JP6481375B2 - 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、プログラム、および情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、および情報処理装置に関する。
従来より、ステレオカメラ等の複数の撮像部を用いて撮影された撮影画像(ステレオ画像)に含まれるオブジェクトについて、視差演算を行うことで該オブジェクトまでの距離を算出する測距技術が知られている。
当該測距技術は、車載用カメラの場合、視差画像によって、前方の車両、人物、または障害物などを検出する技術であることが知られている。
また、当該測距技術は、工場用カメラの場合、部品などを物体認識し、いわゆるピッキング(picking)を行うため、視差を算出する技術であることが知られている。
しかしながら、従来の方法では、車両が通行する路面または金属材質の部品などが撮像されているいわゆるテクスチャ(Texture)の少ない画像領域、すなわち周囲との輝度変化が小さい画像領域の場合、視差計算の精度が悪くなる場合があった。
本発明の1つの側面は、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることを目的とする。
一態様における、撮像装置を複数有する情報処理システムに行わせる情報処理方法は、前記撮像装置が、偏光成分と、輝度成分とを撮像して撮像画像を出力する撮像手段を有し、前記情報処理システムに、前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記偏光成分に基づいた偏光画像と、前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記輝度成分に基づいた輝度画像とを生成させる生成手順と、前記偏光画像および前記輝度画像に対してデンス視差計算を行わせる計算手順とを実行させることを特徴とする。
テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像システムのハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る偏光カメラによって撮像した撮像画像の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る偏光カメラの構成の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮像システムによる一致度(Px3,Py5)の計算を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る撮像システムによる一致度(Px3,Py5)の計算結果を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る伝播のイメージの一例を説明する模式図である。 輝度画像でのデンス視差計算の結果の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る偏光画像でのデンス視差計算の結果の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る小数視差の計算結果の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る第2実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮像システムによる処理結果の一例を説明する表である。 本発明の一実施形態に係る撮像システムによる処理結果の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る第3実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第4実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第5実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第6実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第7実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第8実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮像システムによるヒストグラム拡大処理の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る第9実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第10実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第11実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第12実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第13実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第14実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第15実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
<第1実施形態>
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像システムのハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
情報処理システムは、例えば撮像システム1である。以下、撮像システム1を例に説明する。
撮像システム1は、例えばステレオカメラシステムである。以下、ステレオカメラシステムの場合を例に説明する。
撮像システム1は、第一撮像装置1H1と、第二撮像装置1H2と、画像処理IC(Integrated Circuit)1H3と、制御I/F(Interface)1H4とを有する。さらに、撮像システム1は、CPU(Central Processing Unit)1H5と、ROM(Read−Only Memory) I/F1H6と、RAM(Random Access Memory) I/F1H7とを有する。さらにまた、撮像システム1は、ROM1H8と、RAM1H9とを有する。なお、撮像システム1が有する各要素は、バス(Bus)1H10を介して相互に情報を送受信する。
<偏光カメラ>
第一撮像装置1H1および第二撮像装置1H2は、例えばいわゆる偏光カメラなどである。すなわち、偏光カメラは、被写体が持つ偏光情報を取得できるカメラである。一方、光には、振幅(明るさ)、波長(色)、および偏光情報が含まれている。これに対して、人間は、明るさおよび可視光の色を感知できるが、偏光情報を感知することはできない。したがって、偏光情報である偏光成分を撮像しない一般的なカメラは、偏光成分を撮像しようとする場合、偏光フィルタをカメラの前に設置し、設置した偏光フィルタを回転させて、輝度変化をみる調整を行う必要があった。これに対して、偏光カメラは、偏光フィルタによる調整を行わずリアルタイムに偏光成分を撮像できるカメラである。
本発明が対象とするSGM(Semi−Global Matching)等のデンス視差計算は、ブロックマッチング等の視差計算では精度を出すことが困難なテクスチャの少ない画像領域でも視差データを得ることができる点において、利点がある。しかし、テクスチャの少ない画像領域における視差精度には限界があり、また、テクスチャの少ない画像領域の情報も用いて他の画像領域の視差データを求めるために他の画像領域の視差精度に悪影響を及ぼすおそれもある。そこで、本発明は、上記のような偏光カメラを利用することにより、テクスチャの少ない画像領域においても十分な特徴量を取得することができ、ひいてはデンス視差計算で得られる視差データ全体の精度を向上させることのできる、デンス視差計算において非常に有用な提案を行うものである。
図2は、本発明の一実施形態に係る偏光カメラによって撮像した撮像画像の一例を説明するための図である。
図2(A)は、偏光成分を撮像しない一般的なカメラで黒色の被写体を撮像した撮像画像の一例である。
図2(B)は、偏光成分を偏光カメラで黒色の被写体を撮像した撮像画像の一例である。
図2(A)および図2(B)は、各カメラが同様の黒色の被写体2の撮像している場合である。
図2(B)では、偏光カメラによって撮像された偏光成分によって、図2(A)に対して黒色の被写体2が有する面の方位を見やすくすることができる。
図2(C)は、偏光成分を撮像しない一般的なカメラで透明の被写体を撮像した撮像画像の一例である。
図2(D)は、偏光成分を偏光カメラで透明の被写体を撮像した撮像画像の一例である。
図2(C)および図2(D)は、各カメラが同様の透明の被写体3の撮像している場合である。
図2(D)では、偏光カメラによって撮像された偏光成分によって、図2(C)に対して透明の被写体3の存在をわかりやすくすることができる。
偏光カメラは、領域分割型のSWS(Sub−Wavelength Structure)偏光フィルタをCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ上に実装することで実現される。
図3は、本発明の一実施形態に係る偏光カメラの構成の一例を説明するための図である。
図3(A)は、第一撮像装置1H1および第二撮像装置1H2の有するCMOSセンサを説明するための図である。
CMOSセンサ1H11には、例えば図示するように偏光成分を通過させるために、画素単位または斜めストライプの配置に偏光フィルタが設置される。以下、図3(A)に示す偏光フィルタの場合を例に説明する。
図3(A)では、網掛けで示す画素がP偏光成分および白で示す画素がS偏光成分に対応する。具体的には、第一偏光成分は、例えばP偏光成分である。これに対して、第一偏光成分以外の偏光成分は、例えば第二偏光成分である。第二偏光成分は、例えばS偏光成分である。以下、P偏光成分およびS偏光成分を例に説明する。
図3(A)に示す偏光フィルタの場合、CMOSセンサ1H11は、縦および横方向に画素ごとにP偏光成分とS偏光成分とに対応するため、P偏光成分とS偏光成分とが交互になった撮像画像を出力する。
図3(B)は、撮像画像の構成の一例を説明するための図である。
撮像画像4は、図3(A)で示すCMOSセンサ1H11によって出力された撮像画像の例である。また、撮像画像4は、P偏光成分の画素データとS偏光成分の画素データとが交互に格納された画像である。次に、撮像システム1は、撮像画像4からP偏光成分の画像(以下、P画像という。)とS偏光成分の画像(以下、S画像という。)とを生成する。例えば、P画像およびS画像は、前処理で、撮像画像4から対応する画素の画素データを取り出し、画素データのない画素を補間して生成される。なお、補間は、例えばニアレストネイバー(Nearest neighbor)法、バイリニア(Bi−linear interpolation)法、またはバイキュービック(Bi−cubic convolution)法などで実現される。
偏光画像は、例えばP画像またはS画像である。以下、P画像およびS画像を例に説明する。
偏光カメラは、偏光フィルタを画素単位および斜めストライプで高精度に実装することで一般的なカメラに対してコントラストが取り易い偏光情報の取得をリアルタイムに実現できる。
画像処理IC1H3は、撮像システム1が画像に対して行う画像処理を行う。なお、画像処理IC1H3は、例えばFPGA(Field−Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで実現される。
画像処理IC1H3は、例えば第一撮像装置1H1および第二撮像装置1H2からそれぞれ取得する撮像画像から偏光画像または偏光比画像を生成する。次に、画像処理IC1H3は、例えばデンス視差計算を行う。なお、画像処理IC1H3が行う処理の詳細は、後述する。
また、画像処理IC1H3は、いわゆる前処理を行ってもよい。具体的には、前処理は、視差の精度を向上させるため、例えばノイズ除去処理、歪補正処理、ガンマ補正処理、またはシェーディング補正処理などである。
制御I/F1H4は、第一撮像装置1H1および第二撮像装置1H2を制御するためのインタフェースである。
CPU1H5は、撮像システム1が行う各種処理および撮像システム1が有する各装置の制御を行う。
ROM1H8は、CPU1H5が用いるプログラムおよびデータなどの情報を記憶する記憶装置である。また、ROM I/F1H6は、ROM1H8から情報を取得するためのインタフェースである。
RAM1H9は、例えばCPU1H5が所定の処理を実現するためにプログラムおよびデータなどを展開する記憶領域を生成する記憶装置である。また、RAM I/F1H7は、RAM1H9に情報を入出力するためのインタフェースである。
なお、ハードウェアの構成は、図1に示す構成に限られない。例えば、画像処理IC1H3の行う処理の一部または全部は、CPU1H5がプログラムに基づいて処理または補助を行うICなど複数の装置で処理してもよい。
<機能構成>
図4は、本発明の一実施形態に係る撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
撮像システム1は、第一撮像部1F1と、第二撮像部1F2と、画像処理部1F3と、デンス視差計算部1F4とを有する。
第一撮像部1F1は、撮像画像を出力する。なお、第一撮像部1F1は、例えば図1の第一撮像装置1H1などで実現される。
第二撮像部1F2は、撮像画像を出力する。なお、第二撮像部1F2は、例えば図1の第二撮像装置1H2などで実現される。
画像処理部1F3は、例えば第一偏光画像生成部1F31と、第二偏光画像生成部1F32とを有する。なお、画像処理部1F3は、例えば図1の画像処理IC1H3などで実現される。
第一偏光画像生成部1F31は、第一撮像部1F1が出力する撮像画像を取得し、取得した撮像画像に基づいて偏光画像を生成する。
第二偏光画像生成部1F32は、第二撮像部1F2が出力する撮像画像を取得し、取得した撮像画像に基づいて偏光画像を生成する。
画像処理部1F3は、偏光画像を生成するに限られない。つまり、画像処理部1F3は、他に、前処理などを行ってもよい。
デンス視差計算部1F4は、第一高域強調フィルタ部1F41と、第二高域強調フィルタ部1F42と、一致度計算部1F43と、伝播類似度計算部1F44と、整数視差計算部1F45と、小数視差計算部1F46とを有する。また、デンス視差計算部1F4は、例えば図1の画像処理IC1H3などで実現される。なお、本実施形態において、デンス視差計算は、SGM等の、基準画像上の注目画素p(x,y)の情報だけでなく、注目画素p(x,y)以外の画素の情報も用いて注目画素p(x,y)における視差データを算出する計算方法を示す。また、SGMの詳細については、例えば"Accurate and Efficient Stereo Processing by Semi−Global Matching and Mutual Information"等を参照されたい。
第一高域強調フィルタ部1F41は、第一偏光画像生成部1F31が出力した偏光画像に対して画像内の高域部分を強調するフィルタ処理を行う。
第二高域強調フィルタ部1F42は、第二偏光画像生成部1F32が出力した偏光画像に対して画像内の高域部分を強調するフィルタ処理を行う。
一致度計算部1F43は、一致度を計算する処理を行う。具体的には、一致度計算部1F43は、例えば第一高域強調フィルタ部1F41が出力する基準となる画像(以下、基準画像という。)および第二高域強調フィルタ部1F42が出力する比較を行うための画像(以下、比較画像という。)を取得する。次に、一致度計算部1F43は、基準画像と比較画像とを比較して一致度C(p,d)を計算する。すなわち、一致度C(p,d)は、基準画像における注目画素としての基準画素p(x,y)と比較画像における比較画素q(x+d,y)との一致度合いを示す。なお、本発明においては基準画素p(x,y)および比較画素q(x+d,y)の画素を対象とする例で説明を行うが、一致度計算部1F43は、例えば複数の画素からなる画素群を視差計算の対象としても良い。
一致度C(p,d)は、例えば基準画像に対して比較画像を画面の左右方向にシフトさせた際に、基準画像と各画素が一致している度合を示す指標である。
一致度C(p,d)は、例えばSAD(Sum of Absolute Difference)などで計算される。
なお、一致度C(p,d)の計算方法は、SADに限られない。例えば、一致度C(p,d)の計算方法は、SSD(Sum of Squared Difference)でもよい。また、一致度C(p,d)の計算方法は、NCC(Normalized Cross−Correlation)、またはPOC(Phase−Only Correlation)などでもよい。
以下、SADで一致度を計算する場合を例に説明する。以下、SADは、比較する画素の輝度値の差によって計算する場合を例に説明する。なお、SADは、基準画像の画素の輝度値と比較画像の画素の輝度値とを比較し、輝度値の差が少ないまたは同一の場合を一致すると判定する計算である。すなわち、SADによる計算結果が小さい値となる場合は、各画素が互いに一致している可能性が高い。
図5は、本発明の一実施形態に係る撮像システムによる一致度(Px3,Py5)の計算を説明するための図である。
基準画像は、例えば基準画像43BASである。これに対して、比較画像は、例えば比較画像43REFである。また、基準画像43BASおよび比較画像43REFは、同一の被写体を同一のタイミングで撮像した画像である。すなわち、第二撮像装置1H2は、第一撮像装置1H1に対していわゆる基線長だけ左右にずらした位置に設置される。したがって、比較画像43REFは、基準画像43BASから左右方向に動いた視点で撮像される。以下、図5に示す場合を例に説明する。
図5は、座標(Px3,Py5)において一致度C(Px3,Py5)の計算をする場合を例に説明する図である。なお、図5は、画面左右方向をx方向および画面上下方向をy方向として説明する。以下、同様に説明する。
一致度計算部1F43は、基準画像43BASの座標(Px3,Py5)と比較画像43REFの座標(Px3,Py5)とについて計算を行う。具体的には、基準画像43BASおよび比較画像43REFは、同一の被写体を同一のタイミングで撮像した画像であっても基準画像43BASの座標(Px3,Py5)と比較画像43REFの座標(Px3,Py5)とでは異なる被写体が撮像される。したがって、SADの計算結果は、大きな値となる。ここで、基準画像の座標と比較画像の座標とのx方向の座標値の差は、視差(以下、視差dという。)となる。なお、基準画像43BASの座標(Px3,Py5)、かつ、比較画像43REFの座標(Px3,Py5)の場合、視差dは、ゼロである。
次に、一致度計算部1F43は、比較画像43REFの座標(Px3,Py5)を1画素シフトさせて計算を行う。すなわち、視差dは、d=1となる。図5に示す場合、基準画像43BASと比較画像43REFとを視差d=1としても同一とならないため、SADは、大きな値となる。
以下、一致度計算部1F43は、同様に、視差d=2、3、・・・と変化させ、各画素についてそれぞれSADで計算する。
図5の場合、基準画像43BASおよび比較画像43REFは、視差d=3の際に同一となるため、SADは、小さな値となる。
図6は、本発明の一実施形態に係る撮像システムによる一致度(Px3,Py5)の計算結果を説明するための図である。
図6は、図5の基準画像43BASの座標(Px3,Py5)について図5で説明したように視差dを変化させてそれぞれ計算した各画素のSADの計算結果である。
図示するように、図5では、視差d=3の際、同一となるため、SADは、最も小さな値となる。この場合、視差d=3の際に、SADによる計算結果が最も小さな値となるため、一致度計算部1F43は、後段への出力値として視差d=3を出力する。
なお、図5は、SADの計算範囲を1×1画素とした場合の例である。また、実施形態は、計算範囲が1×1画素の場合に限られない。例えば、SADの計算範囲は、撮像装置の組み付け誤差などを吸収するため、3×3など周辺画素を考慮した計算範囲としてもよい。
伝播類似度計算部1F44は、例えば下記(1)式および(2)式の計算を行う。
ここで、(1)および(2)式では、図5と同様に、視差d、一致度C(p,d)とする。
伝播類似度計算部1F44は、注目する注目画素pについて上述の(1)式および(2)式を用いてエネルギーS(p,d)を計算する。(2)式で示されるように、エネルギーS(p,d)は、伝播パラメータLr(p,d)の総和で計算される値である。
図7は、本発明の一実施形態に係る伝播のイメージの一例を説明する模式図である。
伝播パラメータLr(p,d)は、図7および上述の(1)式で示されるように、注目画素pに対して方向rについて計算される。
図7(A)は、8方向の伝播パラメータLr(p,d)を加算してエネルギーS(p,d)を求める場合の例である。
図7(B)は、6方向の伝播パラメータLr(p,d)を加算してエネルギーS(p,d)を求める場合の例である。
上述の(1)式より、例えば伝播パラメータLrがLr=L1となる場合、伝播パラメータLrは、注目画素pの一致度C(p,d)と注目画素pの左一画素に位置する画素の各視差(・・・、d−1、d、d+1、・・・)での伝播パラメータLrとに基づいて計算される。つまり、矢印dir1の方向の伝播パラメータは、左方向から右方向へ順次計算される。
なお、伝播パラメータLrの計算間隔は、一画素に限定されない。例えば伝播パラメータLrは、注目画素pの左a画素(aは任意の値とする。)に位置する画素の各視差での伝播パラメータLrに基づいて計算されてもよい。これにより、一画素毎の計算間隔で計算する場合に比べ、撮像システムは、計算速度を速くすることができる。
同様に、矢印dir2の方向の伝播パラメータは、Lr=L2であり、左上方向から右下方向へ順次計算される。
同様に、矢印dir3の方向の伝播パラメータは、Lr=L3であり、上方向から下方向へ順次計算される。
同様に、矢印dir4の方向の伝播パラメータは、Lr=L4であり、右上方向から左下方向へ順次計算される。
同様に、矢印dir5の方向の伝播パラメータは、Lr=L5であり、右方向から左方向へ順次計算される。
同様に、矢印dir6の方向の伝播パラメータは、Lr=L6であり、右下方向から左上方向へ順次計算される。
同様に、矢印dir7の方向の伝播パラメータは、Lr=L7であり、下方向から上方向へ順次計算される。
同様に、矢印dir8の方向の伝播パラメータは、Lr=L8であり、左下方向から右上方向へ順次計算される。
なお、伝播類似度計算部1F44は、下記(3)式によって計算してもよい。(3)式と(1)式とを比較すると、(3)式は、最小となる伝播パラメータLrの値を減算している点が異なる。また、伝播パラメータLrの計算は、(1)式の場合、計算が進むにつれて大きな値となってしまうため、特に当該計算をICなどハードウェアで実現する場合、回路規模またはビット幅が大きくなってしまうおそれがある。これに対して、(3)式は、差分を用いるため、計算が進むにつれて大きな値となるのを少なくすることができる。
次に、伝播類似度計算部1F44は、上述した(2)式によってエネルギーS(p,d)を計算するため、伝播パラメータLrの総和を計算する。例えば、図7(A)の場合、エネルギーS(p,d)は、S(p,d)=L1(p,d)+L2(p,d)+L3(p,d)+L4(p,d)+L5(p,d)+L6(p,d)+L7(p,d)+L8(p,d)である。
図8は、輝度画像でのデンス視差計算の結果の一例を説明するための図である。
図9は、本発明の一実施形態に係る偏光画像でのデンス視差計算の結果の一例を説明するための図である。
図8および図9は、テクスチャの少ない画像領域に対してデンス視差計算を行った場合の計算結果の一例を示した図である。
テクスチャの少ない画像領域は、例えば図5に示す「路面」部分のように、同一の輝度値または近い色が近くにある画像領域などである。
図8で示すように、比較例である輝度画像でのデンス視差計算の結果は、テクスチャの少ない画像領域に対して行われる場合、伝播過程でエネルギーSが視差探索範囲において極小を取りにくい場合がある。
図8に対して、本発明の一実施形態に係る偏光画像でのデンス視差計算の結果は、コントラストを確保することが可能な偏光画像に対して計算が行われるため、伝播過程でエネルギーSが視差探索範囲において図9で示すように極小を取得しやすくできる。
整数視差計算部1F45は、伝播類似度計算部1F44が計算した図9の結果に基づいて最もエネルギーSまたは伝播パラメータLrが小さくなる整数視差D(p)を計算する。
小数視差計算部1F46は、視差精度を向上させるため、整数視差計算部1F45が算出した整数視差D(p)のサブピクセルである小数視差D´の計算を行う。
小数視差計算部1F46は、例えば等角直線法に基づいて整数視差D、D−1、およびD+1の3点のエネルギーSから小数視差D´を計算する。
小数視差計算部1F46は、例えばパラボラフィット法に基づいて整数視差D、D−2、D−1、D+1、およびD+2の5点のエネルギーSから小数視差D´を計算する。
図10は、本発明の一実施形態に係る小数視差の計算結果の一例を説明するための図である。
小数視差D´を計算することによって、整数視差DよりエネルギーSまたは伝播パラメータLrが小さくなる点を計算することができ、視差精度を向上させることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態と同様の撮像システム1を用いるとする。したがって、撮像システム1のハードウェアの説明は省略する。また、第2実施形態の撮像システム1は、例えば図11に示す機能構成である。
図11は、本発明の一実施形態に係る第2実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
第2実施形態の撮像システム1は、例えば、図4の第一偏光画像生成部1F31と、第二偏光画像生成部1F32とに代えて、第一偏光比画像生成部1F33と、第二偏光比画像生成部1F34とを有する。
第一偏光比画像生成部1F33および第二偏光比画像生成部1F34は、偏光比画像を生成する。また、偏光比画像は、P画像およびS画像に基づいて生成される。さらに、偏光比画像は、偏光比を計算して生成される。具体的には、偏光比画像は、P画像の値Pと、S画像の値Sとの比率である偏光比Rに基づいて生成される。
偏光比Rは、例えば、R=P/S又はR=(P−S)/(P+S)等のP偏光成分とS偏光成分との比較値で計算される。
偏光比画像を用いることで撮像システム1は、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
<処理結果>
図12は、本発明の一実施形態に係る撮像システムによる処理結果の一例を説明する表である。
処理結果表5に示す「基準画像の種類」および「比較画像の種類」は、処理対象となる撮像画像の種類を示す。
処理結果表5に示す「視差計算方法」は、撮像画像に対して行う処理のアルゴリズムを示す。なお、「デンス視差計算」は、例えば上述の(1)および(2)式のアルゴリズムによる処理が行われる条件であることを示す。
また、処理結果表5に示す「エッジベース視差計算」は、明るさまたは輝度値の変化が不連続な画素、いわゆるエッジ(edge)の箇所を処理対象とするアルゴリズムによる処理が行われる条件であることを示す。
処理結果表5に示す「視差計算結果」は、テクスチャが少ない領域での視差計算結果を示す。なお、視差計算結果は、予め算出された視差に対しての視差計算結果のズレ量の割合、すなわち、ズレ率で示す。
処理結果表5に示す「第一条件」および「第二条件」より、偏光画像に対してデンス視差計算を行うことは、エッジ視差計算である「第五条件」および「第六条件」の場合と比較して視差計算結果を向上させることができる。よって、偏光画像に対してデンス視差計算を行うことで、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
処理結果表5に示す「第一条件」および「第二条件」より、偏光画像に対してデンス視差計算を行うことは、輝度画像に対してエッジ視差計算を行う「第八条件」の場合と比較して視差計算結果を向上させることができる。よって、偏光画像に対してデンス視差計算を行うことで、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
処理結果表5に示す「第三条件」より、偏光比画像に対してデンス視差計算を行うことは、偏光画像に対してデンス視差計算を行う「第一条件」および「第二条件」の場合と比較して視差計算結果を向上させることができる。よって、偏光比画像に対してデンス視差計算を行うことで、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
処理結果表5に示す「第三条件」より、偏光比画像に対してデンス視差計算を行うことは、エッジ視差計算を行う「第五条件」乃至「第八条件」の場合と比較して視差計算結果を向上させることができる。よって、偏光比画像に対してデンス視差計算を行うことで、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
処理結果表5に示す「第一条件」乃至「第三条件」より、偏光画像または偏光比画像に対してデンス視差計算を行うことは、輝度画像に対してデンス視差計算を行う「第四条件」の場合と比較して視差計算結果を向上させることができる。よって、偏光画像または偏光比画像に対してデンス視差計算を行うことで、テクスチャの少ない画像領域で視差計算の精度を良くすることができる。
図13は、本発明の一実施形態に係る撮像システムによる処理結果の一例を説明するための図である。
輝度画像6は、例えば図12に示す「第四条件」および「第八条件」に用いられる「輝度画像」の一例である。また、偏光画像7は、例えば図12に示す「第一条件」に用いられる「P画像」の一例である。
偏光画像7で示すように、「P画像」が用いられると、撮像システムは、例えば木陰になっている箇所の車両などを検出しやすくできる。
なお、実施形態は、撮像画像に偏光画像、偏光比画像、および輝度画像のうち、いずれか2種類を組み合わせて用いてもよい。
図14は、本発明の一実施形態に係る第3実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図15は、本発明の一実施形態に係る第4実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図14に示す第3実施形態の撮像システム1は、図4に示す撮像システム1と比較して、画像処理部1F3の構成が異なる。また、図15に示す第4実施形態の撮像システム1は、図11に示す撮像システム1と比較して、画像処理部1F3の構成が異なる。
第一輝度画像生成部1F35および第二輝度画像生成部1F36は、輝度画像をそれぞれ生成する。
図16は、本発明の一実施形態に係る第5実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図16で示すように、撮像システム1は、偏光画像と、偏光比画像とを組み合わせる構成であってもよい。
また、図14乃至図16にそれぞれ示す第3乃第5至実施形態は、偏光画像、偏光比画像、および輝度画像の各計算結果を選択する機能を有してもよい。
図17は、本発明の一実施形態に係る第6実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図18は、本発明の一実施形態に係る第7実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図19は、本発明の一実施形態に係る第8実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図17に示す第6実施形態に示す撮像システム1は、図14に示す撮像システム1に選択部1F5が加わる点が異なる。また、図18に示す第7実施形態の撮像システム1は、図15に示す撮像システム1に選択部1F5が加わる点が異なる。さらに、図19に示す第8実施形態の撮像システム1は、図16に示す撮像システム1に選択部1F5が加わる点が異なる。
図17乃至図19に示す撮像システム1では、例えば偏光画像または偏光比画像と、輝度画像とに対してデンス視差計算部1F4が計算を行い、選択部1F5がどちらの値を視差値として用いるかを選択する。例えば、テクスチャの少ない領域か否かによって選択を行う。なお、選択部1F5は、例えば図1の画像処理IC1H3などによって実現される。
なお、撮像システムは、車両または人物などを認識するいわゆる認識処理を組み合わせて処理してもよい。
<ヒストグラム拡大処理>
図20は、本発明の一実施形態に係る撮像システムによるヒストグラム拡大処理の一例を説明するための図である。
図20(A)は、ヒストグラムに偏りのある場合の一例を示す図である。
図20(B)は、ヒストグラム拡大処理の効果の一例を示す図である。
図示するようなヒストグラムに偏りがある場合、ヒストグラム拡大処理は、例えば偏りのある領域を拡大し、偏りのある領域が図20(B)となるようにする処理である。
撮像システムは、ヒストグラム拡大処理を行うことによって、コントラストの低い画像をコントラストの高い画像にすることができる。
ヒストグラム拡大処理は、偏光画像または偏光比画像に対して行う処理である。
図21は、本発明の一実施形態に係る第9実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図21に示す第9実施形態の撮像システム1は、図4に示す撮像システム1と画像処理部1F3の構成が異なる。
図22は、本発明の一実施形態に係る第10実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図22に示す第10実施形態の撮像システム1は、図11に示す撮像システム1と画像処理部1F3の構成が異なる。
図23は、本発明の一実施形態に係る第11実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図23に示す第11実施形態の撮像システム1は、図14に示す撮像システム1と画像処理部1F3の構成が異なる。
図24は、本発明の一実施形態に係る第12実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図24に示す第12実施形態の撮像システム1は、図16に示す撮像システム1と画像処理部1F3の構成が異なる。
なお、実施形態は、ヒストグラム拡大処理およびデンス視差計算の後段で選択を行う処理があってもよい。
図25は、本発明の一実施形態に係る第13実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図25に示す第13実施形態の撮像システム1は、図23に示す撮像システム1の構成に選択部1F5が加わる点が異なる。
図26は、本発明の一実施形態に係る第14実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図26に示す第14実施形態の撮像システム1は、図18に示す撮像システム1の構成と画像処理部1F3の構成が異なる。
図27は、本発明の一実施形態に係る第15実施形態の撮像システムの機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
図27に示す第15実施形態の撮像システム1は、図24に示す撮像システム1の構成に選択部1F5が加わる点が異なる。
第一ヒストグラム処理部1F37乃至第四ヒストグラム処理部1F40は、偏光画像または偏光比画像に対して図20で説明したヒストグラム拡大処理を行う。なお、第一ヒストグラム処理部1F37乃至第四ヒストグラム処理部1F40は、例えば図1の画像処理IC1H3などによって実現される。
本発明の適用は、車載およびFA(ファクトリーオートメーション)の技術分野に限られない。例えば、セキュリティ、医療、または食品などの分野に幅広く適用が可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
1 撮像システム
1H1 第一撮像装置
1H11 CMOSセンサ
1H2 第二撮像装置
1H3 画像処理IC
1H4 制御I/F
1H5 CPU
1H6 ROM I/F
1H7 RAM I/F
1H8 ROM
1H9 RAM
1H10 バス
1F1 第一撮像部
1F2 第二撮像部
1F3 画像処理部
1F31 第一偏光画像生成部
1F32 第二偏光画像生成部
1F33 第一偏光比画像生成部
1F34 第二偏光比画像生成部
1F35 第一輝度画像生成部
1F36 第二輝度画像生成部
1F37 第一ヒストグラム処理部
1F38 第二ヒストグラム処理部
1F39 第三ヒストグラム処理部
1F40 第四ヒストグラム処理部
1F4 デンス視差計算部
1F41 第一高域強調フィルタ部
1F42 第二高域強調フィルタ部
1F43 一致度計算部
1F44 伝播類似度計算部
1F45 整数視差計算部
1F46 小数視差計算部
1F5 選択部
2 黒色の被写体
3 透明の被写体
4 撮像画像
43BAS 基準画像
43REF 比較画像
5 処理結果表
6 輝度画像
7 偏光画像
特許第5278819号公報 特開2010−256138号公報 特開2011−85539号公報 特開2011−215545号公報 特開2012−181142号公報 特開2013−38502号公報 特開2013−38503号公報 特開2013−126114号公報 特開2013−167624号公報

Claims (10)

  1. 撮像装置を複数有する情報処理システムに行わせる情報処理方法であって、
    前記撮像装置は、
    偏光成分と、輝度成分とを撮像して撮像画像を出力する撮像手段を有し、
    前記情報処理システムに、
    前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記偏光成分に基づいた偏光画像と、前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記輝度成分に基づいた輝度画像とを生成させる生成手順と、
    前記偏光画像および前記輝度画像に対してデンス視差計算を行わせる計算手順と
    を実行させる情報処理方法。
  2. 撮像装置を複数有する情報処理システムに行わせる情報処理方法であって、
    前記撮像装置は、
    偏光成分と、輝度成分とを撮像して撮像画像を出力する撮像手段を有し、
    前記情報処理システムに、
    前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記偏光成分の所定の偏光成分である第一偏光成分と第一偏光成分以外の偏光成分である第二偏光成分との比率に基づい偏光比画像と、前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記輝度成分に基づいた輝度画像と、を生成させる生成手順と、
    前記偏光比画像および前記輝度画像に対してデンス視差計算を行わせる計算手順と
    を実行させる情報処理方法。
  3. 撮像装置を複数有する情報処理システムに行わせる情報処理方法であって、
    前記撮像装置は、
    偏光成分を撮像して撮像画像を出力する撮像手段を有し、
    前記情報処理システムに、
    前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記偏光成分の所定の偏光成分である第一偏光成分と第一偏光成分以外の偏光成分である第二偏光成分との比率に基づいた偏光比画像と、前記第一偏光成分に基づいた偏光画像と、を生成させる生成手順と、
    前記偏光比画像および前記偏光画像に対してデンス視差計算を行わせる計算手順と
    を実行させる情報処理方法。
  4. 前記偏光画像に対してヒストグラム拡大処理を行わせるヒストグラム処理手順を実行させる請求項1に記載の情報処理方法。
  5. 前記偏光比画像に対してヒストグラム拡大処理を行わせるヒストグラム処理手順を実行させる請求項2またはのいずれかに記載の情報処理方法。
  6. 前記計算手順で計算した計算結果を選択させる選択手順を実行させる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  7. 前記偏光比画像および前記偏光画像に対してヒストグラム処理手順を実行させる請求項に記載の情報処理方法。
  8. 撮像装置を複数有する情報処理システムであって、
    前記撮像装置は、
    偏光成分と、輝度成分とを撮像して撮像画像を出力する撮像手段を有し、
    前記撮像手段から前記撮像画像を取得する画像取得手段と、
    前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記偏光成分に基づいた偏光画像と、前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記輝度成分に基づいた輝度画像と、を生成させる生成手段と、
    前記偏光画像および前記輝度画像に対してデンス視差計算を行う計算手段と
    を有する情報処理システム。
  9. 撮像装置を複数有する情報処理システムに実行させるプログラムであって、
    前記撮像装置は、
    偏光成分と、輝度成分とを撮像して撮像画像を出力する撮像手段を有し、
    前記情報処理システムに、
    前記撮像手段から取得する前記撮像画像の前記偏光成分に基づいた偏光画像と、前記撮像手段から取得する前記撮像画像の前記輝度成分に基づいた輝度画像と、を生成させる生成手順と、
    前記偏光画像および前記輝度画像に対してデンス視差計算を行わせる計算手順と
    を実行させるためのプログラム。
  10. 複数の撮像手段を有する情報処理装置であって、
    前記撮像手段は偏光成分と、輝度成分とを撮像して撮像画像を出力し、
    前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記偏光成分に基づいた偏光画像と、前記撮像手段が出力する前記撮像画像の前記輝度成分に基づいた輝度画像と、を生成させる生成手段と、
    前記偏光画像および前記輝度画像に対してデンス視差計算を行う計算手段と
    を有する情報処理装置。
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