JP6482126B2 - 光増幅器 - Google Patents

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本発明は、空間多重伝送における光増幅器に関する。
近年、サービスの多様化によりインターネットトラヒックは未だ増加し続けており、伝送速度の高速化や波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)技術による波長多重数の増加により飛躍的に伝送容量が伸びている。また近年、検討が盛んに行われているデジタルコヒーレント技術によって、更なる伝送容量の拡大が予想されている。
デジタルコヒーレント伝送システムは、多値位相変調信号を用いることにより周波数利用効率の向上が可能であるが、より高い信号雑音比が必要である。しかし従来のシングルモードファイバ(Single mode fiber,SMF)を用いた伝送システムでは、理論的な限界に加え、非線形効果に起因する入力パワー制限のため、伝送容量は100Tbit/secを境に飽和することが予想されており、更なる大容量化は困難となってきている。
今後さらに伝送容量を増やしていくためには、革新的な伝送容量拡大を実現する媒体が必要とされている。そこで、光ファイバ中の複数の伝搬モードをチャネルとして用いることで信号雑音比と空間利用効率の向上が期待できるマルチコア(Multi core fiber,MCF)を用いたモード多重伝送が注目を集めている。(例えば、非特許文献1及び2参照。)
マルチコア伝送の長距離化を行う上で、マルチコアEr添加光増幅器(MC−EDFA)は必須デバイスとなる。非特許文献1での報告にある通り、MC−EDFAにおいては、コア毎に励起光を入力し、光増幅を行うコア励起の手段を用いている。このコア個別励起においては、コア毎に励起光源が必要であるため、小型化・低電力化が困難である。そこで、小型化・低電力化が期待できる手法として、ダブルクラッド構造のマルチコアファイバを用いたEDFが提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
しかしながら、クラッド励起型MC−EDFAは、複数のコアをコア数以下の光源を用いて励起するため、コア毎に励起強度が調整できない。そのため、クラッド励起型MC−EDFAを用いてマルチコア伝送を行おうとすると、チャネル間利得差(Channel dependent gain,CDG)が発生するという問題があった。
T.Kobayashi et al,"2x344 Tb/s Propagation−direction Interleaved Transmission over 1500−km MCF Enhanced by Multicarrier Full Electric−field Digital Back−propagation"in Proc.ECOC2013,PD3.E.4(2013) H. Ono et al."12−Core Double−Clad Er/Yb−Doped Fiber Amplifier Employing Free−space Coupling Pump/Signal Combiner Module"in Proc.ECOC2013,We.4.A.4(2013). N. Hanzawa, et al., "Two−mode PLC−based mode multi/demultiplexer for mode and wavelength division multiplexed transmission," Opt. Express, vol. 21, no.22, pp. 25752−25760, 2013. A. Li et al., "Low−Loss Fused Mode Coupler for Few−Mode Transmission," OFC/NFOEC, OTu3G.4, 2013. I. Giles et al., "Fiber LPG Mode Converters and Mode Selection Technique for Multimode SDM," IEEE photonics technol. lett., vol. 24, no. 21, pp.1922−1925, 2012.
本発明は、マルチコアで伝送される信号光を増幅する際に生じる、各コア間の利得差を低減することを目的とする。
本発明は、マルチコア光ファイバを伝搬してきたN(Nは2以上)個のコアチャネルを、N個の伝搬モードへ変換するモード変換器と、N個のモードを伝搬可能な増幅用光ファイバと、増幅用ファイバを励起するための励起光源、および励起光、信号光を合波するための波長カプラを有する光増幅器を用いる。このような、マルチコアファイバ伝送路の各コアのチャネルをLPモードに変換することによってチャネルのスクランブルが発生し、CDGを低減する。
具体的には、本発明に係る光増幅器は、
マルチコアファイバに備わる複数のコアで伝搬されたチャネルの異なる複数の信号光を、チャネル間のクロストークが発生するように、チャネルに応じて伝搬モードが異なるマルチモードの信号光に変換する第1の変換器と、
前記第1の変換器からのマルチモードの信号光を増幅する増幅用ファイバと、
を備える。
本発明に係る光増幅器では、前記チャネル間のクロストークは、前記増幅用ファイバ内で発生する最大モード間利得差をΔG(dB)としたとき、−0.797−3.4exp((1−ΔG)/1.46)
以上であってもよい。
本発明に係る光増幅器では、任意の伝搬モードの励起光を前方から前記増幅用ファイバに供給するための第1の励起光源と、任意の伝搬モードの励起光を前記増幅用ファイバに後方から供給するための第2の励起光源と、をさらに備えてもよい。
本発明に係る光増幅器では、前記増幅用光ファイバは、ダブルクラッド構造を有し、前記第1の励起光源及び前記第2の励起光源の少なくとも一方は、前記マルチモードの信号光を励起するためのマルチモードの励起光を、前記増幅用光ファイバのクラッドに供給してもよい。
本発明に係る光増幅器では、前記増幅用ファイバは、2以上のコアを有し、前記第1の変換器は、マルチコアファイバに備わる隣接する複数のコアを含むコア群ごとに、チャネルの異なる複数の信号光を、チャネル間のクロストークが発生するように、チャネルに応じて伝搬モードが異なるマルチモードの信号光に変換してもよい。
本発明に係る光増幅器では、前記増幅用ファイバからのマルチモードの信号光をマルチコアの信号光に変換する第2の変換器をさらに備え、前記第1の変換器及び前記第2の変換器では1つの信号光チャネルが強度差の予め定められた値以上となるように、全ての変換後の信号光チャネルに結合するよう、チャネル間のクロストークを発生させるチャネルスクランブラである
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、マルチコアで伝送される信号光を増幅する際に生じる、各コア間の利得差を低減するができる。
本発明の実施形態に係る光増幅器の構成の一例である。 本実施形態における計算に用いたマルチコア伝送システムの概略図の一例である。 伝搬距離とコア1とコア2の受信強度差ΔPの関係の一例である。 クロストーク量とΔGが受信強度差ΔPに与える影響の一例である。 クロストーク量とΔGの関係の一例である。 コア‐LPモード変換器のクロストーク特性の評価の一例である。 ランタン1の各ポートから入力した光が、ランタン2の各ポートへ出力される強度の測定結果の一例である。 光増幅器の利得特性スペクトルの一例である。 LP01モードのニアフィールドパターンを示す。 LP11モードのニアフィールドパターンを示す。 本発明の実施形態に係るマルチコア伝送システムの一例を示す。 複数のコア群に分かれたマルチコア伝送路を増幅するシステム例の一例である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
以下に、マルチコア伝送システムに用いる光増幅器において発生するCDGの低減を実現するための増幅用ファイバの実施形態について詳細に説明する。図1に、本実施形態に係る光増幅器の概念図を示す。本実施形態に係る光増幅器は、第1の変換器(不図示)と、増幅用ファイバ122と、第2の変換器(不図示)と、を備える。
第1の変換器は、マルチコアファイバ11aに備わる複数のコアで伝搬されたチャネルの異なる複数の信号光を、チャネルに応じて伝搬モードが異なるマルチモードの信号光に変換する。これにより、マルチコアファイバ11aの各コアを伝搬してきた信号光は、シングルコアのマルチモードの信号光に変換され、増幅用ファイバ122へ入射される。この際に、マルチコアファイバ11aにおけるコアの総チャネル数と増幅用ファイバ122におけるLPモードのチャネル数を合わせておくことで、各チャネルの信号を保ったまま増幅用ファイバ122において増幅することが可能となる。
LPモードとして増幅用ファイバ122にて増幅された後、第2の変換器は、シングルコアのマルチモードの信号光をマルチコアの信号光に変換し、マルチコアファイバ11bに入射する。本実施形態に係る発明は、第1の変換器における変換時に、チャネルのスクランブリングを同時に行う。
増幅用ファイバ122は、マルチモードの信号光を増幅可能な任意のファイバであり、例えば、Erなどの希土類を添加したファイバが例示できる。図1では、一例として、増幅用ファイバ122のコアが1つである例を示したが、増幅用ファイバ122のコアは複数であってもよい。励起光のモードは信号光の伝搬モードと同じである必要はなく、任意の伝搬モードとすることができる。
また、図1では、一例として、第1の励起光源124からの励起光を増幅用ファイバ122の前方から入射し、第2の励起光源125からの励起光を増幅用ファイバ122の後方から入射する構成を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本実施形態に係る増幅器の構成は、所望の利得特性に応じ、第1の励起光源124のみとすることもできるし、第2の励起光源125のみとすることもできる。
最初に、第1の変換器のコア‐LPモード変換時に発生するチャネル間クロストークが各チャネルの受信強度に与える影響について説明する。図2は、計算に用いたマルチコア伝送システムの概略図である。信号チャネル数は2つとしており、シングルモードファイバとマルチコアファイバ間の合分波は合波器13及び分波器14を用いて行われる。
100kmのマルチコアファイバ11を伝搬してきた各コアチャネルは第1の変換器121を用いて変換され、増幅用ファイバ122にて増幅される。増幅用ファイバ122では伝搬するモードに応じたモード依存利得(Mode dependent gain,MDG)が発生する。第2の変換器123は、増幅用ファイバ122内にて光増幅された各モードの信号光を、各コアチャネルへ変換し、マルチコアファイバ11bに出射する。
本計算は以下の式にて表すことが出来る。
Figure 0006482126
A1、A2はそれぞれコア#1、コア#2を伝搬する光の電界振幅強度を示す。rは第1の変換器121にて発生するクロストーク、g、gはA1、A2が増幅用ファイバ122内にて受ける利得、exp(−αLn/2)はマルチコアファイバ11にて発生する伝搬損失を示している。本実施形態における計算では、マルチコアファイバ11のコア111#1及び111#2における損失を0.2dB/kmとした。光増幅器の利得は、3000km伝搬後、コア#1の受信強度が変動しないよう調整した値である。
図3に、伝搬距離とコア#1及びコア#2の受信強度差ΔPとの関係の一例を示す。L31、L32及びL33は、それぞれ、第1の変換器121におけるクロストークXTがそれぞれ−37dB、−7dB及び−2dBの場合を示す。ここで、増幅用ファイバ122中の2つの信号チャネルの利得差ΔGは3.0dBとした。
クロストークXTがそれぞれ−37dBであるとき、受信強度差ΔPは30dB以上と大きな値となるが、クロストークXTを大きくしていくに従い、受信強度差ΔPの増加が抑えられていることが確認できる。
次に、クロストーク量と利得差ΔGが受信強度差ΔPに与える影響について説明する。図4に、チャネル間のクロストーク量と受信強度差ΔPとの関係の一例を示す。L41〜L44は、それぞれ、利得差ΔGが1dB、3dB、5dB及び7dBである場合を示す。L41〜L44より、増幅用ファイバ122内にて発生するモード依存利得差ΔGに依らず、チャネル間のクロストーク量を大きくすることによって、伝送路にて発生するコア間の受信強度差ΔPを低減することが出来ることが分かる。
図5に、図4の結果をΔG(dB)とクロストーク量との関係に示し直したものを示す。P51〜P54は、それぞれ、利得差ΔGが1dB、3dB、5dB及び7dBである場合を示す。コア間の受信強度差ΔPが1dB以下となるためには、第1の変換器121にて必要となるクロストーク量(dB)は、P51〜P54のフィッティングより、次式で表されるL5以上であることがわかる。
(数2)
−0.797−3.4exp((1−ΔG)/1.46)
次に、本実施形態に係る発明の効果を実験的に確認した。第1の変換器121としてフォトニックランタンを用い、マルチコアファイバ11a及び11bのコア数を3とした。増幅用ファイバ122は、2LPモードを伝搬し、LP11モードの縮退を含めると、コア数と同じ3つのモードを伝搬する。
ここでフォトニックランタンは、モード合波器・分波器のことを表すが、入力側のチャネルがマルチモードファイバへ特定のLPモードで励振される選択モード励振器ではなく、マルチモードファイバ内に存在する複数のLPモードに任意の割合で結合する非選択モード励振器を示す。
その他、第1の変換器121は、例えば、モードを励振する選択モード励振器と、モードのスクランブリングを行うモードスクランブラと、を用いることができる。選択モード励振器は、例えば、光導波路型、ファイバカプラ型などが知られている(例えば、非特許文献3及び4)。これらのモード合分波器は高い消光比で複数のLPモードを励振することが可能である。
モードスクランブラの接続位置は、第1の変換器121と増幅用ファイバ122の間に限定されない。例えば、選択モード励振器からの出力光をモード合波器を用いて増幅用ファイバ122へ結合した後、増幅用ファイバ122においてモード間クロストークを積極的に起こすことによっても、フォトニックランタンを用いた際と同様の効果を得る。クロストークを与えるモードスクランブラには、例えば長周期グレーティングを用いる例が挙げられる(例えば、非特許文献5)。
まずは、第1の変換器121のクロストーク特性の評価を図6の系を用いて行った。フォトニックランタン121L及び123Lを融着接続で縦続に接続し、フォトニックランタン121Lの各ポートP121#1〜P121#3に入力した光が、フォトニックランタン123Lの各ポートP123#1〜P123#3から出力される強度を測定した。測定結果の一例を図7に示す。
図7は、フォトニックランタン121LのポートP121#1から光を入力したときの、フォトニックランタン123LのポートP123#1に出力される光の強度に対するポートP123#2に出力される光の強度の比およびポートP123#3に出力される光の強度の比をヒストグラムとして示したものである。(A)(B)(C)は、それぞれ、ポートP121#1に入力する光を、1530〜1535nm、1550〜1555nm、1560〜1565nmの範囲で掃引した場合を示す。
強度比の変動は、測定に用いたフォトニックランタンが、縮退モード及び偏波により結合効率が変動していることにより発生しているが、各波長の範囲において0dBを中心に±5dB程度に収まっていることを確認した。
次に、第1の変換器121を用いた光増幅器12の利得特性評価を行った。本利得特性評価においては、1550nmの利得が20dB固定となる条件とした。各ポートP121#1〜P121#3に1530、1540、1550、1560nm光を入射しており、増幅器12からの出射時に入射したポートを区別できるよう波長を0.5nmずらして測定を行った。図8に、結果のスペクトルを示す。
図8に示す利得(dB)は、20回測定を行った際の、平均値および平均二乗誤差を示している。図8(A)及び図8(B)は、それぞれ、励起光がLP01及びLP11モードである場合を示す。図9及び図10に、LP01及びLP11モードのニアフィールドパターンを示す。図8より、励起光のモードに依らず、チャネル間利得差は2dB以下となることが確認できる。
(実施形態2)
図11に、本実施形態に係るマルチコア伝送システムの一例を示す。本実施形態に係るマルチコア伝送システムは、n個の送信部91と、n個の受信部92と、マルチコアファイバ11と、光増幅器12と、を備える。
本実施形態に係る光増幅器12は、第1の変換器121がチャネルのスクランブリングを行う。そのため、光増幅器12で増幅後は、各コアを伝搬する信号光にすべてのチャネルが含まれている。そうすると、光増幅器12を伝送システムに用いる際は、受信部92においてデジタル信号処理による信号分離が必須となる。そこで、信号処理量の分散のため、図12に示すような、マルチコアファイバ11におけるコア111が複数のコア群112に分かれたマルチコア伝送路を増幅する例を示す。
コア111#1〜コア111#6を有するマルチコアファイバ11を例に示す。マルチコアファイバ11は、コア111#1、コア111#2、コア111#3をコア群112#1、コア111#4、コア111#5、コア111#6をコア群112#2であるとき、少なくともコア群112#1とコア群112#2間は非結合型伝送路とする。各コア群112#1及び112#2にて発生する伝送損失は、コア群数に対応するコア数を有するマルチコア光増幅器を用いることで補償される。例えば、コア群数が2である場合、図12に示すように、増幅用ファイバ122のコア数は2となる。
コア群112#1から増幅用ファイバ12のコア1221#1への変換、及び、コア群112#2から増幅用ファイバ12のコア1221#2への変換は、第1の変換器121を用いることで実現する。この場合、第1の変換器121は、マルチコアファイバ11に備わる隣接する複数のコア111を含むコア群112ごとに、チャネルの異なる複数の信号光を、チャネル間のクロストークが発生するように、チャネルに応じて伝搬モードが異なるマルチモードの信号光に変換する。ここで、マルチコアファイバ11のコア群112に含まれるコア数と増幅用ファイバ122のチャネル数は整合を取る必要がある。
本光増幅器12の励起手法は、任意であり、例えば、コア直接励起法を用いることができる。光増幅器12の部品点数削減のため、クラッド励起法を用いることが好ましい。クラッド励起構成とする場合は、用いられる増幅用ファイバ12は、ダブルクラッド構造を備える。
本発明は、光増幅器であり、複数のコアを用いた伝送においてコア間にて発生する利得差を小さくする効果および伝送距離の長延化を実現する。
11、11a、11b:マルチコアファイバ
12:光増幅器
13:合波器
14:分波器
91:送信部
92:受信部
111:マルチコアファイバのコア
112:マルチコアファイバのコア群
1221:増幅用ファイバのコア
121:第1の変換器
121L、123L:フォトニックランタン
P121、P123:ポート
122:増幅用ファイバ
123:第2の変換器
124:第1の励起光源
125:第2の励起光源

Claims (5)

  1. マルチコアファイバに備わる複数のコアで伝搬されたチャネルの異なる複数の信号光を、チャネル間のクロストークが発生するように、チャネルに応じて伝搬モードが異なるマルチモードの信号光に変換する第1の変換器と、
    前記第1の変換器からのマルチモードの信号光を増幅する増幅用ファイバと、
    を備え
    前記第1の変換器は、1つの信号光チャネルが強度差の予め定められた値以上となるように、全ての変換後の信号光チャネルに結合するよう、チャネル間のクロストークを発生させるチャネルスクランブラであることを特徴とする、光増幅器。
  2. 前記増幅用ファイバからのマルチモードの信号光をマルチコアの信号光に変換する第2の変換器をさらに備え、
    前記第2の変換器は、1つの信号光チャネルが強度差の予め定められた値以上となるように、全ての変換後の信号光チャネルに結合するよう、チャネル間のクロストークを発生させるチャネルスクランブラであることを特徴とする、
    請求項1に記載の光増幅器。
  3. 任意の伝搬モードの励起光を前方から前記増幅用ファイバに供給するための第1の励起光源と、
    任意の伝搬モードの励起光を後方から前記増幅用ファイバに供給するための第2の励起光源と、をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の光増幅器。
  4. 前記増幅用ファイバは、ダブルクラッド構造を有し、
    前記第1の励起光源及び前記第2の励起光源の少なくとも一方は、前記マルチモードの信号光を励起するためのマルチモードの励起光を、前記増幅用光ファイバのクラッドに供給する、
    請求項3に記載の光増幅器。
  5. 前記増幅用ファイバは、2以上のコアを有し、
    前記第1の変換器は、マルチコアファイバに備わる隣接する複数のコアを含むコア群ごとに、チャネルの異なる複数の信号光を、チャネル間のクロストークが発生するように、チャネルに応じて伝搬モードが異なるマルチモードの信号光に変換する、
    請求項1から4のいずれかに記載の光増幅器。
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