JP6487815B2 - shock absorber - Google Patents
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Description
本発明は、ショックアブソーバに関する。 The present invention relates to a shock absorber.
特許文献1に記載の減衰力発生機構では、ピストンの通路を閉塞する環状のリーフバルブをガイド軸に摺動自在に嵌装し、同じくガイド軸に摺動自在に嵌装したメインバルブを介してリーフバルブの内周側をピストンに向けてスプリングにより付勢している。 In the damping force generation mechanism described in Patent Document 1, an annular leaf valve that closes the passage of the piston is slidably fitted to a guide shaft, and is also slidably fitted to the guide shaft via a main valve. The leaf valve is biased by a spring with the inner peripheral side facing the piston.
上記の構造では、ショックアブソーバの作動速度が低速の領域においては、ピストンによって区画された2つの圧力室の差圧によってリーフバルブが撓んで通路が開放される。また、中高速の領域においては、リーフバルブに作用する差圧が大きくなるので、リーフバルブ及びメインバルブがスプリングの付勢力に打ち勝ってスプリング側に移動し、通路がより大きく開放される。 With the above structure, in a region where the operating speed of the shock absorber is low, the leaf valve is bent by the differential pressure between the two pressure chambers defined by the piston, and the passage is opened. In the middle and high speed regions, the differential pressure acting on the leaf valve increases, so that the leaf valve and the main valve overcome the urging force of the spring and move to the spring side, and the passage is more greatly opened.
これによれば、中高速領域におけるショックアブソーバの減衰力の上昇が抑制される。よって、車両の乗り心地を向上させることができる。 According to this, an increase in the damping force of the shock absorber in the medium / high speed region is suppressed. Therefore, the riding comfort of the vehicle can be improved.
近年、車両の乗り心地を向上させるために、中高速領域におけるショックアブソーバの減衰力の上昇をより抑制したいという要望がある。 In recent years, in order to improve the riding comfort of a vehicle, there is a demand for further suppressing an increase in damping force of a shock absorber in a medium / high speed region.
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、中高速領域におけるショックアブソーバの減衰力の上昇を抑制することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a technical problem, and an object of the present invention is to suppress an increase in damping force of a shock absorber in a medium / high speed region.
第1の発明は、ショックアブソーバであって、作動液が充填されるシリンダと、シリンダ内に圧力室を区画するバルブディスクと、バルブディスクに設けられ、ショックアブソーバの作動時に作動液が通過する第1通路及び第2通路と、第1通路及び第2通路を通過する作動液の流れに抵抗を与える減衰力発生機構と、を備え、減衰力発生機構は、バルブディスクと同軸に設けられた軸部に摺動自在に嵌装され、一端に形成された鍔部によって第1通路を閉塞するメインバルブと、メインバルブの外周に設けられ、第2通路を閉塞する環状のリーフバルブと、軸部の外周に設けられ、リーフバルブを介してメインバルブの鍔部をバルブディスクに向けて付勢する弾性部材と、を有することを特徴とする。 A first invention is a shock absorber, a cylinder filled with hydraulic fluid, a valve disc that partitions a pressure chamber in the cylinder, and a valve disc, wherein the hydraulic fluid passes when the shock absorber is operated. And a damping force generating mechanism that provides resistance to the flow of hydraulic fluid passing through the first and second passages, and the damping force generating mechanism is a shaft provided coaxially with the valve disk. A main valve that is slidably fitted to the part and closes the first passage by a flange formed at one end, an annular leaf valve that is provided on the outer periphery of the main valve and closes the second passage, and a shaft part And an elastic member that urges the flange portion of the main valve toward the valve disk via a leaf valve.
第1の発明では、ショックアブソーバの作動速度が低速の領域においては、バルブディスクによって区画された2つの圧力室の差圧によってリーフバルブが撓んで第2通路が開放される。また、中高速の領域においては、リーフバルブ及びメインバルブに作用する差圧が大きくなるので、リーフバルブ及びメインバルブが弾性部材の付勢力に打ち勝って弾性部材側に移動し、第1通路及び第2通路が大きく開放される。 In the first invention, in a region where the operating speed of the shock absorber is low, the leaf valve is bent by the differential pressure between the two pressure chambers partitioned by the valve disc, and the second passage is opened. In the middle and high speed regions, the differential pressure acting on the leaf valve and the main valve increases, so that the leaf valve and the main valve overcome the urging force of the elastic member and move toward the elastic member, Two passages are greatly opened.
第2の発明は、メインバルブの他端側には、リーフバルブの内周側を鍔部との間に固定する固定部が設けられることを特徴とする。 The second invention is characterized in that a fixing portion for fixing the inner peripheral side of the leaf valve to the flange portion is provided on the other end side of the main valve.
第2の発明では、固定部によってリーフバルブをメインバルブに固定できる。これによれば、減衰力発生機構の組み付けに際し、メインバルブ及びリーフバルブをあらかじめサブアッセンブリとしておくことができる。よって、減衰力発生機構の組み付けを容易に行うことができる。 In the second invention, the leaf valve can be fixed to the main valve by the fixing portion. According to this, when assembling the damping force generating mechanism, the main valve and the leaf valve can be set as sub-assemblies in advance. Therefore, the damping force generating mechanism can be easily assembled.
本発明によれば、中高速領域におけるショックアブソーバの減衰力の上昇を抑制できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the raise of the damping force of the shock absorber in a medium-high speed area | region can be suppressed.
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係るショックアブソーバ100について説明する。 Hereinafter, a shock absorber 100 according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
ショックアブソーバ100は、例えば、車両(図示せず)の車体と車軸との間に介装され、減衰力を発生させて車体の振動を抑制する装置である。
The
ショックアブソーバ100は、図1に示すように、シリンダ1と、シリンダ1に摺動自在に挿入されてシリンダ1内を伸側室110と圧側室120とに区画するバルブディスクとしてのピストン2と、シリンダ1に進退自在に挿入されてピストン2と連結されるピストンロッド3と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
また、ショックアブソーバ100は単筒式ショックアブソーバであって、シリンダ1に摺動自在に挿入されて気体室130を画成するフリーピストン4を備える。フリーピストン4の外周には、気体室130の気密性を保持するためのシール部材4aが設けられる。
The
シリンダ1は、ピストンロッド3を摺動自在に支持するヘッド部材(図示せず)により伸側室110側の端部が封止され、ボトム部材(図示せず)により気体室130側の端部が封止される。気体室130側の端部には、ショックアブソーバ100を車両に取り付けるための連結部材1aが設けられる。
The cylinder 1 has an end on the
また、ピストンロッド3のシリンダ1から延出する側の端部には、ショックアブソーバ100を車両に取り付けるためのおねじ3aが形成される。
A
伸側室110および圧側室120には、作動液としての作動油が封入される。ピストンロッド3とヘッド部材との間には、作動油がショックアブソーバ100の外部に漏れることを防止するシール部材(図示せず)が設けられる。
The
ショックアブソーバ100が収縮作動してピストンロッド3がシリンダ1に進入すると、進入したピストンロッド3の体積の分だけ気体室130の気体が圧縮されるとともに、フリーピストン4が気体室130側に移動する。ショックアブソーバ100が伸長作動してピストンロッド3がシリンダ1から退出すると、退出したピストンロッド3の体積の分だけ気体室130の気体が膨張するとともに、フリーピストン4が圧側室120側に移動する。これにより、ショックアブソーバ100作動時のシリンダ1内の容積変化が補償される。
When the shock absorber 100 contracts and the
ピストン2は、伸側室110と圧側室120とを連通する第1通路2a、第2通路2b、及び第3通路2cを有する。
The
ピストン2の伸側室110側には、ショックアブソーバ100の伸長作動時に第3通路2cを閉塞し、収縮作動時に第3通路2cを開放するリーフバルブ5が設けられる。
On the side of the
ピストン2の圧側室120側には、ショックアブソーバ100の収縮作動時に第1通路2a及び第2通路2bを閉塞し、伸長作動時に第1通路2a及び第2通路2bを開放する減衰力発生機構10が設けられる。
On the
リーフバルブ5、ピストン2、及び減衰力発生機構10は、ピストンロッド3のシリンダ1に挿入される側の端部に形成された小径部3bにピストンナット6で固定される。
The
以下、図2を参照しながら減衰力発生機構10について詳しく説明する。
Hereinafter, the damping
減衰力発生機構10は、図2に示すように、ピストンロッド3の小径部3bに嵌装されてピストン2と同軸に設けられる軸部としてのカラー11と、カラー11に摺動自在に嵌装されてピストン2側の端部に形成された鍔部12aによって第1通路2aを閉塞するメインバルブ12と、メインバルブ12の外周に設けられて第2通路2bを閉塞する環状のリーフバルブ13と、カラー11の外周に設けられてリーフバルブ13等を介してメインバルブ12の鍔部12aをピストン2に向けて付勢する弾性部材としてのスプリング14と、を備える。
As shown in FIG. 2, the damping
ピストン2におけるメインバルブ12の鍔部12aが当接する部分には円形の凹部2dが形成されており、第1通路2aは凹部2dの底面に開口している。
A
凹部2dの深さは、メインバルブ12が第1通路2aを閉塞した状態で、鍔部12aの圧側室120側の面とピストン2の圧側室120側の端面2eとが面一、あるいはピストン2の圧側室120側の端面2eがわずかに高くなるように設定される。
The depth of the
これにより、図2に示すように、メインバルブ12が第1通路2aを閉塞した状態において、リーフバルブ13が、鍔部12aの圧側室120側の面に当接するとともに、ピストン2の端面2eに当接して第2通路2bの圧側室120側の開口部を閉塞する。
As a result, as shown in FIG. 2, in a state where the
スプリング14は、メインバルブ12の外周に設けられた環状のばね受け部材15とピストンナット6の外周に形成された鍔状のばね受け部6aとの間に、圧縮状態で保持される。また、ばね受け部材15とリーフバルブ13との間におけるメインバルブ12の外周には、ワッシャ16が設けられる。これにより、スプリング14は、ばね受け部材15、ワッシャ16、及びリーフバルブ13の内周側を介して、メインバルブ12の鍔部12aをピストン2に向けて付勢する。
The
ワッシャ16は、リーフバルブ13が圧側室120側に撓むための空間をリーフバルブ13とばね受け部材15との間に形成するとともに、リーフバルブ13が撓む際の内周側の起点を画定している。なお、ワッシャ16とばね受け部材15とを個別に設けるのではなく、一体に形成してもよい。
The
ばね受け部材15の外周には、スプリング14が径方向に位置ずれすることを防止するための環状のガイド部15aが、スプリング14側に突出して設けられる。同様に、ピストンナット6のばね受け部6aの外周には、環状のガイド部6bが、スプリング14側に突出して設けられる。なお、ガイド部15a及びガイド部6bを設けなくてもよい。
An
また、本実施形態では、メインバルブ12の鍔部12aと反対側の端部に、リーフバルブ13の内周側、ワッシャ16、及びばね受け部材15を鍔部12aとの間に固定する固定部としてのナット17が設けられる。なお、ワッシャ16、ばね受け部材15、及びナット17を一体に形成してもよい。
Moreover, in this embodiment, the fixing | fixed part which fixes the inner peripheral side of the
これによれば、減衰力発生機構10の組み付けに際し、メインバルブ12、リーフバルブ13等を、あらかじめサブアッセンブリとしておくことができる。よって、減衰力発生機構10の組み付けを容易に行うことができる。
According to this, when the damping
ショックアブソーバ100は上記のように構成され、収縮作動時には、伸側室110と圧側室120との差圧によりリーフバルブ5の外周側が撓んで第3通路2cが開放されるとともに、第3通路2cを通って圧側室120から伸側室110に移動する作動油の流れにリーフバルブ5が抵抗を与える。
The
また、ショックアブソーバ100の収縮作動時には、メインバルブ12によって第1通路2aが閉塞され、リーフバルブ13によって第2通路2bが閉塞される。
Further, when the
なお、リーフバルブ5は複数のリーフバルブで構成してもよく、リーフバルブの数、外径、厚さは、所望する減衰力特性に応じて適宜変更される。
The
また、ショックアブソーバ100の伸長作動時であって、ショックアブソーバ100の作動速度が低速の領域、つまり、伸側室110と圧側室120との差圧が小さい状態では、リーフバルブ13の外周側が撓んで第2通路2bが開放されるとともに、第2通路2bを通って伸側室110から圧側室120に移動する作動油の流れにリーフバルブ13が抵抗を与える。
Further, when the
このとき、メインバルブ12はスプリング14の付勢力によってピストン2に押し付けられており、第1通路2aはメインバルブ12によって閉塞されている。また、ショックアブソーバ100の伸長作動時には、リーフバルブ5によって第3通路2cが閉塞される。
At this time, the
ショックアブソーバ100の作動速度が中高速の領域に入ると、作動油の流量が増加し、第2通路2bを通って伸側室110から圧側室120に移動する作動油の流れにリーフバルブ13が与える抵抗が大きくなる。このため、伸側室110と圧側室120との差圧が大きくなり、当該差圧が作用するメインバルブ12及びリーフバルブ13がスプリング14の付勢力に打ち勝ってスプリング14側に移動して第1通路2a及び第2通路2bが大きく開放される。
When the operating speed of the
第1通路2a及び第2通路2bが大きく開放された後は、メインバルブ12及びリーフバルブ13が第1通路2a及び第2通路2bを通過する作動油の流れに与える抵抗が上昇しにくくなり、ショックアブソーバ100の減衰力の上昇が抑制される。
After the
このように、本実施形態では、ショックアブソーバ100の伸長作動時であって、作動速度が中高速の領域においては、第1通路2a及び第2通路2bが大きく開放される。このため、例えば、中高速領域において開放される通路が1つしかない場合よりも、作動油が通過する流路面積を大きくできる。よって、上述したように、メインバルブ12及びリーフバルブ13が第1通路2a及び第2通路2bを通過する作動油の流れに与える抵抗が上昇しにくくなり、ショックアブソーバ100の減衰力の上昇がより抑制される。
Thus, in this embodiment, when the
なお、リーフバルブ13は複数のリーフバルブで構成してもよく、リーフバルブの数、外径、厚さは、所望する減衰力特性に応じて適宜変更される。
The
また、低速領域においてリーフバルブ13の外周側が撓んで第2通路2bが開放される開弁圧は、鍔部12aの圧側室120側の面とピストン2の圧側室120側の端面2eとの段差を調整することで変更可能である。
Further, the valve opening pressure at which the outer peripheral side of the
また、中高速領域においてメインバルブ12及びリーフバルブ13がスプリング14側に移動して第1通路2a及び第2通路2bが大きく開放される開弁圧は、スプリング14の付勢力を調整することで変更可能である。
Further, the valve opening pressure at which the
以上述べたように、本実施形態によれば、ショックアブソーバ100の伸長作動時であって、作動速度が低速の領域においては、伸側室110と圧側室120との差圧によってリーフバルブ13が撓んで第2通路2bが開放される。また、中高速の領域においては、リーフバルブ13及びメインバルブ12に作用する差圧が大きくなるので、リーフバルブ13及びメインバルブ12がスプリング14の付勢力に打ち勝ってスプリング14側に移動し、第1通路2a及び第2通路2bが大きく開放される。よって、中高速領域におけるショックアブソーバ100の減衰力の上昇を抑制できる。
As described above, according to the present embodiment, the
また、メインバルブ12の鍔部12aと反対側の端部に、リーフバルブ13の内周側、ワッシャ16、及びばね受け部材15を鍔部12aとの間に固定するナット17が設けられるので、減衰力発生機構10の組み付けに際し、メインバルブ12、リーフバルブ13等を、あらかじめサブアッセンブリとしておくことができる。よって、減衰力発生機構10の組み付けを容易に行うことができる。
In addition, a
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。 Hereinafter, the configuration, operation, and effect of the embodiment of the present invention will be described together.
ショックアブソーバ100は、作動油が充填されるシリンダ1と、シリンダ1内に圧力室(伸側室110、圧側室120)を区画するピストン2と、ピストン2に設けられ、ショックアブソーバ100の伸長作動時に作動油が通過する第1通路2a及び第2通路2bと、第1通路2a及び第2通路2bを通過する作動油の流れに抵抗を与える減衰力発生機構10と、を備え、減衰力発生機構10は、ピストン2と同軸に設けられたカラー11に摺動自在に嵌装され、一端に形成された鍔部12aによって第1通路2aを閉塞するメインバルブ12と、メインバルブ12の外周に設けられ、第2通路2bを閉塞する環状のリーフバルブ13と、カラー11の外周に設けられ、リーフバルブ13を介してメインバルブ12の鍔部12aをピストン2に向けて付勢するスプリング14と、を有することを特徴とする。
The
この構成では、ショックアブソーバ100の伸長作動時であって、作動速度が低速の領域においては、ピストン2によって区画された伸側室110と圧側室120との差圧によってリーフバルブ13が撓んで第2通路2bが開放される。また、中高速の領域においては、リーフバルブ13及びメインバルブ12に作用する差圧が大きくなるので、リーフバルブ13及びメインバルブ12がスプリング14の付勢力に打ち勝ってスプリング14側に移動し、第1通路2a及び第2通路2bが大きく開放される。よって、中高速領域におけるショックアブソーバ100の減衰力の上昇を抑制できる。
In this configuration, when the
また、メインバルブ12の他端側には、リーフバルブ13の内周側を鍔部12aとの間に固定するナット17が設けられることを特徴とする。
Further, the other end side of the
この構成では、ナット17によってリーフバルブ13をメインバルブ12に固定できる。これによれば、減衰力発生機構10の組み付けに際し、メインバルブ12及びリーフバルブ13をあらかじめサブアッセンブリとしておくことができる。よって、減衰力発生機構10の組み付けを容易に行うことができる。
In this configuration, the
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体例に限定する趣旨ではない。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, the said embodiment is only what showed a part of application example of this invention, and in the meaning which limits the technical scope of this invention to the specific example of said embodiment. Absent.
例えば、上記実施形態では、作動液として作動油を用いているが、水等のその他の液体を用いてもよい。 For example, in the above embodiment, hydraulic oil is used as the hydraulic fluid, but other liquids such as water may be used.
また、上記実施形態では、単筒式ショックアブソーバであるショックアブソーバ100に本発明を適用しているが、複等式ショックアブソーバ等に本発明を適用してもよい。複等式ショックアブソーバの場合は、シリンダのボトム部に設けられるバルブディスクに本発明を適用してもよい。
In the above embodiment, the present invention is applied to the
また、上記実施形態では、軸部としてカラー11を設けているが、軸部は、ピストン2等のバルブディスクやピストンナット6に一体に設けてもよい。
In the above embodiment, the
また、上記実施形態では、減衰力発生機構10をピストン2の圧側室120側に設けているが、ピストン2の伸側室110側に設けてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the damping
また、上記実施形態では、ピストンナット6にばね受け部6aを設けているが、ばね受け部としてのばね受け部材を別途設けてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the
また、上記実施形態では、減衰力発生機構10が弾性部材としてスプリング14を備えているが、例えば、ゴムパイプや皿ばね等を弾性部材として設けてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the damping
また、上記実施形態では、減衰力発生機構10が固定部としてナット17を備えているが、例えば、メインバルブ12の端部をかしめることで固定部としてもよいし、メインバルブ12の端部に固定部としてCピンを設けてもよい。
In the above embodiment, the damping
また、上記実施形態では、メインバルブ12の鍔部12aと反対側の端部にナット17を設けているが、メインバルブ12、リーフバルブ13等をサブアッセンブリとしない場合は、ナット17は不要である。
In the above embodiment, the
100・・・ショックアブソーバ、110・・・伸側室(圧力室)、120・・・圧側室(圧力室)、1・・・シリンダ、2・・・ピストン(バルブディスク)2a・・・第1通路、2b・・・第2通路、10・・・減衰力発生機構、11・・・カラー(軸部)、12・・・メインバルブ、12a・・・鍔部、13・・・リーフバルブ、14・・・スプリング(弾性部材)、17・・・ナット(固定部)
DESCRIPTION OF
Claims (2)
作動液が充填されるシリンダと、
前記シリンダ内に圧力室を区画するバルブディスクと、
前記バルブディスクに設けられ、前記ショックアブソーバの作動時に前記作動液が通過する第1通路及び第2通路と、
前記第1通路及び前記第2通路を通過する前記作動液の流れに抵抗を与える減衰力発生機構と、
を備え、
前記減衰力発生機構は、
前記バルブディスクと同軸に設けられた軸部に摺動自在に嵌装され、一端に形成された鍔部によって前記第1通路を閉塞するメインバルブと、
前記メインバルブの外周に設けられ、前記第2通路を閉塞する環状のリーフバルブと、
前記軸部の外周に設けられ、前記リーフバルブを介して前記メインバルブの前記鍔部を前記バルブディスクに向けて付勢する弾性部材と、
を有することを特徴とするショックアブソーバ。 A shock absorber,
A cylinder filled with hydraulic fluid;
A valve disk that defines a pressure chamber in the cylinder;
A first passage and a second passage which are provided in the valve disc and through which the hydraulic fluid passes when the shock absorber is operated;
A damping force generating mechanism that provides resistance to the flow of the hydraulic fluid passing through the first passage and the second passage;
With
The damping force generation mechanism is
A main valve that is slidably fitted to a shaft provided coaxially with the valve disk and closes the first passage by a flange formed at one end;
An annular leaf valve provided on an outer periphery of the main valve and closing the second passage;
An elastic member provided on an outer periphery of the shaft portion and biasing the flange portion of the main valve toward the valve disk via the leaf valve;
A shock absorber characterized by comprising:
前記メインバルブの他端側には、前記リーフバルブの内周側を前記鍔部との間に固定する固定部が設けられる、
ことを特徴とするショックアブソーバ。 The shock absorber according to claim 1,
The other end side of the main valve is provided with a fixing portion that fixes the inner peripheral side of the leaf valve between the flange portion,
Shock absorber characterized by that.
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