費電力および発熱量を抑制させるという要請と、を両立させることができる情報処理装置などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置であって、上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部を備えたことを特徴としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置の制御方法であって、上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御ステップを含むことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、パフォーマンスアップを効果的に感じさせるという要請と、消費電力および発熱量を抑制させるという要請と、を両立させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る電子機器の概要構成を示すブロック図である。 上記電子機器の画像表示装置における設定画面の例を示す図である。 上記電子機器の動作に係るフローチャートであり、(a)は、省電力重視モードの動作に係るフローチャートであり、(b)は、倍速パフォーマンスモードの動作に係るフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電子機器の概要構成を示すブロック図である。 上記電子機器の画像表示装置における表示ドライバ(液晶パネルドライバ)側の動作に係るフローチャートである。 上記電子機器のアプリケーションプロセッサ(AP)側の動作に係るフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る電子機器の概要構成を示すブロック図である。 上記電子機器のCPU制御部による処理に係るフローチャートである。 上記画像表示装置のリフレッシュレートと、CPU制御部による処理との関係を示す図であり、(a)は、上記実施形態2の電子機器に関し、上記リフレッシュレート、制御信号およびCPU制御部による処理の関係を示す図であり、(b)は、上記実施形態3の電子機器に関し、上記リフレッシュレート、およびCPU制御部による処理の関係を示す図である。
本発明の実施の形態について図1〜図9に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、特定の実施形態にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。また、図面における長さ、大きさ、幅などの寸法関係は、図面の明瞭化と簡略化のために適宜に変更されており、実際の寸法を表してはいない。
また、以下で説明する本発明を適用することが可能な電子機器の例としては、タブレットPC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、電子辞書、およびノートPCなどの各種電子機器を例示することができる。また、本発明を適用することが可能な電子機器は、これらに限定されず、いわゆるマルチコアを有するCPUが搭載され、画像を表示する機能を備えた機器であればどんな電子機器であっても良い。
〔実施形態1〕
図1に基づき、本発明の実施形態1に係る電子機器10aの概要構成について説明する。図1は、電子機器10aの概要構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子機器10aは、AP(情報処理装置)1a、記憶部2、および画像表示装置3aを備える。
AP1aは、さまざまなアプリケーションの処理が可能な半導体集積回路であり、Webブラウズや映像や音楽などのマルチメディア処理などの機能を担当するプロセッサである。「AP」は、アプリケーションプロセッサ(Application Processor)の略である。AP1aは、後述する画像表示装置3aに表示データ(例えば、画像データの各フレーム)を転送したり、後述する記憶部2とデータのやり取りを行ったりする。
また、図1に示すようにAP1aは、CPU(中央処理装置)11、GPU12、ディスプレイIF13(Display I/F)、モード選択部14、リフレッシュレート制御部15、およびCPU制御部(中央処理装置制御部)16を備える。
CPU11は、電子機器10全体を制御するものであり、電子機器10aの状態を動的に変化させる。本実施形態のCPU11は、マルチコアを有するCPUであり、複数のCPUコア(コア)111〜118を有しており、これらのコアのうち、CPUコア111〜114のそれぞれは、比較的パフォーマンスの低いCPUコアの集合体である第1コアグループに属している。一方、CPUコア115〜118のそれぞれは、比較的パフォーマンスの高いCPUコアの集合体である第2コアグループに属している。第1コアグループは、ローパフォーマンスクラスタ(Littleクラスタ)と、第2コアグループは、ハイパフォーマンスクラスタ(Bigクラスタ)と呼称しても良い。
第1コアグループに属するCPUコア111〜114のそれぞれは、共通の特性を有しており、動作周波数の上限が例えば1.4GHzであり、流れる電流は比較的小さい。一方、第2コアグループに属するCPUコア115〜118のそれぞれは、共通の特性を有しており、動作周波数の上限が例えば2.0GHzであり、流れる電流は比較的大きい。
なお、本実施形態では、第1コアグループには、4つのCPUコアが属しているが、第1コアグループに属するCPUコアの数はこれに限定されず、第1コアグループには、1つ以上3つ以下、または5つ以上のCPUコアが属していても良い。また、本実施形態では、第2コアグループには、4つのCPUコアが属しているが、第2コアグループに属するCPUコアの数はこれに限定されず、第2コアグループには、1つ以上3つ以下、または5つ以上のCPUコアが属していても良い。また、本実施形態では、CPU11が特性の異なる2種類のコアグループ(第1コアグループおよび第2コアグループ)を有する形態について説明するが、CPU11は、同一の特性を有するCPUコアの集合体であるコアグループを1種類のみ有していても良く、また、特性の異なる3種類以上のコアグループを有していても良い。
GPU12は、CPU11からの信号に基づいて、記憶部2内における指定されたデータを用いて画像処理をすることによって、出力データである画像データを記憶部2内に生成する。生成された画像データは、ディスプレイIF13に出力される。ディスプレイIF13は、GPU12から出力された記憶部2内の画像データ(表示データともいう)を画像表示装置3aに出力する。これにより、画像表示装置3aの表示画面に画像データ(表示データ)が表示される。なお、ディスプレイIF13は、表示データだけでなく、画像表示を制御するための制御データも画像表示装置3aに出力する。例えば、制御データを用いて表示ドライバの基本設定を行う場合だけでなく、液晶パネルのリフレッシュレートの上限をAP1aから制御データを用いて設定する場合も、ディスプレイIF13を介して行う。
モード選択部14は、各アプリケーションに対して、電子機器10aの動作モードを選択する処理を実行するものである。電子機器10aの動作モードとしては、省電力重視モードや倍速パフォーマンスモードを例示することができる。省電力重視モードは、電池持ちを重視して、パフォーマンスを制限した動作モードであり、このモードでは、画像表示装置3aの最大リフレッシュレートが60fpsに制限される。
倍速パフォーマンスモードは、電子機器10aのパフォーマンスを最大限見せるための動作モードであり、画像表示装置3aの最大リフレッシュレートが120fpsに設定される。
リフレッシュレート制御部15は、モード選択部14によって選択された動作モードに応じて、画像表示装置3aのリフレッシュレートを制御するものである。モード選択部14によって選択された動作モードが、省電力重視モードであった場合、リフレッシュレート制御部15は、画像表示装置3aの最大リフレッシュレートを60fpsに制限する。一方、モード選択部14によって選択された動作モードが、倍速パフォーマンスモードであった場合、リフレッシュレート制御部15は、画像表示装置3aの最大リフレッシュレートを120fpsに設定する。なお、モード選択部14は、ユーザの指示に従って、電子機器10aの動作モードを選択するように構成しても良い。図2は、倍速パフォーマンスモードを選択した場合における設定画面の例を示す。
CPU制御部16は、電子機器10aにおける画像表示装置3aのリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、CPUコア111〜118のうちの動作させるコアの動作周波数の上限、およびCPUコア111〜118のうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御するものである。この制御は、CPU制御部16からCPU11に対してCPU制御信号が送信されることにより実行される。これにより、リフレッシュレートに応じてCPUコア111〜118のうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくすれば、電子機器10aのパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートに応じてCPUコア111〜118のうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすれば、電子機器10aの消費電力および発熱量を抑制することができる。以上により、パフォーマンスアップを効果的に感じさせるという要請と、消費電力および発熱量を抑制させるという要請と、を両立させることができる。
また、CPU制御部16は、上記リフレッシュレート情報に応じて、第1コアグループおよび第2コアグループの何れのコアグループに属するコアを動作させるかを決定しても良い。例えば、CPU制御部16は、リフレッシュレートが高い場合、パフォーマンスの高い第2コアグループに属するコアを動作させ、リフレッシュレートが低い場合、パフォーマンスの低い第1コアグループに属するコアを動作させても良い。これにより、リフレッシュレートが高い場合に、パフォーマンスの高い第2コアグループに属するコアを動作させれば、電子機器のパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートが低い場合に、パフォーマンスの低い第1コアグループに属するコアを動作させれば、電子機器の消費電力および発熱量を抑制することができる。
より具体的には、リフレッシュレート制御部15が、画像表示装置3aの最大リフレッシュレートを60fpsに制限した場合、第2コアグループをオフラインに制限する(動作させるコアグループとして第1コアグループを選択する)。一方、リフレッシュレート制御部15が、画像表示装置3aの最大リフレッシュレートを120fpsに設定した場合、第2コアグループがオフラインであれば、オフラインを解除する(動作させるコアグループとして第1コアグループおよび第2コアグループの両方を選択可能にする)。これにより、リフレッシュレートに応じて高いパフォーマンスの第2コアグループに属するコアを動作させれば、電子機器10aのパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートに応じて低いパフォーマンスの第1コアグループに属するコアを動作させれば、電子機器10aの消費電力および発熱量を抑制することができる。
電子機器10aにとって、画像表示装置3a(ディスプレイ)はユーザがパフォーマンスを体感する重要なインターフェースであり、リフレッシュレートと合わせて、CPU11のパフォーマンスを解放することで、パフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートを高くする必要がないユースケースでは、CPU11の稼働領域を絞ることで、大きく消費電力、発熱量を抑えることが可能になる。
記憶部2は、例えば、DDR SDRAM (Double-Data-Rate SDRAM)やLPDDR(Low Power DDR)で構成されている。記憶部2には、後述するGPU12が生成する画像データの各フレームが記録される他、電子機器10aの動作モードに係る情報(例えば、省電力重視モードや倍速パフォーマンスモードなどに係る情報)、後述する画像表示装置3aのリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報、CPU制御部16の処理に必要なデータ〔例えば、図9に示す各表(テーブル情報)参照〕などが記録される。
画像表示装置3aは、AP1aから転送される表示データを表示する装置である。また、本実施形態では、画像表示装置3aが搭載する表示パネルに液晶パネルを用いた表示装置を例に挙げて説明するが、本実施形態に係る表示装置はこれに限定されるものではない。例えば、本発明は、プラズマ表示装置(PDP)、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置など、表示方式(表示媒体)に拘らず、いずれの表示装置にも適用することができる。また、画像表示装置3aは、リフレッシュレートが可変なディスプレイとなっている。
次に、図3に基づき、電子機器10aの動作について説明する。図3は、電子機器10aの動作に係るフローチャートである。図3の(a)は、省電力重視モードの動作に係るフローチャートであり、図3の(b)は、倍速パフォーマンスモードの動作に係るフローチャートである。
図3の(a)に示すように、モード選択部14により省電力重視モードが選択されている場合、省電力重視モード処理が実行される。モード選択部14により省電力重視モードが選択されていることは、モード選択部14からリフレッシュレート制御部15に通知される。
ステップS(以下、「ステップ」は省略する)101では、リフレッシュレート制御部15が、画像表示装置3aのリフレッシュレートを最大60fpsに制限して、S102に進む。画像表示装置3aのリフレッシュレートが最大60fpsに制限されたことは、リフレッシュレート制御部15からCPU制御部16に通知される。
S102では、CPU制御部16がCPU11に対してCPU制御信号を送信し、第2コアグループ(に属するCPUコア115〜118)をオフラインに制限する制御を行う(中央処理装置制御ステップ)。CPU11は、第2コアグループ(に属するCPUコア115〜118)をオフラインに制限する(終了)。
次に、図3の(b)に示すように、モード選択部14により倍速パフォーマンスモードが選択されている場合、倍速パフォーマンスモード処理が実行される。モード選択部14により倍速パフォーマンスモードが選択されていることは、モード選択部14からリフレッシュレート制御部15に通知される。
S103では、リフレッシュレート制御部15が、画像表示装置3aのリフレッシュレートを最大120fpsに設定して、S104に進む。画像表示装置3aのリフレッシュレートが最大120fpsに設定されたことは、リフレッシュレート制御部15からCPU制御部16に通知される。
S104では、CPU制御部16がCPU11に対してCPU制御信号を送信し、第2コアグループ(に属するCPUコア115〜118)がオフラインに制限されていた場合、この制限を解除する制御を行う(中央処理装置制御ステップ)。CPU11は、第2コアグループ(に属するCPUコア115〜118)がオフラインに制限されていた場合、この制限を解除する(終了)。
〔実施形態2〕
次に、図4に基づき、本発明の実施形態2に係る電子機器10bの概要構成について説明する。図4は、電子機器10bの概要構成を示すブロック図である。本実施形態の電子機器10bは、画像表示装置3bのリフレッシュレートに紐付けて、CPU11を動的に制御する点で、実施形態1と異なっている。
また、本実施形態の電子機器10bは、実施形態1のAP1aに替えて、AP1bを備えている点で、実施形態1と異なっている。AP1bは、リフレッシュレート制御部15およびモード選択部14を備えていない点で、実施形態1と異なっているが、それ以外の構成は、実施形態1のAP1aの構成とほぼ同じである。
また、本実施形態の電子機器10bは、実施形態1の画像表示装置3aに替えて、画像表示装置3bを備えている点で、実施形態1と異なっている。画像表示装置3bは、表示ドライバ31bを備えており、表示ドライバ31bは、リフレッシュレート特定部311および制御信号出力部312を備えている。
リフレッシュレート特定部311は、AP1bから転送される表示データの更新周期に基づき、1秒間の表示更新回数をカウントすることで、画像表示装置3bのリフレッシュレートを計算する(特定する)処理を実行するものである。
制御信号出力部312は、リフレッシュレート特定部311が計算したリフレッシュレートの計算結果(リフレッシュレート情報)に応じて、図9の(a)に示す制御信号をAP1bのCPU制御部16に出力する処理を行うものである。図9の(a)は、実施形態2の電子機器10bに関し、リフレッシュレート、制御信号およびCPU制御部による処理の関係を示す図である。
CPU制御部16は、制御信号出力部312から受信する上記リフレッシュレートに応じて決定される制御信号に従って、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する。これにより、リフレッシュレートを特定する構成をAP1bの外部に設けることで、AP1bの処理コストを低減させることができる。
次に、図9の(a)に示すように、CPU制御部16は、リフレッシュレートが高い場合、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくし、リフレッシュレートが低い場合、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすることが好ましい。これにより、リフレッシュレートが高い場合に、動作周波数の上限、および、動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくすれば、電子機器10bのパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートが低い場合に、動作周波数の上限、および動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすれば、電子機器10bの消費電力および発熱量を抑制することができる。
次に、図5に基づき、電子機器10bの画像表示装置3bにおける表示ドライバ31b側の動作について説明する。図5は、電子機器10bの画像表示装置3bにおける表示ドライバ31b側の動作に係るフローチャートである。
S201では、リフレッシュレート特定部311が、AP1bから転送される表示データの更新周期に基づき、画像表示装置3bのリフレッシュレートを計算(特定)する。このリフレッシュレートの計算結果(リフレッシュレート情報)は、随時図示しないメモリに記憶される。画像表示装置3bのリフレッシュレートを計算したことは、制御信号出力部312に通知され、S202に進む。S202では、制御信号出力部312が、前回算出したリフレッシュレートと、現在のリフレッシュレートとを比較してS203に進む。
S203で、今回算出したリフレッシュレートが前回算出したリフレッシュレートと同じ場合は、終了する。一方、今回算出したリフレッシュレートが前回算出したリフレッシュレートと異なっている場合は、S204に進む。S204では、制御信号出力部312が、今回算出したリフレッシュレートに応じて適切な制御信号を生成して出力する(制御信号を切り替える)。
次に、図6に基づき、電子機器10bのAP1b側の動作について説明する。図6は、電子機器10bのAP1b側の動作に係るフローチャートである。
S205では、CPU制御部16が、制御信号出力部312から送信されてくる制御信号の切り替わりを検出して、S206に進む。S206では、CPU制御部16が、現在受信した制御信号に基づき、表1〔図9の(a)〕に従って、CPU11のコア数の上限や、クロック周波数(動作周波数)の上限を切り替える(中央処理装置制御ステップ)。
具体的には、リフレッシュレート特定部311が計算したリフレッシュレートの計算結果が1Hzの場合、制御信号出力部312が出力する制御信号は、「LOW LOW(00)」とされ、第2コアグループはオフラインに制限され、第1コアグループの動作するコア数の上限が2に制限され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1GHzに制限される。
また、リフレッシュレート特定部311が計算したリフレッシュレートの計算結果が30Hzの場合、制御信号出力部312が出力する制御信号は、「LOW HIGH(01)」とされ、第2コアグループはオフラインに制限され、第1コアグループの動作するコア数の上限が4に制限され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1GHzに制限される。
また、リフレッシュレート特定部311が計算したリフレッシュレートの計算結果が60Hzの場合、制御信号出力部312が出力する制御信号は、「HIGH LOW(10)」とされ、第2コアグループはオフラインに制限され、第1コアグループの動作するコア数の上限が4に制限され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1.4GHzに制限される。
また、リフレッシュレート特定部311が計算したリフレッシュレートの計算結果が120Hzの場合、制御信号出力部312が出力する制御信号は、「HIGH HIGH(11)」とされ、第2コアグループの動作するコア数の上限が4に設定され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、2GHzに設定される。また、第1コアグループの動作するコア数の上限が4に設定され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1.4GHzに設定される。
なお、本実施形態では、設定されるリフレッシュレートの最高値が120Hzである形態について説明しているが、例えば、将来的に設定されるリフレッシュレートの最高値が240Hzとなる可能性がある。この場合、例えば、リフレッシュレート特定部311が計算したリフレッシュレートの計算結果が120Hzの場合に、第2コアグループの動作するコア数の上限を2に設定し(動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限は、2GHzに設定される)、リフレッシュレートの計算結果が240Hzの場合に、第2コアグループの動作するコア数の上限を4に設定する(動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限は、2GHzに設定される)などのケースも想定される。即ち、表示パネルのリフレッシュレートの種類に応じて制御信号の組合せおよびCPUのパフォーマンス設定を適宜設定すればよい。
〔実施形態3〕
次に、図7に基づき、本発明の実施形態3に係る電子機器10cの概要構成について説明する。図7は、電子機器10cの概要構成を示すブロック図である。本実施形態の電子機器10cは、画像表示装置3aのリフレッシュレートに紐付けて、CPU11を動的に制御する点で、実施形態1と異なっている。また、本実施形態の電子機器10cは、リフレッシュレート特定部17をAP1cに設けた(AP1cの内部で、一連の処理を完結させたシステムである)点で、実施形態2と異なっている。
リフレッシュレート特定部17は、ディスプレイIF13から出力される表示データの更新周期に従って、画像表示装置3aのリフレッシュレートを特定し、CPU制御部16に通知する。
CPU制御部16は、リフレッシュレート特定部17が特定したリフレッシュレートに応じて、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する。これにより、リフレッシュレート特定部17をAP1cに設けることで、一連の動作をAP1c内で完結させることができる。
次に、図8に基づき、電子機器10cのCPU制御部16による処理について説明する。図8は、電子機器10cのCPU制御部16による処理に係るフローチャートである。まず、リフレッシュレート特定部17が、ディスプレイIF13から出力される表示データの更新周期に従って、画像表示装置3aのリフレッシュレートを特定しCPU制御部16に通知してS301が開始される。なお、リフレッシュレート特定部17が特定したリフレッシュレートは、随時図示しないメモリに記録される。
S301では、CPU制御部16が、前回のリフレッシュレートと現在のリフレッシュレートとを比較してS302に進む。S302で、現在のリフレッシュレートが前回のリフレッシュレートと同じ場合は、終了する。一方、現在のリフレッシュレートが前回のリフレッシュレートと異なる場合は、S303に進む。
S303では、CPU制御部16が、CPU11にCPU制御信号を送信し、表2〔図9の(b)〕に従ってCPU11のコア数の上限や、動作させるCPUコアのクロック周波数(動作周波数)の上限を切り替える制御を実行する(中央処理装置制御ステップ)(終了)。
具体的には、今回のリフレッシュレートの特定結果が1Hzの場合、第2コアグループはオフラインに制限され、第1コアグループの動作するコア数の上限が2に制限され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1GHzに制限される。
また、今回のリフレッシュレートの特定結果が30Hzの場合、第2コアグループはオフラインに制限され、第1コアグループの動作するコア数の上限が4に制限され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1GHzに制限される。
また、今回のリフレッシュレートの特定結果が60Hzの場合、第2コアグループはオフラインに制限され、第1コアグループの動作するコア数の上限が4に制限され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1.4GHzに制限される。
また、今回のリフレッシュレートの特定結果が120Hzの場合、第2コアグループの動作するコア数の上限が4に設定され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、2GHzに設定される。また、第1コアグループの動作するコア数の上限が4に設定され、動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限が、1.4GHzに設定される。
なお、本実施形態では、設定されるリフレッシュレートの最高値が120Hzである形態について説明しているが、例えば、将来的に設定されるリフレッシュレートの最高値が240Hzとなる可能性がある。この場合、例えば、今回のリフレッシュレートの特定結果が120Hzの場合に、第2コアグループの動作するコア数の上限を2に設定し(動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限は、2GHzに設定される)、今回のリフレッシュレートの特定結果が240Hzの場合に、第2コアグループの動作するコア数の上限を4に設定する(動作するCPUコアのそれぞれの動作周波数の上限は、2GHzに設定される)などのケースも想定される。即ち、表示パネルのリフレッシュレートの種類に応じてCPUのパフォーマンス設定を適宜設定すればよい。
〔実施形態4:ソフトウェアによる実現例〕
AP1a,1b,1cの制御ブロック(特にCPU制御部16)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、AP1a,1b,1cは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置は、複数のコア(CPUコア111〜118)を有する中央処理装置(CPU11)が搭載された電子機器(10a,10b,10c)に実装される情報処理装置(AP1a,1b,1c)であって、上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部(CPU制御部16)を備えた構成である。
上記構成によれば、リフレッシュレートに応じて複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくすれば、電子機器のパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートに応じて複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすれば、電子機器の消費電力および発熱量を抑制することができる。以上により、パフォーマンスアップを効果的に感じさせるという要請と、消費電力および発熱量を抑制させるという要請と、を両立させることができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレートが高い場合、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくし、上記リフレッシュレートが低い場合、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすることが好ましい。上記構成によれば、リフレッシュレートが高い場合に、動作周波数の上限、および、動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくすれば、電子機器のパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートが低い場合に、動作周波数の上限、および動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすれば、電子機器の消費電力および発熱量を抑制することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記複数のコアのそれぞれは、パフォーマンスの高低で分類された複数のコアグループの何れかに属しており、上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレート情報に応じて、複数のコアグループのうちの何れのコアグループに属するコアを動作させるかを決定しても良い。上記構成によれば、リフレッシュレートに応じて高いパフォーマンスのコアグループに属するコアを動作させれば、電子機器のパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートに応じて低いパフォーマンスのコアグループに属するコアを動作させれば、電子機器の消費電力および発熱量を抑制することができる。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様3において、上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレートが高い場合、パフォーマンスの高いコアグループに属するコアを動作させ、上記リフレッシュレートが低い場合、パフォーマンスの低いコアグループに属するコアを動作させても良い。上記構成によれば、リフレッシュレートが高い場合に、パフォーマンスの高いコアグループに属するコアを動作させれば、電子機器のパフォーマンスアップを効果的に感じさせることができる。また、リフレッシュレートが低い場合に、パフォーマンスの低いコアグループに属するコアを動作させれば、電子機器の消費電力および発熱量を抑制することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置は、上記態様1〜4の何れかにおいて、上記中央処理装置制御部は、外部から受信した上記リフレッシュレートに応じて決定される制御信号に従って、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御しても良い。上記構成によれば、リフレッシュレートを特定する構成を情報処理装置の外部に設けることで、情報処理装置の処理コストを低減させることができる。
本発明の態様6に係る情報処理装置は、上記態様1〜4の何れかにおいて、上記画像表示装置のリフレッシュレートを特定するリフレッシュレート特定部(リフレッシュレート特定部17)を備え、上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレート特定部が特定した上記リフレッシュレートに応じて、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御しても良い。上記構成によれば、リフレッシュレート特定部を情報処理装置に設けることで、一連の動作を情報処理装置内で完結させることができる。
本発明の態様7に係る電子機器は、上記態様1〜6の何れかの情報処理装置が実装されていることが好ましい。上記構成によれば、パフォーマンスアップを効果的に感じさせるという要請と、消費電力および発熱量を抑制させるという要請と、を両立させることができる電子機器を実現できる。
本発明の態様8に係る制御プログラムは、上記態様1の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記中央処理装置制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであることが好ましい。上記構成によれば、パフォーマンスアップを効果的に感じさせるという要請と、消費電力および発熱量を抑制させるという要請と、を両立させることができる制御プログラムを実現できる。
本発明の態様9に係る情報処理装置の制御方法は、複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置の制御方法であって、上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御ステップを含む方法である。上記方法によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1a,1b,1c AP(情報処理装置)
3a,3b 画像表示装置
10a,10b,10c 電子機器
11 CPU(中央処理装置)
16 CPU制御部(中央処理装置制御部)
17 リフレッシュレート特定部
111〜118 CPUコア(コア)
311 リフレッシュレート特定部

Claims (10)

  1. リフレッシュレートを変更可能な画像表示装置と、複数のコアを有する中央処理装置とが搭載された電子機器に実装される情報処理装置であって、
    上記電子機器における上記画像表示装置の上記リフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記電子機器が、上記画像表示装置の表示データの更新周期に基づき、上記リフレッシュレートを特定するリフレッシュレート特定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置であって、
    上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部を備え、
    上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレートが高い場合、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を大きくし、上記リフレッシュレートが低い場合、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を小さくすることを特徴とする情報処理装置。
  4. 複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置であって、
    上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部を備え、
    上記複数のコアのそれぞれは、パフォーマンスの高低で分類された複数のコアグループの何れかに属しており、
    上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレート情報に応じて、複数のコアグループのうちの何れのコアグループに属するコアを動作させるかを決定することを特徴とする情報処理装置。
  5. 上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレートが高い場合、パフォーマンスの高いコアグループに属するコアを動作させ、上記リフレッシュレートが低い場合、パフォーマンスの低いコアグループに属するコアを動作させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置であって、
    上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部を備え、
    上記中央処理装置制御部は、外部から受信した上記リフレッシュレートに応じて決定される制御信号に従って、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御することを特徴とする情報処理装置。
  7. 複数のコアを有する中央処理装置が搭載された電子機器に実装される情報処理装置であって、
    上記電子機器における画像表示装置のリフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御部と、
    上記画像表示装置の上記リフレッシュレートを特定するリフレッシュレート特定部と、を備え、
    上記中央処理装置制御部は、上記リフレッシュレート特定部が特定した上記リフレッシュレートに応じて、上記動作周波数の上限、および上記動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御することを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1からまでの何れか1項に記載の情報処理装置が実装されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記中央処理装置制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  10. リフレッシュレートを変更可能な画像表示装置と、複数のコアを有する中央処理装置と、が搭載された電子機器に実装される情報処理装置の制御方法であって、
    上記電子機器における上記画像表示装置の上記リフレッシュレートを示すリフレッシュレート情報に応じて、上記複数のコアのうちの動作させるコアの動作周波数の上限、および上記複数のコアのうちの動作させるコアの数の上限、の少なくとも一方を制御する中央処理装置制御ステップを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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