JP6482338B2 - 質問表回答テストデータ生成システム、質問表回答テストデータ生成方法及びプログラム - Google Patents
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Description
このようなアンケート解析支援装置を作成する際、このアンケート解析支援装置が出力するアンケートの解析結果が、想定された数値であるかかどうかのテストが行われる。このテストを実施するためには、テストするテストデータ(後述する質問回答テストデータ)が必要となる。
したがって、ある結論が導かれ、かつ尤もらしいテストデータが、アンケート解析結果支援装置のデバッグには必要となる。
しかしながら、アンケートの回答項目が3つ以上であり、かつ回答項目間の関連性に対して任意の数値を反映させた場合など、単純に乱数を利用して各回答パターンに対する回答者数を求めようとしても、尤もらしいアンケート結果としてのテストデータを求めることはできない。
次に、第2項目及び第3項目の2個の項目からなるクロス表の各欄に対して、回答として選択される確率を任意に設定し、乱数により回答者を振り分ける。
この結果、第1項目及び第2項目のクロス表の各欄における回答者数と、第2項目及び第3項目及びクロス表の各欄における回答者数との各々が決定されると、この時点で第3項目と第1項目とのクロス表の各欄における比率はすでに決定されており、第3項目と第1項目のクロス表の所定の欄に対して確率を任意に設定することができない。
また、上述したように、単純に乱数を用いても関連性のある3つ以上の項目を有する質問表に対応する質問表回答テストデータを生成することができない。このため、質問表回答テストデータを乱数アンケートの解析処理を行った場合に、予め任意に有意な結論を得ることができる質問表回答テストデータを生成することはできない。
上記欄は、クロス集計表において回答項目の選択肢がクロスした場所、すなわちクロス集計表における欄でクロスする2個の回答項目の各々の選択肢の組合せの回答パターンを示している。そして、この欄には、2個の回答項目の各々の選択肢の組合せの回答パターンの回答率あるいは回答者数が入る。
また、単純集計は、回答項目S_1の各選択肢に対応する(各選択肢の列における)選択肢P_A、選択肢P_B、選択肢P_C、選択肢P_D及び選択肢P_Eの各々の数値の積算値の数値である。例えば、単純集計K_2の欄503には、選択肢P_1に対応する(選択肢1の列にある)選択肢P_A、選択肢P_B、選択肢P_C、選択肢P_D及び選択肢P_Eの数値の各々の積算値を示す単純集計の数値値が示されている。
図2におけるアンケートテストデータ(質問表回答テストデータ)生成システム1は、回答項目入力部11、単純集計入力部12、制約値入力部13、クロス集計表変数生成部14、数理計画部15、入力データ記憶部16、演算データ記憶部17及びアンケートテストデータ記憶部18を備えている。
例えば、制約条件番号J_1には、東京で車を所有している人が所有している車の車種として軽と回答する回答率(回答する比率)PT=0.12以上とする制約条件が記載されている。
すなわち、制約条件番号J_4の制約条件は、車種の選択肢において車種がミニバンと回答したなかにおいて、メーカの選択肢においてB社と回答する回答率が0.5以上となるように、欄551(後述する図6(a))の回答パターンの回答率を設定することを規定している。したがって、欄551の回答パターンの回答率は、回答率MT(=0.3)と、車種の選択肢において車種がミニバンと回答した行の単純集計の数値K1_C(=0.17)とを乗算した、MT×K1_C(0.051)以上となる数値に設定される。この制約条件により、欄551の回答パターンの回答率は設定される。この制約条件により、欄551の回答パターンの回答率は設定される。また、このとき、選択肢がB社の列における単純集計の数値と、選択肢がミニバンの行における単純集計の数値との各々は、作業者が制約条件とした数値となるように回答パターンの回答率が設定される。
例えば、図6(a)における車種の選択肢がセダンの行と、メーカの選択肢がA社(地域の属性を全て含む)、B社(地域の属性を全て含む)、C社(地域の属性を全て含む)、D社(地域の属性を全て含む)の各々の列が交差する欄の回答パターンに対応するクロス集計表変数における(選択肢がセダンの行の各欄に対応するクロス集計表変数における)回答確率の合計、すなわち単純集計を示す式である。
例えば、図6(b)における地域の選択肢が東京の行と、車種の選択肢がセダン(メーカの属性を全て含む)、SUV(メーカの属性を全て含む)、ミニバン(メーカの属性を全て含む)、軽(メーカの属性を全て含む)、その他(メーカの属性を全て含む)の各々の列が交差する欄の回答パターンに対応するクロス集計表変数における(選択肢が東京の行の各欄に対応するクロス集計表変数における)回答確率の合計、すなわち単純集計を示す式である。
例えば、図6(c)におけるメーカの選択肢がA社の列と、地域の選択肢が愛知(メーカの属性を全て含む)、広島(メーカの属性を全て含む)、東京(メーカの属性を全て含む)、栃木(メーカの属性を全て含む)の各々の行が交差する欄の回答パターンに対応するクロス集計表変数における(選択肢がA社の列の各欄に対応するクロス集計表変数における)回答確率の合計、すなわち単純集計を示す式である。
上述したように、クロス集計表変数生成部14は、(1)式、(2)式及び(3)に基づき、後述する図6(a)、図6(b)、図6(c)に示すクロス集計表の各欄に対応するクロス集計表変数を生成し、演算データ記憶部17に対して書き込んで記憶させる。
また、本実施形態においては、数理計画法の計算手法として内点法を用いることにより、個別解として「0」が生成されず、アンケートにおいていずれの人間も回答しない回答パターンが一般的に存在しないことが知られており、アンケート調査として尤もらしい結果を得ることができる。
また、単純集計テーブルに記載されている各回答項目の選択肢がクロスした欄に対する回答パターンの回答確率の単純集計の数値も制約条件(後述するように作業者が入力)である。
数値計画部15は、生成した個別回答パターンをクロス集計表の各(1)式、(2)式及び(3)式に対応して生成したクロス集計表変数に対して書き込む。すなわち、クロス集計表の各欄に対応する回答パターンの回答確率に対応するクロス集計表変数に対し、生成した個別回答パターンの回答確率から算出した各欄に対応する回答パターンの集計値である回答確率を代入していく。そして、数値計画部15は、それぞれ制約条件としての単純集計の数値となるように、個別回答パターンの回答確率を生成する。
数理計画部15は、上記制約条件を満たしつつ、目的関数で規定するように差分誤差(関数f)が最小となるように、最適化された個別解として個別回答パターンの回答率の数値を設定する。上記目的関数により、アンケートテストデータが、クロス集計表において制約されている単純集計の数値から読み取れる全国平均から大きく外れた解とならず、アンケート調査として尤もらしい個別解を得ることができる。
また、最小化を行う手法については各種あり、本発明においてはいずれを用いても良い。
ここで、尤もらしいアンケートテストデータを得るための目的関数とは、以下の(4)式に示すものである。
関数sum(slackPT[p、t],(p、t))は、上述した集計表差分誤差であり、クロス集計表の欄に対応するクロス集計表変数における回答率に対して求めた、以下に示す(5)式で求めたslackPT[p、t]を、全てのクロス集計表変数にわたって加算して求めることを示す関数である。
関数sum(slackMT[m,t],(m,t))は、上述した集計表差分誤差であり、クロス集計表の欄に対応するクロス集計表変数における回答率に対して求めた、以下に示す(6)式で求めたslackMT[m,t]を、全てのクロス集計表変数にわたって加算して求めることを示す関数である。
関数sum(slackMP[m、p],(m,p))は、上述した集計表差分誤差であり、クロス集計表の欄に対応するクロス集計表変数における回答率に対して求めた、以下に示す(7)式で求められたslackMP[m、p]を、全てのクロス集計表変数にわたって加算して求めることを示す関数である。
そして、数理計画部15は、各欄の回答パターンの回答確率(例えば、上述したsum(x[p,t,m],m))と、この欄でクロスする選択肢の単純集計を乗算した単純集計積(例えば、上述したtSum[t]*pSum[p])との差分が差分制限値(例えば、上述したslackPT[p,t])の範囲に入るように個別回答パターンの回答率を繰り返して生成していく。すなわち、数理計画部15は、(5)式において、sum(x[p,t,m],m)と、tSum[t]*pSum[p]との差分の絶対値がslackPT[p,t]以下となるように、個別回答パターンの回答率を繰り返して個別解として生成する。
同様に、数理計画部15は、図6(b)及び図6(c)におけるクロス集計表においても、クロス集計表の各々の各欄における変数における回答率とこの欄で交差する選択肢の単純集計の乗算結果との差分が、それぞれ設定される差分制限値の範囲となるように、個別回答パターンの回答率を求める。このとき、数理計画部15は、上述した差分を求めるために用いる、図6(a)、図6(b)及び図6(c)の各々の全ての回答パターン(クロス集計表の欄)の変数における回答率を、回答項目の各選択肢の組合せの個別回答パターンの回答確率を基に求める。
数理計画部15は、求めた個別回答パターンの回答率を、演算データ記憶部17における図7(a)に示すアンケートテストデータ結果テーブルの対応する個別回答パターンに対応した欄に順次書き込む。
この個別回答パターンの回答率は、3個の回答項目のそれぞれの選択肢の組合せの個別回答パターンの各々が回答される回答率である。このため、この個別回答パターンの回答率に対応した比率により、回答者数を割り振ることにより、全ての回答項目の選択肢の組合せである各個別回答パターンを回答した回答者数を求めることができる。
回答振分部19は、アンケートテストデータ記憶部18に対して、この組合せに対応するアンケートテストデータ結果テーブルを作成する。
そして、回答振分部19は、80種類の個別回答パターンの各々の回答確率を、アンケートテストデータ記憶部18のアンケートテストデータ結果テーブルに対して書き込んで記憶させる。
すなわち、回答振分部19は、回答確率に対応した乱数を発生させて、この発生した乱数を各回答確率に対応した個別回答パターンに振り分ける。ここで、回答振分部19は、回答者数と同一の数の乱数を発生させ、発生した各々の乱数を用いて、順次上述した回答者の個別パターンへの振分作業を行う。
上述した処理により、回答振分部19は、各回答パターン毎の回答率に対応した回答者数を容易に設定することができる。
上述した振分作業は、例えば、1から0までの範囲において、0から1へ順番に(1から0へ順番としても良い)、各回答パターンの回答確率を加算していき、それぞれ加算した回答確率の数値範囲をその回答パターンの振分領域とする。
ステップS1:
作業者は、入力手段を介して、対象となるアンケート調査の3種類の回答項目として地域(東京、愛知、広島、栃木が選択肢)、車種(セダン、SUV、ミニバン、軽、その他が選択肢)及びメーカ(A社、B社、C社、D社)及び回答者数を、アンケートテストデータ生成システムに入力する。
回答項目入力部11は、入力データ記憶部16に対して回答者数を書き込んで記憶させる。また、回答項目入力部11は、入力された回答項目及び選択肢に基づき、図3に示す回答項目テーブルを生成し、入力データ記憶部16に対して書き込んで記憶させる。
作業者は、入力手段を介して、対象となるアンケート調査の回答項目である地域、車種、メーカの各々の選択肢毎の回答確率の単純集計の数値(回答率)を、アンケートテストデータ生成システムに入力する。
回答項目入力部11は、入力された単純集計の数値に基づき、図4に示す単純集計テーブルを生成し、入力データ記憶部16に対して書き込んで記憶させる。
作業者は、入力手段を介して、対象となるアンケート調査の回答項目の特定の選択肢のクロスした欄における回答率を求める際の制約条件を、すなわち制約条件番号J_1、制約条件番号J_2、制約条件番号J_3、制約条件番号J_4の各々の制約条件を、入力手段を介してアンケートテストデータ生成システムに入力する。
回答項目入力部11は、入力された制約条件の示す制約を行う数値に基づき、図5に示す制約条件テーブルを生成し、入力データ記憶部16に対して書き込んで記憶させる。
作業者によるアンケート調査の回答項目と、回答項目の各選択肢の回答率の単純集計の数値と、特定の回答パターンである欄を示す選択肢の組合せに対する制約条件とが入力されると、アンケートテストデータ生成システムは、アンケートテストデータの生成処理を開始する。
クロス集計表変数生成部14は、入力データ記憶部16の回答項目テーブルから、回答項目及び回答項目における選択肢を読み出し、図6に示すクロス集計表の各欄(選択肢の行と列とがクロスする欄)に対応する回答パターンの数値を変数とするクロス集計表変数、すなわち、後述する図6(a)から図6(c)に示す3個のクロス集計表の各欄に対応するクロス集計表変数を生成する。ここで、クロス集計表変数生成部14は、2つの回答項目として、回答項目S_1のメーカにおける選択肢であるA社、B社、C社、D社と、回答項目S_2の車種における選択肢であるセダン、SUV、ミニバン、軽、その他とにより、図6(a)に示すクロス集計表における各欄の回答パターンに対応するクロス集計表変数を生成する。
クロス集計表変数生成部14は、上述のように生成したクロス集計表における単純集計の欄に対応するクロス集計表変数に対し、入力データ記憶部16から単純集計の数値を読み出し、図6(a)、図6(b)及び図6(c)の各々のクロス集計表の単純集計の欄に対応するクロス集計表変数に対して書き込む。
そして、クロス集計表変数生成部14は、生成した各クロス集計表のクロス集計表変数を演算データ記憶部17に対して書き込んで記憶させる。また、クロス集計表変数生成部14は、クロス集計表における各欄の回答パターンに対応するクロス集計表変数の生成が終了したことを、数理計画部15に対して通知する。
数理計画部15は、クロス集計表の指定された欄(回答パターン)に対応するクロス集計表変数における回答率の数値が制約条件を満たした上で、クロス集計表の各欄に対応する回答パターンの回答率と各欄の単純集計積との差分により求めた差分誤差が最小となるように、上記(4)式から(7)式を用いて、個別回答パターンの回答率を数理計画法により個別解として求める。
このとき、数理計画部15は、全ての個別回答パターンの回答率の各々を、制約条件を満たすように変更して順次生成し、目的関数で規定されている最小化を行い、制約条件を満たした上で、差分誤差が最小となる個別回答パターンを、(1)式から(7)式を用いて求める。
次に、回答振分部19は、入力データ記憶部16から、作業者が入力した回答者数を読み出す。
そして、回答振分部19は、回答確率に対応した乱数を、回答者数と同一の数を発生させて、この発生した乱数を各回答確率に対応した個別回答パターンに振り分ける。
このとき、回答振分部19は、1から0までの範囲において、0から1へ順番に、各回答パターンの回答確率を加算していき、それぞれ加算した回答確率の数値範囲をその回答パターンの振分領域とする。例えば、0に対して回答確率#1として0.05を加算し、次に0.05に対して回答確率#2として0.34を加算し、次に0.39に対して回答確率#3として0.21を加算し、…を繰り返し、全ての個別回答パターンの回答率を加算する。
回答振分部19は、回答振分部19は、80種類の個別回答パターンの各々の回答確率を、アンケートテストデータ記憶部18のアンケートテストデータ結果テーブルに対して書き込んで記憶させる。回答振分部19は、作業者の指示により、図示しない表示画面に、上記アンケートテストデータ結果テーブルを表示させても良い。
また、回答振分部19は、求めた個別回答パターン毎の回答者数に基づき、各回答項目からなる図6に示すクロス集計表を生成する。
例えば、回答振分部19は、図6(a)のクロス集計表の場合、回答項目が車種であり選択肢をセダンと回答し、かつ回答項目がメーカであり選択肢をA社とした全ての個別回答パターンの回答者数を加算することで、A社の選択肢の列651とセダンの選択肢の行652とがクロスする欄653の回答者数が求められる。同様に、回答振分部19は、セダンの選択肢の行652において、回答項目が車種であり選択肢をセダンと回答し、かつ回答項目がメーカであり選択肢をB社、C社、D社と順次換え、セダンの選択肢の行652と、B社、C社、D社それぞれの列との交差する欄の回答者数を順次算出し、行652の行の欄の回答者数を積算し、選択肢がセダンの単純集計の数値としての回答者数を求める。
同様に、回答振分部19は、図8(b)及び図8(c)の各々も、上述した処理により生成し、アンケートテストデータ記憶部18に対して書き込んで記憶させる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11…回答項目入力部
12…単純集計入力部
13…制約値入力部
14…クロス集計表変数生成部
15…数理計画部
16…入力データ記憶部
17…演算データ記憶部
18…アンケートテストデータ記憶部
19…回答者振分部
Claims (5)
- 3個以上の質問としての回答項目を有する質問表から得られる、回答項目に対する答えである選択肢の選択による回答結果を示す質問表回答テストデータを、前記回答項目間の関連性に対応させて、前記回答項目における複数の選択肢の組合せにおける所定の回答パターンが任意の回答数となるように生成する質問表回答テストデータ生成システムであり、
前記回答項目及び当該回答項目毎における選択肢を入力する回答項目入力部と、
前記回答項目の前記選択肢における回答比率の合計である単純集計比率を設定する単純集計入力部と、
前記回答項目の各選択肢の組合せからなる回答パターンにおいて、所定の回答パターンの回答比率を制約する制約値を入力する制約値入力部と、
前記回答項目の2個をそれぞれ組合せて、当該2個の回答項目の選択肢からなる回答パターンの回答確率と、当該回答パターンに対応する当該2個の回答項目の単純集計の回答確率の積との差分が所定の範囲内とする目的関数下において、前記制約値に対応した前記質問表回答テストデータを生成する数理計画部と、
を備えることを特徴とする質問表回答テストデータ生成システム。 - 前記制約値を満足させて、前記目的関数の前記差分が最も小さくなるように、前記テストデータを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の質問表回答テストデータ生成システム。 - 前記回答パターン毎の前記回答確率の範囲内において、乱数を回答者数と同一数発生させ、前記乱数が対応する回答確率の前記回答パターンに対して前記回答者数を振り分ける回答者振分部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の質問表回答テストデータ生成システム。 - 3個以上の質問としての回答項目を有する質問表から得られる、回答項目に対する答えである選択肢の選択による回答結果を示す質問表回答テストデータを、前記項目間の関連性に対応させて、前記回答項目における複数の選択肢の組合せにおける所定の回答パターンが任意の回答数となるように生成する質問表回答テストデータ生成方法であり、
回答項目入力部が、前記回答項目及び当該回答項目毎における選択肢を入力する回答項目入力過程と、
単純集計入力部が、前記回答項目の前記選択肢における回答比率の合計である単純集計比率を設定する単純集計比率入力過程と、
制約値入力部が、前記回答項目の各選択肢の組合せからなる回答パターンにおいて、所定の回答パターンの回答比率を制約する制約値を入力する制約値入力過程と、
数理計画部が、前記回答項目の2個をそれぞれ組合せて、当該2個の回答項目の選択肢からなる回答パターンの回答確率と、当該回答パターンに対応する当該2個の回答項目の単純集計の回答確率の積との差分が所定の範囲内とする目的関数下において、前記制約値に対応した前記質問表回答テストデータを生成する数理計画過程と、
を含むことを特徴とする質問表回答テストデータ生成方法。 - 3個以上の質問としての回答項目を有する質問表から得られる、回答項目に対する答えである選択肢の選択による回答結果のア質問表回答テストデータを、前記項目間の関連性に対応させて、前記回答項目における複数の選択肢の組合せにおける所定の回答パターンが任意の回答数となるように生成する質問表回答テストデータ生成システムの動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
コンピュータを、
前記回答項目及び当該回答項目毎における選択肢を入力する回答項目入力手段、
前記回答項目の前記選択肢における回答比率の合計である単純集計比率を設定する単純集計比率入力手段、
前記回答項目の各選択肢の組合せからなる回答パターンにおいて、所定の回答パターンの回答比率を制約する制約値を入力する制約値入力手段、
前記回答項目の2個をそれぞれ組合せて、当該2個の回答項目の選択肢からなる回答パターンの回答確率と、当該回答パターンに対応する当該2個の回答項目の単純集計の回答確率の積との差分が所定の範囲内とする目的関数下において、前記制約値に対応した前記質問表回答テストデータを生成する数理計画手段、
として機能させるためのプログラム。
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