JP6486561B1 - 撮影制御装置、及び、撮影制御方法 - Google Patents

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Abstract

第1計算部(202)が撮影位置情報と撮影日情報とを用いて計算した撮影日での日の出時刻及び日の入り時刻と、第2計算部(203)が撮影日情報を用いて計算した撮影日での月齢とを用いて、決定部(204)が当該撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定する。そして、制御部(205)が、当該時間関数を用いてカメラパラメータを撮影部(102)であるカメラ(6)に設定する。

Description

この発明は、カメラによる撮影を制御する撮影制御装置に関するものである。
カメラは、撮影時の状況に応じて様々に制御される。例えば特許文献1には、現在位置認識部が認識した現在位置と、災害地点の位置情報とに基づき制御を行う制御部を備えた撮影装置が記載されている。このように、特許文献1の撮影装置では、位置に基づく撮影制御が行われている。
特開2016―173764号公報
しかしながら、特許文献1の撮影装置では、F値(F−number)等のカメラパラメータを設定することについては考慮がされていない。
地上から空を観測するために雲画像を撮影するカメラは、太陽及び月による空の明るさの変化に対応して撮影をする必要があり、撮影日及び撮影位置によって、太陽及び月による空の明るさは変化する。したがって、カメラパラメータが撮影日及び撮影位置に関係なく一律に設定されていると、撮影画像がサチュレートを起こすことがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、太陽及び月による空の明るさを考慮したカメラパラメータをカメラに設定することができる撮影制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る撮影制御装置は、雲画像を撮影するカメラの位置を示す撮影位置情報と、カメラが撮影を行う撮影日を示す撮影日情報とを取得する取得部と、撮影位置情報と撮影日情報とを用いて、位置における撮影日での日の出時刻及び日の入り時刻を計算する第1計算部と、撮影日情報を用いて、撮影日での月齢を計算する第2計算部と、計算された月齢に応じた夜間帯での第1カメラパラメータと、昼間帯での第2カメラパラメータと、計算された日の出時刻を含む日の出帯でのカメラパラメータであって第1カメラパラメータと第2カメラパラメータとの間の値に設定した第3カメラパラメータと、計算された日の入り時刻を含む日の入り帯でのカメラパラメータであって第1カメラパラメータと第2カメラパラメータとの間の値に設定した第4カメラパラメータとから構成される、撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定する決定部と、決定された時間関数を用いて、撮影日でのカメラのカメラパラメータを撮影する時刻に応じて決定し、カメラに設定する制御部とを備え、決定部は、撮影日の前日の夜間帯での第1カメラパラメータを撮影日の夜間帯での第1カメラパラメータとするとともに、当該第1カメラパラメータと第2カメラパラメータとを用いて、第3カメラパラメータ及び第4カメラパラメータを設定することで、撮影日でのカメラパラメータの時間関数を仮決定し、第2計算部により計算された月齢が撮影日の前日の月齢と同じ場合、仮決定した時間関数を、撮影日でのカメラパラメータの時間関数として決定することを特徴とすることを特徴とするものである。
この発明によれば、カメラの位置における撮影日での日の出時刻、日の入り時刻及び月齢を用いて、撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定し、当該時間関数を用いてカメラパラメータをカメラに設定するので、太陽及び月による空の明るさを考慮したカメラパラメータをカメラに設定することができる。
実施の形態1に係る撮影制御装置を内蔵した雲分布取得装置の機能構成を示す図である。 図2A及び図2Bは、雲分布取得装置のハードウェア構成例を示す図である。 雲分布取得装置による処理の一例を示すフローチャートである。 日の出時刻及び日の入り時刻の計算手順を示すフローチャートである。 月齢の計算手順を示すフローチャートである。 図6AはF値の時間関数の一例を示す図であり、図6BはISO感度の時間関数の一例を示す図であり、図6Cは露光時間の時間関数の一例を示す図である。 日の入り時刻付近でのF値の時間関数の一例を示す図である。 雲分布取得装置による処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に、実施の形態1に係る撮影制御装置200を内蔵した雲分布取得装置100の機能構成を示す。雲分布取得装置100は、雲の分布を求めるものである。
雲分布取得装置100は、位置及び時刻認識部101と、撮影部102と、画像処理部103と、判別部104と、符号化部105と、通信部106と、保存部107と、撮影制御装置200とを有する。雲分布取得装置100は、地上から空を観測するために任意の場所に設置されている。
位置及び時刻認識部101は、雲分布取得装置100の現在位置と現在時刻とを認識し、認識した現在位置を示す位置情報と、認識した現在時刻を示す時刻情報とを撮影制御装置200へ出力する。位置情報は、例えば、緯度、経度及び標高から成る情報である。時刻情報は、例えば、西暦、月、日、時、分及び秒から成る情報である。位置及び時刻認識部101は、例えば、後述の図2A及び図2Bに示すようなGPS(Global Positioning System)送受信機1内に設けられた、GPS衛星から情報を受信する受信部と撮影制御装置200へ情報を送信する送信部である。
撮影部102は、全方位の空を撮影範囲とし、撮影制御装置200に制御されて、雲画像を撮影する。撮影部102は、例えば、後述の図2A及び図2Bに示すように、カメラ6と、魚眼レンズ等の広角のレンズ7とで構成される。カメラ6は、レンズ7から入る光の量を調整するための物理的な絞りを有し、F値を変更可能に構成される。また、カメラ6は、カメラ6が有するシャッターの動作、及び、カメラ6が有するアンプのゲインを変更可能に構成される。撮影部102であるカメラ6により撮影された雲画像のデータは、画像処理部103へ出力される。
画像処理部103は、撮影部102が出力した雲画像のデータを用いて、当該画像内の雲領域を判定する。画像処理部103は、判定結果を判別部104へ出力する。また、画像処理部103は、撮影部102が出力した雲画像のデータを保存部107へ出力する。
判別部104は、画像処理部103が出力した判定結果を用いて、撮影部102が撮影した雲画像について、雲量が多いか少ないかを判定する。判別部104は、判定結果を符号化部105へ出力する。
符号化部105は、判別部104が出力した判定結果を符号化し、当該符号化した情報を通信部106へ出力する。
通信部106は、符号化部105が出力した符号化した情報を、雲分布取得装置100の外部へ出力する。
保存部107は、画像処理部103が出力した雲画像のデータを保存する。
撮影制御装置200は、取得部201と、第1計算部202と、第2計算部203と、決定部204と、制御部205とを有する。
取得部201は、位置及び時刻認識部101から位置情報と時刻情報とを取得する。取得部201は、当該位置情報を、撮影部102である雲画像を撮影するカメラ6の位置を示す撮影位置情報として取得し、第1計算部202へ出力する。
また、取得部201は、位置及び時刻認識部101から取得した時刻情報を、第1計算部202、第2計算部203及び制御部205へ出力する。その際、第1計算部202及び第2計算部203へは、位置及び時刻認識部101から取得した時刻情報そのままではなく、少なくとも当該時刻情報内の西暦、月及び日を示す情報が出力されればよい。つまり、第1計算部202及び第2計算部203にとって取得部201は、撮影部102であるカメラ6が撮影を行う撮影日を示す撮影日情報を取得して出力するものとして機能する。
第1計算部202は、取得部201が出力した撮影位置情報と撮影日情報とを用いて、当該撮影位置情報が示す位置における当該撮影日情報が示す撮影日での、日の出時刻及び日の入り時刻を計算する。計算の詳細については後述する。第1計算部202は、計算した日の出時刻及び日の入り時刻を決定部204へ出力する。
第2計算部203は、取得部201が出力した撮影日情報を用いて、当該撮影日情報が示す撮影日での月齢を計算する。計算の詳細については後述する。第2計算部203は、計算した月齢を決定部204へ出力する。
決定部204は、第1計算部202が出力した日の出時刻及び日の入り時刻と、第2計算部203が出力した月齢とを用いて、撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定する。カメラパラメータの時間関数の詳細については後述する。決定部204は、決定したカメラパラメータの時間関数を制御部205へ出力する。カメラパラメータは、撮影部102であるカメラ6による撮影画像の状態に影響を与えるものであり、例えば、F値、ISO感度、又は、露光時間である。
制御部205は、決定部204が出力したカメラパラメータの時間関数を用いて、撮影日での撮影部102であるカメラ6のカメラパラメータを、当該撮影日中の撮影する時刻に応じて決定する。当該撮影する時刻には、取得部201が出力した時刻情報が示す時刻を用いることができる。そして、制御部205は、決定したカメラパラメータを撮影部102であるカメラ6に設定する。具体的には、制御部205は、決定したカメラパラメータでの撮影を行わせる制御信号を、撮影部102であるカメラ6へ出力する。
次に、雲分布取得装置100のハードウェア構成例について、図2A及び図2Bを用いて説明する。
雲分布取得装置100の位置及び時刻認識部101は、例えば、GPS送受信機1で実現される。雲分布取得装置100の撮影部102は、例えば、カメラ6と広角のレンズ7とで実現される。雲分布取得装置100の通信部106は、例えば、無線LAN(Local Area Network)機能を備えた通信装置8で実現される。
また、雲分布取得装置100の取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各機能は、処理回路により実現される。当該処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ又はDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
図2Aは、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能を、処理装置2内に設けた専用のハードウェアである処理回路3で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。処理回路3は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、若しくはFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能を別個の処理回路3を組み合わせて実現してもよいし、各部の機能を1つの処理回路3で実現してもよい。
図2Bは、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能を、メモリ4に格納されるプログラムを実行するCPU5で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。メモリ4及びCPU5は、処理装置2内に設けられ、この場合の処理装置2は例えばコンピュータである。この場合、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ4に格納される。CPU5は、メモリ4に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能を実現する。すなわち、雲分布取得装置100は、後述する図3、図4、図5及び図8のフローチャートで示す各ステップが結果的に実行されることになるプログラム等を格納するためのメモリ4を有する。また、これらのプログラムは、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、若しくはEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の、不揮発性若しくは揮発性の半導体メモリ、又は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、若しくはDVD(Digital Versatile Disc)等のディスク状の記録媒体等が該当する。
なお、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204及び制御部205については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、画像処理部103、判別部104及び符号化部105については処理回路がメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組合せによって、上記の取得部201、第1計算部202、第2計算部203、決定部204、制御部205、画像処理部103、判別部104及び符号化部105の各部の機能を実現することができる。
なお、保存部107は、図2Aにおいては処理装置2が有する不図示のメモリ、図2Bにおいてはメモリ4により実現することができる。
次に、上記のように構成された雲分布取得装置100による処理の一例について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。以下では、カメラパラメータとしてF値を例に説明する。
位置及び時刻認識部101は、雲分布取得装置100の現在位置と現在時刻とを認識し、認識した現在位置を示す位置情報と、認識した現在時刻を示す時刻情報とを撮影制御装置200へ出力する。
取得部201は、位置及び時刻認識部101が出力した位置情報を撮影位置情報として取得し、また、位置及び時刻認識部101が出力した時刻情報により撮影日情報を取得する(ステップST1)。取得部201は、撮影位置情報及び撮影日情報を第1計算部202へ出力し、撮影日情報を第2計算部203へ出力する。なお、取得部201は、位置及び時刻認識部101が出力した時刻情報を制御部205へ出力する処理も行う。位置及び時刻認識部101が図2A及び図2Bに示すようにGPS送受信機1である場合、撮影制御装置200の取得部201は、撮影制御装置200から見て外部装置であるGPS送受信機1から撮影位置情報及び撮影日情報を取得することとなる。
続いて、第1計算部202は、取得部201が出力した撮影位置情報と撮影日情報とを用いて、当該撮影位置情報が示す位置における当該撮影日情報が示す撮影日での、日の出時刻及び日の入り時刻を計算する(ステップST2)。第1計算部202は、計算した日の出時刻及び日の入り時刻を決定部204へ出力する。
図4は、日の出時刻及び日の入り時刻の計算手順を示すフローチャートである。なお、日の出時刻及び日の入り時刻の計算手順は、周知のものであるので、詳細については適宜省略する。
第1計算部202は、取得部201が出力した撮影位置情報を取得する(ステップST21)。
第1計算部202は、取得部201が出力した撮影日情報を取得する(ステップST22)。
続いて、第1計算部202は、時刻変数Tを計算する(ステップST23)。時刻変数Tは、J2000.0つまり2000年1月1日力学時正午からの経過日数をKとしたとき、以下の式(1)により与えられる値である。

Figure 0006486561
続いて、第1計算部202は、時刻変数Tを用いて、太陽の黄経λ[°]を計算する(ステップST24)。
続いて、第1計算部202は、以下の式(2)のとおり、黄道傾斜角ε[°]を計算する(ステップST25)。

Figure 0006486561
続いて、第1計算部202は、ステップST24で計算した太陽の黄経λ[°]を赤経r[°]赤緯δ[°]に換算する(ステップST26)。
続いて、第1計算部202は、時刻変数Tを用いて、太陽と地球の距離r[au]を計算する(ステップST27)。
続いて、第1計算部202は、以下の式(3)のとおり、太陽の出没高度k[°]を計算する(ステップST28)。式(3)において、S[°]は太陽の視半径、E[°]は見かけの地平線の伏角、R[°]は大気差、Π[°]は視差を表す。

Figure 0006486561
続いて、第1計算部202は、恒星時th[°]を計算する(ステップST29)。
続いて、第1計算部202は、太陽の時角t[°]を計算する(ステップST30)。
続いて、第1計算部202は、出没点の時角t[°]を計算する(ステップST31)。
続いて、第1計算部202は、日の出時刻driseを計算する(ステップST32)。具体的には、第1計算部202は、−tとtとの差が最小になるときの時刻を、日の出時刻driseとする。
また、第1計算部202は、日の入り時刻dsetを計算する(ステップST33)。具体的には、第1計算部202は、tとtとの差が最小になるときの時刻を、日の入り時刻dsetとする。
以上のようにして図3のステップST2で日の出時刻及び日の入り時刻が計算される。
続いて、第2計算部203は、取得部201が出力した撮影日情報を用いて、当該撮影日情報が示す撮影日での、月齢を計算する(ステップST3)。第2計算部203は、計算した月齢を決定部204へ出力する。なお、ステップST2とステップST3の順序は逆であってもよいし、ステップST2とステップST3とが同時並行で行われてもよい。
図5は、月齢の計算手順を示すフローチャートである。ここでは、月齢として、新月期、半月期及び満月期の3つが想定された場合を例に説明する。
第2計算部203は、取得部201が出力した撮影日情報を取得する(ステップST41)。
続いて、第2計算部203は、撮影日情報を用いて、当該撮影日情報が示す撮影日の月齢を数値で表したときの値Nを計算する(ステップST42)。Y年M月D日の月齢を数値で表したときの値Nは、「((Y−2009)%19)×11+M+D」を30で割ったときの余りとなる。なお、1月と2月は、当該余りに更に2を加えたものが値Nとなる。また、(Y−2009)%19は、(Y−2009)を19で割ったときの余りを意味している。
続いて、第2計算部203は、新月期、半月期及び満月期の中から月齢を選択する(ステップST43)。第2計算部203は、値Nが1以上4以下、又は、値Nが27以上30以下の場合に、新月期を月齢として選択する。第2計算部203は、値Nが5以上10以下、又は、値Nが21以上26以下の場合に、半月期を月齢として選択する。第2計算部203は、値Nが11以上20以下の場合に、満月期を月齢として選択する。
以上のようにして図3のステップST3で月齢が計算される。
決定部204は、第1計算部202が計算した日の出時刻及び日の入り時刻と、第2計算部203が計算した月齢とを用いて、以下のステップST4〜ST6のとおりF値の時間関数F(t)を決定する。F値の時間関数F(t)は、撮影部102であるカメラ6に設定すべきF値を時間の関数として表したものであり、図6Aに一例を示す。
F値の時間関数F(t)は、図6Aに示すように、夜間帯でのF値を示す第1カメラパラメータFnightと、昼間帯でのF値を示す第2カメラパラメータFdayと、日の出帯でのF値を示す第3カメラパラメータFrise(t)と、日の入り帯でのF値を示す第4カメラパラメータFset(t)とから構成される。
太陽が出ている限り空の明るさは一定であるため、昼間帯での第2カメラパラメータFdayは、予め設定された一定の値となっている。
夜間帯での第1カメラパラメータFnightは、一日を通しては一定の値であるが、月齢に応じた値に設定される。したがって、決定部204は、夜間帯での第1カメラパラメータFnightを、月齢に応じて選択する(ステップST4)。第2計算部203により月齢が新月期と計算された場合、決定部204は、Fnight_newmoonを第1カメラパラメータFnightとして選択する。第2計算部203により月齢が半月期と計算された場合、決定部204は、Fnight_halfmoonを第1カメラパラメータFnightとして選択する。第2計算部203により月齢が満月期と計算された場合、決定部204は、Fnight_fullmoonを第1カメラパラメータFnightとして選択する。
night_newmoon、Fnight_halfmoon及びFnight_fullmoonの値は、予め設定されている。新月期、半月期そして満月期の順で空は明るくなるので、Fnight_newmoon<Fnight_halfmoon<Fnight_fullmoonという関係になる。
夜間帯での第1カメラパラメータFnight及び昼間帯での第2カメラパラメータFdayが設定されると、決定部204は、日の出帯での第3カメラパラメータFrise(t)、及び、日の入り帯での第4カメラパラメータFset(t)を計算する(ステップST5)。
日の出帯とは、日の出時刻を含む、当該日の出時刻の前後の時間帯を指す。日の出時刻のどれくらい前からどれくらい後までを日の出帯に含めるかは、予め設定されている。同様に、日の入り帯とは、日の入り時刻を含む、当該日の入り時刻の前後の時間帯を指す。日の入り時刻のどれくらい前からどれくらい後までを日の入り帯に含めるかは、予め設定されている。
第3カメラパラメータFrise(t)は、例えば、以下の式(4)のとおり計算される。
第4カメラパラメータFset(t)は、例えば、以下の式(5)のとおり計算される。

Figure 0006486561
riseは日の出時刻、Tsetは日の入り時刻である。αは係数、tは時刻を示す。
式(4)及び式(5)によると、日の出帯及び日の入り帯では、F値は図6Aで示すようにsin関数的になだらかに変化することになる。なお、第3カメラパラメータFrise(t)は、上記の式(4)に示す計算式に限らず、第1カメラパラメータFnightと第2カメラパラメータFdayとを用いて計算されればよい。要は、第3カメラパラメータFrise(t)は、第1カメラパラメータFnightと第2カメラパラメータFdayとの間の値に設定されればよい。第4カメラパラメータFset(t)についても同様であり、上記の式(5)に示す計算式に限らず、第1カメラパラメータFnightと第2カメラパラメータFdayとを用いて計算されればよい。要は、第4カメラパラメータFset(t)は、第1カメラパラメータFnightと第2カメラパラメータFdayとの間の値に設定されればよい。
また、図7は、日の入り時刻付近でのF値の時間関数の一例を示す図である。夜間帯での第1カメラパラメータFnightが新月期のものであるか、半月期のものであるか、満月期のものであるかによって、日の入り時刻付近でのF値の時間関数は異なる曲線を描く。
ステップST5に続いて、決定部204は、撮影日でのF値の時間関数F(t)を決定する(ステップST6)。時間関数F(t)は、ステップST4で選択された夜間帯での第1カメラパラメータFnightと、予め設定された昼間帯での第2カメラパラメータFdayと、ステップST5で計算された日の出帯での第3カメラパラメータFrise(t)と、ステップST5で計算された日の入り帯での第4カメラパラメータFset(t)とから構成される。ステップST6により、図6Aに示すようなF値の時間関数F(t)が決定される。決定部204は、決定した時間関数F(t)を制御部205へ出力する。
なお、以上のようなカメラパラメータの時間関数の決定方法は、F値以外のカメラパラメータに対しても同様に適用される。図6Bは、F値以外のカメラパラメータとして、ISO感度の時間関数を示した図である。また、図6Cは、F値以外のカメラパラメータとして、露光時間の時間関数を示した図である。
続いて、制御部205は、決定部204が決定した時間関数F(t)を用いて、撮影日でのF値を、撮影する時刻に応じて決定し、撮影部102であるカメラ6に設定する(ステップST7)。当該撮影する時刻には、取得部201が出力した時刻情報が示す現在時刻tnowを用いることができる。つまり、F(tnow)のときの値が撮影部102であるカメラ6に設定される。
なお、実際に撮影部102であるカメラ6に設定することのできるF値は、例えば2、4、8のように離散的な値となる。したがって、制御部205は、設定できる離散的なF値のうち、F(tnow)に一番近い値をカメラ6に設定する。つまり、日の出帯及び日の入り帯において、制御部205によってカメラ6に設定されるF値は、図6A中の細線で示すものとなる。図6B及び図6Cでも同様に、日の出帯及び日の入り帯において、制御部205によってカメラ6に設定されるISO感度及び露光時間については細線で示している。露光時間については比較的細かな設定が可能であるので、図6Cの日の出帯及び日の入り帯での細線は、EXPrise(t)及びEXPset(t)の曲線形状に近いものとなっている。
また、サチュレートを避けるため、F値、ISO感度及び露光時間は、必ず先に明るいときに対応した値に変更されてから、制御部205が設定した値に変更される。
撮影部102は、設定されたF値にて撮影を行い、雲画像のデータを画像処理部103へ出力する。
続いて、画像処理部103は、撮影部102が出力した雲画像のデータを用いて、当該雲画像内の雲領域を判定する(ステップST8)。画像処理部103は、雲画像のデータから分かる空の二次元的な輝度分布により、雲領域を判定する。
雲は、昼間は太陽光を、夜間は月明かり及び地上光を反射するため、背景の空よりも明るく観測されるという特徴がある。また、雲は、空間的に不均一な分布を持つため、雲の明るさは一様ではないという特徴がある。これらの特徴を利用して、画像処理部103は、カラー画像として得られた雲画像のデータを処理して、当該雲画像をグレースケールに変換したときの雲画像のデータを生成し、雲画像を輝度情報として扱う。そして、画像処理部103は、雲画像に映る範囲を複数のメッシュに区切り、各メッシュ内で輝度の平均値及び標準偏差を計算する。そして、メッシュ内の輝度の平均値が第1閾値より大きい場合、又は、メッシュ内の輝度の標準偏差が第2閾値より大きい場合、画像処理部103は、当該メッシュを雲領域と判定する。
なお、画像処理部103は、撮影部102が出力した雲画像のデータについて、当該データのヘッダ情報が示す画素数、露光時間及び撮影時刻等を用いて、適切なデータであるかを確認するとよい。また、画像処理部103は、メッシュを設定する際、雲画像に映る範囲の中に円形の領域を設定し、当該円形の領域内を特に観察すべき領域、当該円形の領域外を街明りのある領域及び視野外の領域に分けた上で、各領域内をメッシュで区切ってもよい。
画像処理部103は、雲領域と判定したメッシュの数を判別部104へ出力する。判別部104は、当該数が第3閾値より大きければ、撮影部102が撮影した雲画像について、雲量が多いと判定し、当該数が第3閾値以下であれば、撮影部102が撮影した雲画像について、雲量が少ないと判定する(ステップST9)。判別部104は、雲量が多いか少ないかを示す判定結果を符号化部105へ出力する。
符号化部105は、判別部104が出力した判定結果を二値化して表す(ステップST10)。符号化部105は、例えば、判別部104が出力した判定結果が雲量が多いことを示していれば1として符号化し、判別部104が出力した判定結果が雲量が少ないことを示していれば0として符号化する。符号化部105は、雲量が多いか少ないかを示す符号化した情報を、通信部106へ出力する。通信部106は、符号化部105が出力した符号化した情報を、雲分布取得装置100の外部へ出力する。
なお、図8は、雲分布取得装置100による処理の変形例を示すフローチャートである。図3で示した処理と同様の処理が行われるステップについては、同じステップ番号を付し、その説明を適宜省略又は簡略する。
ステップST2により日の出時刻及び日の入り時刻が計算されると、決定部204は、日の出帯での第3カメラパラメータFrise(t)、及び、日の入り帯での第4カメラパラメータFset(t)を計算する(ステップST51)。このとき、決定部204は、夜間帯での第1カメラパラメータFnightとして、撮影日の前日の夜間帯での第1カメラパラメータを用いて、例えば式(4)及び式(5)のとおり第3カメラパラメータFrise(t)、及び、第4カメラパラメータFset(t)を計算する。
続いて、決定部204は、ステップST51で用いた撮影日の前日の夜間帯での第1カメラパラメータを当該撮影日の第1カメラパラメータFnightと見なして、当該第1カメラパラメータFnightと、ステップST51で計算した第3カメラパラメータFrise(t)と、ステップST51で計算した第4カメラパラメータFset(t)と、予め設定された昼間帯での第2カメラパラメータFdayとから構成される関数を、撮影日でのF値の時間関数F(t)として仮決定する(ステップST52)。
続いて、第2計算部203は、取得部201が出力した撮影日情報を用いて、当該撮影日情報が示す撮影日での、月齢を計算する(ステップST53)。
そして、決定部204は、ステップST53で計算された月齢が、撮影日の前日の月齢と同じであるかを判定する(ステップST54)。
ステップST53で計算された月齢が、撮影日の前日の月齢と同じ場合(ステップST54;YES)、決定部204は、ステップST52で仮決定したF値の時間関数F(t)を撮影日でのF値の時間関数F(t)として決定する(ステップST55)。以降、ステップST7〜ST10の処理が行われる。
一方、ステップST53で計算された月齢が、撮影日の前日の月齢と同じでない場合(ステップST54;NO)、決定部204は、夜間帯での第1カメラパラメータFnightを、ステップST53で計算された月齢に応じて選択する(ステップST56)。月齢に応じた夜間帯での第1カメラパラメータFnightの選択は、ステップST4で説明したとおりである。以降、ステップST5〜ST10の処理が行われる。
図8に示す変形例によれば、図3で示した処理と異なり、月が新月期から半月期、半月期から満月期、又は、満月期から新月期に変化したときの撮影日のみ、夜間帯での第1カメラパラメータFnightを選択する処理が行われればよいことになる。
また、上記では、月齢を新月期、半月期及び満月期の3つで分類したが、より細かく月齢を分類し、各月齢に応じた夜間帯での第1カメラパラメータFnightが選択されるようにしてもよい。例えば、上記で用いた月齢を数値で表したときの値Nに応じた夜間帯での第1カメラパラメータFnightが選択されるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、第1計算部202が撮影位置情報と撮影日情報とを用いて計算した撮影日での日の出時刻及び日の入り時刻と、第2計算部203が撮影日情報を用いて計算した撮影日での月齢とを用いて、決定部204が当該撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定する。そして、制御部205が、当該時間関数を用いてカメラパラメータを撮影部102であるカメラ6に設定することで、太陽及び月による空の明るさを考慮したカメラパラメータをカメラ6に設定することができる。したがって、カメラ6による撮影画像がサチュレートを起こすのを防ぐことができる。
また、カメラパラメータは、F値、ISO感度、又は、露光時間であることとした。したがって、撮影制御装置200は、F値、ISO感度、又は、露光時間を、適切に設定することができる。
また、第2計算部203は、新月期、半月期及び満月期のいずれかを月齢の計算結果とすることとした。したがって、夜間帯での第1カメラパラメータFnightとしては、新月期用、半月期用及び満月期用の3つが予め設定されていればよい。
また、取得部201は、外部装置から撮影日情報を取得することとした。撮影制御装置200は、撮影日情報を取得するために、GPS送受信機1等の外部装置を利用することができる。
また、決定部204は、撮影日の前日の夜間帯での第1カメラパラメータを撮影日の夜間帯での第1カメラパラメータFnightとするとともに、当該第1カメラパラメータFnightと第2カメラパラメータFdayとを用いて、第3カメラパラメータFrise(t)及び第4カメラパラメータFset(t)を設定することで、撮影日でのカメラパラメータの時間関数を仮決定し、第2計算部203により計算された月齢が撮影日の前日の月齢と同じ場合、仮決定した時間関数を、撮影日でのカメラパラメータの時間関数F(t)として決定することとした。したがって、撮影制御装置200は、前日から月齢が変化した撮影日のみ、夜間帯での第1カメラパラメータFnightを選択する処理を行えばよいことになる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る撮影制御装置は、太陽及び月による空の明るさを考慮したカメラパラメータをカメラに設定することができるため、雲画像を撮影するカメラを制御する装置として用いるのに適している。
1 GPS送受信機、2 処理装置、3 処理回路、4 メモリ、5 CPU、6 カメラ、7 レンズ、8 通信装置、100 雲分布取得装置、101 位置及び時刻認識部、102 撮影部、103 画像処理部、104 判別部、105 符号化部、106 通信部、107 保存部、200 撮影制御装置、201 取得部、202 第1計算部、203 第2計算部、204 決定部、205 制御部。

Claims (5)

  1. 雲画像を撮影するカメラの位置を示す撮影位置情報と、前記カメラが撮影を行う撮影日を示す撮影日情報とを取得する取得部と、
    前記撮影位置情報と前記撮影日情報とを用いて、前記位置における前記撮影日での日の出時刻及び日の入り時刻を計算する第1計算部と、
    前記撮影日情報を用いて、前記撮影日での月齢を計算する第2計算部と、
    前記計算された月齢に応じた夜間帯での第1カメラパラメータと、昼間帯での第2カメラパラメータと、前記計算された日の出時刻を含む日の出帯でのカメラパラメータであって前記第1カメラパラメータと前記第2カメラパラメータとの間の値に設定した第3カメラパラメータと、前記計算された日の入り時刻を含む日の入り帯でのカメラパラメータであって前記第1カメラパラメータと前記第2カメラパラメータとの間の値に設定した第4カメラパラメータとから構成される、前記撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定する決定部と、
    前記決定された時間関数を用いて、前記撮影日での前記カメラのカメラパラメータを撮影する時刻に応じて決定し、前記カメラに設定する制御部とを備え
    前記決定部は、前記撮影日の前日の夜間帯での第1カメラパラメータを前記撮影日の夜間帯での第1カメラパラメータとするとともに、当該第1カメラパラメータと前記第2カメラパラメータとを用いて、前記第3カメラパラメータ及び前記第4カメラパラメータを設定することで、前記撮影日でのカメラパラメータの時間関数を仮決定し、
    前記第2計算部により計算された月齢が前記撮影日の前日の月齢と同じ場合、前記仮決定した時間関数を、前記撮影日でのカメラパラメータの時間関数として決定することを特徴とする撮影制御装置。
  2. カメラパラメータは、F値、ISO感度、又は、露光時間であることを特徴とする請求項1記載の撮影制御装置。
  3. 前記第2計算部は、新月期、半月期及び満月期のいずれかを月齢の計算結果とすることを特徴とする請求項1記載の撮影制御装置。
  4. 前記取得部は、外部装置から前記撮影日情報を取得することを特徴とする請求項1記載の撮影制御装置。
  5. 取得部が、雲画像を撮影するカメラの位置を示す撮影位置情報と、前記カメラが撮影を行う撮影日を示す撮影日情報とを取得する取得ステップと、
    第1計算部が、前記撮影位置情報と前記撮影日情報とを用いて、前記位置における前記撮影日での日の出時刻及び日の入り時刻を計算する第1計算ステップと、
    第2計算部が、前記撮影日情報を用いて、前記撮影日での月齢を計算する第2計算ステップと、
    決定部が、前記計算された月齢に応じた夜間帯での第1カメラパラメータと、昼間帯での第2カメラパラメータと、前記計算された日の出時刻を含む日の出帯でのカメラパラメータであって前記第1カメラパラメータと前記第2カメラパラメータとの間の値に設定した第3カメラパラメータと、前記計算された日の入り時刻を含む日の入り帯でのカメラパラメータであって前記第1カメラパラメータと前記第2カメラパラメータとの間の値に設定した第4カメラパラメータとから構成される、前記撮影日でのカメラパラメータの時間関数を決定する決定ステップと、
    制御部が、前記決定された時間関数を用いて、前記撮影日での前記カメラのカメラパラメータを撮影する時刻に応じて決定し、前記カメラに設定する制御ステップとを備え
    前記決定部は、前記決定ステップにて、
    前記撮影日の前日の夜間帯での第1カメラパラメータを前記撮影日の夜間帯での第1カメラパラメータとするとともに、当該第1カメラパラメータと前記第2カメラパラメータとを用いて、前記第3カメラパラメータ及び前記第4カメラパラメータを設定することで、前記撮影日でのカメラパラメータの時間関数を仮決定し、
    前記第2計算部により計算された月齢が前記撮影日の前日の月齢と同じ場合、前記仮決定した時間関数を、前記撮影日でのカメラパラメータの時間関数として決定することを特徴とする撮影制御方法。
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