JP6479508B2 - 手振り翻訳システム - Google Patents
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Description
このため、LEAP MOTIONのように、手の形(姿態)を認識して、認識結果を翻訳に用いるだけでは、手話などの手振りを適切に翻訳できないことが判ってきた。
また、「伝達者」とは、被伝達者に向けて伝えたい意味を有する手振りを行う者をいう。
なお必要に応じて、上体カメラ部と共に、伝達者の上体のビデオ撮影を補助する補助光(可視光、赤外光、または紫外光)を発するLED、ELなどで構成された上体用の発光部を備えることもできる。
なお必要に応じて、手カメラ部と共に、伝達者の上体の撮像を補助する補助光(可視光、赤外光、または紫外光)を発するLED、ELなどで構成された手用の発光部を備えることもできる。
右手及び左手の各部の「位置データ」としては、各々の手カメラが撮影する円錐状の撮像空間が互いに交差して形成された、複数の手カメラで同時に手を撮影可能な交差撮像空間における、右手及び左手の各部(例えば、右人差し指の指先)の立体的な位置を示す位置データが挙げられる。
また、手データ取得部では、前述の各部の位置のほか、手の他の各部、例えば、手首、母指球、小指球などの位置をも検知するようにしても良い。
「手位置関係取得部」は、上体撮影データを用いて右手位置関係及び左手位置関係を取得するが、上体撮影データのほかに、手撮影データあるいは右手及び左手についての各部の位置データを併せて用いて、右手位置関係及び左手位置関係を取得することもできる。
なお、画像データとしては、ディスプレイに表示させる、文字、図形、イラスト、絵,写真、アニメーション、ビデオ画像などが挙げられる。
なお、以下の説明における上下、左右、前後は、伝達者OPから見た表現で記載する。
なお、上体カメラユニット4(上体カメラ部41)は、伝達者OPの頭PH等を含む上体PUをビデオ撮影できれば良く、伝達者OPの正面に配置せず、例えば伝達者OPの前下方に配置することもできる。
更に2つの手撮影データDH1,DH2で認識した各部位RH0,LH0,…の視差を用いて、右親指RF1の指先RF10など、右手PHR及び左手PHLの各部位の三次元空間における位置を算出する。具体的には、手カメラ部31が撮影する、手カメラ部31の対物レンズを頂点とする錐状の空間と、手カメラ部32の対物レンズを頂点とする錐状の空間とが交差した三次元空間における位置である。
なお、右手PHR及び左手PHLの各部位の三次元空間における位置の変化により、手指の動き及び手の移動を認識することもできる。
なお、右手位置関係及び左手位置関係を取得するの当たり、上述のように、上体カメラユニット4からの上体撮影データDPのみを用いても良いが、図2において破線で示すように、手データ取得部21で取得した、右手PHR及び左手PHLの各部の位置データをも用いて、右手位置関係及び左手位置関係を取得しても良い。また、上体撮影データDPのほか、手撮影データDH1,DH2を用いて右手位置関係及び左手位置関係を取得しても良い。
この際、右手PHR及び左手PHLについての各部の位置データ、右手位置関係及び左手位置関係、並びに、これらの変化(例えば、「伝達者の右手が、右胸の前から右肩の上まで移動」)を用いて、手振りの意味を識別する。即ち、手カメラ部31,32からの手撮影データDH1,DH2を用いて取得した右手PHR及び左手PHLの各部の位置データを用いるほか、上体カメラ部41からの上体撮影データDPを用いて取得した右手位置関係及び左手位置関係を用いるので、伝達者OPが示す手振りの意味を適切に識別することができる。
例えば、実施形態では、システム1として、処理装置2と、手カメラユニット3(手カメラ部31,32)と、上体カメラユニット4(上体カメラ部41)とを、三者分離した形態としたが、これらを一体として構成しても良い。
また、処理装置2と、ディスプレイ部52と、発音部62とを、三者分離した形態としたが、これらを一体として構成しても良い。
さらには、処理装置2と、手カメラユニット3(手カメラ部31,32)と、上体カメラユニット4(上体カメラ部41)と、ディスプレイ部52と、発音部62とを一体として構成しても良い。
2 処理装置
21 手データ取得部
22 手位置関係取得部
23 手振り識別部
3 手カメラユニット
31,32 手カメラ部
DH1,DH2 手撮影データ
33,34,35 手照明LED
4 上体カメラユニット
41 上体カメラ部
DP 上体撮影データ
42 上体照明LED
5 第1出力部(出力部)
51 画像データ化部
DG 画像データ
52 ディスプレイ部
6 第2出力部(出力部)
61 音声データ化部
DS 音声データ
62 発音部
OP 伝達者
PU (伝達者の)上体
PHR 右手
PHL 左手
RF1 右親指
RF10 (右親指の)指先
RF11 (右親指の)第1関節(指関節)
RF12 (右親指の)第2関節(指関節)
RF2 右人差し指
RF20 (右人差し指の)指先
RF21 (右人差し指の)第1関節(指関節)
RF22 (右人差し指の)第2関節(指関節)
RF23 (右人差し指の)第3関節(指関節)
RF3 右中指
RF4 右薬指
RF5 右小指
LF0 (左手の)掌
LF1 左親指
LF10 (左指の)指先
LF11 (左親指の)第1関節(指関節)
LF12 (左親指の)第2関節(指関節)
LF2 左人差し指
LF20 (左人差し指の)指先
LF21 (左人差し指の)第1関節(指関節)
LF22 (左人差し指の)第2関節(指関節)
LF23 (左人差し指の)第3関節(指関節)
LF3 左中指
LF4 左薬指
LF5 左小指
Claims (3)
- 伝達者の上体をビデオ撮影する上体カメラ部と、
上記上体カメラ部と離間し、かつ、互いに離間して配置され、上記伝達者の上記右手及び左手をビデオ撮影する複数の手カメラ部と、
上記複数の手カメラ部から出力された手撮影データを用い、上記伝達者の上記右手及び左手を検知して、
上記右手のうち、各手指の指先、指関節、掌の位置データ、及び、
上記左手のうち、各手指の指先、指関節、掌の位置データを取得する手データ取得部と、
上記上体カメラ部から出力された上体撮影データを用いて、
上記伝達者の上記上体と上記右手との位置関係である右手位置関係、並びに、
上記伝達者の上記上体と上記左手との位置関係である左手位置関係を取得する手位置関係取得部と、
上記右手及び左手についての各部の上記位置データ、上記右手位置関係及び上記左手位置関係、並びに、これらの変化から、上記伝達者が上記右手及び上記左手を用いて示す手振りの意味を識別する手振り識別部と、
上記手振り識別部で得た、上記伝達者の手振りが示す意味を、被伝達者に知覚可能に出力する出力部と、を備える
手振り翻訳システム。 - 請求項1に記載の手振り翻訳システムであって、
前記出力部は、
識別した前記伝達者の手振りが示す意味を、文字、図形、絵などの画像データとする画像データ化部、及び、
上記画像データを表示するディスプレイ部を含む
手振り翻訳システム。 - 請求項1または請求項2に記載の手振り翻訳システムであって、
前記出力部は、
識別した前記伝達者の手振りが示す意味を、音声データとする音声データ化部、及び、
上記音声データに対応する音声を発する発音部を含む
手振り翻訳システム。
Priority Applications (1)
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JP2015045920A JP6479508B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | 手振り翻訳システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015045920A JP6479508B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | 手振り翻訳システム |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2015045920A Active JP6479508B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | 手振り翻訳システム |
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