JP6478402B2 - 情報処理装置、受信機、及びプログラム - Google Patents
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Description
[第1の実施形態]
〔放送通信データ同期システムの概要〕
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る放送通信データ同期システム1は、中継現場Vから送信される番組素材と提示対象データとを、受信機700において同期させて提示するシステムである。
提示対象データとは、放送番組と同期、連動して情報を提示するアプリケーションにより利用されるアプリケーション用データの一例である。具体的には、提示対象データは、例えば、ライブに関するメタデータやスポーツの実況音声を表すデータ等である。また、提示対象データを利用するアプリケーションは、例えば、HTML5により記述されるウェブアプリである。
なお、現場時刻とは、番組素材に関する時刻であり、例えば、中継現場Vから番組素材が送信されるときの時刻や、中継現場Vにおいて番組素材が撮像、集音等により取得されたときの時刻である。以下では、一例として、現場時刻が、番組素材が取得されたときの時刻である場合について説明する。
これにより、放送通信データ同期システム1は、放送素材に基づく放送番組と、提示対象データが表す情報とを同期させて提示することができる。
次に、放送通信データ同期システム1の構成について説明する。
放送通信データ同期システム1は、時刻サーバ100と、番組素材送信装置200と、提示対象データ送信装置300と、放送装置400と、データ配信装置500と、オフセット測定装置600と、受信機700と、を備える。このうち、番組素材送信装置200と、提示対象データ送信装置300とは、それぞれ、中継現場Vに設置される。また、放送装置400は、放送局Bに設置される。
番組素材送信装置200は、番組素材を放送装置400に送信する装置である。この番組素材は、放送局Bにおいて、放送番組の制作に用いられる。本実施形態において、番組素材送信装置200が送信する番組素材には、現場時刻が付与される。本実施形態における現場時刻は、番組素材の取得時に、時刻サーバ100から通知された現在時刻である。本実施形態において、現場時刻は、例えば、番組素材に多重されたり、電子透かしとして埋め込まれたり、或いは、画像認識可能なようにテキストとして焼き込まれたりする等、後で電気的に抽出可能な形式で付与される。
放送装置400は、時刻サーバ100から通知された現在時刻と、自装置のクロックに基づくSTC/PCRとの対応関係を表すマッピング情報をデータ配信装置500に送信する。マッピング情報は、例えば、ある特定の時点を表すUTCの値と、STC/PCRの値とを対応付けたものである。
データ配信装置500は、提示対象データ送信装置300から受信した提示対象データを受信機700へ配信する。
また、データ配信装置500は、2種類のマッピング情報を他の装置に配信する。第1のマッピング情報は、放送装置400から取得するマッピング情報であり、UTCとSTC/PCRとの2つの時刻系の対応関係を表す情報(STC,UTC)である。第2のマッピング情報は、UTCとSTC/PCRとの2つの時刻系の対応関係に加え、現場時刻とPTSとの間の時間差をオフセットΔtとして含む情報(STC,UTC,Δt)である。
なお、データ配信装置500は、複数のサーバ装置の組み合わせによって構成されてもよい。例えば、提示対象データの配信とマッピング情報の配信とが、別個のサーバ装置によって実現されてもよい。
次に、放送通信データ同期システム1が備える各装置の構成について説明する。
まず、番組素材送信装置200の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る番組素材送信装置200の構成を示す概略ブロック図である。
番組素材送信装置200は、UTC受信部201と、番組素材データ登録部202と、番組素材データ記憶部203と、番組素材データ送信部204と、を備える。
UTC受信部201は、時刻サーバ100から送信される現在時刻を受信する。この現在時刻は、UTCにより表される時刻である。
番組素材データ登録部202は、例えば、放送事業者により撮像、集音された放送素材データを番組素材データ記憶部203に登録する。番組素材データのフォーマットとしては、例えば、ASI(Asynchronous Serial Interface)フォーマット等を適用可能である。
番組素材データ記憶部203は、放送局Bに提供される放送素材データを記憶する。
番組素材データ送信部204は、番組素材データ記憶部203が記憶する番組素材データを放送装置400に送信する。
次に、提示対象データ送信装置300の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る提示対象データ送信装置300の構成を示す概略ブロック図である。
提示対象データ送信装置300は、UTC受信部301と、提示対象データ登録部302と、提示対象データ記憶部303と、提示対象データ送信部304と、を備える。
UTC受信部301は、時刻サーバ100から送信される現在時刻を受信する。この現在時刻は、UTCにより表される時刻である。
提示対象データ記憶部303は、番組素材送信装置200が送信する番組素材に同期して提示される提示対象データを記憶する。
提示対象データ送信部304は、提示対象データ記憶部303が記憶する提示対象データを、データ配信装置500に送信する。
次に、放送装置400の構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る放送装置400の構成を示す概略ブロック図である。
放送装置400は、UTC受信部401と、クロック生成部402と、STC生成部403と、マッピング情報生成部404と、マッピング情報出力部405と、番組素材データ受信部406と、放送番組作成部407と、放送信号生成部408と、放送部409と、を備える。
UTC受信部401は、時刻サーバ100からUTCで表される現在時刻を取得する。
クロック生成部402は、所定の周波数のクロックを生成する。
STC生成部403は、クロック生成部402が生成したクロックを計数し、STC/PCRで表される現在時刻を特定する。
マッピング情報出力部405は、マッピング情報生成部404が生成した第1のマッピング情報をデータ配信装置500に出力する。第1のマッピング情報の出力は、ネットワークを介してなされてもよいし、記録媒体を介してなされてもよい。
放送番組作成部407は、番組素材データ受信部406が受信した番組素材データに基づいて、放送番組を作成する。
放送信号生成部408は、放送番組作成部407が作成した放送番組にPTSを付与する。PTSは、STC生成部403が特定するSTC/PCRにおける現在時刻に基づいて設定される。そして、放送信号生成部408は、放送番組と当該放送番組のPTSとを含むMPEG−2 TS(Transport Stream)信号を生成する。
放送部409は、放送信号生成部408が生成したMPEG−2 TS信号を、放送波に多重して送信する。
次に、データ配信装置500の構成について説明する。
図5は、本実施形態に係るデータ配信装置500の構成を示す概略ブロック図である。
データ配信装置500は、マッピング情報取得部501と、オフセット情報取得部502と、マッピング情報記憶部503と、マッピング情報出力部504と、提示対象データ受信部505と、提示対象データ記憶部506と、提示対象データ送信部507と、を備える。
マッピング情報取得部501は、放送装置400から第1のマッピング情報を取得する。マッピング情報の取得は、ネットワークを介してなされてもよいし、記録媒体を介してなされてもよい。マッピング情報取得部501は、取得したマッピング情報をマッピング情報記憶部503に登録する。
オフセット情報取得部502は、オフセット測定装置600からオフセット情報を取得する。オフセット情報取得部502は、取得したオフセット情報をマッピング情報記憶部503に登録する。
マッピング情報出力部504は、マッピング情報記憶部503が記憶する第1のマッピング情報を、要求元のオフセット測定装置600に送信する。また、マッピング情報出力部504は、例えば、受信機700からの要求に応じて、第2のマッピング情報を要求元の受信機700に送信する。
提示対象データ記憶部506は、提示対象データ受信部505が受信した提示対象データを記憶する。
提示対象データ送信部507は、受信機700からの要求に応じて、提示対象データを当該受信機700に送信する。
次に、オフセット測定装置の構成について説明する。
図6は、本実施形態に係るオフセット測定装置600の構成を示す概略ブロック図である。
オフセット測定装置600は、放送受信部601と、PTS取得部602と、現場時刻取得部603と、マッピング情報取得部604と、変換部605と、オフセット算出部606と、オフセット情報出力部607と、を備える。
放送受信部601は、放送装置400が送信する放送波を受信する。放送受信部601は、受信した放送波を復調し、放送番組と当該放送番組のPTSとを含むMPEG−2 TS信号を取得する。
現場時刻取得部603は、放送受信部601が取得した放送番組から、当該放送番組の番組素材に付与されている現場時刻を抽出する。
マッピング情報取得部604は、データ配信装置500から第1のマッピング情報を取得する。
オフセット情報出力部607は、オフセット算出部606が算出したオフセットを表すオフセット情報をデータ配信装置500に送信する。
次に、受信機700の構成について説明する。
図7は、本実施形態に係る受信機700の構成を示す概略ブロック図である。
受信機700は、放送受信部701と、同期用クロック生成部702と、データ受信部703と、変換部704と、同期制御部705と、放送番組ディレイ調整部706と、符号化バッファ707と、デコーダ708と、データディレイ調整部709と、コンテンツキャッシュ710と、アプリケーション実行部711と、提示部712と、を備える。
同期用クロック生成部702は、放送受信部701が受信したMPEG−2 TS信号に基づいてSTC/PCRで表される同期用クロックを生成する。同期用クロック生成部702は、放送又は通信の遅延量に応じたクロックを生成する。
データ受信部703は、データ配信装置500から提示対象データと第2のマッピング情報とを取得する。
同期制御部705は、放送受信部701が取得した放送番組のPTSと、変換部704が変換した提示対象データの提示時刻とに基づいて、放送番組と提示対象データの提示時刻を同期させるために必要な放送番組又は提示対象データの提示遅延量を特定する。同期制御部705は、提示遅延量を特定すると、取り出すべき放送番組の動画像データと音声データを放送番組ディレイ調整部706に指示するとともに、取り出すべき提示対象データをデータディレイ調整部709に指示する。
符号化バッファ707は、デコーダ708によるデコードに必要な放送番組の動画像データと音声データとを蓄積する。
デコーダ708は、符号化バッファ707に蓄積された動画像データと音声データとをデコードする。
コンテンツキャッシュ710は、アプリケーション実行部711に実行させる提示対象データを蓄積する。
提示部712は、同期用クロック生成部702が生成した同期用クロックに基づいて、該同期クロックが示す現在時刻をPTSとする放送番組と、該現在時刻を提示時刻とする提示対象データに基づくアプリケーションプログラムの実行結果とを表示装置に描画する。この放送番組は、デコーダ708がデコードしたものであり、アプリケーションプログラムの実行結果は、アプリケーション実行部711が処理したものである。
次に、本実施形態に係るコンピュータの構成例について説明する。
例えば、時刻サーバ100と、番組素材送信装置200と、提示対象データ送信装置300と、放送装置400と、データ配信装置500と、オフセット測定装置600と、受信機700とは、内部にコンピュータ900を備える。
図8は、コンピュータ900の構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述した各装置が備える各種構成の動作は、例えば、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902又は補助記憶装置903に確保する。
次に、オフセット測定装置600の動作について説明する。
図9は、本実施形態に係るオフセット測定装置600の動作を示すフローチャートである。
オフセット測定装置600の放送受信部601は、放送装置400が送信する放送波を受信する。放送受信部601は、受信した放送波を復調し、MPEG−2 TS信号を取得する(ステップS100)。次に、現場時刻取得部603は、MPEG−2 TS信号から放送番組を取得し、放送番組の番組素材から現場時刻を抽出する(ステップS102)。次に、PTS取得部602は、MPEG−2 TS信号から放送番組のPTSを取得する(ステップS104)。次に、マッピング情報取得部604は、データ配信装置500から第1のマッピング情報を取得する(ステップS106)。
次に、受信機700の動作について説明する。
図10は、本実施形態に係る受信機700の動作を示すフローチャートである。
受信機700の放送受信部701は、放送装置400が送信する放送波を受信する。放送受信部701は、受信した放送波を復調し、MPEG−2 TS信号を取得する(ステップS200)。また、データ受信部703は、データ配信装置500から提示対象データと、第2のマッピング情報を取得する(ステップS202)。次に、変換部704は、データ受信部703が受信した第2のマッピング情報に基づいて、提示対象データの提示時刻を取得する(ステップS204)。
そして、提示部712は、デコーダ708がデコードした動画像データ及び音声データとアプリケーション実行部711によるアプリケーションプログラムの実行結果とを、表示装置に描画する(ステップS226)。これにより、提示部712は、同期用クロックの時刻系(例えば、STC/PCR)において、提示時刻が同じ放送番組と提示対象データとを同時に提示する。
以上説明してきたように、本実施形態に係るオフセット測定装置600(情報処理装置の一例)は、第1の時刻系(例えば、UTC)と第2の時刻系(例えば、STC/PCR)との間の対応関係(第1のマッピング情報)を取得するマッピング情報取得部604(時刻系関係取得部の一例)と、第1の時刻系で表される第1の時刻(例えば、現場時刻)が付与された番組素材に基づく放送番組と、第2の時刻系で表される時刻であって、当該番組を提示する第2の時刻(例えば、PTS)とを、放送波を介して受信する放送受信部601(番組受信部の一例)と、対応関係に基づいて、第1の時刻と第2の時刻との時刻系を、第1の時刻系又は第2の時刻系に統一する変換部605(時刻系変換部の一例)と、時刻系変換部により統一された時刻系において、第1の時刻と第2の時刻との間の時間差(例えば、オフセット)を取得するオフセット算出部606(時間差取得部の一例)と、を備える。
〔放送通信データ同期システムの概要〕
本発明の第2の実施形態について説明する。以下では、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を援用する。
本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Aは、第1の実施形態に係る放送通信データ同期システム1と同様に、中継現場Vから送信される番組素材と提示対象データとを、受信機700において同期させて提示するシステムである。ただし、放送通信データ同期システム1では、オフセットは、オフセット測定装置600により機械的に算出されたのに対し、放送通信データ同期システム1Aでは、オフセットは、人手により設定される点が異なる。
次に、放送通信データ同期システム1Aの構成について説明する。
図11は、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Aの構成を示す概略ブロック図である。
放送通信データ同期システム1Aは、放送通信データ同期システム1が備えるオフセット測定装置600に代えて、オフセット測定装置600Aを備える。
なお、放送通信データ同期システム1Aでは、放送素材への現場時刻の付与方法が放送通信データ同期システム1とは異なる。本実施形態において、現場時刻は、人が確認可能な形式で放送素材に付与される。具体的には、現場時刻は、動画像の放送素材に対して、スーパーして焼き込まれる。
次に、オフセット測定装置600Aの構成について説明する。
図12は、本実施形態に係るオフセット測定装置600Aの構成を示す概略ブロック図である。
オフセット測定装置600Aは、オフセット測定装置600が備える現場時刻取得部603、オフセット算出部606を備えない。また、オフセット測定装置600Aは、オフセット測定装置600が備える変換部605に代えて、変換部605Aをそれぞれ備える。また、オフセット測定装置600Aは、オフセット測定装置600が備える各種構成に加えて、デコーダ608A、提示部609A、オフセット受付部610Aをさらに備える。
変換部605Aは、マッピング情報取得部604が取得した第1のマッピング情報に基づいて、PTS取得部602が取得したPTSの時刻系をUTCの値に変換する。
オフセット受付部610Aは、オフセット測定装置600Aのユーザからオフセットの値の入力を受け付ける。
次に、オフセット測定装置600Aの動作について説明する。
図13は、本実施形態に係るオフセット測定装置600Aの動作を示すフローチャートである。
図13に示す処理のうち、ステップS120〜S126の処理は、それぞれ、図9に示すステップS100〜S126の処理と同様のため、説明を援用する。
以上説明してきたように、本実施形態に係るオフセット測定装置600Aは、変換部605A(時刻系変換部の一例)により統一された時刻系(例えば、STC/PCR)における第1の時刻(例えば、現場時刻)と第2の時刻(例えば、PTS)とを表示する提示部609A(表示部の一例)、をさらに備え、オフセット受付部610A(時間差取得部の一例)は、第1の時刻と第2の時刻との間の時間差(例えば、オフセット)を入力する操作を受け付ける。
〔放送通信データ同期システムの概要〕
本発明の第3の実施形態について説明する。上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を援用する。
第1の実施形態による放送通信データ同期システム1は、受信機700がUTCとSTCの変換を行うものである。これに対し、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Bは、提示対象データ送信装置300Bが、UTCとSTCの変換を行う。
次に、放送通信データ同期システム1Bの構成について説明する。
図14は、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Bの構成を示すブロック図である。
放送通信データ同期システム1Bは、放送通信データ同期システム1が備える提示対象データ送信装置300に代えて、提示対象データ送信装置300Bを備える。
次に、提示対象データ送信装置300Bの構成について説明する。
図15は、本実施形態に係る提示対象データ送信装置300Bの構成を示す概略ブロック図である。
提示対象データ送信装置300Bは、提示対象データ送信装置300が備える各種構成に加え、マッピング情報取得部305B、変換部306Bを備える。
マッピング情報取得部305Bは、データ配信装置500から第1のマッピング情報を受信する。
つまり、第2の実施形態に係る提示対象データ送信装置300Bは、STC/PCRで表される現場時刻を含む提示対象データを、データ配信装置500に送信する。
受信機700Bは、受信機700が備える変換部704を備えない。これは、本実施形態では、データ配信装置500が、STC/PCRで表される現場時刻が付与された提示対象データを配信するため、受信機700Bにおいて提示対象データの現場時刻の時刻系を変換する必要がないためである。
つまり、受信機700Bが備える同期制御部705は、提示対象データに付与されている現場時刻に基づいて、放送番組と提示対象データとの提示時刻を同期させる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Bでは、提示対象データ送信装置300Bが提示対象データに付与された現場時刻の時刻系を変換する。
このように、放送通信データ同期システム1が備える各装置の任意の構成は、別の装置が備えてもよい。例えば、データ配信装置500が、提示対象データに付与された現場時刻の時刻系を、UTCからSTC/PCRに変換してもよい。また、放送通信データ同期システム1が備える各装置の任意の構成は、任意に組み合わせられてもよいし、分離して別々の装置に備えられてもよい。例えば、UTCとSTC/PCRとの対応関係は、データ配信装置500から受信機700に送信され、オフセットは、オフセット測定装置600から受信機700に送信されてもよい。
〔放送通信データ同期システムの概要〕
本発明の第4の実施形態について説明する。上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を援用する。
第1の実施形態による放送通信データ同期システム1において、第1のマッピング情報は、STC/PCRの時刻系とUTCの時刻系とを、放送装置400が動的に対応付けたものである。これに対し、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Cは、第1のマッピング情報として、固定的な時刻系の変換ルールを扱う点が異なる。
次に、放送通信データ同期システム1Bの構成について説明する。
図17は、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Cの構成を示すブロック図である。
放送通信データ同期システム1Cは、放送通信データ同期システム1が備える放送装置400、データ配信装置500、オフセット測定装置600に代えて、放送装置400C、データ配信装置500C、オフセット測定装置600Cをそれぞれ備える。また、時刻サーバ100は、放送装置400C及びデータ配信装置500Cと通信しなくてもよい。また、データ配信装置500は、放送装置400C及びオフセット測定装置600Cと通信しなくてもよい。
次に、放送装置400Cの構成について説明する。
図18は、本実施形態に係る放送装置400Cの構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態では、リアルタイムに第1のマッピング情報を生成する必要がない。従って、放送装置400Cは、放送装置400が備えるUTC受信部401と、マッピング情報生成部404と、マッピング情報出力部405とを備えなくてもよい。
次に、データ配信装置500Cの構成について説明する。
図19は、本実施形態に係るデータ配信装置500Cの構成を示す概略ブロック図である。
データ配信装置500Cは、データ配信装置500が備えるマッピング情報取得部501を備えなくてよい。また、データ配信装置500Cは、データ配信装置500が備えるオフセット情報取得部502、マッピング情報記憶部503、マッピング情報出力部504に代えて、オフセット情報取得部502C、マッピング情報記憶部503C、マッピング情報出力部504Cをそれぞれ備える。
具体的には、マッピング情報記憶部503Cは、固定的な時刻系の変換ルールとしての第1のマッピング情報を予め記憶する。また、マッピング情報記憶部503Cは、オフセット情報取得部502Cから取得したオフセットと、固定的な時刻系の変換ルールとを含んで構成される第2のマッピング情報を記憶する。
次に、オフセット測定装置600Cの構成について説明する。
図20は、本実施形態に係るオフセット測定装置600Cの構成を示す概略ブロック図である。
オフセット測定装置600Cは、オフセット測定装置600が備えるマッピング情報取得部604、オフセット算出部606、オフセット情報出力部607に代えて、マッピング情報取得部604C、オフセット算出部606C、オフセット情報出力部607Cをそれぞれ備える。
オフセット算出部606Cは、オフセット算出部606と同様に、変換部605が統一した時刻系におけるPTSと現場時刻とを取得し、オフセットを算出する。ただし、本実施形態に係る変換部605は、固定的な時刻系の変換ルールに基づいて時刻系を統一するため、時刻系の統一後のPTSと現場時刻との対応関係は、実時間における対応関係と、必ずしも一致しない。しかしながら、時刻系統一後のPTSと現場時刻との対応関係が実際とはずれていたとしても、この統一された時刻系において、PTSと現場時刻との時間差を算出することで、オフセット算出部606Cは、このずれを含んだオフセットを算出することができる。
オフセット情報出力部607Cは、オフセット算出部606Cが算出したオフセットを表すオフセット情報をデータ配信装置500Cに出力する。
以上説明してきたように、本実施形態に係る放送通信データ同期システム1Cにおいて、データ配信装置500Cは、固定的な時刻系の変換ルールと、該変換ルールと実時間との間におけるUTCとSTCとの対応関係の時間のずれを含むオフセットとを、第2のマッピング情報として受信機700に出力する。これにより、放送通信データ同期システム1Cは、放送装置400において、第1のマッピング情報を生成することなく、放送番組と提示対象データとを同期させることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上述した各実施形態において、第2のマッピング情報の形式は、上述したものに限られない。第2のマッピング情報は、例えば、ある特定の時点を表すSTC/PCRの値と、該時点にオフセットΔtを予め加えたUTCの値とを対応付けたものであってもよい。この場合、第2のマッピング情報は、(STC,UTC+Δt)のように2つの値を対応付けた形式で配信される。この形式の第2のマッピング情報を用いる場合、受信機700、700Bの変換部704は、提示対象データの現場時刻にオフセットを加えずに提示時刻を取得することができる。
100 時刻サーバ
200 番組素材送信装置
300、300B 提示対象データ送信装置
400、400C 放送装置
500、500C データ配信装置
600、600A、600C オフセット測定装置
700、700B 受信機
201、301、401 UTC受信部
202 番組素材データ登録部
203 番組素材データ記憶部
204番組素材データ送信部
302 提示対象データ登録部
303提示対象データ記憶部
304 提示対象データ送信部
402 クロック生成部
403 STC生成部
404 マッピング情報生成部
405 マッピング情報出力部
406 番組素材データ受信部
407 放送番組作成部
408 放送信号生成部
409 放送部
501、305B マッピング情報取得部
502、502C オフセット情報取得部
503、503C マッピング情報記憶部
504、504C マッピング情報出力部
505 提示対象データ受信部
506 提示対象データ記憶部
507 提示対象データ送信部
601、701 放送受信部
602 PTS取得部
603 現場時刻取得部
604、604C マッピング情報取得部
605、605A、704、306B 変換部
606、606C オフセット算出部
607、607C オフセット情報出力部
610A オフセット受付部
702 同期用クロック生成部
703 データ受信部
705 同期制御部
706 放送番組ディレイ調整部
707 符号化バッファ
708、608A デコーダ
709 データディレイ調整部
710 コンテンツキャッシュ
711 アプリケーション実行部
712、609A 提示部
Claims (6)
- 第1の時刻系と第2の時刻系との間の対応関係を取得する時刻系関係取得部と、
前記第1の時刻系で表される第1の時刻が付与された番組素材に基づく番組と、前記第2の時刻系で表される時刻であって、当該番組を提示する第2の時刻とを、放送波を介して受信する番組受信部と、
前記対応関係に基づいて、前記第1の時刻と前記第2の時刻との時刻系を、前記第1の時刻系又は前記第2の時刻系に統一する時刻系変換部と、
前記時刻系変換部により統一された時刻系において、前記第1の時刻と前記第2の時刻との間の時間差を取得する時間差取得部と、
を備える情報処理装置。 - 前記時間差取得部は、前記番組素材に付与された第1の時刻を抽出して、前記第1の時刻と前記第2の時刻との間の時間差を算出する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記時刻系変換部により統一された時刻系における前記第1の時刻と前記第2の時刻とを表示する表示部、をさらに備え、
前記時間差取得部は、前記第1の時刻と前記第2の時刻との間の時間差を入力する操作を受け付ける
請求項1に記載の情報処理装置。 - 第1の時刻系で表される時刻であって、番組素材に付与される第1の時刻と、第2の時刻系で表される時刻であって、当該番組素材に基づく番組を提示する時刻を表す第2の時刻とについて、統一された時刻系における時間差を、通信回線を介して出力する時間差出力部、
を備える情報処理装置。 - 第1の時刻系と第2の時刻系との間の対応関係を取得する時刻系関係取得部と、
前記第1の時刻系で表される第1の時刻が付与された番組素材に基づく番組と、前記第2の時刻系で表される時刻であって、当該番組を提示する第2の時刻とを、放送波を介して受信する番組受信部と、
前記第1の時刻が付与された提示対象データを、通信回線を介して受信する提示対象データ受信部と、
前記第1の時刻と前記第2の時刻との間の時間差を取得する時間差取得部と、
前記対応関係と前記時間差とに基づいて、前記番組と前記提示対象データとを同期して提示する提示部と、
を備える受信機。 - コンピュータに、
第1の時刻系と第2の時刻系との間の対応関係を取得する第1ステップと、
前記第1の時刻系で表される第1の時刻が付与された番組素材に基づく番組と、前記第2の時刻系で表される時刻であって、当該番組を提示する第2の時刻とを、放送波を介して受信する第2ステップと、
前記対応関係に基づいて、前記第1の時刻と前記第2の時刻との時刻系を、前記第1の時刻系又は前記第2の時刻系に統一する第3ステップと、
前記第3ステップにおいて統一された時刻系において、前記第1の時刻と前記第2の時刻との間の時間差を取得する第4ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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JP2015100059A JP6478402B2 (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | 情報処理装置、受信機、及びプログラム |
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-
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