JP6482312B2 - タッチ操作入力装置 - Google Patents

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本発明は、GUIパーツの表示状態に基づいて、タッチ操作対象とするGUIパーツを選択可能なタッチ操作入力装置に関するものである。
タッチパネルを使用したGUIにおいて、近年多機能化により、ボタン等のGUIパーツを1つの画面に多数配置することが多くなっている。また、効率良く画面設計することを目的として画面数を極力少なくするため、1つの画面に多数のGUIパーツを配置する方法がある。後者の場合、GUIパーツに設定されるタッチ入力を受け付ける座標(以下「タッチ領域」という)は、別のGUIパーツと重複する可能性が高くなる。このように、タッチ領域が重複している場合、所望のGUIパーツを動作させることが難しくなるため、状況に応じて必要なGUIパーツのみを選択してタッチ可能にする必要がある。
タッチ領域が重複した場合の対処方法としては、各GUIパーツに設定された優先度、および入力設定されているかどうかのGUIパーツのステータスに応じてタッチ領域を拡大する等の制御を行う技術が特許文献1に開示されている。また、GUIパーツのタッチ領域の境界部分をタッチした場合、各GUIパーツのタッチ履歴情報に基づいてタッチ操作の有効と無効とを切り替える技術が特許文献2に開示されている。
特開2014−71727号公報 特開2009−187311号公報
従来のタッチ操作入力装置でのGUIパーツ選択方法は、特許文献1,2に記載の方法を採用しているため、各GUIパーツの優先順位を決定し、変更された優先順位を優先度テーブルに反映するロジック、または過去の履歴から判定する複雑なロジックを経て、GUIパーツを選択する必要がある。このため、タッチ操作入力装置の制御が複雑化するという問題がある。
そこで、本発明は、制御を複雑化することなく、最適なGUIパーツを選択可能なタッチ操作入力装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチ操作入力装置は、表示部にGUIパーツを表示し、タッチ面を介して当該GUIパーツへのタッチ操作を受け付け可能とするタッチ操作入力装置であって、前記タッチ面へのタッチ操作に応じたタッチ座標を出力するタッチ入力部と、前記GUIパーツの優先順位を格納する優先度テーブルと、前記GUIパーツの表示されるべき状態である表示状態を格納する表示状態テーブルと、前記GUIパーツのタッチ領域を格納するタッチ領域テーブルと、前記GUIパーツの表示状態に基づいて当該GUIパーツの画像を表示するGUIパーツ表示部と、前記優先度テーブルと前記タッチ領域テーブルを参照して優先順位が高い順にタッチ座標に対応するGUIパーツを検索し、検索された当該GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択するGUIパーツ選択部と、選択された前記GUIパーツに固有の機能を実行させるGUIパーツ機能実行部とを備え、前記表示状態テーブルは、前記GUIパーツの表示状態として当該GUIパーツの動作に関する動画のフレーム番号を格納し、前記GUIパーツ表示部は、前記フレーム番号に基づいてGUIパーツの画像を表示し、前記GUIパーツ選択部は、前記フレーム番号に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択するものである。

本発明によれば、GUIパーツ選択部は、優先度テーブルとタッチ領域テーブルを参照して優先順位が高い順にタッチ座標に対応するGUIパーツを検索し、検索された当該GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択し、GUIパーツ機能実行部は、選択されたGUIパーツに固有の機能を実行させる。
したがって、優先度テーブルとタッチ領域テーブルとを更新せずに、かつ、複雑なロジックを経ることなく、GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象となるGUIパーツを選択することができる。これにより、タッチ操作入力装置において、制御を複雑化することなく、最適なGUIパーツを選択することが可能となる。
実施の形態1に係るタッチ操作入力装置のブロック図である。 実施の形態1におけるGUIパーツの配置例を示す図である。 実施の形態1におけるGUIパーツ選択部の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるGUIパーツの表示例1を示す図である。 実施の形態1におけるGUIパーツの表示例2を示す図である。 実施の形態1におけるGUIパーツの表示例3を示す図である。 実施の形態1におけるGUIパーツの表示例4を示す図である。 実施の形態2におけるGUIパーツの配置例を示す図である。 実施の形態2におけるGUIパーツの画像登録例1を示す図である。 実施の形態2におけるGUIパーツの画像登録例2を示す図である。 実施の形態2におけるGUIパーツの画像登録例3を示す図である。 実施の形態2におけるGUIパーツの表示例1を示す図である。 実施の形態2におけるGUIパーツの表示例2を示す図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係るタッチ操作入力装置のブロック図である。
タッチ操作入力装置は、表示部であるタッチパネルに接続され、タッチパネルにGUIパーツを表示し、タッチパネルのタッチ面を介して当該GUIパーツへのタッチ操作を受け付け可能とする装置である。タッチ操作入力装置は、タッチ入力部11、GUIパーツ表示部12、GUIパーツ選択部13、GUIパーツ機能実行部14、優先度テーブル15、表示状態テーブル16およびタッチ領域テーブル17を備える。タッチ操作入力装置は、例えば、図示しない中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)を備えて構成される。
タッチ入力部11は、タッチ面へのタッチ操作に応じたタッチ情報を出力する。ここで、タッチ情報とは、タッチの発生、継続および消失と、タッチ座標とを示す情報である。
優先度テーブル15、表示状態テーブル16およびタッチ領域テーブル17は、CPUの記憶部に格納されており、記憶部は、例えば半導体メモリで実現される。優先度テーブル15は、GUIパーツの優先順位を格納するテーブルである。表示状態テーブル16は、GUIパーツの表示されるべき状態である表示状態を格納するテーブルである。タッチ領域テーブル17は、GUIパーツのタッチ領域を格納するテーブルである。また、記憶部は、CPUの制御プログラムなどを格納する。
GUIパーツ表示部12は、表示状態テーブル16に記憶されたGUIパーツの表示状態に基づいて当該GUIパーツの画像を表示する。GUIパーツ選択部13は、優先度テーブル15とタッチ領域テーブル17を参照して優先順位が高い順にタッチ座標に対応するGUIパーツを検索し、検索された当該GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択する。GUIパーツ機能実行部14は、GUIパーツ選択部13によって選択されたGUIパーツに固有の機能を実行させる。ここで、GUIパーツにおける固有の機能とは、例えばボタンが押されたことを示す信号を送信する機能である。
タッチ入力部11、GUIパーツ表示部12、GUIパーツ選択部13およびGUIパーツ機能実行部14は、CPUが記憶部に記憶されたプログラムを実行することでCPUの機能として実現される。ただし、これらは、例えば複数のCPUが連携して実現されてもよい。
次に、図2を用いて、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例について説明する。図2は、実施の形態1におけるGUIパーツの配置例を示す図である。より具体的には、図2(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図2(b)は、GUIパーツの画像ファイルの一例を示す図であり、図2(c)は、優先度テーブル15の一例を示す図であり、図2(d)は、タッチ領域テーブル17の一例を示す図であり、図2(e)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
ユーザーは、GUIパーツの優先順位を事前に決定し優先度テーブル15に優先順位を入力しておくとともに、GUIパーツのタッチ領域を事前に決定しタッチ領域テーブル17にタッチ領域を入力しておく。タッチ領域は矩形とし、左上端座標、幅および高さで表現される。
GUIパーツの表示状態には通常表示、透過表示および無効表示の3つの状態があり、GUIパーツの表示状態は表示状態テーブル16において逐次更新される。具体的に説明すると、ユーザーは、GUIパーツの初期表示状態を事前に決定し表示状態テーブル16に表示状態を登録する。通常動作中は、計測機器またはパーソナルコンピュータ等の他システムから送信される通信データを利用してGUIパーツの表示状態を変更したり、GUIパーツ機能実行部14において他のGUIパーツをユーザーが操作することにより表示状態を変更したりすることが可能である。また、各表示状態における画像として、GUIパーツ毎に透過表示、無効表示および通常表示の3種類の画像ファイルが事前に準備され、記憶部に記憶されており、表示状態に応じた画像ファイルが選択される。
次に、図3を用いて、GUIパーツ選択部13の処理について説明する。図3は、実施の形態1におけるGUIパーツ選択部13の処理を示すフローチャートである。GUIパーツ選択部13の処理が開始されると、GUIパーツ選択部13は、変数GUIパーツ順位を最上位の1に設定する(ステップS31)。次に、GUIパーツ選択部13は、優先度テーブル15を参照し、優先度テーブル15における変数GUIパーツ順位に相当する行を検索しGUIパーツを選択する(ステップS32)。
GUIパーツ選択部13は、タッチ領域テーブル17を参照し、ステップS32で選択したGUIパーツのタッチ領域を検索する(ステップS33)。GUIパーツ選択部13は、タッチ入力部11から入力されたタッチ座標がステップS33で検索したタッチ領域内の座標であるかどうかを判定する(ステップS34)。
ステップS34においてタッチ領域内であると判定された場合(ステップS34においてYes)、GUIパーツ選択部13は、表示状態テーブル16を参照し、ステップS32で選択したGUIパーツを検索する(ステップS35)。ステップS32で選択したGUIパーツの表示状態が通常表示である場合(ステップS36においてYes)、GUIパーツ選択部13は、当該GUIパーツをタッチ操作対象とするGUIパーツとして決定(選択)し(ステップS37)、処理を終了する。
ステップS32で選択したGUIパーツの表示状態が無効表示である場合(ステップS36においてNo、ステップS38においてYes)、GUIパーツ選択部13は、タッチ操作対象とするGUIパーツを選択することなく(ステップS39)、処理を終了する。
ステップS32で選択したGUIパーツの表示状態が透過表示である場合(ステップS36においてNo、ステップS38においてNo)、GUIパーツ選択部13は、検索された当該GUIパーツをタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択せず、優先順位が下位の他のGUIパーツに対して検索を行う。より具体的には、GUIパーツ選択部13は、変数GUIパーツ順位が表示状態テーブル16の最後の順位であるかどうかを判定する(ステップS40)。最後の順位であると判定された場合(ステップS40においてYes)、GUIパーツ選択部13は、タッチ操作対象とするGUIパーツを選択することなく(ステップS39)、処理を終了する。
一方、最後の順位でないと判定された場合(ステップS40においてNo)、GUIパーツ選択部13は、変数GUIパーツ順位を1だけインクリメントし(ステップS41)、処理をステップS32に戻し、上記で説明した処理を繰り返す。
次に、図4から図7を用いて、図3に示したGUIパーツ選択部13の処理について具体的に説明する。最初に、図4を用いて、全てのGUIパーツの表示状態が通常表示である場合について説明する。図4は、実施の形態1におけるGUIパーツの表示例1を示す図である。より具体的には、図4(a)は、3つのGUIパーツ41,42,43を配置した場合の配置例を示す図であり、図4(b)は、優先度テーブル15の一例を示す図であり、図4(c)は、タッチ領域テーブル17の一例を示す図であり、図4(d)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
GUIパーツ41,42,43はタッチ領域が重なる状態で配置され、GUIパーツ41,42,43の優先度はGUIパーツ41,42,43の順に高いとする。また、GUIパーツ41,42,43の表示状態はそれぞれ通常表示とする。GUIパーツ41,42,43は表示状態が通常表示のため、図3のフローチャートでは全てステップS32からステップS37の順に進む。このため、指44でタッチ入力された領域はGUIパーツ41、指45でタッチ入力された領域はGUIパーツ42、指46でタッチ入力された領域はGUIパーツ43がタッチ操作対象とするGUIパーツとなる。
次に、図5を用いて、GUIパーツ41の表示状態が無効表示になった場合について説明する。図5は、実施の形態1におけるGUIパーツの表示例2を示す図である。より具体的には、図5(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図5(b)は、優先度テーブル15の一例を示す図であり、図5(c)は、タッチ領域テーブル17の一例を示す図であり、図5(d)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
指51でタッチ入力された領域の場合、GUIパーツ41は無効表示のため、図3のステップS38においてYesとなり、GUIパーツ選択部13はタッチ操作対象とするGUIパーツを選択しない。指52でタッチ入力された領域の場合、GUIパーツ42は通常表示のため、図3のステップS36の判定でYesとなり、GUIパーツ42は、タッチ操作対象とするGUIパーツとして選択される。これと同様に、指53でタッチ入力された領域の場合、GUIパーツ43は通常表示のため、GUIパーツ43は、タッチ操作対象とするGUIパーツとして選択される。
次に、図6を用いて、GUIパーツ42の表示状態が透過表示になった場合について説明する。図6は、実施の形態1におけるGUIパーツの表示例3を示す図である。より具体的には、図6(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図6(b)は、優先度テーブル15の一例を示す図であり、図6(c)は、タッチ領域テーブル17の一例を示す図であり、図6(d)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
指61でタッチ入力された領域の場合、GUIパーツ41は通常表示のため、GUIパーツ41は、タッチ操作対象とするGUIパーツとして選択される。指62でタッチ入力された領域の場合、GUIパーツ42は透過表示のため、図3のステップS38の判定でNoとなり、GUIパーツ選択部13は、優先順位が次に高いGUIパーツ43に対して検索を行う。指62でタッチ入力された領域は、通常表示であるGUIパーツ43のタッチ領域内のため、GUIパーツ43が検索対象となる。GUIパーツ43は、図3のステップS36の判定でYesとなり、タッチ操作対象とするGUIパーツとして選択される。
次に、優先度テーブル15が図4から図6と異なる場合について図7を用いて説明する。図7は、実施の形態1におけるGUIパーツの表示例4を示す図である。より具体的には、図7(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図7(b)は、優先度テーブル15の一例を示す図であり、図7(c)は、タッチ領域テーブル17の一例を示す図であり、図7(d)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
図7(b),(d)に示すように、GUIパーツの優先順位はGUIパーツ43,42,41の順とし、GUIパーツ43,42,41の表示状態はそれぞれ通常表示とする。全てのGUIパーツ43,42,41が通常表示のため、GUIパーツ43,42,41のタッチ領域は有効になるが、優先順位が最も高いGUIパーツ43のタッチ領域はGUIパーツ42,41のタッチ領域を包含しているため、指71,72,73でタッチされる領域のうちどの領域がタッチされても、GUIパーツ43がタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択される。
また、図7(a),(b)に示すように、優先順位の低い順にGUIパーツが重ねられているため、GUIパーツ41,42の画像はGUIパーツ43の画像に上書きされて見えなくなる。この状態において、優先順位が最も低いGUIパーツ41のタッチ領域を有効にする方法は、GUIパーツ43,42を通常表示から透過表示に変更することである。これにより、指71でタッチ入力された領域の場合、GUIパーツ43,42は、図3のステップS38の判定でNoとなり、GUIパーツ41がタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択される。
また、補足として、GUIパーツの表示状態には透過表示、無効表示、および通常表示の3つの状態があるが、表示する画像はユーザーが任意に決定してもよい。例えば、無効表示の場合、グレーアウト画像、Xマーク画像、または点線画像等のGUIパーツを操作する人間がタッチしても意味がないことが分かる画像にするとよい。
以上のように、実施の形態1に係るタッチ操作入力装置では、GUIパーツ選択部13は、優先度テーブル15とタッチ領域テーブル17を参照して優先順位が高い順にタッチ座標に対応するGUIパーツを検索し、検索された当該GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択し、GUIパーツ機能実行部14は、選択されたGUIパーツに固有の機能を実行させる。
したがって、優先度テーブル15とタッチ領域テーブル17とを更新せずに、かつ、複雑なロジックを経ることなく、GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象となるGUIパーツを選択することができる。これにより、タッチ操作入力装置において、制御を複雑化することなく、最適なGUIパーツを選択することが可能となる。
GUIパーツ選択部13は、検索されたGUIパーツの表示状態が無効表示の場合、タッチ操作対象とするGUIパーツを選択しない。したがって、タッチ領域テーブル17を更新せずに、かつ、複雑なロジックを経ることなく、GUIパーツへのタッチ入力を無効にすることができる。
GUIパーツ選択部13は、検索されたGUIパーツの表示状態が透過表示の場合、検索された当該GUIパーツをタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択せず、優先順位が下位の他のGUIパーツに対して検索を行う。したがって、タッチ領域テーブル17を更新せずに、かつ、複雑なロジックを経ることなく、優先順位が下位の他のGUIパーツへのタッチ入力を有効にすることができる。
また、表示状態テーブル16において表示状態を変更するだけで、タッチ領域の有効・無効を切り替えることができるため、直感的に理解しやすい設定が可能になり、画面設計者の設計効率を向上させることができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係るタッチ操作入力装置について説明する。図8は、実施の形態2におけるGUIパーツの配置例を示す図である。より具体的には、図8(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図8(b)は、優先度テーブル15の一例を示す図であり、図8(c)は、タッチ領域テーブル17の一例を示す図であり、図8(d)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態1では、図2に示したように通常表示、無効表示、および透過表示に利用されるGUIパーツの画像はそれぞれ別々の画像ファイルとして説明したが、実施の形態2では、これら3つの表示状態を1つの動画ファイルのフレーム番号で制御する方法について説明する。
図8(a)に示すように、GUIパーツ81は、ユーザーによりタッチ面であるタッチパッドにタッチ入力されると丸形状の画像が表示部においてタッチ入力した位置に表示され、タッチ入力し続けるとタッチ時間とともに丸形状の画像が大きくなる。これとは反対に、タッチパッドから指を離す(アップする)と丸形状の画像が消えるGUIパーツである。ここで、実施の形態2では、タッチ操作入力装置が表示部とタッチパッドとを備えるノートPC等に接続される場合について説明する。
GUIパーツ82はスライダーバーであり、丸形状のボタンはドラッグ操作で左端から右端まで動作するGUIパーツである。GUIパーツ83はボタンであり、タッチ入力、およびアップで表示画像が切り替わるGUIパーツである。表示状態テーブル16には、透過表示、無効表示、および通常表示ではなく、GUIパーツ81,82,83の動作に関する動画のフレームNo(以下「フレーム番号」という)が登録(格納)される。GUIパーツ表示部12は、表示状態テーブル16に登録されたフレーム番号に基づいてGUIパーツの画像を表示し、GUIパーツ選択部13は、フレーム番号に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択する。
次に、図9から図11を用いて、各GUIパーツの画像について説明する。最初に、図9を用いて、GUIパーツ81の画像について説明する。図9は、実施の形態2におけるGUIパーツの画像登録例1を示す図である。より具体的には、図9(a)は、GUIパーツ81の表示状態テーブル16の一例を示す図であり、図9(b)は、GUIパーツ81の動画ファイルの一例を示す図である。
通常表示時、GUIパーツ81は、タッチ入力に伴い丸形状のボタンが移動および拡大・縮小する必要があるため、複数の画像が必要になる。このため、動画ファイルが利用され、動画ファイルの各フレームに対応する画像が登録される。
1フレーム目は透過表示用の画像、2フレーム目は無効表示用の画像とし、この規則はGUIパーツ82,83も同じである。通常、表示部はGUIパーツの機能に依存するため、画像はGUIパーツ毎に定義される。タッチパッドの場合、3フレーム目は通常表示の1番目の画像のため、丸形状の画像なしとし、4フレーム目から10フレーム目にかけて丸形状の画像が大きくなる画像が登録される。
そして、タッチパッドの機能として、タッチ入力、ドラッグされた位置に丸形状の画像の位置を合わせ、フレーム番号を進めて拡大しているアニメーション(動画)を表示する。これとは反対にアップすると現在表示しているフレーム番号からフレーム番号を戻して丸形状の画像が縮小しているアニメーション(動画)を表示する。
次に、図10を用いて、GUIパーツ82の画像について説明する。図10は、実施の形態2におけるGUIパーツの画像登録例2を示す図である。より具体的には、図10(a)は、GUIパーツ82の表示状態テーブル16の一例を示す図であり、図10(b)は、GUIパーツ82の動画ファイルの一例を示す図である。
GUIパーツ82は、スライダーバーのGUIパーツのため、ドラッグ操作されたときにその位置で表示可能な丸形状の画像が登録される。3フレーム目から通常表示用の画像が登録され、通常表示用の1番目の丸形状の画像として左端に位置する画像、通常表示用の101番目の丸形状の画像として右端に位置する画像が登録される。2番目から100番目の丸形状の画像として、スライダーバーが左端から右端まで動作する移動距離を総フレーム数で均等に分けた位置に位置する画像がそれぞれ登録される。そして、スライダーバーの機能として、タッチ領域内においてタッチ入力、またはドラッグされたとき、そのタッチ位置に相当する通常用のフレーム番号を指定することができる。
次に、図11を用いて、GUIパーツ83の画像について説明する。図11は、実施の形態2におけるGUIパーツの画像登録例3を示す図である。より具体的には、図11(a)は、GUIパーツ83の表示状態テーブル16の一例を示す図であり、図11(b)は、GUIパーツ83の動画ファイルの一例を示す図である。
GUIパーツ83はボタンのGUIパーツであり、通常用の1番目の画像はタッチ入力なし時、通常用の2番目の画像はタッチ入力あり時の画像が登録される。そして、ボタンの機能として、タッチ領域内においてタッチ入力されたとき、通常用の2番目の画像が表示され、それ以外は通常用の1番目の画像が表示される。
図8から図11で説明したGUIパーツを配置した表示例について、図12を用いて説明する。図12は、実施の形態2におけるGUIパーツの表示例1を示す図である。より具体的には、図12(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図12(b)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
GUIパーツの優先順位はGUIパーツ81,82,83の順とする。各GUIパーツの表示状態テーブル16のフレーム番号は全て3フレーム以上のため、GUIパーツ選択部13は各GUIパーツの表示状態を通常表示と判定し、さらにGUIパーツ81のタッチ領域がGUIパーツ82,83のタッチ領域を包含しているため、GUIパーツ81のみが機能する。このため、指121でタッチされる領域をドラッグ操作しても、タッチ操作対象のGUIパーツはGUIパーツ81のため、GUIパーツ81を示す丸形状の画像が表示され、同じく、指122でタッチされる領域をタッチ入力しても、GUIパーツ81を示す丸形状の画像が表示される。ここで、指でタッチされる領域とは、指でタッチパッドへタッチ操作した際に、表示部においてタッチ操作したとみなされる領域である。
次に、GUIパーツ81を透過表示にした表示例について、図13を用いて説明する。図13は、実施の形態2におけるGUIパーツの表示例2を示す図である。より具体的には、図13(a)は、3つのGUIパーツを配置した場合の配置例を示す図であり、図13(b)は、表示状態テーブル16の一例を示す図である。
GUIパーツ81のフレーム番号を1にすると、GUIパーツ選択部13は透過表示と判定するため、GUIパーツ81をタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択せず、優先順位が下位のGUIパーツ82,83に対して検索を行い、GUIパーツ82,83をタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択する。これにより、GUIパーツ81のタッチ領域は無効になり、GUIパーツ82,83のタッチ領域が有効になる。このため、指131でタッチされる領域をドラッグ操作すると、GUIパーツ82がタッチ操作対象のGUIパーツとなり、スライダーバーを示す丸形状の画像がドラッグ操作に合わせて表示される。また、指132でタッチされる領域をタッチ入力すると、GUIパーツ83がタッチ操作対象のGUIパーツとなり、ボタンのタッチ時の通常用の2番目の画像が表示される。
以上のように、実施の形態2に係るタッチ操作入力装置では、表示状態テーブル16は、GUIパーツの表示状態として当該GUIパーツの動作に関する動画のフレーム番号を格納し、GUIパーツ表示部12は、フレーム番号に基づいてGUIパーツの画像を表示し、GUIパーツ選択部13は、フレーム番号に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択する。
したがって、様々な機能を有するGUIパーツについて、優先度テーブル15、タッチ領域テーブル17を更新せずに、かつ、複雑なロジックを経ることなく、GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象となるGUIパーツを選択することができる。これにより、タッチ操作入力装置において、制御を複雑化することなく、最適なGUIパーツを選択することが可能となる。
なお、実施の形態1では、タッチパネルにタッチ操作入力装置を接続した場合を示し、実施の形態2では、表示部とタッチパッドとを備えるノートPC等にタッチ操作入力装置を接続した場合を示したが、実施の形態1において表示部とタッチパッドとを備えるノートPC等にタッチ操作入力装置を接続してもよく、また、実施の形態2においてタッチパネルにタッチ操作入力装置を接続してもよい。
<その他の変形例>
以上の説明では、タッチ入力部11、GUIパーツ表示部12、GUIパーツ選択部13およびGUIパーツ機能実行部14は、CPUが記憶部に記憶されたソフトウェアプログラムに従って動作することで実現された。しかしこれに代えて、タッチ入力部11、GUIパーツ表示部12、GUIパーツ選択部13およびGUIパーツ機能実行部14は、当該動作をハードウェアの電気回路で実現する信号処理回路によって実現されてもよい。ソフトウェアのタッチ入力部11、GUIパーツ表示部12、GUIパーツ選択部13およびGUIパーツ機能実行部14と、ハードウェアのタッチ入力部11、GUIパーツ表示部12、GUIパーツ選択部13およびGUIパーツ機能実行部14とを合わせた概念として、「部」という語に代えて「処理回路」という語を用いることもできる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
11 タッチ入力部、12 GUIパーツ表示部、13 GUIパーツ選択部、14 GUIパーツ機能実行部、15 優先度テーブル、16 表示状態テーブル、17 タッチ領域テーブル。

Claims (3)

  1. 表示部にGUIパーツを表示し、タッチ面を介して当該GUIパーツへのタッチ操作を受け付け可能とするタッチ操作入力装置であって、
    前記タッチ面へのタッチ操作に応じたタッチ座標を出力するタッチ入力部と、
    前記GUIパーツの優先順位を格納する優先度テーブルと、
    前記GUIパーツの表示されるべき状態である表示状態を格納する表示状態テーブルと、
    前記GUIパーツのタッチ領域を格納するタッチ領域テーブルと、
    前記GUIパーツの表示状態に基づいて当該GUIパーツの画像を表示するGUIパーツ表示部と、
    前記優先度テーブルと前記タッチ領域テーブルを参照して優先順位が高い順にタッチ座標に対応するGUIパーツを検索し、検索された当該GUIパーツの表示状態に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択するGUIパーツ選択部と、
    選択された前記GUIパーツに固有の機能を実行させるGUIパーツ機能実行部と、
    を備え
    前記表示状態テーブルは、前記GUIパーツの表示状態として当該GUIパーツの動作に関する動画のフレーム番号を格納し、
    前記GUIパーツ表示部は、前記フレーム番号に基づいてGUIパーツの画像を表示し、
    前記GUIパーツ選択部は、前記フレーム番号に基づいてタッチ操作対象とするGUIパーツを選択する、タッチ操作入力装置。
  2. 前記GUIパーツ選択部は、検索された前記GUIパーツの表示状態が無効の場合、タッチ操作対象とするGUIパーツを選択しない、請求項1記載のタッチ操作入力装置。
  3. 前記GUIパーツ選択部は、検索された前記GUIパーツの表示状態が透過の場合、検索された当該GUIパーツをタッチ操作対象とするGUIパーツとして選択せず、優先順位が下位の他のGUIパーツに対して検索を行う、請求項1記載のタッチ操作入力装置。
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