JP6480388B2 - アタッチメント - Google Patents

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Description

本発明は、アタッチメントに係り、特に、ドリルガンのチャックに回転工具を連結するアタッチメントに関する。
航空機のボディや翼体の狭い場所にリベット穴を設けるためにドリルガンが使用される。
従来、ドリルガンのチャックに回転工具を連結する手段として、ストレートシャンクやテーパシャンクの回転工具に適用されるコレットチャック、および六角軸シャンクの回転工具に適用されるワンタッチビットチャックが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2008−183638号公報(明細書の段落0002,0003、図1)
しかしながら、六角軸シャンクの回転工具を使用するとドリル(回転工具)が振れやすくなってリベット穴が広がってしまうため、リベットの継手の強度や寿命に影響してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、前記した問題点を解決すべく、回転工具の振れを抑制できるアタッチメントを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ドリルガンのチャックに回転工具を連結するアタッチメントであって、前記ドリルガンの外筒先端に固定されるボディと、このボディに回転自在に支持される被動体と、前記チャックに挿入されるシャンクを有する駆動体と、前記被動体に対して前記駆動体が当該駆動体の回転軸に対して交差する方向に移動自在に連結された状態で当該駆動体の回転力を当該被動体に伝達するカップリングと、前記被動体の先端部に配設され前記回転工具を把持する工具チャックと、を備える。
本発明は、回転工具の振れを抑制できるアタッチメントを提供できる。その他の作用効果は発明の実施形態欄で明らかにされる。
本発明の第1の実施形態に係るアタッチメントの構成を説明するための正面断面図であり、(a)は軸対称である半分を省略した拡大図、(b)は(a)の破線で囲んだ部分の部分拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係るアタッチメントの外観を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るアタッチメントの構成を説明するための半分を省略した正面断面図である。
本発明の実施形態に係るアタッチメント1について、ドリルガン10(図1参照)に回転工具Tを連結する場合を例として、図1から図3を適宜参照しながら詳細に説明する。
ドリルガン10は、図1(a)および図2に示すように、いわゆるポータブルガンであり、航空機のボディや翼体の狭い場所にリベット穴をあける場合に好適に使用することができる。ドリルガン10は、外筒であるハウジング11と、スピンドル12の先端部に配設されたチャック13と、グリップ14(図2参照)と、トリガ15(図2参照)と、を備えている。
スピンドル12は、図示しないモータによって回転駆動される。グリップ14は、使用者(不図示)が把持して操作する部分である。トリガ15は、スピンドル12を駆動するスイッチを構成する。
なお、ドリルガン10の構成は、特に限定されるものではないので、説明の便宜上、ハウジング11、スピンドル12、チャック13等の構成要素については、模式的に図示して説明を簡略化する。
アタッチメント1は、ボディ2と、ボディ2に回転自在に支持される被動体3と、ドリルガン10のチャック13に挿入されるシャンク41を有する駆動体4と、駆動体4と被動体3とを連結するカップリング5と、回転工具Tを把持する工具チャック6と、ボディ2をハウジング11に固定する固定具8(図2参照)と、を備えている。
なお、アタッチメント1において、説明の便宜上、回転工具Tが装着される部分を先端部(先端側、前側)、ドリルガン10に連結される部分を後端部(後端側、後側)といい、ドリルガン10、その他の構成要素に対しても同様に適用する。
〈ドリルガンの構成要素〉
ハウジング11は、図示しないモータやスピンドル12等の構成要素を収容するための部材であり、モータ等を固定するための所定の剛性を備えている。ハウジング11は、ボディ2に当接させるための先端部11aと、先端部11aから後方に延びるテーパ部11bと、を備えている。先端部11aは、図1(a)の上下方向(回転軸Cに直交する方向)に延びて形成されている。
スピンドル12は、軸受B1を介して、ハウジング11に対して回転自在に配設されている。
チャック13は、例えば六角軸シャンクに適用されるいわゆるスリーブ式のチャックが使用され、スリーブ13aを軸方向に移動させることでチャック13に挿入される駆動体4のシャンク41を把持することができる。具体的には、スリーブ13aを軸方向前側に移動させることで、固定ボール13bを係合溝43から排出させてシャンク41を装着可能にする。また、スリーブ13aを軸方向後側に移動させることで、固定ボール13bを係合溝43に没入させてシャンク41を把持することができる。
なお、スリーブ13aの操作は、ボディ2に形成された操作窓(不図示)から行うが、特に限定されるものではないので、詳細な説明は省略する。
〈アタッチメントの構成〉
ボディ2は、アタッチメント1の本体部を構成する部材であり、内周部21と外周部22を有する円筒形状をなしている。ボディ2は、ハウジング11の先端部11aに係合させる係合部である突き当て部23と、突き当て部23から前方に延びる逆テーパ部23aと、を備えている。突き当て部23は、図1(a)の上下方向(回転軸Cに直交する方向)に延びる壁面であり、ボディ2の後端部に形成されている。逆テーパ部23aは、テーパ部11bに対して隙間(逃し)を設けて対面するようになっている。
アタッチメント1は、突き当て部23をハウジング11の先端部11aに当接させた状態でドリルガン10に連結されるようになっている。外周部22の後端部は、拡径された拡径部22aを有し、拡径部22aによって段付きの円筒形状をなしている。内周部21には被動体3を回転自在に支持する軸受B2が装着されている。
なお、本実施形態においては、ボディ2の位置合わせを可能とするために突き当て部23を上下方向に延びる壁面としハウジング11の先端部11aに当接させて構成したが、これに限定されるものではなく、突き当て部をテーパ形状とした逆テーパ部23aをハウジング11の先端部に形成されたテーパ部11bに当接させてもよい。逆テーパ部23aとテーパ部11bとを当接させた場合には、ハウジング11に対してボディ2をより強固に固定することができる。
被動体3は、チャック13に装着された駆動体4によって回転される回転軸部材である。被動体3は、円柱形状をなした胴部31と、胴部31よりも縮径された先端部32と、胴部31の後端部に形成された凹部33と、を備えている。被動体3は、胴部31において軸受B2を介してボディ2の内周部21に回転自在に支持されている。
被動体3の先端部32は、ボディ2の先端部よりも突出するようにボディ2に支持されている。先端部32には、回転工具Tを把持する工具チャック6が配設されている。凹部33には、駆動体4が挿入された状態で、カップリング5によって被動体3と駆動体4とが連結されるようになっている。凹部33は、円柱形状の有底穴である。
駆動体4は、シャンク41をチャック13に挿入して駆動される回転軸部材である。シャンク41は、六角軸シャンクであり、駆動体4の後部に形成されている。駆動体4の前部には、被動体3の凹部33に挿入される凸部42が形成されている。
かかる構成により、被動体3の凹部33に駆動体4の凸部42を挿入して連結することで、アタッチメント1をコンパクトに構成してかつ連結の剛性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、チャック13の構成を簡素化して軽量化を図ることができるため、シャンク41は六角軸シャンクを採用したが、これに限定されるものではなく、ストレートシャンクやテーパシャンクを採用することもできる。
凸部42は、円柱形状をなしている。凸部42は、所定の隙間δ1(図1(b)参照)を設けて凹部33に遊嵌されている。凸部42の直径は、凹部33の直径よりも小さく設定されている。ここで、図1(b)は、説明の便宜上、隙間δ1および隙間δ2を強調して表示している。
所定の隙間δ1は、スピンドル12の回転時における駆動体4の振れ幅を吸収できるように駆動体4の振れ幅よりも大きく設定される。この振れ幅は、回転工具Tの軸方向に対して直交する方向の駆動体4の移動量を意味する。
カップリング5は、図1(b)に示すように、被動体3に対して駆動体4が回転軸Cに対して直交する方向に移動自在に連結された状態で駆動体4の回転力を被動体3に伝達する回転伝達機構である。
カップリング5は、被動体3の凹部33と、駆動体4の凸部42と、凹部33から凸部42まで貫通する貫通孔51と、貫通孔51に挿通された連結ピン52と、凹部33と凸部42との隙間δ1に配設された減衰体53と、を備えている。
貫通孔51は、駆動体4の回転軸Cに対して交差する方向、本実施形態では直交する方向に沿って配設され、被動体3を支持する軸受B2が配設される位置に被動体3における開口部が臨むように形成されている。
連結ピン52は、貫通孔51に対してごくわずかの隙間δ2を設けて挿入されている。つまり、連結ピン52と貫通穴51とは、すきまばめになっている。両端部が軸受B2に当接するように長さが設定されている。連結ピン52は、駆動体4の回転軸Cに対して交差する方向、本実施形態では直交する方向に沿って配設されている。連結ピン52と貫通穴51との摺動によって、駆動体4の振動が減衰する。
かかる構成により、貫通孔51に挿通された連結ピン52によって、被動体3と駆動体4とを連結したことで、高剛性で被動体3と駆動体4との軸心のずれによる軸反力を小さくする効果がある。
減衰体53は、駆動体4の振れ幅(移動量)に応じて撓むことで、駆動体4の振動を減衰させる機能を奏する部材であり、可撓性を有する環状のゴム部材やОリング等で構成する。減衰体53は、凸部42の外周部に形成された環状溝42aに配設されている。減衰体53は、駆動体4の振動を更に減衰させる。
かかる構成により、カップリング5は、凹部33に対して凸部42が遊嵌されるように所定の隙間δ1を設けた状態で、連結ピン52によって被動体3に対して駆動体4を回転軸Cに対して直交する方向に移動自在に連結して、かつ駆動体4と被動体3とを一体として回転させる。
なお、本実施形態においては、連結ピン52によって被動体3と駆動体4とを連結するカップリング5で構成したが、これに限定されるものではない。つまり、駆動体4の回転力を被動体3に伝達して、かつ被動体3に対して駆動体4が駆動体4の回転軸Cに対して交差する方向に移動可能に被動体3と駆動体4とを連結するものであればよい。例えば、いわゆるジョーカップリング、ベローズカップリング等の種々のカップリングを採用することができる。
具体的には、図示は省略するが、ジョーカップリングは、被動体3の凹部33に代えて被動体3の後端部に、回転軸方向から見て周方向に並べて配列された複数のドグ歯を設ける。駆動体4の凸部42に代えて、被動体3のドグ歯に噛み合うドグ歯を駆動体4の前端部に設ける。そして、被動体3のドグ歯と駆動体4のドグ歯との間に星形状の弾性伝達体を介在させる。このような星形状の弾性伝達体を使用することで、被動体3のドグ歯と駆動体4のドグ歯とをフレキシブルに連結して回転力を伝達する。
また、ベローズカップリングは、被動体と駆動体とをベローズで連結し、ベローズの可撓性を利用してフレキシブルに回転力を伝達する。
工具チャック6は、図1(a)に示すように、いわゆるコレット型のチャックであり、被動体3の先端部32に形成されたねじ部32aに螺入されるナット61と、ナット61の内部に装着されたコレット62と、を備えている。コレット62は、回転工具Tに外嵌される内周部62aと、被動体3の先端部32に形成された逆テーパ部32bに適合するテーパ部62bと、を備えている。
かかる構成により、工具チャック6は、ナット61をねじ込んで後方に移動させることで、コレット62によって回転工具Tを把持することができる。このとき、工具チャック6は、被動体3と回転工具Tとの同軸度を確保して、被動体3の回転軸に回転工具Tの回転軸を合わせられる。
固定具8は、図2に示すように、一対の棒体81,81と、棒体81,81をそれぞれ連結する連結体82と、連結体82を後方に付勢する付勢体83と、を備えている。
一対の棒体81,81は、それぞれボディ2の両側部と連結体82とを連結する部材である。一対の棒体81,81は、それぞれボディ2を両側から挟むように後端部がドリルガン10後方まで延びるように配設されている。
一対の棒体81,81の先端部は、それぞれボディ2の拡径部22aにねじ部材84で固定されている。一対の棒体81,81の後端部は、それぞれ連結体82で連結されている。連結体82は、ドリルガン10の後端部を囲むように配設されている。
付勢体83は、ドリルガン10の後端部に対して連結体82を後方に付勢する部材である。付勢体83は、連結体82に形成されたねじ穴に螺入して配設されたねじ部材で構成されている。付勢体83を構成するねじ部材の先端がドリルガン10の後端部に当接されている。
かかる構成により、付勢体83を構成するねじ部材をねじ込むことで、ドリルガン10の後端部に対して連結体82を後方に付勢することができる。このため、アタッチメント1は、ボディ2の突き当て部23をハウジング11の先端部11aに当接させた状態で、付勢体83によってボディ2を後方に付勢してドリルガン10に押し付けることができる。これにより、突き当て部23と先端部11aとの間に生じる摩擦力を利用してドリルガン10に連結される。
なお、本実施形態においては、付勢体83をねじ部材で構成したが、これに限定されるものではなく、ばね部材やゴム部材で構成することもできる。
以上のように構成された本実施形態に係るアタッチメント1は、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、アタッチメント1は、凹部33に対して凸部42が遊嵌されるように所定の隙間δ1を設けた状態で、被動体3に対して駆動体4を移動自在に連結するカップリング5を備えたことで、ドリルガン10のチャック13に生じる駆動体4の回転の振れが被動体3および回転工具Tに伝達されることを抑制できる。
また、ボディ2をドリルガン10のハウジング11の先端部11aに固定することで、ボディ2を強固に支持する。そして、ボディ2によって回転工具Tが配設される被動体3を回転自在に支持することで、同軸度を確保して回転工具Tの振れを抑制する。
このため、アタッチメント1を装着したドリルガン10は、回転工具Tの振れを抑制できるため、高精度の穴あけ加工を行いうる。特に、六角軸シャンクの回転工具Tを使用すると振れやすくなってリベット穴が広がってしまうという技術的課題を解決できる。これにより、ドリルガン10を軽量化して操作性を高め、かつ高精度の穴あけ加工ができるため、航空機のボディや翼体の狭い場所にリベット穴をあける作業に好適に使用することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態に係るアタッチメント1Aについて、図3を参照しながら説明する。なお、アタッチメント1Aにおいて、第1の実施形態に係るアタッチメント1と同様の構成については、同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
アタッチメント1Aは、カップリング5によって駆動体4に連結された第1の被動体3Aと、工具チャック6が配設された第2の被動体3Bと、第1の被動体3Aの回転速度を変速、本実施形態では増速して第2の被動体3Bに伝達する変速機9と、を備えている。
アタッチメント1Aは、変速機9を備えたことで、ドリルガン10の使用目的や加工対象物の加工条件に適合させるように、スピンドル12の回転速度やトルク等を適宜調整することができる。例えば、カーボン繊維強化プラスチック(CFRP)の加工では、一般的なドリルガンの回転速度よりも回転速度を高くした方が切削性を向上できる。
第1の被動体3Aは、チャック13に装着された駆動体4によって回転される回転軸部材である。第1の被動体3Aと駆動体4とは、カップリング5によって連結されている。第1の被動体3Aは、第2の被動体3Bよりも後部側に配設され、軸受B21を介してボディ2の内周部21に回転自在に支持されている。第1の被動体3Aは、先端部に平歯車で構成された出力歯車91を備えている。
第2の被動体3Bは、後端部に入力歯車92を備えている。第2の被動体3Bの先端部には、回転工具Tを把持する工具チャック6が配設されている。第2の被動体3Bは、第1の被動体3Aよりも前部側に同軸に配設され、軸受B22を介してボディ2の内周部21に回転自在に支持されている。第2の被動体3Bは、後端部に平歯車で構成された入力歯車92を備えている。
変速機9は、アイドル軸93と、前記した出力歯車91および入力歯車92と、出力歯車91と噛み合う第1の歯車94と、入力歯車92と噛み合う第2の歯車95と、を備えている。第1の歯車94と第2の歯車95とは一体として回転するように連結されている。変速機9は、カップリング5と工具チャック6の間に配設されている。
かかる構成により、変速機9をコンパクトに構成し、かつ変速比を1に近づけることができる。
出力歯車91は、入力歯車92よりも歯数が多く形成されている。アイドル軸93は、ボディ2の内周部21に軸支され、第1の被動体3Aおよび第2の被動体3Bの回転軸と平行に並んで配設されている。第1の歯車94と第2の歯車95は一体に構成されている。第1の歯車94と第2の歯車95は、軸受B3を介してアイドル軸93に回転自在に支持されている。第1の歯車94は、第2の歯車95よりも歯数が少なく形成されている。第1の歯車94および第2の歯車95は平歯車で構成されている。
なお、本実施形態においては、各歯車(91,92,94,95)を平歯車で構成したが、ドリルガン10の使用目的、スピンドル12の回転速度やトルク等に応じて適宜種々の歯車を使用することができる。例えば、はすば歯車を使用することで、高速回転に耐え、振動を抑制することができる。また、本実施形態では、変速装置を増速装置として構成したが、加工対象物の材質等を考慮して減速装置として構成してもよい。
また、上述の変速装置に替えて、遊星歯車装置を利用できる。遊星歯車装置を利用すれば、大きな変速比を得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施形態においては、固定具8によって、アタッチメント1をドリルガン10に連結したが、これに限定されるものではなく、ボディ2をボルト等の締結具によってハウジング11に固定してもよいし、接着剤によってボディ2とハウジング11とを接着して固定してもよい。
1,1A アタッチメント
2 ボディ
3,3A,3B 被動体
4 駆動体
5 カップリング
6 工具チャック
8 固定具
9 変速機
10 ドリルガン
11 ハウジング(外筒)
11a 先端部
11b テーパ部
12 スピンドル
13 チャック
23 突き当て部
33 凹部
41 シャンク
42 凸部
51 貫通孔
52 連結ピン
53 減衰体
81 棒体
82 連結体
83 付勢体
91 出力歯車
92 入力歯車
93 アイドル軸
94 第1の歯車
95 第2の歯車
C 回転軸
T 回転工具

Claims (8)

  1. ドリルガンのチャックに回転工具を連結するアタッチメントであって、
    前記ドリルガンの外筒先端部に固定されるボディと、
    このボディに回転自在に支持される被動体と、
    前記チャックに挿入されるシャンクを有する駆動体と、
    前記被動体に対して前記駆動体が当該駆動体の回転軸に対して交差する方向に移動自在に連結された状態で当該駆動体の回転力を当該被動体に伝達するカップリングと、
    前記被動体の先端部に配設され前記回転工具を把持する工具チャックと、を備える、
    アタッチメント。
  2. 前記被動体は前記駆動体が挿入される凹部を有し、
    前記駆動体は前記凹部に挿入される凸部を有し、
    前記カップリングは、前記凹部に対して前記凸部が遊嵌されるように所定の隙間を設けた状態で、前記被動体に対して前記駆動体を移動自在に連結する連結ピンを備え、
    前記連結ピンは、前記交差する方向に沿って配設されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 前記隙間には可撓性を有する減衰体が配設されていること、
    を特徴とする請求項2に記載のアタッチメント。
  4. 前記工具チャックは、前記ボディの先端部から突出して設けられていること、
    を特徴とする請求項3に記載のアタッチメント。
  5. 前記駆動体の回転速度を変速して前記工具チャックに伝達する変速機を更に備えること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアタッチメント。
  6. 前記被動体は、前記カップリングによって前記駆動体に連結された第1の被動体と、
    前記工具チャックが配設された第2の被動体と、を有し、
    前記変速機は、前記第1の被動体の回転速度を変速して前記第2の被動体に伝達すること、
    を特徴とする請求項5に記載のアタッチメント。
  7. 前記変速機は、前記被動体の回転軸に並行して配設されたアイドル軸と、
    前記第1の被動体の先端部に設けられた出力歯車と、
    前記第2の被動体の後端部に設けられた入力歯車と、
    前記アイドル軸に設けられ前記出力歯車と噛み合う第1の歯車と、
    前記アイドル軸に設けられ前記入力歯車と噛み合い、前記第1の歯車と一体に回転する第2の歯車と、を備えたこと、
    を特徴とする請求項6に記載のアタッチメント。
  8. 前記ボディを前記外筒先端部に固定する固定具をさらに有し、
    前記ボディは、前記外筒先端部に係合させる係合部を当該ボディの後端部に有し、
    前記固定具は、
    前記ボディを挟んで当該ボディの両側に先端部が固定され、後端部が前記ドリルガンの後方まで延びる一対の棒体と、
    前記ドリルガンの後端部を囲むように前記一対の棒体の後端部を接続する連結体と、
    前記連結体に配設され、前記ドリルガンの後端部に対して当該連結体を後方に付勢する付勢体と、を備えたこと、
    を特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のアタッチメント。
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